JPS63215718A - ポリエステル/ポリカーボネート共重合体の製造法 - Google Patents

ポリエステル/ポリカーボネート共重合体の製造法

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JPS63215718A
JPS63215718A JP62323037A JP32303787A JPS63215718A JP S63215718 A JPS63215718 A JP S63215718A JP 62323037 A JP62323037 A JP 62323037A JP 32303787 A JP32303787 A JP 32303787A JP S63215718 A JPS63215718 A JP S63215718A
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poly
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high molecular
arylate
carbonate
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JP62323037A
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ダニエル・ウェイン・フォックス
エドワード・ノーマン・ピーターズ
ガリイ・フランシス・スミス
ポール・ディーン・シバート
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G81/00Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/64Polyesters containing both carboxylic ester groups and carbonate groups

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の利用分野 本発明は、ポリ(アルキレンアリ−レート)等の高分子
量ポリエステルポリマーと高分子量ポリカーボネートも
しくはポリエステルカーボネートとの溶融混合物の、触
媒の存在下での相互反応による共重合体の製造法に関す
る。これらの共重合体は、成形品の製造に有用である。
発明の背景 フォックス(170X)らの米国特許第4,507゜4
42号明細書には、例えばポリ(エチレンアリ−レート
)及び更に特定するとポリ(エチレンテレフタレート)
等のジ第一アルコールポリエステルがポリ(ビスフェノ
ール−へカーボネート)とは混和しないが、これら両者
のブレンド又は溶融混合物を相互反応させることにより
、これらを相客化させ得ることが開示されている。しか
し、単一のガラス転移温度を有する共重合体を得るため
には、高い真空度あるいは不活性雰囲気中で270℃に
加熱することが必須である。更に、米国特許第4,50
7,442号明細書において得られている共重合体は多
くの用途に極めて適切であるが、いくつかの場合におい
てとりわけ長期において黄色を発現する傾向がある。
才力ムラ(Okamura)らの米国特許第3,218
゜372号明細書には、例えばポリ(ビスフェノール−
Aカーボネート)とポリ(エチレンテレフタレート)等
の如き、ポリカーボネートとポリアルキレンテレフタレ
ートを含み、これら2つのポリマーが窒素雰囲気中で溶
融混合された成形組成物が開示されている。これらの組
成物は成形に使用されるが、例えば290℃で単に窒素
雰囲気中で一緒に溶融されるだけであり、そしてこれら
は共重合体であるとは2裁されておらず、単に「均一混
合物」であると記載されているに過ぎない。
シャープ(Schade)らの米国特許第3,299゜
172号及び同3,413,379号各明細書には、エ
ステル交換及び重縮合触媒の存在下でジアリールアリ−
レート、ポリ(アルキレンアリ−レート)及び随意にジ
アリールカーボネートを反応させることによる線状熱可
塑性混成ポリエステルの製造法が開示されている。これ
らの方法によって製造される材料は、「混成ポリエステ
ル」であると記載されており、また反応混合物にジアリ
ールカーボネートが含まれる場合は隔離したモノアリー
ルカーボネート結合が形成され得るであろうが、これら
はポリ(アリールカーボネート)単位を含有する共重合
体ではない。
マーシャ(Mcreicr)らの英国特許第1.569
゜296号明細書には、溶融状態での芳香族ポリエステ
ルと芳香族ポリカーボネートの混合はポリマーの急速な
劣化に至る反応を誘起するが、もしその時に酸性添加剤
が加えられると有用な生成物が得られるとされているが
、しかしポリエステルとポリカーボネートは単に「部分
的に共重合される」のみである。この安定剤は、反応が
更に進行するのを防止する作用をするだけで従って触媒
ではない。英国特許第1,569,296号明細書に例
示されている全ての添加剤は、例えばリン化合物又はカ
ルボン酸等の酸性の添加剤である。更に、前記組成物は
夫々のホモポリマーに関して1つずつと共重合体に関し
て1つの計3つのガラス転移温度を有する。耐環境性並
びに最終的な物理的特性及び外観の見地から、前記組成
物は特に単一のガラス転移温度のみを有するフォックス
らの特許の組成物と比較して不完全である。また、前記
組成物は、時間と共に黄変する傾向がある。
従って、現状の技術においては、ポリカーボネート及び
/又はポリエステルカーボネート、ボリエステル及び触
媒の溶融押出により、高真空度加熱又は不活性雰囲気中
での加熱を含むその後の工程を用いる必要なくして、単
一のガラス転移温度を有する低色の新規な共重合体を適
切に製造する方法を提供することが望まれる。上記の新
規な共重合体及びその製造法が、本発明によって提供さ
れる。
発明の概要 本発明に従って、高分子量ポリ(アルキレンアリ−レー
ト)と高分子量ポリ (二価フェノールカーボネート)
又はポリ(二価フェノールアリ−レート/カーボネート
)との前者の高分子量ポリ(アルキレンアリ−レート)
