JPS63227439A - 自動車用側張り縁部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項１の上位概念に記載の自動車用側張り
縁部にする。

エラストマー材料の形材条片で覆われている個のような
自動車用側張り縁部は、例えばドイツ連邦共和国公開特
許公報第３０　０３　２１６号および第３１　５０　０
２７号並びにドイツ連邦共和国実用新案公報第６８　０
８　０２５号から知られているが、これらの自動車用側
張り縁部にあっては特に、屋根板と自動車の側壁板との
側面での結合はこの形で形成されており、この結合領域
内に設けられている形材条片は、鋭角な板縁部を覆うこ
とに、生じる長手方向間隙を充填することに、もしくは
この間隙全体を覆うことに役立ち、および／または特に
可動の車体部分、例えばドア或いはウィンドに対する車
体部分の封隙を行うのに役立つ。更に形材条片の外側面
に或いはその内部に雨水溝もしくは封隙部を形成する溝
或いは舌片部が加工されている。

従来、この様式の自動車用側張り縁部は一般に、その形
材条片によって覆われている領域において全長手方向の
輪郭推移にあって一定な断面輪郭を有するように形成さ
れており、従って形材条片は同様に長手方向で一定な断
面輪郭でもって一貫して上記断面輪郭に適合するように
設けられることが可能である。このことは明らかに、自
動車車体の構造的なおよび美的な造形可能性を著しく制
限しかつ損なう。何故ならこれにより、設計者およびデ
ザイナ−にとってしばしば、一方では当該自動車用側張
り縁部を形成する継ぎ目もしくは二つの車体部分の、特
に屋根部分の、接合位置を、他方では一つ或いは多数の
側壁部分を、空気力学的な並びに美的な観点の下で最適
な車体形状であることの条件が充足される傍ら、車体の
最適な強度−特に事故の際に問題となる負荷方向での車
体枠の最大の剛性−が得られるように設けることの自由
も、そのように形成することの自由も得られないからで
ある。

こう言ったことから本発明は、冒頭に記載した様式の自
動車用側張り縁部を、上記の制約がもはや生じることが
ないように構成することを課題としている。

上記の課題は本発明により、冒頭に記載した様式の、請
求項１の特徴部に記載した自動車用側張り縁部によって
解決される。他の請求項には本発明による自動車用側張
り縁部の優れた構成を記載した。

本発明による −その少なくとも一つの側方領域が長手方向で交番する
断面を備えている自動車用側張り縁部、と −その相当する側方領域がそれぞれ互いに交番する断面
輪郭を備えている、エラストマー形材条片、 との組合わせにより、特に簡単な、技術的なかつ美的に
巧みな方法で、例えば自動車屋根と車体部分間の長手方
向結合部を窓開閉部或いは扉開閉部の上方縁部の領域内
に設けることが可能となり、この領域において側方部分
は一貫した等しく湾曲した面として推移せず、一部は凹
んだ形状で、一部は突出した形状で形成され、かつこの
場合自動車用側張り縁部の中央の断面領域のみが、およ
びこの自動車用側張り縁部に固定された形材条片の中央
断面領域のみが直線状に或いは僅かに湾曲した、特に単
調に湾曲した輪郭推移をとる。自動車用側張り縁部およ
び形材条片の中央断面領域がこの自動車用側張り縁部お
よび形材条片の側方領域の少なくとも一つとは異なる長
手方向輪郭推移を有しているにもかかわらず、本発明に
より形材条片がこの側方領域の外縁部とも一貫して隙間
なく車体に支持されることが保証される。これによって
一方では自動車用側張り縁部の当該側方領域が汚物およ
び水の侵入に対して封隙されるように覆われ、他方では
形材条片が側方への傾倒およびずれに対して安定化され
、この場合この目的のためには一般的になっている特別
な処置、例えばこの形材条片内に埋設される金属形材に
よるこの形材条片の横方向強化を一般に必要としない。

本発明により使用される形材条片は特にエラストマー材
料を射出成形することによりこの射出成形機のノズルに
より断面を付した連続体から成り、この射出成形に引続
きこの連続体から長手方向で切断を行うことによって少
なくとも一つの側面において異なる幅で断面部分が切取
られる。

未発明による自動車用側張り縁部とその形材条片を結合
するため自動車用側張り縁部は特にその中央領域に沿っ
て木質的に等しい間隔で設けられる−特にＴ−字形のボ
ルトの様式の一突出部一を備えており、形材条片の中央
領域内には本質的にＣ−字形の断面を有する一貫したか
つ上記の突出部を形状一体的に囲繞する締付は条片が頑
丈に埋設されている。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明する。

第１図に図示した本発明による自動車用側張り縁部２は
二つの車体板部分の組立て部であり、これらの車体部分
のうち一つの部分は特に屋根板であり、他方の部分はこ
の板部分と溶接により組合わされる車体の側板である。

自動車用側張り縁部２の中央領域２ａは長手方向でほぼ
直線状に或いは僅かな−特に単調な一湾曲をもって推移
しており、従って形材条片１はその相当して推移してい
る中央部分１ａでもって難無くこの中央領域２ａに固定
可能である。この固定のためは特に、本質的にＣ−字形
の断面を有している、形材条片１内に埋設される締付は
条片３が働く。この締付は条片は中央領域２ａに沿って
自動車用側張り縁部に垂直に起立して固定されるＴ−字
形のボルト４と協働することにより、Ｔ−字形のボルト
４がその頭部部分或いはこれに工程される円錐形の中間
部分を弾性的に締付けるように囲繞する。

