JPS63219663A - 植毛機の植毛材引締め装置 - Google Patents

植毛機の植毛材引締め装置

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Publication number
JPS63219663A
JPS63219663A JP5471087A JP5471087A JPS63219663A JP S63219663 A JPS63219663 A JP S63219663A JP 5471087 A JP5471087 A JP 5471087A JP 5471087 A JP5471087 A JP 5471087A JP S63219663 A JPS63219663 A JP S63219663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
flocking
scalp
shaft
cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP5471087A
Other languages
English (en)
Inventor
稔 森田
皆川 寛司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS63219663A publication Critical patent/JPS63219663A/ja
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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、かつらの製造に用いる植毛機において、植
毛材を頭皮材に締付けるための植毛材引締め装置に関す
るものである。
【従来の技術】
従来、例えば特公昭60−37213号公報に示されて
いるように、長尺のパイル糸を1本の針によって基材に
差込んで植毛する植毛機は用いられている。しかし、男
性などのかつらの植毛は、人体から刈取って切揃えた毛
髪などの細い有限長の植毛材をかぎ針によって頭皮材に
1本ずつ作業者が手作業によって行い、結び目や植毛間
隔も作業者の目視と経験、感覚によって判断している。 しかし、従来のかつらの植毛は、作業者の手作業に依存
しているため、熟練が必要であり、また多大の労働力と
長い作業時間を要し、単純連続作業であり、作業者の疲
労が著しく、生産効率が悪く、経済的にも不利であった
。さらに、植毛材の引張り強さにばらつきが生じ、植毛
途中で植毛材が切断したり、結び目が緩んだり、結び目
の長さにも個人差ができたりし、製品の品質が不安定に
なる。 そこで、押込み針と引上げ針とを用い、まず有限長の植
毛材の中間部を押込み針に保持し、押込み針を頭皮材の
表面側から裏面側に貫通させ、上記植毛材に裏面側ルー
プを創成し、その後、引上げ針を上記押込み針の貫通部
と所定間隔離れた位置で頭皮材の表面側から裏面側に貫
通させ、引上げ針に上記裏面側ループを捕捉し、引上げ
針を頭皮材の表面側に引上げ、植毛材に表面側ループを
創成し、さらにその後、頭皮材の表面側にある植毛材の
側部を表面側ループに潜らせて植毛材を引締める植毛機
を、この発明の出願人が提案することにより、有限長の
植毛材を1本ずつ機械的に確実に植毛することが、熟練
と労力を要することなく、生産性よくできるようにして
いる。
【発明が解決しようとする問題点】
出願人が提案している前述した植毛機では、頭皮材の表
面側にある植毛材の側部を把持して表面側ループに潜ら
せる引出し部材を用いて、表面側ループを潜らせた植毛
材を十分に引締めること、および引締め時に引出し部材
が押込み針、引上げ針と干渉しないようにすることが困
難であり、またこのため植毛機が大形になり易いという
問題点があった。 この発明は、前述した問題点を解決するためになされた
もので、引出し部材によって表面側ループを潜らせた植
毛材を十分に引締めることができ、しかも植毛機が小形
にできる植毛材引締め装置を提供すること目的としてい
る。
【問題点を解決するための手段】
この発明に係る植毛材引締め装置は、出願人が提案して
いる植毛機において、機枠側にモータによって水平回動
される回転体を支持し、この回転体に設けた腕部に他の
モータによって所定角度だけ上下方向に回動するテーブ
ル台を軸ピンによって枢着し、このテーブル台にシリン
ダ機構によって上記軸ビンの軸方向と直交する方向に進
退可能に引出し部材を支持させたものである。
【作 用】
この発明における植毛材引締め装置は、モータの駆動に
よる回転体の水平回動と、他のモータの駆動によるテー
ブル台の上下方向回動とをほぼ同時期に行い、引出し部
材を表面側ループに近接。 離隔させ、シリンダ機構の駆動で引出し部材を進退させ
、この部材を表面側ループに潜らせ、これら3つの運動
の組合せによって、引出し部材に頭皮材の表面側にある
植毛材の側部を把持させ、把持させた側部を表面側ルー
プに潜らせて引締めるようにしたので、上記引出し部材
を押込み針、引上げ針などと干渉させることなく、引出
し部材によって表面側ループに潜らせた植毛材の側部を
長い距離引張ることができて、結び目の引締めが十分に
でき、また引出し部材は上記3つの運動の組合せで動作
することで、同一方向のみに直線的に植毛材を引張るの
に比べ、小さなスペースで引出し部材を往復運動させる
ことができ、植毛機の小形化に役立つ。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図について説明する。 第1図ないし第3図において、1は機台2上にボルトで
強固に固定された機枠であり、これらによって正面コ字
状に本体が構成されている。3および4は針棒支え台で
あり、針棒支え台3,4は段付きねじ10と固定用ねじ
11によって機台1に位置調節可能にそれぞれ固定され
ている。5および6は針棒であり、針棒5,6に固定さ
れたガイドビン12が針棒支え台3,4に固定されたガ
イド板13の摺動孔13aにそれぞれ摺動自在に係合さ
れて、針棒支え台3.4に対し、回動不能に上下方向(
軸方向)に直線往復動可能に支持されている。針棒5お
よび6の下端部に設けた取付孔部には後述する押込み針
8および引上げ針7がそれぞれ嵌挿され、止めねじ9に
よって着脱可能に固定されている。 駆動部について説明する。14は機枠1に軸受I5によ
って回転自在に軸支された上カム軸である。上カム軸1
4の軸端部にはベルト車16が嵌合固定され、機台2下
部にサーボモータ17が固定され、このモータ17のベ
ルト車18と上カム軸14のベルト車16に無端状のタ
イミングベル)19が掛けられ、図示しない制御回路の
コンピュータの指示によりサーボモータ17が所定の回
転角度に回転すると、上カム軸14が回転するようにさ
れている。上記カム軸14には針棒5用カム20、針棒
6用カム21、押え具用カム22、供給板用カム23が
それぞれ嵌合され、これらのカム20,21,22.2
3はカム取付用ねじ28によって上カム軸14に固定さ
れている。24゜25.26.27はカム20,21,
22.23用の作動腕である0作動腕24,25,26
.27は機枠1に設けたボス32に両端部が軸支された
軸31に回動自在に嵌合されている。作動腕24.25
.26.27には連結ねじ30aとナツト30bによっ
てカムフォロア29がそれぞれ枢着され、カムフォロア
29はカム20.21,22.23の側面に設けたカム
溝に移動可能に係合されている。そして、上カム軸14
がサーボモータ17の駆動によって回動すると、それぞ
れのカム20.21,22.23のカム溝の変位量に従
って対応する作動腕24.25,26.27が所要の動
作を行うようにされている。また、作動腕24.25.
26.27と相手側部材とが両端部に通常のロッドエン
ド33を有する連結杆34を介して連結ねじ35aとナ
ツト35bによって連結されている。36は機台2に軸
受37によって回転自在に軸支された下カム軸である。 下カム軸36にはベルト車39が嵌合されて止めねじ4
5によって固定され、下カム軸36のベルト車39と上
カム軸14に嵌合固定されたベルト車38に無端状のタ
イミングベルト40が掛けられ、上カム軸14と同期し
て下カム軸36が回転するようにされている。下カム軸
36にはルーパ開閉用カム41、ルーパ回動用カム42
、押込み部材用カム43が嵌合されて止めねじ44によ
ってそれぞれ固定されている。46,47.48はカム
41゜42.43用の作動腕であり、作動腕46,47
゜48は、機台2のボス51に両端部が嵌合され止めね
じ52によって固定された軸49に回動自在に嵌合され
ていると共に、軸49に嵌合固定されたカラー50によ
って軸方向に位置決めされている。作動腕46,47.
