JP2006093043A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明器具において、伝熱板を用いて簡単な構造で、伝熱板と反射鏡との接触、伝熱板と器具外殻との接触を確実に行うことができ、小型化が図れる。
【解決手段】反射鏡3のソケット側端面4aと本体外郭1内面とに接触する伝熱板15を設け、反射鏡3及びランプ2の熱を本体外郭1に伝導する。この伝熱板15は、本体外郭1内を反射鏡3側とソケット4側とに熱的に分割する遮熱板機能をも持つことで、効果的にランプ2及び反射鏡3からの熱を外部に伝導できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱源となるランプを本体外郭内に密閉してなる照明器具に関する。
従来から、密閉型の照明器具としては、屋内外のスポット照明等に使用されるハロゲンランプ投光器が知られている。この種の照明器具においては、熱源であるランプがあって高温となる本体外郭の前部と、電気部品であるランプソケットがあって高温になるのを避けたい本体外郭の後部とを遮熱板で仕切ることが知られている。その例を図5、図6に示す。
図5の例は、照明器具の本体外郭1が一体型の場合で、ランプ2及び反射鏡3がある高温部側とソケット4のある低温部側とを熱的に遮へいする遮熱板5を追加している。本体外郭1の前方は前面ガラス6により覆われている。この照明器具は天井等に設置された配線ダクトに電気接続されつつ着脱自在に取付けられる支持具7により吊り下げられる。遮熱板5は、本体外郭1の内面に接して設けられ、中心側の孔をランプ2のランプ口金部2aが挿通している。図6の例は、照明器具の本体外郭1が前部のミラーハウス1aと後部のソケットハウス1bとに別れた分離型の場合で、ミラーハウス1aの背面1cを遮熱板として機能させている。この遮熱板となる背面1cには、中心側に孔が開けられ、そこをランプ2のランプ口金部2aが挿通している。その他、前述と同番号のものは同部材である。
従来のこの種の照明器具において、ランプの消費電力(ワット数)が大きくなると発熱量も多くなるので、ワット数の増大に合わせて、放熱作用を高めて内部の温度上昇を抑えるために、器具サイズ、つまり器具表面積を大きくしている。
しかしながら、上記のように、高温部と低温部とを遮熱板で分離して遮熱するだけでは、器具の小型化をすることが出来ず、器具のコンパクト化要請に応えることができない。また、遮熱により、本体外郭内部が分離されることにより、熱源であるランプ側の反射鏡その他の構成部品は温度上昇につながる場合もあった。
ところで、上記のような密閉型の照明器具において、反射鏡からの熱が器具後方に行くのを阻止すると共に、反射鏡からの熱を吸収して本体外郭に伝導する剛体でなる吸熱体を備えることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、反射鏡からの熱を集熱する集熱カバーを設け、この集熱カバーを放熱体に熱的に接続することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−195332号公報 特開2001−6431号公報
しかしながら、上記特許文献1のものでは、剛体による複雑な構造の吸熱体を用いていることから、構造的に反射鏡などに吸熱体を密接させることが困難であり、熱伝導で熱を吸熱すると言うより、フィン状構造などによって輻射・対流により吸熱していると言える。
また、上記特許文献2のものでは、集熱カバーはアルミや銅の金属ブロックであったり、容器構造で内に熱媒体が封入されていたりして、複雑な構造で、反射鏡などに集熱カバーを密接させることは困難であり、黒化処理などで輻射による熱線の吸収効率を高める必要があり、また、剛体構造であるため、熱伝導グリースなどの熱伝導材を用いないと、熱伝導は利用できない。
このように、特許文献1,2のいずれにおいても、複雑な構造であり、設計・製造に手間を要し、器具重量が増加する可能性が高く、照射方向可変の照明器具では重量に絶えられるようにすると、照射方向可変とするための構造が大きくなり、照明器具が大型化して、小型化に反する。
