JPS63250990A - 適応型輝度信号・色信号分離フイルタ - Google Patents

適応型輝度信号・色信号分離フイルタ

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JPS63250990A
JPS63250990A JP8530887A JP8530887A JPS63250990A JP S63250990 A JPS63250990 A JP S63250990A JP 8530887 A JP8530887 A JP 8530887A JP 8530887 A JP8530887 A JP 8530887A JP S63250990 A JPS63250990 A JP S63250990A
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JP
Japan
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horizontal
vertical
correlation
signal
frequency
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JP8530887A
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Yousuke Suzuki
陽輔 鈴木
Hiroshi Ito
浩 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、NTSC方式のカラーテレビにおいて、N
TSC信号から輝度信号(以下Y信号と記す)または色
信号(以下C信号と記す)、を取り出すためのYC分離
フィルタに関するもので、アナログNTSC信号をA/
D変換した後、ディジタル的にYC分離を行うものであ
る。
〔従来の技術〕
まず、アナログNTSC信号をディジタル化した時に、
画面を2次元平面としてその信号系列S(i、  j)
  (i 掌1. 2. 3.  ・・・、m、j=l
2.3.・・・、n)を第8図に示す(但し、i、jは
それぞれ標本点の水平方向、垂直方向の配列番号を示す
)。この時の標本化周波数fsは、色副搬送波周波数f
scの4倍に選ぶのが普通である。
第8図において、標本点信号S (i、  j)のY信
号とC信号とには次の関係がある。
S (i、j)=Y (i、j)+C(i、j)また、
通常のテレビジョン信号では、1フイールド内の水平、
垂直方向の隣り合う標本点間の相関が強いという性質が
ある。さらにNTSC方式ではインクレースにより走査
を行なっているので、C信号の位相は第9図の如く、ラ
インごとにかつ2標本点ごとに反転する。これらの特性
を利用してYC分離をディジタル的に行うことができる
また第8図、第9図で対応した記号で示すように、1フ
イールド内の注目する標本点に対して、その2標零点前
後と1ライン上下の4つの点では色副搬送波位相が18
06異なっているので、lフィールド内で適応的にディ
ジタルフィルタを切替えてYC分離を行うこともできる
第10図は例えば特開昭58−242367号公報に示
された従来の適応型yc分離フィルタの構成を示すブロ
ック図である。図において、1はアナログNTSC信号
101をディジタル化するA/D変−換器、2はこのA
/D変換器出力102からY信号を取り除く水平・垂直
方向選択型フィルタ、3はこの水平・垂直方向選択型フ
ィルタ2における遅延を補償するための遅延素子、4は
水平・垂直方向選択型フィルタ2の出力104と遅延素
子3の出力105との差を求める減算器である。
第11図に上記水平・垂直方向選択型フィルタ2の構成
を示す。図において、5は入力信号102を1ライン分
遅延させるIH遅延器、6は入力信号102を2標本点
分遅延させる2D遅延器、7はIH遅延器5の出力を2
標本点分遅延させる2D遅延器、8は2D遅延器出力1
11を1ライン分遅延させるIH遅延器、9は2D遅延
器出力111をさらに2標本点分遅延させる2D遅延器
である。10は2D遅延器6の出力110とIH遅延器