48の端部にはカムフォロア53がそれぞれ枢着され、
カムフォロア53はそれぞれのカム41,42.43の
側面に設けたカム溝に移動可能に係合されている。そし
て、下カム軸36は上カム軸14と同期して回動し、そ
れぞれのカム41.42.43の変位量に従って対応す
る作動腕46,47.48が所要動作を行うようにされ
ている。これらの作動腕46,47.48には一端部を
後述するベルクランクに連結する連結杆55のロッドエ
ンド54が固定され、連結杆55によってそれぞれのカ
ムによる動作を必要な部材に伝達するようにされている
。 56.57は機枠1のボス61に取付ピン5日によって
回動自在に枢着された作動杆であり、作動杆56.57
の末端部は連結杆34介して作動腕24.25とそれぞ
れ連結され、作動杆56゜57の先端部にはジヨイント
ピン59がそれぞれ摺動自在に嵌挿され、これらのピン
59が針棒5゜6に取付けた針棒保持部材60.60に
係合されている。そして、サーボモータ17の駆動によ
って上カム軸14が所定の回転角で回動すると、カム2
0のカム偏位量に従って作動腕24、作動杆56を介し
て針棒5が上下方向に往復動じ、またカム21のカム偏
心量に従って作動腕25、作動 ゛杆57を介して針棒
6が上下方向に往復動するようにされている。 62は押え棒であり、押え捧62は、下部が機枠1に設
けた針棒支え台4の一側下部の軸受部に嵌合され、上部
を針棒支え台4に位置調節可能にねじ込んだ圧力調節ね
じ63の軸孔に嵌挿され、上下方向への摺動自在にされ
ていると共に、押え棒62に止めねじで固定した回り止
め67によって回転不能にされている。さらに、押え棒
62は回り止め67の上端と圧力調節ねじ63の間に設
けた押えばね64のばね力によって常に下方に付勢され
、付勢圧力は圧力調節ねじ63の回動操作によって強弱
自在に調節できるようにされている。 押え棒62の下端部には後述する頭皮材325を針板1
17上面に押付けて保持する押え具65が止めねじ66
によって着脱可能に取付けられ、押え具65には長孔6
5aが形成されている。69は機枠1のボス70に取付
ビン68によって回動自在に枢着された作動杆であり、
作動杆69の末端部が連結杆34を介して作動腕26と
連結され、カム22のカム偏位置に従って作動腕26.
連結杆34を介して回動し、作動杆69の先端部に取付
けた持上げビン71が上下方向に往復動するようにされ
ている。持上げビン71は押え棒62に固定した回り止
め67に止めねじ73で固定した引上げ板72の長溝に
係合されている。そして、カム22によって作動杆69
が動作することで、押えばね64の付勢力に抗して押え
棒62を上昇させ、押え具65による頭皮材325の押
圧を解除し、頭皮材325を移動させたり、植毛機から
取外したりできるようにされている。 上記押込み針8は、第18図ないし第20図に詳細を示
すように、円形断面の幹部8aが針棒6の取付孔に嵌挿
して止めねじ9によって締付けられる。押込み針8の幹
部8aの先端側に連なる円形断面の細径部8bの先端部
8Cは前後方向−側部が半円形などの円弧状で他側部が
角形の断面形状に形成され、最先端部8dは頭皮材を貫
通させ易(するために尖った形状に形成されている。押
込み針8の先端部8cには植毛材を一時保持するのに適
する割り溝の細い溝74が軸方向に沿って形成されてい
る。溝74は下端部が円弧状の一側部に開口し、この開
口部74a下面に下側が外周側に向う傾斜部75が形成
され、開口部74aの上方外周面には切欠き傾斜面76
が形成されて、押込み針8が頭皮材を貫通する際に支障
がない形状にされている。そして、押込み針8は後述す
る植毛材供給装置によって植毛材1本を傾斜部75付近
に供給した後、針棒6の下降により押込み針8が垂直に
下降し、溝74中に植毛材を咥え込み、さらに押込み針
8が下降すると頭皮材を尖った最先端部8dから貫通さ
せ、上記植毛材の中間部を頭皮材の裏面側に送給し、押
込み針8が下降限に達した後ζ僅かな量だけ上昇し、溝
74内から植毛材が離脱しない範囲で、次工程のために
裏面側ループを創成するものである。なお、押込み針8
の先端部8cは、細い溝74中に植毛材を咥え込んで頭
皮材を貫通する際に、頭皮材との摩擦などで植毛材が損
傷したり、切断したりするのを防止するため、細い溝7
4の底74bに十分な凸弧状面部が設けられるようにす
ると共に補強するために、先端部8cの断面を、前述し
た一側部が円弧状で他側部が角形の形状にしたのである
。 上記引上げ針7は、第21図ないし第23図に詳細を示
すように、前述した押込み針8とほぼ構造、形状を同様
にしであるが、細い溝78の方向位置が押込み針8と反
対にしである。すなわち、第21図ないし第23図にお
いて、7a、7b。 7cおよび7dは引上げ針7の幹部、細径部、細径部7
bの先端部および最先端部であり、79は溝78の開口
部78a下方外周面に形成した傾斜面、77は溝78の
開口部78a上面に形成した傾斜部、78bは溝78の
丸面部が設けられた底である。上記引上げ針7は針棒5
の取付孔に嵌挿して止めねじ9によって締付けられ、垂
直な針棒6および押込み針8に対し針棒5と共に上部が
りに傾斜して配設されている。そして、引上げ針7は針
棒5の下降で頭皮材を斜め下方に貫通して下降限で停止
した後、後述するように押込み針8の溝74中にあった
植毛材を細い溝78中に咥え込んで上昇し、頭皮材の裏
面側に貫通してその裏面側にある植毛材のループを頭皮
材の表面側に再び引上げ、表面側ループを創成するもの
である。また、引上げ針7を押込み針8に対して傾斜す
る配置にしたのは、上記のように押込み針8の溝74中
に保持されていた植毛材を引上げ針7の溝78中に移し
易くすると共に、植毛材の結び目を適切な長さに決定す
るためである。さらに、引上げ針7は、頭皮材325の
表面側に容易に引上げられるように、溝78の開ロア8
a下方に傾斜面79が形成され、植毛材を引上げる際に
、溝78の底78bに十分に丸面部が設けられるように
、押込み針8と同様に先端部7cの断面を一側部が円弧
状で他側部が角形の形状にしである。 80は植毛材供給装置であり、次のように構成されてい
る。第1図、第2図、第4図ないし第6図、第14図に
示すように、供給板81は、本体83の上端部が軸82
に嵌合されて止めねじ84で締付は固定され、軸82が
機枠1の軸孔に軸支されて機枠1に対し上下方向に回動
自在にされている。第15図ないし第17図にも示すよ
うに、本体83および本体83に固定されたブリッジ8
5の下端部に受は部86.87がそれぞれ形成されてい
る。これらの受は部86.Er7に保持具88の下辺部
が接着固定され、保持具88は、屈曲が自由で人の毛髪
などの細い植毛材90の保持に適合する摩擦力を有する
柔軟なプラスチックまたはゴムのような材料で、2つ折
りした横■字形に成形され、保持具88の上辺部に設け
た接続口92に空気管91の先端部が接続されている。 第15図に詳細を示すように、空気管91に接続される
ポンプのシリンダ94が取付板93に保持され、取付t
r5.93が機枠1の適所に固定さ庇ている。また、シ
リンダ94のシリンダ室89内にはパツキン96を先端
部に設けたピストン95が摺動自在に支持され、シリン
ダ94の末端部を止栓する蓋101によってピストン9
5の軸部が摺動自在に支持されている。シリンダ94の
先端部には空気管91の末端部が管接手97を介して接
続保持されている。取付板93には通常のエアシリンダ
機構99が固定され、エアシリンダ機構99のピストン
104の先端部とピストン95の末端部とがこれらにね
