JPS63224810A - 連続圧延機のル−パ制御装置 - Google Patents

連続圧延機のル−パ制御装置

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JPS63224810A
JPS63224810A JP62058565A JP5856587A JPS63224810A JP S63224810 A JPS63224810 A JP S63224810A JP 62058565 A JP62058565 A JP 62058565A JP 5856587 A JP5856587 A JP 5856587A JP S63224810 A JPS63224810 A JP S63224810A
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looper
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Yoshiro Seki
義朗 関
Mitsuo Iwase
岩瀬 光男
Yuichi Tsuji
辻 勇一
Shinji Ueno
上野 伸二
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Nippon Steel Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/48Tension control; Compression control
    • B21B37/50Tension control; Compression control by looper control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は連続圧延機に係り、とくにルーパ角度およびス
タンド間張力の制御を行うためのルーパ制御装置に関す
る。
(従来の技術) 連続圧延機により板圧延を行なう場合、製品品質を評価
する重要な要素は、板厚や板幅、板クラウン量、板甲、
坦度などであるが、スタンド間張力値はこれらの要素に
及ぼす影響が大きいために、これをできる限り一定に保
つことが望ましい。このため、熱間連続圧延機では各圧
延スタンド間に設けられたルーパ機構によって張力値の
変化分を吸収するような制御が行なわれている。また、
圧延作業−1−、ルーパ動作角度の振れ幅を小さく抑え
ることも要求されるため、このルーパに隣接するスタン
ドのロール速度の修正も併せて行なわれている。
ルーパ機構の基本的な構成とこれを制御する従来の制御
装置を第5図に示す。波圧延材10]は圧延ロール10
2aおよび]02bを有する圧延スタンド102を通過
した後、圧延ロール]03aおよび103bを有する圧
延スタンド103へ進行するか、この間でルーパ機構1
04と接触している。ルーパ機構104のルーパ角度θ
はルーパ角度検出器105によって検出され、ルーパ角
度θに対応して常に目標張力値を保持するようなルーパ
トルク量の演算が演算装置106によって行われる。こ
のようにして得られたルーパトルクはの発生に必要なル
ーパ駆動電動機、10Hの電流目標値が演算装置106
から電流制御装置107に加えられ、この電流制御装置
107によってルーパ駆動電動機108が駆動される。
一ノJ°、ルーパ角度検出器105の検出信号は演算装
置109にも加えられる。この演算装置109ではスタ
ンド間張力制御により」1下したルーパ角1女Oを目標
値に復帰させるため圧延ロール1.02a、102bを
駆動するロール駆動電動機120に対する速度目標値の
演算が行なわれる。
この速度目標値が演算装置109から速度制御装置11
0に加えられ、この速度制御装置110によってロール
駆動電動機120が駆動される。
第5図から分かるように従来のルーパ制御装置は、スタ
ンド間張力制御とルーパ角度制御とを独立に行ない、そ
れら相互間の干渉を考慮していない。したがって、この
ようなルーパ制御装置にあっては、ロール駆動電動機1
20の速度修正によってスタンド間の材料長が変化し、
ルーパ駆動電動機108による張力制御が始まるが、一
方、これに追随するようにロール駆動電動機120によ
るルーパ角度制御が行なわれるため、このルーツ(角度
制御がスタンド間張力制御に対して逆効果をもたらし、
変動が大きくなったり、ひいては不安定になったりする
場合があるという欠点があった。
また、この張力変動を小さく抑えるべくルーパ角度の制
御を行なうと、制御の応答を低下させなければならず、
時間的変化の速い外乱に追随することができないという
欠点があった。
この問題点を解決する従来技術として例えば第6図に示
すルーパ制御装置50がある。この従来技術においては
、ルーパ制御系を2人力・2出力の多変数制御系として
とらえ、非線形なルーパ動特性モデルをある定常圧延状
態近傍で線形化することにより、ルーパ制御系の積分ゲ
インおよび比例ゲインを決定し、これらのゲインを用い
て主機速度目標値修W、量とルーパ駆動電動機の速度基
準値を決定している。
第6図は、張力trとルーパ角度θをそれぞれR のl」標値であるtrとθ に制御する従来技術による
ルーパ制御装置50の構成を示す制御ブロック図である
。なお、第6図は制御信号の流れを主体に示している。
第6図において、ルーパ駆動電動機用速度制御装置(以
下「ルーパ速度制御装置」(ルーパASR)という。)
IAはルーパ駆動電動機(ルーパ電動機とも称す)2の
速度Nt、を制御し、ルーパ機械系3を駆動する。一方
、主機速度制御装置(主機ASR)4は圧延ロールを駆
動する主機電動機5の速度を所定の値に制御する。
スタンド間張力発生機(146は主機電動機5の速度か
ら張力trまての伝達関数を表わすブロックであり、圧
延機機械諸元や圧延材寸法等により決まる。ブロック7
のF は張力trをルーバ電動機負Q電ikに換算する
係数であV)、それは圧延+」寸法、ル パ角度′:9
で決まる。また、ブロック8のFoはルーバ角度の変化
を主機電動機速度に換算する係数であり、圧延機機械諸
元、ルーバ角度等で決まる。このブロック7.8がルー
バ角度θと張力t rの相互下渉を表わすブロックであ
る。
以1−のIA〜8のブロックは設備条件および圧延プロ
セスを表イ)ずブロックであり、以下に従来技術による
ルーバ制御装置50の構成および作用を説明する。
ブロックQ、10,11.12はメインコントローラの
ゲインを表わずブロック、13.14は積分器、15.
