JPH0426820Y2 - - Google Patents

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JPH0426820Y2
JPH0426820Y2 JP5854586U JP5854586U JPH0426820Y2 JP H0426820 Y2 JPH0426820 Y2 JP H0426820Y2 JP 5854586 U JP5854586 U JP 5854586U JP 5854586 U JP5854586 U JP 5854586U JP H0426820 Y2 JPH0426820 Y2 JP H0426820Y2
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temperature
control valve
hot water
radiator
low
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、一台の熱源機を利用してフアンコン
ベクター等を使用する高温暖房と床暖房パネル等
を使用する低温暖房とを効率よく行なう温水暖房
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の高温暖房と低温暖房とを共通の熱源機に
より行なう温水暖房装置を第2図に示す。
1は熱源機にして、内部の熱交換器2で温水を
加熱し、温水循環回路3,3′を経由して高温放
熱器4及び低温放熱器5内に80℃前後の高温水を
循環させるもので、温度制御はサーミスタ6によ
り行なつている。
[従来技術の課題] このように、従来の温水暖房装置においては低
温放熱器5内に循環する温水の温度と高温放熱器
4に循環する温度とは同一であることから、低温
放熱器5に対しては過剰な高温となる。例えば、
床暖房パネルのような低温放熱器5は穏やかな暖
房が特長であり、熱く感じたりしない方がよい。
そこで、従来は低温放熱器5側に絞りを入れて、
循環水量を調節したり、放熱水路(チユーブ)の
構成に工夫を凝らしている。しかし、このように
すると構造が複雑化したり、温度制御がうまくで
きなかつたり、効率が悪いといつた問題がある。
本考案は、斯かる点に鑑みて提案されるもの
で、簡単な構成により理想的な高温暖房と低温暖
房とを一台の熱源機を利用して効率よく行うよう
にするのが目的である。
[課題を解決するための手段] 本考案の構成は次のとおりである。
熱源機1の熱交換器2から出た温水が温水往き
管3aを経由して高温放熱器4に至り、高温放熱
器4から出た温水が温水戻り管3bを経由して膨
脹タンク7に戻り、膨脹タンク7に戻つた温水が
再び前記熱交換器2に至る循環回路構成の高温暖
房回路3と、 前記膨脹タンク7内の温水が直接低温水往き管
9aを経由して低温放熱器5に至り、この低温放
熱器5から出た温水が低温水戻り管9bを経由し
て膨脹タンク7に戻る循環回路構成の低温暖房回
路9と、 前記高温暖房回路3において、膨脹タンク7と
熱交換器2間に挿入された高温水循環ポンプ8
と、 前記低温暖房回路9において、膨脹タンク7と
低温放熱器5間に挿入された低温水循環ポンプ1
0と、 前記高温水往き管3aに取り付けられた流量検
出器11と、 前記流量検出器11の上流側の温水往き管3a
と戻り管3b間に取り付けられたバイパス回路1
2と、 前記バイパス回路12内に挿入された制御弁A
と、 前記流量検出器11と高温放熱器4間に挿入さ
れた制御弁Bと、 前記熱交換器を加熱するためのガスバーナのガ
ス供給管内に挿入されたガス量制御弁と、 前記高温放熱器4及び低温放熱器5が使用され
ているときにはガス制御弁14を全開に、制御弁
Aを閉じ、制御弁Bを開に、高温水循環ポンプ8
及び低温水循環ポンプ10双方の運転を行う、高
温放熱器4側のみが使用され、低温放熱器5側が
停止されているときには低温水循環ポンプ10の
運転を停止する、低温放熱器5側のみが使用さ
れ、高温放熱器4側が停止されているときには制
御弁Aを開き、制御弁Bを閉じ、ガス量制御弁1
4の開度を絞る、制御を行う制御器13と、 から成る温水暖房装置。
[作用] a 高温放熱器4と低温放熱器5が同時に使用さ
れている場合 制御器13は制御弁Aを閉じ、制御弁Bを開
き、ガス量制御弁14を全開にし、高温水循環
ポンプ8及び低温水循環ポンプ10を同時に運
転する。この結果、熱交換器2から出た高温水
は温水往き3aを経由して→高温放熱器4→膨
脹タンク7→高温水循環ポンプ8→熱交換器と
循環し、同時に膨脹タンク7内の低温水は、低
温水循環ポンプ10→低温放熱器5→膨脹タン
ク7と循環する。
b 高温放熱器4側のみが使用されている場合
(前記aの作用を前程にして) 制御器13は、制御弁Aを閉じ、低温循環ポ
ンプ10を停止する。
c 低温放熱器5側のみが使用されている場合
(前記aの作用を前程にして) 制御器13は、制御弁Aを開き、制御弁Bを
閉じ、ガス量制御弁14の開度を絞る。この結
果、熱交換器2から出る温水の温度は低くな
り、この低くなつた温水が膨脹タンク7内を循
環し、同時に膨脹タンク7内の低温水が低温放
熱器5内を循環する。
[実施例] 第1図は上記本考案の一実施例を示すもので、
1はガスを燃料とした熱源機、2は熱交換器、3
は前記熱交換器2から出た温水が温水往き管3a
を経由して高温放熱器4に至り、高温放熱器4か
ら出た温水が温水戻り管3bを経由して膨脹タン
ク7に戻り、膨脹タンク7に戻つた温水が高温循
環ポンプ8を経由して再び前記熱交換器2に至る
高温暖房回路である。
6は高温暖房回路3の往き管3aに取り付けら
れたサーミスタ(温度検出器)である。
9は前記膨脹タンク7内の温水が低温水往き管
9aから低温放熱器5に至り、この低温放熱器か