じ込まれた接手98によって連結されている。なお、第
15図において、102及び103はエアシリンダ機構
99のシリンダ100に接続された前進側および後退側
管接手である。そして、エアシリンダ機構99のシリン
ダ100に前進側管接手102から図示しない空気圧縮
機によって圧縮空気を送給すると、エアシリンダ機構9
9のピストン104が第15図の矢印401に示すよう
に左方向に前進し、ピストン95も左方向に移動してシ
リンダ94のシリンダ室89内の空気を圧縮し、この空
気を管接手97を経て空気管91内に吐出し、空気圧に
よって2つ折りした保持具88の上辺部を押圧し、第1
6図に示すように、保持具8日を上、下辺部が圧接する
ように閉じ、保持具88に左、右2個所が支持された植
毛材90を所要圧力で締付ける。また、エアシリンダ機
構99の前進側管接手102から圧縮空気を吐出させる
と共に、後退側管接手103から圧縮空気を送給すると
、エアシリンダ機構99のピストン104が第15図の
矢印401と反対の右方向に後退し、シリンダ室89内
のピストン95も元の位置に復帰して空気管91内の空
気を吸引し、保持具8日の上辺部を上方向に引戻し、第
17図に示すように、保持具88による植毛材90の保
持が解放され、植毛材90は保持具88に対する出し入
れが自由にできるようになる。105は供給板81の軸
82の一端部に嵌合され止めねじによって固定された腕
であり、腕105はばね106に連結され、このばね1
06の弾力によって、第5図に示すように、供給vi8
1が矢印402に示す反時計方向に付勢されている。腕
105にはビン107によってリンク108の一端部が
連結され、リンク108の他端部はピン110によって
ベルクランク113の端部に連結されている。ベルクラ
ンク113は機枠1にピン109によって回動自在に枢
着され、ベルクランク113にリンク114がビン11
1によって回動自在に連結されている。リンク114は
作動腕27に接続され、作動腕27にはカム23に係合
するカムフォロア29が設けられている。また、ベルク
ランク113はばね112に連結されて第5図の矢印4
02に示す反時計方向に付勢されている。 上記のように構成された植毛材供給装置80は、上昇し
た通常位置に供給[j81が待機している状態で、図示
しない植毛材自動分離取出装置などにより、所定長に切
断しである1本の植毛材を、供給板81の2つ折りした
保持具88に支持させる。 作業者の操作または自動感知センサなどによる指令によ
って制御回路の信号をONにし、通常のソレノイドバル
ブの動作によりエアシリンダ機構99が動作し、シリン
ダ94のピストン95によって空気管91内に圧縮空気
が送給され、第16図に示すように保持具88の上、下
辺部が閉じ、保持具88によって植毛材90を保持する
。次に、制御回路の自動信号によってサーボモータ17
が所定回転角だけ回動することで上カム軸14が回動し
、カム23によって作動腕27が作動を開始し、リンク
114、ベルクランク113.リンク108を介して腕
105により供給板81をばね106および112の弾
力に抗して下方に回動させ、所定位置まで下降して待機
している押込み針8の溝74に植毛材を自動供給する。 植毛材を押込み針8に供給した後、カム21によって針
棒6および押込み針8が下降を再開始し、植毛材が押込
み針8の溝74内に咥え込まれて保持された直後に、エ
アシリンダ機構99の管接手103から圧縮空気が送給
されて、エアシリンダ機構99が復帰動作を行い、空気
管91内の圧縮空気が吸引される。このため、保持具8
8の上辺部と下辺部が開き、植毛材90は自由な状態に
なるが、保持具8日の材料の特性による摩擦抵抗によっ
て植毛  ゛材90が保持具88から脱落することなく
、引続き針棒6および押込み針8が下降し、押込み針8
が押え具65および頭皮材325を貫通し、押込み針8
の溝74に保持された植毛材90の中間部も頭皮材32
5の裏面側まで貫通し、この際に植毛材90に不自然な
力が加わって切断などの不具合が生じないようにしてい
る。なお、供給板81は、植毛工程が完了してカム23
による作動腕27の動作制限が解除される時期にばね1
06および112の弾力で回動前の元の位置に自動復帰
する。 第1図、第2図、第7図、第8図において、115は機
台2にボルト119で締付は固定されたポスト台であり
、ポスト台115上端部に設けた取付部に止めねじ11
8によって着脱可能に針板゛117が固定され、針板1
17の上面部には押込み針8および引上げ針7が貫通し
て植毛を行うのに適する形状の針孔120が形成されて
いる。116はポスト台115の上方開口部を覆う半球
弧状に成形されたカバーであり、カバー116はポスト
台115の上端部に嵌合され、止めねじ121で締付は
固定されている。 第1図において、126は機台2に取付ねじ127によ
って回動自在に取付けられたベルクランクであり、ベル
クランク126の一側腕には連結杆55の1つがピン1
28によって連結されている。連結杆55は第3図に示
すカム41で作動する作動腕46と連結され、ベルクラ
ンク126の他側腕部には、第1図、第2図に示すよう
に、ロッド131の下端部がピンねじ133によって連
結され、ロッド131の上端部に腕130の端部がピン
ねじ132によって連結され、腕130がポスト台11
5の中間部に段付きねじ129によって回動自在に取付
けられている。そして、ベルクランク126は、下カム
軸36の回動により、カム41の偏位置に従って腕13
0を所定時期に所定量回動させるようにされている。1
34は機台2に段付きねじ135で回動自在に取付けら
れたベルクランクであり、ベルクランク134の一側腕
部には他の連結杆55がピンねじ136で連結され、連
結杆55はカム42で作動する作動腕47にロッドエン
ド54を介して連結され、ベルクランク134の他側腕
部にはロッド138の下端部がピンねじ137によって
連結され、ロッド131の上端部にルーバ取付台139
,140の腕部が連結され、これらの腕部が後述する揺
動台122.123に支えピン141によって揺動自在
に取付けられている。そして、ベルクランク134は、
下カム軸36の回動により、カム42の偏位形状による
作動腕47の運動が連結杆55およびロッド138を介
し、揺動台122,123に揺動自在に取付けであるル
ーパ取付台139゜140を揺動させるようにされてい
る。142は機台2に支えピン143によって揺動自在
に取付けられたベルクランクであり、ベルクランク14
2の一側腕部にはリンク150が連結され、リンク15
0がカム43と係合している作動腕48に連結され、ベ
ルクランク142の他側腕部は案内台144の腕部に連
結され、案内台144が機枠1に支えピン145によっ
て支持されていることで、ベルクランク142がカム4
3による作動腕48の動作を案内台144に伝達するよ
うにされている。上記揺動台122,123は、ポスト
台115上部の取付部に取付はピン124,125によ
って揺動自在に取付けられている。また、揺動台122
,123は、リンク152,153に段付きねじ154
によって連結され、リンク152.153は止めねじに
よって腕130に連結されている。そして、カム41に
より段付きねじ129を支点として腕130が揺動する
ことで、第2図の矢印403方向およびこの矢印と反対
方向に揺動するようにされている。また、上記ルーバ取
付台139および140は、第1図の前後方向に揺動す
る揺動台122,123上で左右方向に揺動するように
されている。155,156は1対のルーパであり、ル
ーパ155,156は、軸部157がルーパ取付台13