がエバーセント乃至40パーセントで後者の高分子量ポ
リ(二価フェノールカーボネート)又はポリ(二価フェ
ノールアリ−レート/カーボネート)が99パーセント
乃至60パーセントの割合の共重合体であって、単一の
ガラス転移温度を有し、実質的にポリ(アルキレンアリ
−レート)ホモポリマーの含有成分を有さず、且つアル
キレンアリ−レート結合の二価フェノールアリ−レート
結合に対する比率が実質的に約20=1以上である共重
合体が提供される。
上記とは対照的に、従来技術であるフォックスらの特許
は以下の比較例に示されている様にアルキレンアリ−レ
ート結合の二価フェノールアリ−レート結合に対する比
率が10=1程度に過ぎない共重合体を提供している。
更に本発明に従って、高分子量ポリ(アルキレンアリ−
レート)とポリ(二価フェノールカーボネート)及び/
又はポリ(二価フェノールアリ−レート/カーボネート
)の前者の高分子量ポリ(アルキレンアリ−レート)が
1パーセント乃至40パーセントで後者のポリ(二価フ
ェノールカーボネート)及び/又はポリ(二価フェノー
ルアリ−レート/カーボネート)が99パーセント乃至
60パーセントの割合の混合物を、溶融状態で245℃
乃至315℃の温度で0. 1分〜40分の時間塩基性
触媒の存在下で反応せしめて単一のガラス転移温度を有
し、実質的に承り(アルキレンアリ−レート)ホモポリ
マーの含有成分を有さず、且つアルキレソアリーレート
結合の二価フェノールアリ−レート結合に対する比率が
実質的に約20;1以上である共重合体を得、そしてし
かる後に前記溶融混合物に有効量の酸性安定化剤を加え
る高分子量共重合体の製造法が提供される。
?7られる共重合体は、極めて少ないかあるいはせいぜ
い痕跡量の夫々の重合体を含有するにすぎない。
更に本発明によって、前記の方法によって製造される新
規な共重合体並びに耐衝撃性が改良された組成物及び/
又は補強された組成物が提供される。
発明の詳細 な説明に使用するのに適したポリエステルは、好ましく
は約2乃至約10個の炭素原子を有する脂肪族ジオール
、脂肪族エーテルジオールもしくは脂環式ジオール又は
これらの混合物及び1種又はそれ以上の芳香族又は脂環
式ジカルボン酸から誘導される。好適なポリエステルは
、脂肪族ジオールと芳香族ジカルボン酸から誘導され次
の一般式: (式中、nは2乃至10、好ましくは2乃至4の整数で
ある) の繰返し単位を有する。最も好適なポリエステルは、ポ
リ(エチレンテレフタレート)及びポリ(ブチレンテレ
フタレート)である。
本発明においてこのほかに意図されているものは、組成
全体に基づき0. 5乃至50重量パーセントの量の追
加の量のポリオール及び/又は酸を伴なう上記ポリエス
テルである。この酸は、2乃至20の範囲の炭素原子数
を有する脂肪族又は脂環式の酸であり得る。同様に、グ
リコールは同じ2乃至20の範囲の炭素原子数を有する
脂環式又は脂肪族のグリコールであり得る。アルキレン
部分が2乃至10個の炭素原子を有しグリコール部分全
体の分子量が100乃至10,000のポリアルキレン
エーテルグリコールも、また使用され得る。上記ポリエ
ステルの全てが例えば米国特許第2.465.319号
及び同3. 047. 539号各明細書の教示内容に
従って調製され得る。
そのほかに有用なのは、脂環式ジオールと芳香族ジカル
ボン酸から誘導されるポリエステルである。これらは、
例えば下記式; (式中、シクロヘキサン環はそのシス−及びトランス−
異性体から選ばれ、Rは6乃至20個の炭素原子を有し
芳香族ジカルボン酸から誘導されたカルボキシルを除い
た残基であるアリール又は脂環式の基である) の繰返し単位を有するポリエステルを生成せしめるため
に、例えば1.4−シクロヘキサンジメタツールのシス
−もしくはトランス−異性体又はこれらの混合物を芳香
族ジカルボン酸と縮合せしめることによって調製され得
る。
カルボキシルを除いた残基Rで表わされる芳香族ジカル
ボン酸の例としては、イソフタル又はテレフタル酸、1
,2−ジ(p−カルボキシフェニル)エタン、4.4’
 −ジカルボキシジフェニルエーテル等及びこれらの混
合物がある。例えば1゜4−又は1,5−ナフタレンジ
カルボン酸等の縮合環を含む酸も、また存在し得る。こ
のほかに意図されているのは、例えばシクロヘキサンジ
カルボン酸等の脂環式二酸である。好適なジカルボン酸
は、テレフタル酸、又はテレフタル酸とイソフタル酸の
混合物である。
このほかに好適なポリエステルは、1.4−シクロヘキ
サンジメタツールのシス−もしくはトランス−異性体又
はこれらの混合物と、イソフタル酸及びテレフタル酸の
混合物との反応により誘導され得る。この様なポリエス
テルは、式:の繰返し単位を有する。
更にこのほかに好適なポリエステルは、シクロヘキサン
ジメタツール、アルキレングリコール及び芳香族ジカル
ボン酸から誘導されるコポリエステルである。これらの
コポリエステルcマ、次式=(式中、シクロヘキサン環
はそのシス−及びトランス異性体から選ばれ、Rは前記
で定義したとおりであり、nは2乃至10の整数であり
、X単位が約1乃至99重量%を構成し、そしてy単位
が99乃至1重量96を構成する) の単位を有するコポリエステルを生成せしめるために、
例えば1.4−シクロヘキサンジメタツールのシス−も
しくはトランス−異性体又はこれらの混合物及びアルキ
レングリコールを芳香族ジカルボン酸と縮合せしめるこ
とによって調製される。
この様な好適なコポリエステルは、1,4−シクロヘキ
サンジメタツールのシス−もしくはトランス−異性体又
はこれらの混合物とエチレングリコールとテレフタル酸
との80:20100のモル比の反応によって誘導され
得る。これらのコポリエステルは、次式: (式中、X及びyは前記で定義したとおりである) の繰返し単位を有する。
本明細書に記載されているポリエステルは、市場で入手
可能であるかあるいは米国特許第2,801.466号
明細書に記載されている方法を含め当該技術分野で公知
の方法によって調製され得る。
本発明の実施に際して使用されるポリエステルは、60
:40のフェノール:テトラクロロエタン混合物又は類
似の溶媒中で23乃至30℃で測定して、通常的0. 
