JPS63219923A - 摩擦結合部材、特に自動車のレンジ・トランスミッション同期化部材を製造する方法および装置 - Google Patents

摩擦結合部材、特に自動車のレンジ・トランスミッション同期化部材を製造する方法および装置

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JPS63219923A
JPS63219923A JP62273663A JP27366387A JPS63219923A JP S63219923 A JPS63219923 A JP S63219923A JP 62273663 A JP62273663 A JP 62273663A JP 27366387 A JP27366387 A JP 27366387A JP S63219923 A JPS63219923 A JP S63219923A
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pressure
sintered friction
conical
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エーリヒ・エル・ミュラー
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ZWN Zahnradwerk Neuenstein GmbH and Co
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D69/02Composition of linings ; Methods of manufacturing
    • F16D69/027Compositions based on metals or inorganic oxides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B3/00Presses characterised by the use of rotary pressing members, e.g. rollers, rings, discs
    • B30B3/02Presses characterised by the use of rotary pressing members, e.g. rollers, rings, discs co-operating with a fixed member
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
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    • B30B7/00Presses characterised by a particular arrangement of the pressing members
    • B30B7/04Presses characterised by a particular arrangement of the pressing members wherein pressing is effected in different directions simultaneously or in turn
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
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    • F16D23/025Synchro rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は摩擦結合部材、特に自動車のレンジ・トランス
ミッションにおける同期化部材の製造方法及び装置に係
り、さらに詳しくは焼結摩擦パッドが部材の面に取り付
けられ、かつ焼結摩擦パッドが圧縮される摩擦結合部材
の製造方法及び装置に関するものである。
〈従来の技術〉 この種の方法は、ドイツ特許公報第3417813号か
ら知られている。
この公知の方法においては、粒状の焼結可能な摩擦材料
が平坦な支持シート上に散布され、支持シートと共に炉
内で焼結加工される。平坦な支持シートはそれから1回
あるいは多数回押圧することによって圧縮される。
焼結され圧縮された後に、支持シートは適当な断片に切
断され、この断片が深絞りによって所望の形状の摩擦パ
ッドにされる。形としては特に、円錐面をとりまく波形
とすることができる。このようにして形成された摩擦部
材はそれから、たとえば同期リングの円錐状の孔など、
摩擦結合部材の金属の基台に取り付けられ、そこでたと
えば溶接によって固定される。上述の波形形状の場合に
は、摩擦部材は摩擦結合部材の内側円錐面に接する波腹
