JPS63216318A - 樹脂結合型希土類コバルト磁石の製造方法 - Google Patents

樹脂結合型希土類コバルト磁石の製造方法

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JPS63216318A
JPS63216318A JP5058087A JP5058087A JPS63216318A JP S63216318 A JPS63216318 A JP S63216318A JP 5058087 A JP5058087 A JP 5058087A JP 5058087 A JP5058087 A JP 5058087A JP S63216318 A JPS63216318 A JP S63216318A
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JP
Japan
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magnetic field
magnet
molding
magnetic
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP5058087A
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English (en)
Inventor
Masaaki Sakata
正昭 坂田
Itaru Okonogi
格 小此木
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 r産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂結合型希土類コバルト磁石の押出成形を
用いた製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
樹脂結合型磁石の成形には、射出成形法、圧縮成形法、
押出成形法が主に用いられている。射出成形法は、51
1石粉末と熱可塑性樹脂からなる磁石組成物を十分な流
動性が得られる温度まで加熱し次状態で金型中に充填[
2、所定の形伏に成形するものである。圧縮成形法は、
磁石粉末と!lA硬化性樹脂からなる磁石組成物をプレ
スの金型中に充填し圧縮して成形する方法である。この
2つの成形法は・磁場を印加しながら成形することによ
り磁石粉末を配向させ磁気性能の高い磁石を製造するこ
とができる。しかしなめtら、その成形工程に(14磁
石組成物型内への充填、成形、成形品の取り出しという
一定のサイクルが必要であり、基本的にバッチ式生産シ
ステムであることから、射出成形法および圧縮成形法の
生産性には限界h;ある。また、最近要求の高い長尺磁
石の成形に対しても、射出成形法ではキャビティーへの
磁石組成物の充填、成形品の取り出しができない等の理
由で、圧縮成形法ではパンチのストロークで成形品の長
すが決まってしまう等の理由で、共にその成形品の長さ
には限界htある。これに対し押出成形法は、流動伏襲
の磁石組成物をスクリューまたはプランジャーを使って
金型中に送り込み、この金型中を通過させることで成形
する方法である。原料の供給から成形品の取り出しまで
連続して行な5ことがで六るため非常に生産性が高く、
ま几長尺磁石も簡単に成形できる方法であるが、得られ
る成形品の磁気性能h1低いとい5欠点があった。そこ
でこの磁気性能を向上させるための研究、特に磁場中押
出成形法についての研究hz多くなされている。
これの例として、円柱状磁石についてけRF、 :Jo
h−nsonの卯告(”Development in
 The productionof Bondetd
 Rare Wrvrth−cobalt Maqne
ts、’ 5th工nternational Wor
kshop on Rare Earth−Cobal
tli、agnets and Their Appl
icatsons、 1981 ) /IZあり円筒状
磁石については、特開昭58−219705号公報に示
されている方法などがある。これらの方法は共に、押出
成形機の金型内に磁界を印加してこの金型内を磁石組成
物が通過する際に磁石粉末を配向させながら成形すると
いうものであった。
〔発明h1解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記の製造方法は以下に示すような問題
点を有している。
(1)  放射状に異方性を有する円筒状磁石を成形す
る場合、磁気回路の構成上磁場を印加する配向部の長さ
は成形品の内径によって決ってしまう。
ここで希土類コバルトm石粉末特+cR2TM、、(R
:希土類金FA、TM:コバルトを主体とし九遷移金属
)系磁石粉末は、配向させるのに必要な磁場hZかなり
高いので、配向部で十分な磁場を印加する几めにけ配向
部の長さはかなり短くしなければならない。従って内径
の小さな磁気性能の高い円筒状磁石は、実質的には成形