4乃至約2.0dl/gの固有粘度を有する。
本発明において使用される好適なポリエチレンアリ−レ
ートは、フェノール60重量部及びテトラクロロエタン
40重量部の溶媒混合物中で25℃で測定して少なくと
も約0、5dl/gの固有粘度(1,V、 )を有する
高分子量ポリ(エチレンテレフタレート)である。この
特定の溶媒混合物は、ポリエチレンアリ−レート(単独
あるいはポリカーボネートとの不相容性ブレンド)の固
有粘度(1,V、 )を測定するために必要である。
このほかに好適なのは、夫々少なくとも約0.5dl/
gのI、V、を有するポリ(1,4−ブチレンテレフタ
レート)およびポリ(1,4−シクロヘキサンジメタノ
ールテレフタレート)である。
本発明において有用なポリカーボネート及びポリエステ
ルカーボネートは、特に全体的に芳香族である。これら
は、当該技術分野の熟達者によって製造可能であり、あ
るいは様々な販売元から得られる。これらは、二価フェ
ノールを、例えばホスゲン、ハロホルメート又は炭酸エ
ステル等のカーボネート前駆物質と、あるいは上記カー
ボネート前駆物質及び例えばイソフタル酸及び/又はテ
レフタル酸のエステル、遊離の酸又は酸ハライド等のア
リ−レート前駆物質と反応させることにより調製するこ
とができる。典型的には、これらは式: の繰返し構造単位を有する。上記式中、Aはポリマー生
成反応において使用された二価フェノールの2価の芳香
族基であり、モしてBは2官能性芳香族酸又はその誘導
体の2価の芳香族基である。
好適には、芳香族カーボネート又は芳香族アリ−レート
/カーボネートは、塩化メチレン中で25℃で測定して
0.30乃至1.OdN/gの範囲の固有粘度を有する
。二個フェノールとは、夫々が芳香族核の炭素原子に結
合している2個のヒドロキシル基を有する単核又は多核
芳香族化合物を意味する。代表的な二価フェノールには
、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
2゜2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、4.4’ −ジヒドロキシジフ工二ル
エーテル、ビス(2−ヒドロキシフェニル)  ゛メタ
ン及びこれらの混合物などが包含される。好適な芳香族
カーボネートポリマーは、2.2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン(ビスフェノール−A)から誘導
されるホモポリマーである。好適な芳香族アリ−レート
/カーボネートポリマーは、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニルプロパン)(ビスフェノール−A)、イソ
フタル酸及びテレフタル酸の混合物及びホスゲンもしく
はホスゲン前駆物質から誘導される。
高分子量ポリ(ビスフェノール−Aカーボネート)又は
ポリ(ビスフェノール−Aイソ−テレフタレートカーボ
ネート)に関しては、クロロホルム中で25℃で測定し
て少なくとも約o、45dl/gの固有粘度(1,V、
)を有するものを使用するのが好ましい。
ブレンド中におけるポリマーの相対量は、広範に変動し
得るし、また通常広範に変動するものであり、特定の量
は特定の要件及び使用されるポリマーの性状に依存して
決められる。
例えば、ポリ(ビスフェノール−へカーボネート)はブ
レンドの99乃至60パーセントを構成し得、そしてポ
リ(アルキレンアリ−レート)はブレンドの1乃至40
パーセントを構成し得る。
しかし、ポリ (アルキレンアリ−レート)とポリ(ビ
スフェノール−Aカーボネート又はエステルカーボネー
ト)とを前者が2乃至25パーセント、後者が75乃至
98パーセントの割合で使用するのが最も好ましい。所
定の場合における最適な量は、当該技術分野の熟達者に
よって容易に決定され得る。
ポリ (アルキレンアリ−レート)とポリ (ビスフェ
ノール−Aカーボネート及び/又はエステルカーボネー
ト)とを重合せしめるのに有用な塩基性触媒には、とり
わけアルカリ土類金属の酸化物が包含される。好適なし
かし非限定的な例は、酸化マグネシウム、酸化カルシウ
ム、酸化バリウム及び酸化亜鉛である。特に好適なのは
、酸化マグネシウムである。
チタン酸のアルキルエステル、好ましくはチタン酸テト
ラオクチル及びアリールホスフィン酸の塩を包含するそ
のほかの塩基性触媒も使用され得る。塩基性触媒として
特に好適なのは、式:を有するベンゼンホスフィン酸ナ
トリウム(SBP)である。
使用される塩基性触媒の量は、幅広く変動し得る。約o
、ooos乃至約0.5重量%の範囲の量が通常用いら
れるが、しかしこれより少ないかあるいは多い量も用い
られ得る。比較例において示されている様に、触媒を使
用しない溶融混合では270℃で60分間かけても、2
つのガラス転移温度で明示される2つのホモポリマーの
単なる混合物が与えられるだけである。
