JPS63226457A - 鋼材揚重用高所作業車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は例えば橋梁の補修２点検、検査、塗装工事に使
用する吊足場用鋼材を筒所へ揚重する鋼材揚重用高所作
業車に関するものである。

（従来の技術） 従来の鋼材揚重用高所作業車を第７．８．９図により説
明すると、　（０１）が鋼材揚重用高所作業車の車体、
　（０２）が同車体（０１）上に設けたブーム用旋回装
置、　（０３）が同ブーム用旋回装置（０２）上に固定
したブーム支持台、　（０５）が伸縮可能なブーム、（
０４）が同ブーム（０５）の基端部を上記ブーム支持台
（０３）の上端部に枢支する起伏中心軸、　（０６）が
上記ブーム（０５）と上記ブーム支持台（０３）との間
に介装した油圧シリンダ、　（０７）が上記ブーム（０
５）とともに伸縮する多段の梯子、　（０８）が同梯子
（０７）の手摺。

（０９）が上記ブーム（０５）及び上記梯子（０７）の
先端部に取付けた鋼材揚重用作業台で、ブーム用旋回装
置（０２）を作動して、ブーム（０５）を水平方向に旋
回させ、油圧シリンダ（０６）を伸長方向に作動して。

ブーム（０５）を起伏中心軸（０４）を中心に起立させ
て。

鋼材揚重用作業台（０９）上に載せて置いたＨ型鋼材を
適当な高さ位置まで揚重し１次いでブーム（０５）を旋
回させるか伸縮方向に作動させる。或いは鋼材揚重用作
業台（０９）に設けた筒易クレーン（図示せず）を操作
することにより、鋼材揚重用作業台（０９）上に載せた
Ｆ１型鋼材の位置及び向きを微調整して、Ｈ型鋼材を所
定位置に据え付けるようにしている。

（発明が解決しようとする問題点） 前記第７．８．９図に示す従来の鋼材揚重用高所作業車
では、鋼材揚重用作業台（０９）上に載せて置いたＨ型
鋼材を適当な高さ位置まで揚重した後。

ブーム（０５）を旋回させるか伸縮方向に作動させる。

或いは鋼材揚重用作業台（０９）に設けた簡易クレーン
を操作して、鋼材揚重用作業台（０９）上に載せたＨ型
鋼材の位置及び向きを微調整するので、所定位置に据え
付けのに多くの時間を要して１作業能率が悪い。またＨ
型鋼材を鋼材揚重用作業台（０９）上に載せた不安定な
状態においてブーム（０５）を旋回させたり、伸縮方向
に作動させて、微調整作業を行うので、また鋼材揚重用
作業台（０９）に設けた簡易クレーンを使用する場合に
は、同簡易クレーンを高所で操作するので、微調整作業
に危険を伴うという問題があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記の問題点に対処するもので、伸縮可能なブ
ームの基端部を車体上に旋回及び起伏を可能に取付け２
作業台支持アームの基端部を同ブームの先端部に水平軸
を中心としだ回動を可能に取付け、鋼材揚重用作業台を
同作業台支持アームの先端部に取付けた鋼材揚重用高所
作業車において、前記鋼材揚重用作業台を前記作業台支
持アームの先端部に傾動、旋回、及び水平方向へのスラ
イドを可能に取付け、鋼材掴持装置支持アームの下端部
を前記作業台支持アームの先端部に水平軸を中心とした
回動を可能に取付け、鋼材掴持装置を同鋼材掴持装置支
持アームの上端部に旋回、及び水平軸を中心とした回動
を可能に取付けたことを特徴としている。

