JPH0639031B2 - 中ぐり加工装置用工具マガジン - Google Patents

中ぐり加工装置用工具マガジン

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JPH0639031B2
JPH0639031B2 JP24459085A JP24459085A JPH0639031B2 JP H0639031 B2 JPH0639031 B2 JP H0639031B2 JP 24459085 A JP24459085 A JP 24459085A JP 24459085 A JP24459085 A JP 24459085A JP H0639031 B2 JPH0639031 B2 JP H0639031B2
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JP
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boring
tool magazine
spindle
boring bar
support plates
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敏己 小野
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Toyoda Koki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主軸に装着されるボーリングバーの交換を交
換アームを用いることなく直接行う方式の中ぐり加工装
置用工具マガジンに関する。
〔従来技術〕
この種の工具マガジンにおいては、外周部に複数のボー
リングバーを係脱可能に把持する回動体が主軸軸線と平
行に軸支され、この回動体を軸支する一対の支持板を有
する支持体は中ぐり加工装置のベッド上に主軸軸線と直
交方向に進退動可能に設けられている。この工具マガジ
ンは、支持板が主軸ヘッドの正面に前進した状態におい
て回動体を割出し回動し、主軸ヘッドを軸線方向に相対
的に進退動させてボーリングバーの交換を行い、交換後
は工具マガジンを後退させるものであり、支持板の間の
間隔は、回動体の自由な割出し回動を可能とするために
ボーリングバーの全長よりも大としている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらかかる工具マガジンは、その回動軸線と直
角方向より見た横幅が、本来相当の長さを有するボーリ
ングバーよりも大となるので中ぐり加工装置のベッド上
に相当広いスペース兵すを必要とするという問題があ
る。本発明は支持板の間隔を狭くしてこの問題を解決
し、しかもこれに伴うボーリングバーと支持板の干渉に
よる割出し回動角度の減少が最小となるようにしたもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明による中ぐり加工装置用工具マガジン
は、添付図面の実施例に例示するごとく、ベッド10上
に支持されて主軸軸線Oと直交する方向に進退駆動され
ると共に同主軸軸線Oと直交して立設され互いに対向す
る一対の支持板22,22を有する支持本体20と、前
記両支持板22,22により前記主軸軸線Oと平行に軸
支されて割出し回動される回動体30と、この回動体に
軸方向に間をおいて半径方向に突出して設けられそれぞ
れボーリングバーT1,T2を係脱可能に把持する複数
対の保持具33,34を備えてなる中ぐり加工装置用工
具マガジンにおいて、前記一対の支持板22,22の間
隔を前記ボーリングバーT1,T2の長さよりも小とす
ると共に同支持板はそれぞれ前記支持本体20の進退方
向とほゞ平行に前記主軸軸線Oに向かって突出する腕2
2a,22aを有し、この両腕の先端部に前記回動体3
0を軸支したことを特徴とするものである。
〔作用〕
工具交換位置Aに割り出される保持具33,34の保持
中心が主軸軸線Oと一致する位置まで支持板22,22
が前進した状態において回動体30は割出し回動され、
主軸に装着されるボーリングバーT1,T2の交換が行
なわれる。この状態において、支持板22,22の腕2
2a,22aは回動体30の中心から、主軸軸線Oとほ
ゞ正反対方向に延びるので、工具交換位置Aに割り出さ
れた保持具33,34に把持されたボーリングバーT
1,T2が右又は左回りに回動して腕22a,22aと
干渉する迄の各回動角はほゞ等しくなる。
〔発明の効果〕
かかる本発明、支持板の間隔をボーリングバーの長さよ
りも小としたのでボーリングバーの長さとは無関係に工
具マガジンの横幅を狭くして小型化することが可能とな
り、これにより中ぐり加工装置のベッド上に必要な設置
スペースを減少させてベッドを小型化することができ、
またベッド上に突出する工具マガジンの小型化により中
ぐり加工装置の取扱いを容易とすることができる。支持
板の間隔がボーリングバーの長さより小さければボーリ
ングバーが支持板と干渉して回動が制限され、割出し可
能な回動角度は工具交換位置に割り出されたボーリング
バーが右又は左回りに回動して支持板と干渉する迄の回
