JPS63229110A - 液体の脱泡処理装置 - Google Patents

液体の脱泡処理装置

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Publication number
JPS63229110A
JPS63229110A JP6002487A JP6002487A JPS63229110A JP S63229110 A JPS63229110 A JP S63229110A JP 6002487 A JP6002487 A JP 6002487A JP 6002487 A JP6002487 A JP 6002487A JP S63229110 A JPS63229110 A JP S63229110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
lower chamber
slit
treated
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6002487A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoji Sakai
酒井 友治
Eizo Yoshida
吉田 栄三
Hiroshi Mihara
三原 紘
Toshio Adachi
足立 利夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
Meishin KK
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
Meishin KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Toryo KK, Meishin KK filed Critical Dai Nippon Toryo KK
Priority to JP6002487A priority Critical patent/JPS63229110A/ja
Publication of JPS63229110A publication Critical patent/JPS63229110A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塗料等の液体中に存在する気泡を脱泡するため
の装置に関する。
[従来の技術] 塗料は一般に粘度が高く、その製造過程において気泡を
含むことが多い、この様な気泡を含む塗料を用いて塗装
を行なうと、形成された塗膜にピンホールが発生したり
、あるいはカーテンフローコーター塗装の際にはカーテ
ン切れを生じたりして、安定且つ良好な塗装を行なうこ
とができない、このため、塗装に先立ち塗料中の気泡を
除去する脱泡処理が必要となる。
この様な脱泡処理は一般に塗料を入れた密閉容器内を減
圧して塗料中の気泡を膨張させて自由表面へと浮上させ
、浮上した気泡膜を破砕して空気中へと逃がして行なわ
れる。
しかし、塗料の粘度はかなり高いために、以上の様な単
なる減圧処理では短時間に十分な脱泡ができない、そこ
で、従来、減圧脱泡処理速度を高めるために、たとえば
、(1)被処理塗料奄強制攪拌したり、(2)被処理塗
料に高速渦流を生ぜしめたり、(3)被処理塗料に超音
波を伝達させたりすることが行なわれていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記(1)の促進方法を採用した脱泡処
理の場合には脱泡処理速度を十分に短縮することができ
ず、且つバッチ処理であるため連続処理が困難であり、
上記(2)の促進方法を採用した脱泡処理の場合には渦
流の遠心力により顔料等の固形分が分離しやすく、且つ
連続処理が困難であり、上記(3)の促進方法を採用し
た脱泡処理の場合には超音波の作用で顔料等の固形分が
凝集しやすく、且つ連続処理が困難であり、更に前記各
手段とも浮上した気泡の破砕能率が低い等の問題点があ
った。
そこで1本発明は、上記の様な従来の脱泡処理における
問題点を解決し、連続運転が容易で且つ液体の品質を損
なうことなく高い速度で脱泡処理が可能な、塗料等の液
体の脱泡処理装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば1以上の如き目的は、被処理液体の導入
される上方室と該上方室の下部にスリット状貫通孔版を
介して配置された下方室とを有し、該下方室には該室内
を減圧するための手段が接続されていることを特徴とす
る。液体の脱泡処理装置、により達成される。
[実施例1 以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を説明
する。
第1図は本発明による塗料の脱泡処理装置の一実施例を
示す縦断面図であり、第2図はそのA−A断面図である
第1図及び第2図において、2は本実施例装置を構成す
る円筒状容器であり、該容器内は上方室4と下方室6と
に区画されている。
8は該上方室4と下方室6とを区画するスリット状貫通
孔板である。該貫通孔板は、図示される様に、平行に配
列された複数のスリット8aを有する。該各スリットの
幅は、被処理塗料の粘度等に応じて該塗料が適切な速度
で且つ充分な薄膜状となって通過する様に適宜設定され
る。たとえば、該スリット幅は20〜2000pmであ
り、好ましくは50〜300 pmである。各スリット
間の間隔、スリット状貫通孔板8の厚さ等は所望の設定
処理条件に応じて適宜定めることができる。
10は上方室4内に被処理塗料を導入するための配管で
あり、該配管は不図示の塗料供給源に接続されており、
該配管の途中には流量制御バルブを介在させる。*料供
給源から供給される被処理塗料は、たとえば新規塗料ま
たは塗装に使用され塗膜形成に寄与せずに回収された塗
料である。
12は上方室4内に導入された被処理塗料の液面の高さ
を検知するためのレベル計である・14は上方室4内の
上下部分の気密調整のための手段であり、該気密調整手
段は上方室4内において対応する開ロバターンを有し水
平方向に相対移動可能な様に互いに密着された2枚のパ
ネル14a、14bと該パネル水平方向の相対位置を設