16は加算器、17〜22は状態変数のフィードバック
ゲインを表わすブロックである。ルーバ速度制御装置1
Aに与えられるルーバ駆動電動機速度基準(ルーパ速度
括準とも称す)1? ΔN、は下記(a)〜(C)で示される各手段の出力値
を加算することによって得られる。
(a)  張力検出値t と張力I」標値trとの偏差
について積分ゲインに21(ブロック10)と積分器1
4による積分動作と、張力検出値t、と張力]」標値t
 との偏差について比例ゲインF41゛ (ブロック2(1)による比例動作を行う手段、(b)
  ルーバ角度険出値0とルーパ角度目標値θ)?との
偏差について積分ゲインに22(ブロック12)と積分
器14による積分動作と、ルーバ角度検出値θとルーバ
角度1」標値θlゞとの偏差について比例ゲインF5 
(ブロック21)による比例動作を行う手段、および (c)  ルーバ電動機速度検出値Nl、について比例
ゲインF6 (ブロック22)による比例動作を行う手
段、 の−神かそれである。
一ツバ十機速度制御装置4に入力される速度基準値は速
度設定値NRと主機速度修正量ΔNRを加算することに
より合成される。ここで主機速度修正量ΔNlゞは次の
(d)〜(f)でボされる各手段の出力値を加算するこ
とにより得られる。
(d)  張力検出値t と張力目標値t、との偏1゛ 差について積分ゲインIり11(ブロック9)と積分器
13による積分動作と、張力検出値t、と張力I? に1標1i(4t rとの&i差について比例ゲインF
l (フロック17)による比例動作を行う手段、(e
)  ルーバ角度検出値θとルーパ角反目標値θRとの
偏差について積分ゲインK (ブロック11)と積分器
13による積分動作と、ルーパ角疫険出値0とルーパ角
度目標値01ゞとの偏差について比例ケインF2  (
ブロック18)による比例動作を行う手段、 (1) ルーバ電動機速度検出値Nbについて比例ゲイ
ンF3 (ブロック19)による比例動作をj+う手段
、 の三f小かそれである。
次に、1述のように構成した従来技術によるルーバ17
制御装置50の作用を説明する。
=  8 一 連続圧延機のルーバ特性モデルは非線形モデルであるか
、これをある定常状態の近傍でテーラ−展開するこ古に
より、線形状態り程式の形で表現すると(1)式および
(2)式のようになる。
X=A −X+B −U+W    ・・・・・・・旧
・・(1)y=c−x          ・・・・・
・・旧・・(2)たたし、Xは時間微分dx/dtを意
味する。
X、 UおよびYは谷々(3)式、(4)式、(5)式
で小されるベクトル、Wは13次元外乱ベクトルである
。また、A、B、Cはそれぞれ’IX3,3X2゜2×
3の定数行列である。
X=[Δt  Δθ N]’I” 1゛′1、 (状態ベクトル)・・・・・・(3) (操作ベクトル)・・・・・(4) Y=[Δt  Δθ〕T 1パ (出力ベクトル)・・・・・・(5) ここで記号Tはヘクトルの転置を表わす。
ルーバ制御の制御L1的は、スタンド間張力の1−1標
値からの偏差Δtrと、ルーパ角度の目標値からの偏差
Δθを極力小さく抑えることにある。このような目的を
達成するためには、ある二次形式評価関数を最小にする
という意味での積分形最適レギュレータが有効である。
したがって、(6)式に示すように操作ベクトルUを構
成すればよい。
I  T −RB  P、、2(X−Xo) 十U。−(0)ここ
で、Rは2X2対角正定行列、YRは出力ベクトルYの
目標値ベクトル、X は状態ペクトルXの初期値ベクト
ル、U は操作ベクトルUの11J期値ベクトルである
また、P21” 2゜は次式 %式% で示されるRiecati !42の方程式の準正定解
5×5行列Pの部分行列であり、PとP21” 2゜と
の関係は、 −IS−1 である。なお、(7)式中A、Bは各々(9)式。
(10)式で与えられる5X5,5X2の定数行列であ
り、Qは5次元対角準正定行列である。
以上の検討結果から、主機速度制御装置4に対する主機
速反目標値修正量ΔNRとルーパ速度側を(6)式に従
って決定すればよいことになる。
1l− (6)式で置換 を行ない、(6)式を具体的に書き下すと(13)式を
得る。
(13)式に従って主機速度修正量ΔNRおよびルるよ