の領域で点状に溶接される。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしこの公知の方法には、焼結後に摩擦パッドを圧縮
するための別の作業工程(キャリブレーションと称する
)が必要であるという欠点がある。
さらに次の加工、特に支持シートと摩擦パッドとからな
る摩擦部材の変形によってさらに寸法のずれが生じるこ
とがあるので、摩擦結合部材の最終寸法にある程度の誤
差を見込まなければならない。
これに対して本発明は、作業の流れを単純化し、特に誤
差の少ない製品を形成することのできる冒頭で述べた種
類の方法及び装置を提供することを目的としている。
く問題点を解決するための手段〉 上記の目的は口頭で述べた種類の方法によれば、大まか
な寸法の厚さを有する焼結摩擦パッドを部材に取り付け
た後に、焼結摩擦パッドを圧力をかけて所定の目標寸法
に圧縮することによって達成される。
く作用〉 したがって本発明によれば前述の問題点は完全に解決さ
れる。というのはたとえば同期リングなどの完成された
部材において焼結摩擦パッドのキャリブレーション(寸
法合せ)を行うことによって、キャリブレーションとそ
れぞれ元になる部材の誤差に応じて種々の寸法のグルー
プに分類するという別の作業工程を避けることができる
。摩擦パッドは直接、かつ支持シートあるいはフィルム
を介在させることなしに元になる部材に設けられる。そ
れ以上に、種々の完成誤差を有する元になる部材におい
ても、元になる部材のそれぞれの完成誤差とは関係なく
統一的な最終寸法が保証されるように、部材に取り付け
た焼結摩擦パッドのキャリブレーションを行うこともで
きる。
本発明方法の好ましい実施例によれば、焼結摩擦パッド
の表面と形状の合った工具によって焼結摩擦パッドが圧
縮される。
この手段は特に有利である。というのは、摩擦部材を摩
擦結合部材の金属基部内に取り付けるホルダはもともと
必要なので、この装置を摩擦パッドを所望のように圧縮
するためにも利用できるからである。したがって製造方
法において別の工程、すなわち焼結後に特別にそのため
に設けられた別体の圧縮装置を用いて圧縮する工程(キ
ャリブレーション)を省くことができる。さらに、摩擦
パッドを摩擦結合部材に取り付けた状態で圧縮すること
によって、再現可能なでき上りを得ることができる。と
いうのは圧縮後には摩擦部材に手を加えることはなく、
特にそれ以上屈曲させる必要がないからである。
本発明方法の第1の好ましい実施例によれば、内側円錐
状の表面の場合には圧力は、少なくとも部分的に外側円
錐状の工具を軸方向に挿入することによって得られる。
このために本発明により使用される装置においては、焼
結摩擦パッドを有する部材に内側円錐状の表面が形成さ
れ、工具には少なくとも部分的に外側円錐と同じ傾斜角
度を有し、そして前記部材と工具は軸方向に対向して摺
動可能であって、かつ圧力を受けて互いに圧接可能であ
る。
この手段によれば、特に簡単な工具を使用することがで
きるという利点が得られ、しかも原理的には、摩擦部材
を摩擦結合部材の金属基部内に挿大して支持し、たとえ
ばこの摩擦部材が溶接される間、その場所に固定して保
持するために不可欠の、従来使用されていた工具を使用
することができる。
本発明方法の第2の実施例においては、表面が内側円錐
状であって圧力は、少なくとも部分的に外側円錐状で内
側円錐形状表面に接している工具を径方向に拡幅するこ
とによって発生される。
このために使用される装置では、部材に内側円錐状表面
を有する焼結摩擦パッドが設けられており、工具の少な
くとも一部に傾斜角度の等しい外側円錐が設けられてお
り、工具の外側円錐の領域にはクランプΦジヨウが設け
られ、工具の外側円錐は形状を合わせて内側円錐状表面
に接し、そしてさらにクランプ・ジョウを径方向に拡幅
する拡幅手段が設けられている。
この手段によれば、すでに述べたように圧縮円錐を軸方
向に案内するのに比べて、純粋に径方向の力が作用する
ので、摩擦パッドにせん断応力が発生しない。
本発明方法の他の実施例の場合には、部材に内側円錐状
表面を有する焼結摩擦パッドが設けられ、かつ工具の少
なくとも一部に傾斜角度の等しい外側円錐が形成されて
いて、この実施例においては工具の外側円錐の領域にロ
ーラが設けられていて、このローラは工具が回転すると
きに内側円錐状表面と形状の合った外側円錐を形成し、
そしてローラを前記表面へ径方向に押圧する拡幅手段が
設けられている。
このような手段によれば、この種の回転工具によって大
きな寸法調整力を得ることができ、たとえば同期リング
が伸びるなど、部材が変形されたま\になることを心配
する必要がないという効果が得られる。すなわちこのよ
うにして押圧力が同期リングの周面を介してたとえば3
つのローラへ分配され、この際にこの押圧力は好ましく
は軸方向に摺動可能な内側円錐によって、あるいは適当
に取り付けられた油圧ピストンによって細かく調節する
ことができる。さらに本発明のこの実施例では前述のよ
