JPS6322534A - アルデヒド類の製造方法および回収方法 - Google Patents

アルデヒド類の製造方法および回収方法

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JPS6322534A
JPS6322534A JP62165108A JP16510887A JPS6322534A JP S6322534 A JPS6322534 A JP S6322534A JP 62165108 A JP62165108 A JP 62165108A JP 16510887 A JP16510887 A JP 16510887A JP S6322534 A JPS6322534 A JP S6322534A
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Japan
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aldehyde
hydroformylation
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stream
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JP62165108A
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ジョン リチャード ヘンズマン
アンドリュー ジョン ロバーツ
ジョージ エドウィン ハリスン
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Johnson Matthey Davy Technologies Ltd
Davy Mckee Ltd
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Davy Mckee Ltd
Davy Mckee London Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/49Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reaction with carbon monoxide
    • C07C45/50Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reaction with carbon monoxide by oxo-reactions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/584Recycling of catalysts

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的] 本発明は、オレフィン化合物のヒドロホルミル化による
アルデヒドの製法に係り、特に、本発明は、液体ヒドロ
ホルミル化ts質からの生成物アルデヒドの回収に関す
る。 (従来の技術とその問題点) ロジウム錯体触媒および遊離リガンド、たとえば遊離ト
リフェニルホスフィンリガンドの存在下で、オレフィン
一酸化炭素および水素でヒドロホルミル化することによ
って、アルデヒドを形成する方法は、当業界ではよく知
られている。米国特許第3527809Fj fill
細書には、ヒドロホルミル化法が記載されており、そこ
では、ロジウム錯体触媒および遊離トリアリールホスフ
ィン存在下で、オレフィンを一酸化炭素および水素でヒ
ドロホルミル化して、アルデヒドを低い温度および圧力
にて高収率で製造しており、プロピレンおよびより高級
なオレフィンを出発オレフィンとしで使うと、アルデヒ
ド生成物のn一対イソ−アルデヒド異性化比は高くなる
。また、ヒドロホルミル化条件下では、いくらかのアル
デヒド生成物が縮合して、副生成物として、高沸点アル
デヒド縮合生成物、たとえばアルデヒド三重体または三
重体、が形成することも知られている。これらのへ沸点
液体アルデヒド縮合生成物を、触媒用反応溶剤として使
用することが、米国特許第4148830号明細書占に
記載されている(アルデヒド縮合生成物の性質は米国特
許第4148830号明細書にかなり詳しく述べられて
おり、そのような縮合生成物の性質のさらに詳しい説明
についてはこの明lll書に記載されている)。 米国
特許第4148830号明m舌には二重アルデヒド系生
成物は、たとえば、ヒドロホルミル化帯域からの流出液
をまず冷却し、次にこれを、圧力をかなり、たとえば大
気圧に、下げる減圧バルブに通すことによって、ヒドロ
ホルミル化反応生成物混合物から回収することができる
。その後、流出液を第1の長い管の蒸R器に通して、周
