JPS63220026A - 空調システム - Google Patents
空調システムInfo
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- JPS63220026A JPS63220026A JP62054489A JP5448987A JPS63220026A JP S63220026 A JPS63220026 A JP S63220026A JP 62054489 A JP62054489 A JP 62054489A JP 5448987 A JP5448987 A JP 5448987A JP S63220026 A JPS63220026 A JP S63220026A
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Landscapes
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、水の蒸発潜熱による空気の冷却と気体分離膜
による空気の除湿とを組合せた空調システムに関するも
ので、本発明の空調システムは、居室や倉庫等の空調(
除湿及び冷房)に利用される。
による空気の除湿とを組合せた空調システムに関するも
ので、本発明の空調システムは、居室や倉庫等の空調(
除湿及び冷房)に利用される。
従来、含湿空気の冷却・除湿方法としては、含湿空気を
その露点温度以下の冷水と直接向流接触させて除湿する
直接冷却法、及び管内に冷媒を通して管表面温度を空気
の露点以下に保持したフィン付管群間に含湿空気を流通
させて除湿する間接冷却法がある。
その露点温度以下の冷水と直接向流接触させて除湿する
直接冷却法、及び管内に冷媒を通して管表面温度を空気
の露点以下に保持したフィン付管群間に含湿空気を流通
させて除湿する間接冷却法がある。
上記の直接冷却法及び間接冷却法は、何れも、含湿空気
を低湿度〔湿度70%(25℃)以下〕まで#、淘する
ためには、使用する水又は冷媒を冷凍機により冷却する
必要があり、また、このような方法による場合、11渇
する部屋の温度を居住適温(20℃前後)に調節するた
めには、冷却された空気を加熱して昇温さセる必要があ
った。
を低湿度〔湿度70%(25℃)以下〕まで#、淘する
ためには、使用する水又は冷媒を冷凍機により冷却する
必要があり、また、このような方法による場合、11渇
する部屋の温度を居住適温(20℃前後)に調節するた
めには、冷却された空気を加熱して昇温さセる必要があ
った。
従って、本発明の目的は、水を冷凍機により冷却するこ
となく含湿空気を低湿度〔湿度70%(25℃)以下〕
まで除湿でき、調湿する部屋の温度を居住適温(20℃
前後)に効率良く調節できる、空調システムを提供する
ことにある。
となく含湿空気を低湿度〔湿度70%(25℃)以下〕
まで除湿でき、調湿する部屋の温度を居住適温(20℃
前後)に効率良く調節できる、空調システムを提供する
ことにある。
本発明者等は、種々検討した結果、水の蒸発潜熱による
空気の冷却工程と気体分離膜による空気の除湿工程とを
組合せることにより、前記目的を達成し得ることを知見
した。
空気の冷却工程と気体分離膜による空気の除湿工程とを
組合せることにより、前記目的を達成し得ることを知見
した。
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、少なくと
も水の蒸発装置、空気の吸引、排気装置、空調対象の部
屋への送排気装置及び気体分離膜ユニットを備え、含湿
空気を冷却脱湿空気として利用する空調システムであっ
て、少なくとも、含湿空気を上記蒸発装置内に吸引し水
と接触させて水の蒸発潜熱により該含湿空気を冷却する
冷却工程と、冷却した該含湿空気を上記気体分離膜ユニ
ットにより除湿して冷却脱湿空気とする除湿工程とを含
んでいることを特徴とする空調システムを提(共するも
のである。
も水の蒸発装置、空気の吸引、排気装置、空調対象の部
屋への送排気装置及び気体分離膜ユニットを備え、含湿
空気を冷却脱湿空気として利用する空調システムであっ
て、少なくとも、含湿空気を上記蒸発装置内に吸引し水
と接触させて水の蒸発潜熱により該含湿空気を冷却する
冷却工程と、冷却した該含湿空気を上記気体分離膜ユニ
ットにより除湿して冷却脱湿空気とする除湿工程とを含
んでいることを特徴とする空調システムを提(共するも
のである。
以下、本発明の空調システムを、その好ましい一実施態