うに主機電動機5の回転速度およびルーパ駆動電動機2
の回転速度が修正される。
(発明か解決しようとする問題点) 従来のルーパ制御装置50では張力が変動した場合にそ
の変動を除去しようとルーパを−に下に動かすため、過
大な張力あるいは無張力状態となるとルーパがパスライ
ン以下に下がり制御不可能となるばかりでなく、機械的
リミットに衝突しルーパ機構や圧延設備を破損する場合
があった。
これは第6図の積分器14の入力が積分ゲインに2□、
に2□、張力偏差およびルーパ角度偏差によって決まる
ため、張力偏差が残っている間はルーパを上ドに動かす
操作量が出続けるためである。
これを避ける方法として積分・比例ゲインを計算する際
に第7式の重み行列R,Qを、ルーパ角度制御性能が高
くなるように選ぶ方法が考えられる。
しかし、これは一方で張力制御性能を犠牲にして、制御
系を不安定にすることになるため実用」−の問題か残り
根本的な解決にはならなかった。
本発明はルーバ角度が大きく変動してもルーパか機械的
リミットに衝突し、ルーパ機構や圧延設備を破損さける
事故を防止するはかりでなく、ルーパかパスライン以ド
に下がって制御不能となる中態を回避し、これにより操
業率の低下を防止し、歩留りを一層向1−させ得る連続
圧延機のルーパ制御装置を提供することをLl的とする
〔発明の構成〕
(問題点を解決するだめの手段) 本発明による連続圧延機のルーバ制御装置位はルーパ機
構の動作角度の検出値かγ・め設定した上限角度を超え
た場合は動作角度の[−1標値を−L限角度に変更する
とともに積分動作要素および比例動作要素のゲインを予
め設定したそれぞれの上限角度リミット補償ゲインに変
更し、動作角度の検出値が上限角度超過から以下になっ
た場合は動作角度の目標値を上限角JUから元の値に戻
すとともに積分動作要素および比例動作要素のゲインを
上限角!主すミット補償ゲインから元の値に戻し、動作
角度の検出値かrめ設定した下限角度未満となった場合
は動作角度の1」標値を下限角度に変更するとともに積
分動作要素および比例動作要素のゲインをrめ設定した
それぞれの下限角度リミット補償ケインに変ヴし、動作
角度の検出値か下限角度未満から以1.になった場合は
動作角度の1−1標値を下限角度から元の値に戻すとと
もに積分動作要素および比例動作要素のゲインを下限角
度リミット補償ゲインから元の値に戻すルーパ角度上下
限リミツト補償手段を設けたことを特徴とする。
(作 用) rIiIらかの原因によってルーパ機構の動作角度(以
降ルーパ角度と称す)か大きく変動し、ルーバ角度の検
出値力叫二限角度超過または下限角度未満になった時点
でルーパ角度上ド限すミット補償手0段によって、 a)上限角度超過の場合は、ルーバ角度の目標値が上限
角度に変咀されるとともに積分動作要素お−」つ − よび比例動作す索のゲインかI:lil、!角度リミッ
ト補償ゲインに変更され、 b )  ト’限(14度未満の場合は、ルーバ角度の
1」標値か下限角度に変更されるとともに積分動作要素
および比例動作要素のゲインが下限角度リミット補償ケ
インに変更されルーパ角度1−下限リミット補償が行わ
れる。
これにより張力とルーバ角度の非干渉制御に近い制御が
行われる。
さらにルーバ角度」−下限リミット補償中にルーバ角度
の検出1直か C)上限角度を超えていた場合は」1限角度以下になっ
た時点でルーパ角度リミット補償手段によってルーバ角
度の目標値が上限角度から元の値に戻されるとともに積
分動作要素および比例動作要素のゲインが−上限角度リ
ミツト補償ゲインから元の値に戻され、 d)下限角度未満であった場合は下限角度以上になった
14点でルーパ角度上下限リミット補償手段によってル
ーバ角度の[1標値か下限角度から元の−16= 値に戻されるとともに積分動作要素および比例動作要素
のゲインが下限角度リミット補償ゲインから元の値に戻
される。
これにより本発明によればルーバ角度が大き(変動して
もルーパか機械的リミットに衝突し、ルーパ機もがや圧
延設備を破損させる事故を防止するはかりでなく、ルー
パがパスライン以ドに下がって制御不能となるIG態を
回避することができ、このことから操業率の低ドを防止
し、歩留りを一層向−1−させることかできることとな
る。
(実施例) 実施例]: 第1図に本発明による制御装置の一実施例の構成をブロ