囲温度にて、水素、−g化炭素、未反応アルファーオレ
フィン系反応体等を蒸発分離し、そして次いで、高温、
たとえば約100℃またはそれより以下〜約160℃、
またはそれより以上に、そして約11111+1i7〜
760ffiiHgに維持することができる第2の長い
管(操作条件は主に、アルデヒド系生成物の性質によっ
て決まる)へ導入して、アルデヒドをオーバーヘッド留
分としてストリップまたは回収する。液体残留留分はい
くらかの未回収アルデヒド生成物、T1111トリ有機
燐リガンド、いくらかの高沸点縮合生成物お上びロジウ
ム有価物よりなる。″(第10欄、第34〜52行)と
記載されている。 本方法において反応体として使用しうるアルファーオレ
フィンの例は、炭素原子数2〜20、好ましくは2〜1
0、のアルファーオレフィンである。 02〜C5オレフインを用いると、アルデヒド生成物は
、気体循環装置を使用することによって、蒸気の状態で
ヒドロホルミル化反応器から回収することができる。気
体再循環速度は、アルデヒド縮合生成物が形成されつつ
ある速度と同じ速度でアルデヒド縮合生成物が液体ヒド
ロホルミル化反応器から蒸発するよう選択する。このよ
うなプロセスは、米国特許第4247486号明細書に
教示されている。 米国特許第4151209号明細書は、<a)高沸貞i
i機燐反応副生成物の形で液体反応媒質中に含まれる燐
(オレフィンのリガンド分子への@換によって形成され
たリガンドのアルキル置換誘導体は除く、そしてまたリ
ガンドのおよびアルキル置換誘導体の酸化物も除く)対
(b)リガンドの形で反応媒質中に含まれる燐の比が、
約0.2以下の(直に維持される程度にまで、ヒドロホ
ルミル化反応が進行する間、気体ストリッピング、蒸溜
または蒸発を行うことによって、ロジウム錯体触媒を含
有する液体ヒドロホルミル化媒質を連続的にストリップ
することを示唆している。 ブテン−1のヒト
【コホルミル化によるn−バレルアル
デヒドの製法は、米国特許第4287370号明細力に
記載されている。この方法では、反応媒質を減圧バルブ
に通し、そして次に加熱した後、フラッシュドラムに入
れ、そこから未反応ブテンおよびC5アルデヒド生成物
を含有する蒸気流を回収する。この蒸気流その後蒸溜し
て、C5アルデヒド生成物を04炭化水素から分離する
。 約1000100O〜約1x 10−’ mmHgの圧
力の下、約20℃から約350℃の温度での蒸溜によっ
て、部分不活性化ロジウム錯体触媒を含有するヒドロホ
ルミル化反応媒質をストリップして、主に触媒のロジウ
ムを含有しそして使用済みヒドロホルミル化反応媒質の
約0.1〜約30重間%まで濃縮された、ロジウム錯体
漠縮蒸溜残留物を得ることが、米国特許第429723
9号明細書に説明されている。 従来法は、比較的低沸点のアルデヒド、たとえば02〜
C5オレフインのヒドロホルミル化にょって得られるも
のの回収には一般に満足なものであるが、06以上のオ
レノィンのヒドロホルミル化の際に得られるアルデヒド
生成物およびアルデヒド縮合副生成物は揮発性が低いの
ぐ、連続操作ヒドロホルミル化法において生成物を回収
するff1lしさは増大する。したがって、06以上の
°オレフィンをヒドロホルミル化する場合、生成物回収
工程で?3温を使用することが、アルデヒド生成物のよ
り低い揮発性を補うことになりうるが、より高温を使用
することはアルデヒド副生成物の形成速度を高めること
ばかりでなく、触媒の不活性化または毒作用の危険性も
高め、特に、生成物の回収をCOの存在下、高温で行う
と、これらのいずれかによって、触媒が不活性化するた
め万一の場合、反応器の早11の操作停止となるので、
より高温を生成物回収帯域に用いることはやはり不利な
ことである。 ヨーロッパ特許明細書第114611号には、c5〜C
I2アルキレンを反応器中でヒドロホルミル化し、反応
器から反応媒質を取り出し、そして熱交換器に通した後
、減圧バルブに通し、次にガス抜きカラムに通す方法が
記載されている。アルデヒド生成物をガス抜きカラムか
ら蒸気相の状態で取り出し、凝縮器によっC凝縮し、そ
して分離器から液相の状態で回収する。気相はヒドロホ
ルミル化反応器へ再循環させる。アルデヒドがなくなっ
た反応媒質は、ガス扱きカラムの底から回収し、また別
の熱交換器で冷却し、そしてヒドロホルミル化反応器へ
再循環させる。再循環気体のおよび触媒再循環溶液の流
れを適当なバルブによってパージすることが規定されて
いる。しかしながら、この方法は前記のような欠点、す
なわち、生成物を回収するために、ヒドロホルミル化反
応器を出る反応媒質を、高温に比較的長時間ざらり必要
があるという欠点を有する。 本発明は、触媒含有流を触媒不活性条件にさらすことが
実質的に避けられる、06以上のオレフィンのヒドロホ
ルミル化によって、07以上のアルデヒドを製造するた
めの、改良されたヒドロホルミル化手順を提供しようと