様の概略を示す第1図のフローシートを参照し乍ら詳述
する。尚、°本発明でいう含湿空気とは、本発明により
脱湿される前の空気をいい、湿度のレベルに限定される
ものではない。
様の概略を示す第1図のフローシートを参照し乍ら詳述
する。尚、°本発明でいう含湿空気とは、本発明により
脱湿される前の空気をいい、湿度のレベルに限定される
ものではない。
本発明を実施するには、先ず、空調対象の部屋の含湿空
気を、水の蒸発装置1内に空気の吸引装、t2により導
入ラインAより吸引し、吸引した該含湿空気を、上記蒸
発装置1で水と接触させて水の蒸発潜熱により冷却し、
冷却含湿空気−とする。
気を、水の蒸発装置1内に空気の吸引装、t2により導
入ラインAより吸引し、吸引した該含湿空気を、上記蒸
発装置1で水と接触させて水の蒸発潜熱により冷却し、
冷却含湿空気−とする。
上記蒸発装置1は、噴霧器1aから噴霧される水と、吸
引した含湿空気とが直接向流接触し、噴霧された水をポ
ンプ1bにより噴霧器1aに循環するようになしである
。
引した含湿空気とが直接向流接触し、噴霧された水をポ
ンプ1bにより噴霧器1aに循環するようになしである
。
本発明に用いられる上記蒸発装置は、含湿空気と水とを
接触させ、水の蒸発潜熱により該含湿空気を15〜25
℃に冷却し得る構洒のもの、特に温度25〜35℃及び
湿度60〜90%の含湿空気を15〜25℃に冷却可能
なものが好ましい。
接触させ、水の蒸発潜熱により該含湿空気を15〜25
℃に冷却し得る構洒のもの、特に温度25〜35℃及び
湿度60〜90%の含湿空気を15〜25℃に冷却可能
なものが好ましい。
次いで、上記蒸発装置1で冷却された冷却含湿空気(増
湿空気)を気体分離膜ユニット3により除湿して冷却脱
湿空気とする。
湿空気)を気体分離膜ユニット3により除湿して冷却脱
湿空気とする。
気体分離膜ユニット3による冷却含湿空気の除湿は、冷
却含湿空気を供給ラインBより上記ユニット3の気体分
離膜の一方の側3aに供給し且つその際該気体分離膜の
他方の側3bを真空ポンプ4等により減圧に保持するこ
とにより行うことができる。減圧は、後述する気体分離
膜を用いた場合、気体分離膜の他方の側3bの圧力が1
〜20QmmHgとなるようにするのが好ましい。この
ように冷却含湿空気を気体分離膜で処理することにより
、上記冷却含湿空気中の水分を気体分離膜の他方の側3
bに選択的に透過させ、冷却含湿空気の湿度を低下させ
ることができる。
却含湿空気を供給ラインBより上記ユニット3の気体分
離膜の一方の側3aに供給し且つその際該気体分離膜の
他方の側3bを真空ポンプ4等により減圧に保持するこ
とにより行うことができる。減圧は、後述する気体分離
膜を用いた場合、気体分離膜の他方の側3bの圧力が1
〜20QmmHgとなるようにするのが好ましい。この
ように冷却含湿空気を気体分離膜で処理することにより
、上記冷却含湿空気中の水分を気体分離膜の他方の側3
bに選択的に透過させ、冷却含湿空気の湿度を低下させ
ることができる。
上述の蒸発装置1による冷却工程及び気体分離膜ユニッ
ト3による除湿工程により、本発明による処理前の含湿
空気の湿度をlO〜′50%減湿でき、例えば湿度60
〜90%、温度25〜35℃の空気を、湿度30〜70
%、温度15〜25℃の冷却脱湿空気とすることができ
る。尚、上記気体分離膜を透過した水分は空気の排気装
置により排気ラインCより糸外(室外)へ排出する。
ト3による除湿工程により、本発明による処理前の含湿
空気の湿度をlO〜′50%減湿でき、例えば湿度60
〜90%、温度25〜35℃の空気を、湿度30〜70
%、温度15〜25℃の冷却脱湿空気とすることができ
る。尚、上記気体分離膜を透過した水分は空気の排気装
置により排気ラインCより糸外(室外)へ排出する。
上述の如くして得られた冷却脱湿空気は、送排気装置に
より送出ラインDより空調対象の部屋に吐出される。
より送出ラインDより空調対象の部屋に吐出される。
尚、水の蒸発速度は含湿空気の湿度で規定されるから、
含湿空気の湿度が高い場合には、吸引装置2により吸引
した含湿空気を、供給ラインEより気体分離膜ユニット
3へ供給し、除湿することによって脱湿空気とし、そし
て、該脱湿空気を、空調対象の部屋へ送出ラインDより
吐出し、部屋の空気を所定湿度に除湿後、該部屋の空気
を、導入ラインAより蒸発装置1内に吸引して所定温度
迄冷却するとよい。また、この場合、上記脱湿空気を気
体分離膜ユニット3から直接蒸発装置1へ循環させても
よい。
