JPS63220026A - 空調システム - Google Patents

空調システム

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JPS63220026A
JPS63220026A JP62054489A JP5448987A JPS63220026A JP S63220026 A JPS63220026 A JP S63220026A JP 62054489 A JP62054489 A JP 62054489A JP 5448987 A JP5448987 A JP 5448987A JP S63220026 A JPS63220026 A JP S63220026A
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gas separation
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moisture containing
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Satoru Ono
悟 小野
Kohei Ninomiya
康平 二宮
Hiroshi Sato
宏 佐藤
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水の蒸発潜熱による空気の冷却と気体分離膜
による空気の除湿とを組合せた空調システムに関するも
ので、本発明の空調システムは、居室や倉庫等の空調(
除湿及び冷房)に利用される。
〔従来の技術〕
従来、含湿空気の冷却・除湿方法としては、含湿空気を
その露点温度以下の冷水と直接向流接触させて除湿する
直接冷却法、及び管内に冷媒を通して管表面温度を空気
の露点以下に保持したフィン付管群間に含湿空気を流通
させて除湿する間接冷却法がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の直接冷却法及び間接冷却法は、何れも、含湿空気
を低湿度〔湿度70%(25℃)以下〕まで#、淘する
ためには、使用する水又は冷媒を冷凍機により冷却する
必要があり、また、このような方法による場合、11渇
する部屋の温度を居住適温(20℃前後)に調節するた
めには、冷却された空気を加熱して昇温さセる必要があ
った。
従って、本発明の目的は、水を冷凍機により冷却するこ
となく含湿空気を低湿度〔湿度70%(25℃)以下〕
まで除湿でき、調湿する部屋の温度を居住適温(20℃
前後)に効率良く調節できる、空調システムを提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、種々検討した結果、水の蒸発潜熱による
空気の冷却工程と気体分離膜による空気の除湿工程とを
組合せることにより、前記目的を達成し得ることを知見
した。
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、少なくと
も水の蒸発装置、空気の吸引、排気装置、空調対象の部
屋への送排気装置及び気体分離膜ユニットを備え、含湿
空気を冷却脱湿空気として利用する空調システムであっ
て、少なくとも、含湿空気を上記蒸発装置内に吸引し水
と接触させて水の蒸発潜熱により該含湿空気を冷却する
冷却工程と、冷却した該含湿空気を上記気体分離膜ユニ
ットにより除湿して冷却脱湿空気とする除湿工程とを含
んでいることを特徴とする空調システムを提(共するも
のである。
以下、本発明の空調システムを、その好ましい一実施態
様の概略を示す第1図のフローシートを参照し乍ら詳述
する。尚、°本発明でいう含湿空気とは、本発明により
脱湿される前の空気をいい、湿度のレベルに限定される
ものではない。
本発明を実施するには、先ず、空調対象の部屋の含湿空
気を、水の蒸発装置1内に空気の吸引装、t2により導
入ラインAより吸引し、吸引した該含湿空気を、上記蒸
発装置1で水と接触させて水の蒸発潜熱により冷却し、
冷却含湿空気−とする。
上記蒸発装置1は、噴霧器1aから噴霧される水と、吸
引した含湿空気とが直接向流接触し、噴霧された水をポ
ンプ1bにより噴霧器1aに循環するようになしである
本発明に用いられる上記蒸発装置は、含湿空気と水とを
接触させ、水の蒸発潜熱により該含湿空気を15〜25
℃に冷却し得る構洒のもの、特に温度25〜35℃及び
