JPS6321863Y2 - - Google Patents

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JPS6321863Y2
JPS6321863Y2 JP1982051836U JP5183682U JPS6321863Y2 JP S6321863 Y2 JPS6321863 Y2 JP S6321863Y2 JP 1982051836 U JP1982051836 U JP 1982051836U JP 5183682 U JP5183682 U JP 5183682U JP S6321863 Y2 JPS6321863 Y2 JP S6321863Y2
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JP
Japan
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reflector
heat
light source
heat pipes
light
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JP1982051836U
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JPS58154510U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は照明装置、詳しくは光源の発光に伴い
生じる熱を冷却することのできる照明装置に関す
る。
〔従来の技術〕
照明装置の大半は、光源からの光を反射する反
射体を備えているが、反射体の反射率は100%と
言う訳にはいかず、その構成は光を一方向に反射
するように、光源を覆うように設けられているた
め、反射体の内側に光源で発生する熱が伝わり、
この付近は周囲に比べて高温になり、光源の寿命
を短いものとしていた。そして光源あるいは反射
体が高温となるのを防ぐために、反射体の一部に
スリツトを設けたり、反射体の材質に変化を持た
せる等していたが、充分な効果を得ることはでき
なかつた。特に工作機械等に備え付ける工業用の
照明装置は、使用時間も非常に長く光源付近が比
較的高温となり易いため、改善が望まれていた。
そこで、反射体に発生する熱をヒートパイプを
利用して冷却する装置が開発された。例えば実開
昭56−167418号公報に記載のものが知られてい
る。これは、反射体とレンズで囲まれ、光源が収
納された空間内部の光源から発生した熱をヒート
パイプで冷却するようにしたものである。また、
実開昭57−50122号公報には、反射体の熱をヒー
トパイプを介して放散させる冷却装置が記載され
ている。
〔解決しようとする問題点〕
実開昭56−167418号公報に記載のものは、反射
体をムラなく効率良く冷却することはできず、実
開昭57−50122号公報に記載のものは、反射体の
一部に一本のヒートパイプの吸熱部を固定してい
るだけのものであり、反射体の部分的な温度差を
補正し、全体を均一に効率よく冷却し又熱変形を
も防止するという構成にはなつていない。
本考案は、上記の各従来例のように、反射体と
レンズで囲まれた空間の光源による熱を冷却した
り、反射体の一部を冷却するのではなく、反射体
全体を均一に効率よく冷却し、熱による反射体の
変形をも極力防止することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案は、光源
と、該光源からの光を反射するための反射体と、
該反射体の反射面の裏面に設けた複数のヒートパ
イプから成り、前記複数のヒートパイプの少なく
とも一つのヒートパイプの吸熱部を反射体の中央
部に設け、他のヒートパイプの吸熱部を反射体の
温度分布に対応し、前記裏面に分布して設けたも
のである。
〔実施例〕
以下図示の実施例を参照して本考案を説明す
る。
第1図に本考案の一実施例である照明装置10
を示す。照明装置10は、円筒状で両端面が開口
した支持枠1と、この支持枠1内に収納される椀
状の反射体2と、反射体2内側のほぼ中心に設け
られる光源であるハロゲンランプ等の電球3と、
反射体2の電球3と逆側の裏面に、反射体2と一
体に取付けられる冷却機構4とからなつている。
反射体2の内側に配設される電球3は、支持枠1
の端部あるいはその付近に例えば2つの基端が離
間して取付けられたアーム11の先端部に必要に
応じてソケツト12を介して取付けられる。アー
ム11にはソケツト12より延びる電灯線が挿通
されていて、この電灯線はアーム11の基端より
支持枠1内を貫通して、支持枠1外表面に設けら
れたターミナル13に接続されている。このター
ミナル13には商用電源からの電圧が供給され
る。なお、支持枠1の下部には、図示しない基台
等に固定された支持脚14が一体に取付けられて
いる。
しかして本考案照明装置の冷却機構4は、複数
のヒートパイプの集合により構成され、少なくと
も1つのヒートパイプ42の吸熱部42aを反射
体2の裏面中央部に配置するようにしてある。所
謂ヒートパイプは、アルミ系や銅系の熱伝導率の
高い金属の密封筒状体で形成され、内部には例え
ばアンモニア等の作動流体が封入されている。第
1図及び第2図に示すように、反射体2裏面の外
周端付近には、円周方向に反射体2の温度分布に
対応した適宜の位置に分布してほぼ同形状のヒー
トパイプ41,41、……が複数個配設されてい
る。これらヒートパイプ41、……及び42は、
吸熱部41a……及び吸熱部42aが反射体2の
裏面と一体になるように、又は裏面に接触して配
設され、反射体2より支持枠1内をほぼ水平に貫
通して支持枠1の外部に突出している。そして支
持枠1より突出した部分の周囲には、冷却能を高
めるためのフイン43……が形成され、フイン4
3が設けられた部分がヒートパイプ41……及び
42の放熱部41b……及び42bとなつてい
る。またヒートパイプ41……及び42には、そ
の両端の吸熱部41a……、42a及び放熱部4
1b……、42bを除くパイプ内周壁に、毛管現
象によりパイプ内部の作動流体を移動させる多孔
質焼結金属とか繊維状物の集合多孔質体等の所謂
ウイツク41c,42cが設けられ、パイプ内周
壁を作動流体が循環し易い構成となつている。そ
して作動流体はヒートパイプ41,42の放熱部
41b,42b付近においては液体であり、ウイ
ツク41c,42cを通り吸熱部41a,42a
付近に移動する。吸熱部41a,42a付近に
は、電球3の発光に伴い反射体2に生じる熱が伝
達され、この熱を作動流体が気化熱として吸収
し、気化する。気化した作動流体はパイプ内空間
を通り再び放熱部41b,42bに移動し、ここ
で熱を放出し、液化する。このように電球3及び
反射体2に生じる熱は、ヒートパイプ41,42
の吸熱部41a,42aにおいて作動流体の気化
熱として吸収され、気化した作動流体はパイプ内
周壁のウイツク41c,42cに囲まれた空間を
移動して放熱部41b,42bにおいて放熱し、
再び液化してウイツク41c,42cを通り吸熱
部41a,42aに移動する。この過程をくり返
すことにより、電球3及び反射体2に発生する熱
が吸収され、両者は常に冷却され高温になること
を防ぐことができる。
〔効果〕
上記のように本考案においては反射体を冷却す
る機構としてそれぞれが独立した複数のヒートパ
イプによつて構成し、少なくとも一つのヒートパ
イプの吸熱部を反射体の裏面中央部に位置せし
め、他のヒートパイプを反射体の裏面に温度分布
に対応して分布させて配置したので、反射体全体
の温度布が均一になるように効率よく冷却するこ
とができる。即ち、ヒートパイプは熱伝導率が銅
に比較しても非常に高いので吸熱部と放熱部との
温度差が非常に少なく、従つて温度の高い部分に
吸熱部を設けることによりその部分を集中的に冷
却することが可能で、全体として反射体の温度を
均一となるように冷却する作用効果を奏するもの
である。
よつて、光源による幅射及び対流により加熱さ
れる反射体に発生する熱を効率的に吸収し、部分
的な温度の不均一を補正し、反射体の加熱による
変形等も防止するだけでなく、構造も至極簡単に
構成でき、故障が少なく光源等の寿命も延ばすこ
とのできる照明装置を提供することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す照明装置の側
断面図、第2図は第1図−線断面図である。 2……反射体、3……電球(光源)、41,4
2……ヒートパイプ、41a,42a……吸熱
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光源と、該光源からの光を反射するための反射
    体と、該反射体の反射面の裏面に設けた複数のヒ
    ートパイプから成り、前記複数のヒートパイプの
    少なくとも一つのヒートパイプの吸熱部を反射体
    の中央部に設け、他のヒートパイプの吸熱部を反
    射体の温度分布に対応し、前記裏面に分布して設
    けて成ることを特徴とする照明装置。
JP1982051836U 1982-04-12 1982-04-12 照明装置 Granted JPS58154510U (ja)

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JP1982051836U JPS58154510U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 照明装置

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JP1982051836U JPS58154510U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 照明装置

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Publication Number Publication Date
JPS58154510U JPS58154510U (ja) 1983-10-15
JPS6321863Y2 true JPS6321863Y2 (ja) 1988-06-16

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ID=30062543

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JP1982051836U Granted JPS58154510U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 照明装置

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Families Citing this family (4)

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JPH059761Y2 (ja) * 1988-07-29 1993-03-10
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JPS5750122B2 (ja) * 1977-12-21 1982-10-26

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JPS58154510U (ja) 1983-10-15

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