するものである。 本発明は、さらに、生成物アルデヒドの回収を、ヒドロ
ホルミル化帯域において普通の温度にできるだけ近い最
高温度で行う、ヒドロホルミル化法を提供しようとする
ものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明では、(イ)一酸化炭素とおよびリガンドと錯結
合状態にあるロジウムを含有する、ロジウム錯体ヒドロ
ホルミル化触媒、(ロ)′T1n1す“ガント、(ハ)
少なくとも一種の任意に置換されたC7〜C7〜C17
アルデヒド、および(ニ)アルデヒド縮合生成物、を含
む任意に置換されたc6〜Cpsオレフィンのロジウム
触媒ヒドロホルミル化によって得た液体ヒドロホルミル
化生酸物!I!質からの、任意に置換された07〜C7
〜C17アルデヒドの回収方法において、 (a)上記液体ヒドロホルミル化媒質をガス抜きし; (b)ガス抜きした液体ヒドロホルミル化媒71を、上
記の少なくとも一種の07〜C7〜C17フルデヒトの
蒸発を導く温度および圧力条件下に維持した蒸発帯域に
通し; (c)蒸発帯域から液状の触媒含有流を回収し;(d)
蒸発帯域を出る触媒含有流を冷却し;(e)[1]少な
くとも一種の任意に置換されたC7〜C7〜C17アル
デヒド、■リガンド、および■少量の上記アルデヒド縮
合生成物を含有する蒸発帯域から、蒸気流 を回収し;<f)上記の蒸気流を分別帯域へ送り:(l
上記分別帯域から、■上記の少なくとも一種のC7〜C
7〜C17アルデヒドを含有する蒸気生成物流、そして
■上記リガンド、およびアルデヒド縮合生成物を含有す
る液状の底部流 ′を回収し;そして (h)工程(d)の冷部した触媒含有流および工程1)
上記液状底部流の物質の少なくとも一部を、上記ヒドロ
ホルミル化帯域へ再循環させる、 ことによりなる上記の方法を提供する。 ヒドロホルミル化帯域・をガス抜きすることによって、
溶解したト12およびCOが、並びにヒドロホルミル化
反応に必要な合成ガス中のヒドロホルミル化帯域に供給
した不活性ガス、たとえばN2、ArおよびCH4が実
質的に含まれなくなる。この段階でのCOの除去は、そ
の後の蒸発T稈にj3いて、触媒含有流の加熱が実質的
にCOの不在化でなされ、したがって、触媒が不活性化
される恐れはかなり減少する。 ガス友ぎは、液体ヒドロホルミル化媒質を反応器から減
圧バルブへ通して、圧力をヒドロホルミル化帯域におけ
る高圧から大気圧または大気圧より低い圧力に減じ、そ
して次にそこから気体を除くフラツシコ容器へ通すこと
によって行うのが都合よく、液相は後続の処理に受は継
ぐ。 蒸発帯域内の温度は、そこの普通の圧力で生成物が揮発
するのに十分に高い温度に維持する。−般的には、蒸発
帯域は約り00℃〜約170℃、より好ましくは約り2
0℃〜約 150℃の温度で操作する。 蒸発帯域内の温度は約150℃を越えないのが好ましく
、約140℃以下であるのがさらに好ましい。 蒸発帯域は大気圧より低い圧力に維持する。 一般的には、蒸発帯域の圧力は約0.0001バール(
1,02x to−’ kgf/cd )またはそれ以
下から、最高約0105バール(5,IX 10’ k
gf/cぜ)までの範囲である。 蒸発帯域での滞留時間は、好ましくは、約0.5秒〜約
5秒である。 蒸発帯域は好ましくは流下フィルム型蒸発器またはワイ
プドフィルム型蒸発器よりなり、その後に気−液分l!
ll器が続く。 気−液分離器を出る触媒合有流溶液は、ヒドロホルミル
化帯域へ再循環する前に、急速に冷却さける。触媒含有
流溶液は、ヒドロホルミル化帯域において普通の温度に
実質的に相当する温度に冷u1するのが都合よい。冷ん
1は、気−液分離器から出た後、できるだけ早く行うの
が好ましい。 本発明の方法の工程(d)における蒸発帯域から回収し
た蒸気流は、分別帯域に導く:これは単−分別力ラムか
らなりうる。この過程で分別帯域を横断する圧力低下は
最小限にする。分別帯域はまた、大気圧より低い圧力で
、たとえば蒸発帯域において普通の圧力に相当する、ま
たはそれ未満の圧力で、操作するのが好ましい。 生成物アルデヒド、並びに未反応オレフィンおよび少量
のオレフィン水素化n1生成物を含有する種々の生成物
流は、分別帯域から回収する。この蒸気流の一部は凝縮
し、そして還流として分別帯域へ再循環することができ
る。液状の底部流もまた分別帯域から回収し、これは少
量の生成物アルデヒド、それにリガンドおよびアルデヒ
ド縮合生成物を含有する。この底部流は、通常、約4%
以下の蒸気生成物のマスフローよりなる。少なくとも一
部のこの底部流をヒドロホルミル化帯域へ再循環するこ
とができる。あるいは、分別帯域から回収した底部流を
リガンド回収帯域へ送ることができ、そこでリガンドを
、たとえば分別蒸溜によって、アルデヒド縮合生成物か
ら分離し、そして得られた分離リガンドをヒドロホルミ
