JPS63211295A - 抗生物質ムレイドマイシンaおよびc - Google Patents

抗生物質ムレイドマイシンaおよびc

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JPS63211295A
JPS63211295A JP61115639A JP11563986A JPS63211295A JP S63211295 A JPS63211295 A JP S63211295A JP 61115639 A JP61115639 A JP 61115639A JP 11563986 A JP11563986 A JP 11563986A JP S63211295 A JPS63211295 A JP S63211295A
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mureidomycin
water
antibiotic
methanol
soluble
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羽石 達生
Masatoshi Inukai
犬飼 正俊
Keiko Shimizu
清水 慶子
Fujio Isono
磯野 藤男
Yoshiaki Sakaida
境田 義陽
Takeshi Kinoshita
武 木下
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新抗生物質ムレイドマイシン (Mureldomyoi、n) AおよびC1その製
造法およびそれを有効成分とする抗菌剤に関するもので
ある。本発明者らは、土壌から分離したストレプトミセ
ス属に属する5ANK60486株が、主抗生物質ムレ
イドマイシンAおよびCを生差することを・見出した。
抗生物質ムレイドマイシンAおよびCはグラム陰性Nf
i=、%にシュウトモナス スペシーズに対して強い抗
菌力を示すことから、ヒトおよび動物のこれらの細菌に
起因する疾病の予防および治療に用いられる。
抗生物質ムレイドマイシンAおよびCを主座するSAN
K604g6株の菌学的性状は次の通りである。
1、 形態学的%徴 一般的に基土菌糸は寒天培地上で分岐してよく伸長し気
菌糸は単純分岐である。胞子鎖の形態は多くのものは直
〜曲線状を示す。1胞子鎖上に形成される胞子数は多く
の場合、約10〜50個またはそれ以上が観察される。
胞子の形は楕円状であり、その大きさは(L5核、胞子
のうなどの特殊器官は観察されなかった。
2 各種培養基上の諸性質 各種培養基上で28℃、14日間培養後の性状は81!
1表に示す通りである。色調の表示は日本色彩研究新版
1標準色票1のカラーチップ・ナンバーを表わす。
第  1  表 G  余り良くない:平坦、黄味灰(1−$1−10)
シュクロース・AM  良好に形成、粉状、黄味灰(1
−11−10)硝[塩寒天 R薄黄味橙(2−口−9)
sp  産生せず グリセリン・ G  良好、隆起状、薄黄味橙(2−7
−9)アスパラギンAM   豊富に形成、粉状、薄黄
味[(2−@−4)寒天   R黄味系(4−7−11
) (I13pH)  IIF  産生ぜず培tlaの8[
114目   5ANxso4ss株のg状G 非常に
良好、平坦、明るい茶味灰(2→−リチロシン寒天 ム
M 豊富に形成、粉状、茶味白(1−8−11)(15
1F?)   R黄味系(4−7−1ンsp  産生せ
ず ペプトン・イ  G 非常に良好、しわ状、薄黄味茶(
4−8−1−ストエキス ムM 僅かに形成、白 ・鉄寒天   R薄黄味茶(6−7−1(工5ps) 
  8P  Ml生せずG 非常tcl好* 平1ji
a 薄黄味et(2−II−II)栄養寒天  ムM 
良好に形成、粉状、白(Dirco)   R#%味f
il(2−11−1)HP  @生せず 培地の復類 項目   8 ANK804 II 6株
の性状G 余り良くない、千祖、*味灰(+−9−To
