JPS63226444A - 棟面戸板 - Google Patents

棟面戸板

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Publication number
JPS63226444A
JPS63226444A JP13144987A JP13144987A JPS63226444A JP S63226444 A JPS63226444 A JP S63226444A JP 13144987 A JP13144987 A JP 13144987A JP 13144987 A JP13144987 A JP 13144987A JP S63226444 A JPS63226444 A JP S63226444A
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JP
Japan
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plate
connecting member
door
roof
pipe
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Pending
Application number
JP13144987A
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English (en)
Inventor
孝 平井
高橋 常蔵
兼子 義郎
幸彦 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Hirai Engineering Corp
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Hirai Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd, Hirai Engineering Corp filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP13144987A priority Critical patent/JPS63226444A/ja
Publication of JPS63226444A publication Critical patent/JPS63226444A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、散水屋根の棟部分に、空隙を塞ぐために取り
付けられる裸面戸板に関するものである。
従来の技術 屋根の棟部分に取り付けられ、雨水の侵入を防止Jる裸
面戸板は特開昭59−77253号公報としですでに提
案されている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このものは−・枚の板を折り曲げて屋根取り付
は部と、水返し壁を形成した面戸板であり、屋根板の接
続部分間の距離の変更に伴なって、長さを変えることが
できないものであった。
本発明の目的は、野地幅によって屋根板の接続部分間の
距離が変わっても、それに対応して良さ調整ができ、散
水屋根上に、送水管、散水管を簡単に配設でき、隙間な
く屋根板と接触して雨水の吹き上げを防ぐことのできる
裸面戸板を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明の裸面戸板は、板体のに縁略中央を切欠いてパイ
プ嵌合切欠部を形成し、該傾斜板の下縁に嵌合凹部を形
成し、前記板体の前面の嵌合凹部の上方には、パイプ取
付受台を張り出して設けた面戸摺動調整板と、上端が棟
側に傾斜Jる平板の上手縁に、前記面戸摺動調整板の上
下縁に嵌着する摺動係合溝を設け、前記平板の一側縁下
部に屋根板の接続部分に嵌合する係合段部を切欠いて設
けた二個の面戸基板とからなることを特徴とする構成を
有するものである。
作  用 面戸摺動調整板の両端に、面戸基板の摺動係合溝が前記
面戸摺動調整板の上F縁に嵌合するようにして前記面戸
摺vJ調整板の裏面に横方向よりそれぞれ一個ずつの面
戸基板を沖通しで線面戸板を組立てる。次に、面戸摺v
J調整板の一ト縁に設けた嵌合凹部に屋根板の凸部を嵌