9,140の挿入孔中に嵌挿されて、ルーパ取付台13
9,140に固定されている。そして、ルーパ155,
156は、通常これらの間に押込み針8が通過する程度
の間隔を有して押込み針8と離れた位置に待機しており
、第24図[相]に示すように押込み針8の溝74に支
持された植毛材90が頭皮材325を貫通し、これの裏
面側に位置する下降限から僅かな量だけ上昇し、溝7・
4の付近で植毛材90に裏面側ループが創成された時に
、カム42によって作動腕47.ロッド138を介しル
ーパ取付台139.140が支えピン145を支点とし
て前進揺動し始めることで、ルーパ155,156の先
細に尖って彎曲している先端部が裏面側ループ内の押込
み針8両側に進入し、ルーパ155,156によって植
毛材90が捕捉できるようにされている。次に、植毛材
90の裏面側ループを捕捉したルーパ155,156は
、カム41によって作動腕46、ベルクランク134、
ロッド138を介して揺動台122,123が第2図の
矢印403に示すように左右方向にそれぞれ揺動するこ
とで、植毛材90を保持して第24図@に示すように開
き、裏面側ループを植毛材90の頭皮材325貫通部を
頂点とする二等辺三角形に左右方向に拡げる。この状態
で第24図■に示すようにカム20によって引上げ針7
が頭皮材325を貫通して下降限に達し、この際に植毛
材90を引上げ針7の溝78内に移送し易くし、後述す
る押込み部材148によって引上げ針7の溝78内へ植
毛材90を受は渡し、その後押込み針8から離れた位置
に後退復帰するようにされている。 上記押込み部材148は、ポスト台115の上部に支え
ピン145によって取付けられ、案内台144に止めね
じ149によって位置調整可能に取付けられている。ま
た、押込み部材148は柔軟性がある合成樹脂のような
線材によってフォーク状に形成され、分岐部の上端が後
方に彎曲した形状にされている。上記案内台144は、
カム43によってベルクランク142およびこれにピン
147で連結されたリンク146によって揺動されるよ
うにされている。そして、押込み部材148は、通常引
上げ針7と離れた位置で待機しているが、引上げ針7が
下降限まで下降した時期に、カム43によって動作する
案内台144により、植毛材を引上げ針7の溝78に押
込むようにされている。 第1図、第2図、第4図ないし第6図において、159
は機枠1の取付孔に嵌挿固定した軸受160に回動自在
に軸支された軸であり、軸159には、軸方向の位置を
規制して、腕161がボルト162によって取付けられ
ている。163は支えボルト164によって機枠1に取
付けられた通常のエアシリンダ機構であり、このシリン
ダ機構163のピストン先端部にはジヨイントピン16
5によって腕161が連結されている。そして、制御回
路からの指示信号によって、エアシリンダ機構163の
シリンダ内に圧縮空気が送給されることにより、ピスト
ン押出しまたは引込み方向に動作して軸159が所定の
回転角に回動するようにされている。158は軸159
にボルト166によって取付けられ軸159と共に上下
方向に回転する作動腕、167は作動腕158に軸15
9と直交する段付きボルト168およびナツト169に
よって揺動自在に取付けられた支持腕、170は作動腕
167の下端部に設けた取付孔に止めねじ171によっ
て取付けた球付き棒、172は機枠1にボルト173に
よって取付けたガイド板であり、ガイド板172のガイ
ド溝174に球付き棒170の下端に設けた球状部が摺
動自在に係合されて、支持腕167が位置決めされてい
る。そして、エアシリンダ機構163のピストンの動作
で作動腕158が軸159を支点として前後方向に回動
し、支持腕167も共に回動するようにされている。こ
の場合には、支持腕167はガイド板172のガイド溝
174の案内によって段付きボルト168を支点として
左右方向に揺動しながら進行するが、通常は押込み針8
から遠く離れた位置で待機している後述の保持部材17
5の爪176.188を押込み針8に最接近させ、爪1
76.188によって植毛材90を保持できるようにし
である。なお、保持部材175は、作動腕158が軸1
59回りに回動するX方向の移動量よりも支持腕167
が連結軸であるボルト168回りに回動するY方向に大
きい移動量で往復移動するようにしである。 上記保持部材175は、軸部が支持腕167の軸孔内に
回動自在に軸支され、段部177と、軸部に止めねじ1
79によって取付けたカラー178とによって軸方向に
位置決めされ、軸部の後端部にはベルト車180が嵌合
されて止めねじ181によって固定されている。182
はシリンダ室内への圧縮空気の注入によって所定の回転
角度で軸184が正逆回動する通常のエアモータであり
、エアモータ182は止めねじ183によって支持腕1
67に取付けてあり、軸184の端部にはベルト車18
5が嵌合されて止めねじ186で固定されている。エア
モータ182のベルト車185と保持部材175に取付
けたベルト車180にタイミングベルト187が掛は渡
され、エアモータ182の軸184の回動によって保持
部175が回動するようにされている。なお、この実施
例では、保持部材175は54o°〜72o°の範囲で
正逆方向に回動するようにされている。上記爪176゜
188は、保持部材175の円錐台形の先端部に設けた
切割り溝175a内に互いに重ね合わせて配置され、ビ
ン189によって左右方向に開閉可能に枢着され、末端
部にはピンエ9oが一体に設けられている。191,1
92は保持部材175内部に設けた摺動孔部175b内
に軸方向に摺動自在に、軸回りには回動不能に支承され
たカム板である。カム板191,192には傾斜したカ
ム溝193がそれぞれ形成され、カム溝193内に爪1
76.188に設けたビン190がそれぞれ係合され、
カム板191,192はピストン194の取付部にかし
めビン195によって固定されている。ピストン194
は、保持部材175内に設けたシリンダ室196に軸方
向に摺動自在にパツキン197を介して気密に嵌合支持
されている。 そして、シリンダ室196の末端部にねじ嵌合によって
接続しである空気管198から圧縮空気をシリンダ室1
96内に送給すると、パツキン197と共にピストン1
94が前方に押出され、カム板191,192も押込み
部材175内で前方に移動きれ、カム溝193によって
ビン190がそれぞれ外方に押出すため、爪176.1
88がビン189を支点として回動し、第6図に示すよ
うに開いた状態となる。また、シリンダ室196前端部
の図示してない孔から圧縮空気をシリンダ室196に送
給することで、パツキン197とピストン196が後方
に戻され、カム板191,192のカム溝193によっ
て、爪176.188は第24図@に示すように閉じた
状態となる。なお、爪176.188は開いた状態で待
機している。さらに、爪176.188は、第24図0
に示すように開いた状態で腕158の動作により押込み
針8に近接し、頭皮材325を貫通した植毛材90の保
持具88に支持されている部分の近くを挟んだ後、第2
4図Oに示すように爪176゜188を閉じ、エアモー
タ182によって保持部材175と共に爪176.18
8を回動させ、植毛材90を爪176.188に巻付け
てこれらに確実に保持するようにされている。 第1図
、第2図、第4図ないし第8図において、199は機枠
1に設けたガイド部材200にベアリング2゜1を介し
て軸孔部199aが嵌合された回転体であり、回転体1
99は、ガイド部200の底部に止めねじ208によっ
