JPS6322031Y2 - - Google Patents

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JPS6322031Y2
JPS6322031Y2 JP4405983U JP4405983U JPS6322031Y2 JP S6322031 Y2 JPS6322031 Y2 JP S6322031Y2 JP 4405983 U JP4405983 U JP 4405983U JP 4405983 U JP4405983 U JP 4405983U JP S6322031 Y2 JPS6322031 Y2 JP S6322031Y2
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JP
Japan
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pot
ring
keyway
gear
tool holder
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JP4405983U
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English (en)
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JPS59148237U (ja
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマシニングセンタにおいて、工具貯蔵
マガジンと工具交換アームとの間に設けた傾倒式
の工具収納筒(中継ポツト)の改良に関するもの
である。
第1図に示すよう、工具貯蔵マガジンストツカ
(貯蔵マガジン)MSと立型マシニングセンタMC
の主軸頭10の主軸11との間で工具交換作用を
行わせるには、中継ポツトとなる傾倒式の工具収
納筒HPに工具マガジンM1,M2の工具T1〜To
搬送アームTAによつて受渡しさせ、水平姿勢か
ら垂下姿勢になつた中継ポツトHPと主軸11間
の工具受渡しを工具交換アームTA′によつてい
る。上記工具交換システムにおいて、工具ホルダ
TH1〜THoのフランジ12には主軸11のキー
(図示なし)に係合するキー溝12aが切設されて
おり、定位置停止される主軸11に対して工具ホ
ルダTH1のキー溝12aが主軸のキーに係合する
関係になつている。ところで、搬送アームTA、
工具交換アームTA′の各把持爪H0,H1,H2が工
具ホルダTH1〜TEoのフランジ12を握持すると
き、キー溝12aを外して握持した方が確実な把
持力が保証され、工具の落下事故を未然に防止で
きる。従つて、水平姿勢にある中継ポツトHPと
の工具受渡しには、搬送アームTAの把持爪H0
垂下しているから、図示の如くキー溝12aは上
向(又は下向き)きであることが必要となる。而
し乍ら、この状態のまゝ垂下姿勢に中継ポツト
HPが傾倒すると、キー溝12aは反主軸11の外
側(a方向)に向いている。このため、工具交換
アームTA′を反時計方向(矢印方向)に回動させ
て工具ホルダTH1のフランジ12を握持すると、
外側の把持爪H1がキー溝12aの部分を掴むこと
になり、不都合を生じる。(工具ホルダを回動角
θだけ回動させてキー溝12aをb方向に向ける
必要がある) 本考案は上記不都合を解消する新規な中継ポツ
トを提供することを目的とし、中継ポツトの90゜
旋回運動(傾倒運動)を駆動源にして中継ポツト
の先端に嵌合するリングを回動させる構成とし、
リングの係合片が工具ホルダのキー溝に係合して
リングの回動と一体に主軸のキーと一致するまで
工具ホルダを回動させてキー溝を把持爪から逃が
すようにしたものである。これにより、工具ホル
ダを複雑な経路を通してマガジンから主軸へ、主
軸からマガジンへ戻るときにフランジのキー溝が
把持爪から完全に外れ、各アームの工具把持を向
上させることに成功した。
次に図面の実施例を第2図以下で説明する。中
継ポツトHPは、主軸頭10の左側面に添設した
取付板10aにL字状の2枚のブラケツト13,
14が対向してボルト15……で螺着され、この
ブラケツト13,14の先端に第6図の如く支軸
16,17を回動自在に承持させ、この支軸1
6,17の先端螺子部16a,17aがポツト20
の後端上側を枢支している。而して、ポツト20
の尾部に設けた転子18が、傾倒シリンダcのピ
ストン杆19の先端(下端)に連設したコ字状の