入し、面戸基板の係合段部に屋根板の接続部分を嵌合し
、線面戸板を屋根の棟寄り端部に取り付ける。モして面
戸摺動調整板のパイプ嵌合切欠部に縦方向の送水管を挿
通し、横方向の散水管を面戸摺動調整板のパイプ取付受
台上面に係合する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第30図は、散水装置付き屋根の完成状態の斜視図を示
し、Aは中間部接続部材、Bはこれら中間部接続部月へ
、A間に取付けられた屋根板、A′は側部接続部材で、
この側部接続部材Δ′の片側には屋根板Bが取付けられ
ず、側端面部材C(第2図)が取付けられる。
Dは中間部接続部材Aの中間部接続部材カバー、D′は
側部接続部材A′の側部接続部材カバー、Eは装飾キャ
ップ、Gは軒先支持材、■は棟冠、Lは端部棟冠、Mは
棟冠摺動連結金具、Sは棟冠■と端部棟冠りを連結する
連結カバー材、S′は棟冠Iと棟冠Iを連結する棟冠連
結カバー、220は側端面部@Cの側端面カバー、63
は屋根板Bの側部上方に臨んで設けられた複数の散水ノ
ズル、110は端部棟冠しに取付けられた導水管である
第2図は、散水装置付き屋根の要部横断面図を示し、1
は所定の間隔を隔てで平行状に配置された複数本の角材
よりなり垂木であり、垂木1上には野地板2が取付けら
れ、野地板2のF面には下地材となる防水紙3が張られ
、防水紙3の上には棟部と平行に複数の桟木4が取付け
られ、各桟木間には断熱材5が充填されて下地が形成さ
れる。
6は下地の側部に取付けられた破風板である。
桟木4上には屋根板Bが中間部接続部材へによって順次
横方向に接続され、屋根板Bの両側端部には2本の防水
壁18.19が立設され、屋根板Bは、2本の防水壁1
8.19を中間部接続部材へ及び側部接続部材A′に形
成した2個の収納部26.27内にそれぞれ嵌合するこ
とにより接続される。
王は中間部接続部材A及び側部接続部材A′を取付ける
ための接続部材取付金具で、接続部材取付金具Tは垂木
1の1方に相当する位置において桟木4に釘等により固
定され、接続部材取付金具1.1間に屋根板Bが配置さ
れている。
Dは中間部接続部材Aに取付けられた中間部接続部材カ
バー、D′は側部接続部材Δ′に取付けられた側部接続
部材カバーであり、中間部接続部材A及び側部接続部材
A′には散水管防水受台42を介して縦方向の散水管6
2がそれぞれ設けられ、縦方向の散水管62には縦方向
の散水管62と直交する横方向に分岐し゛C散水ノズル
63が設けられ、側部接続部材A′の片側には屋根板B
が取付けられないので、この側の縦方向の散水管62に
は散水ノズル63が設けられていない。
縦方向の散水管62は中間部接続部材カバーD及び側部
接続部材カバーD′内に配設され、縦方向の散水管62
の散水ノズル63は屋根板Bの側部上方に臨んで中間部
接続部材カバーD及び側部接続部材カバーD′より突出
して設けられている。
6は垂木1に釘等により固定された破風板、Fは破風板
6の側部に固定された基盤材固定金具、200は基盤材
固定金具Fに取付けられた側端面基盤材、220は側端
面基盤材200に嵌合装着された側端面カバーであり、
側端面部材Cは側端面M1材200と側端面カバー22
0とから構成されている。
屋根板Bは第3図及び第4図に示すように、平面本体に
上方に膨出した補強用の複数の凸部16が形成され、平
面本体の側部には凸部16とほぼ同一高さの側部膨出部
17を介して上方に屈曲した後、さらに下方に屈曲した
立上りの内部防水壁18が形成され、内部防水壁18の
外方に間隔をおいて、これと平行に上方に屈曲した外部
防水壁1つが形成され、平面本体の棟寄り端部に上方に
は立上らせた水返し防水壁20(第18図参照)が、ま
た、軒先には水切20″がそれぞれ形成されている。
また、屋根板Bの内部防水壁18と外部防水壁1つとは
同一高さとされ、内部防水壁18と外部防水壁19間に
は係合溝21が形成されている。
なお、屋根板Bはアルミ合金、塗装鉄板等の金属板また
は合成樹脂板等よりなる。
屋根板Bは接続部材取付金具T、T間で中間部接続部材
A及び側部接続部材A′を接続部材取付金具Tに取付け
ることにより、その取付けが行なわれる。
中間部接続部材Aは第7図及び第8図に示すように、断
面H形の本体を有し、本体の両側壁22゜22の上端よ
りわずかに上方より外方に張出して屋根板収納腕部23
