JPS63220151A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JPS63220151A
JPS63220151A JP5480487A JP5480487A JPS63220151A JP S63220151 A JPS63220151 A JP S63220151A JP 5480487 A JP5480487 A JP 5480487A JP 5480487 A JP5480487 A JP 5480487A JP S63220151 A JPS63220151 A JP S63220151A
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glycol monoether
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横山 佳代子
Toshio Fukagai
深貝 俊夫
Kiyoshi Taniguchi
淑 谷口
Minoru Umeda
実 梅田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野J 本発明は、電荷発生物質を分散した層を有する電子写真
用感光体の改良に関する。
〔従来技術〕
従来より、電荷発生物質と共に各種の樹脂を配合させた
電荷発生層を設けた電子写真用感光体は知られている。
このような例としては、ポリビニルブチラール(特開昭
58−105154号)、脂肪酸セルロースエステル(
特開昭58−166353号)、Tgが70℃以下で酸
価数lO〜40のアクリル樹脂(特開昭58−1920
40号)、 Tgが70℃以下の樹脂と、Tgが75℃
以上の樹脂を混合したもの(特開昭58−193549
号)、電荷発生物質−樹脂−溶剤の系に相溶性のより低
い樹脂−溶剤系を加えて再分散したもの(特開昭56−
12646号)、ポリビニルピロリドン(特開昭56−
113140号)、ポリビニルホルマール樹脂(特開昭
61−235844号)等の樹脂を用いたものが挙げら
れる。
しかしながら、従来公知の感光体にあっては、電荷発生
物質とバインダー樹脂の混合比によって感度と前露光疲
労に対する帯電性が異なるという問題があった。
即ち、従来の感光体は電荷発生物質に対するバインダー
樹脂の使用量を少くすると感度を増大することができる
が、前露光疲労に対する帯電性の低下が著しくなり、逆
に電荷発生物質に対するバー インダー樹脂の使用量を
多くすると前露光疲労に対する帯電性の低下を抑制でき
るが、感度が著しく低下するという問題点を包含する。
また、従来の感光体は帯電と露光の繰り返しにおいて帯
電電位の低下が著しいという欠点も有している。
〔目  的〕
本発明は、高感度であるとともに前露光疲労による帯電
性の低下が著し・く小さく、シかも帯電と露光の繰り返
しにおいても帯電電位が低下しない電子写真用感光体を
提供することを目的とする。
〔構  成〕
本発明によれば、導電性支持体上に電荷発生物質を分散
した層を少なくとも有する電子写真用感光体において、
電荷発生物質を分散した層がポリエチレングリコールモ
ノエーテルを含有スることを特徴とする電子写真用感光
体が提供される。
本発明の電子写真用感光体は、電荷発生物質を分散した
層にポリエチレングリコールモノエーテルを含有させた
ことから、高感度であるとともに前露光疲労による帯電
性の低下が著しく小さく。
しかも帯電と露光の繰り返しにおいても帯電電位が低下
しないという顕著な作用効果を奏する。
一般に、高感度の感光体は前露光疲労によって帯電性が
低下する。この前露光疲労は光吸収によって発生した電
荷が、移動可能な状態で感光体に残留している時間が長
いほど、またその電荷数が多いほど、前露光疲労による
帯電性の低下が著しくなる。即ち、光吸収によって発生
した電荷が残留している状態で帯電操作をしても残留す
るキャリヤの移動で表面電荷が中和されるため、残留電
位が消費されるまで表面電位は上昇しない、したがって
、前露光疲労分だけ表面電位の上昇が遅くなり、見かけ
上の帯電電位が低くなるわけである。
本発明者らは、この点を改良すべく鋭意検討した結果、
電荷発生物質を分散した層にポリエチレングリコールモ
ノエーテルを含有させると上記欠点が解消されることを
見い出し1本発明を完成するに到った。
本発明がこのような顕著な作用効果を有する理由は現地
点では必ずしも明らかでないが、電荷発生物質にポリエ
チレングリコールモノエーテルが化学吸着し、光吸収に
よって発生した電荷の再結合中心となるため、前露光疲
労で発生した電荷が速やかに再結合し、その電荷を消失
することによって感光体の帯電電位の低下が抑制される
ことに帰因するものと思われる。
更に、前記のような前露光疲労に対する効果は。