)BP  叢生せず G:生育、ム舅:気困糸、R:Ii面、sp:可各性色
累寡 生理学的性質 9AIJ[6048f1株の生理学的性質は第2表に示
す通りである。
第  2  表 澱粉の氷解            陽性ゼラチンの液
化            陽注硝緻塩の還元    
       −注ミルクの凝固          
 陽性ミルクのペプトン化        陣注生育温
度範題(培地1)“    6〜34℃食塩耐性(培地
IJ”    Tチで生首、10チでは生育せずカゼイ
ンの分S          陽性チロシン 〃   
         陽性キサンチン〃        
   陰註筆 メラニン様色素生産注(培地2)     隨注米 #     (#3)      繍注筆 s     (w4)      陰注米培地1;イー
スト・麦芽寒天(工8P2 )2;トリプトン争イース
トエキス・ブロス(工5PI) 3;ペプトン争イーストエキス・鉄寒天(工5P6) 4;チロシン寒天(工5P7) また、プリドハム・ゴトリーブ寒天培地(ISr9 )
を使用して、28℃、14日間培養後に観察した5AN
K60486株の炭素源の資化性は第3表に示す通りで
ある。
第 3 表 +:利用する。−:利用しない 4、 菌体成分について S ANK6 G 486株の細胞壁はと−噛ベッカー
らの方法[” B、Becker at al、 、ア
プライドマイクロバイオロジー(Appeied Mi
crobio −1、ogyン、12巻、421〜42
3頁、H目4年〕に従い検討した結果、L、L−ジアミ
ノピメリン酸およびグリシンが検出さnたことから、フ
ラビドビレンス5ANK60486された。
なお、5ANK6G486株の同定は、工SF〔ジ・イ
ンターナショナル・ストレプトミセス・プロジェクト(
The工nternBtionBlstreptomy
cθs Projeet) )基準、バージニーズ11
ゞ’f二s−7ル(Bergey’s Manual 
ofD8terminati’ll BaOteriO
1qg7)第8版、ニス・エイ・ワックスマン(S、A
、Wak日man )著〔ジ・アクチノミセテス(Th
e Actinomyceteす〕および放想菌に関す
る最近の文献によって行つた。
以上、抗生物質ムレイドマイシンAおよびCの生産菌に
ついて説明したが、放線菌の諸性質は一定したものでな
く、自然的1人工的に容易に変化することは周知のとお
りであり1本発明で使用しつる菌株はストレプトミセス
属に属する、抗生物質ムレイドマイシンAおよびclE
産するすべての菌株を包含するものである。
本発明における培養は一般放線菌における培養方法に準
じて行われ、液体培地中での振盪培養あるいは通気攪拌
培養によるのが好ましい。
培地成分としては、たとえば炭素源としてブドウ糖、マ
ルトース、シュクロース、マンニット。
糖蜜、グリセリン、デキストリン、澱粉、大豆油、綿実
油などが、窒素源として大豆粉、落花生粉、綿実粉、フ
ァーマミン、魚粉、コーン・スチープ・リカー、ペプト
ン、肉エキス、イースト、イーストエキス、硝酸ソーダ
、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウムなどが、また、
無機塩として食塩、燐酸塩、炭酸カルシウム、微量金属
塩などが必要に応じて適宜添加される。
液体培養に際してはシリコン油、植物油、界面活性剤等
が消泡剤として適宜使用される。
培地のpHは中性付近、培養温度は20℃から37℃、
特に22℃前後が好ましい。
培養の経過に伴って生産される抗生物質ムレイドマイシ
ンAおよびCの力価の経時変化は。
シュウドモナス・エルギノーサ 5ANK70579を
被検菌としたペーパーディスク(東洋科学産業(株)製
、直径8 W、  thick )検定法により測定さ
れる。通常72〜s6時間の培養で抗生物質ムレイドマ
イシンAおよびCの生産量は最高値に達する。
主として培養液中の液体部分に存在する抗生物質ムレイ
ドマイシンAおよびCは、培養終了後、菌体その他の固