.23が形成され、屋根板収納腕部23の外縁下部に外
部垂下片24が設けられ、屋根板収納腕部23のF面中
央に内部垂下片25が設けられ、外部垂下片24と内部
垂下25との間に第1収納部26が形成され、内部垂下
片25と側壁22との間に第2収納部27が形成されて
いる。
中間部接続部材への屋根板収納腕部23の外縁上部に外
部立上り片28が設けられ、屋根板収納腕部23の上面
に内部立上りハ29が設けられ、外部立上り片28と内
部立上り片29の」二線内側にそれぞれ係合部30が形
成され、断面H形の本体の両側壁22の立上り部31の
外側に係合突起32が形成され、外部立上り片28と内
部立上り片29との間に支持溝33が形成され、内部立
上り片29と側壁22の立上り部31との間には排水溝
34が形成されている。中間部接続部材への断面H形の
本体の下方凹部35には水平部下面に当接片36.36
が間隔を開けて設けられ、当接片36,36間に相当す
る水平部には第5図に示すように、長手方向中央付近に
固定用丸孔37が穿設されると共に、固定用丸孔37の
両側には一定の間隔をおいて長孔よりなる摺動取付孔3
8が穿設されている。
中間部接続部材Aの接続部材取付金具Tへの取付けは、
第9図に示すように、桟木4に固定した接続部材取付金
具Tの突部7を中間部接続部材への断面H形の本体の下
方凹部35内に嵌入し、突部7上面に中間部接続部材A
の当接片36を当接すると共に、接続部材取付金具Tの
ボルト8を中間部接続部材Aの固定用丸孔37及び摺動
取付孔38に挿通し、接続部材取付金具Tのボルト8に
座金40を介してナツト41を螺着することにより、中
間部接続部材Aは接続部材取付金具Tに中間部接続部材
への長手方向中央より両端に向かって熱摺動可能に取付
けられる。
中間部接続部材Aの第1収納部26内には屋根板Bの内
部防水壁18が嵌合され、中間部接続部材Aの第2収納
部27内には屋根板Bの外部防水壁19が嵌合され、中
間部接続部材Aの上方開放部には散水管防水受台42が
嵌合装着される。
散水管防水受台42は第10図及び第11図に示すよう
に、本体中央に縦方向の散水管46を上面に係合する四
部43が設けられ、本体の両側下部に中間部接続部材へ
の立上り部31の外側に係合する係合垂下片44.44
が設けられ、係合垂下片44に中間部接続部材への係合
突起32に嵌合する係合凹部45が形成されている。
散水管防水受台42の中間部接続部材へへの取付けは、
第12図に示すように、散水管防水受台42の係合垂下
片44を中間部接続部材への上方開放部に上方より押圧
することにより、散水管防水受台42の係合垂下片44
が中間部接続部材Aの立上り部31の外側に係合すると
共に、係合垂下片44の係合凹部45が中間部接続部材
Aの係合突起32に嵌合し、散水管防水受台42が中間
部接続部材Aに取付けられる。
次いで、散水管防水受台42の四部43上面に第13図
に示す分配管60より分岐した縦方向の散水管62を載
置した後、縦方向の散水管62を内部に配設する中間部
接続部材カバーDを中間部接続部材への支持溝33にg
i着する。
中間部接続部材カバーDは第14図及び第15図に示す
ように、平面部本体の両側を下向きに屈曲して係合片4
6.46が設けられ、平面本体の下面には側部垂下片4
7.47が間隔を開けて設けられ、側部垂下片47の下
端よりわずかに上方より外方に張出して側部張出し部4
8が形成されている。側部張出し部48の外縁寄り下面
には中間部接続部材Δの支持溝33に嵌入する垂下脚片
49が設けられ、!T! T”脚片49には外側に中間
部接続部材Δの外部立上り片28の上端内側の係合部3
0に係合する係合凸部50が形成されている。
中間部接続部材カバーDの側部垂下片47には縦方向の
散水管46より分岐した複数の散水ノズル63を挿通す
る複数の貫通孔51が穿設され、中間部接続部材カバー
〇の側部張出し部48にはボルト取付孔52が穿設され
、側部張出し部48の外縁下部及び内縁下部には中間部
接続部材Aの外部立上り片28及び内部立上り片29の
上端にそれぞれ当接する突片53.53が形成されてい
る。
中間部接続部材カバー〇の中間部接続部材Aへの取付け
は、第16図に示すように、中間部接続部材への支持溝
33にあらかじめボルト54を係合し、中間部接続部材
カバーDの垂下脚片49を中間部接続部材Aの支持溝3