ル化帯域へ再循環させることができる。また、分別帯域
からの底部生成物流のいくらかをヒドロホルミル化帯域
へ再循環しそしてリガンド回収帯賊内の残留物を処理し
、そこから回収したリガンドを再循環することも可能で
ある。 別の態様では、本発明は、任意に置換され06〜C16
オレフインのロジウム触媒ヒドロホルミル化による、任
意に置換された07〜C7〜C17アルデヒドの製法に
おいて、上記オレフィンおよび組成量の一酸化炭素およ
び水素を予め決められた容積の、−M化炭素とおよびリ
ガンドと錯結合状態にあるロジウムよりなるロジウム鏡
体ヒドロホルミル化触媒を含有する液体ヒドロホルミル
化媒質、および過剰のリガンドを含有するヒドロホルミ
ル化帯域へ供給し:液体ヒドロホルミル化媒質をヒドロ
ホルミル化帯域から取り出し:この取り出したヒドロホ
ルミル化媒質をガス抜きし;ガス抜きした液体ヒドロホ
ルミル化ts質を、上記の少なくとも一種の任意に置換
されたC7〜C7〜C17アルデヒドの蒸発を導く温度
および圧力条件下に維持した蒸発帯域へ通し:蒸発帯域
から液状の触媒含有流を回収し:蒸発帯域を出る上記触
媒含有流を冷ノ」シ:冷却した触媒含有流をヒト「】ホ
ルミル化帯域へ再循環し;上記の少なくとも一種の任意
に置換された07〜C7〜C17アルデヒド、リガンド
および少量のアルデヒド縮合生成物を含有する蒸発帯域
から、蒸気流を回収し:上記蒸気流を分別帯域へ送り;
上記分別帯域から、上記の少な(とら−種の任意に置換
されたC7〜C7〜C17アルデヒドを含有する蒸気生
成物流、そしてリガンドa3よびアルデヒド縮合生成物
を含有する液状の底部流を回収し;そして十分な量の上
記の液状の底部流を上記ヒドロホルミル化帯域へ再循環
して、上記の予め決められた容積のヒドロホルミル化媒
質をその中に維持することよりなる上記の方法に関する
。 ヒドロホルミル化帯域において維持されるヒドロホルミ
ル化条件は、供給原料として使用するオレフィンおよび
リガンドによって選択する。一般に、ヒドロホルミル化
条件には、約1バール(1,02kgf/cj ) 〜
約100バール(102kgf/、ニア )の範囲の圧
力、および約り0℃〜約160℃の範囲の温度の使用が
含まれる。なお、一般的なヒドロホルミル化条件の詳細
については、米国特許第3527809号明III書二
重国特許第41118830号明細書、米国特許第42
47486号明細出、]二重ツバ特rF出願第9698
6号二重[1書、ヨーロッパ特許出願第96987号明
細書、ヨーロッパ特許出願第96988号明細書、およ
びロジウム触媒ヒドロホルミル化条件を記載している他
の特許用細書に記載されている。 本発明の方法は、アルファーオレフィン系化合物のヒド
ロホルミル化に使うことができる。そのような化合物は
、式−CI−1:CH2またはゝC:C1−12のアル
ファーオレフィン基の他に、ヒドロホルミル化反応を妨
げない一つ以上の買換基、たとえば一つ以上のエーテル
またはエステル基を含有する。 本発明のヒドロホルミル化法で使用することができるア
ルファーオレフィン系化合物の例には、1−ヘキセン、
1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン
、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、1
−テトラデセン、1−へキサデセン、2−メチル−1−
ヘキセン、2−メチル−1−ヘプテン、2−メチル−1
−ヘプテン、アリルt−ブチルエーテル、アリルプロピ
オネート等がある。 アルファーオレフィン基を含有するオレフィン、たとえ
ば1−デセン、のヒドロホルミル化では、リガンドはト
リアリールホスフィン、たとえばトリフェニルホスフィ
ン、であるのが好ましい。−般的な反応条件には、約4
バール(4,08k(if/cぜ)〜約75バール(7
6,5kgr/c! >の範囲の圧力、約り5℃〜約1
20℃の範囲の温度、および約0.2バール(0,20
4kgf/cd ) 〜約2.5バール(2,55k(
If/c/ )の一酸化炭素分圧の使用が含まれる。 本発明のヒドロホルミル化法は、また、たとえばエーテ
ル基またはエステル基のような一つ以上の非障害置換基
することのできる式、:C:Cての一つ以上の内部オレ
フィン基を含有するオレフィン系化合物のヒドロホルミ
ル化にも使うことができる。内部オレフィン基を含有す
るれ一般的なオーレフイン系化合物には、シス−および
トランス−2−ブテン、シス−およびトランス−2−お
よび3−ヘキセン、シス−およびトランス−2、−3−
および4−ヘプテン、シス−およびトランス=2−1−
3−1および−4−オクテン、シス−およびトランス−
4−ノネン、シス−およびトランス−4−デセン、2−
メチル−2−ヘプテン、2−メチル−2−ベンゾン、シ