形部分をけいそう土等をr過動剤とするr過操作、ある
いは遠心分離によって、除去し、そのr液または上清中
から抽出。
11117ることによって得られる。
抗生物質ムレイドマイシン人およびCはその物理化学的
性状を利用するこ七によって1分離。
採取、精製される。すなわち、溶媒抽出;イオン交換1
例えばダウエックス5BR−P(ダウケミカル社製)な
どの陰イオン交換樹脂、ダウエックス5OW(ダウケミ
カル社製)、IRC−56、CG−50などの陽イオン
交換樹脂;吸着剤として活性炭、アンバーライ)XAD
−2゜X AD −4、XAD −7等(o −A 、
アンド・ハース社製)やダイヤイオンHPI O、HP
20 、○lF20P、HP50(三菱化成工業(抹ン
製)等による非イオン性吸着樹脂等の樹脂、シリカゲル
、アルミナ等による処理も適宜使用される。またアビセ
ル(旭化成工業(株)製ンなどのセルロース。
セファデックスL■−20(ファルマシア社M)などを
用いた分配カラムクロマトグラフィー−セファデックス
G−10、G−25、G−50、G −I G。
(ファルマシア社製]やトヨバール(生化学工業社製ン
などを用いたゲルr過法;また結晶化;再結晶等の手段
も有効でありこれらの手段を単独または任意の順序で組
み合わせ、また反復して用いて分離、採取、精1mヲ行
う。
抗生物質ムレイドマイシンAおよびCはまた培養条件に
よっては培養液中の画体部分に存在する。この場合は、
アルコール類、アセトン等の親水性有機溶媒によって抽
出し、抽出液より溶媒を除去し1次いで水浴液としたの
ち、培養r液からと同様の方法で抽出精製することがで
きる。
このようにして得られた抗生物質ムレイドマイシン人お
よびCは下記のような理化学的および生物学的性状を有
する。
t 抗生物質ムレイドマイシンA0 1)物質の性状二両性水引り白色粉末。
2) Jl[i: l:a)”、’=+4Q、9°(c
allll 、50チメタノール) 3)元素分析値(%):C,49,73;H,5J5;
N。
1zas;s、s、4゜ 4)分子jl: 840(高分解能質量分析FAB−M
 As El : 84L31798(Q、M+))5
)分子式: C5aH4aNaOt2816ン酸加水分
解: ウラシル1m−チロシン、2−アミノ−3−メチルアミ
ノ酪酸 7ン 紫外線吸収スペクトル:λ職”m(弓L)中性、
 260nm(348);a、01NHOI、2!i8
nm(35g);0.01NNaOH,240nm(4
911)、26ahm(330sh) 右よび29ah
m(78sh)第1図AおよびBに示す通りである。
8)赤外線吸収スペクトルニジKBrcWv1ax KBrディスクで測定した赤外線吸収スペクトルは第2
図に示す通りである。
9)核磁気共鳴スペクトルCa:WIm)ジメチルスル
フオキシド中、外部基準にTM8(テトラメチルシラン
)を使用して測定した核磁気共鳴スペクトル(400M
Hz)は第3図に示す通りである(配座異性体を含む)
10)溶解性: 水、メタノールに可溶、アセトンにm#!。
酢酸エチル、クロロホルム、ベンゼンに不溶。
11ン呈色反応: ニンヒドリン、硫酸、ヨード、塩化第二鉄、バイエル反
応に陽性。
12)薄層クロマトグラフィー: Rf値;0.3B 吸着剤;シリカゲルプレート(メルク社製Kieae1
gel 60 F254)展開溶媒;n−ブタノール:
n−グロノくノール:水(4:2:1) 13)高速液体クロマトグラフィー: カラム;アクアシル88372−N(センシュウ科学社
製) JIH溶媒;クロロホルム:1−グロノ(ノール:メタ
ノール:水(200:100:100:40ン 保持時間;192分 1り抗菌カニ 一般グラム*a、グラム陰性細菌に対する抗生物質在し
イダンイジ>Aの最小阻止製置(M工C)はミューラー
ヒントン寒天培地(ディ7コ社製ン蛋用いた寒天培地希
釈法によって測定した。その結果は第4表に示すとおり
である。
15)毒性 マウスに4001yIZkgに静脈内投与したが毒性は