うに変形したま\になることを防止するために、全面で
キャリブレーション(寸法合せ)を行う場合にはあった
方がよく、それゆえ押圧力が大きい場合には必要となる
形状を合わせた部材ホルダを省(ことができる。
本発明方法の第3の実施例においては、内側円錐状表面
の場合に圧力は、少なくとも部分的に外側円錐状でかつ
径方向に変形可能な工具を径方向に延ばすことによって
生じる。
このために使用される装置では、焼結摩擦パッドを有す
る部材に内側円錐状表面が設けられており、工具の少な
くとも一部に傾斜角度の等しい外側円錐が設けられてお
り、さらに工具の外側円錐の領域に変形可能で中空空間
を形成する壁が設けられており、工具の外側円錐は内側
円錐状表面に形状を合わせて接しており、さらに中空空
間内の圧力を調節するための手段が設けられている。
本発明のこの実施例ではさらに、純粋に径方向の圧縮力
が行使され、圧縮圧力はたとえば油圧装置を」いた圧力
を調量することによって特に細かく調節できる。
本発明方法の第4の実施例においては、外側円錐状表面
の場合に圧力は、少なくとも部分的に内側円錐状の工具
を軸方向に嵌着することによって発生される。
このために使用できる装置においては、焼結摩擦パッド
を有する部材に外側円錐状の表面が設けられており、工
具の少なくとも一部に傾斜角度の等しい内側円錐が設け
られており、前記部材と工具は軸方向に互いに摺動可能
であって、圧力をかけて互いに圧接可能である。
本発明方法の第5の実施例では、部材に直接圧力がかけ
られる。
閉鎖された多孔性の摩擦パッドの場合に使用できるこの
手段によれば、特別な移動する工具を必要としないとい
う利点が得られる。というのは部材にただ圧力タンク等
の巾でたとえば油圧などの液体圧を加えるだけでよくこ
のためには簡単なオートクレーブで十分である。
この実施例の変形例は、開放多孔性の摩擦パッドを有す
る部材に適しており、ここでは摩擦パッドをまず封鎖し
、それから部材を直接流体圧にさらす。
他の利点は実施例の説明及び添付図面から明らかである
。以上述べた特徴及び後述の特徴はそれぞれ記載の組合
せにおいてだけではなく、他の組合せにおいても、ある
いは単独でも使用することができ、いずれも本発明の枠
を逸脱するものでないことは明らかである。
〈実施 例〉 本発明の実施例を図面に示し、以下で詳細に説明する。
第1図において符号10で示す同期リングは、以下の説
明おいては摩擦結合部材の一例として用いられている。
しかし、この同期リングの代わりに同調リング、クラッ
チ部材あるいは他のこの種の摩擦結合部材を使用するこ
とも可能であって、同期リングのみを示したのは、わか
りやすくするためだけの理由である。
同期リング10はメタル部材11から形成されており、
その周面には歯切12が形成されている。
メタル部材11の円錐状の内面13上には、支持シート
14とその上に取り付けられた摩擦パッド15から形成
される摩擦部材が取り付けられている。
摩擦部材は、まず平坦で大面積の支持シート上に焼結可
能な粒状の摩擦物質を散布し、この複合物を焼結するこ
とによって形成される。焼結に続いて、平坦な支持シー
トを適当な断片に分割し、この断片を深絞り等によって
たとえば第1図に示す中空円錐台状などの所望の形状に
して、そこでたとえば溶接などによって、第1図の溶接
継目18で示すように固定する。
同期リング10を確実に使用できるようにするために、
同期リング10の開口部17を規定する内側円錐の寸法
(第1図に符号16で示す)を守らなければならない。
内側円錐寸法16は傾斜角度と直径に関して、できるだ
け小さい許容誤差の範囲内で目標寸法と一致しなければ
ならない。
公知の方法では、支持シート14と摩擦パッド15とか
らなる摩擦部材を、分割していないまだ平坦な状態で圧
縮作用によって圧縮し、圧縮された摩擦部材を変形させ
てメタル部材11へ挿入していた。
第2図は、摩擦パッドの左半分1′5aが、焼結後にど
うなっているかを示すものである。摩擦物質の粒子20
は比較的まばらに並んでおり、互いの間に比較的大きな
間隙21aが形成されている。
それによって摩擦パッド15a及び支持シート14の厚
さの加工前の寸法22が決定される。
第2図の右半分に示されるように、摩擦パッド15bの
表面へ圧力23を加えると、粒子20が圧縮され、特に
間隙21aが減少される。それによって加工前の寸法2
2より減少された目標寸法24が得られ、この目標寸法
は圧力23を変化させることによって所定の範囲で形成
することができる。ここでは、摩擦パッド15aは焼結
の後で比較的延性の構造を持つこと、すなわち所定の範
囲内で損傷することなく圧縮できるということを利用し
ている。
第3図は、本発明の枠内で使用できる装置の第1の実施
例を概略的に示すものである。
位置決めストッパ31を有する工作物ホルダ30上に、
同期リング10が開口部17を上方に向けて配置されて
いる。圧縮力が大きい場合に変形したま\になることを