本発明の好適な態様における、共重合を生起させるため
に好適なベンゼンホスフィン酸ナトリウムの範囲は、ポ
リカーボネート/ポリエステルの総含量を基準として0
.001部乃至0,1部である。ポリ (ブチレンテレ
フタレート)(PBT)基質の材料に関する好適な範囲
はSBPが01001乃至0,07部であり、ポリ(エ
チレンテレフタレート)(PET)ポリマーに関する好
適な範囲はSBPが0.005乃至0.09部である。
本発明の製造法において使用される安定剤は、酸性化合
物である。失活作用剤、失活剤及び錯乱防止剤としても
知られているこれらは、触媒を「失活させ」あるいは抑
制することによりポリマー間の重合反応を停止させる作
用を有する。失活がうまくいかないと、触媒は典型的に
は商業的価値の低い低分子二の材料に至るポリマーの継
続され加速された相互重合と劣化を引き起こす。
本発明の製造法に使用され得る安定剤の第1の群には、
好ましくは有機亜リン酸エステルなどのリン含有誘導体
が包含され、この有機亜り多酸エステルという用語は他
の形態で現われることも有り得るものを含めた全ての亜
リン酸のエステルを表わしている。従って、例えば本発
明で使用される亜リン酸エステルには、ホスホン酸エス
テルに転化することもあるがそれにも拘らず通常は亜リ
ン酸エステルと呼ばれている二面リン酸エステルを包含
する。しかし、メタリン酸、アリールホスフィン酸及び
アリールホスホン酸等の他のリン化合物も使用され得る
。本発明を実施する上で好適な添加剤は、一方でリン原
子が少なくとも1個、好ましくは2個のフェニル基等の
芳香族置換基を担持しているものであり、他方で二面リ
ン酸エステル及び特にリン原子が4乃至30個の炭素原
子を宵する2個のアルキル基を担持しているものである
。他の適切な添加剤は、式: RP (OR)3を宵す
る全ての有機亜リン酸エステルから選ばれ、式中各Rは
水素原子、1乃至20個の炭素原子を有するアルキル基
又は6乃至20個の炭素原子を有するアリール基であり
、且つ前記Rの基のうち少なくとも1つが前記アルキル
基又はアリール基である。
一般的に、添加剤として亜リン酸エステルを使用すると
様々な利点が示され、特にポリマー混合物への混合が容
易な液状乃至低融点固体であるという利点がある。更に
、亜リン酸エステルの群に属する化合物の数の多さは、
例えば耐燃性等の付加的な望ましい特性を組成物に与え
るために添加剤の選択を可能とする。勿論、前記添加剤
の混合物も、本発明の組成物において使用し得る。
適切な添加剤の他の群は、カルボン酸、即ち分子中に少
なくとも1個のカルボキシ基を有する有機化合物である
適切な酸は、ベンゼン環上の置換基として少なくとも2
個、好ましくは3又は4個のカルボキシ基を含む芳香族
系列の有機化合物である。
酸は、対応する無水物から誘導され得る。従って、好ま
しくは無水物の少なくとも部分的な加水分解を確実にす
るのに十分な量で水が存在するという条件において、無
水物も本発明に係る添加剤となし得る。
この群の特定の添加剤は、ステアリン酸等の非芳香族の
酸又は好ましくはテレフタル酸、トリメリド酸、トリメ
シン酸、ピロメリト酸等の芳香族の酸であることができ
る。これらは、このほか好ましくは部分的に加水分解さ
れたテトラヒドロフランテトラカルボン酸無水物等の無
水物又はトリメリド酸、ピロメリト酸及びナフタレンテ
トラカルボン酸等の少なくとも3個のカルボキシ基を有
する芳香族酸の無水物であり得る。
本発明に係る組成物に添加される添加剤の百分率は、ポ
リマーの総重量に対して好ましくは、0゜1乃至1重量
%であるが、通常0.1乃至5重量%の他の百分率も使
用できる。もし所望されるならば、より詳細な事項が前
記の英国特許第1,569.296号明細書に述べられ
ている。
ガラス転移温度は、例えばパーキン−エルマー・ディー
・ニス・シー−II (Perkin−Elmer D
SC−■)の装置又は当該技術分野の熟達者に知られて
いる他の何れかの装置によって測定される。アルキレン
アリ−レート結合の二価フェノールアリ−レート結合に
対する比率は、同様に当該技術分野の熟達者に知られて
いる方法によって測定される。
1つの適切な方法は、CICl5N分析を用いる方法で
ある。この方法は、次の様にして行なわれる。
試料は、緩和試薬として存在する少量のクロムトリスア
セチルアセトネートと共にCDCD3中に溶解される。
NMRスペクトルは、パリアン・エックス・エル−30
0(Varlan XL−300)を用い炭素75.4
MHzに設定して得られる。掃引幅は20,000Hz
であり、累積過度数はおよそ9000である。捕捉時間
は0.75秒である。
デー1結合が用いられ、パルス遅延は5.0秒である。
積分によって、アリ−レートカルボニル′の比率が求め
られた。(PET−ポリカーボネート共重合体に関して
:アルキレンアリーレートカルボニルは165.lpp
m、二価フェノールアリ−レートカルボニルは164.