湿度60〜90%の含湿空気を15〜25℃に冷却可能
なものが好ましい。
次いで、上記蒸発装置1で冷却された冷却含湿空気(増
湿空気)を気体分離膜ユニット3により除湿して冷却脱
湿空気とする。
気体分離膜ユニット3による冷却含湿空気の除湿は、冷
却含湿空気を供給ラインBより上記ユニット3の気体分
離膜の一方の側3aに供給し且つその際該気体分離膜の
他方の側3bを真空ポンプ4等により減圧に保持するこ
とにより行うことができる。減圧は、後述する気体分離
膜を用いた場合、気体分離膜の他方の側3bの圧力が1
〜20QmmHgとなるようにするのが好ましい。この
ように冷却含湿空気を気体分離膜で処理することにより
、上記冷却含湿空気中の水分を気体分離膜の他方の側3
bに選択的に透過させ、冷却含湿空気の湿度を低下させ
ることができる。
上述の蒸発装置1による冷却工程及び気体分離膜ユニッ
ト3による除湿工程により、本発明による処理前の含湿
空気の湿度をlO〜′50%減湿でき、例えば湿度60
〜90%、温度25〜35℃の空気を、湿度30〜70
%、温度15〜25℃の冷却脱湿空気とすることができ
る。尚、上記気体分離膜を透過した水分は空気の排気装
置により排気ラインCより糸外(室外)へ排出する。
上述の如くして得られた冷却脱湿空気は、送排気装置に
より送出ラインDより空調対象の部屋に吐出される。
尚、水の蒸発速度は含湿空気の湿度で規定されるから、
含湿空気の湿度が高い場合には、吸引装置2により吸引
した含湿空気を、供給ラインEより気体分離膜ユニット
3へ供給し、除湿することによって脱湿空気とし、そし
て、該脱湿空気を、空調対象の部屋へ送出ラインDより
吐出し、部屋の空気を所定湿度に除湿後、該部屋の空気
を、導入ラインAより蒸発装置1内に吸引して所定温度
迄冷却するとよい。また、この場合、上記脱湿空気を気
体分離膜ユニット3から直接蒸発装置1へ循環させても
よい。
冷却脱湿空気の吐出により部屋の゛温度及び湿度が所定
温度及び所定?!度に達したら、含湿空気の吸引を停止
する。その後、部屋の温度が上昇した場合には、上述の
如く再び蒸発装置l及び気体分離膜ユニット3を作動さ
せ、部屋の温度を所定温度に保持する。また、部屋の湿
度が上昇した場合には、気体分離膜ユニット3を作動さ
せ、部屋の湿度を所定湿度に保持する。
本発明の空調システムにおいて用いられる前記気体分離
膜としては、セルロース、ポリスルホン、ポリイミド等
の天然或いは合成高分子からなる有機非多孔質気体分離
膜や、ガラス、セラミック等からなる無機多孔質気体分
離膜を用いることができる。特に、水と酸素及び窒素と
の分離性能が高く、水の透過速度も高いポリイミド製気
体分離膜を用いるのが好ましい。
また、上記気体分離膜としては、有効膜面積の大きい中
空糸の集合体が好ましいが、平膜でも良い。
気体分離膜として用いられる中空糸は、その外径が、通
常50〜2000μ1、好ましくは200〜1000μ
である。中空糸の外径が小さ過ぎると圧力損失が大きく
なり、大き過ぎると有効膜面積が減少する。また、上記
中空糸としては、(厚み/外径)−0,1〜0.3の条
件を満たすものを用いるのが好ましい、中空糸の厚みが
小さいと耐圧性が不充分となり、また厚みが大きいと水
分選択透過性が不良となる。尚、上記厚み=(外径−内
径)/2である。また、気体分離膜の大きさは、プロセ
スの規模によって選定されるが、通常、有効膜面積5〜
1000n?の気体分離膜が用いられる。
本発明に用いる気体分離膜として特に有利に用いること
のできるポリイミド製気体分離膜は、芳香族テトラカル
ボン酸骨格と芳香族ジアミン骨格とを含むもので公知の
方法により製造することができる。
上記芳香族テトラカルボン酸骨格としては、3゜3’ 
、4.4’ −ベンゾフェノンテトラカルポンI!、2
,3,3°、4“ −ベンゾフェノンテトラカルボン酸
、ピロメリット酸1.3.3” 、4゜4°−ビフェニ
ルテトラカルボン酸、及び2,3゜3゛、4″ −ビフ
ェニルテトラカルボン酸、そしてこれらの芳香族テトラ
カルボン酸の酸二無水物、エステル、塩等から誘導され
るカルボン酸骨格を挙げることができる。これらのうち
3.3’ 、4゜4” −ビフェニルテトラカルボン酸
の酸二無水物と2.3.3°、4° −ビフェニルテト
ラカルボン酸の酸二無水物等により代表されるビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物から誘導された酸骨格を主