防止するために、位置決めストッパ31は好ましくは形
状を合わせて同期リング10を把持する。
工具32は工作物ホルダ30に関して下方を示す矢印3
3方向へ移動することができる。工具32の下側には外
側円錐34が形成されており、この外側円錐の傾斜角度
は同期リング10の摩擦パッド15の上面の内側円錐の
傾斜角度と等しい。
工具32が第3図に示す同期リング10から離れた位置
から矢印33方向の下方へ移動すると、大きい円錐34
の円錐面35が摩擦パッド15の表面に接する。工作物
ホルダ30の載置面37に関して高さ位置36を調節す
ることによって、高い精度で摩擦パッド15を第2図の
目標寸法24まで圧縮することができる。それによって
第1図に示す円錐寸法16を、きわめて小さい誤差で完
成された同期リング10に再現することができる。
第4図に示す第2の実施例においては、同期リング10
は、第3図のところですでに説明したのと同様に工作物
ホルダに取り付けられている。工具40の円錐状の下端
部にはクランプ・ジョウ41が設けられており、このク
ランプ・ジョウは軸方向のスリット42によって互いに
分離されている。第3図に示す実施例とは異なり、第4
図に示す工具40は軸方向に位置決め固定されており、
しかも工具40の下方の端面が固定位置のストッパ43
上に接触して、クランプ・ジョウの表面が摩擦パッド1
5の表面と形状を合わせて接触している。
工具40には、下方へ延びて内側円錐44となる軸方向
の内部孔が形成されている。下端部に内側円錐44に適
合した外側円錐46を有し軸方向に移動可能な拡幅枠4
5によって、クランプ番ジヨウ41を径方向外側へ押圧
することができ、それによって摩擦パッド15は純粋に
径方向に作用する力を受けて圧縮され、このときに第3
図の実施例ではまだ生じる惧れのあったせん断芯力は生
じない。
第5図に示す第3の実施例においても、同期リング10
はすでに述べたような方法で支持されている。第4図の
ところですでに述べたのと同様に、工具50の外側円錐
状の表面が、摩擦パッド15に形状を合わせて軸方向に
固定されている。
工具50には中空室51が形成されており、はぼ外側円
錐状に延びる側壁52は中空室51内の圧力を調節する
ことによって変形可能である。中空室51の圧力が低い
場合ないしは中空室内に圧力がない場合には、側壁は符
号52aの点線で示すようにや\内側に吸引されている
。そして中空室51内の圧力が高くなると、側壁52は
外側へ変形して符号52bの実線で示す終端位置へ達し
、この位置において摩擦パッド15はちょうど目標寸法
に圧縮される。
中空室51内に圧力を発生させるために、たとえば油圧
あるいは空気圧などの圧力を圧力貯蔵槽55から導管5
3と弁54を介して供給することができる。
第6図に示す本発明の第4の実施例においては、同期リ
ング60の外側円錐状表面に加工が行われる。
第6図の左半分に示す例では、同期リング60は金属部
材61を有し、この金属部材61の外側円錐状の表面に
は、摩擦パッド62と支持シート63とからなる摩擦部
材が設けられている。金属部材61の内側面64は円錐
状であって、かつ軸方向に円筒状に形成されている。
これに対して第6図の右半分が示す別の例では、同期リ
ング60の金属部材65は外側も内側も円錐状に形成さ
れており、かつ摩擦部材が設けられている。内側の摩擦
部材は摩擦パッド66と支持シート67とから形成され
ているが、外側の摩擦部材は支持シート68と摩擦パッ
ド69とから形成されている。
工具80には内側孔が形成されており、かつ下端部は外
方へ拡幅されているので、内側円錐81が形成され、こ
の内側円錐の傾斜角度は同期リング60の外側円錐と一
致している。工具80が矢印82で示すように下方へ移
動されると、工作物支持体83上に位置決めされて取り
付けられている同期リング60の摩擦パッド62ないし
69が、すでに第3図のところで説明したのと同様にし
て圧縮される。
第7図に示す本発明の他の実施例においては、摩擦パッ
ド15を圧縮するために回転工具90が使用される。
回転工具90には、固定あるいは回転可能なローラ91
が設けられており、このローラ91にはたとえばダイヤ
モンド表面などのきわめて硬い表面が設けられている。
ローラ91の端部は枠92゜93内に支承されており、
枠92.93は同期リング10の垂直軸を中心に矢印9
4方向へ一緒に回転することができる。ローラ91の迎
え角は、回転工具90が矢印94方向へ回転するときに
ローラ91の表面が、摩擦パッド15の内側円錐状の表
面とちょうど形状の合う外側円錐を描くように設定され
ている。
第3図を用いて原理を説明したように、工具90は同期
リングへ軸方向に挿入することはできるが、枠92.9
3が径方向へ拡幅されると特に有利である。このために
枠92.93に内側円錐状の表面95を設けて、その中
へ拡幅円錐97の外側円錐状の表面96を挿入すること