lppmである。) 押出加工温度は、230℃から310℃までの範囲で変
動し得る。好適な範囲は、240乃至275℃である。
押出は、例えばダブりニー・ビー(WP)の30mm二
軸押出機等の従来からの方法及び装置を用いて行ない得
る。代表的には、二軸押出機は単軸押出機よりも適切な
機械である。
例えば、ポリ(ビスフェノール−Aカーボネート)70
ffiffi%とポリ(エチレンテレフタレート)30
重量%のブレンドは、普通の押出機を用い0゜1乃至0
°、5重量パーセントの酸化マグネシウムの存在下で3
00℃で3.5分間重合せしめられて117℃の単一の
Tg及びTll1がないことで特徴づけられる共重合体
を生成せしめることができる。例えば酸化マ゛グネシウ
ム等の触媒を除いた同一のブレンドは、典型的には例え
ば80℃と149℃の2つのガラス転移温度及び例えば
239℃の温度の融点(Ta+ )を示す共重合体を生
成せしめる。
本発明の組成物は、エンジニアリング熱可塑性樹脂の成
形に関する公知の方法の何れによっても有用な製品に成
形可能であり、特に押出及び射出成形が挙げられる。更
に、例えば補強材、難燃剤、顔料、染料、安定剤、離型
剤、耐衝撃性改良剤等の添加剤を有効量で含む様に配合
され得る。補強材としては、1乃至40mm%あるいは
それ以上、好ましくは5乃至30重量%の量のガラス・
ファイバー、アスベスト、ウオラストナイト等が挙げら
れ、特に好ましいのはガラスである。耐衝撃性改良剤は
、一般的にアクリレート及びアリーレニトの共重合体の
それ自体又はコアーシェルグラフト体を含む。組成物中
の共重合体100重量部あたり一般的に2,5乃至25
部、最も普通には5乃至10部の量のエチレン/エチル
アクリレート、メチルメタクリレート/ブチルアクリレ
ートが代表的な耐衝撃性改良剤である。
好適な実施態様の説明 以下の実施例は、本発明を例証している。これらは、ど
の様な意味においても特許請求の範囲に記載された事項
を限定するものと解釈されるべきではない。
実施例1 登録商標レキサン(LEXANR)101のポリ (ビ
スフェノール−Aカーボネート)75部と、  イース
トマン・ケミカル・プロダクツ(Eastman Ch
emical Products)から入手可能な登録
商標テナイト(Teni teR)7352のポリ(エ
チレンテレフタレート)PET25部の混合物が、ハー
グ(Ilaakc)混合ボール中で90回転/分、溶融
温度270℃で溶融混合された。0.0596のベンゼ
ンホスフィン酸ナトリウム(S B P)触媒を加えた
同様の試料が、同様に混合された。触媒を含む混合物は
急速に相互重合し3分間以内で118°Cの単一のTg
の共重合体を生成した。触媒を含まない混合物は、1時
間混合した後でも未だに76℃と136°Cの2つのT
gを示した。前者の材料は、エチレンテレフタレート単
位のビスフェノール−Aテレフタレート単位に対する比
率か20;1より大であった。
実施例2〜4 テトラオクチルチタネート、酸化マグネシウム及び酸化
亜鉛の触媒と共に310℃の温度が用いられた以外は、
実施例1の方法に従って混合物及び触媒が処理された。
組成及び特性が、表1に示されている。
表1 ポリカーボネート/ポリ エステル共重合体 実施例           2 3 4組成(重量部
) ポリ (ビスフェノール −Aカーボネート)   80  75  75ポリ(
エチレンテレフタ レート)b20  25  25 触媒 チタン酸テトラオクチル 0.3  −−  −−酸化
マグネシウム     −0,5−。
酸化亜鉛         −−−−0,5特性 加熱時間 (分)         10  10  30部g 
 (’C)         122 119 118
a登録商標レキサン101、ゼネラルエレクトリック・
カンバニイ、 b ’11LA商4gハa ツクス(VALOXR) 
295、ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ。
これらの結果は、単一のガラス転移温度を有する共重合
体をもたらす触媒作用による急速な重合がなされたこと
を示している。
実施例5 ゼネラル・エレクトリック・カンバニイの登録商標レキ
サン101のポリカーボネート80部、イーストマン・
ケミカル・プロダクツから入手可能な登録商標テナイト
7352のPET2O部及びベンゼンホスフィン酸ナト
リウム(SBP)0゜05%の混合物が、ウエルナ一−
フライダラー(Werner−Pfleiderer、
WP)の30mm二軸押出機により溶融温度260℃、
150回転/分で押出された。単一のTg(123℃)
の材料が得られた。
錯乱防止剤として樹脂100部あたり0.2部のフェニ
ルホスホン酸が加えられ、そして組成物が再度押出され
た。次いで共重合体が射出成形され、物理的特性が測定
された。この成形品の特性が、以下に示されている。
Tg            123℃熱変形温度  
  215”F 102℃比重       1.22
G 引張弾性係数   413,000 psi実施例6 登録商標レキサン101のポリカーボネート90部、登
録商標バロックス315のポリ(l、4−ブチレンテレ
フタレート)10部とベンゼンホスフィン酸ナトリウム
(SBP)0.01部の混合物がWPの30mm二輔押
出機により溶融温度260℃、150回転/分で押出さ
れて、130℃の単一のTgを有する単一の材料が得ら
れた。滞留時間は、約1分間であった。SBPを含まな
い同一のポリカーボネートとPBTの90/10混合物
は、139℃と48℃の2つのTgのブレンドを生成せ
しめた。共重合体は、次いで触媒を失活させるために樹
脂100部あたり0. 2部のフェニルホスホン酸と共
