JPS63209659A - 揮散物封入体およびその製造方法 - Google Patents

揮散物封入体およびその製造方法

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JPS63209659A
JPS63209659A JP62042707A JP4270787A JPS63209659A JP S63209659 A JPS63209659 A JP S63209659A JP 62042707 A JP62042707 A JP 62042707A JP 4270787 A JP4270787 A JP 4270787A JP S63209659 A JPS63209659 A JP S63209659A
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JP
Japan
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volatile
silicone rubber
volatile matter
cavity
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JP62042707A
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English (en)
Inventor
今井 高史
高岡 英朗
高橋 敏広
伊藤 邦夫
服部 錬三
米山 恒英
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Takasago International Corp
Momentive Performance Materials Japan LLC
Takasago Corp
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
Takasago Perfumery Industry Co
Takasago Corp
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、揮散物封入体とその製造方法に関し、とくに
、この揮散物封入体は、シリコーン成形体内の空洞に芳
香性物質、防虫忌避剤、誘引剤のような揮散性物質を多
聞に貯蔵し、長期間持続的にその効力を発揮させるもの
である。 またシリコーン成形体と、空洞と、揮散性物
質との組合わせにより、新規な装飾性のある揮散物封入
体が提供される。
[発明の技術的背景とその問題点] 香料は生活の中で古くから用いられてきたが、かなり前
から、生活環境を快適にするために芳香器なるものが用
いられるようになった。 これは香料を徐々に環境中に
揮散させるもので、一般に、香料を貯蔵する部分と、そ
れを揮散させる部分から成っている。 これまで、芳香
器では香料揮散速度の均一化、香料の交換ないし補給の
簡便化、保存性または揮散時間の向上などについて、数
多くの提案がなされている。
さらに、近年、香料は単に除臭や消臭のためだけではな
く、積極的に生活環境を演出するために用いるようにな
り、芳香器に対する要求は、機能的な要素だけでなく、
装飾的・インテリア的な要素に及んできた。 このため
、芳香器に装飾性をもたせる提案もいくつかなされてお
り、例えば生花と一輪挿しを模したもの(実開昭56−
101341号公報)、板バネによって揺れ動く装飾部
を有するもの(実開昭58−174127号公報)、容
器の撮動により内部の浮遊体が一定時間振動するもの(
実開昭61−31451号公報)が示される。 しかし
、これらはいずれも容器に装飾性のある部品を付加した
ものであって、容器そのものが装飾性を帯びたものでは
ない。
一方、徐々に香料を揮散させるには、すでに、樹脂やゴ
ムなどに香料を分散させることが行われている。 たと
えばカラギーナンなどのゲル状物に香料を分散させた芳
香剤は良く知られている。
とくにポリオルガノシロキサンを主成分とするシリコー
ンゴムやシリコーンゲルはガス透過性が良く、取扱いが
容易で任意の形状に成形が可能なので、香料、フェロモ
ンなどの揮散性物質を分散または含浸させ、その保持体
として用いることが提案されている〈特開昭57−40
558号公報、特開昭60−8219号公報、特開昭6
1−13961号公報)。 しかしながら、これらの組
成物では揮散性物質の揮散を長時間持続させることはむ
ずかしく、また透明シリコーンゴムを用いても分散した
揮散性物質によって濁りを生ずるので、種々の制約を生
ずる。
ざらに、香料、フェロモン、防虫剤などの揮散性物質を
、収納部品および長く延びた通路部材をもつ貯蔵器(特
開昭59135827号公報)や、ポリオレフィン類の
細管(特開昭57−72904号公報、特開昭59−2
16802号公報、実開昭57−51532号明細書な
ど)に収容して、徐々に放出することが提案されている
が、館者は構造が複雑であり、後者はガス透過性の低い
ポリオレフィンの薄い管壁を通して揮散させるために制
御がむずかしい。 また、透過後の揮散性物質が液滴と
なって管の外壁に付着することがある。
さらに、特公昭52−14253号公報には、香料、殺
虫剤などの揮散性物質を収容する容器の少なくとも一部
を、溶解度パラメーターが該揮散性物質のそれより1.