ができ、この拡幅円錐96は軸方向に移動するときにロ
ーラ91を摩擦パッド15へ径方向に押圧する。
あるいはまた、枠92,93を径方向へ拡幅するために
、たとえば第7図の左半分の概略のみを示すピストン・
シリンダユニット98などの油圧装置を設けることも可
能である。
さらに、第8図は本発明の他の実施例を示すものであっ
て、ここでは同期リング10に直接流体圧がかかる構成
になっている。
第8図の左半分においては、摩擦パッド15′が開放し
た多孔構造である場合が示されている。
この開放した多孔構造を封じるために、摩擦パッド15
′は弾性的なシール部材100で包囲されており、この
シール部材はたとえばさらに金属部材11の一部をも包
囲している。
弾性的なシール部材100は軸方向両側を圧接板101
,102によって支持され、この圧接板のうち少なくと
も一方にはバランス孔103が形成されている。圧接板
101,102自体は支え104に固定されており、こ
の場合にたとえば圧接板101.102を互いにねじ止
めすることもできる。
支え104は圧力容器105内に設けられており、この
圧力容器の内部空間106に概略図示するピストン10
7を用いて、広い範囲で調節可能な圧力を供給すること
ができる。好ましくはこのために内部空間106には、
たとえば圧力油などの適当な液体が充填されるが、しか
しまた個々の場合にそれで十分であるなら内部空間10
6内に存在する空気をピストン107を用いて圧縮して
もよい。圧力は、150〜600バール、好ましくは2
30〜460バールの範囲で調節される。
バランス孔103によって、圧力は内部空間106内で
均一に分配され、矢印で示すように弾性的なシール部材
100を開放した多孔性の摩擦パッド15’に対して押
圧するので、摩擦パッドが均一に圧縮される。
第8図の右半分においては、摩擦パッド15′が閉鎖さ
れた多孔性に形成されているので、別体の封鎖が省かれ
ているのが示されている。この場合には同期リング10
の摩擦パッド15′に直接流体圧が加えられており、第
8図の左半分に示されている部材は不要である。この場
合にはまた、第8図に符号10. 10a 、  10
bで示すように、多数の同期リングをゆるく重ねること
もできる。
第6図に示す実施例の場合には、外側円錐状の工作物は
、第3図の外側円錐工具と同様に形成された内側円錐工
具を用いて加工されている。しかし、外側円錐の加工を
行うのに、第4図、第5図、第7図及び第8図と同様に
形成された内側円錐工具を使用することができるのは明
らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により形成された、同期リングの形状
の摩擦結合部材の1実施例を示す断面図、第2図は、摩
擦パッドの圧縮を概略的に説明する拡大断面図、 第3図は、本発明方法の第1の実施例を実施するための
本発明装置の第1の実施例の断面図、第4図は、本発明
の実施例の第2の例を示す第3図と同様の断面図、 第5図は、本発明の実施例の第3の例を示す第3図と同
様の断面図、 第6図は、本発明の実施例の第4の例を示す第3図と同
様の断面図、 第7図は、本発明の実施例の第5の例を示す第3図と同
様の断面図、 第8図は、本発明の実施例の第6の例を示す部分断面図
である。 15.16,29゜ 62.66.69・・・焼結摩擦パッド10.60・・
・同期部材 32、40.50.80.90・・・工具34・・・外
側円錐部材 41・・・クランプ・ジョウ 45・・・拡幅部材 91・・・ローラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、摩擦結合部材、特に自動車のレンジ・トランスミッ
    ションの同期化部材を製造する方法において、焼結摩擦
    パッド(15、16、66、29)が部材の面(13)
    に取り付けられ、摩擦パッド(15、62、66、69
    )が圧縮される摩擦結合部材、特に自動車のレンジ・ト
    ランスミッションの同期化部材(10、60)を製造す
    る方法において、 大まかな寸法(22)の厚さを有する焼結摩擦パッド(
    15、62、66、69)を部材に取り付けた後に、圧
    力作用(23)によって焼結摩擦パッド(15、62、
    66、69)が所定の目標寸法(24)に圧縮されるこ
    とを特徴とする方法。 2、焼結摩擦パッド(15、62、66、69)が焼結
    摩擦パッド(15、62、66、69)の表面(15、
    70)と形状の合った工具(32、40、50、80、
    90)によって圧縮されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 3、焼結摩擦パッド(15、66)の表面が内側円錐状
    である場合に圧力が、少なくとも部分的に外側円錐状の