8の出力112とを加算する加算器、11は2D遅延器
6の出力110からIH遅延器8の出力112を減算す
る減算器、12は2D遅延器9の出力113からIH遅
延器5の出力103を減算する減算器、13は2D遅延
器9の出力113とIH遅延器5の出力103とを加算
する加算器である。14は加算器10の出力115に1
/4を掛ける乗算器、15は減算器11の出力121の
絶対値を取る絶対値回路、16は2D遅延器7の出力1
11に1/2を掛ける乗算器、17は減算器12の出力
122の絶対値を取る絶対値回路、18は加算器13の
出力116に1/4を掛ける乗算器、19は乗算器16
の出力114から乗算器14の出力117を減算する減
算器、20は乗算器16の出力114から乗算器18の
出力118を減算する減算器である。21は絶対値回路
15.17の出力123と124とを比較する判定回路
、22は判定回路21の出力により、減算器19の出力
119か減算器20の出力120かを切替えるスイッチ
である。
次に動作について説明する。
A/D変換器1によりディジタル化されたディジタル信
号系列S (i、j)102は、まず水平・垂直方向選
択型フィルタ2によって濾波される。
この水平・垂直方向選択型フィルタの動作を第11図に
ついて説明する。ディジタル信号系列S(t、j)11
1におけるC信号C(i、j)104は、第9図の■で
示される。このC’(i、j)の値を求めるために、そ
の位置から上下にそれぞれ1ラインずつ離れた位置(図
の・印)の標本値S (i、j+1)、S (i、j−
1)及び左右に2標本点ずつ離れた位置(図のΔ印)の
標本値S(i+2.  j)’、 S (i−2,j)
の4つの標本値を用いて垂直、水平方向の映像信号の差
分子v。
Thを算出する。
Tv=S (i、j+1 )−3(i、j−1)Th=
S  (i+2.j )−3(i−2+j  )そして
、これらの信号TV (121)、Th (122)は
それぞれ絶対値回路15.17によって絶対値1Tvl
  (123)、1Thl  (124)に変換される
次にこれらの絶対値1Tvl  (123)、lTh1
(124)は判定回路21に入力され、判定回路21は
以下の条件に従ってスイッチ22を切換えることにより
減算器19.20の出力信号119.120の選択を行
い、C信号104を取り出す。
1Tvl<1ThlO時 スイッチ22の■側端子1T
hl≦1Tvlの時 スイッチ22の■側端子部ち、S
(i、j)に対し、垂直、水平方向の近隣のC信号の位
相反転標本位置における標本値S (i、  j+1)
、  S (i、  j−1) 、 S (i+2、j
)、S (i−2,j)を用いて、映像信号の垂直方向
差分絶対値と水平方向差分絶対値とを求め、これらの値
がより小さい方向の2つの標本値を用いて次のフィルタ
演算を行い、映像信号の低周波成分を除去するように適
応制御される。
Hc (i、j)=  %S (t、j−1)十%S 
(i、j)−’its (i、j+1)Vc (i、j
)=−’AS (i−2,j)+!/SS  (f、 
 j)   %S  (t+2. 3)従って、この水
平・垂直方向選択型フィルタは、スイッチ22が■側端
子に接続された時垂直方向の標本値を用いて演算を行い
、■側端子に接続された時水平方向の標本値を用いて演
算を行う。
この結果、S (i、j)の標本位置における垂直方向
または水平方向の映像信号の低周波成分が除去され、上
記のHcC信号119たはVcC信号120直ちにC信
号104として得られる。また、この時のY信号106
は第10図における遅延素子3の出力信号105と、C
信号104との差として次の演算により求まる。
Y (i、j)=S (i、j)−C(i、j)以上に
示した従来の適応型YC分離フィルタを用いた時のY信
号とC信号の通過域を第12図に示す。第12図におい
てμ、νはそれぞれ水平。
垂直方向の周波数軸、fJは垂直空間周波数で、横線を
引いた領域がY信号の通過域、それ以外がC信号の通過
域である。
〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の適応型YC分離フィルタは以上のように構成され
ているので、第12図に示すように水平及び垂直周波数
がそれぞれf s c/2.  f l/4(flは垂
直空間周波数)以上の斜め成分のY信号は遮断され、ま
た水平周波数がfsc付近の水平成分のY信号は少しで
も垂直成分があると遮断される。このように静止画、動
画にかかわらずY信号の帯域が制限が加えられるので、
解像度が低いという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、静止画における水平・垂直解像度を向上させ
ることができるとともに、動画でも適切に画質劣化防止
とクロスカラー発生防止を行える適応型輝度信号・色信
号分離フィルタを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る適応型YC分離フィルタは、従来の適応
型YC分離フィルタにおける水平及び垂直方向のフィル
タに加えて、水平・垂直両方向フィルタと時間方向フィ
ルタとを設け、輝度信号。
色信号を分離しようとする注目標本点及び近接標本点か
ら得られる水平及び垂直方向の非相関エネルギに加えて
時間方向の差分絶対値を算出し、これが時間方向しきい
定数より大きい場合は上記水平及び垂直方向非相関エネ
ルギとそれぞれ2つの水平及び垂直方向しきい定数との
比較により、水平方向に相関が特に強い場合は水平方向
フィルタ出力、垂直方向に相関が特に強い場合は垂直方
向フィルタ出力、それ以外の場合は水平・垂直両方向フ
ィルタ出力を適応的に切り換え、時間方向の差分絶対値
が時間方向しきい定数より小さい場合は時間方向フィル
タ出力に切り換えるようにしたものである。
〔作用〕
この発明おいては、画像の局所的変化に応じて水平方向
、垂直方向、水平垂直両方向及び時間方向のフィルタを
適応的に切り換えることにより、より解像度が高く、ク
ロスカラーの発生しないYC分離を可能とする。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、1はアナログNTSC信号101をディジ
タル信号102に変換するA/D変換器、23はこのA
/D変換器1の出力からY信号成分を取り除く水平・垂
直・水平垂直・時間方向選択型フィルタ、24はこのフ
ィルタ23における遅延を補償するための遅延素子、4
は上記フィルタ23の出力104と遅延素子24の出力
105との差を求める減算器である。
前記フィルタ23のブロック図を第2図に示す。
図において、25は入力信号102を(1フレーム−1
ライン)分遅延させる(IP−IH)遅延器(以下、F
遅延器と記す)、26はF遅延器25の出力126を(
1ライン−2標本点)分遅延させる(IH−20)遅延
器(以下、H遅延器と記す)、27はH遅延器26の出
力127を2標本点分遅延させる2D遅延器、28は2
D遅延器27の出力128を2標本点分遅延させる2D
遅延器、29は2D遅延器28の出力129を(1ライ
ン−2標零点)分遅延させるH遅延器、30はH遅延器
29の出力130を(1フレーム−1ライン)分遅延さ
せるF遅延器である。
上記F遅延器25.30、H遅延器26.29.2D遅
延器27.28により得られた標本点は、時間方向色信
号抽出フィルタ31.垂直方向色信号抽出フィルタ32
.水平方向色信号抽出フィルタ33.水平垂直方向色信
号抽出フィルタ34゜及び画像相関判定回路35に以下
のように入力される。
即ち、時間方向色信号抽出フィルタ31には、入力信号
102と2D遅延器27.F遅延器30の出力128.
131とが与えられ、垂直方向色信号抽出フィルタ32
には、F遅延器25,2D遅延器27.H遅延器29の
各出力126,128.130が与えられ、水平方向色
信号抽出フィルタ33には、H遅延器26.2D遅延器
27゜28の各出力127〜129が与えられ、水平垂
直方向色信号抽出フィルタ34には、F遅延器25、H
遅延器26,29.2D遅延器27.28の各出力12
6〜130が与えられ、画像相関判定回路35には、入
力信号102と、F遅延器25.30.H遅延器26.