認めら乙なかった。
2 抗生物質ムレイドマイシンc。
1)物質の性状二両性水1L白色粉末。
2)比施光度: ((り 、 =+18.7°(aa5
7.50チメタノール峠 3)元素分析値(%): O:49.44.H:150
.N:1153.8:3.0!1 4)分子量: ear(高分解能質量分析FAB−MA
SS:898.33687(Q、M+)シラン 分子式
: 040H51N9o15S16)酸加水分解: ウラシル、グリシン、m−チロシン、2−アミノ−3−
メチルアミノ酪酸 11.8や、1ヤー−、ヵc +、 a 1   +%
M/ v++ 1憾、中性、 25ahm(292);
α01NBG1,25ahm(312ン;aolNNa
OH,240nm(444)、26ahm(276eh
)および29ahm(72ah)tX4図AおよびBに
示す通りである。
、[13F   −1 8)赤外線吸収スペクトル、ν、a3ccWLKBrデ
ィスクで測定した赤外線吸収スペクトルは第5図に示す
通りである。
9)核磁気共鳴スペクトル(δ:P) 重水中、外部基準にTM8(テトラメチルシラン)を使
用して測定した核磁気共鳴スペクトル(270MHz 
)は第6図に示す通りである(配座異性体を含む)。
10) @解性: 水、メタノールに可溶、アセトンに難洛。
酢酸エチル、クロロホルム、ベンゼンに不溶。
1り呈色反応: ニンヒドリン、硫酸、ヨード、塩化第二鉄、バイエル反
応に陽性。
12)薄層クロマトグラフイー: Rf値;0.29 吸着剤;シリカゲルプレート(メルク社製Kiese1
gθl 60 F254)ih+vs;n−ブタノール
:n−グロパノール:水(4:2:1) 13)高速液体クロマトグラフィー: カラム;アクアシルBB372−N(センシュウ科学社
製) a開s媒;クロロホルム:1−グロバノール:メタノー
ル:水(200:100:To。
:40) 保持時間;8.29分 1り抗磁力: ユーラーヒントン寒天培地(ディフコ社裂)を用いた寒
天培地希釈法によって測定した。
その結果は第4表に示すとおりである。
15)毒性: マウスに400ay/に9.1静脈内投与したが毒性は
認められなかった。
第  4  表 FDA 2011P 、TO−1200)200エツシ
エリヒアs)υN工HJ 、TO−2)200    
 )HIOグロテウスーミラビリス8ANK70411
1     )zoo    >200クレブシエラ・
エエーモニエ PC!11102     25   
   1!!1シユウトモナス・アシトポランス 8ム
NK727112  )200     )200シエ
クドモナス・エルギノーザ 8ANK718?3   
 1Lffi5     Lllllシエウドモナス*
工にギノーf  8ANK71775    125 
    L5@シa−9)’モfx−xtbギ/−サ 
5ANK7!171   25      113シエ
ウドモナス・エルギノーtsANxyosyo    
tzi      tssシュウトモナス・エルギノー
サ8ムNU3271   1ill      t5@
シエウドモナスΦエルギノーサ8AN17337・  
100       &、211シュウドそナス・エル
ギノーザN1’tRLB1000   25     
113シエクドモナス参エルギノーテムTOQ1331
1   21i       113シ3−9ト%fス
ー:t、kdf/ −?  8ANK704711  
   L25     L!l@シュウトモナス会エル
ギノーサ 5ANK70579    (0,1(0,
1シユウトモナス・エルギノーザ 5ANx7ja7s
    1zs      龜13シュクドモナス番エ
ルギノーサ lJQ、7−c10490     T1
.4      a、4セラチア9マルセツセンス 5
ANK73060    )200    )200以
上から、抗生物質ムレイドマイシンAおよびCはグラム
陰性細菌、%にシュウトモナス属細菌に有効である。
以上から、抗生物質ムレイドマイシンAおよびCは4!
