JPS63213121A - 光メモリ装置の情報再生装置 - Google Patents

光メモリ装置の情報再生装置

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JPS63213121A
JPS63213121A JP4634187A JP4634187A JPS63213121A JP S63213121 A JPS63213121 A JP S63213121A JP 4634187 A JP4634187 A JP 4634187A JP 4634187 A JP4634187 A JP 4634187A JP S63213121 A JPS63213121 A JP S63213121A
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茂己 前田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光磁気ディスク等の光記録媒体にレーザ光な
どの光ビームを照射して情報の再生を行う光メモリ装置
の情報再生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
(a)光メモリ装置の概要 光メモリ装置の一つである光磁気ディスクメモリ装置は
、膜面に垂直な方向に磁化容易軸をもつ磁性膜を記録媒
体とし、これにレーザビームを照射して記録、再生又は
消去を行う装置である。以下にこの光磁気ディスクメモ
リ装置の記録、再生メカニズムを簡単に説明する。
光磁気ディスクメモリ装置において記録媒体として用い
る光磁気ディスク1は、第9図及び第10図に示すよう
に、分離層2によって分離されたA面3及び8面4から
なる2面の磁性膜を有するものがあり、このA面2及び
8面3に対して個別に記録、再生又は消去を行うことが
できる。ただし、通常、この両面はイニシャル時に同一
方向に磁化されているので、記録、再生又は消去の際に
照射するレーザビーム6に対しては、A面3とB面4と
で磁化の方向が逆方向になる。
記録時には、外部よりイニシャル時の磁化と逆方向のバ
イアス磁場H6を印加した状態で、対物レンズ5によっ
て直径が1μm程度に集光されたレーザビーム6を、磁
性膜であるA面3又は8面4に照射する。すると、記録
信号に応じて強度変調されたレーザビームのうち強い光
に照射された部分の温度が局所的に上昇し保磁力が減少
するので、第9図及び第10図に示すように、磁化の向
きが反転した記録マーク7がバイアス磁場H,によって
形成され、これによって情報を記録することができる。
再生時は、A面3又は8面4に記録時よりも弱い光量で
直線偏光のレーザビーム6を照射する。
すると、このレーザビーム6の反射光は、反射面の磁化
の状態により磁気光学効果(カー効果)に基づく偏光面
の傾きを生じる。従って、この偏光面の傾きを検光子で
検波して光の強弱に変え、それを光検出器で検出すれば
、記録マーク7を検出することができ、これによって記
録された情報が再生される。この場合、第9図及び第1
0図に示すように、A面3と8面4とでは、記録マーク
7の磁化の方向が逆になるので、再生信号の極性も逆に
なる。
この光磁気ディスク1に記録される情報は、一般には、
第11図に示すように、セクタの始点を示すセクタマー
ク及びアドレス部を含む同期信号部8と、実際の情報か
らなる実データ部9とが一組となって並んだデータ列に
よって構成されている。
(b)光メモリ装置の情報再生装置の従来技術上記光磁
気ディスクメモリ装置における従来の情報再生装置11
を第12図に基づいて説明する。
光学ヘッド12は、検光子及び光検出器からなり、光磁
気ディスク1に記録された情報を再生信号101として
再生する。この再生信号101は、増幅器13で増幅さ
れて再生信号102となり、さらに波形処理回路14に
送られ波形処理を受けて再生信号103となる。このよ
うにして検出された再生信号103は、比較器15の一
方の入力と比較電圧発生回路16とに送られる。比較電
圧発生回路16に送られた再生信号103は、比較電圧
104に変換されて、比較器15の他方の入力に送られ
る。
この比較電圧発生回路16は、ローパスフィルタによる
ものと、包路線検波回路によるものとがある。ローパス
フィルタを用いたものは、第13図に示すように、比較
電圧発生回路16に送られた再生信号103がローパス
フィルタ17を通って比較電圧104に変換される。包
路線検波回路を用いたものは、第14図に示すように、
