JPS63228894A

JPS63228894A - 静止表示モ−ドを有する高品位テレビジヨン受像機

Info

Publication number: JPS63228894A
Application number: JP62063331A
Authority: JP
Inventors: Shinichiro Kitagawa; 北川　紳一郎; Hideji Yanase; 柳瀬　秀治; Yoshikazu Asano; 浅野　善和
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1987-03-18
Filing date: 1987-03-18
Publication date: 1988-09-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、高品位ＴＶ（テレビジョン）受像機なかでも
色信号が時間軸圧縮されて輝度信号とＴＣＩ　（Ｔｉｍ
ｅ　Ｃｏｍｐｒｅｓｓｅｄ　　Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ
）エンコードされ且つ多重サブサンプル処理により帯域
圧縮された形式の高品位＝ｒｖ信号を対象とするＴＶ受
像機に関する。

（ロ）従来の技術上記方式の高品位ＴＶシステムはＮＨＫによって提案さ
れ、その概要は例えば雑誌「日経エレクトロニクス１９
８４年３月１２日号」の第１１２〜１１６頁に紹介され
ている。この方式は、上記雑誌に記載されているように
、４フィールド分のメモリを用いて映像データのフレー
ム間補間を行っているので、上記メモリの動作を制御す
ることによって静止画表示を簡単に行うことができる。

そこで、本出願人は特開昭６０−１９１５９６号公報（
ＨＯ４Ｎ　９／８１）に示される如く、静止モード時に
上記４フィールド分のメモリの書込みを禁止し、このメ
モリから同一内容を繰り返して読出すことによって静止
画表示を行なうようにした高品位ＴＶシステムを先に提
案した。

しかし、この従来例では静止表示モードの場合は常に４
フィールド分の映像信号によって静止画が作成されるの
で、原画像が動画のときは静止画に１ブレ”が生じ不自
然になる。このため、本出願人は、静止モードの際にも
原画像の１７Ｌ／　−Ａ間の動き検出を行ない、動き有
りと検出された場合には１フィールド分の映像信号のみ
を使用し、動き無しと検出された場合のみ４フィールド
分の映像信号を合成して静止画を得るようにした高品位
ＴＶ受像機を、実願昭６１−１２６６４６号で先に提案
した。

（ハ）発明が解決しようとする問題点しかしながら、上記先行技術の受像機では、静止モード
時に使用する１フレーム間動き検出回路を通常モード時
に使用するそれと別個に設けるか、或いは１個のフレー
ム間動き検出回路を上記両モードに切換えて使用しなけ
ればならないため、非常に複雑な構成になる。しかも、
上記１フレーム間動き検出は、サンプル位相のずれた二
点での動き置を検出するようにしているため、サブサン
プルによって帯域内に折り返えされている静止画信号内
の空間的な高域成分を有する部分が誤って動画領域とし
て判断されてしまうと云う欠点があった。

そこで、本発明は、静止画表示を行なう際に静止画信号
を、略正確にしかも簡単に検出でき、それによって正確
に動画信号のみを動画処理して静止表示させることがで
きるようにすることを目的とする。

に）問題点を解決するための手段本発明では、前述の高品位ＴＶ信号の垂直ブランキング
期間内にはフィールド毎の動きの大小を５ビツトのデー
タで示す動き情報が挿入されている点に注目し、静止モ
ード時に４フィールド分のメモリ内の各映像信号に対応
する上記動き情報を検出して、その最大値の動き情報を
出力する動き情報処理回路を設け、この回路の出力に応
じた混合比で、１フィールド分の映像信号のみから得た
静止画信号と４フィールド分の映像信号を合成して得た
静止画信号を混合して静止画表示を行なうようにした。

（ホ）作　用上記構成により、静止画信号に対してはメモリからの４
フィールド分の映像信号からフレーム間補間して得た信
号によって静止画表示が行なわれ、動画に対しては上記
メモリからの１フィールド分の映像信号をフィールド内
袖間して得た信号と上記フレーム間補間により得た信号
を前記動き情報処理回路の出力に応じた混合比で合成し
て得る信号によって静止画表示が行なわれる。

