JPS63220024A

JPS63220024A - 温水暖房装置

Info

Publication number: JPS63220024A
Application number: JP5250987A
Authority: JP
Inventors: Osamu Nagano; 修永野
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1987-03-06
Filing date: 1987-03-06
Publication date: 1988-09-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、温水を利用して暖房したりあるいは風呂を沸
かしたりする温水暖房装置に関するものである。

従来の技術従来の温水暖房装置のシステムは、たとえば第２図に示
すようなものである。部屋を暖房するファンコンベクタ
ー、あるいは風呂の追い焚きをする風呂ヒーター等の第
１負荷１と、温水を加熱する熱源機としての熱交換器２
は、往管路３により、第１ヘツダー４を介して連結され
ている。また、タンク５と第１負荷１は、戻り管路６に
よシ第２ベッダー７を介して連結されている。タンク５
と熱交換器２の間には循環ポンプ８が設けられている。

また、熱交換器２の吐出口近傍の往管路３には、温度検
出用センサー９が取り付けられている。

１０は、制御装置で、温度検出用センサー９と、バーナ
１１で燃焼するガスの量をコントロールする比例弁１２
とは信号線で結ばれている。

また、第１ヘツダー４と第２ヘツダー７を介して、床暖
房等の第２負荷１３と、熱源機１４は、連結されている
。これらの負荷は、ヘッダーを介して、並列に数個設け
ることが可能である。第１負荷にはパルプ１５、第２負
荷にはパルプ１６が取り付けられている。

上記において熱源機１４のスイッチ（図示せず）を入れ
、さらに、第１負荷１のパルプ１５を開けると、熱交換
器２により加熱された温水は、循環ポンプ８により送給
され、往管路３、第１ヘツダー４を径由して、第１負荷
１に送られる。ここで温水の持っていた熱が放熱され、
さらに第２ヘツダー７、戻り管路６を通過して、タンク
５に戻り、再び熱交換器２で加熱される。ここで、熱交
換器２の吐出口に設けられた温度検出用センサー９が循
環する温水の温度を検出し、信号を制御装置１０に送り
、温水の温度が、約８０°Ｃになるように、バーナ１１
にて燃焼するガス量を変える比例弁１２をコントロール
する。また、床暖房等の第２負荷１３のパルプ１６を開
けると、熱源機１４から、温水が第２負荷に送られる。

熱源機１４から第１負荷１および第２負荷１３に送給さ
れる温水の温度は、ともに約８０’Ｃに制御されている
。

第３図に、他の従来例について示す。第１負荷１、およ
び第２負荷１３と、熱源機１４内の制御装置１０とは信
号線でつながれている。上記において、ファンコンベク
ターあるいは、風呂ヒーター等の第１負荷１のスイッチ
（図示せず）を入れるとパルプ１５が開き、信号が制御
装置１０に送られ、温水の温度が約８０°Ｃになるよう
にバーナ１１でのガスの燃焼量をコントロールする。次
に第１負荷１をとめ、床暖房の第２負荷１３のスイッチ
（図示せず）を入れると、パルプ１６が開き、信号が制
御装置１０に送られ、温水の温度が約６０°Ｃになるよ
うにコントロールされ、第２負荷１３に送給される。さ
らに第１負荷１と第２負荷１３を同時に使用する場合は
、６０’Ｃあるいは８０°Ｃのどちらかの温度にして、
それぞれの負荷に同一の温度の温水を送給する。

発明が解決しようとする問題点第２図による構成によれば、並列に設けられた負荷１．
１３に対して同一の温度約８０″Ｃの温水を送給するこ
とになる。ファンコンベクターは、送給された温水の熱
をファンにより温風に変え暖房するものであり、また風
呂ヒーターは、送給された温水の熱を浴槽水と熱交換す
ることにより追い焚きするものであり、どちらも直接人
間に触れるものではなく、温水の温度が高いほどその効
果は大きい。しかし床に温水を循環することにより暖房
する床暖房は、人間の体に直接床が接触するために、床
暖房の場合には約８０’Ｃの高温水を循環すると熱すぎ
るという欠点があった。