本発明の目的とする処は、揚重後の鋼材の微調整作業を
迅速に、安全に行うことができる改良された鋼材揚重用
高所作業車を供する点にある。

（作用） 本発明の鋼材揚重用高所作業車は前記のように構成され
ており、鋼材を鋼材掴持装置により掴持し１次いでブー
ムを旋回、起立、伸長させて、Ｗ４材を所定の高さ位置
まで描重し９次いで作業台支持アーム基端部の水平軸を
中心とした回動と、鋼材揚重用作業台の傾動、旋回、及
び水平方向への移動と、１２１材閣持装置支持ア一ム下
端部の水平軸を中心とした回動と、鋼材掴持装置の旋回
、及び水平軸を中心とした回動とを適宜行い、鋼材の位
置及び向きを微調整して、８Ｉ材を据え付ける。

（実施例） 次に本発明の鋼材揚重用高所作業車を第１図乃至第６図
に示す一実施例により説明すると、第１゜２．３図の（
１）が鋼材揚重用高所作業車の車体。

（２）が同車体（１）上に設けたブーム用旋回装置。

（３）が同ブーム用旋回装置（２）上に固定したブーム
支持台、（５）が伸縮可能なブーム、（４）が同ブーム
（５）の基端部を上記ブーム支持台（３）の上端部に枢
支する起伏中心軸、（６）が上記ブーム（５）と上記゛
ブーム支持台（３）との間に介装した油圧シリンダ。

（７）が上記ブーム（５）とともに伸縮する多段の梯子
、（８）が同梯子（７）の手摺、　（１０）が作業台支
持アーム、（９）が同作業台支持アーム（１０）の基端
部を上下方向に回転可能に支持する水平軸、　（１０ａ
）が上記ブーム（５）の先端部と上記作業台支持アーム
（１０）の先端部との間に介装した油圧シリンダで、同
油圧シリンダ（１１）を伸縮方向に作動して５作業台支
持アーム（１０）を水平軸（９）を中心として第５図の
矢印り方向に起伏させるようになっている。また第２．
４．５図の（１１）が上記作業台支持アーム（１０）の
先端部にＴ字状に取付けた作業台支持軸２（１２）が同
作業台支持軸（１１）の一端部に第４図矢印ａ方向の回
転を可能に取付けた作業台傾動装置、（１３）が同作業
台傾動装置（１２）を上記矢印ａ方向に回転させる傾動
装置用駆動モータで、同傾動装置用駆動モータ（１３）
が上記作業台支持軸（１１）に取付けられている。また
（１４）が上記作業台傾動袋ｖＪ、（１２）上に垂直軸
を中心とする旋回を可能に取付けた旋回台、　（１５）
が同旋回台（１４）を第４図の矢印す方向に３６０’旋
回させる旋回台用駆動モータで、同旋回台駆動用モータ
（１５）が上記作業台傾動装置（１２）に取付けられて
いる。また第４＋　　５＋　　６図の（１６）が上記旋
回台（１４）上に固定した作業台支持部材。

（１７）　（１７）が同作業台支持部材（１６）の対向
両側縁に設けたレール、　（１８）が作業台、　（１９
）が同作業台（１８）の底板、　（２０）　（２０）が
同底板（１９）に回転可能に取付けた回転軸、（２１’
）が同各回転軸（２０）の両端部に取付けた車輪で、同
各車輪（２１′）が上記各レール（１７）上に載って１
作業台（１８）が作業台支持部材（１Ｇ）上を第４図の
矢印Ｃ方向に移動可能になっている。

また（２１）が送りねじ軸、　（２２）　（２２）が同
送りねじ軸（２１）の両端部を上記作業台支持部材（１
６）に回転可能に支持する軸受、　（２３）がハンドル
で、同ハンドル（２３）の下端部が上記送りねじ軸（２
１）の一端部にラチェット機構（２６）を介して取付け
られている。