できない。
(2)  円柱状ま几はシート状磁石を成形する場合配
向部の長さはある程度長くできる。しかしながら、金型
の強度的な問題からポールピース間のギャップはあまり
小さくできないので、配向部で印加する磁場はあまり高
くできない。このため成形品の磁気性能は低下してしま
う。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは磁気性能の、高い樹脂結合型磁石
を生産性良く製造する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の樹脂結合型希土類コバルト磁石の製造方法は、
希土類コバルト磁石粉末と熱可塑性樹脂からなる磁石組
成物を、混練した後に成形磁場より高い磁場で電磁し、
その後該混線物を磁場を印加しなhiら押出成形するこ
とを特徴とする。
本発明に使用する希土類コバルト磁石粉末とは基本組成
を希土類金属とコバルト・鉄を主体とする遷移金属から
なる組成とする金属間化合物磁石粉末のことであり、@
に磁気的性質の優れているR、’rM、、系磁石粉末が
望ましい。熱可塑性樹脂としては、例えばポリプロピレ
ン、ポリアミド、ポリカーボネート、ボリフォニレンサ
ルファイド等のプラスチック、塩素化ポリエチレン、エ
チレン酢酸ビニル共重合体(EVA)等のエラストマー
、合成ゴムなどh;ある。これら磁石粉末と熱可塑性樹
脂は混線機にて充分混練した後造粒する。この造粒し、
几磁石組成物を直流屯磁石ま之はパルス着磁装置を用い
て、成形磁場より高い磁場で着磁する。RfiHシ九m
石組成物の小粒な押出成形機に投入してシリンダー内で
加熱、流動状態としてスクリユーま之はプランジャーに
て金型中に送り込む。
金型内に注入され几磁石組成物は、磁場を印加さ−れ几
金型中を通過することで磁石粉末が配向されなり’−ら
成形される。成形品は金型出口で冷却固化されながら押
し出されてくる。このようにして樹脂結合型希土類コバ
ルト磁石が製造されるのである。
〔実施例〕 第1図は本発明に用いた押出成形装置の一実施例を示す
図である。押出成形装置は材料投入部であるホッパー1
.シリンダ2.スクリz−3.シリンダ部に金型、を取
りつけるtめ゛のアダプタープレート4.金型5および
スクリエー駆動用モータ(図には記入していない)から
成っており、さらに金型内に磁場を印加する之めの電磁
コイル7が金型の外側に配置されている。混線機にて混
線。
造粒された後着磁された磁石組成物8は、ホッパー1よ
りシリンダ2内に投入される。投入された磁石組成物は
ヒータ6によって所定の温度に加熱サレ流動伏態となり
、スクリュー3によって金型5内に送り込まれる。金型
内には電磁コイル7によって磁場が印加されており、そ
こを磁石組成物ht1[!!遇することにより磁石粉末
が配向サレrx h: ラ成形される0配向[−た磁石
組成物は金型出口で冷却固化され、磁石成形品9として
押し出されてくろ。以下に具体的な実施例について89
.明する。
実施例1゜ 組成がSm (c”0.672 Cuo、  Fe6.
HZr6.(、u)  で平均粒径が22μmの磁石粉
が92重fチとナイロン−12が8重量係からなる磁石
組成物を、混練機にて200℃で混線し之後外径が3〜
6gの粒に造粒し原料コンパウンドとした。このコンパ
ウンドをパルス着m装置を用いて25K(Mの磁場で着
磁し九後、押出成形機にて円筒状磁石に成形し几bt、
この時用い之金型を第2図に示す。金型け、外ダイ(材
料注入部外ダイ10および成形部外ダイ11)とマンド
レル12とから構成されている。
材料注入部外ダイ10は非磁性材でできてシリ、成形部
外ダイ11も非磁性材からできているが、先端部に磁束
を誘導する之めのリング状の磁性材11αが取りけけら
れている。また、マンドレル12も非磁性材からで禽で
おり、やはりその先端には磁性材12αが取りけけられ
ている。金型の外側には電磁コイル7 h”−設置され
、この電磁コイル7に電流を流すと、発生する磁束は透
磁率の高い硼性材中を遜り易い几め図中の矢印Hのよう
に流れる。このため、マンドレル12の先端部12αと
成形部外ダイ11に取りけけられ几磁性材のリング11
αとの間の空間(配向部)に放射状の磁場が印加される
わけである。成形時の金型の温度は250℃であり、冷
却は金型の出口のところで強制空冷することにより行な
つ九。成形品の寸法は外径21關、内径20Qである。
第3図に、成形磁場の違いによる残留磁束密[(Bf)
の変化を。
成形前に原料コンパウンドを着磁し几場合としない場合
について比較して示す。この図から、成形前に着磁を行
なうことで成形磁場が低くても扉の高いすなわち配向度
の高い磁石をatiaできることがわかる。ま之高い成
形磁場(15KOg付近)での磁気性能でも着磁し之場
合のほうh=高くなっており、成形前の着出の効果が大
きいことがわかる。
実施例2゜ 組成6t Sm(00G、、1?!Ou、、、6@ ”
O,fl  Zro、(、u’a、zで平均粒径が20