    工具(32)を軸方向に導くことによって発生されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4、焼結摩擦パッド(15、66)の表面が内側円錐状
    である場合に圧力が、少なくとも部分的に外側円錐状で
    内側円錐状表面に接する工具(40)を径方向に拡幅す
    ることによって発生されることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項に記載の方法。 5、焼結摩擦パッド(15、66)の表面が内側円錐状
    である場合に圧力が、少なくとも部分的に外側円錐状で
    径方向に変形可能な工具(50)が径方向に延びること
    によって発生されることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項に記載の方法。 6、焼結摩擦パッド(69)の表面(70)が外側円錐
    状である場合に圧力が、少なくとも部分的に内側円錐状
    の工具(80)の軸方向に嵌着することによって発生さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の方
    法。 7、部材が直接流体圧を受けることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 8、開放多孔性の摩擦パッド(15′)を有する部材の
    場合に、摩擦パッド(15′)がまず封鎖されて、それ
    から部材に流体圧がかけられることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 9、特許請求の範囲第3項に記載の方法を実施する装置
    において、焼結摩擦パッド(15、66)を有する部材
    に内側円錐状の表面が設けられており、 工具(32)の少なくとも一部に傾斜角度の等しい外側
    円錐部材(34)が設けられており、前記部材と工具(
    32)が軸方向に対向し合って摺動可能であり、かつ圧
    力を受けて互いに押圧可能であることを特徴とする装置
    。 10、特許請求の範囲第4項に記載の方法を実施する装
    置において、 焼結摩擦パッド(15、66)を有する部材に内側円錐
    状の表面が設けられており、 工具(40)の少なくとも一部に傾斜角度の等しい外側
    円錐が設けられており、 工具(40)の外側円錐の領域にクランプ・ジョウ(4
    1)が設けられており、 工具(40)の外側円錐が内側円錐状表面に形状を合わ
    せて接しており、 クランプ・ジョウ(41)を径方向に拡幅する拡幅部材
    (45)が設けられていることを特徴とする装置。 11、特許請求の範囲第4項に記載の方法を実施する装
    置において、焼結摩擦パッド(15、66)を有する部
    材に内側円錐状の表面が設けられており、 工具(90)の少なくとも一部が傾斜角度の等しい外側
    円錐を形成し、 工具(90)の形成する外側円錐の領域に、工具(90
    )が回転するときに内側円錐状表面と形状の合った外側
    円錐を形成するローラ(91)が設けられており、 ローラ(91)を径方向に前記表面へ押圧する拡幅手段
    (95、96、97、98)が設けられていることを特
    徴とする装置。 12、特許請求の範囲第5項に記載の方法を実施する装
    置において、 焼結摩擦パッド(15、16)を有する部材に内側円錐
    状表面が設けられており、 工具(50)の少なくとも一部に傾斜角度の等しい外側
    円錐が設けられており、 工具(50)の外側円錐の領域に、中空空間(51)を
    形成する変形可能な壁(52a、52b)が設けられて
    おり、 工具(50)の外側円錐が形状を合わせて内側円錐状表
    面に接し、 中空空間(51)内の圧力を調整する手段(53、54
    、55)が設けられていることを特徴とする装置。 13、特許請求の範囲第6項に記載の方法を実施する装
    置において、 焼結摩擦パッド(69)を有する部材に、外側円錐状表
    面が設けられており、 工具の(80)の少なくとも一部に傾斜角度の等しい内
    側円錐(81)が設けられており、部材と工具(80)
    とが互いに対向して軸方向に摺動可能で、かつ圧力を受
    けて互いに圧力可能であることを特徴とする装置。
JP62273663A 1986-11-03 1987-10-30 摩擦結合部材、特に自動車のレンジ・トランスミッション同期化部材を製造する方法および装置 Pending JPS63219923A (ja)

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DE3763445D1 (de) 1990-08-02
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