帯電と露光を繰り返す実際の使用時においても同様に発
現するため1本発明に係る電子写真用感光体は、従来の
ものと比較して、帯電と露光との繰り返しにおいても、
帯電電位の低下が著しく小さいものである。
以下、添付図面に沿って本発明をさらに詳細に説明する
第1図〜第4図は本発明の電子写真用感光体の代表的な
層構成を説明する図面である。
第1図は、導電性支持体3上に、電荷発生層1および電
荷移動層2が順次積層されたものであり、第2図は第1
図の電荷発生層lと電荷移動層2の積層順位を逆にした
ものであり、電荷発生層lの形成は、電荷移動層2を乱
さない様な塗工方法例えばスプレー塗工法等が採用され
る。
第3図は第1図〜第2図の積層型感光層とは異なり、電
荷発生機能と電荷移動機能を1つの層に持たせた単層型
感光層からなる感光体を示すものである。
第4図は、第1図において、導電性支持体3と電荷発生
層1との間に下引層5を設けたものである。
このような下引層5は第2図及び第3図の構成のものに
おいても同様に適用する千とができる。
下引層はレーザープリンター用感光体における光干渉防
止を目的とする場合は、光散乱性下引層又は光吸収性下
引層が用いられ、接着性・可撓性を目的とする場合は接
着性の良好なポリアミド、ポリエステル、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール等の樹脂下
引層が用いられる。
つぎに、本発明で用いられる各構成材料について説明す
る。
導電性支持体とは、帯電電荷と逆極性の電荷を基体側に
供給することを目的とするものであって、電気抵抗が1
0”00m以下で、かつ電荷発生層、電荷移動機能には
下引層の成膜条件に耐えられるものを使用することがで
きる。これらの例としては、1、Ni、 Cr、 Zn
、ステンレス等の電気伝導性の金属および合金並びにガ
ラス、セラミックス等の無機絶縁物質およびポリエステ
ル、ポリイミド、フェノール樹脂、ナイロン樹脂1紙等
の有機絶縁性物質の表面を、真空蒸着、スパッタリング
、吹付塗装等の方法によって、tQ、Ni%Cr%Zn
、ステンレス、炭素、SnO,、In、O,等の電気導
電性物質を被服して導電処理を行なったもの等があげら
れる。
電荷発生物質を分散した層は、第1図、第2図及び第4
図のように積層型感光層にあっては、電荷発生層として
構成され、また、第3図のような単層型感光層において
は、該感光層内に形成されるまた。積層型感光層におい
ては、電荷発生層は電荷発生物質と樹脂バインダーから
構成される。
本発明においては、該樹脂バインダーとして下記一般式
(1)で示されるポリエチレングリコールモノエーテル
を用いる。
R−0→CH,CH,O崎H,(1) (式中、Rは炭素数1〜30のアルキル基、好ましくは
炭素数10〜20のアルキル基、置換もしくは無置換の
アリール基、好ましくは炭素数1−20のアルキル基置
換フェニル基を、nは平均付加モル数を示し、1以上、
好ましくは2−1000の実数を表わす、)。
このような化合物としては、以下のようなものが例示さ
れる。
(RO−+CH,Cl(、暗H〕 三洋化成−のエマルミン40,50,60,70,11
0,140゜180、M−20,240,t−90−5
,L−380:′M電化工業−のアゾカニストールOE
Gシリーズ、アゾカニストールSEGシリーズ:第−工
業製薬−のノイゲン訂シリーズ。
、  エマルジットムシリーズ8日本油脂−のノニオン
E−、206,E−215,E−230,P−208,
P−210,P−213,S−201,S−215、S
−220,に−204,に−215,に−220,に−
230,T−2085,バーソフトNK−60,NK−
100 (R−0−0−+C)l、C)1,0矯H〕三洋化成−
ノ二ボール20,30,40,55,60,70,85
゜90.95.100.110.120.130.14
0.160゜200.290,300,400,450
,500,700,800゜D160: 同  上 オクタボール45,50,60,80,10
0,200゜300.400: 同  上 ドデカボール61,90,120,200:
第−工業製薬−のノイゲンEAシリーズ、エマルジット
シリーズ: 日本油脂■のノニオンNSシリーズ、HSシリーズ、ユ
ニホックスM−400,M−550,M−200゜また
、本発明の電荷発生物質を分散した層は、樹脂バインダ
ーとしてポリエチレングリコールモノエーテルを含むも
のであるが、必要に応じこの種の電荷発生層に用いられ
る他の樹脂バインダーを併用することもできる。
このような樹脂バインダーとしては、ポリスチレン、ス
チレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジ
ェン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポ
リエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
アクリレート樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート
、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビ
ニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルト
ルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、アクリル樹脂
、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタ
ン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂等の熱可塑性
または熱硬化性樹脂が挙げられる。
バインダー樹脂は、その総量として電荷発生物質100
重量部に対して0.01−200重量部用いるのが適当
であり、好ましくは1−50重量部である。また、ポリ
エチレングリコールモノエーテルは電荷発生物質100
重量部に対して少なくとも0.01重量部、好ましくは
1重量部以上含有させることが必要である。
電荷発生物質としては、例えば、シーアイピグメントブ
ルー25〔カラーインデックス(CI)211801、
シーアイピグメントレッド41(CI 21200)、
シーアイアシッドレッド52(CI 45100)、シ
ーアイベーシックレッド3(CI 45210)、さら
に、ポリフィリン骨格を有するフタロシアニン系顔料、
アズレニウム塩顔料、スクアリック塩顔料、カルバゾー
ル骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−95033号公
報に記載)、スチルスチルベン骨格を有するアゾ顔料(
特開昭53−138229号公報に記載)、トリフェニ
ルアミン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−1325
47号公報に記載)、ジベンゾチオフェン骨格を有する
アゾ顔料(特開昭54−21728号公報に記載)、オ
キサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−1
2742号公報に記載)、フルオレノン骨格を有するア
ゾ顔料(特開昭54−22834号公報に記載)、ビス
スチルベン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−177
33号公報に記載)、ジスチリルオキサジアゾール骨格
を有するアゾ顔料(特開昭54−2129号公報に記載
)、ジスチリルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料(特
開昭54−17734号公報に記載)、カルバゾール骨
格を有するトリアゾ顔料(特開昭57−195767号
公報。
同57−195768号公報に記載)等、さらに、シー
アイピグメントブルー16(CI 74100)等のフ
タロシアニン系顔料、シーアイバットブラウン5(CI
 73410)、シーアイバットダイ(CI 7303
0)等のインジゴ系顔料、アルゴスカーレットB(バイ
オレット社り、インダスランスカーレットR(バイエル
社製)等のペリレン系顔料等の有機顔料を使用すること
ができる。
これら電荷発生物質の中でも特にアゾ顔料が好適であり
、更にアゾ顔料の中でも以下に示すジスアゾ顔料あるい
はトリスアゾ顔料が最も好ましい。
アゾ顔料の具体例を以下に示す。
鮭且l       −一人一一 顔」1服         −−コm 顔」L大        −−コm 1且長       −一人一一 糺且長       −−五一一 1且±       −一人一一 1艶1      −一」L−一 級且長       −一人一一 1且1      ・−一五−− 1且1     −一人一一 3r 1且1      −一人一一 鮭且失      −一人一一 1耗長       −一人一一 1且長       −一人一一 糺且h        −一人一一 鮭且1      −一人一一 1■1      −一人一一 1且長      −一人一一 綴J[肢         −一−Δ−−−顔」L正 
        −へ一 顔1ぬ         −一−Δ−−−電荷発生層1
の膜厚は、 O,OS〜2μI程度が適当であり、好ま
しくは0.1−1μ諺である。
電荷発生層1は、適当な溶剤に樹脂バインダーおよび電