て固定された受は板202に軸孔部が支承されて、機枠
1に対し回動自在に、軸方向移動不能にされている。回
転体199の外周部には円周方向の数個所に軸ピン20
5によってベアリング204が取付けられ、機枠1にボ
ルト206によって固定された円周レール203のレー
ル部にベアリング204が転勤自在に保合支持されてい
ることで、回転体199は−N確実に機枠1に回動自在
に保持されている。また、回転体199は、第9図ない
し第12図に示すように平面はぼ半円状の部分の内周部
に内歯車209が設けられ、外周側に腕207が張り出
され、内歯車209には歯車210が噛合されている。 211は機枠1に上、下ハウジング213,214によ
って保持されたベアリング212にブツシュ215を介
して軸支された駆動軸であり、駆動軸211の下端部に
は歯車210が嵌合されて止めねじ216によって固定
され、上部にはベルト車217が嵌合されて止めねじ2
18で固定されている。219は機枠1の側部に固定さ
れたサーボモータであり、このモータ219の回転軸部
にはベルト車220が嵌合されて止めねじ221で固定
され、ベルト車220と駆動軸211のベルト車217
とにタイミングベルト222が掛けられている。そして
、図示してない制御回路からの指令信号によってサーボ
モータ219を正逆転駆動することで、歯車210と内
歯車209の噛合いによって回転体199がベアリング
201を支点として水平回動するようにされている。2
23は軸ピン224が掛は渡されてボルト225によっ
て固定され、軸ピン224によって回転体199の腕2
07に揺動自在に軸支されたテーブル台である。テーブ
ル台223の下端アーム部227および228には摺動
軸226が掛は渡されて止めねじ229によって固定さ
れている。また、テーブル台223の下面部にはボルト
231によって取付板230が固定され、取付板230
にはナツト233によってエアシリンダ機構232・が
固定されている。エアシリンダ機構232は、一方のジ
ヨイント部234から圧縮空気を送給することでピスト
ン236が押出され、他方のジヨイント部235から圧
縮空気を送給することでピストン236が引込められる
通常のものである。237はボルト238によって回転
体199の腕207から張出した取付腕242に固定さ
れたエアモータであり、エアモータ237は空気室中に
1対のノズル孔から圧縮空気を送給することで軸239
が所定の回転角度で正逆転駆動する通常のものである。 軸239の端部にはベルト車240が嵌合されて止めね
じ243によって固定され、テーブル台223の軸ピン
224にベルト車241が嵌合されてテーパねじ244
によって固定され、ベルト車240,241にタイミン
グベルト245が掛けられている。そして、エアモータ
237の軸239が回動すると軸ピン224が回動し、
テーブル台223が所定の回転角度に傾斜揺動されるよ
うにしてあり、通常は後述する引出し部材246が押込
み針8に接近した位置にテーブル台223が保持されて
いる。247はテーブル台223のアーム部227.2
28間に支持しである複数の摺動軸226に摺動自在に
支持された摺動台である。摺動台247には取付板24
8が固定され、取付板248にはエアシリンダ機構23
2のピストン236がナツト249によって連結されて
いる。そして、エアシリンダ機構232に圧縮空気を送
給することで、ピストン236が前方に押出されて摺動
台247も前方に押出されるようにしである。 引出し部材246は、上記保持部材175とほぼ同様に
構成され、軸部が摺動台247の軸孔に回動自在に支持
され、鍔部253と、軸部に嵌合固定したカラー254
とによって軸方向に位置決めされ、末端部にはベルト車
255が嵌められて止めねじ256によって固定されて
いる。257は第1図に示すように、摺動台247の延
長腕部262にボルト258によって固定されたエアモ
ータであり、エアモータ257は空気室中に1対のノズ
ル孔から圧縮空気を送給することで軸259が所定の回
転角度で正逆転駆動する通常のものである。エアモータ
257の軸259に嵌合固定されたベルト車(図示して
ない)と引出し部材246に設けたベルト車255とに
タイミングベルト261が掛けられている。そして、エ
アモータ257の軸259の回動によって引出し部材2
46が540°〜720°の範囲で正逆方向に回動する
ようにされている。引出し部材246の円錐台形の先端
部に設けた切割り溝内に爪250および251が互いに
重ね合わせて配置され、ピン252によって開閉可能に
枢着され、爪250.251の末端部にはカム板263
,264のカム溝265に係合されるピン266がそれ
ぞれ一体に設けられている。267は引出し部材246
に設けたシリンダ室であり、シリンダ室267の末端部
にねじ嵌合されたジヨイント269に空気管269が接
続され、先端部には鍔部253にねし嵌合されたジヨイ
ント270の空気通路孔と連通する連通孔267aが形
成されている。シリンダ室267内にはピストン271
が収容され、ピストン271は後端段部に装着されたパ
ツキン272を介してシリンダ室267に摺動自在に支
持され、先端軸部にカム台273が連結され、カム台2
73にはカム板263,264がリベット274によっ
て固定されている。 そして、シリンダ室267の末端部に空気管からジヨイ
ント269を介して圧縮空気を送給すると、パツキン2
72と共にピストン271が前方に押出され、カム板2
63,264も引出し部材246内で前方に移動され、
カム溝265によってピン266をそれぞれ外方に押出
すことになるため、ピン252を支点として爪250,
251が開く。また、ジヨイント270からシリンダ室
267内に圧縮空気を送給すると、ピストン271が後
方に引戻されて、爪250,251が第1−0図に示す
ように閉じた状態となる。なお、爪250.251は、
通常第10図に示すように、閉じた状態で待機している
。 次に、引出し部材246の動作について説明する。第2
4図0に示すように、植毛材90の一側部を保持爪体1
75の爪176.188によって把持した状態で、引上
げ針7の溝78によって頭皮材325の上方に植毛材9
0を引上げた後、第24図[相]に示すように引上げ針
7が上昇限より僅かに下降して停止し、引上げ針7の溝
78付近に植毛材90の表面側ループが創成された時に
、引上げ針7が動作を開始する。すなわち、引上げ針7
から離れた後退位置で、爪250,251が閉じた状態
で待機していた引出し部材246は、エアシリンダ機構
232にジヨイント234から圧縮空気を送給し、ピス
トン236を押出すことで、摺動台247が前進して、
爪250,251が植毛材90の表面側ループに挿通さ
れる。挿通後にジヨイント269からシリンダ室267
に圧縮空気を送給してピストン271およびカム板26
3゜264を押出し、爪250.251を開いてさらに
前進させる。開かれた爪250,251間に植毛材90
の他側部が位置した第24図0に示す状態で、爪250
.251の前進を停止し、ジヨイント270からシリン
ダ室267への圧縮空気の送給に切換えて爪250.2
51を閉じ、植毛材90を把持する。その後、エアモー
タ257に圧縮空気を供給して軸259を回動させるこ
とで、引出し部材246を回動させ、植毛材90を爪2
50.251に巻付けてより確実に把持させる。 エアシリンダ機構232にジヨイント235から圧縮空
気を送給してピストン236を引込めることで、摺動台
247が後退して爪250,251が植毛材90の他側
部を把持したまま植毛材90のループを通って後退し第