に押出された。共重合体が射出成形され、物理的特性が
以下のとおりに測定された。
Tg  (’C)            130ノツ
チ付アイゾツトft−1b/in  2.0熱変形温度
、2G4psi      105実施例7〜9 ポリカーボネート(登録商標レキサン101)とPBT
 (登録商標バロックス315)の組成割合を変えた以
外は、実施例6に規定された加工法を用いて共重合体が
調製され、これらの固有粘度が重量比60/40のフェ
ノール−テトラクロロエタン中で30℃で測定された。
組成及び固有粘度が、表2に示されている。
表2 ポリカーボネート/ポリ ポリ (ビスフェノール −Aカーボネーh    93  90  80ポリ(
1,4−ブチ1 ンテレフタレート)    7  10  20ベンゼ
ンホスフイン酸 ナトリウム      、OL  、01. .01特
性 Tg  (’C)          135 130
 110実施例1〇二15 実施例6の方法を用い、但しポリカーボネート及びポリ
(ブチレンテレフタレート)の分子量を変えて共重合体
が調製され、そしてこれらの固有粘度が60/40のフ
ェノール/テトラクロロエタン(TCE)中で測定され
た。組成及び特性が表3に示されている。
組成(重量部) ポリ (ビスフェノール 一へカーボネート) 高分子量等級      90   90   −  
 −−   −中分子量等級      −−9090
−−低分子量等級      −−−−9090ポリ(
ブチレンテレフタ レート) 高分子量等級’10−10−10   −低分子量等級
      −10−10−10特性 固有粘度(1,V、)(di/g)    0.83 
 0.87  0.59  0.63  0.53  
0.59a登録商標レキサン101、ゼネラル・エレク
トリック争カンパニイ、クロロホルム中で1. V、 
−0,58、 b登録商標レキサン141、ゼネラル・エレクトリック
・カンパニイ、クロロホルム中で1. V、 −0,5
3、 C登録商標レキサン121、ゼネラル・エレクトリック
・カンバニイ、クロロホルム中で1. ■、 =mQ、
 48、 d登録商標バロックス295、ゼネラル・エレクトリッ
ク・カンパニイ、60/40のフェノール/TCE中で
1. V、 −1,10、 e登録商標バロックス315、ゼネラル・エレクトリッ
ク・カンパニイ、フェノール/TCE中テI、 V、 
−0,78゜ 本発明に係る共重合体が、かくして得られた。
本発明に従って製造される製品が従来技術によって製造
された製品と異なるということを実証するために、比較
実験が行なわれた。
ゼネラル・エレクトリック・カンバニイからの登録商標
レキサン101のポリカーボネート75部とイーストマ
ン・ケミカル・プロダクツから入手可能な登録商標テナ
イト7352のPET25部から、ディー・ダブリュー
・フォックス・ビー・ニー◆カダク及びリュー・ビー・
スタール・ジュニアの米国特許第4,367.317号
明細書の方法に従い窒素払拭下でポリカーボネートPE
T共重合体が調製された。共重合体(比較例Aで示され
る)の量が、前述の13CNMRを用いて計算された。
前記実施例5に従って、ゼネラル・エレクトリック・カ
ンバニイからの登録商標レキサン101のポリカーボネ
ート75部、イーストマン・コダック・カンバニイから
入手可能な登録商標テナイト7352のPE725部及
びベンゼンホスフィン酸ナトリウム(SBP)O,−0
5%からポリカーボネート(PC)−PET共重合体が
調製された。共重合体のff1(実施例5)が、+3C
NMRを用いて計算された。結果が表4に示されている
ポリエステル。
ポ リカーボネート BPAポリカーボネート 調製法  組成(phr)  アリ−レートカルボニル
の比率比較例A   25   75      10
            1実施例5   25   
75      30            1実施
例16 (a)登録商標レキサン101のポリ(ビスフェノール
−へカーボネート)90部、登録商標バロックス315
のポリ(1.4−ブチレンテレフタレート)10部及び
ベンゼンホスフィン酸ナトリウム0.01部の混合物が
、ウエルナー−フライダラーの30mrs二軸押出機に
より溶融温度260℃、150回転/分で押出され、1
30℃の単一のTgををする共重合体が得られた。
(b)工程(a)の共重合体に、次いでフェニルホスホ
ン酸を0.  2部、そしてエチレン−エチルアクリレ
ート共重合体20重量部とゴム状ブチルアクリレート・
コア及びメチルメタクリレート熱可塑性シェルを有する
コアーシェルグラフト共重合体[ローム・アンド・ハー
ス(Rohm & 1laas)社製、登録商標アクリ
ロイド(Acrylojd R) K月−330]80
重量部とからなる耐衝撃性改良剤を樹脂100重量部あ
たり7.5重量部加えて再度押出を行なった。実施例1
7〜23のあとの表に示された特性を有する、本発明の
耐衝撃性が改良された組成物が得られた。
実施例17〜23 異なる■及び種類の耐衝撃性改良剤を用い、異なる比率
で調製された共重合体を使って、実施例16の方法が繰
り返された。使用された配合組成、並びに標準的な方法
による成形並びに試験の結果が、表5に示されている。
実施例24.25 (a)ポリ (ビスフェノール−Aカーボネート)、ポ
リ(エチレンテレフタレート)及びベンゼンホスフィン
酸ナトリウムの混合物が、30mmウニルナ−−フライ
ダラー二軸押出機により溶融温度260℃で押出され、
本発明に係る単一のTgの共重合体が得られた。
(b)工程(a)に従って調製された共重合体が、フェ
ニルホスホン酸0.2部及び耐衝撃性改良剤組成物7.