なお同ラチェット機構（２６）は、ハンドル（２３）の
下端部に取付けた前進用ラチェツト爪及び後進用ラチェ
ツト爪と、上記送りねじ軸（２１）の一端部に取付けた
前進用ラチェツト歯及び後進用ラチェツト歯とにより構
成されている。また（２４）が上記送りねじ軸（２１）
に螺合したナツトで、同ナツト（２４）が取付は板（２
５）を介して上記作業台（１８）の底板（１９）に固定
されており、前進用ラチェツト爪を前進用ラチェツト歯
に係合し、後進用ラチェツト爪を後進用ラチェツト歯か
ら外して、ハンドル（２３）を第６図の矢印ｄ方向に繰
り返し揺動すると、送りねじ軸（２１）が一方向に回転
して、ナラ）　（２４）とナツト取付は板（２５）と作
業台（１８）の底板（１９）とが第４図の矢印Ｃ方向（
前進方向）に移動するように。

また後進用ラチェツト爪を後進用ラチェツト歯に係合し
、前進用ラチェツト爪を前進用ラチェツト歯から外して
、ハンドル（２３）を第６図の矢印ｄ方向に繰り返し揺
動すると、送りねじ軸（２１）が他方向に回転して、ナ
ツト（２４）とナツト取付は板（２５）と作業台（１８
）の底板（１９）とが第４図の矢印Ｃ方向（後進方向）
に移動するようになっている。また（２７）が鋼材掴持
装置支持アーム、　（２８）が同鋼材閃持装置支持アー
ム（２７）の下端部を上記作業台支持軸（１１）を中心
として第５図の矢印ｅ方向に２７０１回動させるアーム
回動装置、　（２９）が同アーム回動装置（２８）の駆
動モータで、同駆動モータ（２９）が上記作業台支持軸
（１１）に取付けられている。また（３０）が上記鋼材
閲持装置支持アーム（２７）の上端部に垂直中心軸を中
心として第４図矢印ｆ方向に３６０°の旋回を可能に取
付けた旋回台、　（３１）が同旋回台（３０）の駆動モ
ータで、同駆動モータ（３１）が上記鋼材掴持装置支持
アーム（２７）の上端部に取付けられている。また（３
２）が上記旋回台（３０）上に取付けた回転軸支持部材
、　（３３）が同支持部材（３２）により回転可能に支
持された回転軸、　（３４）が同回転軸（３３）を第４
図の矢印ｇ方向に回転させる駆動モータで、同駆動モー
タ（３４）が上記回転軸支持部材（３２）に取付けられ
ている。また（３５）　（３５）が上記回転軸（３３）
の両端部に着脱自在に取付けた下側のＨ型鋼付掴持用治
具、　（３６）（３６）が上側のＨ型鋼材１囚持用治具
で、同各Ｈ型鋼付掴持用治具（３６）を上記各Ｈ型鋼付
掴持用治具（３５）に差し込み固定して。

Ｈ型鋼材（３７）を同各Ｈ型鋼付掴持用治具（３５）　
（３６）により悶持するようになっている。

次に前記第１図乃至第６図に示す鋼材揚重用高所作業車
の作用を具体的に説明する。各Ｈ型鋼付掴持用治具（３
６）を各Ｈ型鋼付掴持用治具（３５）に差し込み固定し
て、Ｈ型鋼材（３７）を同各Ｈ型鋼付掴持用治具（３５
）　（３６）により閲持し２次いでブーム（５）を旋回
、起立、伸長させて、Ｈ型鋼材（３７）を所定の高さ位
置まで揚重し９次いで以下の６１８Ｊｌ整操作をＨ型鋼
材（３７）の据え付は位置に対応して適宜行う、即ち、
　（■）油圧シリンダ（１０ａ）を伸縮方向に作動して
１作業台支持アーム（１０）を水平軸（９）を中心とし
て第５図の矢印り方向に起伏させる。（■）駆動モータ
（１３）を起動し９作業台傾動装置（１２）を作動して
１作業台（１８）を第４図矢印ａ方向に傾動させる。（
Ｉ［［）駆動モータ（１５）を起動して、旋回台（１４
）及び作業台（１日）を第４図の矢印す方向に旋回させ
る。（ｍＶ）前進用ラチェツト爪を前進用ラチェツト歯
に係合し、後進用ラチェツト爪を後進用ラチェツト歯か
ら外して、ハンドル（２３）を第６図の矢印ｄ方向に繰
り返し揺動し、送りねじ軸（２１）を一方向に回転して
、ナツト（２４）とナツト取付は板（２５）と作業台（
１８）の底板（１９）とを第４図の矢印Ｃ方向（前進方
向）に移動させるか。