3に嵌入するように、中間部接続部材Aの上方より押圧
することにより、垂下脚片49の係合凸部50を中間部
接続部材Δの外部立上り片28上端内側の係合部30に
係合すると共に、中間部接続部材カバー〇の側部張出し
部48のボルト取付孔52にボルト54を挿通ずる。次
いで、ボルト54に座金55を介してナツト56を螺着
することにより、中間部接続部材Aの支持溝33を利用
してボルト54とナツト56により中間部接続部材カバ
ーDを固定する。
中間部接続部材カバーD内には第17図に示すように、
中間部接続部材へに嵌合装着した散水管防水受台42の
凹部43に係合した縦方向の散水管62が配設され、縦
方向の散水管62より分岐した散水ノズル63が中間部
接続部材カバー〇の側部垂下片47に穿設したn通孔5
1に挿通され、中間部接続部材カバー〇の側部張出[)
部48上面に形成した突片53.53が中間部接続部材
Aの外部立上り片28及び内部立上り片29の上端にぞ
れぞれ当接される。
散水装置付き屋根は、第18図に示すように、棟頂部よ
り両側傾斜面に棟部から軒先部にわたっで配設され、棟
寄り端部に水返し防水壁20が設【ノられた屋根板Bと
、隣接する屋根板Bを接続する接続部材A、Δ′と、接
続部材A、A’ に装着された接続部材カバーD、D’
 とからなり、屋根板Bの水返し防水’120及び接続
部材A、A’の棟寄り端部に防水板70が跨設されてい
る。
防水板70上には分配管防水支持台80を介して分配管
60が設けられ、棟寄りの接続部材Δ、八へ及び接続部
材Δ、A′間には棟部戸板120が設けられ、接続部材
A、Δ′の棟寄り端部、防水板709分配管防水支持台
801分配管60及び面戸板120を覆って棟冠■が配
置されている。
中間部接続部材カバー〇及び側部接続部材カバーD’内
には分配管60より分岐された縦方向の散水管62が配
設され(第2図参照)、面戸板120には分配管60よ
り分岐された横方向の散水管64が配設され、分配管6
0は導水管110に連絡されている。(第30図参照) 分配管防水支持台80は中間部接続部材Aの棟寄り端部
に取付けられ、分配管防水支持台8oには分配管60が
係合バンド95を介して取付けられ、分配管60より分
岐した縦方向の配管61を介して中間部接続部材カバー
D内に縦方向の散水管62が接続され、分配管60より
分岐した図示しない送水管を介して接続された横方向の
散水管64が線面戸板120に形成したパイプ取付受台
126上に設けられ、横方向の散水管64に複数の散水
孔64aが穿設され、線面戸板120は面戸基板123
を介して中間部接続部材Aの棟寄り端部に取付けられる
90は分配管防水支持台80を連結する防水連結具であ
る。
棟冠■には取付溝142が形成され、取付溝142に連
結具部材Nが係合され、連結具部材Nに中間部接続部材
カバー〇にあらかじめ取付けられた棟冠摺動連結金具M
が嵌合され、連結具部材Nを棟冠摺動連結金具Mにボル
ト・ナツトを介して取付けることにより、棟冠■が中間
部接続部材カバーDに固定される。
棟寄りの接続部材間に取付けられる裸面戸板120は、
第19図に示すように、面戸摺動調整板121と、面戸
摺動調整板121に移動可能に装着される移動板122
と、面戸I習動講整板121の両側に移動可能に装着さ
れる面戸基板123.123とから構成される。
基板面戸摺動調整板121は上端が棟側に傾斜する傾斜
板体の上縁中央より下縁に向かって分配管60より分岐
した縦方向の送水管(図示せず)を嵌合するパイプ嵌合
切欠部124が縦方向に設けられ、前記傾斜板体の下縁
には屋根板8の凸部16を嵌入する嵌合凹部125が設
けられ、平板の前面には嵌合凹部125の上部に縦方向
の送水管に連結した横方向の散水管64を係合するパイ
プ取付受台126が軒先方向に張出して設けられている
移動板122は平板の上縁及び下縁を前面に屈曲しで係
合溝127.127が形成され、平板の一側縁中央より
他側縁に向かって分配管60より分岐した縦方向の送水
管を横方向より係止する係止切欠部128が設けられ、
移動板122の係合溝127.127に面戸摺動調整板
121の上端及び下端が係合される。
面戸基板123は上端が棟側に傾斜する平板の上縁及び
下縁を前面に屈曲して摺動係合溝129゜129が形成
され、平板の裏面には中間部接続部材への支持溝33上