また、第３図による構成によれば、床暖房使用時のみ温
水の温度を低温約６０°Ｃにすることにより、適温にて
床暖房できるが、ファンコンベクター等の負荷と同時使
用すると、同一の温度の温水をそれぞれの負荷に送給す
ることになる。８０°Ｃにて温水を送給すると、床暖房
使用時、熱すぎるという欠点があり、６０°Ｃにて温水
を送給すると、ファンコンベクター使用時には、冷風感
を感じ、風呂ヒーター使用時には、能力が小さくなら、
沸き上げ時間がかかってしまう。

本発明は上記従来の技術の問題点を解消するもので、各
負荷を同時使用した場合においても、あるいは単独で使
用した場合においても、各負荷に応じた温度の温水を送
給し、適温での暖房、あるいは温水加熱ができるように
する温水暖房装置を提供する。

亥間見（解決するための手段上記問題点を解決するために、本発明は、温水を加熱す
る熱交換器と前記温水を送給する循環ポンプと前記温水
を補給するタンクと、前記熱交換器および前記タンクに
、第１往管路および戻り管路を介して接続した、高温水
を必要とする第１負荷と、前記第１往管路の途中に設け
られた水流スイワナと前記熱交換器の吐出口近傍の前記
第１往管路に設けられた温度検出用センサーと、前記熱
交換器の入水口と前記循環ポンプの接続部より分岐した
第２往管路および戻り管路を介して前記熱交換器および
タンクに接続し、低温水を必要とする第２負荷と、前記
第１往管路と、前記第２往管路を連形するバイパス管路
と、前記バイパス管路と前記第２往管路の分岐点に設け
、温水の流れを切替える三方切替弁と、前記水流スイッ
チの信号により熱交換器の加熱源および三方切替弁を制
御し、第１項負荷に高温水、第２負荷に低温水を送るよ
うに制御する装置を有する構成にしたものである。

作用上記構成において、三方切替弁とバイパス管路を設ける
ことにより、床暖房を使用した場合には、低温水（約６
０°Ｃ）を供給することができ、また床暖房と、その池
高温水が必要な負荷と同時使用した場合にも、高温水と
、低温水の両方を送給することができる。従って、これ
まで高温水を循環していたため熱すぎるという欠点があ
った床暖房や、あるいは、ファンコンベクターと床暖房
を同時に使用した場合に、２つの温水を同時に得られな
かったものが、低温水と高温水の両方を同時に供給する
ことが可能である。

実施例以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、上記従来例と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。第１往管
路３の途中には、水流スイッチ１７が設けられている。

熱交換器２の入水口と前記循環ポンプ８の接続部よシ分
岐した第２往管路１９と戻り管路６を介して、低温水を
必要とする床暖房等の第２負荷１３と連結されている。

また、第１往管路３と、第２往管路１９を連結するバイ
パス管路２０があり、第２往管路１９とバイパス管路２
ｏの分岐点には、温水の流れを切替える三方切替弁１８
が設けられている。

また、高温水が必要な第１負荷１は、第１往管路３と、
戻り管路６を介して熱源機１４と連結されている。また
、水流スイッチ１７と、三方切替弁１８は制御装置１０
によりコントロールされる。

以下、上記構成における作用について説明する。

熱源機１４のスイッチ（図示せず）を入れて、運転可能
状態にしておく。さらに、高温水が必要な第１負荷１の
バルブ１５を開くと、温水が第１負荷１に送給されるへ
。このとき、温水が流れたことを、水流スイッチ１７が
検知し、制御装置１０に伝え、温水の往温が高温（約８
０″Ｃ）になるように燃焼をコントロールする。さらに
、床暖房で低温水が必要な第２負荷１３のバルブ１６を
開き、負荷１，１３を同時使用すると、循環ポンプ８よ
り送給される温水の一部は熱交換器２を通過せずに、第
２往管路１９を通過して、第２負荷１３に送給される。

