JPS63221794A - 適応型輝度信号・色信号分離フイルタ - Google Patents

適応型輝度信号・色信号分離フイルタ

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JPS63221794A
JPS63221794A JP5716787A JP5716787A JPS63221794A JP S63221794 A JPS63221794 A JP S63221794A JP 5716787 A JP5716787 A JP 5716787A JP 5716787 A JP5716787 A JP 5716787A JP S63221794 A JPS63221794 A JP S63221794A
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vertical
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filter
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JP5716787A
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Yutaka Taguchi
豊 田口
Hisatomo Watanabe
渡辺 尚友
Hiroshi Ito
浩 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、NTSC方式のカラーテレビジョン信号(
以下、rNTsc信号」という)において、NTSC信
号から輝度信号(以下、「Y信号」という)または色信
号(以下、「C信号」という)を取り出すためのYC分
離フィルタに関するもので、アナログNTSC信号をA
/D変換した後、ディジタル的にYC分離を行うもので
ある。
[従来の技術] まず、アナログNTSC信号をディジタル化した時に、
画面を2次元平面としてその信号系列S (i * j
)  (i=1 、2 、3・−、m、  j=1 。
2.3.・・・tn)を第12図に示す(但し、i。
jはそれぞれ標本点の水平方向、垂直方向の配列番号を
示す)、この時の標本化周波数fsは、色副搬送波周波
数fscの4倍に選ぶのが普通である。
第12図において、標本点信号S (i 、lのY信号
とC信号とには次の関係がある。
S (i 、 j) =Y (i 、 j) +C(i
 、 j)また、通常のテレビジョン信号では、1フイ
ールド内の水平・垂直方向の隣り合う標本点間の相関が
強いという性質がある。さらにNTSC方式では、C信
号の位相は第13図の如く、ラインごとに、かつ2標本
点ごとに反転する。これらの特性を利用してYC分離を
ディジタル的に行うことができる。
また、第12図、第13図で対応した記号で表わしてい
るように、lフィールド内の注目する標本点C(i 、
 j)に対して、その2標本点前後と1ライン上下の4
つの点では色副搬送波位相が180°異なっているので
、1フイールド内で適応的にディジタルフィルタを切替
えてYC分離を行うこともできる。
第14図は例えば特開昭58−242367号公報に示
された従来の適応型YC分離フィルタの構成を示すブロ
ック回路図である0図において、(1)はアナログNT
SC信号(1o1)をディジタル化するA/D変換器、
(2)はこのA/D変換器(1)の出力(1o2)から
Y信号成分を取り除く水平・垂直方向選択型フィルタ、
(3)はこの水平拳垂直方向選択型フィルタ(2)にお
ける遅延を補償するための遅延素子、(0は水平・垂直
方向選択型フィルタ(2)の出力C信号(104)とi
f!に素子(3)の出力(105)との差を求め、Y信
号(IH)を出力する減算器である。
第15図に上記水平・垂直方向選択型フィルタ(2)の
構成を示す0図において、(5)は入力信号(102)
を1ライン分遅延させるIH遅延器、(6)は入力信号
(102)を2標本点分遅延させる2D遅延器、(7)
はIH遅延器(5)の出力(103)を2標本点分遅延
させる2D遅延器、(8)は2D遅延器(7)の出力(
111)を1ライン分遅延させるlH遅延器、(8)は
2Dil!延器(7)の出力(111)を2標本点分遅
