JPS6322244Y2 - - Google Patents

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JPS6322244Y2
JPS6322244Y2 JP17214981U JP17214981U JPS6322244Y2 JP S6322244 Y2 JPS6322244 Y2 JP S6322244Y2 JP 17214981 U JP17214981 U JP 17214981U JP 17214981 U JP17214981 U JP 17214981U JP S6322244 Y2 JPS6322244 Y2 JP S6322244Y2
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JP
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mullions
mullion
hollow
wall
connecting member
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JP17214981U
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JPS5878309U (ja
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、カーテウオールの方立を上下に連結
する場合の方立連結構造に関する。
従来技術 従来、上下に連結されるカーテンウオールの方
立は同一断面形状のものが用いられている。そし
て、前記上下の方立は、所定の連結部材を介装し
て連結され、また、各方立には、パネル、ガラス
などの壁体を装着することにより、建造物が構築
されるものであることが知られている。
考案が解決しようとする課題 構造体において、階上の方立に加わる荷重は階
下のものよりも小さいから、上方の方立は下方の
ものよりも剛性が小さくて済み、したがつて、一
般論としては、従来のように上下の方立が同一断
面形状を有すること、換言すれば、共通の方立部
材を用いるということは、材料経済の観点におい
て得策ではない。しかし、そうだからといつて、
上方の方立の断面形状を下方のものに対し任意に
小さくすることは、当該方立に共通に装着される
パネル、ガラスなどの壁体との関係上、無理を生
じることになり、また、構築物によつては、方立
に加わる座屈荷重ないし曲げ荷重に対し、特定軸
方向の断面二次モーメントは各階共通に保持して
おく必要があつたり、さらに、同一階でも一定の
方立につき他の方立とは異なる軸方向の断面二次
モーメントを要する場合に、対処し得ないことに
なる。そして、仮に上述の断面形状について解決
したとしても、次には、異なる形状の方立をいか
に連結支持するか、特に階上のものにおいて問題
となる。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
上下の方立を相対的に特定するとともに、これら
に連結部材を介装して構成することにより、上述
の問題点をすべて解決し得たものである。
課題を解決するための手段 すなわち、本考案に係る方立の連結構造は、上
下の方立間に連結部材を介装して当該上下の方立
を連結した方立の連結構造であつて、前記上下の
方立は、横断面形状を共通にする壁体嵌装部と、
該嵌装部の一端に形成された角柱状の中空部とを
備え、さらに上下の中空部は、壁体と平行な方向
及び該壁体と直交する方向のいずれか一方の幅寸
法が共通に形成されるとともに、当該他方の幅寸
法は、下方の中空部に対し上方の中空部が小さく
形成され、かつ前記連結部材は、前記両中空部に
嵌挿された嵌合部を備え、さらに、前記嵌合部
は、それぞれ前記中空部の内壁面に当接する突出
片が形成されて上下に段形状をなして設けられて
いる。
実施例 第1図ないし第3図において、上下の方立1,
2は、連結部材3を介装して連結されるものであ
つて、両方立1,2は、ともにパネル、ガラスな
どの壁体4を装着するための壁体嵌装部1a,2
aと、該嵌装部1a,2aの一端に形成される各
柱状の中空部1b,2bとから成る。これらの方
立1,2において、前記嵌装部1a,2aは横断
面形状を共通にするとともに、本例では、上下の
中空部1b,2bの前後方向(第2図、第3図の
上下方向)の幅寸法Tを共通にする一方、下方の
中空部2bに対し上方中空部1bの左右方向(第
2図、第3図の左右方向)の幅寸法mが小さく形
成される。すなわち、下方中空部2bの幅寸法M
に対し(m<M)となるようにする。なお、上下
の方立1,2における中空部1b,2bの幅寸法
T,M,mは相対的に特定されるもので、本例は
幅寸法Tを共通にしつつ、幅寸法M,mを異なら
しめたが、逆に左右方向の幅寸法を幅寸法Mとし
ておき、前後方向の幅寸法につき上方中空部1b
の幅寸法を下方中空部2bの幅寸法Tよりも小さ
く設けて形成するようにしてもよい。実施例の場
合は、前後方向を軸方向とする断面二次モーメン
トは顕著に異なる一方、左右方向を軸方向とする
モーメントはさほどかわらず、また、上述の前後
方向の幅寸法を異ならしめた場合は、各断面二次
モーメントは実施例とは逆になる。したがつて、
下方の方立2に対し上方の方立中空部1bの幅寸
法を異ならしめることにより、適宜必要に応じた
剛性を得ることができる。
前記連結部材3は、基本的には両中空部1b,
2bの内側形状に適合する嵌合部3a,3bを備
えたものを用いる。そして、本例の場合は、上方
の方立中空部1bが適宜に変形せられる点に鑑
み、連結部材3は下方中空部2bの内側形状に適
合する井型状の部材を用いる(第4図1)。そし
