JPS63225697A - 液体洗剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、アルキルグルコシド含有食器用液体洗剤に関
する。

［従来の技術］ 液体洗剤は、通常、合成アニオン性及び／又は非イオン
性界面活性剤および標準的添加剤の水溶液からなる。こ
の洗剤は特に硬質表面、例えばガラス、セラミック製材
料、プラスチック、塗装および研摩表面の洗浄に使用さ
れる。液体洗剤の一つの重要な用途は、食事用および調
理用器具の手洗い（食器洗い）である。食器洗いは、通
常、約３５〜４５℃のやや高温で高希釈液体中で行なわ
れる。洗剤の洗浄力は、普通、洗浄液体がより長時間よ
り多くの泡を発生する程、使用者により優れていると判
断される。食器を手洗すると手と洗浄液体が長時間接触
するので、洗剤の肌への適合性がもう一つの重要な要素
である。当業者は、これらの理由のために、食器手洗い
洗剤の成分および組成を選択する際、他の硬質表面用の
液体清浄製剤組成に重要な要素とは異なる要素を考慮し
なくてはならない。

一般に、いわゆるアルキルエーテルスルフェート、すな
わち脂肪部分に炭素原子を約１０〜１８個、好ましくは
１２〜１６個有する脂肪アルコールのエチレンオキシド
約２〜５モル付加物の硫酸塩は、起泡性及び洗浄力が高
く、肌に優しいことが知られている。従って、市販の標
準的食器手洗い洗剤は、通常、そのようなアルキルエー
テルスルフェートと他の界面活性剤、特にアルキルベン
ゼンスルホネート、および可溶化剤、着色料及び香料を
組み合わせた水溶液である。

米国特許第２　９４１　９５０号には、アルキルエーテ
ルスルフェートと、脂肪酸アルカノールアミド型の非イ
オン性界面活性剤または飽和ＣＩＯ〜ＣＩ４脂肪酸の各
アルカノール基に３個を超えない炭素原子を有するモノ
もしくはジアルカノールアミドとの組合せ、並びに水、
可溶化剤、着色料および香料を含有する食器手洗い用液
体洗剤が記載されている。

米国特許第３　２１９　６５６号は、それ自身が安定な
泡を形成するだけでなく、他のアニオン性および非イオ
ン性界面活性剤用の泡安定化剤として作用する非イオン
性アルキルモノグルコシドを開示している。

米国特許第４　５６５　６４７号および同４５９９　１
８８号には、アニオン性界面活性剤、アルキルグルコシ
ドおよびアミンオキシドまたは脂肪酸アルカノールアミ
ドを含有してなり、アルキルグルコシドがグルコース単
位を約１．５〜ｌＯ倍含有するアルキルオリゴグルコシ
ドである液体起泡洗剤が記載されている。この値は、平
均値であり、アルキルモノグルコシドの相当比率での存
在も考慮に入れである。重合度が２より大きいアルキル
グルコシドが特に好適であることが示されている。

西ドイツ特許出願Ｐ　　３５　３４　０８２．７には、
スルホネート及び／又はスルフェート界面活性剤型の合
成アニオン性界面活性剤、脂肪酸アルカノールアミドお
よび脂肪アルキルグルコシドを含有し、脂肪アルキル基
当たり、グルコシド単位を平均２以下、特に１〜１．４
有する脂肪アルキルモノグルコシド型の脂肪アルキルグ
ルコシドを含有することを特徴とする食器手洗い洗剤が
記載されている。

洗剤、特にジ−ｎ−アルキルスルホスクシネートを含有
する食器洗い洗剤がかなり以前より知られている。すな
わちとりわけ米国特許第４０７２６３２号には、アルキ
ルエーテルスルフェートおよびスルホスクシネート、好
ましくはジ−ｎ−オクチルスルホスクシネート、および
要すれば他の界面活性剤を含有する液体食器洗い洗剤が
記載されている。

アルキルスルホスクシネートおよびアルキルエーテルス
ルフェートの水性混合物もまた米国特許第４　５７６　
７４４号に開示され、そこには更に、アルキルスルホス
クシネート単独およびアルキルスルホスクシネートとア
ルキルベンゼンスルボネートの混合物の水溶液も記載さ
れている。　就中米国特許第４　４３４　０８７号およ
び同４４３４０９０号、米国特許第４　４３４　０８８
号および同４　４３４　０８９号、並びに米国特許第４
５２８　１２８号を含む他の多くの特許には、アルキル
スルホスクシネートの鎖長が異なり、洗剤のコンシスチ
ンシーが向上し、または泡安定性が増大している洗剤が
記載されている。