面に係合する取付片130が棟方向に張出して設けられ
、取付片130の端部には防水壁131が形成され、取
付片130にはボルト取付孔132(第23図参照)が
穿設されている。
面戸基板123の平板の側縁下部には中間部接続部材へ
の側面及び支持溝33上面に係合する第1係合段部13
3が切欠いて設けられ、第1係合段部133の上部には
中間部接続部材カバーDの側面及び上面に係合する第2
係合段部134が設けられ、第2係合段部134には中
間部接続部材カバーDの係合片46を嵌合する嵌合切欠
134aが設けられて係合段部13が形成されでいる。
裸面戸板120の組立ては第1図に示すように、始めに
、面戸摺動調整板121の上縁及び下縁に移動板122
の係合溝127.127が係合するように、面戸摺動調
整板121の横方向より移動板122を面戸摺動調整板
121の裏面側に挿通する。次いで、面戸摺動調整板1
21の両端に面戸基板123の摺動係合溝129.12
9が面戸摺動調整板121の上縁及びF縁に係合するよ
うに、面戸摺動調整板121の横方向より面戸基板12
3.123を面戸摺動調整板121の裏面側にそれぞれ
挿通することにより、裸面戸板120は組立てられる。
裸面戸板120の中間部接続部材Δへの取付けは、第2
0図に示すように、中間部接続部材△の支持溝33にあ
らかじめボルト135を係合した後、裸面戸板120(
移動板122は図示省略)を中間部接続部材A、A間の
上方より、棟部戸板120の面戸摺動調整板121の下
縁に設(すた嵌合凹部125に屋根板Bの凸部16を嵌
入すると共に、面戸摺動調整板121の両側に装着した
面戸基板123の第1係合段部133を中間部接続部材
Aの支持溝33上面及び側面に係合し、面戸基板123
の第2係合段部134を中間部接続部材カバーDの上面
及び側面に係合し、第2係合段部134の嵌合切欠13
4aに中間部接続部材カバーDの係合片48を嵌合し、
面戸基板123の取付片130を中間部接続部材への支
持溝33上面に載置する。次いで、面戸基板123の取
付片130に穿設したボルト取付孔132にボルト13
5を挿通し、ボルト135に座金136を介してナツト
137を螺着することにより、第21図に示すように、
面戸基板123を中間部接続部材Aの支持溝33を利用
して固定し、前記棟面戸板120を面戸基板123を介
して中間部接続部材への棟寄り端部間に取付けるど、面
戸摺動調整板121、面戸基板123の上端が棟側に傾
斜しているので、屋根勾配によって線面戸板120は鉛
直方向に固定される。
線面戸板120の面戸摺動調整板121のパイプ嵌合切
欠部124に上方より分配管60より分岐した縦方向の
送水管を挿通すると共に、送水管に連結された複数の散
水孔64aを有する横方向の散水管64を面戸摺動調整
板121のパイプ取付受台126上面に係合する。次い
で、第22図に示すように、面戸摺動調整板121の裏
面側に摺動自在に取付けた移動板122を面戸摺動調整
板121に沿っで横方向に移動し、移動板122の係止
切欠部128に送水管を挿通することにより、面戸摺動
調整板121のパイプ嵌合切欠部124が分配管60よ
り分岐した縦方向の送水管の横方向への移動を係止し、
移動板122の係止切欠部128が送水管の上下方向へ
の移動を係1トすることにより、線面戸板120に前記
送水管の固定が行なわれる。
さらに、第23図に示すように、面戸摺動調整板121
のパイプ取付受台126上に横方向の散水管64を配置
し、横方向の散水管64の散水孔64aが屋根板Bの棟
寄り上方に臨んで設けられているため、散水孔64aよ
り屋根板Bの全面に安定して水を流下し、金属屋根板B
の上面に積った雪を融雪し、屋根板81面のごみや塵埃
等を洗浄するようにし、面戸板120を装着した後棟冠
Iの取付けが行なわれる。
線面戸板120は中間部接続部材A、A間の幅が標準の
場合には、第24図に示すように、棟部戸板120の面
戸摺動調整板121の両側に移動自在に取付けた面戸基
板123.123の間に一定の間隔を有して標準取付け
となる。
また、家屋構造により野地幅が異り、野地幅が標準より
狭くなったり広くなったりした際、すなわち、中間部接
続部材A、A間の幅が標準より狭い場合には、第25図
に示すように、線面戸板120の面戸摺動調整板121
の両側に移動自在に取付けた面戸基板123.123の