比較電圧発生回路16に送られた再生信号103が、正
方向のピークホールド回路18及び負方向のピークホー
ルド回路19に入力される。これらのピークホールド回
路18・19からの出力は、加算器20に送られて加算
され、掛算器21を通って1/2倍され、さらにローパ
スフィルタ22を通って比較電圧104として出力され
る。
比較器15では、入力された再生信号103と比較電圧
104とを比較してデジタル信号105を出力する。こ
のデジタル信号105は、情報再生装置11の出力信号
として第16図に示すPLL回路23 (位相同期ルー
プ)に送られる。PLL回路23は、デジタル信号10
5に位相が同期したクロック信号を出力して信号の復調
を行う。
上記情報再生装置11における各信号の波形を説明する
。第15図は、光学ヘッド12が光磁気ディスク1を未
記録領域から記録済領域に互って再生した場合を示す。
未記録領域再生時、再生信号103は、光磁気ディスク
1のA面3又は8面4におけるイニシャル時の磁化の方
向に応じたDC(直流)成分のみの信号となる。このた
め、比較電圧104も略同じ信号となり、比較器15か
ら出力されるデジタル信号105は、ランダム的なノイ
ズ信号となる。記録済領域再生時では、再生信号103
は、記録マーク7に対応した信号となり、第15図の場
合は正弦波状に出力される。
比較電圧104は、定常状態では、この正弦波状の再生
信号103のDC成分(破線で示す)に−致し、比較器
15から出力されるデジタル信号105は、デユーティ
の等しいパルス信号となる。
しかしながら、光学ヘッド12が記録済領域に移った直
後では、比較電圧104が正弦波状の再生信号103の
DC成分に漸近する過渡特性を示すので、比較器15か
ら出力されるデジタル信号105は、この過渡状態の期
間、デユーティのずれたパルス信号となる。
(C)光メモリ装置の情報記録、再生、消去のタイミン
グ制御の概要 従来の記録、再生、消去のタイミング制御の方法を第1
6図を用いて説明する。上記構成の情報再生装置11が
出力するデジタル信号105は、前述のようにPLL回
路23に送られるとともに、同期検出回路24にも送ら
れる。同期検出回路24は、デジタル信号105からセ
クタマーク等を検出し、セクタ単位の同期検出信号10
6を出力する。同期検出回路24が出力する同期検出信
号106は、タイミング制御回路25に送られる。タイ
ミング制御回路25では、同期検出信号106に基づい
て、記録タイミング信号107及び消去タイミング信号
108を情報記録消去装置26に送り、再生タイミング
信号109を情報再生装置11に送る。
ところが、この従来のタイミング制御の方法では、同期
検出信号106だけを基準にしてタイミング制御を行っ
ているので、同期検出信号106にエラーが生じたとき
に、タイミング制御が正しく行われな(なり、記録、再
生、消去の信頼性が失われることがあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の情報再生装置11が出力するデジタル信号105
をPLL回路23にそのまま送ると、未記録領域を再生
する際に発生するランダム的なノイズ信号にこのPLL
回路23が応答する虞れがあり、また、記録済領域の再
生に移った直後の過渡状態で発生するデユーティのずれ
た信号によりPLL回路23の引き込み動作の信頬性が
損なわれるという問題点が生じていた。
さらに、このデジタル信号105を同期検出回路24に
そのまま送ると、未記録領域を再生する際に発生するラ
ンダム的なノイズ信号によりこの同期検出回路24が過
って同期検出する場合があり、また、記録済領域の再生
に移った直後の過渡状態で発生するデユーティのずれた
信号により同期検出回路24の同期検出が行えな(なる
という問題点も生じていた。
尚、ここでは、光メモリ装置として光磁気ディスクメモ
リ装置を例に挙げたが、その他の追記型の光メモリ装置
等においても同様の問題点が生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る光メモリ装置の情報再生装置は、上記問題
点を解決するために、光記録媒体上の記録情報を光学ヘ
ッドで再生した再生信号と、この再生信号から得た比較
電圧とを比較して、記録情報をデジタル信号として取り
出す光メモリ装置の情報再生装置において、光記録媒体
上の未記録領域再生時と記録済領域再生時とを区別して
検出する記録領域検出手段と、この記録領域検出手段が
未記録領域再生時を検出している間だけ、再生信号から