荷発生物質を溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥する
ことによって形成できる。溶剤として、ベンゼン、トル
エン、キシレン、塩化メチレン、ジグロルエタン、モノ
クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、酢酸エチル、酢酸
ブチル、メチルエチルケトン、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、シクロヘキサノン、メチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブなどを単独または混合して用いることがで
きる。
電荷移動層2は、電荷移動物質および樹脂バインダーを
適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを電荷発生層1上
に塗布、乾燥することにより形成できる。また、必要に
より可塑剤やレベリング剤等を添加することもできる。
電荷移動物質としては、ポリ−N−ビニルカルバゾール
およびその誘導体、ポリーγ−カルバゾリルエチルグル
タメートおよびその誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド
縮金物およびその誘導体、ポリビニルピレン、ポリビニ
ルフェナントレン、オキサゾール誘導体、オキサジアゾ
ール誘導体、イミダゾール誘導体、トリフェニルアミン
誘導体、9−(p−ジエチルアミノスチリル)アントラ
セン、1.1−ビス−(4−ジベンジルアミノフェニル
)プロパン、スチリルアントラセン、スチリルピラゾリ
ン、フェニルヒドラゾン類、α−フェニルスチルベン誘
導体等の電子供与性物質が挙げられる。
樹脂バインダーとしては、前記電荷発生層で用いたポリ
スチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチ
レン−ブタジェン共重合体、スチレン−無水マレイン酸
共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリアクリレート樹脂、フェノキシ樹脂、ポリ
カーボネート、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース
樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、
ポリビニルトルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、
アクリル樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン
樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂
等の熱可塑性または熱硬化性樹脂が挙げられる。
このときの溶剤としては、テト)ヒドロフラン。
ジオキサン、トルエン、モノクロルベンゼン、ジクロル
エタン、塩化メチレン等が使用できる。
電荷移動層2の厚さは、5〜100μm程度が適当であ
る。
また、電荷発生物質を分散した層が第3図に示されるよ
うな単層型感光層であるものは、前記した電荷発生層で
用いた電荷発生物質、ポリエチレングリコールモノエー
テル、樹脂バインダー更には必要により前記した電荷移
動層で用いた電荷移動物質を混合し、これらの塗工液を
導電性支持体等上に塗布乾燥することによって形成する
ことができる。
更に1本発明においては、前記したように導電性支持体
と感光層の間に必要により下引層を設けることができる
光散乱性下引層及び光吸収性下引層は前述の様にプリン
ター用感光体における光干渉防止を目的とする層、であ
る、光散乱性下引層は;例えば酸化スズ、酸化アンチモ
ン等の導電性粉体と酸化亜鉛。
硫化亜鉛、酸化チタン等の白色顔料とを下記の様な熱硬
化性樹脂中に分散して構成され、また光吸収性下引層は
1例えば炭素、各種金属等の導電性光吸収性顔料及び/
又は光吸収性有機顔料を同様な熱硬化性樹脂中に分散し
て構成される。ここで゛使用される熱硬化性樹脂は例え
ば、活性水素(−〇H基、−NH,基、−NH基等の水
素)を複数個含有する化合物とイソシアネート基を複数
個含有する化合物及び/又はエポキシ基を複黴個含有す
る化合物とを熱重合させたものである。活性水素を複数
個含有する化合物としては9例えばポリビニルブチラー
ル、フェノキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド、ポ
リエステル、ポリエチレングリコール。
ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール、