29.2D遅延器27゜28、p各出力126〜131
が与えられる。
36は前記時間方向色信号抽出フィルタ31の出力13
2が入力される補償遅延回路、37は前記垂直方向色信
号抽出回路32の出力133が入力される補償遅延回路
、38は前記水平方向色信号抽出フィルタ33の出力1
34が入力される補償遅延回路、39は前記水平垂直方
向色信号抽出フィルタ34の出力135が入力される補
償遅延回路である。
40は前記補償遅延回路36〜39の出力137〜14
0が入力され、前記画像相関判定回路35の出力136
が制御信号として入力されるスイッチ回路である。この
スイッチ回路40の出力はC信号として取り出される。
また、2D遅延器27の出力128は、現注目点(Y+
C)信号103として取り出される。
前記画像相関判定回路35のブロック図を第3図に示す
。図において、41は入力信号102とF遅延器30の
出力131が入力される時間相関検出回路、42はF遅
延器25.H遅延器29の各出力126,130が入力
される垂直相関検出回路、43はH遅延器26.2D遅
延器27.28の各出力127〜129が入力される水
平相関 ・検出回路、44は時間相関検出回路41.垂
直相関検出回路42.水平相関検出回路43のそれぞれ
の出力141〜143が入力され、前記スイッチ回路4
0に出力136が接続される判定回路である。
次に動作について説明する。
アナログNTSC信号101は、A/D変換器1によっ
て標本化周波数fs=4fscにて標本化系列102に
変換され、水平・垂直・水平垂直・時間方向選択型フィ
ルタ23に入力される。この選択型フィルタ23によっ
てC信号104.Y+C信号103が得られ、y+c信
号103は遅延素子24によってC信号104との遅延
量が補償されて減算器4に入力される。一方、C信号1
04は外部に出力されるとともに、前記減算器4に入力
され、前記y+c信号103よりC信号104が差し引
かれ、Y信号106として外部に出力される。
以下この水平・垂直・水平垂直・時間方向選択型フィル
タ23について説明する。本実施例では3次元時空間に
おけるフィルタ演算を行なうので、前記標本化系列10
2は、S (i、j、k)(i=1.2,3.・・・、
m、j=1.2,3.・・・、n、k=1.2,3.・
・・、J)と表せる。この標本点の配列は、第6図、第
7図に示すように、格子状の3次元配列となる。また、
標本点信号S (i。
j、k)のY信号とC信号との間には次の関係がある。
但し、i、jは前述と同じ、kは標本点の時間方向の配
列番号を示す。
S (i+j+k) = Y (Lj+k) 十C(i
+j+k)いま、1サンプルの遅延及び1ライン遅延を
示す記号として、それぞれZ変換を用いて、Z−1及び
z−Jを用いることとする。ここで、Z−’=exp 
 (−j 2 rc f / 4fsc )である。ま
た、fsc = (455/2)  ・fHであるから
、A=910となる。
第2図のF遅延器25.30.H遅延器26゜29.2
D遅延器27.28によって上述の第6図、第7図に示
した格子状の3次元配列の標本値を同時に得ることがで
きる。これら2フレームにわたる標本点の標本値をもと
にYC分離フィルタを構成する。
本方式では、水平方向色信号抽出フィルタ33゜垂直力
同色信号抽出フィルタ32.水平垂直方向色信号抽出フ
ィルタ341時間方向色信号抽出フィルタ31は以下の
伝達関数を持つフィルタ処理にて色信号を抽出する。
水平方向色信号抽出フィルタ Ch(Z) = (%)(1−Z −2)”垂直方向色
信号抽出フィルタ Cv(Z) = (%)(1−Z −’)”水平垂直方
向色信号抽出フィルタ Chv(Z) = (−1/16)(1−Z −2)2
(1−Z−’)”時間方向色信号抽出フィルタ Ct (Z) = (54)(1−Z −”)”但し、
Z−1は1フレーム遅延を表し、m=910 X525
である。
このよう−にして得られた各フィルタ出力132〜13
5はそれぞれ補償遅延回路36〜39を介してスイッチ
回路40に送出される。
ここで、上記各フィルタ31〜34の色信号出力のうち
、いずれを選択するかを決定し、前記スイッチ回路40
を制御する画像相関判定回路35について説明する。こ
の画像相関判定回路35は、注目標本点に関し、時間方
向、垂直方向、及び水平方向の画像相関を検出し、時間
方向に特に相関が強いとき時間方向色信号抽出フィルタ
の出力を選択し、垂直方向に特に相関が強いとき垂直方
向色信号抽出フィルタの出力を選択し、水平方向に特に
相関が強いとき水平方向色信号抽出フィルタの出力を選
択し、他の場合は水平垂直方向色信号抽出フィルタの出
力を選択するようにスイッチ回路40を切り換えている
第3図は前記画像相関判定回路35を示すブロック図で
ある。時間相関検出回路41.垂直相関検出回路42.