上方の側方領域１ｂと２ｂは図示した実施例にあっては
中央領域１ａと２ａと相応した一様な輪郭推移を示して
いる。これに対して、例えば側方窓および側方扉の上方
境界部に沿って思考している自動車用側張り縁部の下方
側方領域２ｃは本発明により隆起した部分と凹んだ部分
Ｉ、■および、■を備えている。これらの部分は本発明
により形材条片１の側方領域１ｃの横方向の延長部Ｌ　
（１）、Ｌ　（Ｕ）およびＬ（■）の相応する短い寸法
もしくは長い寸法により、側方領域１ｃと２０がその全
長手方向延長部において互いに連続的に当接し合うよう
に、均衡されている。これにより、自動車用側張り縁部
の汚物或いは水の侵入に対する封隙が達せられるような
覆い部が形成されるのみならず、形材条片が側方で生じ
る力により傾倒することも回避される。これは特に、形
材条片が一第２図に図示したように一付加的に封隙舌片
５或いは類似物を備えており、これらの封隙舌片が扉封
隙部として働くが、しかし−形材条片がその側方領域１
ｃの一貫した支持部により両側で充分な安定性が得られ
ない場合−その機能を異論無く発揮するには形材条片内
の付加的な強化作用を行う金属挿入物を必要とするよう
な場合に重要な構成である。

形材条片１は本発明により特に押出成形により無端状に
成形された連続体の部分として形成されており、この部
分はエラストマー材料から成り、その側方領域１ｃから
長手方向の連続的な切断により一白動車用側張り縁部２
の側方領域２ｃの長手方向輪郭に相応して一異なる幅で
一第２図に図示したように御所面部分Ｑ（１）、Ｑ　（
ＩＩ）が切取られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は形材条片を備えた本発明による自動車用側張り
縁部の、その長手方向の延長部の異なる位置における横
断面の透視図、 第２図は本発明による形材条片の横断面図での、特にそ
の側方領域を形成する横断面輪郭を切断して示した図。 図中符号は、 １・・・形材条片 ２・・・自動車用側張り縁部 １ａ、１ｂ、１ｃ・・・側方領域 ２ａ、２ｂ、２ｃ・・・側方領域 ３・・・締付は条片 ４・・・突出部 Ｉ５■、■・・・突出部と凹み部 Ｌ　（Ｉ）、Ｌ　（ＩＩ）、Ｌ　（ＩＩＩ）　・・・横
延長部Ｑ　（１）、Ｑ　（ＩＩ）、Ｑ　（［［・・・横
部分Ｑ（ｍ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、長手方向で真っ直ぐに或いは僅かに湾曲して−特に
   単調に湾曲して−連続している中央の断面領域（１ａ）
   並びにこの断面領域に対して両側で設けられている二つ
   の側方領域 （１ｂ、１ｃ）とを備えており、この場合形材条片（１
   ）の上記中央断面領域（１ａ）が自動車用側張り縁部（
   ２）の相応する連続した中央領域（２ａ）と力一体的に
   および／または形状一体的に結合しており、かつ形材条
   片（１）の側方領域（１ｂ、１ｃ）の少なくとも一つが
   一貫して自動車用側張り縁部（ ２）の相当する側方領域（２ｂ、２ｃ）支持されている
   様式の、自動車用側張り縁部を少なくとも部分的に覆っ
   ていてかつエラストマー材料から成る形材条片を備えた
   自動車用側張り縁部において、自動車用側張り縁部（ ２）の少なくとも一つの側方領域（２ｃ）がその長手方
   向輪郭推移に沿って車体表面の面法線の方法で凹んでい
   るかもしくは突出している部分（ I 、II、III）を有し
   ていること、形材条片（１）が自動車用側張り縁部（２
   ）の長手方向輪郭推移に適合されており、これにより自
   動車用側張り縁部に相当する側方領域（１ｃ）が自動車
   用側張り縁部（２）の凹んだ長手方向部分内で相応して
   長いもしくは突出している長手方向部分内において相応
   して断面延長部（Ｌ（ I ）、Ｌ（II）、Ｌ（ III））の短い寸法に相応してその自由端で一貫して自
   動車用側張り縁部の側方領域（２ ｃ）に当接するように構成されていることを特徴とする
   、上記自動車用側張り縁部。 ２、形材条片（１）が無端状態でに押出し成形されたか
   つエラストマー材料から形成された角を削がれた部分の
   連続体であり、この連続体の少なくとも一つの側方領域
   （１ｂ、１ ｃ）から長手方向での一貫した切断により異なる幅の断
   面部分（Ｑ（ I ）、Ｑ（III））が切取られている、請
   求項１記載の自動車用側張り縁部。 ３、自動車用側張り縁部（２）がその中央領域（２ａ）
   に沿って突出部（４）−特に等間隔に設けられているＴ
   −字形ボルト−を有しており、かつ形材条片（１）がそ
   の中央領域 （１ａ）と固く結合されていてかつ長手方向で連続して
   いる締付け条片（３）を本質的にＣ−字形の、突出部（
   ４）を形状一体的に囲繞している断面を備えている、請
   求項１或いは２記載の自動車用側張り縁部。