延させる2D遅延器、(10)は2D遅延器(6)の出
力(110)とIH遅延姦(8)の出力(112)とを
加算する加算器、(11)は2D遅延器(6)の出力(
110)からIH遅延器(8)の出力(112)を減算
する減算器、(12)は2D遅延器(9)の出力(11
3)からIH遅延器(5)の出力(103)を減算する
減算器、(13)は2Di1延器(9)の出力(113
)とIHi延器(5)の出力(103)とを加算する加
算器、(10は加算器(lO)の出力(115)に嵐を
掛ける乗算器、(15)は減算器(11)の出力(12
1)の絶対値を取る絶対値回路、(16)は2D遅延器
(7)の出力(111)に繕を掛ける乗算器、(17)
は減算器(12)の出力(122)の絶対値を取る絶対
値回路、 (18)は加算器(13)の出力(IIEI
)に%を掛ける乗算器、(18)は乗算器(16)の出
力(110から乗算器(14)の出力(117)を減算
する減算器、(20)は乗算器(10)の出力(114
)から乗算器(1日)の出力(11B)を減算する減算
器、(21)は絶対値回路(15) 、 (17)の出
力(123) 、(124)を比較する判定回路、 (
22)は判定回路(21)の出力(125)により、減
算器(18)の出力(1113)か減算器(20)の出
力(120)かを切替えて出力するスイッチである。
次に動作について説明する。
A/D変換器(1)によりディジタル化されたディジタ
ル信号系列S (i 、 j) (102)は、まず水
平・垂直方向選択型フィルタ(2)によって濾波される
。この水平・垂直方向選択型フィルタの動作を第15図
について説明する。ディジタル信号系列S (i 、 
j) (111)におけるC信号の注目標本点C(i 
、 j) (104)は、第13図の■印で示される。
このC(i 、 j)の値を求めるために、その位置か
ら上下にそれぞれ1ラインずつ離れた位置(図の0印)
の標本値S (i 、 j+1) 。
S(i、j−1)および左右に2標本点ずつ離れた位置
(図のΔ印)の標本値S (i+2.3)。
3(i−2,j)の4つの標本値を用いて垂直・水平方
向の映像信号の差分子マ 、THを算出する。
TV =S  (i  、  j+1)  −s  (
i  、  j−1)TH=S  (i+2.3)  
−3(i−2,j)そして、これらの信号Tv (12
1)  、 TH(122)は、それぞれ絶対値回路(
15) 、 (1?)によって絶対値l Tv  I 
(123)  、 I THl (124)に変換され
る。
次にこれらの絶対値lTv  I(123)  、 I
TH1(124)は判定回路(21)に入力され、判定
回路(21)は下記の条件に従ってスイッチ(22)を
切換えることにより減算器(19) 、 (2G)の出
力信号(11i9)。
(120)の選択を行い、C信号(104)を取り出す
lTv I< ITHIの時はスイッチ(22)の■側
端子IT)II≦1丁ulの時はスイッチ(22)の■
側端子すなわち、S (i 、 j)に対し、垂直・水
平方向の近隣のC信号の位相反転標本位置における標本
値s (t t j+t)  、S (i s j−t
)  tS (i+2 、 j)  、 S (i−2
、j)を用いて、映像信号の垂直方向差分絶対値と水平
方向差分絶対値とを求め、これらの値がより小さい方向
の2つの標本値を用いて下記のフィルタ演算を行い、映
像信号の低周波成分を除去するように適応制御される。
したがって、この水平・垂直方向選択型フィルタは、ス
イッチ(22)が■側端子に接続された時垂直方向の標
本値を用いて演算を行い、■側端子に接続された時水平
方向の標本値を用いて演算を行う。
この結果、S (i 、 J)の標本位置における垂直
方向または水平方向の映像信号の低周波成分が除去され
、HC信号(119)またはVcC信号120)が直ち
にC信号(100として得られる。また、この時のY信
号(In)は第14図における遅延素子(3)の出力信
号(105)と、C信号(100との差として次式の演
算により求まる。
Y (i 、 j) =S (i 、 j) −C(i
 、 j)以上に示した従来の適応型YC分離フィルタ
を用いた時のY信号とC信号の通過域を第16図に示す
、i16図においてル、νはそれぞれ水平・垂直方向の