5部と共に再度押出された。部品が成形され、そして標
準的な方法に従って試験された。使用された配合組成及
び得られた結果が、表6に示されている。
実施例                   242
5組成(重量部) カーボネー))               75 
    80ポリ(エチレンテレフタレート)    
    25     20ベンゼンホスフイン酸ナト
リウム      0.05    0.05フエニル
ホスホン酸            0.2    0
.2特性 ノツチ付アイゾツト衝撃、rt、lbs/In、   
  12.4    12.5熱変形温度、”F、 a
t 264 psi         223    
230ダイナタツプ、総エネルギー、ft、/Ib、 
   25.8     35引張伜性係数、psi 
           320.000  317.0
00引張強さ、psl               
 9,700   8.450曲げ弾性係数、psi 
            350.000  340.
000曲げ強さ、psi              
 14.000   14.000a 実施例16参照 実施例26〜30 (a)ポリカーボネート90部とポリ (1,4−ブチ
レンテレフタレート)10部の共重合体が、実施例16
の工程(a)の方法によって調製された。
(b)この共重合体が、フェニルホスホン酸、ガラス・
ファイバー及び1つの例においては実施例16の工程(
b)のKM330/EEA耐衝撃性改良剤と共に再度押
出された。使用された配合組成及び得られた結果が、表
7に示されている。
実施例           26    27   
 28    29    30組成(重n部) フェニルホスホン酸     、2    .2   
 .2    .2    .2特性 曲げ弾性係数、ps+      320.000 4
51.000 539.000  B2[i、OOO5
17,000熱変形温度、264 ps1℃  105
   115   115   115   115本
発明に係る補強された組成物及び補強されかつ耐衝撃性
が改良された組成物が、この様にして得られた。
実施例31〜34 ポリ(ビスフェノール−Aカーボネート)に対してポリ
エステルカーボネート、そして2つの例においてポリ(
1,4−ブチレンテレフタレート)に対してポリ(エチ
レンテレフタレート)を代りに用いた以外は、実施例1
6の方法に従って共重合体が調製された。ポリエステル
カーボネートは、ビスフェノール−Aカーボネート13
重量%、ビスフェノール−Aイソフタレート83重量%
及びビスフェノール−Aテレフタレート4重量%を含む
単位から成る。この1.V、は0.56であり、Tgは
180℃である。使用された配合組成及び得られた1、
 V、及びTgが、表8に示されている。
実施例           31    32   
 83    34組成(重量部) ポリエステルカーボネート  90    80   
 90    110ホスフイン酸ナトリウム  、0
1    、ot     、ot    、ot特性 固有粘度、dlノ&       、64   .89
   .55   .56部g、、 ’C,15313
5154144これらは、それ自体で成形可能であり、
あるいは前述した様に補強されそして耐衝撃性が改良さ
れ得る。
以上詳細に記載された事項は、当該技術分野の熟達者に
とって多くの変形例を示唆している。例えば、ポリ(ア
ルキレンアリ−レート)としてポリ(エチレンテレフタ
レート)又はポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)
の代りに、例えばポリ (シクロヘキサンジメタツール
テレフタレート)等の他の化合物を代用し得る。フェニ
ルホスホン酸の代りに、メタリン酸、トリメシン酸及び
ピロメリト酸が失活剤として使用され得る。難燃剤、ク
レー、マイカ、顔料及び着色剤等の従来からの添加剤が
、従来からの量で添加され得る。上記変形例の全てが、
特許請求の範囲に意図された範囲に含まれる。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高分子量ポリ(アルキレンアリーレート)とポリ
    (二価フェノールカーボネート)又はポリ(二価フェノ
    ールアリーレート/カーボネート)から選ばれる高分子
    量ポリカーボネートとの前者の高分子量ポリ(アルキレ
    ンアリーレート)が1パーセント乃至40パーセントで
    後者の高分子量ポリカーボネートが99パーセント乃至
    60パーセントの割合の共重合体であって、単一のガラ
    ス転移温度を有し、実質的にポリ(アルキレンアリーレ
    ート)ホモポリマーの含有成分を有さず、且つアルキレ
    ンアリーレート結合の二価フェノールアリーレート結合
    に対する比率が実質的に約201以上である共重合体。
  2. (2)ポリ(アルキレンアリーレート)が高分子量ポリ
    (エチレンテレフタレート)である特許請求の範囲第1
    項記載の共重合体。
  3. (3)ポリ(アルキレンアリーレート)が高分子量ポリ
    (1、4−ブチレンテレフタレート)である特許請求の
    範囲第1項記載の共重合体。
  4. (4)ポリ(アルキレンアリーレート)が高分子量ポリ
    (1、4−シクロヘキサンジメタノールテレフタレート
    )である特許請求の範囲第1項記載の共重合体。
  5. (5)ポリ(エチレンテレフタレート)が少なくとも約
    0.5dl/gの固有粘度を有する特許請求の範囲第2