ヒドロキシエチルメタアクリレート基等の活性水素を含
有するアクリル系樹脂等があげられる。イソシアネート
基を複数個含有する化合物としては、たとえば、トリレ
ンジイソシアネート。
ヘキサメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジ
イソシアネート等とこれらのプレポリマー等があげられ
、エポキシ基を複数有する化合物としては、ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂等があげられる。
いずれにしても光散乱性又は光吸収性下引層は以上の様
な成分を溶解又は分散した液を基体上に塗布し、 50
−200℃で熱重合させて形成される。なおこの下引層
の厚さは1−10μ園が適当である。また導電性粉末と
白色顔料と前記熱硬化性樹脂との重量比は2〜671〜
5/2−6が適当であり、また光吸収性顔料と前記熱硬
化性樹脂との重量比は4〜971〜6が適当である。
〔効  果〕
本発明の電子写真用感光体は、電荷発生物質を分散した
層にポリエチレングリコールモノエーテルを含有させた
ことから、高感度であるとともに前露光疲労による帯電
性の低下が著しく小さく。
しかも帯電と露光の繰り返しにおいても帯電電位が低下
しないという顕著な作用効果を奏する。
〔実施例] 以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1 〔電荷発生層用塗工液〕 表−1に示すアゾ顔料(顔料No1)5重量部とポリエ
チレングリコールモノエーテ7L/[C,O,−@−0
−4C1,C1,0七H: / ニーポール700.三
洋化成■]の0.78重量ごシクロヘキサノン溶液16
0重量部とを72時間ボールミルで混合して顔料分散液
を得、ついでこの顔料分散液100重量部に、撹拌しな
がら、メチルエチルケトン90重量部を追加混合して電
荷発生層塗工液とした。
〔電荷移動層用塗工液〕
α−フェニルスチルベン系電荷移動物質(下記の化合物
)         100重量部ポリカーボネート (商品名、パンライトC1400:音大l11)100
重量部シリコン油(商品名、KF50: 信越シリコーンfi))     0.1重量部テトラ
ヒドロフラン        800重量部つぎに、A
Qを真空蒸着した75μ墓のポリエステルフィルム基板
上に上記の電荷発生層用塗工液をブレード塗工し、12
0℃で10分間加熱乾燥して約0.2μmの電荷発生層
を形成した。ついで、電荷発生層の上に下記組成の電荷
移動層用塗工液をブレード塗工し、120℃で20分間
加熱乾燥して約20μmの電荷移動層を形成し感光体を
作成した。
実施例2 電荷発生層塗工液のアゾ顔料を顔料No39に代えた以
外は実施例1と同様にして感光体を作成した。
実施例3 AQを真空蒸着した75μ−のポリエステルフィルム基
板上に実施例1で用いた電荷移動層用塗工液を実施例1
と同様にしてブレード塗工し、ついで乾燥して約20μ
朧の電荷移動層を形成した。ついで、この電荷移動層の
上に実施例1で用いた電荷発生層用塗工液をスプレー塗
工し、120℃で30分間加熱乾燥して約0.2μIの
電荷発生層を形成し感光体を作成した。
実施例4 電荷移動層用塗工液のα−フェニルスチルベン化合物を
下記構造の化合物に変更した以外は実施例1と同様にし
て感光体を作成した。
実施例5 電荷発生層用塗工液の作成に使用したポリエチレングリ
コールモノエーテル(ノニポール700、三洋化成fi
lりの0.78重量%シクロヘキサノン溶液をポリエチ
レングリコールモノエーテル[CzJ□0−4CH,C
B、O短H。
エマルミンL380.三洋化成■〕の0.39重量%シ
クロヘキサノン溶液とした以外は実施例2と同様にして
感光体を作成した。
実施例6 電荷発生層用塗工液の作成に使用したメチルエチルケト
ン90重量部をポリビニルブチラール(商品名:XYF
IL、ユニオンカーバイドプラスチック社製)の0.4
3重量%メチルエチルケトン溶液90重量部とした以外
は実施例5と同様にして感光体を作成した。
実施例7 酸化アンチモン10重量算を含有する酸化スズの微粉8
重量部と酸化チタン白色顔料粉末5重量部とポリビニル
ブチラール(商品名: BL−1、積水化学社m>の1
2重量ごメチルエチルケトン溶液68重量部とを72時
間ボールミルで処理し、次にメチルエチルケトン47重
量部を追加して48時間再びボールミルで処理した0次
にこの顔料分散液80重量部を撹拌しながら8重量部の
トリレンジイソシアネートの20重量算メチルエチルケ
トン溶液を追加混合して光散乱用下引層塗工液とした。
つぎに、AΩを真空蒸着した75μ墓のポリエステルフ
ィルム基板上に上記光散乱用下引層塗工液をブレード塗