24図[相]に示すように植毛材90の結び作用を開始
する。爪250,251が植毛材90の表面側ループか
ら離脱した後に、エアモータ237に圧縮空気を供給し
てエアモータ237の軸239を回動させ、軸ピン22
4をほぼ90°回動させて、第24図Oに示すように引
出し部材246によって植毛材90の他側部を引っ張る
ことで、爪250,251による植毛材90の引き締め
を行う。さらに、これとほぼ同時期にサーボモータ21
9を回動させ、駆動軸211の歯車210によって回動
体199を回動させて爪250,251を引上げ針7か
ら遠く離れた位置まで移動させ、植毛材90の他側部を
引っ張ることで結び目を強く締める。 そして、前述のように引出し部材246の爪250.2
51によって植毛材90を引っ張り、メカニズム方式に
よって植毛材90を結んだ後、第24図Φこ示すように
吸込管275を前進させて植毛材90の他側部を接近さ
せ、吸込管275のラッパ状に拡がる先端開口から吸気
することで、植毛材90を強く吸引し、植毛材90の結
び目を一層強く締付けることができる。また、引出し部
材246および吸込管275による植毛材90の結び動
作後に、第24図0鵞示すように、櫛276を円弧状に
作動させて結んだ植毛材90を所定方向に揃えることが
できる。 頭皮材325の送り装置329は次のように構成されて
いる。第1図、第2図に示すように、機台2に設けられ
たポスト台115の軸孔内にラジアルベアリング278
が圧入固定され、これらのベアリング278に水平な支
持軸277が回転自在に軸支され、支持軸277はラジ
アルベアリング278の両側に配設したスラストベアリ
ング279によって軸方向には移動不能にされている。 支持軸方向に277の中央部にはウオームホイール28
0が嵌合されて止めねじ281によって固定されている
。また、支持軸277の一端部近くには可動円板286
が嵌合されて止めねじ287によって締付は固定され、
可動円板286に吸引板288とブレーキシュー285
が固定され、ブレーキシュー285と対向する制動板2
84とコイル282aとを有するコイル台282が止め
ねじ283によってポスト台115に固定され、これら
によって電磁ブレーキが構成されている。そして、電磁
ブレーキは、コイル台282のコイル282aに所定の
電流を通電すると、電磁力が発生して可動円板286に
設けた吸引板288がコイル台282側に吸引され、可
動円板286のブレーキシュー285が制動板284に
引き付けられ、支持軸277が制動されて回動位置に保
持され、コイル282aへの通電を止めると、ブレーキ
シュー285と制動板284の間に僅かな隙間を生じ、
支持軸277が自由に回動できるようにされている。ポ
スト台115の側面には支持台289が止めねじ290
によって着脱可能に固定されている。支持台289の軸
孔にはラジアルベアリング292が圧入保持され、これ
らのベアリング292に打ち込まれたブツシュ293に
は縦軸291が嵌挿されて止めねじ294によって固定
され、縦軸291は支持台289に対し回転自在にされ
ていると共に、上、下のスラストベアリング295によ
って軸方向には移動不可能にされている。縦軸291の
上端部にはウオームホイール280と噛合うウオーム2
96が嵌合されて止めねじ297で固定され、縦軸29
1の下端部にはカップリング298が嵌合されて止めね
じによって固定されている。カップリング298に連結
軸299の上端部が嵌合されて止めねじによって固定さ
れ、連結軸299の下端部がハウジング300に保持さ
れたベアリング301に回動自在に軸支され、ハウジン
グ300は機台2下端部に止め固定され、連結軸299
の下部にはベルト車302が嵌合され止めねじによって
固定されている。 機台2の下端部にモータ取付台305を介して傾斜用サ
ーボモータ303が固定され、このモータ303の軸に
ベルト車304が嵌合固定され、ベルト車302,30
4にタイミングベルト306が掛けられている。そして
、制御回路の信号指示によって、サーボモータ303の
軸が回動すると、連結軸299および縦軸291が回動
し、ウオーム296とウオームホイール280の噛合に
よって支持軸277が微少回動するようにされている。 支持軸277には取付腕307が嵌合されてテーパねじ
308によって締付は固定され、取付腕307の下面に
はサーボモータ309が固定されている。サーボモータ
309の軸には歯車310が嵌合されて止めねじ311
によって固定されている。そして、サーボモータ303
によって支持軸277が微少回動すると、サーボモータ
309と取付腕307が共に回動して順次傾斜状態とな
って行くが、電磁ブレーキのコイル台282側と可動円
板282側が密着して摩擦力で係合する作用によって、
支持軸277は回動した位置を確保するようにされてい
る。はぼリング状の回転レール台312に設けた取付部
313の軸孔部が支持軸277の両端部に遊びなく嵌合
され、ボルト314によって固定されている。回転レー
ル台312の外周面には大形のベアリング315が嵌合
され、このベアリング315は回転レール台312の外
周部に止めねじ317によって固定した押え板316に
よって内輪が回転レール台312に一体的に保持されて
いる0円筒状の取付台318の内周部がラジアルベアリ
ング315の外輪に嵌合され、このベアリング315に
よって回転レール台312に回動自在に支承され、取付
台318の上端部には案内板319が止めねじ320に
よって固定されている。はぼ円筒状の保持台321が取
付台318の内周下部に嵌合され、大形のベアリング3
15の外輪を挟持するように止めねじ323によって取
付台318に固定されている。保持台321の内周面に
設けた内歯車322がサーボモータ309の軸に嵌合固
定した歯車310に噛合されている。そして、サーボモ
ータ309が制御回路の信号指示によって断続的に微少
回動すると、保持台321は取付台318と共に、回転
レール台312の外周部に対し断続的に微少回動するよ
うにされている。324は円筒状に成形し軸方向の中間
部外周に折曲げ段部324aを設けたホルダ、326は
円筒状に形成され、また締付ねじ327が取付けられた
外輪である。、そして、糸を縦横に交差させて埋込み使
用者の頭部形状に合わせて予め適切な樹脂材をほぼ半球
状に成形した厚さの薄い柔軟な頭皮材325をホルダ3
24の外周上部に嵌めた後、外輪326を頭皮材325
の開口部近くを介してホルダ324に嵌め、折曲げ段部
324aに外輪326の下端が当接するまで押込み、締
付ねじ327によって外輪326の直径を縮少するよう
に締付けることにより、頭皮材325をホルダ324に
保持させ、ホルダ324を保持台321の外周部に嵌込
み、取付ねじ328によって着脱可能に固定する。 上記のように頭皮材325をホルダ324によって保持
台321に固定した状態で、植毛機の運転を開始し、1
本の植毛材90の植毛を終わった後、回動用サーボモー
タ309を駆動し取付台318をこれの軸回りに微少量
回動させると、取付台318及び保持台321と一体的
に頭皮材325が微少量移動して停止する。頭皮材32
5の停止後に、次の植毛材の植毛を行い、1植毛工程ご
とに取付台318を回動させることにより、第24図6
次示すように、所要のピッチで自動的に1列が植毛する
ことができる。さらに、傾斜用サーボモータ303の駆
動によって支持軸277の軸回りに取付台318を介し
て頭皮材325を微少量ずつ順次段階的に回動させ、第
1図の実線位置から2点鎖線位置まで上下方向に移動さ
せると、多数列に植毛できる。したがって、制御回路に