周波数軸、flは垂直空間周波数で・横線を施した領域
がY信号の通過域、それ以外がC信号の通過域である。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の適応型YC分離フィルタは以上のように構成され
ているので、第6図に示すように水平および垂直周波数
がそれぞれfsc/2.f1/4 (Qは垂直空間周波
数)以上の斜め成分のY信号は遮断され、また水平周波
数がrsc付近の水平成分のY信号は少しでも垂直成分
があると遮断される。他方、垂直周波数がfL/2付近
の垂直成分のY信号もまた少しでも水平成分があると遮
断される。このように静止画、動画にかかわらずY信号
の帯域に制限が加えられるので、解像度が低いという問
題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、静止画における水平−垂直解像度を向上させ
ることができるとともに、動画でも適切に画質劣化防止
とクロスカラー発生防止を行える適応型YC分離フィル
タを得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る適応型YC分離フィルタは、従来の適応
型YC分離フィルタにおける水平および垂直方向のフィ
ルタに加えて水平・垂直両方向のフィルタと時間方向の
フィルタとを設け、輝度信号9色値号と分離しようとす
る注目標本点およびその近接標本点から得られる水平方
向および垂直方向の非相関エネルギDH(Z)、DV(
H)と、時間方向の差分絶対値DT とを算出し、この
DTが時間方向しきい定数KTより大きい場合にはD)
l(Z)とDV(Z)をそれぞれ2つの水平および垂直
方向しきい定数KHI 、 KH2、Kv+ 、 K1
72とを比較し、水平方向に相関が特に強いときには水
平方向フィルタの出力を、垂直方向に相関が特に強いと
きには垂直方向フィルタの出力を、それ以外のときには
水平垂直両方向フィルタの出力を選択し、また、DTか
に丁よりも小さい場合には、時間方向フィルタの出力を
選択して第1の信号成分として取り出し、複合映像信号
から上記第1の信号成分を減算して第2の信号成分を取
り出し、輝度信号と色信号とを分離するように構成した
ものである。
[作用] この発明における水平相関検出手段、垂直相関検出手段
および時間相関検出手段は、注目標本点およびその水平
−垂直・時間方向の近隣の標本点の値から水平方向非相
関エネルギDH(Z)、垂直方向非相関エネルギDV(
Z)および時間方向差分絶対値DTを算出し、水平方向
しきい定数K Hl *KH21垂直方向しきい定数K
vl 、 KV2および時間方向しきい定数KT とそ
れぞれ大小を比較する。
判定手段はこれらの比較結果にもとづき、時間方向差分
絶対値DTがxr より大きく、かつ水平方向の相関が
特に大きい場合には水平フィルタの出力を選択し、DT
がKrより大きく、かつ垂直方向の相関が特に大きい場
合には垂直フィルタの出力を選択し、DTがKr より
大きく、かつ、水平、垂直両方向の相関が大差ない場合
には水平番垂直両方向フィルタの出力を選択し、DTが
Kr より小さい場合には時間方向フィルタの出力を選
択して第1の信号成分として出力する。減算器はこの第
1の信号成分を複合映像信号と遅延量を合わせたのち減
算して第2の信号成分をとり出す。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面について説明する。
第1図において、(1)はアナログNTSC信号(10
1)をディジタル信号(102)に変換するA/D変換
器、(23)はこのA/D変換器(1)の出力からY信
号成分を取り除く水子〇垂直e時間方向選択型フィルタ
、(24)はこの水平Φ垂直e時間方向選択型フィルタ
(23)における遅延を補償するための遅延素子、(4
)は水平・垂直e時間方向選択型フィルタの出力(10
0と遅延素子(20の出力(105)との差を求める減
算器である。
水平・垂直・時間方向選択型レイルタ(23)のブロッ
ク図を第2図に示す0図において、(31)は入力信号
(102)を(1フレーム)−(1ライン)(以下、r
lF−IHJのように略記する)分遅延させるIF−I
H遅延器、(33)はIF−IH遅延器(31)の出力