含湿空気の湿度が高い場合には、吸引装置2により吸引
した含湿空気を、供給ラインEより気体分離膜ユニット
3へ供給し、除湿することによって脱湿空気とし、そし
て、該脱湿空気を、空調対象の部屋へ送出ラインDより
吐出し、部屋の空気を所定湿度に除湿後、該部屋の空気
を、導入ラインAより蒸発装置1内に吸引して所定温度
迄冷却するとよい。また、この場合、上記脱湿空気を気
体分離膜ユニット3から直接蒸発装置1へ循環させても
よい。
冷却脱湿空気の吐出により部屋の゛温度及び湿度が所定
温度及び所定?!度に達したら、含湿空気の吸引を停止
する。その後、部屋の温度が上昇した場合には、上述の
如く再び蒸発装置l及び気体分離膜ユニット3を作動さ
せ、部屋の温度を所定温度に保持する。また、部屋の湿
度が上昇した場合には、気体分離膜ユニット3を作動さ
せ、部屋の湿度を所定湿度に保持する。
温度及び所定?!度に達したら、含湿空気の吸引を停止
する。その後、部屋の温度が上昇した場合には、上述の
如く再び蒸発装置l及び気体分離膜ユニット3を作動さ
せ、部屋の温度を所定温度に保持する。また、部屋の湿
度が上昇した場合には、気体分離膜ユニット3を作動さ
せ、部屋の湿度を所定湿度に保持する。
本発明の空調システムにおいて用いられる前記気体分離
膜としては、セルロース、ポリスルホン、ポリイミド等
の天然或いは合成高分子からなる有機非多孔質気体分離
膜や、ガラス、セラミック等からなる無機多孔質気体分
離膜を用いることができる。特に、水と酸素及び窒素と
の分離性能が高く、水の透過速度も高いポリイミド製気
体分離膜を用いるのが好ましい。
膜としては、セルロース、ポリスルホン、ポリイミド等
の天然或いは合成高分子からなる有機非多孔質気体分離
膜や、ガラス、セラミック等からなる無機多孔質気体分
離膜を用いることができる。特に、水と酸素及び窒素と
の分離性能が高く、水の透過速度も高いポリイミド製気
体分離膜を用いるのが好ましい。
また、上記気体分離膜としては、有効膜面積の大きい中
空糸の集合体が好ましいが、平膜でも良い。
空糸の集合体が好ましいが、平膜でも良い。
気体分離膜として用いられる中空糸は、その外径が、通
常50〜2000μ1、好ましくは200〜1000μ
である。中空糸の外径が小さ過ぎると圧力損失が大きく
なり、大き過ぎると有効膜面積が減少する。また、上記
中空糸としては、(厚み/外径)−0,1〜0.3の条
件を満たすものを用いるのが好ましい、中空糸の厚みが
小さいと耐圧性が不充分となり、また厚みが大きいと水
分選択透過性が不良となる。尚、上記厚み=(外径−内
径)/2である。また、気体分離膜の大きさは、プロセ
スの規模によって選定されるが、通常、有効膜面積5〜
1000n?の気体分離膜が用いられる。
常50〜2000μ1、好ましくは200〜1000μ
である。中空糸の外径が小さ過ぎると圧力損失が大きく
なり、大き過ぎると有効膜面積が減少する。また、上記
中空糸としては、(厚み/外径)−0,1〜0.3の条
件を満たすものを用いるのが好ましい、中空糸の厚みが
小さいと耐圧性が不充分となり、また厚みが大きいと水
分選択透過性が不良となる。尚、上記厚み=(外径−内
径)/2である。また、気体分離膜の大きさは、プロセ
スの規模によって選定されるが、通常、有効膜面積5〜
1000n?の気体分離膜が用いられる。
本発明に用いる気体分離膜として特に有利に用いること
のできるポリイミド製気体分離膜は、芳香族テトラカル
ボン酸骨格と芳香族ジアミン骨格とを含むもので公知の
方法により製造することができる。
のできるポリイミド製気体分離膜は、芳香族テトラカル
ボン酸骨格と芳香族ジアミン骨格とを含むもので公知の
方法により製造することができる。
上記芳香族テトラカルボン酸骨格としては、3゜3’
、4.4’ −ベンゾフェノンテトラカルポンI!、2
,3,3°、4“ −ベンゾフェノンテトラカルボン酸
、ピロメリット酸1.3.3” 、4゜4°−ビフェニ
ルテトラカルボン酸、及び2,3゜3゛、4″ −ビフ
ェニルテトラカルボン酸、そしてこれらの芳香族テトラ
カルボン酸の酸二無水物、エステル、塩等から誘導され
るカルボン酸骨格を挙げることができる。これらのうち
3.3’ 、4゜4” −ビフェニルテトラカルボン酸
の酸二無水物と2.3.3°、4° −ビフェニルテト
ラカルボン酸の酸二無水物等により代表されるビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物から誘導された酸骨格を主