記憶させたプログラムによって、取付台318および支
持軸277の回動を適宜組合せると共に、回動量を必要
に応じて変更することにより、頭皮材325の全面に植
毛材90を1本ずつ自動的に植毛することができる。 この実施例による植毛機の一連の植毛工程を第24図■
ないしQ(以下■図、、、、、、Q図と略記する)につ
いて説明する。まず、■図に示すように、頭皮材325
をホルダ324によって保持台に固定する。この状態で
は、■図に示すように、引上げ針7.押込み針8、押え
具65、および供給板81が頭皮材325表面側に上昇
した位置にあり、供給板81の左右1対の保持具88が
開いている。 人の毛髪のような有限長の植毛材90の1本を保持具8
8に供給すると共に、植毛機の運転を開始すると、■図
に示すように、押込み針8は下降を開始し、押え具65
も下降して頭皮材325の表面に当接し、頭皮材325
を針板上に押付けて保持する。続いて、■図に示すよう
に、保持具88が閉じ、植毛材90を左右2個所で挟持
する。下降を続けている押込み針8が所定位置に達した
時、0図に示すように供給板81が下方に回動し、0図
に示すように、供給板81が頭皮材325の上方に間隔
を有して停止し、押込み針8の下降により、押込み針8
の往復動軌跡と保持具88に保持した植毛材90の回動
軌跡が交差しているため、押込み針8の細い溝74に植
毛材90の中間部が供給され、その後、■図に示すよう
に保持具88が開く。押込み針8は溝74に植毛材90
を保持してさらに下降を続け、0図に示すように押え具
65の長孔65aを通り、頭皮材325を表面側から貫
通して裏面側の下降限に達し植毛材90の保持具88間
の部分は2つ折り状になる。■図に示すように押込み針
8が下降限から僅かに上昇し、溝74付近で植毛材90
を両側に膨らませて裏面側ループ90aを創成する。こ
の状態で、[株]図に示すように、後退位置に待機して
いた左右1対のルーパ155,156が回動を開始し、
0図に示すようにルーパ155,156の先端部が植毛
材90の裏面側ループ90a内の押込み針8両側に進入
する。続いて、■図に示すようにルーパ155.156
が左右方向に開いて、裏面側ループ90aを押込み針8
の頭皮材325貫通部を頂点とする三角形に拡げ、この
ループをルーパ155゜156に保持し、押込み針8の
溝74から外す。 植毛材90の裏面側ループ90aから外れた押込み針8
は0図に示すように上昇を開始し、0図に示すように頭
皮材325.押え具65の上方に復帰して停止する。0
図に示すように、引上げ針7が下降を開始し、[相]図
に示すように、斜め上方から押え具65の長孔65aを
通り頭皮材325を表面側から貫通して頭皮材325裏
面側の下降限で停止する。なお、引上げ針7は押込み針
8と所定の短い間隔だけ離れた位置で頭皮材325を貫
通し、下降限の停止位置では細い溝78の開口部が植毛
材90の三角形の裏面側ループ90a底辺近くに位置す
る。この状態で、0図に示すように、引上げ針7と離れ
ていた押込み部材148が前進し、ルーパ155,15
6間に進入して、[相]図に示すように、植毛材90の
裏面側ループ90aの底辺に当接しこの底辺を引上げ針
7の溝78に押込む。続いて、[相]図に示すように、
押込み部材14日が後退しつつ、引上げ針7が上昇を開
始し、植毛材90を溝78に保持し、[相]図に示すよ
うに頭皮材3250表面側に引出す。なお、この動作中
に、押込み部材148が動作前の位置に復帰し、ルーパ
155,156が閉じた状態に戻る。この状態で、0図
に示すように、爪176.188が開いて後退位置で待
機していた保持部材175が前進回動を開始し、0図に
示すように右側の保持具8日と押え具65の間にある右
側部の植毛材90を爪176.188間に入れ、0図に
示すように爪LT6,18Bを閉じてこれらの間に植毛
材90を把持し、保持部材175を軸回りに2回転程度
回動させて把持を確実にする。なお、この間にも引上げ
針7は上昇を続けている。この状態で、[相]図に示す
ように、ルーパ155,156が、動復帰してこれらか
ら植毛材90の裏面側ループ90aが外れ、引上げ針7
が頭皮材325の表面側に達して上昇するため、植毛材
90は引っ張られて頭皮材325裏面の押込み針8と引
上げ針7による貫通孔間に張られ、引上げ針7は上昇限
で停止する。そして、0図に示すように、保持部材17
5が後退回動じて植毛材90を右側部の保持具88から
外し、[相]図に示すように、爪250,251が閉じ
て後退位置で待機していた引出し部材246が右側に前
進を開始する。0図に示すように、上昇限で停止してい
た引上げ針7が僅かに下降して停止し、溝78近くで植
毛材90に表面側ループ90bを形成し、このループ9
0b内を6図に示すように引出し部材246の先端部が
貫通した後、引出し部材246の爪250,251が開
く、引出し部材246はさらに前進し、■図に示すよう
に、右側の保持具88と押え具65の間にある右側部の
植毛材90を爪250,251間に入れ、[相]図に示
すように爪250,251を閉じてこれらの間に植毛材
90の左側部を把持し、引出し部材246を軸回りに2
回転程度回動させて把持を確実にする。この状態で、引
出し部材246が左側に後退を開始し、[相]図に示す
ように、植毛材90の爪250.251で把持した部分
を表面側ループ90bに通して植毛材90を引っ張る。 爪250,251が植毛材90の表面側ループ90bか
ら引抜かれた後、0図に示すように、引出し部材246
は上昇回動し、植毛材90をさらに引っ張って左側の保
持具88から外した後、0図に示すように、押え具65
が上昇復帰する。 この間にも、引出し部材246は上昇回動を続け、植毛
材90を引っ張っていることにより、■図に示すように
植毛材90を押え具65の長孔65aから抜き出すと共
に、表面側ループ90bを縮めて植毛材90を頭皮材3
25に結び付ける。その後、餞別に示すように、引出し
部材246の爪250.251、および保持部材175
の爪176゜188をそれぞれ開き、0図に示すように
、後退位置に待機していた吸込管275が右側に前進し
、吸込管275の先端開口を植毛材90の引出し部材2
46と頭皮材325の間の部分に当接または近接させ、
吸込管275の先端開口から吸気して植毛材90の図に
示すように吸込管275の先端に吸着させる。この状態
で、0図に示すように、吸込管275を左側に後退させ
て植毛材90、強く引っ張ることにより、植毛材90の
結び付けを確実にし、6図に示すように櫛276を回動
前進させ、1劇に示すように、植毛材90の頭皮材32
5吸込管275および保持部材175との間にある両左
、右側部に係合させて、引っ張り力を加えることにより
、上記両側部を所定方向に倒して、植毛材90に癖を付
け、植毛材90の両側端部を吸込管275.保持部材1
75から外し、1本の植毛材90の植付けを完了する。 その後、保持部材175は元の待機位置に復帰する。 前述した植毛工程では、■図に示すように、植毛材90
の一側部材のみをループで結ぶシングル結びの植毛につ
いて説明したが、0図に示す保持部材1750回動前進
動作を行わずに、0図に示す引出し部材246の爪25
0,251で植毛材90の左、右の保持具88と押え具
65間にある左、右両側部材を捕捉し、これらの側部を
引っ張て植毛材90の表面側ループに通して引っ張るこ
とにより、0図に示す植毛材90の両側部を表面側ルー
プで結ぶダブル結びの植毛を行うことも容易にできる。 なお、伽に示すシングル結びでは植毛材90は表面側ル
ープを潜らせて引付けた左側部が頭皮材325にそうよ