ックで示す。第1図においてブロック1A〜22は第6
図のものと同一であって従来の技術の項で説明済のため
個々の説明は省略する。
この実施例のルーパ制御装置30は第6図に示した従来
のルーパ制御装置50にルーバ角度」−下限リミット補
償装置23を新に設けたものである。
このルーパ角度上下限リミッ]・補償装置23によって
ルーパ角度の検出値θが予め設定した−上限角度を超え
た時点からI−眼角度以下になるまでルーバ角度の]I
標値θRを」−眼角度に変更するとともにブロック9〜
12の積分ゲインI(II’ K12’に2+’ K2
2およびブロック17〜22の比例ゲイ□ ンF1〜F
6を1−眼角度リミツト補償ゲインに変更する。そして
ルーバ角度の検出値θが上限角度超過から」下限角度以
下になると、この上限角度以下になった時点でルーバ角
度の目標値が上限角度から元の値に戻されるとともにブ
ロック9〜12の積分ゲインおよびブロック17〜22
の比例ゲインが上限角度リミット補償ゲインから元の値
に戻される。
またルーバ角度の検出値θが予め設定した下限角度未満
となった時点から下限角度具」二になるまでルーバ角度
上ド限リミット補償装置23によってルーバ角度の目標
値θRを下限角度に変更するとともにブロック9〜12
の積分ゲインKII’に12’  K2+’ K22お
よびブロック17〜22の比例ゲインF1〜F6を下限
角度リミット補償ゲインに変更する。そしてルーバ角度
の検出値θが下限角度未満から下限角度以上になると、
この下限角度以上となった時点でルーバ角度の目標値が
下限角度から元の値に戻されるとともにブロック9〜1
2の積分ゲインおよびブロック17〜22の比例ゲイン
が上限角度リミット補償ゲインから基の値に戻される。
第1図に示されたルーパ制御装置30の作用を第2図を
用いて説明する。第2図(a)はルーバ角度の目標値θ
8の時間に対する変化の様子を示したグラフであり、θ
 、 は通常の制御を行う場1ll1 合の11標角度、θ  は予め設定した−上限角度、1
18X θ 、 は予め設定した下限角度を示す。第2図1n (1))はルーバ角度θの時間に対する変化の様子を示
したグラフである。第2図(C)〜(f)はそれぞれ積
分ゲインに11’ K1□、に2□、に2゜の絶対値の
時間に対する変化の様子を示したグラフであり、第2図
(g)〜(1)はそれぞれ比例ゲインF1〜F6の絶対
値の時間に対する変化の様子を示したグラフである。こ
れらの(a)〜(d)までのグラフは時間の推移を示す
同一の横軸に対して表現されている。この横軸上のタイ
ミングT1は上流スタンドに被圧延材が噛込まれた時点
を示し、タイミングT2は上流スタンドに被圧延材が噛
込まれた時点を示す。タイミングT で被圧延材に張力
が発生し、これ以後ルーパ制御装置30によって張力t
rおよびルーバ角度θがそれぞれの目標値R trおよびθ 近傍に制御される。タイミングT3は何
んらかの原因によりルーバ角度θが急に上昇し、上限角
度θ  を超えた時点を示す。こl1ax のタイミングT3で第1図に示したルーパ角度上限りミ
ツト補償装置23によってルーバ角度の目標値θ1?が
θ 、からθ  に変更されるとともalffl   
     1IlaXに積分ゲインに、K   K  
 K  および比例II   12′ 21’  22 ゲインF、−F6がそれぞれの上限角度リミット補償ゲ
インに変更される。タイミングT4はルーバ角度θが上
限角度θ  を超えた状態から」下限11aX 角度θ  以下になった時点を示す。このタイミ+11
aX =  20 − ングT4でルーパ角度上下限リミット補償装置23によ
ってルーバ角度の目標値θ1?がθ  かax らθ 、 に戻されるとともに積分ゲインおよび比1m 例ゲインがそれぞれの上限角度リミット補償ゲインから
元の値に戻される。
また、図には示していないが、ルーバ角度θが下限角度
θ 1未満になるとルーバ角度−に下限りan ミツト補償装置23によってルーバ角度θの目標値θR
かθ 、からθ 、に変更されるとともにallll 
        In1n積分ゲインKII’ K1□
、に2□、に2□および比例ゲインF1〜FGがそれぞ
れの下限角度リミット補償ゲインに変更される。そして
ルーバ角度θがθ 1未満からθ 、以上になるとルー