r8[細菌感染性疾患を対照とする抗菌剤として使用さ
れる。その投与形態としては皮下注射、静脈内注射、筋
肉注射、坐剤などによる非経口投与法あるいは錠剤、カ
プセル剤、散剤。
顆粒剤などによる経口投与法があげられる。投与量は対
象疾患、投与経路および投与回数などによって異なるが
1例えば成人に対して通常は投与するのが好ましい。
次に実施例、製剤例をあげて本発明を具体的に説明する
実施例1゜ ストレプトミセス・フラビドビレンス 5ANK804
51e株をA培地(グルコース:3襲、化イースト:1
ts、大豆粉: ’ % h caco5 : O−4
% hMgSO4” 7 H2O: l 2 To *
 ニア丈ンeディスフォー A CB−4r’!z :
 o、o 14.滅菌前PH7,2) 80 gjを含
む500d容三角フラスコに一白金耳接種゛し、 22
0 rpmの回転振盪培養機により22℃で84時間培
養した。この培養液25dをA培地50 (1m/を含
む21容三角フラスコ4本に接種して220 rpIn
の回転振盪培養機により22℃、24時間培養した。こ
の培養液150dをA培地151i含む301容ジヤー
7ア」メンタ−2基に接種し、22℃1回転数;15゜
rpm、通気量;151/分で96時間通気攪拌培養し
た。この培養液301にr過助剤としてjが得られた。
このr液を3ノのアンバーライ)XAD−2カラムに吸
着させ、151の精製水および121の15チメタノー
ル水で順次洗浄した後、151の40%メタノール水に
て溶出した。得られた活性画分を減圧下でメタノールを
留去後、凍結乾燥すると粗粉末17.4 fが得られた
。得られた粗粉末17Fを31の精製水に溶解しアンバ
ーライトCG−50(H+)、 800dのカラムを通
過させ有効物質を吸着させた。
このカラムから有効物質i(L5Mのアンモニア水で溶
出した。活性画分3.5)を集め、減圧下tellに濃
縮した。濃縮液1. Ol蛋a1Mの炭酸水素アンモニ
ウムで平衡化した400idのDI呵■(ワットマン社
製)に通過吸着させ、(L2Mの炭酸水素アンモニウム
で溶出した。活性画分8G(Igjを集め、ダイヤイオ
ンHP20(三菱化成工業(株)社製)200mに吸着
後50%アセトン500dで有効物質を溶出した。
活性画分をl!IN!L凍結乾燥することにより抗生@
質ムレイドマイシンムおよび0%含む粗粉末1.61を
得た。この粗粉末1.52を200dのn製氷に溶解し
0.05 Mの炭酸水素アンモニウムで平衡化した50
0auのDB!−52に吸着させ。
a05Mの同緩衝液で洗浄後、(LIMのrHJ緩衝液
で醇出し、201dごとに分画した。活性画分として7
ラクシヨン80から130を集め、 HP20カラムに
て吸着、脱塩することにより脱塩り、減圧−細、凍結乾
燥し、抗生物質ムレイドマイシンAおよびCを含む部分
精製粉末309MIを得た。部分精製粉末300■を1
0o2のシリカゲルカラムにかけ、n−ブタノール:n
−グロパノール:水(8:4:1)より成る混合浴媒で
展開し、20aJご七に分画した。活性は2つのピーク
として現われた。フラクション13から36を集め水を
加えて濃縮後、凍結乾燥することにより抗生物質ムレイ
ドマイシンAを含む粗粉末33岬を得た。また同様にし
てフラクション56から75より抗生物質ムレイドマイ
シンCを含む粗粉末66キを得た。
実施例2 実施例1.で得た抗生物質ムレイドマイシンAを含む粗
粉末のうち30■を30%メタノールで作成した100
0alの、トヨパールカラムに吸着させ同躊媒で展開し
、10ydずつに分画した。
活性画分としてフラクション50から70を集め、10
dのCG−50(H+型)に吸着後、0,5Mのアンモ
ニア水にて溶出した。活性画分を集め濃m後、凍結乾燥
することにより抗生物質ムレイドマイシンA2419i
得た。
実施例龜 実施例1で得た抗生物質ムレイドマイシンCを含む粗粉
末のうち801I9を30%メタノールで作製した10
00dのトヨパールカラムに吸着させ同m媒で展開し、
l0JEjずつに分画した。
活性画分としてクラクション65から85を集め、  
1′OauのCG−50(H+盤)に吸着後、0.5M
のアンモニア水にて浴出した。活性画分を集め濃縮後、
凍結乾燥することにより抗生物質ムレイドマイシン04
91M1’jt得た。
次に製剤例について述べる。
製剤例1.経ロ用カプセル剤 ムレイドマイシンA      1GG+79乳糖  
        100 トウモロコシ澱粉      14L5ステアリン酸マ
グネシウム   165上記処方の粉末ヲ混会し、30