（へ）実施例第１図は本発明による高品位ＴＶ受像機の一実施例を示
している。同図に於いて、（１）は受信したＴＣＩ多重
サブサンプル型式の高品位映像信号を並列８ビツトのデ
ジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換回路、（２）はその映
像信号の各１フィールド分の記憶容量をもつ第１〜第４
メモＱ（Ｍ＋）〜（Ｍ４）からなるフィールドメモリ回
路、（３）はモード切換スイッチＤが静止モード側（ｂ
）に切換えられたときにこのスイッチからの信号によっ
て前記メモリ回路（２）の書込み動作を停止させる制御
回路である。

ここで、Ａ／Ｄ変換回路（１）の出力信号に対して、前
記第１メモリ（Ｍｌ）は１フイールド前、第２メモリ（
Ｍ２）は２フイールド前、第３メモリ（Ｍ５）は３フイ
ールド前、第４メモリ（Ｍ４）は４フイールド前の映像
信号をそれぞれ記憶する。

（４１は前記メモリ回路（２）の各出力が入力されるフ
レーム間補間回路であり、この回路は第１メモリ（Ｍｌ
）と第３メモリＣＭ＆）の出力を直接利用すると共に、
第２メモＩＪ（Ｍりと第４メモリ（Ｍ４）の出力を使用
してフレーム間補間を行ない、その補間後の各１フィー
ルド分の映像信号を順次導出するようになっている。

一方、（６）は前記切換スイッチ０３からの信号によっ
て切換わる第１切換回路（５）を介して前記Ａ／Ｄ変換
回路山の出力信号または第１メモＩＪ（Ｍｌ）の出力信
号が選択的に入力されるフィールド内補間回路であり、
この回路（６１は入力される１フィールド分の映像信号
のみを使用して伝送されていない１ｇ素データを再生す
るフィールド内補間を行なう。

また、（７）は前記Ａ／Ｄ変換回路（１）の出力信号中
の垂直ブランキング期間に挿入されている垂直同期信号
や各フィールド毎の動き情報を分離導出する分離回路で
あり、その垂直同期信号及び動き情報は動き情報処理回
路（８）に入力される。ここで、上記動き情報は、隣接
する各２フィールド間の画像の動きの程度を８段階で示
す３ビツトのデータが上記両フィールド間に位置する垂
直ブランキング期間内に挿入されたものである。そして
、その各動き情報が、第２図の如く上記動き情報を入力
とし垂直同期信号をシフトクロックとするシフトレジス
タ（８ａ）と、最大値選択回路、（８ｂ）の組合せから
なる動き情報処理回路（８）に入力されることによって
、連続する４フイールドの映像信号間に位置Ｔる３個の
動き情報（Ｑｌ）（（Ｃ）（ＱＢ）のうちの最大値のも
のが選択して導出される。

次に、（９）は動き検出回路であり、前記Ａ／Ｄ変換回
路＋１１からの現フィールドの映像信号と第４メモ！Ｊ
（Ｍ４）からの４フイールド前の映像信号を画、　　素
毎に比較し、その比較結果を動き量として出力する。そ
の際、この動き検出回路（９）は前記分離口路（７）か
らの動き情報と比較され、動き情報のデータ値よりも小
さい出力は導出されないようになっているが、これらは
通常の高品位ＴＶ受像機と同一の構成である。

（５）は前記動き検出回路（９）及び動き情報処理回路
（８）の各出力を前記切換スイッチα３からの信号によ
って選択的に導出する第２切換回路であり、この第２切
換回路（５）からの出力が混合回路αＧに与えられるよ
うになっている。この混合回路ｕｔｌｌはフレーム間補
間回路（４）の出力信号とフィールド内袖開回路（６１
の出力信号を前記第２切換回路（５）の出力によって決
定される混合比で混合し、その出力信号をＴＣＩデコー
ダ（１１１に送ってＴＣＩＣフェンコード前品位映像信
号に復元したのち、Ｄ　／　Ａ変換回路Ｕでアナログ信
号に変換し映像出力段に供給するようになっている。

