JPS6321136A - シングルフエ−サ - Google Patents

シングルフエ−サ

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JPS6321136A
JPS6321136A JP16518886A JP16518886A JPS6321136A JP S6321136 A JPS6321136 A JP S6321136A JP 16518886 A JP16518886 A JP 16518886A JP 16518886 A JP16518886 A JP 16518886A JP S6321136 A JPS6321136 A JP S6321136A
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JP
Japan
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roll
paper
air
pressure
lower roll
Prior art date
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JP16518886A
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English (en)
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JPH069898B2 (ja
Inventor
竹中 裕幸
笹重 宏晃
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、片面段ポールを連続的に製造するシングルフ
ェーサの改良に関するものである。
(従来の技術) 片面段ボールを連続的に製造するシングルフェーサの一
般的な構成は、第3図に示すように、外周表面を歯形形
状つまり段に加工された上段ロールlと、該上段ロール
1の段と咬合う段を外周表面に設けた下段ロール2と、
該下段ロール2の膜外周部に適当なニップ圧にて係合す
る圧力ロール3とを基本的なロール構成要素としており
、また上記下段ロール2には、例えば図示するように、
該ロール2内でかつ外周に接近してロール軸方向に沿う
横穴10が該ロール2の中心に関し同心円上等ピッチに
削設され、これらの横穴10はその端部において、該ロ
ール2側面に当接し摺動面を介してこれら横穴10のい
くつかに連通ずる配管系により図示しない空気吸引源に
連絡している。一方、該ロール2の周面には軸を横切る
方向に、上記各横穴10に達する深さの円周状スリット
溝11が同軸方向に適宜間隔を置いて複数条削設されて
いる。
斯かる空気吸引機構により、上記上下段ロール1.2の
咬合部に送り込まれる帯状8祇4が当該咬合部で段繰ら
れて波形に成形されて波形8紙6となり、同波形8紙6
を下段ロールの段面に密着状に吸着して下段ロール2と
圧力ロール3との係合部まで移送する作用をなす。この
移送区間において該8紙6は各段頂部に糊8が糊付ロー
ル7によって塗布され、別途、上記係合部に送り込まれ
たライナ5と共に両者は該係合部において加圧と加熱を
受けて貼合し、片面段ボール9を形成する。
さて、このような構成からなるシングルフェーサにあっ
ては、第4図に示すように上下段ロール1,2の咬合部
において8祇4を両ロールの段により波形8祇6に段繰
る際、両ロールの咬合い段間には数10kg/cnnの
大きなニップ圧が作用して、8祇4を咬込んで強く圧接
しており、また両ロールの回転に伴い咬合う段の歯面ば
8紙との間に滑りを生じて大きな摩擦力が作用する。
更に加えて、咬合い直前の歯列も8祇4との摺動接触に
よって摩擦されるため、段ロールの段が摩耗し、このた
め通常品質の8紙を使用した場合でも0.5年乃至1.
0年の間、段繰りの用に供した段ロールは取り替えるか
、あるいは段の削り直しを要するのが一般である。
この摩耗現象は8紙の品質に影響されるところが大であ
って、鉱物や天分等硬質の夾雑物を多く含む低質の8紙
を使用した場合には、段ロールの摩耗は更に顕著となり
、段ロールの耐用期間は更に短縮化して極端な例では2
乃至3ケ月の運転により使用に耐えなくなる事例も止し
ている。
上記の段ロールの摩耗現象は、8紙6を空気吸引機構に
より段面に密着状に吸着している下段ロール2に比し、
上段ロール歯の方が8紙4゜6との間に、より多くの摺
動摩擦を生ずるため、上段ロールの段の摩耗が下段ロー
ルの段に比し顕著である。
而して、これら段ロールは高価であり、削り直しによる
再生も3回程度が限度であって、以後は廃却処分を余儀
なくされており、段ロールの耐用期間の延長について業
界より有効な技術的゛解決策の出現を希求されているの
が現状である。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来のこの種シングルフェーサにあっては
、上下段ロール共にその咬合部で8紙との間で滑り、摺
動摩擦が激しく、そのため摩耗により耐用期間が限られ
、特に上段ロールは8紙を吸着する下段ロール以上に前
記摩擦による摩耗が激しく更に耐用期間が短かくなると
いう問題点を有していた。
本発明は上述の問題点に鑑みて開発されたもので、上段
ロールを使用することなしに、8紙の段繰り成形を行う
ことを目的とする新規な技術的手段を提供せんとするも
のである。
(問題点を解決するための手段) このため、本発明は外周面に段が加工された段ロール、
同段ロールに圧接可能な圧力ロール、及び前記段ロール
に近接して設けられ、段ロールに向けて空気圧を及ぼす
空気加圧機構とを具備することを構成とし、これを前述
の問題点の解決手段とするものである。
(作用) 上記の構成により、下段ロールの周面に導入された8祇
は、空気加圧機構により下段ロール周面との間に形成さ
れた高圧空気雰囲気中に進入して下段ロールの段面に押
し付けられ、かつその裏面側は下段ロール周面に設けら
れている空気吸引機構による吸引作用を受けて段面に吸
着され、両者の相乗作用により瞬時に段形状に塑性加工
され、波形の8紙6となる。
斯くて波形8紙に段繰られた8紙は、下段ロール段面に
密着状に吸着されたまま、該ロールの回転に伴って移送
され、糊付ロールによりその段頂部に糊付がなされた後
、別途導入されろライナと重ね合されて下段ロールとこ
れに係合する圧力ロールとの間で加圧と加熱を受けて貼
合され、片面段ボールとなる。