得た比較電圧を記録済領域再生時の比較電圧に接近する
側に所定レベルだけシフトさせるための所定電圧を加え
る加算手段とを設けたことを特徴としている。
〔作 用〕
光記録媒体は、光磁気ディスクやその他の追記型の光デ
ィスク、光カード等から構成される。この光記録媒体上
の記録情報は、レーザビーム等を用いた光学ヘッドによ
り再生信号として再生される。この再生信号は、ローパ
スフィルタ又は包絡線検波器等を通すことに、、より比
較電圧となる。即ち、再生信号のDC成分や振幅の平均
レベル等が比較電圧となる。この比較電圧と再生信号と
を比較器に入力して比較すると、再生信号のレベルが比
較電圧より高いか低いかによって2値のパルス状のデジ
タル信号が得られる。このデジタル信号をPLL回路等
に入力すれば、記録情報を復調することができる。
記録領域検出手段は、再生信号における振幅の有無の判
断等の方法により、未記録領域再生時か記録済領域再生
時かを検出することができる。記録領域検出手段が記録
済領域再生時であることを検出している間は、情報再生
装置が上記動作により正常に記録情報を取り出すことが
できる。記録領域検出手段が未記録領域再生時であるこ
とを検出すると、加算手段が働いて所定電圧が加えられ
、この未記録領域再生時における比較電圧が記録済領域
再生時の比較電圧に接近する側に所定レベルだけシフト
される。加算手段は、比較電圧に直接所定電圧を加える
他、比較電圧を得るための再生電圧に予め所定電圧を加
えるようにしてもよい。比較電圧が所定レベルだけシフ
トすると、この比較電圧と再生信号とを比較器で比較し
た際に、高低いずれか一方のレベルの信号のみが出力さ
れ、従来のようにランダム的なノイズ信号が出力される
ということがなくなる。また、光学ヘッドが光記録媒体
の未記録領域から記録済領域に移った場合、未記録領域
再生時の比較電圧が予め記録済領域再生時における比較
電圧に近づく側にシフトしているので、比較電圧の過渡
状態の期間を従来の場合に比べ短縮することができ、比
較器は短時間にデユーティの等しいデジタル信号を出力
できるようになる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図乃至第8図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。なお、「従来の技術」の項で
説明したものと同一の機能を有する構成部材には、同じ
符号を付する。
本実施例の光磁気メモリ装置における情報再生装置11
は、第1図に示すように、光磁気ディスクl上の記録情
報を再生する光学へラド12の出力を増幅器13に接続
し、この増幅器13の出力を波形処理回路14に接続し
、この波形処理回路14の出力を比較器15の一方の入
力に接続している。また、波形処理回路14の出力は、
比較電圧発生回路16にも接続し、この比較電圧発生回
路16の出力を比較器15の他方の入力に接続している
。さらに、増幅器13の出力は、記録領域検出回路27
にも接続し、この記録領域検出回路27の出力は、比較
電圧発生回路16の一方の制御入力に接続している。
次に、上記の情報再生装置11の動作を説明する。光磁
気ディスク1上の記録情報を光学へラド12で再生する
ことによって得た再生信号101は、増幅器13で増幅
されて再生信号102となり、波形処理回路14で波形
処理を施されて再生信号103となる。また、増幅器1
3がらの再生信号102は、波形処理回路14に送られ
る他に、記録領域検出回路27にも送られて記録済領域
再生時であるか未記録領域再生時であるがの検出が行わ
れる。波形処理回路14から出力される再生信号103
は、比較器15の一方の入力に送られる他に、比較電圧
発生回路16に送られて比較電圧104に変換される。
この比較電圧発生回路16は、再生信号103を比較電
圧104に変換するために、一方の制御入力に記録領域
検出回路27からの記録領域信号111を入力する他に
、他方の制御入力に、図外の記録面認識装置からの面信
号110が入力される。この面信号110は、光磁気デ
ィスク1のA面3を再生しているのか8面4を再生して
いるのかを知らせる信号である。比較電圧発生回路16
から出力される比較電圧104は、比較器15の他方の
入力に送られる。
比較器15では、それぞれに入力された再生信号103
と比較電圧104とを比較して、2値のパルス状のデジ
タル信号105を出力する。このデジタル信号105は
、情報再生装置11の出力となる。また、記録領域検出