本発明は、上記のような問題を解消するものであり、簡単な構造で設計・製造の容易な伝熱板を用いて、伝熱板と反射鏡の接触、伝熱板と器具外殻との接触を容易かつ確実に行え、効果的な伝熱が可能で、小型化、低コスト化が図れる照明器具を提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、請求項1の発明は、前面ガラスにより前方が閉塞されている筒状の本体外郭内に、反射鏡と、ランプ及びランプソケットが収納されている密閉型の照明器具において、本体外郭内を反射鏡側とソケット側とに熱的に分割する遮熱板機能を持ち、かつ、反射鏡のソケット側端面と本体外郭内面とに接触してランプ及び反射鏡からの熱を本体外郭に伝導する伝熱板を備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の照明器具において、前記伝熱板は、本体外郭内面との伝熱面積を確保し得るような構成とされているものである。
請求項3の発明は、請求項2記載の照明器具において、前記伝熱板は、本体外郭の低温側で接触するようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項2記載の照明器具において、前記伝熱板は、その外周部が本体外殻内面に沿って形成されたものである。
本発明によれば、伝熱板はその遮熱板機能により、本体外郭内を反射鏡側とソケット側とに熱的に分割し、しかも反射鏡のソケット側端面と本体外郭内面とに接触してランプ及び反射鏡からの熱を本体外郭に伝導するので、簡単な構成にて効果的に本体外郭内の高温部からの熱を外部へ放熱することができ、器具の小型化が図れる。伝熱板が本体外郭内面との接触面積を大きく取れることで、上記効果が顕著に得られる。
また、伝熱板が本体外郭の低温側で接触することで、上記効果がより一層顕著に得られる。
また、伝熱板の外周部が本体外殻内面に沿って形成されていることにより、本体外殻を複雑な構造とすることなく、製造が容易なものとして、上記効果が顕著に得られる。
以下、本発明の一実施形態に係る照明器具について図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る照明器具の断面構成を示す。この照明器具は、屋内外の商品や展示品を照射するに適当なハロゲンランプ等の光源であるランプ2を筒状の本体外郭1内に密閉状態で収納した密閉型の照明器具である。本体外郭1の前方は、前面ガラス6により閉塞され、本体外郭1内には、反射鏡3と、ランプ2及びランプソケット4が収納されている。ランプソケット4は、その外郭がセラミック材質でなり、本体外郭1の後端内面に取り付けられ、ランプ口金部2aを受け止める。反射鏡3のソケット側端面3aと本体外郭1の内面とに接触するように伝熱板15が設けられ、この伝熱板15でもって、反射鏡3及びランプ2の熱を本体外郭1に伝導する。
上記伝熱板15は、熱伝導率の良いアルミ材料等で作られており、伝熱効果を確保するために十分な板厚が確保され、本体外郭1内面に嵌め込み得るドーナツ形状とされている。また、伝熱板15は反射鏡3のソケット側端面3a及び本体外郭1の内面リブ状部材12と、比較的大きい面積で面的に接触するようにしている。15a,15bはそれぞれの接触部を示す。本体外郭1及び反射鏡3は熱伝導の良い金属材料により構成され、反射鏡3は本体外郭1の前面開口側に設けた支持部材11により本体外郭1に取り付けられる。伝熱板15は、その中心側部で反射鏡3のソケット側端面3aと当接し、外周側部で本体外郭1の内面リブ状部材12と当接し、これら両者に挟まれた状態で保持される。伝熱板15は、本体外郭1に器具前面開口側からネジ等により固定されるようにしてもよい。
さらに、上記伝熱板15は、本体外郭1内を、高温である反射鏡3側と、低温であるソケット4側とに熱的に分割する遮熱板機能をも併せ持つ。この遮熱板機能により、伝熱板15は低温側に位置する本体外郭1の内面と接触させるようにしている。これにより、効果的に高温部の熱を本体外郭1へ伝熱することができ、ひいては、外部に熱を放熱し易い。なお、本体外郭1の前面開口には、前面ガラス6を保持する前面フレーム8が固定されており、また、ランプ2の前方に位置してランプ2からの直射光を遮蔽するステンレス鋼板等でなるグレアカットキャップ10が細幅リブ状の弾性支持板9により保持されている。グレアカットキャップ10があることで、反射鏡3により制御された範囲にのみ光が照射される。