バ角度のIn1n            l1In目
標値θ1および積分ゲインならびに比例ゲインが元の値
に戻される。
ここで上限および下限角度リミット補償ゲインは次のよ
うにして決定することかできる。(7)式の重み行列R
,Qを張力とルーバ角度の非干渉化を達成するように選
択し、その重みを使用してゲインを計算する。
次に第1図に示す本発明によるルーパ制御装置の効果を
第3図を用いて説明する。第3図はルーバ角度θの時間
に対する弯化の様子を示したグラフである。設定値であ
る上限角度θ  (30°)ax はルーパの機械的上限(52°)よりも低く、下限角度
θ 、  (−30°)はパスライン角度[111n (−52°)よりも高く設定されている。そして目椋角
1立θ 、 は零度に設定されている。
1lll 第3図においてタイミングT5 (1秒)で張力か低ド
したためルーパか1−昇し、タイミングT6(1,2秒
)でルーバ角度θは1・眼色度θll1aX(’30’
)に達する。このタイミングT6でルーパ角度1−限り
ミツト補償がルーバ角度1−下限りミツト補償装置23
によって行われるため、ルーパの1−昇速度か鈍り、最
大値(49°)に達して下降し始める。そしてタイミン
グT7 (2,2秒)で」眼色反θ  (30°)以下
となりルーパ角ax 反上限リミット補償が終了する。この時点でルーバ角度
の目標値θRがθ  (0°)に戻るためim ルーバ角度θはθ 、 (0°)に1又っていく。し1
m たかってルーパ角度I−限りミツト補償が無い場合はタ
イミンクT6以後も−1−昇を続け、ついにはルー ハ
の機械的−1−限(52°)に達してルーパが破損する
ことになる。
実施例1によれば圧延中にルーバ角度θが大きく変動し
ても、張力とルーバ角度の非干渉制御を行うことにより
ルーパが機械的リミットに衝突し、ルーパ機構や圧延設
備を破損させるりf故を防止するはかりてなく、ルーパ
がパスライン以ドに下かってη;り御不能となる9G態
を回避することができ、このことから操業率の低ドを防
止し、歩留りを一層向1゛、させることかできることと
なる。
実施例2: 第4図はルーパ駆動電動機2の制御装置として、ルーパ
駆動電動機2の電機子電流11.を制御する電流制御装
置(ACR)IBを採用したシステムに対する本発明の
実施例を示すものである。この実施例の第1図の実施例
との違いは、電流制御装置1Bに人力される信号がルー
パ電流修正量■? ΔI、となることである。すなわち、ルーパ電流制御装
置1Bに入力されるルーパ電流基準値は、内部でルーパ
電流設定値114とルーパ電流修正量ΔILを加算する
ことにより合成される。そして、ルーパ電流修正はΔI
t、は次の(g)〜(+)で示される各手段の出力値を
加算することにより合成される。
(g)  張力検出値trと張力目標値t、との偏差に
ついて積分ゲインに21(ブロック10)と積分器14
による積分動作と、張力検出値trと張カ目標値trと
の偏差について比例ゲインF4(ブロック20)による
比例動作を行う手段、(h)  ルーパ角度検出値θと
ルーパ角度目標値θI?との偏差について積分ゲインK
 (ブロック72)と積分器14によ毬積分動作と、ル
ーパ角度検出値θとルーバ角度1」標値θ2との偏差に
ついて比例ゲインF5 (ブロック2])による比例動
作を行う手段、 −25= (1)  ルーパ電動機速度検出値N1.について比例
ゲインF6 (ブロック22)による比例動作を行う手
段、 の三つがそれである。
主機電動機5の速度修正量ΔNRの算出についでは、第
1図の実施例と同様であるので、ここでは説明を省略す
る。この実施例の作用における第1図の実施例との違い
は、(4)式の操作ベクトルUか(14)式となること
である。
、=[ユNR,t、1R]T11109319.(14
)さらに具体的に表わした前述の(13)式は次の(1
5)式で置き換えられる。
R たたし、ΔI、はΔI、の初期値を表わす。
この実施例2のようにルーパ制御装置40からルーパA
CR(IB)に送信される信号がルーパl? 電流修正mΔIt、であっても、ルーバ角度が大きく変
動した場合は実施例1と同様にして、ルーパ角度上下限
リミット補償装置23によってルーバ角度θの目標値θ
”を上限(または下限)角度に変更するとともに積分ゲ
インおよび比例ゲインを上限(または下限)角度リミッ
ト補償ゲインに変更することかできる。これにより機械
的リミットに衝突し、ルーパ機構や圧延設備を破損させ
る事故を防止するばかりでなく、ルーパがパスライン以
ドにドがって制御不能となる事態を回避することができ
、このことから操業率の低下を防止し、歩留を一層向−
1−させることができることとなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば圧延中にルーバ角度が大きく変動した場
合でも張力とルーバ角度の非干渉制御に近い制御を行う
ことにより、ルーパが機械的リミットに衝突し、ルーパ
機構や圧延設備を破損させる事故を防止するばかりでな
く、ルーパがパスライン以ドにドがって制御不能となる
事態を回避することのできる連続圧延機のルーパ制御装
置を提供することかでき、これにより操業率の低Fを防
止し、歩留りを一層向」−させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるルーパ制御装置の一実施例の構成
を示すブロック図、第2図はルーパ角度の目標値、ルー
バ角度、積分ゲイン、および比例ゲインの時間に対する
変化の様子を示したグラフ、第3図はルーバ角度の時間
に対する変化の様子を示したグラフ、第4図は本発明に
よるルーパ制御装置の他の実施例の構成を示すブロック
図、第5図はルーパ機構とこれを制御する従来の制御装
置を示すブロック図、第6図は従来のルーパ制御装置の
構成を示すブロック図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 比例動作要素および積分動作要素を有し、タンデムに配
    置された圧延スタンド間の被圧延材の張力の検出値と目
    標値との偏差および前記圧延スタンド間に設けられたル
    ーパ機構の動作角度の検出値と目標値との偏差ならびに
    前記ルーパ機構を駆動するルーパ駆動電動機の回転速度
    の検出値に基づいて前記圧延スタンド間の被圧延材に作
    用する張力および前記ルーパ機構の動作角度がそれぞれ
    の目標値となるように制御する連続圧延機のルーパ制御
    装置において、 前記ルーパ機構の動作角度の検出値が予め設定した上限
    角度を超えた場合は前記動作角度の目標値を前記上限角
    度に変更するとともに前記積分動作要素および比例動作
    要素のゲインを予め設定したそれぞれの上限角度リミッ
    ト補償ゲインに変更し、前記動作角度の検出値が前記上
    限角度超過から以下になった場合は前記動作角度の目標
    値を前記上限角度から元の値に戻すとともに前記積分動
    作要素および比例動作要素のゲインを前記上限角度リミ
    ット補償ゲインから元の値に戻し、前記動作角度の検出
    値が予め設定した下限角度未満となった場合は前記動作
    角度の目標値を前記下限角度に変更するとともに前記積
    分動作要素および比例動作要素のゲインを予め設定した
    それぞれの下限角度リミット補償ゲインに変更し、前記
    動作角度の検出値が前記下限角度未満から以上になった
    場合は前記動作角度の目標値を前記下限角度から元の値
    に戻すとともに前記積分動作要素および比例動作要素の
    ゲインを前記下限角度リミット補償ゲインから元の値に
    戻すルーパ角度上下限リミット補償手段を設けたことを
    特徴とする連続圧延機のルーパ制御装置。
JP62058565A 1987-03-13 1987-03-13 連続圧延機のル−パ制御装置 Expired - Lifetime JPH0811246B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5040395A (en) * 1989-02-07 1991-08-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Looper control system for continuous rolling mill

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