係合駒21と係合しているので、第1,2図の如
くピストン杆19の昇降動で中継ポツトPH20
を水平姿勢と垂下姿勢の両状態に保持しうる。
尚、支軸16,17を回動芯にして垂下姿勢に旋
回する中継ポツトHPは、ストツプ22によつて
受止められる。上記中継ポツトの内部構成は第4
図に示す如く、テーパ孔20aの奥端空間xには、
ばね23で突出されるボール24が内蔵し、テー
パ孔20aにシヤンク部25を挿入させた状態で
尾端凸部26がボール24に係合し、工具ホルダ
TH1がポツト20から容易に抜け出さないよう
になつている。このような工具ホルダTH1は、
ポツト20に挿入したまゝでも外部からの力で回
動でき、工具ホルダTH1を回動させるためのリ
ング30がフランジ12に接近したポツト20の
先端縁に軸受部材27を介装して回動自在に取付
けられている。上記リング30の前端面の一部に
は、フランジ12に切設したキー溝12aに係合
する係合片28がビス29によつて取付けられて
おり、アームTA,TA′によつて工具ホルダTH1
をポツト20のテーパ孔20aに抜き差しすると
き、正しく位置決めされたキー溝12aが係合片
28と係脱する。
次に、上記リング30を中継ポツトHPの水
平、垂下両姿勢への90゜傾倒運動を駆動源として
回動させる駆動機構を第2,3,5,6図で説明
する。ポツト20を承持するブラケツト14の支
軸17には、第2,6図の如く小歯車31が嵌合
し、数本のボルト32……でブラケツト14に固
着されている。33はポツト20の右側中腹部分
に承持した支軸34に嵌合する可動大歯車で、前
記固定の小歯車31と噛合している。35は可動
大歯車33の外側面に数本のボルト36……で固
着したレバー杆で、ポツト20が水平のとき、レ
バー杆の自由先端はリング30に接近してやや上
向き、長孔35aがリング30の外周一部に植着
させた操作杆36の先端球部36aと係合してい
る。そして、中継ポツトHP20を水平から垂下
姿勢に回動するとき、可動大歯車33は固定小歯
車31上を反時計方向に転動(公転)し、これと
一体のレバー杆35を第2図の鎖線の如く時計方
向へ回動させ、そのリング30の回動量は第1,
3図に示すよう約θ=50゜付近になるよう歯車が
設定される。而して、ポツト20が水平姿勢にあ
るとき、キー溝12aはアームTAと対面した上
向きを呈し、垂下姿勢にするとθだけ時計方向に
回動してキー溝12aを前方に向け、旋回してフ
ランジ12を把持するアームTA′の把持爪H1
H2と対面しないよう位置決めされる。この向き
にあるキー溝12aの工具ホルダTH1がアーム
TA′でATC動作して主軸11に嵌着されるとき、
主軸11のキー(図示なし)と係合する位置関係
となつている。
本考案の中継ポツトHPは次のように作用す
る。マガジンM1,M2から取出された工具ホルダ
TH1は、搬送アームTAによつて水平姿勢にある
中継ポツトHP20のテーパ孔20aに挿入され、
抜け出ないよう保持される。このとき、上向きの
キー溝12aがリング30の係合片28と第4図
のように係合される。続いて、傾倒シリンダCの
作動で中継ポツトHP20が支軸16,17を回
動芯にして、第1,2図の鎖線の如く垂下姿勢へ
90゜旋回する。このとき、固定小歯車31に噛合
する可動大歯車33は、支軸16,17を回動芯
にして公転されるから、小歯車上を反時計方向に
転動する。従つて、歯車33と一体のレバー杆3
5も反時計方向に中継ポツト上において扇動し、
操作杆36を介して連結されたリング30を第
1,3図のようにポツト20の正面から見て時計
方向にθ(約50゜)だけ回動する。このため、工具
ホルダTH1がθだけ時計方向に回動され、キー
溝12aをb方向に向ける。而して、主軸11と
の工具交換を司るアームTA′の反時計方向への旋
回で把持爪H1がフランジ12に主軸頭の背後部
から嵌合するので、キー溝12aは把持爪から外
れた位置にあり、完全な工具把持を保証される。
尚、主軸11から垂下姿勢のポツト20に戻され
た工具ホルダは、キー溝12aをb方向に向けて
おり、水平姿勢に復帰されると歯車33の時計方
向への転動に伴うリングの回動で再びキー溝12
がa方向に向く。従つて、中継ポツトHPから搬
送アームTAへの受渡し時にも完全な工具把持が
保証される。尚、図示ではキー溝12aが1つだ
けであるが、180゜の反対に2つのキー溝を設けた
工具ホルダであつても支障はない。
本考案は上記一実施例に限定されることなく、
要旨内での設計変更が可能である。例えば、リン
グの回動量を90゜とすれば2つの歯車31,33