成骨格とする芳香族ポリイミド製気体分離膜を使用した
場合に本発明は特に有用である。
また、上記芳香族ジアミン骨格としては、p−フェニレ
ンジアミン、m−フェニレンジアミン、2.4−ジアミ
ノトルエン、4.4° −ジアミノジフェニルエーテル
、4.4” −ジアミノジフェニルメタン、0−トリジ
ン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、
0−トリジンスルホン、ビス(アミノフェノキシ−フェ
ニル)メタン、及びビス(アミノフェノキシ−フェニル
)スルホン等を挙げることができる。
芳香族ポリイミド製気体分離膜の製造方法としては、例
えば、上記芳香族ジアミン(他の芳香族ジアミンを含有
していてもよい)からなる芳香族ジアミン成分と上記ビ
フェニルテトラカルボン酸成分とを略等モル、フェノー
ル系化合物の有機溶媒中約140℃以上の温度で一段階
で重合及びイミド化して芳香族ポリイミドを生成し、そ
の芳香族ポリイミド溶液(t1度;約3〜30重量%)
をドープ液として使用して約30〜150℃の温度の基
材上に塗布又は流延或いは中空糸膜状に押出してドープ
液の薄膜(平膜又は中空糸)を形成し、次いでその薄膜
を凝固液に浸漬して凝固膜を形成し、その凝固膜から溶
媒、凝固液等を洗浄除去し、最後に熱処理して芳香族ポ
リイミド製の非対称性気体−分離膜を形成する!!!膜
方決方法げることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 容積25iの部屋における、30℃、湿度70%の空気
を次のようにして30分で20℃、湿度50%の空気に
した。
30℃、湿度70%の含湿空気50イ/Hrを、気体分
離膜ユニット(ポリイミド製中空糸気体分離膜、 I1
1面積40 nOの一方の側に供給し且つその際他方の
側の圧力を50mmHgに保持し、含湿空気中の水分を
他方の側に透過させ、一方の側に水分が8.7龍/Hg
(20℃、湿度50%相当)の乾燥空気を得た。この乾
燥空気を水の蒸発装置に吸引し、水と直接接触させて、
水の蒸発潜熱により冷却し、20℃の冷却含湿空気を得
た。
この冷却含湿空気を再び気体分離膜ユニット(ポリイミ
ド製中空糸気体分離膜:膜面積40n?)の一方の側に
供給し且つその際他方の側の圧力を5QmmHgに保持
し、冷却含湿空気中の水分を他方の側に透過させ、−・
方の側に20℃、湿度50%の冷却脱湿空気を得た。こ
の冷却脱湿空気を部屋に吐出し、部屋の空気を20℃、
湿度50%の空気にした。
60分後、室内熱負荷等により、室温が25℃に上昇し
たので、部屋の空気を再び上記と同様にして所定の温度
、湿度の冷却脱湿気体とした。
〔発明の効果〕゛ 本発明の空調システムによれば、水を冷凍機により冷却
することなく含湿空気を低湿度〔湿度70%(25℃)
以下〕まで除湿でき、1ii湿する部屋の温度を居住適
温(20℃前後)に効率的に調節可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の空調システムの好ましい一実施態様
の概略を示すフローシートである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも水の蒸発装置、空気の吸引、排気装置
    、空調対象の部屋への送排気装置及び気体分離膜ユニッ
    トを備え、含湿空気を冷却脱湿空気として利用する空調
    システムであって、少なくとも、含湿空気を上記蒸発装
    置内に吸引し水と接触させて水の蒸発潜熱により該含湿
    空気を冷却する冷却工程と、冷却した該含湿空気を上記
    気体分離膜ユニットにより除湿して冷却脱湿空気とする
    除湿工程とを含んでいることを特徴とする空調システム
  2. (2)気体分離膜ユニットにおける気体分離膜が、ポリ
    イミド製気体分離膜である特許請求の範囲第(1)項記
    載の空調システム。
  3. (3)含湿空気を、気体分離膜ユニットにより除湿した
    後水の蒸発装置内に吸引する特許請求の範囲第(1)項
    記載の空調システム。
JP62054489A 1987-03-10 1987-03-10 空調システム Granted JPS63220026A (ja)

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