間に標準時よりも狭い間隔を有してマイナス調整取付け
となる。
中間部接続部材A、Aの幅が標準より広い場合には、第
26図に示すように、線面戸板120の面戸摺動調整板
121の両側に移動自在に取付けた面戸r5板123,
123の間に標準時よりも広い間隔を有してプラス調整
取付けとなる。
さらに、棟部戸板120は屋根側部の垂木1゜1間の間
隔が標準で、中間部接続部材へと側部接続部材Δ′間の
幅が標準の場合には、第27図に示すように、線面戸板
120の面戸摺動調整板121の両側に移動自在に取付
けた面戸基板123.123の間に一定の間隔を有して
側部標準取付けとなる。
屋根側部の垂木1.1間の間隔が標準より狭く、中間部
接続部材へと側部接続部材A′間の幅が標準より狭い場
合には、第28図に示すように、線面戸板120の面戸
摺動調整板121の両側に移動自在に取付けた面戸基板
123.123の間に標準時よりも狭い間隔を有して側
部マイナス調整取付けとなる。
屋根側部の垂木1.1間の間隔が標準より広く、中間部
接続部材Aと側部接続部材A′間の幅が標準より広い場
合には、第29図に示すように、線面戸板120の面戸
摺動調整板121の両側に移動自在に取付けた面戸基板
123,123の間に標準時よりも広い間隔を有して側
部プラス調整取付けとなる。
また、線面戸板120は中間部接続部材A、A間及び中
間部接続部材A、側部接続部材A′間の間隔が一定して
いない場合でも、面戸摺動調整板121の両側に面戸基
板123が移動可能に取付けられ、面戸基板123を中
間部接続部材Δあるいは側部接続部材A′に固定するた
め、線面戸板120は幅寸法を現場加工することなく幅
調整が行なわれ、線面戸板120により接続部材と棟冠
■によって形成される空間を遮蔽し、面戸摺動調整板1
21の下縁に設けた嵌合凹部125に屋根板Bの凸部1
6が嵌入することにより、棟面戸板120の下縁と屋根
板BのL面とが隙間なく接し、雨水の吹き上げが完全に
防止される。そして、金属特有の熱膨張による歪も自然
に自動調整される。
発明の効果 以上に述べたように、本発明の線面戸板は、面戸摺動調
整板と面戸基板を分割し、摺動自在に取り付けたので、
屋根の野地幅によって屋根板の接続部材間の距離が変わ
ってもこれに対応して長さの調節をすることができ、屋
根上で部材に加工することなく簡単に取り付けることが
できる。また、面戸摺動調整板の下縁に屋根板の凸部を
嵌入する嵌合凹部を形成し、面戸基板の側縁下部に、屋
根板の接続部材に嵌合する係合段部を切欠いて設けたの
で、隙間なく屋根板と接し、雨水の吹き上げを防止する
ことができる。さらに、面戸摺動調整板にはパイプ嵌合
切欠部を形成したので、分配管から散水管へ導ひく送水
管を簡単に配置tQすることができ、面戸摺動調整板に
はパイプ取付受台を設けたので、横方向の散水管を配す
る事ができ、これによって屋根板全面に安定して水を流
し落とせるので、融雪を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の線面戸板の斜視図、第2図
は、屋根の要部横断面図、 第3図は、屋根板の要部横断面図、 第4図は、屋根板の要部横断面図、 第5図は、屋根の要部分解斜視図、 第6図は、隣接する屋根板の要部切断斜視図、第7図は
、中間接続部板の要部切断斜視図、第8図は、中間接続
部材の要部横断面図、第9図は、中間接続部材取り付は
後の要部横断面図、 第10図は、散水管防水受台の要部切断斜視図、第11
図は、散水管放水受台の要部横断面図、第12図は、散
水管放水受台取り付は時の要部横断面図、 第13図は、散水管の要部断面斜視図、第14図は、中
間部接続部材カバーの要部断面斜視図、 第15図は、中間部接続部材カバーの要部横断面図、 第16図は、中間部接続部材カバー取り付は時の要部横
断面図、 第17図は、中間部接続部材カバー取り付は後の屋根の
要部切断斜視図、 第18図は、棟部の要部側断面図、 第19図、棟面戸板組み立′C前の斜視図、第20図は
、棟面戸板取り付は前の要部斜視図、第21図は、棟面
戸板取り付は後の要部斜視図、第22図は、櫟面戸板取
り付は後の要部正断面図、 第23図は、棟面戸板取り付は後の要部側断面図、 第24図は、屋根中央の線面戸板の標準自動調整取り付
けを示す要部横断面図、 第25図は、屋根中央の線面戸板のマイナス自動調整取
