JPS63230405A - ピツキングシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複数に区分けされた棚に収納された異種物品
を、所定の物品ごとに所定数取出すピッキングシステム
に関する。

（従来の技術） 傾斜した棚板な有し、その前面に面した棚位置をそれぞ
れ別個の物品の収納位置とし、棚の傾斜を利用して、前
方の物品ケースを取除くと後方の新しいケースが前に出
て来るような構造の流動棚を使用し、これを物品保管場
所に多数配置し、オーダーリストによって所定の種類の
物品を所定の個数だけ作業員が次々と取出して行くオー
ダーピッキングシステムが知られている。

第６図は、特開昭５７−１４５７０４号公報においてす
でに提案されているピッキングシステムに使用される流
動棚の概略構成図である。図において、流動棚１０は、
前方に傾斜している複数段の棚１１を有し、各欄には、
各々異なる物品１２が収容されたケース１３が配置され
ている。棚前面に位置したケース１３から必要な商品１
２を取出していき、ケースが空になればそのケースを除
去することにより、次のケースが棚の前面に出てくるよ
うにする。このような流動棚１ｏは、第７図に示すよう
に、ベルトコンベア１４に対向して配置し、作業者は取
出した物品をベルトコンベアに載置して集荷位置に搬送
させる。１５は流動棚への補充品を収容したパレット格
納棚を示している。

第６図において、棚１１のケース配置位置毎にアイテム
表示灯１６が設けられており、その点灯により物品を取
出すべき棚の位置を作業者に報知する。また、流動棚の
上部中央には取出す物品の個数を表示するデジタル表示
器１７を設け、さらに、流動棚の側部には、物品の取出
しが終了したときに操作される押しボタンスイッチ１８
が設けられている。

（発明が解決しようとする問題点） このような構成の従来の流動棚を用いたピッキングシス
テムにおいては、１単位の流動棚に１個の物品取出し終
了押しボタンスイッチ１８が設けられているのみである
ので、各ケースからの物品取出し終了毎にスイッチを操
作しなければならず、特に該スイッチ設置個所から離れ
た個所に配置されたケースから物品を取出す場合には、
スイッチ操作が煩雑になるという問題があった。また、
アイテム表示灯１６、デジタル表示器１７は、中央指令
所などに設けた単一のデータ表示制御装置により制御さ
れる構成であるため、流動棚を増設すると前記データ表
示制御装置の処理能力が低下し、システムの拡張が図れ
ないという問題があった。

そこで、本発明は、このような従来技術の問題点の解消
を目的としたピッキングシステムを提供するものである
。

（問題点を解決するための手段） 本発明によれば、複数種類に区分けされた物品をそれぞ
れ配列した流動棚を複数設け、各流動棚より指定された
物品を取出すピッキングシステムにおいて、各流動棚の
物品配列個所毎に設けた物品取出位置表示手段、各物品
配列個所毎に設けられ、取出し指令を受けた物品の取出
しを告知する物品取出終了告知手段、各流動棚毎に設け
られ、物品取出位置表示手段と物品取出終了告知手段と
を制御するコントローラ、各棚コントローラを制御する
メインコンピュータとよりなるとッキングシステムが提
供される。

（作用） 本発明は、各物品ごとに取出指定表示ランプと取出し終
了スイッチを設けるとともに、各流動棚毎にコンピュー
タを設け、これをホストコンピュータと接続して、棚か
ら取出す物品の個数と取出位置の表示制御および取出し
終了スイッチの監視制御を行なうので、システムの拡張
が容易となり、また、物品取出し終了スイッチの操作も
円滑に行なえる。

なお、上記コンピュータにおけるホストコンピュータか
ら受ける受注データの受信はバッチ処理とする。

（実施例） 以下、図により本発明の実施例について説明する。第１
図は、本発明の概略構成を示すブロック図である。図に
おいて、ホストコンピュータＡは、各店舗の発注データ
、例えば、店コード、店名、商品の種類や注文個数等の
商品データをメインコンピュータＢに送信する。メイン
コンピュータＢには、商品マスター、棚番マスター、取
出しルートが登録されており、これらのマスター登録デ
ータにより、受信した発注データを加工して、中継器Ｃ
への伝送データを形成する。中継器Ｃは、パスラインＤ
を介してゾーンコントローラＥ１〜Ｅｎに対するデータ
の配信、ラベル発行機Ｌ１コンベアコントローラＨ等の
制御を行なう。