［発明の開示］ 特に食器手洗い用に設計されたアルキルグルコシド含有
液体洗剤（所望により水性洗剤であってよい。）の起泡
能および洗浄力は、アルキル基に炭素原子を７〜９個、
特に８賭有するジアルキルスルホスクシネートの添加に
より高め得ることがわかった。ジアルキルスルポスクシ
ネートの存在量は、生成物中に１５〜５０重量％存在す
る全界面活性剤量を基準に２０〜９０重虫部、好ましく
は５０〜８０重量部である。それらはアルカリ塩、特に
ナトリウム塩として存在する。

従って、アルキル基に炭素原子を１０〜１８個、好まし
くは１２〜１４個有し、分子内にグルコース単位（Ｇ　
Ｕ）を１〜５、好ましくは１〜１．４有するアルキルグ
ルコシドの、本発明の洗剤中における存在量は、洗剤中
に１５〜５０重量％存在する全界面活性剤量を基準に１
０〜８０重量部、好ましくは２０〜５０重量部である。

上記界面活性剤の一部を、アニオン性界面活性剤、好ま
しくはアルキルエーテルスルフェートまたはアルキルス
ルフェート、および例えばアシルアミドプロピルジメチ
ルアンモニウムベタインのような両性界面活性剤と入れ
代えると、洗浄力および貯蔵性を向上させることができ
る。

本発明の洗剤は、好ましくは、例えばアルキルベンゼン
スルホネートおよびアルカンスルホネートのような食器
洗い洗剤に通常用いられる石油から誘導されたアニオン
性界面活性剤を含有しない。

例えば少量添加される着色料及び香料油用の好適な可溶
化剤は、例えばアルカノールアミン、および、エチレン
グリコール、ｌ、２−プロピレングリコールまたはグリ
セロールのようなポリオールであり、好適なヒドロトロ
ープはアルキル基に炭素原子を１〜３個有する、クメン
スルホン酸ナトリウムのようなアルカリアルキルベンゼ
ンスルホネートである。それらの使用量は、洗剤全体を
基準に通常１〜１０重量％である。

さらに、分子内に炭素原子を１〜４ｇＭ有する低分子量
アルカノールのような溶媒、好ましくはエタノールおよ
びイソプロピルアルコールが通常使用される。それらの
使用量は、洗剤全体を基準に３〜１５重量％である。尿
素、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、塩化マグネシ
ウムおよびクエン酸ナトリウムのような粘度調節剤を、
個々にまたは互いに組み合わせて使用してよい。任意に
用いられる他の標準的添加剤は、腐食防止剤、防腐剤、
着色料および香料油である。

いずれの場合でも、洗剤全体を１００重量％に調整する
のは水である。

［実施例コ 下記実施例に示す本発明の液体洗剤は、個々の成分を一
緒に撹拌し、泡が消えるまで混合物を静置することによ
り得られた。実施例で使用したスルホスクシネートはナ
トリウム塩である。

実施例Ｉ この実施例は受皿洗浄試験である。

ジイソオクチルスルホスクシネート２７ｇおよびイソプ
ロパツール１５ｇを、水５５９中室温で撹拌した。次に
、分子内に１．１のグルコース単位を有するＣ　ｒ　ｔ
／　Ｃ＋　４アルキルグルコシド３９を、更に撹拌しな
がら添加した。生成物は透明な液体であり、２０℃での
ヘプラー粘度は３０ＩｌｌＰａ、　ｓ。

であった。洗浄力を試験するために、それぞれの受皿に
溶融牛脂（試験汚れ （Ａ　））　２９を塗布した。次に５０℃の水道水（Ｆ
ｊｆ！度１６°Ｇ　ｈ）　８１２をボールに導入した。

汚れ（Ａ）で汚した受皿を洗浄するために、調製された
洗剤４９、すなわち０．５９／＋２を添加して受皿を洗
浄した。

高起泡溶液の泡が最初に消える前に、２３枚の受皿を洗
浄し、きれいにすることができた。アルキルグルコシド
を省き、ジアルキルスルホスクシネートの量を３０ｇに
増やすと、受皿６枚しか洗浄できなかった。ジアルキル
スルホスクシネートを省き、アルキルグルコシドの竜を
３０９に増やすと、１２枚の受皿が洗浄でき、きれいに
なった。