うに倒れて延び、右側部が起立して延び、結び目すなわ
ち押込み針8と引上げ針7の間隔を植毛ピッチとする植
毛ができ、0図に示すダブル結びでは、結び目の一端部
から植毛材90の左、右側部が倒れて延びる植毛ができ
る。 さらに、前述したように、押込み針8の細い溝74に供
給板81の動作によって植毛材90を供給し、押込み針
8によって植毛材90の中間部を頭皮材325の裏面側
に貫通させ、その後、ルーバ155,156、押込み部
材148の共働動作により、頭皮材325を斜めに貫通
させた状態の引上げ針7の細い溝78に植毛材90を受
は渡し、引上げ針7によって植毛材90を頭皮材325
の表面側に引出し、引出し部材246の爪250゜25
1によって引出された植毛材90を把持し、引出し部材
246の引っ張り動作によって植毛材90を結んで頭皮
材325に1本の植毛を完了した後は、0図に示すよう
に、送り装置の動作によって頭皮材325をこれの軸回
りに1植毛工程度ごとに微少量ずつ回動させることによ
り、0図に示すように、所要の植毛ピッチで1列に植毛
を行うことができ、さらに、頭皮材325を上下方向に
微少量ずつ順次回動させることにより、植毛の列換えを
することができ、頭皮材325の全面に植毛材90を1
本ずつ自動的に植毛できる。 さらに、頭皮材325の各列における移動時、および列
換え時に、必要に応じ植毛材90のシングル結びとダブ
ル結びの切換えを行う。 なお、この実施例の植毛機に、植毛材を1本ずつ取出し
て植毛材供給装置80に供給する自動分離取出装置を連
結し、この取出装置と植毛機を同期運転させれば植毛作
業の無人化ができる。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、有限長の植毛
材の中間部によって裏面側ループを創成する押込み針と
、上記裏面側ループを捕捉して表面側ループを創成する
引上げ針とを備え、頭皮材の表面側にある植毛材の側部
を上記表面側ループに潜らせて植毛材を引締めるように
した植毛機において、機枠に支持した回転体をモータの
駆動によって水平回動させ、上記回転体に枢着したテー
ブル台を他のモータの駆動によって上下方向回動させ、
上記テーブル台に支持した引出し部材をシリンダ機構の
動作によってテーブル台の回動支点となる軸ピンと直交
する方向に進退させる3つの運動の組合せによって、上
記引出し部材に頭皮材の表面側にある植毛材の側部を把
持させ、把持させた側部を表面側ループに潜らせて引締
めるようにしたので、上記引出し部材を押込み針、引上
げ針などと干渉することなく、表面側ループに潜らせた
植毛材の側部を引出し部材によって長い距離引張ること
ができて、結び目の引締めが十分にでき、また引出し部
材が上記3つの運動の組合せで動作することで、小さな
スペースで引出し部材を往復運動させることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例に係る植毛材引締め装置を備え
た植毛機を示し・、第1図は植毛機全体の断面正面図、
第2図は第1図の左側部の一部を断面した側面図、第3
図は第1図の右側部の断面側面図、第4図は第1図の上
部の一部を断面した側面図、第5図は第1図の上部の一
部を断面した正面図、第6図は第5図の一部の動作説明
図、第7図はテーブル台の回動開始時における引出し部
材の動作説明図、第8図は植毛材の引っ張り時における
引出し部材の動作説明図、第9図は引出し部材の駆動部
の断面平面図、第10図は引出し部材および保持部材の
断面平面図、第11図は引出し部材の動作説明図、第1
2図は回転体の断面平面図、第13図は保持部材の動作
説明図、第14図は供給板の動作説明図、第15図は一
部を断面した植毛材供給装置の正面図、第16図および
第17図は保持具の閉時および開時の動作説明図、第1
8図は押込み針の側面図、第19図は同先端部の正面図
、第20図は第18図の20−20線断面図、第21図
は引上げ針の側面図、第22図は同先端部の正面図、第
23図は第21図の23−23断面図、第24図■〜0
は動作順に示す動作説明図である。 1・・・機枠、7・・・引上げ針、8・・・押込み針、
90・・・植毛材、199・・・回転体、202・・・
受は板、203・・・円周レール、207・・・腕部、
209・・・内歯車、210・・・歯車、211・・・
駆動軸、219・・・モータ、233・・・テーブル台
、224・・・軸ビン、226・・・摺動軸、233・
・・シリンダ機構、237・・・他のモータ、246・
・・引出し部材、247・・・摺動台、250,251
・・・爪、252・・・ピン、263.264・・・カ
ム板、265・・・カム溝、271・・・ピストン、3
25・・・頭皮材。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人  大君 増雄 (ばか 2名)第9図 223ニア″″;)tc−ry 245:夕づ1S、ニー、7”A’シー/−第11図 264・ノイミン2°′八′;しU 第12図 204 ” A”°7ノ〉ノ゛。 20← lめご2 第14図 第7乙図 第17図 g6・′交1r4p 8S:法科! りO:稽l吾 qfパ空A沓 シタ:葆娩O 第24図 324:イf、tげ°゛ 325・乃皮パ 第2を図 yt:uλ、?錆脣カ 第24図 g424図 第24図 @ l!5 ■ト 第4図 第24図 第24図 O 第24図@ ■ 第24図 @

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有限長の植毛材の中間部を把持して頭皮材を表面
    側から裏面側に貫通し上記植毛材に裏面側ループを創成
    する押込み針と、この押込み針の貫通部と所定間隔を有
    して頭皮材を表面側から裏面側に貫通し上記裏面側ルー
    プを捕捉して頭皮材の表面側に引上げ表面側ループを創
    成する引上げ針とを備えた植毛機において、機枠側にモ
    ータによって水平回動される回転体を支持し、この回転
    体に設けた腕部に他のモータによって所定角度だけ上下
    方向に回動するテーブル台を軸ピンによって枢着し、こ
    のテーブル台にシリンダ機構によって上記軸ピンの軸方
    向と直交する方向に進退可能に上記頭皮材の表面側にあ
    る植毛材を把持し、上記表面側ループに潜らせて引締め
    る引出し部材を支持させたことを特徴とする植毛機の植
    毛材引締め装置。
  2. (2)回転体は、機枠に固定された円周レールに回動自
    在に支持してあると共に、機枠に設けたサーボモータに
    よって駆動される歯車に回転体周部に設けた内歯車を噛
    合させてある特許請求の範囲第1項に記載の植毛機の植
    毛材引締め装置。
JP5471087A 1987-03-10 1987-03-10 植毛機の植毛材引締め装置 Pending JPS63219663A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997024483A3 (de) * 1995-12-29 1997-08-14 Ulrich Werner Haarstechmaschine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997024483A3 (de) * 1995-12-29 1997-08-14 Ulrich Werner Haarstechmaschine

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