上記波形8紙の下段ロールによる吸着移送、糊付、ライ
ナとの貼合等の工程は、従来のシングルフェーサと異な
るところはない。
(実話例) 以下、本発明のシングルフェーサを1実施例に基づき図
面を参照して説明する。
第1図は本発明の実施例装置を示す側断面図であり、そ
の構成は第3図に示した従来のシングルフェーサの上段
ロール1を除けば他の構成部分は同様であるので、ここ
では重複を避けその同一部分についての詳細な説明を省
略する。
本実施例の特徴とする構成は、従来の上段ロールに代え
て、空気加圧機構12を下段ロール2に対設した点にあ
るので、これを中心に以後第2図をも含めて説明する。
さて、前記空気加圧機構12の構成は、高圧の空気を導
入するノズル本体13と、該ノズル本体13の先端側方
に下段ロール2周面に沿って延在させたシール板14と
、該シール板14の下段ロール2周面に対向する面に装
着した、該ロールの少なくとも二つの段を覆うに足る幅
寸法を有するシール材15から成る。
上記7′ズル本体13は横断面がスリット状の細長い四
角形であり、その長辺は下段ロール2のロール長さとほ
ぼ同長とし、短辺は下段ロール2の段ピツチ程度以上任
意である。
而して、その長辺方向が下段ロール2の段筋力向に沿う
ように、ノズル本体14の設置方向が設定される。上記
シール材15は8祇との摺動を考1@シて自己潤滑性の
高い材料、例えば弗素樹脂、ポリエチレン等の板材もし
くは、同等材料による被覆層とすることが好ましい。
さて、上述の構成になる空気加圧機構12を下段ロール
2の周面に8紙4の厚さ寸法相当の間隙を隔てて図示の
如く対設する。運転に当たっては、該機構12のノズル
本体13内に高圧の圧縮空気16が導入される。
ノズル本体13内に導入された高圧空気は、該本体の先
端に設けられているシール材15付シール板14により
対向する下段ロール2の周面との間に8紙4を介在させ
てほぼ気密を保つように構成されているので、漏気は比
較的少なく、該本体内は高圧雰囲気に維持されて高い静
圧を芯紙面に負荷することができる。
尚、該ノズル本体の短辺側先端のシール機構については
図示していないが、前記シール板14を下段ロール2の
端部まで延長し、その板縁に下段ロール2の段側面を覆
う摺動シール部材を該ロール側面に当接して弾装してい
る。これによって段筋力向の漏気を極力防止している。
ここで、空気加圧機構12による8紙4の段繰り作用に
ついて述べると、下段ロール2の回転に伴って図示の如
くシール板14のシール材15と段頂間に進入した8祇
4aは高圧空気16の漏れ空気圧を受けて8祇4に作用
している張力に打ち勝って図示の如く若干のたるみを生
じ、更に進んで入口側シール材15の終縁を過ぎてノズ
ル内の高圧雰囲気中に進入した段階で一気に8祇4aが
下段ロール2の段面に押し付けられ、段形状、波形の8
祇6に成形される。
一方、該8紙6の裏面側では、空気吸引機構により8紙
と段との間に存在する空気をスリット溝11を介し横穴
10内に速かに吸引しており、常時負圧となっていたた
め前記高圧雰囲気空気を加圧源とし段を金型とした8紙
の塑性加工を助勢すると共に、成形を終わった8紙6を
下段ロール2の段面に密着状に吸着し、8紙6のスプリ
ングバック7及び下段ロール2の遠心力に抗してその形
状を変化させることなく、次工程に移送する。
尚、空気加圧機構12に供給する高圧空気を、好ましく
は200℃前後の高温空気とすれば、8紙の加熱の用に
併用することもでき、8紙の塑性加工、ライナとの貼合
に有効である。
本発明は上記実施例に限定するものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々の設計的変更をなし得るこ
とは勿論である。
(発明の効果) 以上、詳細に説明した如く本発明の構成によれば、高価
な上段ロールを使用しないので、装置構造が簡略化され
、また下段ロール自体の摩耗量も低下し、その耐用期間
の延長が確保される。更に、本発明の場合、上段ロール
と下段ロールとの咬合いによる8紙の段繰り加工と異な
り、下段ロールの段を金型として空気圧により8祇を塑
性加工す北ものであるから、下段ロールの段の形状は必
ずしも咬合歯としての種々の制約を受けず、段形状の選
択の自由度が高いなど有利とする点が多い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示すシングルフェーサの側
断面図、第2図は同実施例の要部拡大断面図、第3図は
従来のシングルフェーサの側断面図、第4図は同従来装
置における上下段ロールの咬合部拡大断面図である。 図の主要部分の説明 2−下段ロール 4−・・8紙 6−波形8祇 9・−片面段ボール 1〇−横穴 11− スリフト溝 12−・空気加圧機構 13−・・ノズル本体 14・−・シール牟反 15・〜・シール材 16−高圧空気 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 外周面に段が加工された段ロール、同段ロールに圧接可
    能な圧力ロール、及び前記段ロールに近接して設けられ
    、段ロールに向けて空気圧を及ぼす空気加圧機構とを具
    備することを特徴とするシングルフェーサ。
JP61165188A 1986-07-14 1986-07-14 シングルフエ−サ Expired - Lifetime JPH069898B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61165188A JPH069898B2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14 シングルフエ−サ

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JP61165188A JPH069898B2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14 シングルフエ−サ

Publications (2)

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JPS6321136A true JPS6321136A (ja) 1988-01-28
JPH069898B2 JPH069898B2 (ja) 1994-02-09

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