定するための駆動手段14cとからなる。該駆動手段1
4cにより、2枚のパネル14a、14bのうちの少な
くとも一方が水平方向に移動せしめられ、かくして双方
のパネルの開口が重なり合った位置に通気可俺開ロバタ
ーンが形成され、該開口の面積を適宜設定することによ
り気密度を調節することができる。また、気密!Il整
手投手段は。
被処理塗料をスリット状貫通孔板8衷面に均一に導入す
る機能をも有する。尚、気密調整手段は省略することも
できる。
16は上記下方室6内の空気を排気し該下方室内を減圧
するための配管であり、不図示の減圧源に接続されてお
り、該配管の途中には調圧弁を介在させることもできる
。減圧源としては、たとえば真空ポンプが例示される。
18は上記配管16の容器2内の開口部に対向して該下
方室内に配設された隔壁であり、該配管開口と上記スリ
ット状貫通孔板8のスリット部分から落下する塗料膜と
を隔てている。
2zは下方室6内に導入された塗料の液面の高さを検知
するためのレベル計である。
z4は下方室6の下部に接続された脱泡処理済塗料の回
収のための配管であり、必要に応じて流量制御バルブを
介して塗料タンクや塗装装置へと連通している。
次に、本実施例?を置の動作を説明する。
先ず、配管10の流量制御バルブを閉じ、不図示の減圧
源を作動させて配管16から上方室4内及び下方室6内
の排気を行ない、室内を所望の気圧に減圧する。尚、減
圧度は液体粘度等により異なるが1通常10〜50To
rr程度が適当である。
次に、気密調整手段14の2つのパネル14a、14b
間の配置を駆動手段14cにより適宜調整することによ
り所望の気密状態にする(尚、気密y!l整手投手段は
必ずしも必要なく、その場合には前記気密操作は省略す
る)。
次に、配管lOの流量制御バルブを開き、被処理塗料を
上方室4内に導入する。上方室4内に導入された被処理
塗料はスリット状貫通孔板8を通って下方室6内へと落
下する。この際の塗料の下方室B内への流入速度は2該
下方室内の気圧、上記スリット状貫通孔板8の開口面積
及び気密調整手段14により設定される気密度、塗料の
送給条件、塗料粘度等に応じて決まる。
かくして、スリットB&から下方室6内に流入する塗料
はスリブ)8aの配列パターンに対応した膜状(カーテ
ン状)となり、従って表面積が十分に拡大され且つ薄膜
化が進む状態で下方室内に流下する。このため、該被処
理塗料中の気泡は減圧下その両面の気泡膜部が拡大し、
容易且つ迅速に破砕して、気泡中の空気を放出する。
尚、配管16を通じての下方室6内の排気は隔壁18よ
り塗料流下位置からは隔離されて行なわれるので、塗料
流下状態を乱すことなく、また該配管内に塗料が入り込
むことはない。
以上の様にして塗料は下方室6内に薄膜となって脱泡さ
れながら流下し、容器下部にたまる。
かくして得られた脱泡処理済塗料は、必要に応じ配管2
4から塗料タンクまたは所望の塗装装置等に供給される
尚、上記実施例において、レベル計12により上方室4
内の塗料液面が所定の高さになったことが検出された時
には、配管10に付された流量制御バルブをコントロー
ルして上方室4内への被処理塗料の流入を制限し、また
レベル計22により下方室6内の塗料液面が所定の高さ
になったことが検出された時には、同様に配管lOに付
された流量制御バルブをコントロールして上方室4内へ
の被処理塗料の流入を制限する。この様にして、脱泡処
理を連続的に行なうことができる。
次に、上記実施例脱泡処理装置の特性調査を行なった実
例を示す。
実例1: 粘度3ポイズの透明アクリル樹脂溶液201を攪拌機で
攪拌し、気泡を巻き込ませて白濁溶液とした。
該白濁溶液を第1〜2図に示される脱泡処理装置を用い
て脱泡処理した。
ここで5脱泡処理装置及び脱泡処理は以下の様な条件で
あった。
スリット状貫通孔の幅 :  0.15mmスリー2ト
状貫通孔の高さ :  80mmスリット状貫通孔の全
開口面積 : 0.96crn’ 減圧度 :  30Torr 流量 二 8見/mfn 流下時間 :  2.5mtn 脱泡処理済溶液を目視で観察したところ、透明清澄な溶
液であった。
次に、比較のために、従来の脱泡処理装置の特性調査を
行なった実例を示す。
実例2(比較例): 上記実例1で使用した白濁溶液201を容量lOO見の
真空脱泡装置のタンク中に投入し、減圧度30Torr
で静かに攪拌しなから脱泡処理した。
脱泡処理開始5分後において溶液中には濁りがあり、上
記実例1と同様な透明清澄な溶液となるには20分間か
かった・ 以上の実施例においては、スリット状貫通孔板8が平行
に配列された複数のスリットを有する例が示されている
が、本発明においてはスリット状貫通孔板のスリットは
その他の適宜のパターンであってもよい、即ち、スリッ
トパターンは第3図(a)、(b)、(C)に示される
様に、蛇行状渦巻状あるいは円状その他であってもよい
、また、容器が角筒状である場合には第3図(d)に示
されるパターンであってもよい。
尚、以との説明においては液体として塗料の説明をした
が1本発明の脱泡処理装置は他の脱泡を必要とする各種
液体に適用できることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上の様な本発明によれば、被処理液体をカーテン状に
流下させて表面積を大きくし且つ薄膜状態で減圧するの
で、該液体中の気泡が容易且つ迅速に拡大破砕され空気
を液体の外へ放散し、効率良く脱泡処理ができる。また
、本発明によれば、連続的に被処理液体を導入しなから
脱泡処理を行なうことができ、高い処理能力を維持しつ
つ装置の小型化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
箸1図は木51.明による脱泡処理装置を示す縦断面図
であり、第2図はそのA−A断面図である。 第3図CtL)〜(d)はスリット状貫通孔板の横断面
図である。 2:容器、    4:上方室。 6:下方室、   8ニスリット状貫通孔板、8aニス
リツト、 10.16,24:配管、 12.22ニレベル計、 14:気密調整手段、 18:隔壁。 第1図 第2図 第3図 (Q)             (b)(Cン (d) a