動角のうち小さい方の角度により制限されるが、本発明
によればこの左右の回動角度がほゞ等しくなるので結果
的に小さい方の回動角が大となる。従って本発明による
中ぐり加工装置用工具マガジンは、前記小型化にも拘わ
らず干渉による割出し回動角度の減少は最小にとどま
り、ボーリングバーの保持数の減少を最小にすることが
でき、あるいはボーリングバーの支持間隔を充分大にす
ることができる。
〔実施例〕
以下に、添付図面により実施例の説明を行う。
先ず、第4図により、本発明の工具マガジンMを備えた
中ぐり加工装置の全体につき説明する。ベッド10上の
スライドテーブル11に載置された主軸ヘッド12は主
軸13を水平な軸線O回りに軸承している。主軸13は
主軸モータ16により回転駆動され、一方スライドテー
ブル11は歯車箱15を介して送りモータ14により主
軸軸線Oと平行な方向に往復駆動されている。主軸軸線
Oの延長上の下側に位置してベッド10には工作物支持
台17が設けられ、その上面には自動車用エンジのシリ
ンダブロック等の工作物Wが支持されている。本中ぐり
加工装置は、図示の如く主軸13にボーリングバーT1
を装着し、定位置停止装置によりバイトTcが上側にな
るように主軸13を停止した状態において、スライドテ
ーブル11を前進させ、2点鎖線に示す如くボーリング
バーT1をサポート18,18a内に挿入し、主軸モー
タ16により主軸13を回転駆動してバイトTcにより
工作物Wの軸受支持面等を加工するものである。サポー
ト18の支持孔には上側に停止したバイトTcを通すた
めの逃げが設けられている。
第4図に示す如く、ベッド10上の一側には主軸13に
装着されるボーリングバーT1,T2を交換する工具マ
ガジンMが設けられている。以下に、工具マガジンMに
つき詳細に説明する。
第1図に示す如く、ベッド10上に固定された案内台2
6は工具マガジンMの支持本体20を、主軸軸線Oと直
交する水平方向に案内支持している。第1図,第2図及
び第4図に示す如く、支持本体20は基体21、及び主
軸軸線Oと直交しかつ互いに対向して基体21上に立設
された一対の支持板22,22よりなり、案内台26に
取り付けられた進退用シリンダ27のロッド27aの先
端が基体21に連結されて工具マガジンMを進退駆動す
るようになっている。支持板22,22は、第1図に示
す如く、それぞれ基体21より立ち上った後主軸軸線O
に向って水平に延びる腕22a,22aを有し、また第
2図及び第4図に示す如く、その間隔はボーリングバー
T1,T2の長さよりも小である。回動体30は筒部3
0a、及び軸方向に間をおいて筒部30aに溶接固定さ
れたほゞ円形の一対の回動板30b,30bより構成さ
れている。腕22a,22aの先端部には、軸受ブロッ
ク23,23a及び球軸受を介して旋回軸31が軸支さ
れている。回動体30は、筒部30aをキーを介して旋
回軸31に嵌合固定することにより、腕22a,22a
の先端部の間に主軸軸線Oと平行に軸支されるものであ
る。
第1図及び第2図に示す如く、一方の支持板22の腕2
2aに設けた軸受ブロック23の外側には固定ブロック
35が設けられ、この固定ブロック35内に突出する旋
回軸31の一端にはピニオン31aが形成されている。
固定ブロック35に設けられた旋回用シリンダ36のロ
ッド36aに形成されたラック歯36bはピニオン31
aに噛合し、旋回用シリンダ36の進退により回動体3
0が2位置に割り出されるよう構成されている。第2図
及び第3図に示す如く、一方の回動板30bには係合体
37を設け、その両端部を支持板22,22を結合する
連結部材38に設けた一対の規制用ストッパ39,39
に当接して回動体30の割出し位相を規制している。
第1図〜第3図に示す如く、各回動板30b,30bの
外側にはボーリングバーT1,T2を係脱可能に把持す
る2対の保持具33,34が半径方向に突出して設けら
れている。すなわち、一方の回動板30bには90度の
位相において2個の保持具33,33が、また他方の回
動板30bには保持具33,33と対をなす2個の保持
具34,34が対応する位相に設けられている。保持具
33は、主として第3図に示す如く、回動板30bに固
定された固定爪33aと枢支ピン33cにより回動板3
0bに枢支された可動爪33bを有し、各爪33a,3
3bの先端部には、ボーリングバーT1,T2を挾持す
る凹弧部が互いに対向して形成されている。固定爪33
a内に軸動可能に嵌合され閉止板43との間に介装され
たスプリング41により軸方向に付勢されたクランプロ
ッド40の先端が可動爪33bの後部内側に当接し、こ
れにより可動爪33bは、その先端部が固定爪33aの
先端部に向かう方向に回動付勢され、ストッパ33dに
当接して停止している。保持具33は、後述の如く、工
具交換位置Aに割り出された状態ではスプリング41の
付勢力によりボーリングバーT1,T2を係脱可能に支
持するものであり、工具交換位置Aを外れた位置では、
詳細構造を省略したロック機構42によりクランプロッ
ド40の後退を阻止した遠心力や重力等によるボーリン
グバーT1,T2の脱落を防止するようになっている。
保持具34は、ボーリングバーT1,T2の長手方向移