て、上方中空部1bに嵌合する嵌合部3aは、該
中空部1bの内側形状に適合すべく切欠いて形成
する(第4図2)。このように切欠き形成された
連結部材3は、前記嵌合部3a,3bにおいて、
それぞれ前記中空部1b,2bの内壁面に当接す
る突出片3a′,3b′が形成されて上下に段形状を
なして設けられる。
上述のように、連結部材3に井型状の部材を用
いた場合は、上方の方立中空部1bの形状が異な
つても、部材3自体を切欠くことにより容易に対
処し得るので、該中空部1bの変形に応じて各別
に連結部材3を用意しなければならない事態を回
避することができる。なお、連結部材3は任意の
手段によつて中空部2b内に固定せしめられる。
本例では、連結部材3はボルト5,5によつて下
方の方立2にのみ固着される。これは、連結部材
3を上方の方立1には固着させずに方立間の上下
の伸縮(方立間隔の拡縮)に対処させたものであ
る。同様に、連結棒6,6を壁体嵌装部1a,2
a近傍の円孔部1c,2c間に挿着させて位置合
わせをなさしめる場合に、該棒6は下方の方立2
にのみ固着させるものである。
また、実施例において、連結部材3にV溝3
c,3cを形成した。これは、部材3の切欠きに
際し、切欠き位置決めおよび切欠き自体が容易化
され得るためのものである。なお、V溝3cは、
これにより応力集中が生じない程度に形成する。
なお、本案の方立連結構造において、図示を省
略したが、両方立1,2の間には床材が敷設さ
れ、また、コーキングなどがなされることは従来
同様である。
考案の効果 本考案は、以上説明したように、上下の方立が
連結部材を介装して連結されるものであつて、双
方の壁体嵌装部は横断面形状を共通にし、さら
に、方立中空部は角柱状にして一方向の幅寸法を
共通にする一方、他方向すなわち90度異なる方向
の幅寸法は上方中空部において小さく形成されて
成るものであるから、方立に要する材料を軽減し
得て経済的であるのはもちろんのこと、下方の方
立に加わる荷重を同様に軽減し得るなど構築物の
構造強度および軽量化に資することとなる。ま
た、上方中空部は、下方のものに比べ、小型化さ
れて適宜の剛性を得ることができる反面、一方向
の幅寸法を共通にするから、上方の方立は下方の
それに載着され得ることになり、構造上何等支障
を来すことがない。さらに、上方の方立の断面形
状を下方のものに対し任意に小さく形成する本考
案において、パネル、ガラスなどの壁体の装着に
際し何等支障を来すこともないなど、種々の利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の連結構造を示す外観斜視図、第
2図は第1図のX−X断面図、第3図は第1図の
Y−Y断面図、第4図は本案に用いられる連結部
材を示す斜視図である。 1……上方の方立、2……下方の方立、1a,
2a……壁体嵌装部、1b,2b……中空部、3
……連結部材、T,M,m……幅寸法。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下の方立間に連結部材を介装して当該上下の
    方立を連結した方立の連結構造において、前記上
    下の方立1,2は、横断面形状を共通にする壁体
    嵌装部1a,2aと、該嵌装部の一端に形成され
    た角柱状の中空部1b,2bとを備え、さらに上
    下の中空部1b,2bは、壁体4と平行な方向及
    び壁体4と直交する方向のいずれか一方の幅寸法
    が共通に形成されるとともに、当該他方の幅寸法
    は、下方の中空部2bに対し上方の中空部1bが
    小さく形成され、かつ前記連結部材3は、両中空
    部1b,2bに嵌挿された嵌合部3a,3bを備
    え、さらに、前記嵌合部3a,3bは、それぞれ
    前記中空部1b,2bの内壁面に当接する突出片
    3a′,3b′が形成されて上下に段形状をなして設
    けられていることを特徴とする方立の連結構造。
JP17214981U 1981-11-20 1981-11-20 方立の連結構造 Granted JPS5878309U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17214981U JPS5878309U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 方立の連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17214981U JPS5878309U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 方立の連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5878309U JPS5878309U (ja) 1983-05-27
JPS6322244Y2 true JPS6322244Y2 (ja) 1988-06-20

Family

ID=29964055

Family Applications (1)

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JP17214981U Granted JPS5878309U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 方立の連結構造

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JPS5878309U (ja) 1983-05-27

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