メツシユのふるいを通した後、この粉末35QIngを
2号ゼラチンカプセルに入れ、カプセル剤とした。
製剤例2 経口用カプセル剤 ムレイドマイシンc       tooη乳糖   
       100 トウモロコシ澱粉       14&5350〜 上記処方の粉末を混合しh 3Gメツシユのふるいを通
した後、この粉末350ηを2号ゼラチンカプセルlζ
入n、カプセル剤とした。
製剤例3.注射剤 ムレイドマイシンA t o t、1715M燐酸gk
衝液(pH&9ン5.Oidに加えて溶解し1次いで5
dアンプルに封入し、常法に従って滅菌し注射剤とした
製剤例4.注射剤 ムレイドマイシンc 1. Otを1/15M燐酸緩衝
液(pH6,9) 5.0akに加えて浴解し2次いで
5dアングルに封入し、常法に従って滅菌し注射剤とし
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は抗生物質ムレイドマイシンAの紫外線吸収スペ
クトルを示し、第2図は同物質の赤外線吸収スペクトル
を示し、第3図は同物質の核磁気共鳴吸収スペクトルを
示す。第4図は抗生物質ムレイドマイシンCの紫外線吸
収スペクトルを示し、第5図は同物質の赤外線吸収スペ
クトルを示し、第6図は同物質の核磁気共鳴吸収スペク
トルを示す。 手続補正布(自発) 昭和62年7月コ♀日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の理化学的性状を有する抗生物質ムレイドマイ
    シンA。 1)物質の性状:両性水溶性、白色粉末。 2)比旋光度:〔α〕^2^5_D=+40.9°(c
    0.69,50%メタノール水) 3)元素分析値(%):C,49.73;H,5.65
    ;N,12.08;S,3.40 4)分子量:840(高分解能質量分析FAB−MAS
    S:841.31798(QM+))5)分子式:C_
    3_8H_4_8N_8O_1_2S_16)酸加水分
    解: ウラシル、m−チロシン、2−アミノ− 3−メチルアミノ酪酸 7)紫外線吸収スペクトル:λ_m_a_xnm(E^
    1^%_1_c_m)中性、260nm(348);0
    .01NHCl,258nm(358);0.01NN
    _aOH,240nm(499),265nm(330
    sh)および295nm(78sh)第1図AおよびB
    に示す通りである。 8)赤外線吸収スペクトル、ν^K^B^r_m_a_
    xcm^−^1KBrディスクで測定した赤外線吸収ス
    ペ クトルは第2図に示す通りである。 9)核磁気共鳴スペクトル(δ:ppm) ジメチルスルフオキシド中、外部基準に TMS(テトラメチルシラン)を使用して 測定した核磁気共鳴スペクトル(400MHz)は第3
    図に示す通りである。 10)溶解性: 水、メタノールに可溶、アセトンに難溶、 酢酸エチル、クロロホルム、ベンゼンに不 溶 11)呈色反応: ニンヒドリン、硫酸、ヨード、塩化第二 鉄、バイエル反応に陽性。 12)薄層クロマトグラフィー: Rf値;0.36 吸着剤;シリカゲルプレート(メルク社 製Kieselgel60F_2_5_4)展開溶媒;
    n−ブタノール:n−プロパ ノール:水(4:2:1) 13)高速液体クロマトグラフィー: カラム;アクアシルSS372−N(センシユウ科学社
    製) 展開溶媒;クロロホルム:i−プロパノ ール:メタノール:水(200:100:100:40
    ) 保持時間;3.92分 2、下記の理化学的性状を有する抗生物質ムレイドマイ
    シンC。 1)物質の性状:両性水溶性、白色粉末 2)比旋光度:〔α〕^2^5_D=+16.7°(c
    0.57,50%メタノール水) 3)元素分析値(%):C,49.44;H,5.50
    ;N,12.53;S,3.09 4)分子量:897(高分解能質量分析FAB−MAS
    S:898.33687(QM+))5)分子式:C_
    4_0H_5_1N_9O_1_3S_16)酸加水分
    解: ウラシル、グリシン、m−チロシン、2 −アミノ−3−メチルアミノ酪酸 7)紫外線吸収スペクトル:λ_m_a_xnm(E^
    1^%_1_c_m)中性、258nm(292);0
    .01NHCl,259nm(312);0.01NN
    _aOH,240nm(444),265nm(276
    sh)および295nm(72sh)第4図AおよびB
    に示す通りである。 8)赤外線吸収スペクトル:ν^K^B^r_m_a_