動及び回動を規制するため、フランジ部Tbの溝及び切
欠きに係合する突起34e及びストッパピン34fを有
する点を除き保持具33とほゞ同一構造である。なお、
両支持板22,22の外側には旋回軸31の下側に円弧
状の工具ガイド24,24aを固定し、ボーリングバー
T1,T2の脱落防止を二重に行っている。
次に本実施例の作動を、主軸13に装着されたボーリン
グバーT1を工具マガジンMに保持されたボーリングバ
ーT2と交換する場合につき説明する。先ず送りモータ
14を作動させてボーリングバーT1のフランジ部Tb
が一方の保持具34に対応する位置までスライドテーブ
ル11を後退させ、旋回用シリンダ36を作動させてボ
ーリングバーT1を把持する空の保持具33,34を工
具交換位置Aに割り出し、ロック機構42を解除した
後、進退用シリンダ27を作動させてロッド27aの先
端がストッパ28に当接する位置まで工具マガジンMを
前進させる。この前進位置においては前記保持具33,
34の先端の挾持中心は主軸軸線Oと一致し、可動爪3
4bはボーリングバーT1のフランジ部Tbに当接して
スプリング41の付勢力に抗して一旦開いた後再び閉
じ、フランジ部Tbの溝に係合してこれを把持し、また
可動爪33bも同様に一旦開いた後ボーリングバーT1
の中間部を把持する。次いでロック機構42を作動させ
て可動爪33b,33bをロックし、主軸ヘッド12に
内蔵された工具保持装置(図示せず)を解除した後、送
りモータ14を作動させてスライドテーブル11を後退
させればボーリングバーT1は保持具33,34に把持
されて主軸13より抜き出される。この状態において旋
回用シリンダ36により回動体30を回動させてボーリ
ングバーT2を工具交換位置Aに割り出し、送りモータ
14によりスライドテーブル11を前進させてボーリン
グバーT2のテーパ部Taを主軸13のテーパ穴に嵌合
し、主軸ヘッド12の工具保持装置を作動させてボーリ
ングバーT2を主軸13に装着し、ロック機構42を解
除した後、進退用シリンダ27より工具マガジンMを後
退させればボーリングバーの交換は終了する。
なお、第1図に示す如く、回動体30が最も反時計回転
方向に回動した状態から、同状態において工具交換位置
Aに割り出されたボーリングバーT1が支持板21の腕
21aの下縁に当接するまで、回動体30は90度より
大なる角度αだけ時計回転方向に回動可能であり、この
角度αの範囲内に配置された保持具33,34は工具交
換位置Aに割り出すことが可能である。従って、本発明
は本実施例の如く回動体30に2対の保持具33,34
を90度の位相をおいて設けたものに限らず、角度αの
間に3対又はそれ以上の保持具を設けて実施することも
可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による中ぐり加工装置用工具マガジンの一
実施例を示し、第1図は一部を破断した全体側面図、第
2図は第1図のII−II断面図、第3図は各部の構造を示
すために複数位置において破断した全体側面図、第4図
は本発明の工具マガジンを備えた中ぐり加工装置の全体
平面図である。 符号の説明 10……ベッド、20……支持本体、22,22……支
持板、22a,22a……腕、30……回動体、33,
34……保持具、O……主軸軸線、T1,T2……ボー
リングバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド上に支持されて主軸軸線と直交する
    方向に進退駆動されると共に同主軸軸線と直交して立設
    され互いに対向する一対の支持板を有する支持本体と、
    前記両支持板により前記主軸軸線と平行に軸支されて割
    出し回動される回動体と、この回動体に軸方向に間をお
    いて半径方向に突出して設けられそれぞれボーリングバ
    ーを係脱可能に把持する複数対の保持具を備えてなる中
    ぐり加工装置用工具マガジンにおいて、前記一対の支持
    板の間隔を前記ボーリングバーの長さよりも小とすると
    共に同支持板はそれぞれ前記支持本体の進退方向とほゞ
    平行に前記主軸軸線に向かって突出する腕を有し、この
    両腕の先端部に前記回動体を軸支したことを特徴とする
    中ぐり加工装置用工具マガジン。
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GB2348385B (en) * 1998-11-24 2002-12-24 Honda Motor Co Ltd Machining centre, contouring process and tool supporting mechanism, tool changer, curvic coupling device, and pallet changer in machine tool.
JP4632344B2 (ja) * 2003-12-18 2011-02-16 株式会社森精機製作所 ボーリングバーマガジンを有する工作機械

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