JP2504846B2 - 映像動き信号検出回路 - Google Patents

映像動き信号検出回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はTVやVTR等の映像信号のディジタル信号処理
に関し、特にフレームメモリ等を用いた3次元のYC分離
又はYC補間を動き適応処理するための輝度の動き成分を
検出するための動き検出回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の動き信号を検出する回路としては第2
図のような回路が用いられていた。以後、第2図を用い
て従来の技術を説明する。
入力信号201は輝度信号と色信号がインターリーブの
関係で混合されたNTSC方式のビデオ信号であり、A/D変
換器でディジタル化されている。フレームメモリ202は
前記入力信号を1フレーム遅延するメモリである。減算
器203により、前記フレームメモリの両端の信号の差
分、すなわちフレーム差分信号を検出する。
減算器203より出力される出力信号は下記のようにな
る。
ΔY信号は目的とする輝度信号のフレーム差分信号で
あり、完全に静止している画では何も出力されない。
一方、C1+C2は色信号であり、これは完全に静止して
いる画であっても常に出力されている。
このため、この目的とするフレーム輝度差分信号であ
るΔY信号だけを抜き取るためにLPF204を用いて抜き取
り、出力信号205を作り出している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の動き検出回路では、LPFだけでΔY信
号と色信号を分離しているために、この種類の信号を分
離することは不可能であった。なぜなら、色信号は通常
3.58MHzを中心に±500KHzに主成分がかたまっている
が、色飽和度の高く、かつ、色相変化の急瞬なエッジに
おいては帯域が広がり、±1.5MHz近くまで広がる場合が
ある。このため、この広がったΔY信号だけを抜き取る
のにLPFだけを用いたのでは、帯域の広がった色信号を
完全に除去することは難しい。例えば、第3図において
ΔY信号301と色信号302はオーバーラップしており、こ
れをLPF帯域特性303で抜き取ることはできない。これに
より、色信号が強い場合には帯域が広がり、静止画にも
かかわらず誤った動き信号を検出してしまうという欠点
がった。
また、このLPFの帯域をあまり狭くすると色信号は除
去できても、ΔY信号の高域成分、すなわち、はやい動
きの信号成分を除去してしまうため、動いているにもか
かわらず、動き信号を検出できないという欠点があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の映像動き信号検出回路は、入力映像信号より
輝度信号を分離する第1のラインクシ形フィルタと、前
記入力信号を1フレーム遅延するフレームメモリと、前
記フレームメモリの出力より輝度信号を分離する第2の
ラインクシ形フィルタと、前記第1のラインクシ形フィ
ルタと前記第2のラインクシ形フィルタの出力より輝度
の動き信号を検出する減算器と、前記減算器の出力より
色成分を除去するための帯域フィルタと、前記第1のラ
インクシ形フィルタは前記第2のラインクシ形フィルタ
に用いたラインメモリの両端の差分信号を検出する回路
と、前記検出回路の出力により、前記帯域フィルタの帯
域特性を可変する回路を有している。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
入力信号101は輝度信号と色信号がインターリーブ関
係で混合されたNTSC方式のビデオ信号であり、A/D変換
器でディジタル化されている。ラインメモリ102,103,10
7,108は入力信号を1ライン分すなわち、63.5μS遅延
するためのディジタル遅延線である。フレームメモリ10
6は1フレームすなわち、525ライン遅延させるためのデ
ィジタル遅延線であるが、本実施例では前後にラインメ
モリ103,107を接続しているため523ライン遅延となって
いる。加算器104,105はラインメモリ102,103と組み合わ
せることによりライン間クシ形フィルタを構成し、現フ
ィールドの輝度信号を取り出す。
加算器109,110はラインメモリ107,108と組み合わせる
ことにより、ライン間クシ形フィルタを構成し、1フレ
ーム遅延したフィルドの輝度信号を取り出す。減算器11
1は輝度の動主信号であるΔY信号を取り出す。LPF112,
113はΔY信号より高域信号を除去するためのフィルタ
であり、112は3.6MHzを1/2に減衰させる特性を有し、高
域のノイズ除去させる目的に使用している。LPF113は3.