μmの磁性粉が94重iチと、塩素化ポリエチレン(塩
素含有量30重量%のもの)6重1%からなる磁石組成
物を、混線機にて120℃で混練した後外径が3〜6目
の粒に造粒し原料コンパウンドとした。このコンパウン
ドを実施例1と同様に、パルス着磁装置を用すで25K
Ogの磁場で着磁し次後、押出成形!’!%および8g
2図に示し比ような金型にて円筒状磁石に成形した。成
形時の金型の温度は110℃であり、冷却は金型の出口
のところで強制空冷することにより行な−)次。成形品
の寸法は外径7報、内径6鶴であり、成形磁場は8KO
vであった。第1表に得られt成形品の磁気性能につい
て示す。。
第1表において比較例として示したのは、成形前に着磁
をせず成形磁場15KOgで成形した試料の磁気性能で
ある。比較例のほうが成形磁場が高いにもかかわらず磁
気性能hi低くなりでいるのはこの成形品が内径6gと
いう大変細い円筒形状のtめ、配向部に15KOgの磁
場を由加しようとすると配向部の長さは約101と非常
に短くなってしまい、成形時に磁石粉を充分に配向させ
ることができなかったためと考えられる。本実施例の場
合成形山場#S8tOgと低い忙もかかわらず、高い磁
気性能が得られている。このようK、本発明の成形方法
は、成形品からの制約からま几金型の構造上成形山場が
高くとれない場合に非常に有効な方法である。
第1表 〔発明の効果〕 以上述べ几ように本発明の製造方法を用いることにより
、磁気性能の高い樹脂結合型希土類コノくルト磁石を生
産住良(#!造することh;できる。
特に、本発明法は成形時に高い配向磁場の得にくい放射
状に異方性を有する円筒状磁石の成形に効果の大舞い製
造方法であり、小型精密でかつ高性能が要求されるステ
ッピングモータ、DCモータ、センサー、プリンターヘ
ッド、マグロール等に広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いた押出成形装置の一実施例を示す
図。 第2図は円筒状樹脂結合型磁石のS場中押出成形用金型
構造を示す図。 第3図は成形前に原料コンパウンドを着磁した場合とし
ない場合の成形磁場の強さと残留磁束密度との関係を示
す図。 1−や・・・ホッパー 2・・・・・・シリンダ 3・・・・・・スクリュー 4・・・・・・アダプタープレート 5・・・・・・金型 6.6’、6”・・・・・・ヒータ 7・・・・・・1缶コイル 8・・・・・・出方組成物 10・・・・・・材料注入部外ダイ 11・・・・・・成形部外ダイ 12・・・・・・マンドレル H・・・・・・磁束の流れ 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 希土類コバルト磁石粉末と熱可塑性樹脂からなる磁石組
    成物を、混練した後に成形磁場より高い磁場で着磁し、
    その後該混練物を磁場を印加しながら押出成形すること
    を特徴とする樹脂結合型希土類コバルト磁石の製造方法
JP5058087A 1987-03-05 1987-03-05 樹脂結合型希土類コバルト磁石の製造方法 Pending JPS63216318A (ja)

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JP5058087A JPS63216318A (ja) 1987-03-05 1987-03-05 樹脂結合型希土類コバルト磁石の製造方法

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JPS63216318A true JPS63216318A (ja) 1988-09-08

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033205A (ja) * 1989-05-30 1991-01-09 Seiko Epson Corp 樹脂結合型磁石の製造方法
US5464670A (en) * 1990-04-13 1995-11-07 Seiko Epson Corporation Resin bound magnet and its production process
US11179745B2 (en) * 2016-07-04 2021-11-23 Bombardier Primove Gmbh Manufacturing an arrangement for transferring energy from a primary unit conductor arrangement by a magnetic or an electromagnetic field to a secondary unit conductor arrangement

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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