（第１表参照） 実施例２ 食器洗浄能を試験するために、牛脂汚れ（Ａ）に加え、
蛋白質、脂肪および炭水化物（ヘンケル社［Ｈｅｎｋｅ
ｌコ製　Ｍｉ　　Ｎｏ、ｌ）の混合汚れ（Ｂ）を使用し
た。実施例１に従い、ジイソオクチルスルホスクシネー
ト３９を、グルコース単位を１．１有するＣ１．／ＣＩ
４アルキルグルコシド３ｇではなく０１゜／Ｃ１４アル
キルスルフェートと入れ代えた。汚れ（Ａ）の場合には
、泡が消滅する前に洗浄されてきれいになった受皿の数
は、２３枚から２９枚に増加した。汚れ（Ｂ）の場合に
は、きれいに洗浄された受皿の数は２２枚から２５枚に
増加した。第２表は、３成分組合せ製剤が、２成分組合
せ製剤よりも、様々な汚れに対してより強力な洗浄能を
有することを示している。３種の個々の界面活性剤の混
合比によっては、アルキルベンゼスルホネートおよび脂
肪アルコールエーテルスルフェートからなる標準的食器
洗い洗剤の困難な脂肪汚れ（Ａ）に対する洗浄能を、全
活性物質含量を増やすことなくほぼ２倍にすることが可
能で、混合汚れ（Ｂ）に対する洗浄能損失もなく、どち
らの汚れに対しても約５０％優れていた（第２表）。

実施例３ 界面活性剤３成分組合せ製剤のもう一つの利点を示す曇
点または透明点試験。

グルコース単位を１．４有するＣＩ！／Ｃ１４アルキル
グルコシド１０ｇ、ジイソオクチルスルホスクシネート
１５９およびエタノール１５ｇを水６０９に溶解した溶
液は、０℃で２４時間貯蔵した後に曇り、−１５℃で凍
結し融解した後には、透明点が＋１２℃であった。しか
しながら、スルホスクシネート５ｇをエチレンオキシド
基を２つ有するＣ１ｔ／Ｃ１４アルキルエーテルスルフ
エート５９と入れ代えると、この溶液は０℃貯蔵では透
明のままで、−１５℃で凍結し融解した後には、透明点
か＋２℃であった。

第３表 実施例４ ジイソオクチルスルホスクシネート１０９、グルコース
単位を１．４有するＣ、、／Ｃ，４アルキルグルコシド
４９、エチレンオキシド基を２つ有するＣ１２／Ｃ１４
アルキルエーテルスルフェート６９、イソプロパツール
１０９および水７０９からなる溶液を、実施例１に従い
受皿試験に使用した（洗浄液体１１２あたり洗剤０　、
６９）。試験汚れ（Ｂ）で汚した受皿２７枚が洗浄でき
、きれいになった。しかしながら、アルキルエーテルス
ルフェート２ｇをＣ８／Ｃ１，アシルアミドプロピルジ
メチルアンモニウムベタイン（デヒトン［Ｄ　ｅｈｙｔ
ｏｎ］　　Ｋ　：登録商標）２ｇと入れ代えると、皿３
０枚が洗浄でき、きれいになった。

スルホスクシネート１０９、グルコース単位を１．４有
するアルキルグルコシド６９、アルキルエーテルスルフ
ェート４ｇ、イソプロパツール１０ｇおよび水７０９を
混合し、透明にした。受皿試験においては、試験汚れ（
Ｂ）で汚した受皿２８枚が洗浄でき、きれいになった。

しかしながら、アルキルグルコシド１ｇをデヒトンに１
９と入れ代えると、受皿３０枚が洗浄でき、きれいにな
った。

第４表 受皿洗浄試験（Ｂ） スルホスクシネート、アルキルグルコシド、アルキルエ
ーテルスルフェートおよびベタインの混合物全界面活性
剤含量２０％、受皿当たり混合汚れ（Ｂ）２酎使用 実施例５ 実施例１に従って行ったこの試験においては、アルキル
グルコシド／アルキルスルフェートまたはアルキルエー
テルスルフェート及び／又は脂肪酸アルカノールアミド
からなる系（西ドイツ特許出願Ｐ　　３５　３４　０８
２）ｒこついて既述したように、アルキルスルホスクシ
ネ、−トを含有する系中のアルキルモノグルコシドは、
汚れの種類に拘わらず、食器洗浄力においてアルキルオ
リゴグルコシドよりも有利であった。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、アルキルグルコシド含有食器用液体洗剤であり、ジ
   −ｎ−アルキルスルホスクシネートを含むことを特徴と
   する洗剤。 ２、ジ−ｎ−アルキルスルホスクシネートが、アルキル
   基に炭素原子を７〜９個、特に８個有し、アルカリ塩、
   特にナトリウム塩として含まれる特許請求の範囲第１項
   記載の洗剤。 ３、アルキルグルコシドが、アルキル基に炭素原子を１
   ０〜１８個、特に１２〜１４個有し、分子内にグルコー
   ス単位を１〜５、特に１〜１．４有する特許請求の範囲
   第１項または第２項記載の洗剤。 ４、洗剤中に１５〜５０重量％存在する全界面活性剤量
   を基準に、アルキルグルコシドが１０〜８０重量部、好
   ましくは２０〜５０重量部存在し、ジ−ｎ−アルキルス
   ルホスクシネートが２０〜９０重量部、好ましくは５０
   〜８０重量部存在する特許請求の範囲第１〜３項のいず
   れかに記載の洗剤。