後進用ラチェツト爪を後進用ラチェツト歯に係合し、前
進用ラチェツト爪を前進用ラチェツト歯から外して、ハ
ンドル（２３）を第６図の矢印ｄ方向に繰り返し揺動し
、送りねじ軸（２１）を他方向に回転して、ナツト（２
４）とナツト取付は板（２５）と作業台（１８）の底板
（１９）とを第４図の矢印Ｃ方向（後進方向）に移動さ
せる。（Ｖ）駆動モータ（２９）を起動して、鋼材掴持
装置支持アーム（２７）を作業台支持軸（１１）を中°
心として第５図矢印Ｃ方向に回動させる。（■）駆動モ
ータ（３１）を起動して、旋回台（３０）を第４図の矢
印ｆ方向に旋回させる。（■）駆動モータ（３４）を起
動して９回転軸（３３）を第４図の矢印ｇ方向に回転さ
せる。

（発明の効果） 本発明の鋼材揚重用高所作業車は前記のように鋼材を鋼
材掴持装置により冊持し５次いでブームを旋回、起立、
伸長させて、鋼材を所定の高さ位置まで揚重し９次いで
作業台支持アーム基端部の水平軸を中心とした回動と、
鋼材揚重用作業台の傾動、旋回、及び水平方向への移動
と、鋼材掴持装置支持アーム下端部の水平軸を中心とし
た回動と、鋼材ＩＢａ持装置の旋回、及び水平軸を中心
とした回ｖＪとを適宜行い、鋼材の位置及び向きを′４
ＲＬｍ整して、鋼材を据え付けるので、揚重後の鋼材の
微調整作業を迅速に、安全に行うことができる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる鋼材揚重用高所作業車の一実施
例を示す平面図、第２図はその側面図。 第３図はその背面図、第４図は第２図の矢視Ｔ’／−■
線に沿う鋼材揚重用作業台及び鋼材掴持装置の拡大前面
図、第５図は第４図の矢視Ｖ−Ｖ線に沿う鋼材揚重用作
業台及び鋼材掴持装置の拡大側面図、第６図は鋼材揚重
用作業台の水平方向への移動装置を示す斜視図、第７図
は従来の鋼材揚重用高所作業車を示す平面図、第８図は
その側面図。 第９図はその背面図である。 （１）・・・車体、（２）・・・ブーム用旋回装置、（
５）ブーム、（６）・・・ブーム起伏用油圧シリンダ、
（９）・・・水平軸、　（１０）　　・・・作業台支持
アーム、（１２）・・・傾動装置、　（１３）　　・・
・旋回台、　（１Ｂ）　　・・・鋼材揚重用作業台、　
（１９）　　・・・鋼材揚重用作業台（１８）の底板、
　（２２）〜（２６）・・・水平方向への移動装置、　
（２７）・・・鋼材掴持装置支持アーム。 （３０）・・・旋回台、　（３３）・・・水平軸、　（
３５）　（３６）・・・鋼材掴持装置、　（３７）　　
・・・鋼材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伸縮可能なブームの基端部を車体上に旋回及び起伏を可
   能に取付け、作業台支持アームの基端部を同ブームの先
   端部に水平軸を中心とした回動を可能に取付け、鋼材揚
   重用作業台を同作業台支持アームの先端部に傾動、旋回
   、及び水平方向への移動を可能に取付け、鋼材掴持装置
   支持アームの下端部を前記作業台支持アームの先端部に
   水平軸を中心とした回動を可能に取付け、鋼材掴持装置
   を同鋼材掴持装置支持アームの上端部に旋回、及び水平
   軸を中心とした回動を可能に取付けたことを特徴とする
   鋼材揚重用高所作業車。