水平相関検出回路43により、前記標本値を用いて、時
間方向差分をDt、垂直方間非相関エネルギをDv (
Z)、水平方向非相関エネルギをDh (Z)とし、絶
対値近似を導入し、伝達関数で表すと、 時間方向差分 D t = l S (i、j、に−2)  S (i
、j、に+2 )  !垂直方向非相関エネルギ この[lv (Z)、Dh (Z)は、直流成分と色副
搬送波周波数成分を阻止するフィルタ特性となっている
。また、垂直方向高域輝度信号エネルギをDyv(Z)
とし、水平方向高域輝度信号エネルギをDyh(Z)と
すると、 垂直方向高域輝度信号エネルギ Dyv (Z) = l  (%)(1+Z −2)”
(1−Z−’) l水平方向高域輝度信号エネルギ Dyh (Z) = l  醗)(1+Z −L)”(
1−Z−’)  lこのとき、垂直相関検出回路42は
、 Dv (Z)≦K d + Kd、:垂直方向相関しきい定数 かつ Dyh(Z)  Dv  (Z)≧Kdy。
Kdy+ :高域輝度信号エネルギしきい定数のとき垂
直方向に相関があると判断し、判定回路44に信号“1
″を送る。また、 D v (Z ) > K d I 又は Dyh (Z) −Dv  (Z) < Kdy+のと
き垂直方向に相関がないと判断し、判定回路44に信号
“0”を送る。一方、水平相関検出回路43は、 Dh (Z) ≦Kdz Kdz:水平方向相関しきい定数 かつ Dyv (Z)−Dh (Z)≧K d y zKdy
、 :高域輝度信号エネルギしきい定数のとき水平方向
に相関があると判断し、判定回路44に信号“1”を送
り、 Dh (Z)>Kaz 又は Dyv (Z) −D h (Z) < Kdyzのと
き水平方向に相関がないと判断し、判定回路44に信号
“0”を送る。また、時間相関検出回路41は時間方向
差分を求め、 Dt<Kt Kt :時間方向相関しきい定数 のとき時間方向に相関があると判断し、判定回路44に
信号61”を送り、また、 Dt ≧Kt のとき時間方向に相関がないと判断し、判定回路44に
信号“O”を送る。
判定回路44は、本願の第1の発明では第4図に示すよ
うに、AND回路47.49〜51.NOR回路48.
及びインノぐ一夕回路45.46により構成され、上記
の判定結果に応じて、次のようにスイッチ回路40を制
御する。第4図に示す判定回路44の入力と出力との関
係は第13図のようになる。この判定回路44の出力1
44〜147に応じてスイッチ回路40は前記各フィル
タ31〜34の出力のいずれか1つを選択し、C信号1
04として出力する。従って本実施例におけるスイッチ
回路40の出力C(Z)は次のように切り替わる。
時間相関ありのとき   C(Z)−Ct(Z)時間相
関なしのとき 水平相関があれば   C(Z)=Ch(Z)水平相関
がないとき 垂直相関があれば  C(Z) = Cv (Z)垂直
相関がなければ C(Z)  = Chv(Z)また、
前記判定回路44は、本願の第2の発明では第5図に示
すように、AND回路54,56゜58〜60.EXN
OR回路57.及びインバータ回路52.53.55に
より構成され、この場合の判定回路44の入力と出力の
関係は第14図に示すようになる。そして前記第4図に
おける判定回路と同様に4種類の色信号抽出フィルタの
うち1つを選択する。従って第5図の実施例におけるス
イッチ回路40の出力C(Z)は次のように切り替わる
時間相関ありのとき   C(Z)  =Ct (Z)
時間相関なしのとき 水平相関があり、垂直相関なしのとき C(Z)=Ch(Z) 垂直相関があり、水平相関なしのとき C(Z) = Cv (Z) 水平、垂直相関が共にあり又はなしのときC(Z) =
 Chv(Z) なお、上記実施例では水平走査周波数に同期した色副搬
送波の4倍の周波数で複合カラーテレビジョン信号を標
本化するようにしたが、標本点が画面上で格子状に並ぶ
ような方法であれば、色副搬送波の4倍に限らず他の周
波数で標本化するようにしてもよい。
また、上記実施例に用いたディジタルフィルタは一例で
あり、例えばフィルタの次数を多くして構成してもよい
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、テレビジョン信号の
3次元的特性を利用して、水平方向、垂直方向及び時間
方向画像の変化(相関)の大きさにより水平・垂直・水
平垂直・時間選択型フィルタを使い分けるため、従来の
適応型YC分離よりさらに局所的なテレビジョン信号の
変化に対する応答性が向上し、解像度が高(、画質劣化