上記のように構成された本実施形態の照明器具においては、簡単な構造で設計・製造が容易な伝熱板15を用いて、伝熱板15と反射鏡3との接触、伝熱板15と本体外殻1との接触を容易かつ確実に行うことができ、効果的な伝熱が可能で、良好な放熱作用が得られ、器具の小型化が可能となる。
図2は、第2の実施形態に係る照明器具の断面構成を示す。この実施形態では、伝熱板16の本体外郭1の内面との接触構成が上記実施形態と相違し、その他は同等の構成を有する。伝熱板16は、皿状であり、その外周部が本体外郭1の斜めの内面に接触する(16b)。本実施形態では、第1の実施形態による効果に加えて、伝熱板16の形状自体でもって、簡単な構成にて接触面積を確保することができる。
図3は、第3の実施形態に係る照明器具の断面構成を示す。この実施形態では、伝熱板17の本体外郭1内面との接触部が低温側になるようにしている。伝熱板17は、有底筒形状であり、その開口側が低温側に向き、外周の筒状部が本体外郭1内面に嵌合して接触する(17b)。これにより、伝熱板17による本体外郭1への伝熱効率を高めることができる。
図4は、第4の実施形態に係る照明器具の断面構成を示す。この実施形態では、上記第3の実施形態よりもさらに伝熱板18の反射鏡3との接触を確実にするために、本体外郭1内面に嵌合接触(18b)させた伝熱板18を可動式とし、伝熱板18が反射鏡3のソケット側端面3a側に圧縮バネ20で積極的に押し付けるようにしている。具体的には、伝熱板18の孔にボルト21を通し、このボルト21の脚部を、本体外郭1内面でランプ2及び反射鏡3のある高温側とソケット4のある低温側との間に設けたリブ状壁22に固定し、ボルト21に圧縮バネ20を装着した。これにより、伝熱板18の反射鏡3との接触がより一層確実に行え、伝熱効果が高まる。
本発明は、上記実施例の構成に限られることなく、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、各実施形態における伝熱板15,16,17,18の本体外郭1内面との接触は、適宜の構成を採用し得る。また、ランプ2は、メタルハライドランプ等であってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る照明器具の断面構成図。 本発明の第2の実施形態に係る照明器具の断面構成図。 本発明の第3の実施形態に係る照明器具の断面構成図。 本発明の第4の実施形態に係る照明器具の断面構成図。 従来の照明器具の断面構成図。 従来の他の照明器具の断面構成図。
符号の説明
1 本体外郭
2 ランプ
3 反射鏡
3a 反射鏡のソケット側端面
4 ランプソケット
6 前面ガラス
15,16,17,18 伝熱板

Claims (4)

  1. 前面ガラスにより前方が閉塞されている筒状の本体外郭内に、反射鏡と、ランプ及びランプソケットが収納されている密閉型の照明器具において、
    本体外郭内を反射鏡側とソケット側とに熱的に分割する遮熱板機能を持ち、かつ、反射鏡のソケット側端面と本体外郭内面とに接触してランプ及び反射鏡からの熱を本体外郭に伝導する伝熱板を備えたことを特徴とする照明器具。
  2. 前記伝熱板は、本体外郭内面との伝熱面積を確保し得るような構成とされていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記伝熱板は、本体外郭の低温側で接触するようにしたことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記伝熱板は、その外周部が本体外殻内面に沿って形成されたことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
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