(129)を(1ライン)−(2標本点)(以下・ r
lI(−2DJのように略記する)分遅延させるIH−
20遅延器、(35)はIH−20遅延器(33)の出
力(130)を2標本点分遅延させる2D遅延器、(3
B)は2D遅延器(35)の出力(131)を2標本点
分遅延させる2D遅延器、(34)は2D遅延器(3B
)の出力(132)を(1ライン)−(2標本点)分遅
延させるIH−2D遅延器、(32)はIH−2D遅延
器(30の出力(133)を(1フレーム)−(1ライ
ン)分遅延させるIF−IH11延器で、IF−IH遅
延器(31) 。
(32)、IH−2D遅延器(33) 、 (34)オ
J:び2D遅延器(35) 、 (3B)により得られ
た標本値は、水平相関検出回路(3?) 、垂直相関検
出回路(38) 、時間相関検出回路(39) 、水平
方向フィルタ(40) 、垂直方向フィルタ(41)お
よび時間方向フィルタ(43)に以下のごとく与えられ
る。
すなわち、水平相関検出回路(37)には、1F−1)
(遅延器(21)の出力(129)と、IH−2D遅延
器(34)の出力[133)が与えられ。
垂直相関検出回路(38)には、IF−IH遅延器(3
1)の出力(129)と、LH−20遅延器(34)の
出力(133)が与えられ、時間方向相関検出回路(3
9)には人力信号(102)とIF−IH遅延器(32
)の出力(130が与えられる。さらに水平方向フィル
タ(40)には、IH−20遅延(33)の出力(13
G)と2D遅延器(36)の出力(132)と2D遅延
! (35)の出力(131)とが与えられて、第1の
色信号(141)が出力され、垂直方向フィルタ(41
)には、IF−IH遅延器(31)の出力(12B)と
1)1−20遅延器(34)の出力(133)と、2D
遅延器(35)の出力(131)とが与えられて第2の
色信号(142)が出力され、この信号は水平帯域フィ
ルタ(42)を経て第3の色信号(143)として出力
され、時間方向フィルタ(43)には入力信号(102
)と、IF−IH遅延回路(32)の出力(134)と
、2D遅延回路(35)の出力(131)とが与えられ
て第4の色信号(144)が出力される。
判定回路(44)には、水平相関検出回路(37)の出
力(135) 、(13B)と垂直相関検出回路(38
)の出力(13?) 、(13B)と、時間相関検出回
路(38)の出力(139)とが与えられ、判定結果に
応じた出力(140)をスイッチ回路(45)に出力す
る。
スイッチ回路(45)には、水平方向フィルタ(40)
の出力(141)と、垂直方向フィルタ(4りの出力(
142)とともに、垂直方向フィルタ(41)の出力(
142)を水平帯域フィルタ(42)を通した出力(1
43)と、時間方向フィルタ(43)の出力(144)
と、判定回路(44)の出力(14G)とが入力され、
判定回路(44)の出力(140)に応じて、第1〜第
4の色信号(141) 、(142) 、(143) 
、(144)のうちいずれか1つを選択して色信号(1
04)を出力する。
第3図は、水平相関検出回路(37)の−構成例を示す
ブロック図である0図において1%倍係数回路(301
)は、IF−LH遅延器(21)の出力(129)を烏
倍し、繕倍係数回路(302)は、2D遅延器(35)
の出力(131)を局倍し、ζ倍係数回路(303)は
、LH−2DilV延器(30の出力(133)をh倍
する。加算器(304)はこれらの遅延器の各出力(3
30)、(331)および(332)を加算する。2D
遅延器(305)は、加算器(304)の出力(333
)を2標本点分遅延させ、2D遅延器(30B)は、2
D遅延器(305)の出力(334)をさらに2標本点
分遅延させる。減算器(307)は、加算器(304)
の出力(333)から、2D遅延器(308)の出力(
335)を減算し、雅倍係数回路(308)は、減算器
(307)の出力(33B)を雅倍する。絶対値回路(
30111)は雅倍係数回路(308)の出力(337
)の絶対値すなわち、映像信号の水平方向非相関エネル
ギDH(Z)(33B)を出力する。減算回路(310
)は、しきい定数発生回路(312)が発生する水平方
向の第1のしきい定数K H+ (339)からDH(
Z)を減算し、どちらが大きいかを示す信号(135)