第６図に示したような単位流動棚毎に棚コントローラ０
１１〜Ｇ、。を設け、流動棚の所定数をそれぞれ第１ゾ
ーン、第２ゾーン、・・・第ｎゾーンに区分し、各ゾー
ンの棚コントローラＧ１．〜Ｇ　Ｉｎ＋０２１〜Ｇ２ｎ
＋・・・ば、それぞれゾーンコントローラＥｌ＋Ｅ２＋
　・・・に接続される。また、ゾーンコントローラＥ１
には、店コード表示器Ｆを接続する。

なお、ゾーンコントローラ及び棚コントローラはマイク
ロコンピュータ構成であり、メインコンピュータから各
ゾーンコントローラに送られるデータはバッチ処理され
る。

コンベア１には、第１ゾーンでピッキングされた商品を
収容するコンテナＫＩ、第２ゾーンでピッキングされた
商品を収容するコンテナに２゜・・・が載置され、コン
ベアコントローラＨによりコンベアＩが駆動されて各コ
ンテナがＸ点まで搬送されてくると、ラベル発行機りに
より発行された配送先ラベルが各コンテナに貼り付けら
れる。

第２図は、各棚コントローラの制御構成を示すブロック
図である。図に示すように、棚コントローラＧは、各流
動棚に設けられている取出個数表示器ａ、各段の棚にケ
ース収容位置毎に設けられている表示ランプ（取出指定
表示ランプ）および取出終了スイッチの表示ランプ群ｂ
１〜ｂｎを制御する。

第３図は、本発明による単位流動棚の表示制御回路を示
すものであり、各段の棚の各ケース収容位置毎に表示ラ
ンプｂと取出終了スイッチＳＷを設けておき、棚コント
ローラＧにより、取出すべき商品の表示ランプ制御と、
取出終了スイッチの監視制御を分数制御形式で行なう。

図において、例えば、Ｎｏ　１の表示ランプを点灯させ
る場合には％Ｊｌ端子をＨレベルに、Ｊｏ、端子をＬレ
ベルに設定し、また、Ｎｏ　２の表示ランプを点灯させ
るときには、Ｊ２端子をＨレベルに、ＪＯＩ端子をＬレ
ベルに設定する。商品の取出しが終了し、Ｎｏ　１の取
出終了スイッチＳＷが押されると、Ｊ１→ＪＯＩに至る
回路がオープンとなり、コンパレータｑに対する人力レ
ベルがＨレベルからＬレベルに変化して、コンパレータ
ｑの出力レベルがＨ→Ｌどなる。棚コントローラＧは、
このコンパレータｑの出力変化から商品取出し終了を判
断する。

第４図は、商品の取出個数表示器の一例を示すものであ
り、ケース数ａ１または単品個数ａ２をデジタルで表示
する。

第５図は、本発明の処理手順を示すフローチャートであ
る。次に、このフローチャートについて説明する。同図
（ａ）のゾーンコントローラによる制御は、ゾーンコン
トローラが、受は持ち棚の受注データを中継器から受信
すると（ステップＰＬ）、各欄のコントローラに受信デ
ータを配信しくステップＰ２）、全ての棚コントローラ
は、ビジィからレディになったかどうかをチェックしく
ステップＰ３）、判定がＹＥＳであれば、中継器と交信
して終了コマンドを送信しくステップＰ４）、ステップ
Ｐ１の処理に戻る。

同図（ｂ）は、棚コントローラの制御手順を示すフロー
チャートであり、ステップＰ２の処理において、ゾーン
コントローラから受注データを配信すると、棚コントロ
ーラは受信データを受信しくステップＰ＋＋）、ビジィ
信号を出力しくステ・ンプＰ１２）、商品ＮＯを１にセ
ットする（ステップＰ、３）。

次に、現在の商品Ｎｏの受注データの有無をチェックし
くステップＰ１４）、判定がＮＯであれば、最終商品Ｎ
Ｏのチェックを行なうステップｐＨｌの処理に移行し、
判定がＹＥＳであれば、取出個数表示器に該当商品の受
注個数を表示し、該当商品の表示ランプを点灯する（ス
テップＰ１５）。