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被処理液体の導入される上方室と該上方室の下部
    にスリット状貫通孔板を介して配置された下方室とを有
    し、該下方室には該室内を減圧するための手段が接続さ
    れていることを特徴とする、液体の脱泡処理装置。
  2. (2)上方室内に気密度調整手段が配設されている、特
    許請求の範囲第1項の液体の脱泡処理装置。
JP6002487A 1987-03-17 1987-03-17 液体の脱泡処理装置 Pending JPS63229110A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6002487A JPS63229110A (ja) 1987-03-17 1987-03-17 液体の脱泡処理装置

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JP6002487A JPS63229110A (ja) 1987-03-17 1987-03-17 液体の脱泡処理装置

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JPS63229110A true JPS63229110A (ja) 1988-09-26

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ID=13130085

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JP6002487A Pending JPS63229110A (ja) 1987-03-17 1987-03-17 液体の脱泡処理装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316606A (ja) * 1989-06-14 1991-01-24 Tanaka Shokuhin Kikai Kk 高粘度流体中の気泡の除去方法及びその装置
US6117212A (en) * 1997-07-22 2000-09-12 International Business Machines Corp. System for evacuating air from a viscous media
JP2021017890A (ja) * 2019-07-19 2021-02-15 伏虎金属工業株式会社 2軸スクリューポンプ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881403A (ja) * 1981-11-09 1983-05-16 Nitsukuu Kogyo Kk 脱泡用薄膜ノズル

Patent Citations (1)

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