ス−およびトランス−3−メチル−2−ペンテン、ジエ
ヂルマレエート等が含まれる。 一つ以上の内部オレフィン基、たとえばトランス−2−
ヘプテン、を含有する化合物をヒドロホルミル化づると
き、リガンドはトリアリールホスファイト、たとえばト
リフ1ニルホスフ?イト、または環式ホスファイト、た
とえばヨーロッパ特許出願第96988号明細書で勧め
ている環式ホスファイトの一種、であるのが好ましい。 内部オレフィン系化合物をヒドロホルミル化するための
連続プロセスにおけるトリフェニルホスファイトを使用
することについてのそれ以上の教示は、ヨーロッパ特許
出願第96987月明m−sから得られる。 環式ホスファイトをリガンドとして、アルファーオレフ
ィン系化合物の連続ヒドロホルミル化に使用することは
、ヨーL1ツバ特許出願第96986号明ill古に記
載されている。 液体ヒドロホルミル化媒質は、一酸化炭素とおよびリガ
ンドと錯結合状態にあるロジウムよりなるロジウム錯体
ヒドロホルミル化触媒を含有する。 そのような触媒は、予め作っておきそして反応媒質中に
導入することができる;あるいは、活性触媒成分を適当
な触媒先駆物質、たとえば(2,4−ペンタンジオネー
ト)ジカルボニルロジウム(I)からその場で製造する
ことができる。活性触媒成分を製造するそのような方法
は、当業界ではよく知られている。 反応媒質中のロジウム31Uは、L1ジウム金属として
計算して、約20ppm〜約SOOppnの範囲が好ま
しい。しかしながら、ロジウムの経費の点から、好まし
いロジウム濃度は、ロジウム金属として計算して、約1
20ppmから最高約300DI)IIIまでである。 反応媒質はi離すガンド、すなわちロジウム錯体の形で
はないリガンド、を含有する。通常、液体ヒドロホルミ
ル化媒質中のリガンド;ロジウムモル比は、少なくとも
約2:1、好ましくは3;1またはそれ以上、最高約1
00:  1またはそれ以上である。ロジウム触媒1モ
ル当り、Ti離リガンドは少なくとも1モルであるのが
好ましい。ヒドロホルミル化媒質中のリガンドの濃度は
、一般に約1容量%から最高約50容量%まで、通常約
5容量%から約20容但%までである。 ヒドロホルミル化媒質は、ロジウム錯体触媒およびTi
離リガンドの他に、生成物アルデヒド、未反応オレフィ
ン、少量の副生成物である水素添加生成物(すなわち、
アルファーオレフィン出発物質を使用した場合、相当す
る飽和炭化水素)、および米国特許第4148830号
明i書に記二重ある種類のアルデヒド綜合副生成物も含
有する。 ヒドロホルミル化媒質は、さらに、添加不活性溶剤を含
有しうる。そのような溶剤は触媒、リガンド、出発物質
、生成物および副生成物に対する溶剤として働き、そし
てアルデヒド生成物とあるいは液体ヒト0ホルミル化媒
質中に存在するいずれの成分とも反応しない、いかなる
溶剤でもよい。 アルコール、およびヒトOキシル基を含む他の物質、た
とえばアルキレングリコール、ポリアルキレングリコー
ル、そしてこれらのモノ−エーテルおよび七ノーニス1
ルは、アルデヒド ヒドロホルミル化生成物と共に高沸
点のアセタールを形成し、それ故高沸点副生成物の形成
に関連した問題の一因となるので、前売から除外する。 適した溶剤の例としては、パラフィンおよびシクロ−パ
ラフィン、たとえばデカン、ドデカン、ブトラブカン、
オクタデカン、(c+−〜C8ーアル4ニル)−デカリ
ン、(c+〜Ca−アルキル)シクロヘキサン等がある
。他の適した溶剤には、芳香族化合物、たとえば(cG
−〜CI2ーアルキル)−ベンゼン、(c+−〜C5ー
アルキル)−ナフタレン、(c+−〜C6−アルキル)
−テトラリン、0−テルフェニル、m−テルフェニル、
およびアリールナフタレン、たとえば1−フェニルナフ
タレンがある。適した不活性溶剤の別の例は、エーテル
、たとえば(c+−〜Cpsーアルキル)ーアニソール
(たとえば、1−メトキシ−4−工f−ルベンゼン、1
−メトキシ−3−n−デシルベンゼン等)、C8〜Cp
s−ジアルキルエーテル(たとえば、ジ−n−ブチルエ
ーテル、ジーn −ヘキシルエーテル、ジ−n−オクチ
ルエーテル、ジ−n−ノニルエーテル、n−ブチルn−
デシルエーテル等)、トリ」−チレングリコールジメチ
ルエーテル、(c6−〜Cl4−アルキル)−テトラヒ
ドロフラン、(c6−−〜C14−アルキル)−1,1
−ジオキサン、(c+〜C6−アルキル)−ジメトキシ
ベンゼン(たとえば、トルヒドロキノンジメチルニーデ
ル等)、(c6−〜C12−アルコキシ)−ベンゼン、
および(cl  −〜Cl2−アルコキシ)−ナフタレ
ンである。さらに、不活性溶剤としての使用が考えられ
るものには、ケトン、たとえばシクロヘキサノン、(c
l−〜C6−アルキル)アリールウ°トン(たとえば、
アセトフェノン、プロピオフェノン、n−へキシルフェ
ニルケトン等)、(cl−〜C4−アルキル)−置換ジ