    xcm^−^1KBrディスクで測定した赤外線吸収ス
    ペ クトルは第一図に示す通りである。 9)核磁気共鳴スペクトル(δ:ppm) 重水中、外部基準にTMS(テトラメチ ルシラン)を使用して測定した核磁気共鳴 スペクトル(270MHz)は第6図に示す通りである
    。 10)溶解性: 水、メタノールに可溶、アセトンに難溶、 酢酸エチル、クロロホルム、ベンゼンに不 溶。 11)呈色反応: ニンヒドリン、硫酸、ヨード、塩化第二 鉄、バイエル反応に陽性。 12)薄層クロマトグラフィー: Rf値;0.29 吸着剤;シリカゲルプレート(メルク社 製Kieselgel60F_2_5_4)展開溶媒;
    n−ブタノール:n−プロパ ノール:水(4:2:1) 13)高速液体クロマトグラフィー: カラム;アクアシルSS372−N(センシユウ科学社
    製) 展開溶媒;クロロホルム:i−プロパノ ール:メタノール:水(200:100:100:40
    ) 保持時間;6.29分 3、ストレプトミセス属に属する抗生物質ムレイドマイ
    シンAおよびC生産菌を培養し、その培養液より抗生物
    質ムレイドマイシンAおよび抗生物質ムレイドマイシン
    Cを採取することを特徴とする抗生物質ムレイドマイシ
    ンAおよびCの製造法。 4、ストレプトミセス属に属する抗生物質ムレイドマイ
    シンAおよびC生産菌がストレプトミセス・フラビドビ
    レンスSANK60486株(streptomyce
    s flavidovirens SANK60486
    )(微工研菌寄第8636号)である特許請求の範囲第
    3項記載の製造法。 5、抗生物質ムレイドマイシンAおよ び/または抗生物質ムレイドマイシンCを有効成分とす
    る抗菌剤。
JP61115639A 1986-05-20 1986-05-20 抗生物質ムレイドマイシンaおよびc Granted JPS63211295A (ja)

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DE87111942T DE3787765T2 (de) 1986-05-20 1987-05-20 Antibiotika "Mureidomycine A,B,C und D" genannt, deren Verfahren zur Herstellung und deren Verwendung.
CA000537527A CA1339467C (en) 1986-05-20 1987-05-20 New antibiotics called "mureidomycins a, b, c and d", a process for their preparation and their therapeutic use
KR1019870005014A KR950013857B1 (ko) 1986-05-20 1987-05-20 신규 항생물질 무레이도마이신 a, b, c 및 d 그의 제조 방법 및 치료학적 용도
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US07/253,450 US5039663A (en) 1986-05-20 1988-10-04 Antibiotics called "mureidomycins A, B, C, and D" and their therapeutic use
US07/660,414 US5213974A (en) 1986-05-20 1991-02-22 Fermentation process for preparing antibiotics mureidomycins A, B, C and D

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013001830A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 国立大学法人北海道大学 核酸抗生物質誘導体

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WO2013001830A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 国立大学法人北海道大学 核酸抗生物質誘導体

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