成骨格とする芳香族ポリイミド製気体分離膜を使用した
場合に本発明は特に有用である。
、4.4’ −ベンゾフェノンテトラカルポンI!、2
,3,3°、4“ −ベンゾフェノンテトラカルボン酸
、ピロメリット酸1.3.3” 、4゜4°−ビフェニ
ルテトラカルボン酸、及び2,3゜3゛、4″ −ビフ
ェニルテトラカルボン酸、そしてこれらの芳香族テトラ
カルボン酸の酸二無水物、エステル、塩等から誘導され
るカルボン酸骨格を挙げることができる。これらのうち
3.3’ 、4゜4” −ビフェニルテトラカルボン酸
の酸二無水物と2.3.3°、4° −ビフェニルテト
ラカルボン酸の酸二無水物等により代表されるビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物から誘導された酸骨格を主
成骨格とする芳香族ポリイミド製気体分離膜を使用した
場合に本発明は特に有用である。
また、上記芳香族ジアミン骨格としては、p−フェニレ
ンジアミン、m−フェニレンジアミン、2.4−ジアミ
ノトルエン、4.4° −ジアミノジフェニルエーテル
、4.4” −ジアミノジフェニルメタン、0−トリジ
ン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、
0−トリジンスルホン、ビス(アミノフェノキシ−フェ
ニル)メタン、及びビス(アミノフェノキシ−フェニル
)スルホン等を挙げることができる。
ンジアミン、m−フェニレンジアミン、2.4−ジアミ
ノトルエン、4.4° −ジアミノジフェニルエーテル
、4.4” −ジアミノジフェニルメタン、0−トリジ
ン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、
0−トリジンスルホン、ビス(アミノフェノキシ−フェ
ニル)メタン、及びビス(アミノフェノキシ−フェニル
)スルホン等を挙げることができる。
芳香族ポリイミド製気体分離膜の製造方法としては、例
えば、上記芳香族ジアミン(他の芳香族ジアミンを含有
していてもよい)からなる芳香族ジアミン成分と上記ビ
フェニルテトラカルボン酸成分とを略等モル、フェノー
ル系化合物の有機溶媒中約140℃以上の温度で一段階
で重合及びイミド化して芳香族ポリイミドを生成し、そ
の芳香族ポリイミド溶液(t1度;約3〜30重量%)
をドープ液として使用して約30〜150℃の温度の基
材上に塗布又は流延或いは中空糸膜状に押出してドープ
液の薄膜(平膜又は中空糸)を形成し、次いでその薄膜
を凝固液に浸漬して凝固膜を形成し、その凝固膜から溶
媒、凝固液等を洗浄除去し、最後に熱処理して芳香族ポ
リイミド製の非対称性気体−分離膜を形成する!!!膜
方決方法げることができる。
えば、上記芳香族ジアミン(他の芳香族ジアミンを含有
していてもよい)からなる芳香族ジアミン成分と上記ビ
フェニルテトラカルボン酸成分とを略等モル、フェノー
ル系化合物の有機溶媒中約140℃以上の温度で一段階
で重合及びイミド化して芳香族ポリイミドを生成し、そ
の芳香族ポリイミド溶液(t1度;約3〜30重量%)
をドープ液として使用して約30〜150℃の温度の基
材上に塗布又は流延或いは中空糸膜状に押出してドープ
液の薄膜(平膜又は中空糸)を形成し、次いでその薄膜
を凝固液に浸漬して凝固膜を形成し、その凝固膜から溶
媒、凝固液等を洗浄除去し、最後に熱処理して芳香族ポ
リイミド製の非対称性気体−分離膜を形成する!!!膜
方決方法げることができる。
以下、実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1
容積25iの部屋における、30℃、湿度70%の空気
を次のようにして30分で20℃、湿度50%の空気に
した。
を次のようにして30分で20℃、湿度50%の空気に
した。
30℃、湿度70%の含湿空気50イ/Hrを、気体分
離膜ユニット(ポリイミド製中空糸気体分離膜、 I1
1面積40 nOの一方の側に供給し且つその際他方の
側の圧力を50mmHgに保持し、含湿空気中の水分を
他方の側に透過させ、一方の側に水分が8.7龍/Hg
(20℃、湿度50%相当)の乾燥空気を得た。この乾
燥空気を水の蒸発装置に吸引し、水と直接接触させて、
水の蒸発潜熱により冷却し、20℃の冷却含湿空気を得
た。
離膜ユニット(ポリイミド製中空糸気体分離膜、 I1
1面積40 nOの一方の側に供給し且つその際他方の
側の圧力を50mmHgに保持し、含湿空気中の水分を
他方の側に透過させ、一方の側に水分が8.7龍/Hg