アリールケトン、Cl0−Cl3ジアルキルケ1−ン等
がある。適当な溶剤の別の例としては、生成物アルデヒ
ドから誘導した物質、たとえばジメチルアセタール、ジ
エチルアセクール、2〜アルキル−1,3−ジオキソラ
ン、および生成物アルデヒドまたはアルデヒド類から、
あるいは生成物アルデヒドより低分子層のアルデヒドか
ら誘導した2−フルキル−1,3−ジオキサンを挙げる
ことができる。二種以上の溶剤の混合物を使用すること
ができる。 このような不活性溶剤を本発明のヒドロホルミル化法に
使用すると、その摂、そのような不活性溶剤は蒸発帯域
からの蒸気流中に現われる。添加不活性溶剤を使用する
場合、生成物アルデヒドの回収を容易にするために、分
別帯域内の操作圧力において、どのような生成物アルデ
ヒドの沸点よりも少なくとも約10℃高い沸点を持つ溶
剤を選択するのが通常好ましい。この場合、添加不活性
溶剤は分別帯域からの液状の底部流中に現われる。 このような不活性溶剤の使用に関するさらに詳しい教示
は、1987年6月12日付けの本出願人の国際特許出
願箱PCT /87/ 00408号を参照されたい。 本発明を明瞭に理解し、そして実施を容易にするために
、本発明による好ましい方法に従って働くように設計し
たヒドロホルミ′ル化プラントを、プラントのフローダ
イヤグラムである添附の図面を参照して、実施例によっ
て説明する。 図面は大ざっばな図であるので、装置のさらに詳しい部
品、たとえば温度および圧力センサー、圧力リリーフバ
ルブ、制御バルブ、レベルコントローラ等が商業プラン
トにおいてさらに必要とされることは、当業者には明白
であろう。装置のそのような補助部品の規定は、本発明
の一部を形成するものではなく、従来の化学工学の実際
によるものである。 図面を参照すると、ヒドロホルミル化反応器1へ精製し
た液状1−デセンをライン2で、毎時47.385キロ
グラムモルの速度で、そして適当に精製した1:1  
fi2:Coモル混合物をライン3で供給する。反応器
1は全圧を8.44バール(8,60kof/cぜ)に
、ト12分圧を6.21バール(6,33k(lr/c
J )に、00分圧を2,01バール(2,11kgr
パノ)に、そして温度を85℃に維持する。反応器1は
、COとおよびトリフェニルホスフィンと錯結合状態に
あるロジウムよりなるロジウム錯体ヒドロホルミル化触
媒の形の、ロン1クム金属として計算して2501)I
)Imのロジウムを含有する液体ヒドロホルミル化媒質
の装入物を含む。反応溶液はまた、過剰のトリフェニル
ホスフィンリガンド、生成物CI+アルデヒド、すなわ
ち1−ウンデカナールおよび2−メチルデカナールの混
合物、未反応1−デセン、および米国特許第41488
30丹明II+書に記載された種類のアルデヒド縮合化
成物よりなる゛ヘビーズ(heavies) ”を含む
。トリフェニルホスフィンの濃度は10%W/Wであり
、一方生酸物C++アルデヒドは液体媒質の6466モ
ル%を構成する。 参照番号4は、反応器の攪拌機を示す。 反応媒質の流れは反応器1からライン5にポンプで送ら
れ、減圧バルブ6を通り抜け、そしてフラッシュ容器7
に入る。これはデミスターパッド8を含み、そして1,
40バール(1,43kclf/cぜ)に維持しである
。パージガス流はうイン9に取り込み、一方液状残留物
はライン10で流下フィルム蒸発器11へ取り込む。こ
の蒸発器11は、ライン12で供給される蒸気によって
加熱される。流下フィルム蒸発器11中での反応媒質の
滞留時間は約2秒である。反応媒質はM発器11を14
0℃で出て、ライン13で、デミスタ−パッド15を備
えそして0.03バール(0゜0306 kgf/cぜ
)に維持された気−液分離器14へ供給される。存在す
る実質的に全てのC++アルデヒドを蒸気相に蒸発分離
し、そして少量の未反応1−デセンおよびn−デカン水
素添加副生成物と共にライン16で分別カラム17へ送
る;このカラムは0.02バール(0,0204kgf
/cぜ)で操作する。触媒含有液体流は気−液分離器1
4の底部に集める。分離器14内の液体レベルは、分離
器14内での滞留時間を最小に減じるために、できるだ
け低く維持する。−般的には、分離器14内での液体の
n留時間は約3秒であり、その結果、流下フィルム蒸発
器11への人口から分離器14からの出口までの、蒸発
帯域中での全滞留時間tよ、約5秒以下である。 分離器14から、液体触媒含有流をライン18で生成物
冷月1器19へ送る;この冷Nl器19は冷加水がライ
ン20で供給され、液体流を90℃に冷rJIする。冷
加した触媒含有流は、触媒再循環ポンプ22によって、
ライン20および21で、ヒドロホルミル化反応器1へ
再循環ざVる。 分別カラム17は充填物23を含む。生成物C++アル
デヒドを含有する蒸気生成物流はオーバーヘッドでライ