工し、120℃で30分間加熱硬化して約2.5μlの
光散乱用下引層を形成した。
次に、この光散乱用下引層の上に実施例2と同様にして
電荷発生層及び電荷移動層を形成した感光体を作成した
比較例1〜2 電荷発生層用塗工液のポリエチレングリコールモノエー
テル(ノニポール700)をポリビニルブチラール(商
品名: XYHL、ユニオンカーバイドプラスチック社
ml)にした以外は各々実施例1〜2と同様にして感光
体を作成した。
比較例3 電荷発生層用塗工液のポリエチレングリコールモノエー
テル(ノニボール700)をポリビニルブチラール(商
品名:XYHL、ユニオンカーバイドプラスチック社製
)にした以外は実施例3と同様にして感光体を作成した
比較例4 電荷発生層用塗工液のポリエチレングリコールモノエー
テル(ノニポール700)をポリビニルブチラール(商
品名:XYHL、ユニオンカーバイドプラスチック社製
)にした以外は実施例4と同様にして感光体を作成した
比較例5 電荷発生層用塗工液のポリエチレングリコールモノエー
テル(ノニポール700)をポリエステル(商品名:バ
イロン200、東洋結社II)にした以外は実施例2と
同様にして感光体を作成した。
比較例6 電荷発生層用塗工液作成時のポリエチレングリコールモ
ノエーテル(ノニポール700)の0.78重量%シク
ロヘキサノン溶液をポリビニルブチラール(商品名:X
YtlL、ユニオンカーバイドプラスチック社製)の5
.88重量%シクロヘキサノン溶液にした以外は実施例
1と同様にして感光体を作成した。
比較例7 電荷発生層用塗工液作成時のポリエチレングリコールモ
ノエーテル(ノニポール700)をリン酸トリステアリ
ルエステルにした以外は実施例2と同様にして感光体を
作成した。
以上の様にして作成した電子写真用感光体を。
静電複写紙試験装置!!(川口電機製作所■、SP 4
28型)を使用して、次の様に電子写真特性を評価した
。まず、各感光体に一6KVのコロナ放電を20秒間行
なって、その間にコロナ放電開始2秒後の帯電電位V、
 (volt)を測定し、その後、暗所に放電して表面
電位が一800vになった時点でタングステン光を照射
して1表面電位が一400vに光減衰するのに必要な露
光量5(lux 5ee)を求めた。その後、色温度2
856°にのタングステン光を100000 lux 
see照射の後、再び前記と同様に光疲労後の帯電電位
v2′(volt)及び露光量S’ (lux 5ac
)を求めた6以上の結果を表−1に示す。
なお、第2図のタイプ感光体は中7KVのコロナ放電を
20秒間行って、その間にコロナ放電開始2秒後の帯電
4位v2を測定し、その後、暗所に放置して表面電位が
◆8vになった時点でタングステン光を照送して1表面
電位が+80Vに光減衰するのに必要な露光量Sを求め
た。その後前記と同様に1000001uxsac照射
後光疲労後の帯電4位v、/及び露光量S′を求めた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明に係る種々の電子写真用感光体
の模式断面図である。 1;電荷発生層 2;電荷移動層 3;導電性支持体 4;単層型感光層 5;下引層 特許出願人 株式会社 リ  コ  −+mmz*  
  灸 昭和63年 1月 3日 特許庁長官  小 川 邦 夫  殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第54804号 住 所  東京都大田区中馬込1丁目3番6号氏 名 
 (674)  株式会社 リ  コ  −代表者 浜
 1)  広 4、代理人〒151 明細書の「発明の詳細な説明」の欄     。 8、補正の内容 本願明細書中において、以下の通り補正を行います。 (1)第4頁第6行乃至第7行の「残留電位が消費され
るまで」を、「残留電荷が消費されるまで」に訂正しま
す。 (2)第39頁下から2行目の「下記組成の電荷移動層
用塗工液」を、「上記組成の電荷移動層用塗工液」に訂
正します。 (3)第44頁第14行の「暗所に放電して」を「暗所
に放置して」に訂正します。 (4)第45頁第5行の「表面電位が+8vに」を、「
表面電位が+ aoovに」に訂正します。 (5)第45頁第6行の「表面電位が+80Vに」を、
[表面電位が+400vに」に訂正します。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性支持体上に電荷発生物質を分散した層を少
    なくとも有する電子写真用感光体において、電荷発生物
    質を分散した層がポリエチレングリコールモノエーテル
    を含有することを特徴とする電子写真用感光体。
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