このとき、高温水を必要とする第１負荷１を使用してい
るという信号を水流スイッチ１７が出しているため、三
方切替弁１８は、循環ボンデ８と、第２負荷１３を連結
する方向に開き、熱交換器２の吐出口の温度は８０°Ｃ
に制御されている。また、第２負荷１３に送給される温
水の温度は、第１負荷１と、第２負荷１３からの戻り側
の温水の混合された温度となるため、温度は第１負荷１
に流した温水の一定の温度にはならない。

このとき、第１負荷１には、高温水約８０°Ｃが送給さ
れるため、同時に高温水と低温水を供給できる。

次に、第１負荷１のバルブ１５を閉じ、第２負荷のみ使
用する場合、第１負荷１への温水の送給が止まり、水流
スイッチ１７がこれを検知して、制闘装［１０に伝え、
熱交換器２の吐出口の温水の温度が約６０°Ｃになるよ
うに燃焼をコントロールするとともに、三方切替弁１８
を作動させ、温水が熱交換器２を通過して、バイパス管
路２０から三方切替弁１８を経て第２往管路１９を通り
、第２負荷に流れるように切替える。この場合は、第２
負荷に送給される温度は、６０°Ｃに制御することが可
能である。

発明の効果以と述べたごとく、本発明によれば、高温水と低温水の
両方を同時に供給することができるため、　　　□負荷
に応じた温水を得ることができる。したがってこれまで
床暖房使用時【、高温水を循環していたために熱すぎる
という欠点を解消し、適温で床暖房ができる。さらに、
床暖房とファンコンベクーを同時に使用した場合に２つ
の温水を同時尾得ることができるために、従来に比較し
、快適な温水暖房が得られる。さらに、床暖房使用時に
、低温水を送給することだよシ、放熱ロスを減少し、省
エネルギーにもつながる。また、熱源機内にて、使用し
ている負荷を判断することができるために、負荷からの
信号を、熱源機内に取り入れる必要がないため工事も簡
単になり、コストも安くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の温水暖房装置の全体構成図
、第２図、第３図は従来の温水暖房装置の全体構成図で
ある。１・・・・・・第１負荷、２・・・・・・熱交換器、３
・・・・・・第１往管路、５・・・・・・タンク、６・
・・・・・戻り管路、８・・・・・・循環ポンプ、９・
・・・・・温度検出用センサー、１３・・・・・・第２
負荷、１７・・・・・・水流スイッチ、１８・・・・・
・三方切替弁、１９・・・・・・第２往管路、２ｏ・・
・・・・バイパス管路。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｌ　
−第　Ｉ　麹荷２−　熟交挟６３−　第１住管路５−タンク６−戻り管路８−　循還ボンフ。９−　二Ｍ検出用℃ンナー１０・−ＩＩ　釦挨！１３−一　窮２　ロ衡１７−−一　氷　　デ己　ス　　イ　　ッ　　づ＝第１
図　　　　　　　ｔｅ　−三７勿習弁１９−　　第２住
ｔｇｎ−バイパス管路第２図？

Claims

【特許請求の範囲】

（１）温水を加熱する熱交換器と、前記温水を送給する
循環ポンプと、前記温水を補給するタンクと、前記熱交
換器および前記タンクに、第１往管路、および戻り管路
を介して接続した、高温水を必要とする第１負荷と、前
記第１往管路の途中に設けられた水流スイッチと、前記
熱交換器の吐出口近傍の前記第１往管路に設けられた温
度検出用センサーと、前記熱交換器の入水口と前記循環
ポンプの接続部より分岐した第２往管路、および戻り管
路を介して前記熱交換器およびタンクに接続し、低温水
を必要とする第２負荷と、前記第１往管路と、前記第２
往管路を連結するバイパス管路と、前記バイパス管路と
前記第２往管の分岐点に設け、温水の流れを切替える三
方切替弁と、前記水流スイッチの信号により熱交換器の
加熱源および三方切替弁を制御し、第１負荷に高温水、
第２負荷に低温水を送るように制御する装置を設けた温
水暖房装置。
（２）三方切替弁を、第２往路およびバイパス管路の途
中に設けた閉止弁で構成したことを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載の温水暖房装置。