を出力し、減算回路(311)はしきい定数回路(31
3)が発生する水平方向の第2のしきい定数K H2(
340)  (ただし、KHI<K112)からDH(
Z)を減算し1.どちらが大きいかを示す信号(13B
)を出力する。
第4図は、垂直相関検出回路(38)の−構成例を示す
ブロック図である。図において、減算器(401)は、
IF−LH遅延器(31)の出力(129)からIH−
20遅延器(34)の出力(133)を減算し、繕倍係
数回路(402)は、減算器(402)の出力(430
)を雅倍し、2D遅延器(403)は、掻倍係数回路(
402)の出力(431)を2標本点分遅延させ、2D
遅延器(404)は、2D、d延器(403)の出力(
432)をさらに2標本点分遅延させる。h倍係数回路
(405)は、展倍係数回路(402)の出力(431
)をh倍し、繕倍係数回路(40B)は、2D遅延器(
403)の出力(435)を繕倍し、(倍係数回路(4
07)は、2D遅延器(400の出力(433)をイ倍
する。加算器(408)は、これらの係数回路の出力(
434) 、 (435)および(438)を加算する
。絶対値回路(408)は加算器(408)の出力(4
37)の絶対値、すなわち映像信号の垂直方向非相関エ
ネルギD v (Z )(438)を出力する。減算回
路(410)はしきい定数発生回路(412)から入力
される垂直方向の第1のしきい定数K v + (43
9)からDll(Z)(438)を減算し、どちらが大
きいかを示す信号(137)を出力し、減算回路(41
1)はしきい定数発生回路(413)から入力される垂
直方向の第2のしきい定la K V2 (440) 
 (ただし、K v+< K V2)からDV(Z)(
438)を減算し、どちらが大きいかを示す信号(13
B)を出力する。
第5図は、時間相関検出回路(38)の−構成例を示す
ブロック図である0図において、減算回路(501)は
、入力信号(103)からIF−20遅延器(32)の
出力(130を減算し、絶対値回路(503)は減算回
路(501)の出力(510)の絶対値、すなわち、映
像信号の時間方向差分絶対値DT (511)を出力す
る。減算回路(502)は、しきい定数発生回路(50
0から入力される第5のしきい定数に丁(512)から
、DT (511)を減算し、いずれの方が大きいかを
示す信号(139)を出力する。
第6図は、水平方向フィルタ(40)の−構成例を示す
ブロック図である0図において、−%倍係数回路(80
1)は、IH−20遅延器(33)の出力(130)を
−%倍にし、54倍係数回路(602)は、2D遅延器
(35)の出力(131)を鍔倍し、−%倍係数回路(
803)は、2D遅延器(3B)の出力(132)を−
%倍して出力する。加算器(600は、これらの出力(
810)、(Elll)および(812)を加算して第
1の色信号(141)を出力する。
第7図は・垂直方向フィルタ(31)の−構成例を示す
ブロック図である0図において、−%倍係数回路(70
1)は、IF−18遅延器(31)の出力(129)を
−塊倍し、郊倍係数回路(702)は、2D遅延器(3
5)の出力(131)を繕倍し、−%倍係数回路(70
3)は、IH−20遅延器(34)の出力(133)を
−%倍して出力する。加算器(700は。
これらの出力(71G)、(711)および(712)
を加算して第2の色信号(142)を出力する。
第8図は、時間方向フィルタ(43)の−構成例を示す
ブロック図である0図において、−塊倍係数回路(80
1)は、入力信号(1G2)を−イ倍し、展倍係数回路
(802)は、2D遅延器(35)の出力(131)を
繕倍し、−イ倍係数回路(803)は、IF−IH遅延
器(32)の出力(134)を−イ倍して出力する。加
算器(800は、これらの出力(810) 、(811
)および(812)を加算し第4の色信号(144)を
出力する。
第9図は、水平帯域フィルタ(32)の−構成例を示す
ブロック図である0図において、(SOt)は、垂直方
向フィルタ(41)の出力(142)を2標本点分遅延
させる2D遅延器、(902)は2D遅延蕃(901)
の出力(911)をさらに2標本点分遅延させる2D遅
延器、−ζ倍係数回路(903)は、°垂直方向フィル