    項記載の共重合体。
  6. (6)ポリ(1、4−ブチレンテレフタレート)が少な
    くとも約0、5dl/gの固有粘度を有する特許請求の
    範囲第3項記載の共重合体。
  7. (7)ポリ(1、4−シクロヘキサンジメタノールテレ
    フタレート)が少なくとも約0.50dl/gの固有粘
    度を有する特許請求の範囲第4項記載の共重合体。
  8. (8)ポリ(二価フェノールカーボネート)がポリ(ビ
    スフェノール−Aカーボネート)で、あるいはポリ(二
    価フェノールアリーレート/カーボネート)がポリ(ビ
    スフェノール−Aイソーテレフタレートカーボネート)
    であり、何れも少なくとも約0、5dl/gの固有粘度
    を有する特許請求の範囲第1項記載の共重合体。
  9. (9)高分子量ポリ(アルキレンアリーレート)とポリ
    カーボネートとの割合が前者の高分子量ポリ(アルキレ
    ンアリーレート)が2パーセント乃至25パーセント、
    後者のポリカーボネートが75パーセント乃至98パー
    セントの割合である特許請求の範囲第1項記載の共重合
    体。
  10. (10)更に有効量の耐衝撃性改良剤を含む特許請求の
    範囲第1項記載の共重合体。
  11. (11)更に有効量の補強剤を含む特許請求の範囲第1
    項記載の共重合体。
  12. (12)高分子量ポリ(アルキレンアリーレート)とポ
    リ(二価フェノールカーボネート)又はポリ(二価フェ
    ノールアリーレート/カーボネート)から選ばれる高分
    子量ポリカーボネートとの前者の高分子量(ポリアルキ
    レンアリーレート)が1パーセント乃至40パーセント
    で後者の高分子量ポリカーボネートが99パーセント乃
    至60パーセントの割合の混合物を、溶融状態で245
    ℃乃至315℃の温度で0.1分〜40分の時間塩基性
    触媒の存在下で反応せしめて単一のガラス転移温度を有
    し、実質的にポリ(アルキレンアリーレート)ホモポリ
    マーの含有成分を有さず、且つアルキレンアリーレート
    結合の二価フェノールアリーレート結合に対する比率が
    実質的に約20:1以上である共重合体を得、そしてし
    かる後に前記溶融混合物にリン化合物及びカルボン酸か
    ら選ばれる酸性安定剤の有効量を加える高分子量共重合
    体の製造法。
  13. (13)酸性安定剤が有機亜リン酸エステル、メタリン
    酸、アリールホスフィン酸及びアリールホスホン酸から
    選ばれる特許請求の範囲第12項記載の高分子量共重合
    体の製造法。
  14. (14)ポリ(アルキレンアリーレート)が高分子量ポ
    リ(エチレンテレフタレート)である特許請求の範囲第
    12項記載の高分子量共重合体の製造法。
  15. (15)ポリ(アルキレンアリーレート)が高分子量ポ
    リ(1、4−ブチレンテレフタレート)である特許請求
    の範囲第12項記載の高分子量共重合体の製造法。
  16. (16)ポリ(アルキレンアリーレート)が高分子量ポ
    リ(1、4−シクロヘキサンジメタノールテレフタレー
    ト)である特許請求の範囲第12項記載の高分子量共重
    合体の製造法。
  17. (17)ポリ(エチレンテレフタレート)が少なくとも
    約0.5dl/gの固有粘度を有する特許請求の範囲第
    14項記載の高分子量共重合体の製造法。
  18. (18)ポリ(1、4−ブチレンテレフタレート)が少
    なくとも約0、50dl/gの固有粘度を有する特許請
    求の範囲第15項記載の高分子量共重合体の製造法。
  19. (19)ポリ(1、4−シクロヘキサンジメタノールテ
    レフタレート)が少なくとも約0.50dl/gの固有
    粘度を有する特許請求の範囲第16項記載の高分子量共
    重合体の製造法。
  20. (20)ポリ(二価フェノールカーボネート)がポリ(
    ビスフェノール−Aカーボネート)で、あるいはポリ(
    二価フェノールアリーレート/カーボネート)がポリ(
    ビスフェノール−Aイソーテレフタレートカーボネート
    )であり、何れも少なくとも約0.45dl/gの固有
    粘度を有する特許請求の範囲第12項記載の高分子量共
    重合体の製造法。
  21. (21)高分子量ポリ(アルキレンアリーレート)とポ
    リカーボネートとの割合が前者の高分子量ポリ(アルキ
    レンアリーレート)が25パーセント乃至2パーセント
    、後者のポリカーボネートが75パーセント乃至98パ
    ーセントの割合である特許請求の範囲第12項記載の高
    分子量共重合体の製造法。
  22. (22)触媒が混合物の約0.0005乃至約0.5重
    量%である特許請求の範囲第12項記載の高分子量共重
    合体の製造法。
  23. (23)塩基性触媒がアリールホスフィン酸の塩から成
    る特許請求の範囲第12項記載の高分子量共重合体の製
    造法。
  24. (24)塩がベンゼンホスフィン酸ナトリウムである特
    許請求の範囲第23項記載の高分子量共重合体の製造法
  25. (25)特許請求の範囲第12項記載の方法で製造され
    た共重合体。
  26. (26)酸性安定剤が有機亜リン酸エステル、メタリン
    酸、アリールホスフィン酸及びアリールホスホン酸から
    選ばれる特許請求の範囲第25項記載の共重合体。
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