したがって、斯る構成に依れば、切換スイッチｕ３を静
止モード側（ｂ）に切換えた場合には、その直前に第１
〜第４メモリ（Ｍｌ）〜（Ｍ４）に記憶された映像信号
によって静止画用の信号が作成されることになるが、そ
の際、入力される原映像信号が静止画信号であるか、動
画信号であるかによって次のように処理される。即ち、
上記第１〜第４メモＩＪ（Ｍｌ）〜（Ｍ４）に記憶され
ている映像信号が静止画信号である場合には、その４フ
ィールド分の映像信号に対応する５個の動き情報は何れ
も「動きなし」を示す４　”ｏｏｏ”となっている。な
ぜなら、静止モード時には切換スイッチ０からの信号が
動き情報処理回路（８）内のシフトレジスタ（８ａ）（
７）ホールドパルスとして印加され、このシフトレジス
タのシフトが停止されているからである。

従って、この動き情報処理回路（８１の出力は”ｏａａ
”になり、このため混合回路ｕＧはフレーム間補間回路
（４）の出力信号のみを出力することになる。

一方、前記第１〜第４メモリ（Ｍｌ）〜（Ｍ４）内の映
像信号が動画信号である場合は、これらに対応する３個
の動き情報は００１”〜”１１１’内の値になっており
、動き情報処理回路（８１はそのうち最大値の動き情報
を出力している。このため、混合回路ｕ０はその動き情
報に応じた混合比に設定され、その混合比で４フィール
ド分の映像信号から作成されたフレーム間補間回路（４
）の出力信号と、フィールド内補間回路（６１の出力信
号が混合されて静止画用の映像信号が作成されることに
なる。その際、上記動き情報が＠１１１”のときはフィ
ールド間の動きが最大であるから、このときは混合回路
（［（ＩＩはフィールド内補間回路（６１の出力信号の
み合を小さくして行くのである。

また、切換スイッチαＪを通常モード側（ａ）に切換え
た場合は、上述と同様にそれぞれ静止画部処理及び動画
部処理された各映像信号の合成が、動き検出回路（９）
の出力に応じて行なわれるが、これは従来の高品位ＴＶ
受像機の動作そのものであり、また、その動作は一部前
述したので、これ以上の説明は割愛する。

（ト）発明の効果本発明の高品位テレビジョン受像機に依れば、放送局側
から伝送されるフィールド毎の動き情報を静止画再生を
行なう際にも使用して、原映像信号が静止画信号か、動
画信号かを検出しているので、この検出を確実且つ蘭単
に検出でき、従って、静止画信号に対しては静止両部処
理し、動画信号に対してのみ正確に動画部処理して得た
映像信号によって静止表示を行なうことができる。この
ため、動画を含む原画像に対してブレのない自然な静止
画を提供できる。しかも、静止モード時に使用する動画
信号／静止画信号の検出回路の構成が簡単になるから、
それを安価に実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による高品位ＴＶ受像機の一実理回路の
詳細を示すブロック図である。（２）・・・フィールドメモリ、　１５１（５’）・・
・第１第２切換回路、（８）・・・動き情報処理回路、
（１０１・・・混合回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）色信号が時間軸圧縮されて輝度信号とＴＣＩエン
コードされると共に、多重サブサンプル方式により帯域
圧縮され、且つ、垂直ブランキング期間内にフィールド
毎の動きの大小を示す動き情報が挿入された高品位映像
信号を４フィールド分のフィールドメモリを使用してフ
レーム間補間した信号と、現フィールドの高品位映像信
号のみによりフィールド内補間した信号とを動き検出出
力に応じた混合比で混合した後ＴＣＩデコードして映出
するようにした高品位テレビジョン受像機に於いて、静
止モード時に前記メモリへの書込みを禁止する手段と、
静止モード時に前記メモリからの１フィールド分の映像
信号をフィールド内補間回路に入力するよう切換える手
段と、前記静止モード時に前記メモリ内の各映像信号に
対応する上記動き情報を検出してその最大値の動き情報
を出力する動き情報処理回路と、前記動き検出出力に代
えて上記動き情報処理回路の出力で前記混合比を制御す
るよう切換える手段とを備えてなる静止モードを有する
高品位テレビジョン受像機。