JPS6322165A - 醤油、味噌等の調味料 - Google Patents

醤油、味噌等の調味料

Info

Publication number
JPS6322165A
JPS6322165A JP61164546A JP16454686A JPS6322165A JP S6322165 A JPS6322165 A JP S6322165A JP 61164546 A JP61164546 A JP 61164546A JP 16454686 A JP16454686 A JP 16454686A JP S6322165 A JPS6322165 A JP S6322165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soy sauce
miso
yeast
koji mold
culture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61164546A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Koizumi
武夫 小泉
Yasuhiko Morooka
諸岡 靖彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YONEYA HONTEN KK
Original Assignee
YONEYA HONTEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YONEYA HONTEN KK filed Critical YONEYA HONTEN KK
Priority to JP61164546A priority Critical patent/JPS6322165A/ja
Publication of JPS6322165A publication Critical patent/JPS6322165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soy Sauces And Products Related Thereto (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は醤油、味噌等の調味料の改良(=係るものであ
る。
醤油や味噌の旨味は、主(=総窒素の多少によって左右
されることは周知のとおりである。そこで、この窒素含
有量を高めるため(二、こhまで様々な研究や試みが為
されてきた。例えばプロテアーゼの活性の高い麹菌な分
離検索し、これを応用しようというようなことである。
こうした種々の試みの結果、従来の醤油の総窒素が平均
7.2チ前後であったものが、今日では/、<1′〜/
尾係位に高めることができたが、それ以上(=高めるこ
とはなかなかに難かしい。
また天然醸造または本醸造の醤油や味噌とするため)二
は、原料として天然物を使用することが規制されている
が、天然性のアミノ酸、ペプチド、蛋白質や核酸類は価
格が高いために、これらのものを使用するのは実際的で
ない。
本発明は、酵母、麹菌を培養し、その菌体を天然性の原
料の一部として使用し、総窒素の多い高品位の醤油、味
噌を得るようにするものである。
この酵母や麹菌は適宜天然または合成培養基によって培
養、増殖されるが、この培養基としてiδ粕を有効に使
用することができる。この餡粕は、小豆、クズラ豆、エ
ントウ豆、インゲン豆、トラ豆その他の各種の豆から餡
を採った後に残るもので、主に豆の皮の部分を含んでい
るものであるが、餡を作るときの全重量の約20チにも
達する程に多量に出る。しかしこの餡粕も現在までのと
ころ有効な利用法がなく、一部が畜産農家に飼料として
無償で処分されているが、殆んどが産業廃棄物として費
用を払って廃棄しているようなものである。
こうした餡粕は、製箔工程で餡を採るため(ユ豆を潰す
ときに、通常皮の部分も比較的細かくされているのでそ
のまま培養に用いることができるが、大きな場合には適
宜細かくするとよい。この餡粕に所要量の水又は湯を加
え、通例これに硫酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、
塩化アンモニウムその他の無機態窒素を単独又は混用し
、餡粕に対して約0.y〜2%程度、特に好ましくは0
.7〜/6!係程度加えて培養基とする。その他必要に
より少量成分を適宜加える。
この培養基を使用し、酵母と麹菌を接種して混合培養す
る。酵母は容易(二人手可能なサツカロミセス・セレビ
シエ、サツカロミセス・ルキシその他のものが有利に使
用でき、麹菌にはアスペルギルス・オリゼー、アスペル
ギルス・ツヤその他のものが用いられる。この培養は通
例約2〜!日間程度行う。培養中、麹菌は増殖しなから
餡粕中の繊維素等を効率的(二分解して糖類(=変え、
ビタミン、蛋白質その他の栄養源となる物質も生産し、
無機態窒素も有機態に変換する。酵母はこれらのものも
利用して生長、増殖するよう(乙なり、約3、!〜j、
! X / 08/ml程度の酵母細胞が多量に蓄積さ