(20℃、湿度50%相当)の乾燥空気を得た。この乾
燥空気を水の蒸発装置に吸引し、水と直接接触させて、
水の蒸発潜熱により冷却し、20℃の冷却含湿空気を得
た。
この冷却含湿空気を再び気体分離膜ユニット(ポリイミ
ド製中空糸気体分離膜:膜面積40n?)の一方の側に
供給し且つその際他方の側の圧力を5QmmHgに保持
し、冷却含湿空気中の水分を他方の側に透過させ、−・
方の側に20℃、湿度50%の冷却脱湿空気を得た。こ
の冷却脱湿空気を部屋に吐出し、部屋の空気を20℃、
湿度50%の空気にした。
ド製中空糸気体分離膜:膜面積40n?)の一方の側に
供給し且つその際他方の側の圧力を5QmmHgに保持
し、冷却含湿空気中の水分を他方の側に透過させ、−・
方の側に20℃、湿度50%の冷却脱湿空気を得た。こ
の冷却脱湿空気を部屋に吐出し、部屋の空気を20℃、
湿度50%の空気にした。
60分後、室内熱負荷等により、室温が25℃に上昇し
たので、部屋の空気を再び上記と同様にして所定の温度
、湿度の冷却脱湿気体とした。
たので、部屋の空気を再び上記と同様にして所定の温度
、湿度の冷却脱湿気体とした。
〔発明の効果〕゛
本発明の空調システムによれば、水を冷凍機により冷却
することなく含湿空気を低湿度〔湿度70%(25℃)
以下〕まで除湿でき、1ii湿する部屋の温度を居住適
温(20℃前後)に効率的に調節可能である。
することなく含湿空気を低湿度〔湿度70%(25℃)
以下〕まで除湿でき、1ii湿する部屋の温度を居住適
温(20℃前後)に効率的に調節可能である。
第1図は、本発明の空調システムの好ましい一実施態様
の概略を示すフローシートである。
の概略を示すフローシートである。
Claims (3)
- (1)少なくとも水の蒸発装置、空気の吸引、排気装置
、空調対象の部屋への送排気装置及び気体分離膜ユニッ
トを備え、含湿空気を冷却脱湿空気として利用する空調
システムであって、少なくとも、含湿空気を上記蒸発装
置内に吸引し水と接触させて水の蒸発潜熱により該含湿
空気を冷却する冷却工程と、冷却した該含湿空気を上記
気体分離膜ユニットにより除湿して冷却脱湿空気とする
除湿工程とを含んでいることを特徴とする空調システム
。 - (2)気体分離膜ユニットにおける気体分離膜が、ポリ
イミド製気体分離膜である特許請求の範囲第(1)項記
載の空調システム。 - (3)含湿空気を、気体分離膜ユニットにより除湿した
後水の蒸発装置内に吸引する特許請求の範囲第(1)項
記載の空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62054489A JPS63220026A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62054489A JPS63220026A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 空調システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63220026A true JPS63220026A (ja) | 1988-09-13 |
JPH0370144B2 JPH0370144B2 (ja) | 1991-11-06 |
Family
ID=12972056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62054489A Granted JPS63220026A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63220026A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0616834A1 (en) * | 1993-03-18 | 1994-09-28 | PERMEA, Inc. | Process for cooling the feed gas to gas separation systems |
JP2007255863A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Jfe Steel Kk | 酸素製造設備および酸素製造方法 |
US8882195B2 (en) | 2010-11-16 | 2014-11-11 | Grammer Ag | Base for a person's seat |