タ(41)の出力(142)を−イ倍し、郊倍係数回路
(904)は、2D遅延器(901)の出力(911)
を%倍し、−イ倍係数回路(905)は、2D遅延器(
902)の出力(912)を−イ倍して出力する。加算
器(9H)は、これらの出力(910)。
(911)および(912)を加算し第3の色信号(1
43)を出力する。
なお、上記構成中、垂直方向フィルタ(41)と水平帯
域フィルタ(42)とは、水平・垂直両方向フィルタ(
46)を構成しており、このフィルタ(4B)を経て得
られた第3の色信号(143)は、水平−垂直両方向の
近隣標本点の色信号成分を平準化したちのとなる。
次に動作について説明する。この実施例では。
3次元時空間におけるフィルタ演算を行うので、アナロ
グNTSC信号をディジタル化した時の信号系列をS 
(i 、j、k)(i=l、z、3.・・・m、j=1
.2.3・・・n、に=1.2.3− 見)とすると、
第10図および第11図に示したように、格子状の3次
元配列となる。またY信号。
C信号の間には次の関係があるとする。ただしi+Jは
前記ttJと同じで、kは標本点の時間方向の配列番号
を示す。
S (i、Lk) = Y (i、j、k) + C(
iej、k)なお、第2図における各部の信号のうち、
信号(131)をS(i、J、k)とすると、信号(1
30)はS(i+2.j、k)、信号(132)は5(
i−2,j、k)、信号(129)はS (t 。
j−1,k)、信号(133)はS (i * J ”
 ’ *k)、信号(1G2)はS(i、j、に−2)
、信号(134)はS (i 、 j 、に+2)に対
応する。
いまlサンプルの遅延およびlラインの遅延を示す記号
として、それぞれZ変換を用いてZ−1および2−1を
用いることとする。
ここで、 Z l = e!P  (−j2πf/4fsc)であ
る。
また、Lsc=(455/2) ・fHであるからu=
910となる。
上述の標本値を用いて、水平・垂直方向の映像信号の非
相関エネルギD H(Z )(33B) 、 D v(
Z )(438)と、時間方向の差分Dt(511)を
それぞれ水平相関検出回路(37)、垂直相関検出回路
(3B)、時間相関検出回路(3B)において算出する
Ib+(Z)=l(−1/8)(1−Z−’)(1+Z
−’)2 1DV(Z)−1(−1/8)(1+2−2
)2(1−Z−21) IDT  m1s(i、j、に
−2)−9(i、j、に+2)1上記DH(Z)、DV
(Z)は、それぞれ垂直方向および水平方向に対し、直
流成分を阻止するとともに、水平方向および垂直方向に
対し、色副搬送波周波数の周波数成分を阻止するフィル
タ特性となっている。
次に、相関検出回路(37) 、 (38) 、 (3
9)において、定数発生回路(312)、(313)、
(412)、(413)。
(504)より与えられたしきい定数K Hl l K
 H21Kv+、KV2.Kr と得られた絶対値DH
(Z)。
D u (Z )  + D r との差分信号が判定
回路(40に与えられる。
すなわち、水平検出回路(37)においては、定数発生
回路(312)より与えられた定数K Hl(339)
と絶対値回路(309)の出力D H(Z )(338
)との差分が信号(135)として、また、定数発生回
路(313)より与えられた定数KH2(340)  
(ただし、K旧くK H2)とDH(Z)(338)の
差分が信号(1313)として出力され、判定回路(3
0に入力される。(第3図参照)、垂直相関検出回路(
2B)においても同様に、定数K vr (439)と
DV(Z)(438)との差分が信号(138)として
、また、定数KV2(44G)  (ただし、 KVl
<Kvz)とD v (Z )(438)の差分が信号
(138)として出力される。(第4図参照)0時間相
関検出回路(28)においても同様に、定数K。
(512)とDT(511)の差分が信号(139)と
して出力される。(第5図゛参照)0判定回路(44)
は下記A、Hの条件にしたがってスイッチ回路(45)
を切り換えることにより水平方向フィルタ(32)の出
力(141)  、垂直方向フィルタ(31)の出力(
142)  、水平帯域フィルタ(32)の出力(14
3)および時間方向フィルタ(33)の出力(140の