は同歯数でよいし、回動量に応じて歯数比は任意
に替えられる。また、上記歯車31,33は、全
周に歯山を刻設する必要はない。更に、歯車33
とリング30との連係構成をレバー杆35、操作
杆36によらず、リング30の背面に取付けた蓋
環30aの側面に歯山を刻設し、直接歯車33と
噛合させた構成としてもよい。
本考案によるときは、傾倒する中継ポツトの回
動芯に固定歯車を固着すると共に、これと噛合す
る可動歯車を中継ポツトの側面に支軸で承持さ
せ、前記可動歯車は中継ポツトの先端に回動自在
に取付けたリングと連係され、該リングの前面に
設けた係合片が工具ホルダのフランジのキー溝と
係合する関係となし、中継ポツトの傾倒動作で可
動歯車がリングを介して工具ホルダを回動させる
構成としたから、工具ホルダを複雑な経路を通し
てマガジンから主軸へ、主軸からマガジンへ戻る
ときにフランジのキー溝が各アームの把持爪から
完全に外れ、各アームの工具把持を向上でき、キ
ー溝が把持爪のロツクピンと嵌合して工具落下を
発生させることが未然に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案中継ポツトを備えたマシニング
センタの斜視図、第2図は本考案中継ポツトの拡
大側面図、第3図は正面図、第4図は断面図、第
5図は可動歯車部分のポツト断面図、第6図は固
定歯車部分のポツト断面図である。 MC……マシニングセンタ、MS……工具貯蔵
マガジンストツカ、AT、AT′……工具交換アー
ム、HP……中継ポツト、HT1……工具ホルダ、
11……主軸、12……フランジ、12a……キ
ー溝、13,14……ブラケツト、16,17,
34……支軸、27……軸受部材、28……係合
片、30……リング、31……固定歯車、33…
…可動歯車、35……レバー杆、36……操作
杆、θ……回動量、c……傾倒シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾倒する中継ポツトの回動芯に固定歯車を固着
    すると共に、これに噛合する可動歯車を中継ポツ
    トの側面に支軸で承持させ、前記可動歯車は中継
    ポツトの先端に回動自在に取付けたリングと連係
    され、該リングの前面に設けた係合片が工具ホル
    ダのフランジのキー溝と係合する関係となし、中
    継ポツトの傾倒動作で可動歯車がリングを介して
    工具ホルダを回動させる構成としたことを特徴と
    するマシニングセンタの中継ポツト。
JP4405983U 1983-03-25 1983-03-25 マシニングセンタの中継ポツト Granted JPS59148237U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4405983U JPS59148237U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 マシニングセンタの中継ポツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4405983U JPS59148237U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 マシニングセンタの中継ポツト

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Publication Number Publication Date
JPS59148237U JPS59148237U (ja) 1984-10-03
JPS6322031Y2 true JPS6322031Y2 (ja) 1988-06-17

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ID=30174589

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JP4405983U Granted JPS59148237U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 マシニングセンタの中継ポツト

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JPS59148237U (ja) 1984-10-03

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