れ、培養液の総窒素量は約7.り〜2.7%位となる。
こうした培養液は、約よ0℃に加温して自己消化させ、
アミノ酸、核酸、ペプチドなどを生成させてから用いる
。また上記培養液を加熱処理して細胞を破壊したり、更
(二これにタカジアスターゼなどの複合分解酵素を使用
して分解させることもよい。更にこの液には場合に応じ
て食塩を約7!〜2!係位添加するとよく、こうするこ
とによって保存に便利であり、また仕込みの際の食塩の
一部に代えることができる。
このような培養処理液を、醤油の仕込みに使用する水の
全部または一部と置き換え、食塩を含むものでは塩分の
調整をして仕込みを行う。そしてこれを常法により発酵
、熟成させて醤油を製造する。製造した醤油は、日本農
林規格(JAS)における天然醸造または本醸造の醤油
(二適合するものであって、上記培養処理液を使用しな
い従来のもの(二元べて総窒素量が約0.3〜0.9%
程度高くなり、呈味、旨味、風味のいずれにおいても優
れた品位の高いものが得られる。
味噌の場合も同様に、使用する水の一部又は全部(=こ
の培養処理液を使用して製造すると、これを使用しない
ものに比べて総窒素が約0.3〜/チ程度高い高品位の
ものが得られる。上記培養処理液はいずれもそのまま用
いたが、これを適宜濃縮したり、粉末化して、保存した
り、使用することができる。
実施例/ 小豆の餡粕(水分含有量♂!チ)り0〜に水100t1
硫酸アンモニクム!002を加えて混合し、サツカロミ
セス・ルキシ1002、アスペルギルス・ツヤの胞子夕
θ?を加えて、27℃で72時間混合通気培養を行った
。この中にはグ、θX / OI′@/ml ()−マ
血球計による測定値)の酵母が含まれていた。これを5
2℃に加温しj日間自己消化させたところ、得られた液
は総窒素、アミノ酸度、ペプチド量、核酸量が第1表の
ような値を示した。
第  7  表 (財) アミノ酸度はホルモール滴定法、ペプチドはペ
プチドマット測定法、核 酸量はヌクレオタイドとして測定し リポース測定法による。
この液に食塩3♂9を加え、食塩含有量20..2係の
培養処理液を得た。
次に、小麦、20句、丸大豆23.3Kq、種麹2!2
を用いて常法により出こうじを作り、汲水として上記培
養処理液7乙りをこれに混合して仕込んだ。出来たもろ
みを攪拌し、ゆっくりと発酵、熟成させ、水/71に食
塩3.2に9を混ぜたものを加えて、圧搾、火入れ、お
り引きして醤油を得た。
この醤油は、天然醸造の醤油であって、総窒素は2.7
係であり、上記培養処理液を使用せず従来通りに行った
ものでは/、Z係であった。本品は従来品に比べて濃厚
な味と旨味が感ぜられ、色合いも良く、風味が良好であ
った。
実施例λ 菌体の培養を、パン酵母1001とアスペルギルス・オ
リゼーの胞子609を加えて混合培養し、他は実施例/
と同様にして培養液を得た。この中にはり、♂×108
個/−の酵母が含まれていた。これを加熱沸騰し、次に
!0℃に放冷、保温して、タカジアスターゼ製剤/!0
1を添加して70時間分解を行い、上記例と同様に分析
を行ったところ第2表に示す結果を得た。
第2表 次に、白米6.7にり、種麹22で出こうじを作り、こ
れ(二食塩!匂を加えて塩きりこうじとし、これに大豆
//、jKlと、上記培養処理液を口過しその目庇を2
倍に濃縮したものytを加えて混合し、ゆっくり発酵、
熟成させ、他は常法により味噌を得た。この味噌の総窒
素は2メチであり、従来どおりにだね水として普通の水
を使用したものでは認、/チであった。
本品は、天然醸造の味噌であって、旨味、風味ともに従
来品に比べて格段に優れており、味噌汁にも、田楽、あ
え物などにして美味しく食べることができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酵母を麹菌と共に培養し、その菌体を分解したもの
    を原料の一部として使用し製造したことを特徴とする高
    品位の醤油、味噌等の調味料。 2 上記酵母及び麹菌は餡粕を含む材料で培養される特
    許請求の範囲第1項に記載の醤油、味噌等の調味料。
JP61164546A 1986-07-15 1986-07-15 醤油、味噌等の調味料 Pending JPS6322165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61164546A JPS6322165A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 醤油、味噌等の調味料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61164546A JPS6322165A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 醤油、味噌等の調味料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6322165A true JPS6322165A (ja) 1988-01-29