回路27から比較電圧発生回路16に送られる記録領域
信号111は、情報再生装置11の外部にも制御信号と
して出力される。なお、記録領域検出回路27へは、再
生信号102の代わりに波形処理回路14からの再生信
号103を入力してもよい。
記録領域検出回路27の具体例を第2図に基づいて説明
する。記録領域の検出は、再生信号102等の振幅の大
きさを調べ、この振幅がある程度以上大きい場合には記
録済領域再生時であり、この振幅が小さい場合には未記
録領域再生時であると判断することにより行うことがで
きる。増幅器13からこの記録領域検出回路27に送ら
れた再生信号102は、まず、バッファ28を介して、
正方向のピークホールド回路29と負方向のピークホー
ルド回路30に送られる。これらのピークホールド回路
29・30は、共にダイオードD1コンデンサC及び演
算増幅器から構成され、ダイオードDの向きを変えるこ
とにより、それぞれ正方向及び負方向のピーク値をホー
ルドしてその値を出力できるようになっている。これら
のピークホールド回路29・30の出力は、差動回路3
1に送られ、振幅比較回路32に送られる。この差動回
路31は、各抵抗と演算増幅器とで構成され、各ピーク
ホールド回路29・30の出力値の差の大きさを振幅信
号112として出力する。この振幅信号112は、再生
信号102の振幅の大きさを示し、記録済領域再生時に
はこれがある程度大きくなる。振幅比較回路32では、
定電圧v0を可変抵抗で分圧した所定電圧113とこの
振幅信号112とを比較して、記録領域の検出を行い、
この結果を記録領域信号111として出力する。この振
幅比較回路32からの記録領域信号111は、記録領域
検出回路27の出力となる。なお、差動回路31の後に
ローパスフィルタを介入させて振幅信号112を平滑化
してから、振幅信号112を振幅比較回路32に入力す
るようにしてもよい。
この記録領域検出回路27における各部の信号波形を第
3図に基づいて説明する。この記録領域検出回路27の
入力である再生信号102は、未記録領域ではほぼDC
成分のみとなり、記録済領域では振幅の激しい信号とな
る。振幅比較回路32では、再生信号102の振幅の大
きさである振幅信号112が記録済領域再生時のみ所定
電圧113を超える出力となる。このため、記録領域検
出回路27の出力である記録領域信号121は、記録済
領域再生時にのみ高いレベルの信号を出力することがで
きる。ただし、未記録領域に移った直後は、ピークホー
ルド回路29・30におけるコンデンサCの放電時間だ
け記録領域信号111が高いレベルを維持することにな
るが、この場合にはほとんど問題は生じない。
なお、本実施例では記録領域検出手段として、DC増幅
器による記録領域検出回路27を用いたが、これに限ら
ずAC増幅器によることも可能である。
比較電圧発生回路16の一例を第4図に基づいて説明す
る。この比較電圧発生回路16は、波形処理回路14か
らの出力が、加算器3−3の一方の入力に接続し、この
加算器33の出力がローパスフィルタ17に接続し、こ
のローパスフィルタ17の出力が比較器15の他方の入
力に接続している。この比較電圧発生回路16の動作を
説明すると、波形処理回路14からの再生信号103は
、加算器33の一方の入力に送られる。この加算器33
の他方の入力には、正方向の所定電圧115又は負方向
の所定電圧116がスイッチ回路35及び36を介して
送り込まれる。正方向の所定電圧115は、定電圧+v
0を抵抗で分圧して得る。また、負方向の所定電圧11
6は、定電圧−voを抵抗で分圧して得る。正方向の所
定電圧115を送るか、負方向の所定電圧116を送る
かは、スイッチ回路35の切り換えによって決まる。ス
イッチ回路35の切り換えは、図外の記録面認識装置か
らの面信号110によって行われ、A面3再生の際は正
方向の所定電圧115側に切り換わり、8面4再生の際
は負方向の所定電圧116側に切り換わるようになって
いる。スイッチ回路36は、スイッチ回路35によって
選択された正方向の所定電圧115又は負方向の所定電
圧116を加算器33の他方の入力に送るかどうかを定
める。このスイッチ回路36の決定は、記録領域検出回
路27からの記録領域信号111によって行われ、未記
録領域再生時にのみこのスイッチ回路36を閉じて、正
方向の所定電圧115又は負方向の所定電圧116を加
算器33に送り込むようになっている。上記のように構
成された比較電圧発生回路16は、A面3の未記録領域
再生時には正方向の所定電圧115が加算器33によっ