選択を行いC信号(104)として出力する。
A、DT>KTの時 [1]DH(Z)≦KHIかつDV(Z) >KV2な
らば、水平方向フィルタ出力(141)を選択する。
[2]DV(Z)≦KVIかつ[)H(Z) >KH2
ならば、垂直方向フィルタ出力(142)を選択する。
■それ以外の場合は、水平帯域フィルタ出力(143)
を選択する。
B、DT≦に丁の時 ■時間方向フィルタ(33)の出力(140を選択する
すなわち、S (11J + k)に対し水千〇垂直・
時間方向の近隣の標本値を用いて、映像信号の水平方向
非相関エネルギDH(Z)、垂直方向非相関エネルギD
V(Z)、時間方向差分絶対値DTを求め、時間方向差
分絶対値orが時間方向しきい定数に丁より大きい場合
には、水平および垂直方向非相関エネルギと水平および
垂直方向しきい定数より画像の相関を検出し、水平方向
だけに特に相関が強い場合は、水平方向フィルタを選択
し垂直方向だけに特に相関が強い場合は垂直方向フィル
タを選択し次のフィルタ演算を行う。
Hc = (−4/4)・(1−Z−2)2VC” (
−1/4) ・(1−2−、?)zHVc = (−1
/1B)−(1−Z−2)2− (1−Z−’)2また
、時間方向差分絶対値DTが時間方向しきい定数KT 
よりも小さい場合、時間方向フィルタを選択し次のフィ
ルタ演算を行う。
Tc −(−1/4)(1−Z−”)?(ただし、Z−
Sは1フレーム遅延を表す記号でm = 910 X 
525 テある。)この結果、S(i、J、k)の標本
点位置における水モ方向、垂み方向、水平・垂直両方向
または、時間方向の映像信号の低周波成分が除去され、
C信号(104)が得られる。また、この時のY信号(
ioe)は、第1図における遅延素子(3)の出力信号
(128)とC信号(1G4)の差として次の演算によ
り求まる。
y (i、j、k)= S ci、j、k)−c ci
、j、k)なお、上記実施例では水平−垂直・時間方向
選択型フィルタにおいて最も構成の簡単なものを示した
が、水平−垂直・時間方向の画像の相関を求める標本値
の差分絶対値を求める回路および水平・垂直・時間方向
フィルタの次数を上げることによって、適応型YC分離
フィルタの特性はさらに向上する。
また、上記実施例では水平・垂直・時間方向選択フィル
タ(23)にて映像信号の低周波成分を除去してC信号
(104)を抽出し、減算器(0にてY信号(10G)
を抽出したが、これは水平・垂直・時間方向選択型フィ
ルタ(23)にて映像信号の高周波成分を除去してY信
号を抽出し、減算器(4)にてC信号を抽出するように
してもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、テレビジョン信号の
3次元的特性を利用して、水平方向、垂直方向および時
間方向画像の変化(相関)の大きさにより水平・垂直・
時間選択型フィルタを使い分けるように構成したので、
従来の適応型YC分離よりさらに局所的なテレビジョン
信号の変化に対する応答性が向上し、解像度が高く、ク
ロスカラーの発生が少ないYC分離フィルタが得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における適応型YC分離フ
ィルタの概略構成を示すブロック回路図、第2図はこの
実施例における水平・垂直・水平垂直会時間方向選択型
フィルタのブロック回路図、$3図ないし第9図はそれ
ぞれこの第2図の実施例における水平相関検出回路、垂
直相関検出回路2時間相関検出回路、水平方向フィルタ
、垂直方向フィルタ、時間方向フィルタおよび水平帯域
フィルタの一構成例のブロック回路図、第1θ図および
第11図はNTSC信号の標本位置の時空間配列を示す
図、第12図はNTSC信号の標本位置の1フイ一ルド
画面上での配列を示す図、第13図は水平・垂直方向選
択型フィルタの動作原理に関する色信号の位相と標本位
置の1フイ一ルド画面上での配列を示す図、第14図は
従来の適応型YC分離フィルタの概略構成を示すブロッ
ク回路図、第15図はこの従来の適応型YC分敲フィル
タにおける水平赤垂直方向選択型フィルタのブロック回
路図、第16図は従来の適応型YC分離フィルタを用い
た時のY信号とC信号の通過域を示す図である。 (1)・・・A/D変換器、(4)・・・加算器、(2