Family

ID=15795208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61164546A Pending JPS6322165A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 醤油、味噌等の調味料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6322165A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027981A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The α−グルコシダーゼ阻害剤の製造法
JP2002027979A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The α−グルコシダーゼ阻害剤の製造法
JP2002027980A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The α−グルコシダーゼ阻害剤の製造法
JP2002027978A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The α−グルコシダーゼ阻害剤の製造法
JP2002238488A (ja) * 2001-02-22 2002-08-27 Kohjin Co Ltd 味噌の熟成促進剤及び該熟成促進剤を使用した味噌の製造法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027981A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The α−グルコシダーゼ阻害剤の製造法
JP2002027979A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The α−グルコシダーゼ阻害剤の製造法
JP2002027980A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The α−グルコシダーゼ阻害剤の製造法
JP2002027978A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The α−グルコシダーゼ阻害剤の製造法
JP2002238488A (ja) * 2001-02-22 2002-08-27 Kohjin Co Ltd 味噌の熟成促進剤及び該熟成促進剤を使用した味噌の製造法
JP4518456B2 (ja) * 2001-02-22 2010-08-04 株式会社興人 味噌の熟成促進剤及び該熟成促進剤を使用した味噌の製造法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5141756A (en) Process for producing soya sauce
JP7417964B2 (ja) サッカロポリスポラ、及び当該サッカロポリスポラの、生体アミンの低減における使用
DE2314984B2 (de) Verfahren zur herstellung von proteinhydrolysat mit hohem gehalt an freien aminosaeuren und dessen verwendung als wuerze oder lebensmittelzusatz
CN113367283B (zh) 一种豆酱酿造工艺
CA2617894C (en) Seed koji for brewing, koji for brewing, brewed foods, and method for producing the same
CN104480150A (zh) 一种共轭亚麻酸异构体的生物富集方法
JPS6322165A (ja) 醤油、味噌等の調味料
KR20110050135A (ko) 버섯 균사체를 이용한 막걸리 제조방법
JPH069474B2 (ja) アルコール耐性付与醗酵物の製造方法及びアルコール耐性付与醗酵食品
US3878302A (en) Production of soy sauce
JP2004024248A (ja) 本醸造淡色醤油及びその製法
JP4068649B2 (ja) 黄麹菌を用いた液体麹の製造方法
JPH0235052A (ja) 穀物類等の副生物の処理方法
CN108783240A (zh) 一种酶与大豆粉应用产生高含量y-氨基丁酸食品的制备方法
JPH0217143B2 (ja)
CN1425325A (zh) 一种红面酱的生产工艺
JPH0125547B2 (ja)
CN114854615B (zh) 酱品复合曲种及其在制酱中的应用
JPH10165191A (ja) 麹菌によるγ−アミノ酪酸の生産
KR20100077839A (ko) 된장 발효물의 제조 방법
JPS5817585B2 (ja) ジヨウゾウスノセイゾウホウ
JPS6147180A (ja) 穀物酢の製造方法
JPH0662793A (ja) 固体麹の製造法
KR880000884B1 (ko) 양조간장의 속성 제조방법
JPH06303940A (ja) 味噌風調味料