ン24に回収し、冷却水がライン26で供給される凝縮
器25中で凝縮する。アルデヒド凝縮物は、ライン28
により真空ポンプ(図示眩ず)に接続している凝縮物ド
ラム27に集める。この真空ポンプは気−液分離器14
内をおよび分別カラム17内を所望の低圧に維持する。 液体アルデヒド生成物は、ポンプ30によってライン2
9に回収する。還流は分別カラム17の頂部へ、ライン
31でもどし、残りの生成物アルデヒドはうイン32で
貯蔵槽へ送る。 液状の底部流は分別カラム17の底から、ポンプ34の
助けで、ライン33に回収する。この流れの一部は分別
カラム17へ、蒸気がライン37で供給されるカラムリ
ボイラー36を経て、ライン35で再循環する。(必要
ならば、カラム17の底部を、流下フィルム型蒸発器で
またはワイプドフィルム型蒸発器で置き換えることがで
きる。)分別カラム17からの残りの底部流はライン3
8に取り込み、一部は、トリフェニルホスフィンリガン
ドおよびアルデヒド縮合生成物を含有する′“ヘビーズ
パのその後の回収のために、貯蔵槽へライン39で送り
、一方、残りはヒドロホルミル化反応鼎1ヘライン40
で再循環させる。液状の底部流をライン39で取り出す
速度は、反応器1におけるアルデヒド縮合副生成物の形
成速度に相当する。 時間当りのキログラムモルでの種々の流れのおおよその
組成を、次表に示す。この表はこれらの圧力および温度
も示している。 [発明の効果1 以上説明したように、本発明によれば、本発明は、触媒
含有流を触媒不活性条件にさらづ゛ことを実質的に避け
らることができ、さらに、生成物アルデヒドの回収を、
ヒドロホルミル化帯域において普通の温度にできるだけ
近い最高温度で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の詳細な説明するフローダイヤグラムで
ある。 1・・・・・・・・・ヒドロホルミル化反応器4・・・
・・・・・・m拌機 6・・・・・・・・・減圧バルブ 7・・・・・・・・・フラッシュ容器 11・・・・・・・・・フィルム型蒸発器14・・・・
・・・・・気−液分離器 17・・・・・・・・・分別カラム 19・・・・・・・・・冷却器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)一酸化炭素とおよびリガンドと錯結合状態
    にあるロジウムを含有するロジウム錯体ヒドロホルミル
    化触媒、(ロ)過剰のリガンド、(ハ)少なくとも一種
    の任意に置換されたC_7〜C_1_7アルデヒド、お
    よび(ニ)アルデヒド縮合生成物を含む、任意に置換さ
    れたC_6〜C_1_6オレフィンのロジウム触媒ヒド
    ロホルミル化によつて得た液体ヒドロホルミル化生成物
    媒質からの、任意に置換されたC_7〜C_1_7アル
    デヒドの回収方法において、 (a)前記液体ヒドロホルミル化媒質をガス抜きし: (b)前記ガス抜きした液体ヒドロホルミル化媒質を、
    前記の少なくとも一種のC_7〜C_1_7アルデヒド
    の蒸発を導く温度および圧力条件下に維持した蒸発帯域
    に通し: (c)前記蒸発帯域から液状の触媒含有流を回収し: (d)前記蒸発帯域を出る前記触媒含有流を冷却し; (e)[1]少なくとも一種の任意に置換されたC_7
    〜C_1_7アルデヒド、[2]リガンド、および[3
    ]少量の前記アルデヒド縮合生成物を含有する前記蒸発
    帯域から、蒸気流を回収し; (f)前記の蒸気流を分別帯域へ送り; (g)前記分別帯域から、(イ)前記の少なくとも一種
    のC_7〜C_1_7アルデヒドを含有する蒸気生成物
    流、および(ロ)前記リガンドおよびアルデヒド縮合生
    成物を含有する液状の底部流を回収し;そして (h)工程(d)の冷却した触媒含有流および工程(g
    )の前記液状底部流の物質の少なくとも一部を、前記ヒ
    ドロホルミル化帯域へ再循環させることよりなることを
    特徴とするアルデヒドの回収方法。
  2. (2)前記蒸発帯域が、ほぼ100℃〜ほぼ170℃の
    温度、およびほぼ0.0001バール(1.02×10
    ^−^4kgf/cm^2)から最高約0.05バール
    (5.1×10^−^2kgf/cm^2)までの圧力
    で操作されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のアルデヒドの回収方法。
  3. (3)前記蒸発帯域での滞留時間がほぼ0.5〜ほぼ5
    秒であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項記載のアルデヒドの回収方法。
  4. (4)前記ヒドロホルミル化媒質が、未反応オレフィン
    、アルデヒド生成物およびアルデヒド縮合生成物よりな