3)・・・水モ・垂直拳時間選択型フィルタ、(24)
・・・遅延素子、(37)・・・水平相関検出回路、(
38)・・・垂直相関検出回路、(38)・・・時間相
関検出回路、(40)・・・水平方向フィルタ、(41
)・・・垂直方向フイ、ルタ、(42)・・・水平帯域
フィルタ、(43)・・・時間方向フィルタ、(44)
・・・判定回路、 (45)・・・スイッチ回路、(4
8)・・・水平・垂直両方向フィルタ・ なお、各図中、同−符号番±それぞれ同一、または相当
部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)NTSCカラーテレビジヨン信号を色副搬送波周
    波数の4倍の標本化周波数でデイジタル複合映像信号に
    変換する手段と、注目標本点およびその水平方向の近隣
    の標本値を用いて上記デイジタル複合映像信号の輝度信
    号成分または色信号成分のうちいずれか一方の第1の信
    号成分をとり出す水平方向フイルタと、上記注目標本点
    およびその垂直方向の近隣の標本値を用いて第1の信号
    成分をとり出す垂直方向フイルタと、上記注目標本点お
    よびその水平・垂直両方向の近隣の標本値を用いて第1
    の信号成分をとり出す水平・垂直両方向フイルタと、上
    記注目標本点およびその時間方向の近隣の標本値を用い
    て第1の信号成分をとり出す時間方向フイルタと、上記
    注目標本点およびその近隣の標本点を用いて水平方向の
    直流成分、色副搬送波の成分に相当する周波数成分およ
    び垂直方向の色副搬送波の成分に相当する周波数成分を
    除去するとともにその絶対値を求めて水平方向非相関エ
    ネルギD_H(Z)を検出しかつこの水平方向非相関エ
    ネルギD_H(Z)と第1の水平方向しきい定数K_H
    _1およびこれより大きい第2の水平方向しきい値定数
    K_H_2との大小を比較してその比較結果を出力する
    水平相関検出手段と、上記注目標本点およびその近隣の
    標本点を用いて垂直方向の直流成分、色副搬送波の成分
    に相当する周波数成分および水平方向の色副搬送波の成
    分に相当する周波数成分を除去するとともにその絶対値
    を求めて垂直方向非相関エネルギD_V(Z)を検出し
    かつこの垂直方向非相関エネルギD_V(Z)と第1の
    垂直方向しきい定数K_V_1およびこれより大きい第
    2の垂直方向しきい定数K_V_2との大小を比較して
    その比較結果を出力する垂直相関検出手段と、上記注目
    標本点と色副搬送波の位相が反転する時間方向の近隣の
    標本点を用いて入力画像に対する上記近隣の標本点の時
    間方向の差分の絶対値D_Tを求めかつこの時間方向差
    分絶対値D_Tと時間方向しきい定数K_Tとの大小を
    比較してその比較結果を出力する時間相関検出手段と、
    上記水平相関検出結果、垂直相関検出結果および時間相
    関検出結果に基づいて下記A、Bの選択を行う判定手段
    と、この選択結果に基づいて上記4種の第1の信号成分
    のなかから選択された第1の信号成分を出力するスイツ
    チ回路と、上記複合映像デイジタル信号を上記選択され
    た第1の信号成分の遅延量に相当する量だけ遅延させる
    遅延手段と、この遅延された複合映像デイジタル信 ■■迴繼L選択された第1の信号成分を減算して第2の
    信号をとり出す減算手段とを備えてなる適応型輝度信号
    ・色信号分離フイルタ。 A、D_T≦K_Tの場合は時間方向フイルタの第4の
    色信号を選択する。 B、D_T>K_Tであつて [1]D_H(Z)≦K_H_1かつ、D_V(Z)>
    K_V_2の場合は水平方向フイルタの第1の色信号を
    選択する。 [2]D_V(Z)≦K_V_1かつ、D_H(Z)>
    K_H_2の場合は垂直方向フイルタの第2の色信号を
    選択する。 [3][1]、[2]以外の場合は水平・垂直両方向フ
    イルタの第3の色信号を選択する。
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