ら低温水戻り管9bを経由して再び膨脹タンク7
に至る循環を行う構成の低温暖房回路にして、1
0は低温水往き管9a内に挿入された低温水循環
ポンプである。
11は前記高温暖房回路3内の温水の流れを検
出するために高温暖房回路3の高温水往き管3a
内に取り付けられたフロースイツチ(流量検出
器)である。
12は高温水往き管3aにおいて、フロースイ
ツチ11の上流側を分岐して高温水戻り管3bに
接続されたバイパス回路にして、このバイパス回
路12には制御弁Aが取り付けられている。な
お、高温水往き管3aにおいて、フロースイツチ
11の下流側には制御弁Bが取り付けられてい
る。
13は制御器にして、次の如き制御を行う。
a 高温放熱器4と低温放熱器5が同時に使用さ
れている場合 制御器13は制御弁Aを閉じ、制御弁Bを開
き、ガス量制御弁14を全開にし、高温水循環
ポンプ8及び低温水循環ポンプ10を同時に運
転する。
b 高温放熱器4側のみが使用されている場合
(前記aの作用を前程にして) 制御弁Aを閉じ、低温循環ポンプ10を停止
する。
c 温放熱器5側のみが使用されている場合(前
記aの作用を前程にして) 制御弁Aを開き、制御弁Bを閉じ、ガス量制
御弁14の開度を絞る。
なお、実施例の場合高温側と低温側の双方が
使用されていて高温側の使用を停止すると、高
温循環回路内の温水の流れが止まるので、これ
をフロースイツチ11が検出して制御器13に
信号を送り、前記cの制御を行うようになつて
いる。
但し、高温側の使用状況は高温放熱器4から直
接制御器13に入力するようにしてもよい。
[本考案の効果] 本考案は以上の如き構成と作用から成り、次の
如き効果を奏する。
a 高温放熱器4と低温放熱器5が同時使用の場
合、高温循環回路3において膨張タンク7内に
戻る温水の温度は50〜60℃程度に低下し、これ
が膨張タンク7内に入つて低温循環回路9を経
由して低温放熱器5を循環するので、低温放熱
器5側の効率の上昇と、おだやかで理想的な低
温暖房を行なうことができる。
b 低温放熱器5のみを使用する場合には、制御
器13がガス量制御弁14を絞り、高温水往き
管3a→バイパス回路12→高温水戻り管3b
→膨張タンク7→高温水循環ポンプ8→熱交換
器2と循環する温水の温度を例えば50℃〜60℃
程度に制御することができるので、このように
して制御された低温水を膨張タンク7→低温水
循環ポンプ10→低温放熱器5→低温水戻り管
9b→膨張タンク7と循環させることにより、
高温放熱器4が不使用の場合でも支障なく低温
放熱器5の使用ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る温水暖房装置の実施例
図、第2図は従来の温水暖房装置の説明図であ
る。 1……熱源機、2……熱交換器、3……高温暖
房回路、4……高温放熱器、5……低温放熱器、
6……サーミスタ、7……膨脹タンク、9……低
温暖房回路、11……フロースイツチ、12……
バイパス回路、13……制御器、14……ガス量
制御弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱源機1の熱交換器2から出た温水が温水往き
    管3aを経由して高温放熱器4に至り、高温放熱
    器4から出た温水が温水戻り管3bを経由して膨
    脹タンク7に戻り、膨脹タンク7に戻つた温水が
    再び前記熱交換器2に至る循環回路構成の高温暖
    房回路3と、 前記膨脹タンク7内の温水が直接低温水往き管
    9aを経由して低温放熱器5に至り、この低温放
    熱器5から出た温水が低温水戻り管9bを経由し
    て膨脹タンク7に戻る循環回路構成の低温暖房回
    路9と、 前記高温暖房回路3において、膨脹タンク7と
    熱交換器2間に挿入された高温水循環ポンプ8
    と、 前記低温暖房回路9において、膨脹タンク7と
    低温放熱器5間に挿入された低温水循環ポンプ1
    0と、 前記高温水往き管3aに取り付けられた流量検
    出器11と、 前記流量検出器11の上流側の温水往き管3a
    と戻り管3b間に取り付けられたバイパス回路1
    2と、 前記バイパス回路12内に挿入された制御弁A
    と、 前記流量検出器11と高温放熱器4間に挿入さ
    れた制御弁Bと、 前記熱交換器2を加熱するためのガスバーナの
    ガス供給管内に挿入されたガス量制御弁14と、 前記高温放熱器4及び低温放熱器5が使用され
    ているときにはガス制御弁14を全開に、制御弁
    Aを閉に、制御弁Bを開にして、高温水循環ポン
    プ8及び低温水循環ポンプ10双方の運転を行
    う、高温放熱器4側のみが使用され、低温放熱器
    5側が停止されているときには低温水循環ポンプ
    10の運転を停止する、低温放熱器5側のみが使
    用され、高温放熱器4側が停止されているときに
    は制御弁Aを開に、制御弁Bを閉にして、ガス量
    制御弁14の開度を絞る、制御を行う制御器13
    と、 から成る温水暖房装置。
JP5854586U 1986-04-17 1986-04-17 Expired JPH0426820Y2 (ja)

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JPS62171720U JPS62171720U (ja) 1987-10-31
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JPH0731047Y2 (ja) * 1988-10-11 1995-07-19 三洋電機株式会社 融雪装置

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