て再生信号103に加算されて再生信号103′となる
ので、ローパスフィルタ17から出力される比較電圧1
04は、本来よりも正寄りになる。なお、8面4の未記
録領域再生時には、比較電圧1゜4が本来より負寄りに
なり、いずれにしても、記録済領域再生時の比較電圧1
04に近づく方にシフトする。
比較電圧発生回路16の他の回路例を第5図に基づいて
説明する。この比較電圧発生回路16は、ローパスフィ
ルタ17に代えて包絡線検波回路34を用いている。こ
の包絡線検波回路34は、正方向のピークホールド回路
18と負方向のピークホールド回路19と加算器20と
掛算器21とで構成されている。波形処理回路14から
の再生信号103は、この包絡線検波回路34における
両ピークホールド回路18・19に送られて、まず、そ
れぞれ上下の包絡線がヰ★出きれ、これらを加算器20
で加算して掛算器21で1/2倍することにより包絡線
の中心レベルからなる比較電圧104′を検出する。こ
の比較電圧104′に、上記と同様にして加算器33で
所定電圧115又は116を加算することにより、ロー
パスフィルタ22を介して比較電圧104を得る。この
ようにして得た比較電圧104は、未記録領域再生時に
は上記と同様に、本来よりも記録済領域再生時の比較電
圧104に近づく方にシフトする。
上記比較電圧発生回路16からの比較電圧104を比較
器15に人力した場合の信号波形を説明する。A面3再
生時には、第6図に示すように、まず、未記録領域の場
合、正方向の所定電圧115が加算されて比較電圧10
4が再生信号103よりも高レベルとなり、デジタル信
号105は安定した一定の出力を得ることができる。ま
た、記録済領域に達すると、再生信号103が振幅のあ
る信号を再生するので、比較電圧104はこのDC成分
又は包絡線の平均レベルに移行しようとする。これと同
時に、記録領域検出回路27が記録済領域再生時である
ことを検出して正方向の所定電圧115の加算を取り止
める。このため、比較電圧104は、僅かな変化を行う
だけで、速やかに記録済領域再生時の値に移行すること
ができ、デユーティのずれた状態も長くは続かない。
B面4再生時には、第7図に示すように、まず、未記録
領域の場合、負方向の所定電圧116が加算されて比較
電圧104が再生信号103よりも低レベルとなり、デ
ジタル信号105は安定した一定の出力を得ることがで
きる。また、記録済領域に達すると、再生信号103が
振幅のある信号を再生するので、比較電圧104はこの
DC成分又は包絡線の平均レベルに移行しようとする。
これと同時に、記録領域検出回路27が記録済領域再生
時であることを検出して負方向の所定電圧116の加算
を取り止める。このため、比較電圧104は、僅かな変
化を行うだけで、速やかに記録済領域再生時の値に移行
することができ、デユーティのずれた状態も長くは続か
ない。
このため2、情報再生装置11が出力するデジタル信号
105に、未記録領域再生時のランダム的なノイズ信号
がなくなり、かつ、記録済領域移行時のデユーティのず
れもほとんどなくなるので、第8図に示すPLL回路2
3の引き込み動作及び同期検出回路24における同期検
出の信顛性を向上させることができる。
上記光磁気ディスクメモリ装置における記録、再生、消
去のタイミング制御を説明する。情報再生装置11から
出力されたデジタル信号105は、PLL回路23及び
同期検出回路24に送られる。PLL回路23では、デ
ジタル信号105のうち実データについての復調が行わ
れる。同期検出回路24では、デジタル信号105のう
ち同期信号を用いて同期検出が行われ、同期検出信号1
06が出力される。この同期検出信号106は、タイミ
ング制御回路25に送られる。また、情報再生装置11
からの制御出力である記録領域信号111も、このタイ
ミング制御回路25に送られる。タイミング制御回路2
5は、同期検出信号106と記録領域信号111とに基
づいて、情報記録消去装置26に対して記録タイミング
信号107及び消去タイミング信号108を送り、また
、情報再生装置11に対して再生タイミング信号109
を送る。
このように、本実施例では、同期検出信号106だけで
なく記録領域信号111によるタイミング制御を付加す
るしているので、従来の同期4禽出信号106のみによ
る制御に比べて記録、再生、消去の信頼性を向上させる
ことができる。また、たとえ同期検出信号106番こエ
ラーが生じても、記録領域信号111を用いてタイミン
グ制御を行うことが可能となる。