US8894152B2 (en) | 2010-10-13 | 2014-11-25 | Grammer Ag | Vehicle seat with fluid spring |
JP2015027654A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-12 | 住友化学株式会社 | ガス分離装置及びガス分離方法 |
US9120409B2 (en) | 2010-12-21 | 2015-09-01 | Grammer Ag | Horizontal seat adjustment means with setting member |
US9266453B2 (en) | 2011-01-26 | 2016-02-23 | Grammer Ag | Vehicle vibration means, vehicle seat or passenger cell or vehicle |
US9296321B2 (en) | 2010-09-13 | 2016-03-29 | Grammer Ag | Vehicle damping device for a vehicle seat / vehicle cabin |
JP2018094528A (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 株式会社東芝 | 水回収装置、水再利用システム及び水回収方法 |
US11577193B2 (en) | 2020-08-28 | 2023-02-14 | City University Of Hong Kong | Heat-driven adsorption vacuum dehumidification system |
WO2024043095A1 (ja) * | 2022-08-24 | 2024-02-29 | 東レ株式会社 | 中空糸膜、中空糸膜ユニット、中空糸膜モジュール、及び除加湿器 |
-
1987
- 1987-03-10 JP JP62054489A patent/JPS63220026A/ja active Granted
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0616834A1 (en) * | 1993-03-18 | 1994-09-28 | PERMEA, Inc. | Process for cooling the feed gas to gas separation systems |
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US9120409B2 (en) | 2010-12-21 | 2015-09-01 | Grammer Ag | Horizontal seat adjustment means with setting member |
US9266453B2 (en) | 2011-01-26 | 2016-02-23 | Grammer Ag | Vehicle vibration means, vehicle seat or passenger cell or vehicle |
JP2015027654A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-12 | 住友化学株式会社 | ガス分離装置及びガス分離方法 |
JP2018094528A (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 株式会社東芝 | 水回収装置、水再利用システム及び水回収方法 |
US11577193B2 (en) | 2020-08-28 | 2023-02-14 | City University Of Hong Kong | Heat-driven adsorption vacuum dehumidification system |
WO2024043095A1 (ja) * | 2022-08-24 | 2024-02-29 | 東レ株式会社 | 中空糸膜、中空糸膜ユニット、中空糸膜モジュール、及び除加湿器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0370144B2 (ja) | 1991-11-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |