JPS6322265Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6322265Y2 JPS6322265Y2 JP1982058075U JP5807582U JPS6322265Y2 JP S6322265 Y2 JPS6322265 Y2 JP S6322265Y2 JP 1982058075 U JP1982058075 U JP 1982058075U JP 5807582 U JP5807582 U JP 5807582U JP S6322265 Y2 JPS6322265 Y2 JP S6322265Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dovetail groove
- tile
- band plate
- anchor
- side edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 claims description 12
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、タイルに関するものである。
従来、タイルの貼付けは、壁等の施工面にモル
タルを介し固着していた。
タルを介し固着していた。
しかしながら、タイルとモルタルとの材質が異
なると共に、外気にさらされるタイルと、上記タ
イルにより被われたモルタルとに受ける熱の差が
大きいので、伸縮率に大差が発生する。
なると共に、外気にさらされるタイルと、上記タ
イルにより被われたモルタルとに受ける熱の差が
大きいので、伸縮率に大差が発生する。
このため、タイルが剥離する欠点があつた。
特に、昼夜に大きな温度差のある地域にあつて
は、大きな伸張と収縮とを交互に繰り返すので、
煩繁にタイルが剥離する欠点があつた。
は、大きな伸張と収縮とを交互に繰り返すので、
煩繁にタイルが剥離する欠点があつた。
この考案は、モルタルからタイルが剥離しない
ようにして、上述の欠点を解消することを目的と
している。
ようにして、上述の欠点を解消することを目的と
している。
この考案は、タイル本体の裏面に蟻溝を設け
て、この蟻溝にアンカーを嵌め込み係止して、モ
ルタルからタイル本体が剥離しないようにしたタ
イルを提供する。
て、この蟻溝にアンカーを嵌め込み係止して、モ
ルタルからタイル本体が剥離しないようにしたタ
イルを提供する。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
図示のタイルAは、タイル本体1と、このタイ
ル本体1の裏面に適宜の配列で設けた蟻溝2と、
この蟻溝2に嵌め込み係止してモルタルから上記
タイル本体1の剥離を防止するアンカー3とによ
つて構成されている。
ル本体1の裏面に適宜の配列で設けた蟻溝2と、
この蟻溝2に嵌め込み係止してモルタルから上記
タイル本体1の剥離を防止するアンカー3とによ
つて構成されている。
上記のアンカー3は、第4図及び第5図で示し
たように正面側の板面長手方向に若干屈曲させた
弾性を有する帯板4と、この帯板4の一側縁にそ
れぞれ蟻溝2の側縁に嵌り込むよう両端部は帯板
4の正面側に突出する突片5,5と、中央部は帯
板4の裏面側に突出する突片6と、帯板4の他側
縁から連なる所要数の屈曲片7とで構成してあ
る。
たように正面側の板面長手方向に若干屈曲させた
弾性を有する帯板4と、この帯板4の一側縁にそ
れぞれ蟻溝2の側縁に嵌り込むよう両端部は帯板
4の正面側に突出する突片5,5と、中央部は帯
板4の裏面側に突出する突片6と、帯板4の他側
縁から連なる所要数の屈曲片7とで構成してあ
る。
次にタイルの貼付け方法を説明する。
まず、タイル本体1の蟻溝2にアンカー3の片
端側突片5と途中の突片6とを嵌め込み係合させ
たのち、上記途中の突片6突出方向に帯板4の残
る片端側突片5を有する部分を押圧し、そして蟻
溝2の側縁内側に上記残る片側突片5の先端が到
達すると、蟻溝2に突片5を押し込み、然るのち
押圧を解除すると蟻溝2の側縁に残る片端側の突
片5が係合してタイル本体1にアンカー3が支持
される。
端側突片5と途中の突片6とを嵌め込み係合させ
たのち、上記途中の突片6突出方向に帯板4の残
る片端側突片5を有する部分を押圧し、そして蟻
溝2の側縁内側に上記残る片側突片5の先端が到
達すると、蟻溝2に突片5を押し込み、然るのち
押圧を解除すると蟻溝2の側縁に残る片端側の突
片5が係合してタイル本体1にアンカー3が支持
される。
なお、蟻溝2に途中の突片6を嵌め込み係合し
たのち、帯板4の両端を上記途中の突片6突出方
向に押圧し、そして蟻溝2に両突片5,5を押し
込み、然るのち押圧を解除して蟻溝2に突片5,
5を係合させるようにしてもよい。
たのち、帯板4の両端を上記途中の突片6突出方
向に押圧し、そして蟻溝2に両突片5,5を押し
込み、然るのち押圧を解除して蟻溝2に突片5,
5を係合させるようにしてもよい。
しかして、上記アンカー3が埋没するようにタ
イル本体1の裏面にモルタル層11を形成すると
共に、このモルタル層11にフツク12の末端部
を埋設する。
イル本体1の裏面にモルタル層11を形成すると
共に、このモルタル層11にフツク12の末端部
を埋設する。
上記のフツク12は、図示の場合基板13と、
この基板13の両端から連なつて上記基板13の
一面側で対向する側板14と、この両側板14の
先端に設けてある透孔15に挿通した埋込み杆1
6と、側板14の基板13側下縁に設けた切欠き
17とで構成されている。
この基板13の両端から連なつて上記基板13の
一面側で対向する側板14と、この両側板14の
先端に設けてある透孔15に挿通した埋込み杆1
6と、側板14の基板13側下縁に設けた切欠き
17とで構成されている。
また、上記のアンカー3は、同一水平線上に位
置するよう上下二列で、かつ各列毎に三個埋設さ
れている。
置するよう上下二列で、かつ各列毎に三個埋設さ
れている。
次に、縦柱18の屋外面に設けてある受金具1
9に上面が開口する溝型材より成る横桟20を載
置したのち、クランプ金具21により上記縦柱1
8に横桟20を固定する。
9に上面が開口する溝型材より成る横桟20を載
置したのち、クランプ金具21により上記縦柱1
8に横桟20を固定する。
しかして、上記の横桟20にフツク12を嵌め
込み係止したのち、基板13のネジ孔22にねじ
込んであるボルト23の締め付けにより、横桟2
0にタイルAを固定する。
込み係止したのち、基板13のネジ孔22にねじ
込んであるボルト23の締め付けにより、横桟2
0にタイルAを固定する。
以上のようにして、縦横に順次タイルを貼付け
る。
る。
なお、タイルAの対向周辺の目地材は、図示の
ようにタイルAの周面に前もつて接着剤を介し固
着されているパツキング24を圧縮状態に突き合
せるか、或は接着性のよい目地材を充填する。
ようにタイルAの周面に前もつて接着剤を介し固
着されているパツキング24を圧縮状態に突き合
せるか、或は接着性のよい目地材を充填する。
また、上記以外の貼付方法として施工面にモル
タルを介しタイルAを貼付けることもある。
タルを介しタイルAを貼付けることもある。
このとき、モルタルには、タイル本体1の裏面
のアンカー3が埋没している。
のアンカー3が埋没している。
以上のように、この考案に係るタイルの剥離防
止用アンカーは、正面側の板面長手方向に若干屈
曲させた弾性を有する基板と、この基板の一側縁
に蟻溝の側縁に嵌り込むよう両端部は帯板の正面
側に突出する二つの突片と、中央部は帯板の裏面
側に突出する一つの突片と、帯板の他側縁から連
なる所要数のモルタルとの係合用屈曲片とで構成
してあるので、蟻溝の側縁に各片を押し付けてタ
イル本体にアンカーを取付けることができる。
止用アンカーは、正面側の板面長手方向に若干屈
曲させた弾性を有する基板と、この基板の一側縁
に蟻溝の側縁に嵌り込むよう両端部は帯板の正面
側に突出する二つの突片と、中央部は帯板の裏面
側に突出する一つの突片と、帯板の他側縁から連
なる所要数のモルタルとの係合用屈曲片とで構成
してあるので、蟻溝の側縁に各片を押し付けてタ
イル本体にアンカーを取付けることができる。
このため、各タイル本体の蟻溝の幅に若干の寸
法誤差があつても常に蟻溝の側縁に各突片の先端
縁を押し付けてアンカーのがたつきを防止し、か
つタイル本体に対しアンカーを確実に取付けるこ
とができる。
法誤差があつても常に蟻溝の側縁に各突片の先端
縁を押し付けてアンカーのがたつきを防止し、か
つタイル本体に対しアンカーを確実に取付けるこ
とができる。
また、蟻溝の途中にもその取付け位置から嵌め
込みにより簡単かつ迅速にアンカーを取付けるこ
とができるので、蟻溝の端からアンカーを嵌め込
み、そして移動させることがない。
込みにより簡単かつ迅速にアンカーを取付けるこ
とができるので、蟻溝の端からアンカーを嵌め込
み、そして移動させることがない。
第1図はタイルの貼付け実施例を示す正面図、
第2図は第1図X−X線に沿う断面図、第3図は
第1図Y−Y線に沿う断面図、第4図はアンカー
の斜視図、第5図はアンカーの背面図である。 A……タイル、1……タイル本体、2……蟻
溝、3……アンカー、4……帯板、5……突片、
6……突片、7……屈曲片。
第2図は第1図X−X線に沿う断面図、第3図は
第1図Y−Y線に沿う断面図、第4図はアンカー
の斜視図、第5図はアンカーの背面図である。 A……タイル、1……タイル本体、2……蟻
溝、3……アンカー、4……帯板、5……突片、
6……突片、7……屈曲片。
Claims (1)
- 裏面に蟻溝を設けたタイル本体と、正面側の板
面長手方向に若干屈曲させた弾性を有する帯板
と、この帯板の一側縁に蟻溝の側縁に嵌り込むよ
う両端部は帯板の正面側に突出する突片と、中央
部は帯板の裏面側に突出する突片と、帯板の他側
縁から連なる所要数のモルタル係合用の屈曲片と
で構成したアンカーとから成るタイル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5807582U JPS58159336U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | タイル |
US06/486,542 US4522003A (en) | 1982-04-19 | 1983-04-19 | Tiles and arrangement for setting tiles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5807582U JPS58159336U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | タイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58159336U JPS58159336U (ja) | 1983-10-24 |
JPS6322265Y2 true JPS6322265Y2 (ja) | 1988-06-20 |
Family
ID=30068486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5807582U Granted JPS58159336U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | タイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58159336U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5801654B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2015-10-28 | 株式会社デイコム | タイル剥落防止具 |
JP2021011763A (ja) * | 2019-07-08 | 2021-02-04 | 杉江製陶株式会社 | 剥落防止タイル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4965028A (ja) * | 1972-10-26 | 1974-06-24 | ||
JPS56586A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-07 | Kubota Ltd | Liquid-sealed type pumping equipment |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53116126U (ja) * | 1977-02-24 | 1978-09-14 |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP5807582U patent/JPS58159336U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4965028A (ja) * | 1972-10-26 | 1974-06-24 | ||
JPS56586A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-07 | Kubota Ltd | Liquid-sealed type pumping equipment |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58159336U (ja) | 1983-10-24 |
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