の少ないYC分離フィルタを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における適応型YC分離フィ
ルタの構成図、第2図は本発明の一実施例における水平
・垂直・水平垂直・時間方向選択型フィルタのブロック
図、第3図はこの発明の一実施例における画像相関検出
回路のブロック図、第4図及び第5図はそれぞれ本願の
第1.第2の発明における判定部分の詳細を示す回路図
、第6図は画面上の水平−垂直平面における標本点の配
列を示す図、第7図は画面上の時間−垂直平面における
標本点の配列を示す図、第8図はNTSC方式の複合カ
ラーテレビジョン信号を色副搬送波の4倍の周波数で同
期標本化したときの1フイ一ルド画面上での標本点の配
列を示す図、第9図は色信号の位置と1フイ一ルド画面
上での標本点の位置を示す図、第10図は従来の適応型
YC分離フィルタの構成図、第11図は従来の適応型Y
C分離フィルタにおける水平、垂直方向選択型フィルタ
のブロック図、第12図は従来の適応型YC分離フィル
タにおけるY信号とC信号の通過域を示す図、第13図
は第4図に示す判定回路の入力と出力の関係を示す図、
第14図は第5図に示す判定回路の入力と出力の関係を
示す図である。 1・・・A/D変換器、23・・・水平・垂直・水平垂
直・時間方向選択型フィルタ、24・・・遅延素子、2
5.30・・・(IF−IH)遅延器、26.29・・
・(IH−2D)遅延器、27.28・・・2D遅延器
、31・・・時間方向色信号抽出フィルタ、32・・・
垂直方向色信萼抽出フィルタ、33・・・水平方向色信
号抽出フィルタ、34・・・水平垂直方向色信号抽出フ
ィルタ、35・・・画像相関判定回路、36〜39・・
・補償遅延回路、40・・・スイッチ回路、41・・・
時間相関検出回路、42・・・垂直相関検出回路、43
・・・水平相関検出回路、44・・・判定回路、45゜
46.52,53.55・・・NOT回路、47,49
.50,51.54,56.58〜60・・・AND回
路、48・・・NOR回路、57・・・EXNOR回路
。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各標本点が画面上で格子状に配列するよう水平走
    査周波数に同期した所定の周波数で標本化された複合映
    像信号を入力とし、前記複合映像信号からディジタル的
    に輝度信号成分と色信号成分とを分離する適応型輝度信
    号・色信号分離フィルタであって、 前記輝度信号と色信号とを分離すべき注目標本点及び画
    面上前記注目標本点と時間方向に一直線に並ぶような複
    数の標本点の標本値を同時に得るための遅延手段と、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、時間方向の色副搬送波の成分に相当する周波数成分
    を抽出して出力する時間方向色信号抽出フィルタと、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、垂直方向の色副搬送波の成分に相当する周波数成分
    を抽出して出力する垂直方向色信号抽出フィルタと、 少なくとも前記注目標本点の標本値を入力とし、水平方
    向の色副搬送波の成分に相当する周波数成分を抽出して
    出力する水平方向色信号抽出フィルタと、 前記標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力とし、
    垂直方向及び水平方向共に色副搬送波の成分に相当する
    周波数成分を抽出して出力する水平垂直方向色信号抽出
    フィルタと、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、前記注目標本点における周波数成分の中から垂直方
    向の直流成分と色副搬送波の成分に相当する周波数成分
    とを除外し、その絶対値を求めて垂直方向非相関エネル
    ギを検出する垂直方向非相関エネルギ検出手段と、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、前記注目標本点における周波数成分において垂直方
    向には低域周波数成分であり、かつ水平方向には色副搬
    送波周波数の2分の1に相当する周波数成分を抽出し、
    その絶対値を求めて水平方向高域輝度信号エネルギを検
    出する水平方向高域輝度信号エネルギ検出手段と、 前記垂直方向非相関エネルギと外部より付与された第1
    の設定値との大小を比較し、前記垂直方向非相関エネル
    ギが前記第1の設定値より小さく、また前記水平方向高