    る“自然のプロセス溶剤”中に溶解した前記の触媒およ
    び前記の遊離リガンドを含有していることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項記載
    のアルデヒドの回収方法。
  5. (5)前記ヒドロホルミル化媒質が、添加不活性溶剤を
    含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれか1項記載のアルデヒドの回収方法。
  6. (6)前記添加不活性溶剤が、ヒドロホルミル化反応で
    形成されたいずれかの任意に置換されたC_7〜C_1
    _7アルデヒドよりは揮発性ではないか、リガンドより
    は揮発性であることを特徴とする特許請求の範囲第5項
    記載のアルデヒドの回収方法。
  7. (7)前記蒸発帯域が、流下フィルムまたはワイプド(
    Wiped)フィルム蒸発器よりなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項記載
    のアルデヒドの回収方法。
  8. (8)任意に置換されたC_6〜C_1_6オレフィン
    のロジウム触媒ヒドロホルミル化による、任意に置換さ
    れたC_7〜C_1_7アルデヒドの製造方法において
    、前記オレフィンおよび組成量の一酸化炭素および水素
    を予め決められた容積の、一酸化炭素とおよびリガンド
    と錯結合状態にあるロジウムよりなるロジウム錯体ヒド
    ロホルミル化触媒を含有する液体ヒドロホルミル化媒質
    、および過剰のリガンドを含有するヒドロホルミル化帯
    域へ供給し;液体ヒドロホルミル化媒質をヒドロホルミ
    ル化帯域から取り出し;この取り出したヒドロホルミル
    化媒質をガス抜きし;ガス抜きした液体ヒドロホルミル
    化媒質を、前記の少なくとも一種の任意に置換されたC
    _7〜C_1_7アルデヒドの蒸発を導く温度および圧
    力条件下に維持した蒸発帯域へ通し;蒸発帯域から液状
    の触媒含有流を回収し;蒸発帯域を出る前記触媒含有流
    を冷却し;冷却した触媒含有流をヒドロホルミル化帯域
    へ再循環し;前記の少なくとも一種の任意に置換された
    C_7〜C_1_7アルデヒド、リガンドおよび少量の
    アルデヒド縮合生成物を含有する蒸発帯域から、蒸気流
    を回収し;前記蒸気流を分別帯域へ送り;前記分別帯域
    から、前記の少なくとも一種の任意に置換されたC_7
    〜C_1_7アルデヒドを含有する蒸気生成物流、そし
    てリガンドおよびアルデヒド縮合生成物を含有する液状
    の底部流を回収し;そして十分な量の前記の液状の底部
    流を前記ヒドロホルミル化帯域へ再循環して、前記の予
    め決められた容積のヒドロホルミル化媒質をその中に維
    持することよりなることを特徴とするアルデヒドの製造
    方法。
  9. (9)前記蒸発帯域を、ほぼ100℃〜ほぼ170℃の
    温度、およびほぼ0.0001バール(1.02×10
    ^−^4kgf/cm^2)から最高約0.05バール
    (5.1×10^−^2kgr/cm^2)までの圧力
    で操作することを特徴とする特許請求の範囲第8項記載
    のアルデヒドの製造方法。
  10. (10)前記蒸発帯域での滞留時間が、ほぼ0.5〜ほ
    ぼ5秒であることを特徴とする特許請求の範囲第8項ま
    たは第9項記載のアルデヒドの製造方法。
  11. (11)前記ヒドロホルミル化媒質が、未反応オレフィ
    ン、アルデヒド生成物およびアルデヒド縮合生成物より
    なる“自然の過程による溶剤”中に溶解した前記の触媒
    および前記の遊離リガンドを含有していることを特徴と
    する特許請求の範囲第8項ないし10項のいずれか1項
    記載のアルデヒドの製造方法。
  12. (12)前記ヒドロホルミル化媒質が、添加不活性溶剤
    を含有することを特徴とする特許請求の範囲第8項ない
    し10項のいずれか1項記載のアルデヒドの製造方法。
  13. (13)前記添加不活性溶剤が、ヒドロホルミル化反応
    で形成されたいずれかの任意に置換されたC_7〜C_
    1_7アルデヒドより揮発性ではないが、リガンドより
    は揮発性であることを特徴とする特許請求の範囲第12
    項記載のアルデヒドの製造方法。
  14. (14)前記蒸発帯域が、流下フィルムまたはワイプド
    フイルム蒸発器よりなることを特徴とする特許請求の範
    囲第8項のいずれか1項記載のアルデヒドの製造方法。
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