尚、本実施例では、光メモリ装置として光磁気ディスク
メモリ装置を例に挙げて説明したが、これに限らず追加
記録又は書き換え可能な光デイスクメモリ装置や光カー
ド等の光メモリ装置においても本発明は適用可能である
〔発明の効果〕
本発明に係る光メモリ装置の情報再生装置は、以上のよ
うに、光記録媒体上の記録情報を光学ヘッドで再生した
再生信号と、この再生信号から得た比較電圧とを比較し
て、記録情報をデジタル信号として取り出す光メモリ装
置の情報再生装置において、光記録媒体上の未記録領域
再生時と記録済領域再生時とを区別して検出する記録領
域検出手段と、この記録領域検出手段が未記録領域再生
時を検出している間だけ、再生信号から得た比較電圧を
記録済領域再生時の比較電圧に接近する側に所定レベル
だけシフトさせるための所定電圧を加える加算手段とを
設けた構成である。
これにより、情報再生装置が未記録領域再生時にランダ
ム的なノイズ信号を発することがなくなり、復調のため
のPLL回路がこの未記録領域再生時に応答したり、光
記録媒体におけるセクタ等の同期検出が過って行われる
ということがなくなる。また、記録済領域の再生に移っ
た直後にデユーティのずれたデジタル信号が出力される
期間が短くなるので、PLL回路の引き込み動作が不確
実になったり、セクタ等の同期検出が行えなくなるとい
うことがなくなる。従って、この発明の光メモリ装置の
情報再生装置は、出力するデジタル信号に基づ< PL
L回路の引き込み動作及び記録、再生又は消去のための
同期検出の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図は光磁気ディスクメモリ装置の情報再生装置
のブロック図、第2図は記録領域検出回路の回路図、第
3図は記録領域検出回路における信号波形を示す図、第
4図及び第5図はそれぞれ比較電圧発生回路を示すブロ
ック図、第6図は情報再生装置におけるA面再生時の信
号波形を示す図、第7図は情報再生装置におけるB面再
生時の信号波形を示す図、第8図は光磁気ディスクメモ
リ装置におけるタイミング制御のためのブロック図、第
9図は光磁気ディスクのA面再生時における説明図、第
10図は光磁気ディスクのB面再生時における説明図、
第11図は光磁気ディスク上の記録情報の構成を示す説
明図、第12図乃至第16図は従来例を示し、第12図
は光磁気ディスクメモリ装置の情報再生装置のブロック
図、第13図及び第14図はそれぞれ比較電圧発生回路
を示すブロック図、第15図は情報再生装置におけるA
面再生時の信号波形を示す図、第16図は光磁気ディス
クメモリ装置におけるタイミング制御のためのブロック
図である。 1は光磁気ディスク(光記録媒体)、11は情報再生装
置、12は光学ヘッド、27は記録領域検出回路(記録
領域検出手段)、33は加算器(加算手段)、102・
103は再生信号、104は比較電圧、105はデジタ
ル信号、115・116は所定電圧である。 第3図 ゲItIsよ3Aれ 第4図 第8図 L−一一一μ鱒4隻−一一一一ヨ 第11図 第12図 第13図 第14図 16’−’

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、光記録媒体上の記録情報を光学ヘッドで再生した再
    生信号と、この再生信号から得た比較電圧とを比較して
    、記録情報をデジタル信号として取り出す光メモリ装置
    の情報再生装置において、光記録媒体上の未記録領域再
    生時と記録済領域再生時とを区別して検出する記録領域
    検出手段と、この記録領域検出手段が未記録領域再生時
    を検出している間だけ、再生信号から得た比較電圧を記
    録済領域再生時の比較電圧に接近する側に所定レベルだ
    けシフトさせるための所定電圧を加える加算手段とを設
    けたことを特徴とする光メモリ装置の情報再生装置。
JP62046341A 1987-02-27 1987-02-27 光メモリ装置の情報再生装置 Expired - Fee Related JPH0823938B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61180966A (ja) * 1985-02-06 1986-08-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生装置

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