    域輝度信号エネルギから前記垂直方向非相関エネルギを
    減じた値と外部より付与された第2の設定値との大小を
    比較し、前記水平方向高域輝度信号エネルギから前記垂
    直方向非相関エネルギを減じた値が前記第2の設定値よ
    り大きい場合、垂直方向に相関があると判定する垂直相
    関検出手段と、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、前記注目標本点における周波数成分の中から水平方
    向の直流成分と色副搬送波の成分に相当する周波数成分
    とを除外し、その絶対値を求めて水平方向非相関エネル
    ギを検出する水平方向非相関エネルギ検出手段と、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、前記注目標本点における周波数成分において水平方
    向には低域周波数成分であり、かつ垂直方向には色副搬
    送波周波数の2分の1に相当する周波数成分を抽出し、
    その絶対値を求めて垂直方向高域輝度信号エネルギを検
    出する垂直方向高域輝度信号エネルギ検出手段と、 前記水平方向非相関エネルギと外部より付与された第3
    の設定値との大小を比較し、前記水平方向非相関エネル
    ギが前記第3の設定値より小さく、また前記垂直方向高
    域輝度信号エネルギから前記水平方向非相関エネルギを
    減じた値と外部より付与された第4の設定値との大小を
    比較し、前記垂直方向高域輝度信号エネルギから前記水
    平方向非相関エネルギを減じた値が前記第4の設定値よ
    り大きい場合、水平方向に相関があると判定する水平相
    関検出手段と、 前記注目標本点と所定の参照標本点の標本値を入力とし
    、時間方向の差分絶対値を演算する時間方向差分絶対値
    演算手段と、 前記時間方向差分絶対値と外部より付与された第5の設
    定値との大小を比較し、前記時間方向差分絶対値が前記
    第5の設定値よりも小さいとき時間方向に相関があると
    判定する時間方向相関検出手段と、 前記時間方向相関検出結果、垂直方向相関検出結果、及
    び水平方向相関検出結果を入力とし、時間方向に相関が
    ある場合、前記時間方向色信号抽出フィルタ出力を選択
    するための制御信号を送出し、 時間方向に相関がなく、水平方向に相関がある場合、前
    記水平方向色信号抽出フィルタ出力を選択するための制
    御信号を送出し、 時間方向に相関がなく、水平方向に相関がなく垂直方向
    に相関がある場合、前記垂直方向色信号抽出フィルタ出
    力を選択するための制御信号を送出し、 時間方向に相関がなく、水平方向、垂直方向共相関がな
    い場合、前記水平垂直色信号抽出フィルタ出力を選択す
    るための制御信号を送出する判定手段と、 前記判定手段の送出信号に応じて色信号成分を出力する
    スイッチ回路と、 このスイッチ回路の出力を前記複合映像信号から減じて
    輝度信号成分を出力する減算回路とを備えたことを特徴
    とする適応型輝度信号色信号分離フィルタ。
  2. (2)各標本点が画面上で格子状に配列するよう水平走
    査周波数に同期した所定の周波数で標本化された複合映
    像信号を入力とし、前記複合映像信号からディジタル的
    に輝度信号成分と色信号成分とを分離する適応型輝度信
    号・色信号分離フィルタであって、 前記輝度信号と色信号とを分離すべき注目標本点及び画
    面上前記注目標本点と時間方向に一直線に並ぶような複
    数の標本点の標本値を同時に得るための遅延手段と、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、時間方向の色副搬送波の成分に相当する周波数成分
    を抽出して出力する時間方向色信号抽出フィルタと、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、垂直方向の色副搬送波の成分に相当する周波数成分
    を抽出して出力する垂直方向色信号抽出フィルタと、 少なくとも前記注目標本点の標本値を入力とし、水平方
    向の色副搬送波の成分に相当する周波数成分を抽出して
    出力する水平方向色信号抽出フィルタと、 前記標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力とし、
    垂直方向及び水平方向共に色副搬送波の成分に相当する