次に、終了スイッチオンの確、認をして（ステ・ンブＰ
１６）、判定がＹＥＳであれば、取出個数表示器をブラ
ンクにして、該当表示ランプを消灯しくステップＰＩ７
）、最終商品Ｎｏが設定されているかどうかをチェック
する（ステップＰ１８）。判定がＮＯであれば、商品Ｎ
ｏを１インクリメントして（ステップＰ１９）、ステッ
プｐＨ以下のループ処理を繰返し、判定がＹＥＳであれ
ば、レディ信号を出力して（ステップＰ２ｏ）、ステッ
プｐＨ以下の処理に戻る。

なお、第１図において、ホストコンピュータかからメイ
ンコンピュータに発信される発注データの受信は、バッ
チ処理により実行される。

上記実施例は各流動棚毎に棚コントローラを設けるとと
もに、これら棚コントローラをいくつかまとめてゾーン
を構成し、各ゾーンに含まれる複数台の棚コントローラ
を１個のゾーンコントローラにより制御し、メインコン
ピュータからの指令を一旦棚コントローラにてバッチ処
理するように構成したが、ゾーンコントローラを省略し
、各棚コントローラとメインコンピュータとを中継器Ｃ
を介して接続し、該メインコンピュータが各棚コントロ
ーラを直接制御するように構成することもできる。

上記実施例はスーパーマーケットの集配センターなどに
設けられた商品のピッキングシステムであるが、本発明
は、このような実施例に限定されることなく、たとえば
、ファクトリ−オートメーション化された工場内の部品
のピッキングシステムなどにも使用することができるこ
とはいうまでもないことである。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明は、単位流動棚の各段の棚
に収容される各物品配置位置毎に表示ランプと物品取出
し終了スイッチを設け、各流動棚毎に設けたコンピュー
タにより、取出すべき物品の個数表示と、取出すべき物
品の表示ランプ制御と取出終了スイッチの監視制御を行
なっているので、複数種類の物品の取出しが効率良く実
行できる。さらに本発明においては、メインコンピュー
タからバッチ的に送られたデータを、各棚コントローラ
が別個に処理する分数制御方式を採りでいるので、デー
タの処理がスムーズに実行でき、従って流動棚を増設し
たような場合でも、システム全体の処理能力を低下させ
るようなことがないなど、従来のものに比べて多くの効
果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略構成を示すブロック図、第２図は
棚コントローラのブロック図、第３図は表示制御回路、
第４図は取出個数表示器の説明図、第５図（ａ）、（ｂ
）はフローヂャート、第６図は本発明が適用される流動
棚の外観図、第７図はその上面図である。 Ａ・・・ホストコンピュータ、Ｂ・・・メインコンピュ
ータ、Ｃ・・・中継器、Ｄ・・・パスライン、Ｅｌ。 Ｅ２＋　・・・ゾーンコントローラ、Ｆ・・・店コード
表示器、ＧＩＩ＋　　Ｇ１ｎ１　　Ｇ２１．　　Ｇ２ｎ
＋　・・・棚コントローラ、Ｈ・・・コンベアコントロ
ーラ、■・・・コンベア、Ｋｌ　、に２・・・コンテナ
、Ｌ・・・ラベル発行機。 特許出願人　株式会社　石田衡器製作所代　理　人　弁
理士　　辻　　　　　實第７図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数種類に区分けされた物品をそれぞれ配列した
   流動棚を複数設け、各流動棚より指定された物品を取出
   すピッキングシステムにおいて、各流動棚の物品配列個
   所毎に設けた物品取出位置表示手段、各物品配列個所毎
   に設けられ、取出し指令を受けた物品の取出しを告知す
   る物品取出終了告知手段、各流動棚毎に設けられ、物品
   取出位置表示手段と物品取出終了告知手段とを制御する
   コントローラ、各棚コントローラを制御するメインコン
   ピュータとよりなることを特徴とするピッキングシステ
   ム。
2. （２）各メインコンピュータより各棚コントローラに送
   られたデータはバッチ処理されることを特徴とする特許
   請求の範囲第（１）項記載のピッキングシステム。
3. （３）メインコンピュータから送信されるデータをゾー
   ンコントローラを介して各棚コントローラにバッチ的に
   送られることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記
   載のピッキングシステム。