り付けを示す要部横断面図、 第26図は、屋根中央の線面戸板のプラス自動調整取り
付けを示す要部横断面図、 第27図は、屋根側部の線面戸板の標準自動調整取り付
けを示す要部横断面図、 第28図は、屋根側部の線面戸板のマイナス自動調整取
り付けを示す要部横断面図、 第29図は、屋根側部の線面戸板のプラス自動調整取り
付けを示す要部横断面図、 第30図は、散水装置付き屋根の完成状態の斜視図であ
る。 1・・・垂木、2・・・野地板、3・・・防水紙、4・
・・桟木、5・・・断熱材、6・・・破風板、7・・・
突部、8・・・ボルト、9・・・水平7ランジ部、10
・・・取付孔、11・・・支脚部、12・・・釘、16
・・・凸部、17・・・側部膨出部、18・・・内部防
水壁、19・・・外部防水壁、20・・・水返し防水壁
、21・・・係合溝、22・・・側壁、23・・・屋根
板収納腕部、24・・・外部垂下片、25・・・内部垂
下片、26・・・第1収納部、27・・・第2収納部、
28・・・外部立上り片、2つ・・・内部立上り片、3
0・・・係合部、31・・・立上り部、32・・・係合
突起、33・・・支持溝、34・・・排水溝、35・・
・下方凹部、36・・・当接片、37・・・固定用丸孔
、38・・・摺動取付孔、40・・・座金、41・・・
ナツト、42・・・散水管防水受台、43・・・凹部、
44・・・係合垂下片、45・・・係合凹部、46・・
・係合片、47・・・側部垂下片、48・・・側部張出
し部、49・・・垂下脚片、50・・・係合凸部、51
・・・貫通孔、52・・・ボルト取付孔、53・・・突
片、54・・・ボルト、55・・・座金、56・・・ナ
ツト、60・・・分配管、61・・・縦方向の配管、6
2・・・縦方向の散水管、63・・・散水ノズル、64
・・・横方向の散水管、64a・・・散水孔、65・・
・張出係合部、66・・・外部室、Lり片、70・・・
防水板、80・・・分配管防水支持台、90・・・防水
連結具、95・・・係合バンド、110・・・導水管、
120・・・線面戸板、121・・・面戸摺動調整板、
122・・・移動板、123・・・面戸基板、124・
・・パイプ嵌合切欠部、125・・・嵌合凹部、126
・・・パイプ取付受台、127・・・係合溝、128・
・・係止切欠部、129・・・摺動係合溝、13・・・
係合段部、130・・・取付片、131・・・防水壁、
132・・・ボルト取付孔、133・・・第1係合段部
、134・・・第2係合段部、134a・・・嵌合切欠
、135・・・ボルト、136・・・座金、137・・
・ナツト、142・・・取付溝、200・・・側端面基
盤材、220・・・側端面カバー、228・・・嵌合凹
部、A・・・中間部接続部材、A′・・・側部接続部材
、B・・・金属屋根板、C・・・側端面部材、D・・・
中間部接続部材カバー、D′・・・側部接続部材カバー
、E・・・装飾キ(Iツブ、F・・・基盤材固定金具、
G・・・軒先支持材、I・・・棟冠、L・・・端部棟冠
、M・・・棟冠摺動連結金具、N・・・連結具部材、S
・・・連結カバー材、S′・・・棟冠連結カバー、T・
・・接続部材取付金具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板体の上縁略中央を切欠いてパイプ嵌合切欠部を形成し
    、該傾斜板の下縁に嵌合凹部を形成し、前記板体の前面
    の嵌合凹部の上方に、パイプ取付受台を張り出して設け
    た面戸摺動調整板と、上端が棟側に傾斜する平板の上下
    縁に、前記面戸摺動調整板の上下縁に嵌着する摺動係合
    溝を設け、前記平板の一側縁下部に、屋根板の接続部分
    に嵌合する係合段部を切欠いて設けた二個の面戸基板と
    からなることを特徴とする棟面戸板。
JP13144987A 1987-05-29 1987-05-29 棟面戸板 Pending JPS63226444A (ja)

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JP13144987A JPS63226444A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 棟面戸板

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