    周波数成分を抽出して出力する水平垂直方向色信号抽出
    フィルタと、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、前記注目標本点における周波数成分の中から垂直方
    向の直流成分と色副搬送波の成分に相当する周波数成分
    とを除外し、その絶対値を求めて垂直方向非相関エネル
    ギを検出する垂直方向非相関エネルギ検出手段と、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、前記注目標本点における周波数成分において垂直方
    向には低域周波数成分であり、かつ水平方向には色副搬
    送波周波数の2分の1に相当する周波数成分を抽出し、
    その絶対値を求めて水平方向高域輝度信号エネルギを検
    出する水平方向高域輝度信号エネルギ検出手段と、 前記垂直方向非相関エネルギと外部より付与された第1
    の設定値との大小を比較し、前記垂直方向非相関エネル
    ギが前記第1の設定値より小さく、また前記水平方向高
    域輝度信号エネルギから前記垂直方向非相関エネルギを
    減じた値と外部より付与された第2の設定値との大小を
    比較し、前記水平方向高域輝度信号エネルギから前記垂
    直方向非相関エネルギを減じた値が前記第2の設定値よ
    り大きい場合、垂直方向に相関があると判定する垂直相
    関検出手段と、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、前記注目標本点における周波数成分の中から水平方
    向の直流成分と色副搬送波の成分に相当する周波数成分
    とを除外し、その絶対値を求めて水平方向非相関エネル
    ギを検出する水平方向非相関エネルギ検出手段と、 前記注目標本点及び所定の参照標本点の標本値を入力と
    し、前記注目標本点における周波数成分において水平方
    向には低域周波数成分であり、かつ垂直方向には色副搬
    送波周波数の2分の1に相当する周波数成分を抽出し、
    その絶対値を求めて垂直方向高域輝度信号エネルギを検
    出する垂直方向高域輝度信号エネルギ検出手段と、 前記水平方向非相関エネルギと外部より付与された第3
    の設定値との大小を比較し、前記水平方向非相関エネル
    ギが前記第3の設定値より小さく、また前記垂直方向高
    域輝度信号エネルギから前記水平方向非相関エネルギを
    減じた値と外部より付与された第4の設定値との大小を
    比較し、前記垂直方向高域輝度信号エネルギから前記水
    平方向非相関エネルギを減じた値が前記第4の設定値よ
    り大きい場合、水平方向に相関があると判定する水平相
    関検出手段と、 前記注目標本点と所定の参照標本点の標本値を入力とし
    、時間方向の差分絶対値を演算する時間方向差分絶対値
    演算手段と、 前記時間方向差分絶対値と外部より付与された第5の設
    定値との大小を比較し、前記時間方向差分絶対値が前記
    第5の設定値よりも小さいとき時間方向に相関があると
    判定する時間方向相関検出手段と、 前記時間方向相関検出結果、垂直方向相関検出結果、及
    び水平方向相関検出結果を入力とし、時間方向に相関が
    ある場合、前記時間方向色信号抽出フィルタ出力を選択
    するための制御信号を送出し、 時間方向に相関がなく、垂直方向に相関があり水平方向
    に相関がない場合、前記垂直方向色信号抽出フィルタ出
    力を選択するための制御信号を送出し、 時間方向に相関がなく、水平方向に相関があり垂直方向
    に相関がない場合、前記水平方向色信号抽出フィルタ出
    力を選択するための制御信号を送出し、 時間方向に相関がなく、水平方向、垂直方向共相関がな
    い、あるいはある場合、前記水平垂直色信号抽出フィル
    タ出力を選択するための制御信号を送出する判定手段と
    、 前記判定手段の送出信号に応じて色信号成分を出力する
    スイッチ回路と、 このスイッチ回路の出力を前記複合映像信号から減じて
    輝度信号成分を出力する減算回路とを備えたことを特徴
    とする適応型輝度信号色信号分離フィルタ。
JP8530887A 1987-04-07 1987-04-07 適応型輝度信号・色信号分離フイルタ Pending JPS63250990A (ja)

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