58MHzの色信号を除去するためのロウパスフィルタであ
り、1.7MHzを1/2に減衰させる特性を有している。減算
器115は入力信号101をラインメモリ102,103により2ラ
イン遅延させた信号間の差分を検出する回路であり、フ
ィールド内のΔC,ΔYLを検出する。BPF116は減算器115
の信号よりΔC成分だけを抜き取るためのフィルタであ
り、3.58MHzにピークを持っている。
絶対値回路117はBPF116の出力を、誤差信号の絶対値
に変換する回路である。比較回路118は絶対値回路117の
出力をあらかじめ設定された比較レベルと比較し、信号
の大小に応じて“1",“0"に変換する回路である。切換
器114は比較回路118の出力によりLPF112,113の出力を切
り換える回路であり、これにより、輝度の動き信号であ
る出力信号119を出力する。この回路の動作を第4図を
参照しながら説明する。
ラインメモリ102,103、及び加算器104,105で構成され
る現フィールドのクシ形フィルタにより、輝度と色の混
合した入力信号より輝度信号のみが分離される。これは
入力信号である映像信号が垂直方向に相関の強いこと
と、色信号の位相がライン単位に180反転していること
を利用している。一方、入力信号をフレームメモリ106
により1フレーム遅延した出力を先ほどと同じようにラ
インメモリ107,108、加算器109,110により構成されたク
シ形フィルタにより輝度信号を分離する。これら2つの
クシ形フィルタの輝度信号を減算器111に加えることに
より輝度信号の動き成分であるΔY信号のみを取り出す
ことができる。ΔY信号には4MHz以上の高域のノイズ信
号が含まれているため、3.6MHzで6dB減衰させるLPF112
で除去する。
色に垂直相関の強い場合にはこれだけで輝度の動き信
号としては十分であるが、色に垂直相関のない場合、例
えば赤い色が画面401の中央に四角い箱402となっている
場合には、垂直方向のエッジ、及び四角い箱はクシ形フ
ィルタにより色成分が完全に除去されているが、水平方
向のエッジにおいては垂直相関がないため色信号が出力
されてしまう。一般のTV画面においてはドットクロール
として見えているものである。この色成分は3.58MHzに
スペクトラムを持っているため、LPF112のフィルタでは
出力されてしまい誤った動き信号として出力されてしま
う。このため、LPF113で3.58MHz成分を除去する。しか
しながら、LPF113を通すと、動きの速い動き信号はこの
LPF113で除去されてしまい、動き信号として出力されな
い。
このためには、前記色成分を検出したら、LPF113を通
し、色成分が検出されないならばLPF112だけのフィルタ
とすればよい。このために、現フィールドのライン間の
差分、すなわち、輝度と色のライン差分を減算器115で
検出した後、BPFで色成分だけを取り出し、絶対値回路1
17で絶対値になおした信号を外部よりの比較レベルで
“1"と“0"の信号に変換する。“0"の場合には色成分は
なかったものとしてLPF112の出力を、“1"の場合には色
成分が検出されたのでLPF113の出力を切換器114で選択
して出力する。
第5図は本発明の他の実施例2のブロック図である。
基本的な回路構成は第1図の実施例1と同じであるが、
この実施例ではΔY動き信号より色成分を除去するのに
3.58MHz成分だけを除去するトラップ回路512を用いてい
る。また、絶対値回路517よりのライン間差分の色信号
を係数発生回路518により多値化し、混合回路の比をよ
り細かくしている。このため、実施例1に比較して、よ
りなめらかな動き信号出力することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明はあらかじめフレーム前
後の輝度信号をライン間クシ形フィルタにより抜き取
り、この抜き取った輝度信号の差分により動き信号を検
出するとともに、ライン間クシ形フィルタの問題点であ
る。垂直相関のない信号での誤動作を防ぐために、あら
かじめライン間クシ形フィルタの両端のライン信号の差
分信号を検出し、この信号の強弱により色信号を除去す
るためのフィルタの帯域を可変することにより、1フレ
ーム型の輝度の動き検出回路では絶対に不可能といわれ
た色信号により誤って動き信号を発生させずに、かつ速
い動き信号も忠実に動き信号を出力するという相矛盾す
る2つの問題点を解決し、理想的の輝度の動き信号を取
り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動き検出回路の実施例1のブロック図
であり、第2図は従来の動き検出回路のブロック図、第
3図は従来のLPF帯域特性図を示したものであり、第4
図は実施例1の輝度の動き信号に色の成分がもれ込む画
面を示し、第5図は本発明の動き検出回路の実施例2の
ブロック図である。 101……入力信号、102,103,107,108……ラインメモリ、
104,105,109,110……加算器、106……フレームメモリ、
111,115……減算器、112,113……LPF、114……切換器、
116……BPF、117……絶対値回路、118……比較回路、11
9……出力信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号より輝度信号を分離する第1
    のラインクシ形フィルタと、前記入力映像信号を1フレ
    ーム遅延するフレームメモリと、前記フレームメモリの
    出力より輝度信号を分離する第2のラインクシ形フィル
    タと、前記第1のラインクシ形フィルタと前記第2のラ
    インクシ形フィルタの出力より輝度の動き信号を検出す
    る減算器と、前記減算器の出力より色成分を除去するた
    めの帯域フィルタと、前記第1のラインクシ形フィルタ
    又は、前記第2のラインクシ形フィルタに用いたライン
    メモリの両端の差分信号を検出する回路と、前記検出回
    路の出力により、前記帯域フィルタの帯域特性を切り換
    える回路とを有し、垂直相関のない入力映像信号はロウ
    パスフィルタの帯域を狭めることを特徴とした映像動き
    信号検出回路。
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