7 [cal /n+1] ”’以上小さい生ゴムから
硬化して得られる弾性体で構成することにより、容器壁
を通して揮散性物質を効果的に揮散せしめることを提案
している。 しかし、このベースポリマーの流動性から
では、本発明の意図するように、自由な形状に成形して
装飾性を付与するのには適さない。
容器として中空のシリコーンゴム成形体を得る方法とし
て、ミラブル型シリコーンゴムによる押出し成形と、液
状シリコーンゴムによるロストワックス法がある。 前
者は、チューブ状のものや同一断面形状の異形押出品を
得るのに適しているが、本発明の目的のように、造形的
要素の強い成形品を自由に得るには適さない。 一方、
後者は、自由な形状の成形品を比較的容易に得ることが
できるが、用いるワックスがシリコーンゴム層に浸透し
て濁りを生ずるために、透明ないし半透明のシリコーン
層を通して内部の空洞に充填したものを透視する美的効
果ないし実用的効果を得ることができない。
[発明の目的1 本発明の目的は、透明ないし半透明で、それ自体が装飾
性をもつ揮散物封入体を提供することにある。 また本
発明の別の目的は、多口の揮散性物質を収容して、それ
を長期間にわたり制御された速度で徐々に放出しうる揮
散物封入体を提供することにある。 そしてまた製造方
法としての本発明の目的は、空洞に揮散性物質を極めて
装飾的に収容する透明ないし半透明のシリコーンゴムま
たはシリコーンゲルの成形体を容易に得る、揮散物封入
体の製造方法を提供することにある。
[発明の構成] 本発明者らは、上記の目的を達成する揮散物封入体につ
いて鋭意研究を重ねた結果、内部に空洞を有する透明な
いし半透明のシリコーンゴム成形体に芳香性物質を封入
することにより、いずれの目的をも満足しうる揮散物封
入体が得られることを見いだして、本発明をなすに至っ
た。
すなわち、本発明の揮散物封入体は、内部に空洞を有し
、該空洞に揮散性物質を封入した、ベースポリマーの2
5℃における粘度が100〜soo、oo。
cpである流動性ポリオルガノシロキサン組成物を硬化
して得られた透明ないし半透明のシリコーンゴムまたは
シリコーンゲルの成形体から成る。
また本発明の製造方法は、上記本発明の揮散物封入体を
製造する方法であって、(A>常温ないし150℃の融
点、凝固点もしくは流動点く以下、融点等という)をも
ち、かつポリオルガノシロキサンに濁りを生じさせない
易液化性物質を、その融点等以下の温度で成形する工程
、 (B)ベースポリマーの25℃における粘度が100〜
soo、ooocpである流動性ポリオルガノシロキサ
ン組成物で、融点等以下の温度の易液化性物質を包みこ
む工程、 (C)流動性ポリオルガノシロキサン組成物を硬化して
透明ないし半透明のシリコーンゴムまたはシリコーンゲ
ル成形体を得る工程、 (D)易液化性物質を加熱して液化する工程、(E)液
化した易液化性物質を、シリコーンゴムまたはシリコー
ンゲルの層を通して挿入した細管によって取り出して空
洞を得る工程、 (F)細管を通して該空洞に揮散性物質を装入する工程
、および (G)細管を抜き取る工程 から成る。 ただし、(D)の工程は(C)工程の一部
として行ってもよい。
本発明の揮散物封入体は、その全部または主要部がシリ
コーンゴムまたはシリコーンゲルの成形体(以下、シリ
コーンゴムまたはシリコーンゲルの成形体をシリコーン
成形体と略称することがある)から成るが、その一部分
が、たとえば基根として金属、プラスチックなどで構成
されても差支えない。 その空洞は封入体の外周に通ず
る通路や可視的開口部をもたないもので、空洞の周囲の
全部または大部分がシリコーンゴムまたはシリコーンゲ
ルで区切られているが、一部は前記の金属、プラスチッ
クなどで区切られていてもよい。
本発明において、揮散性物質とは、常温で徐々に揮散し
て効力を発揮する液体または固体の物質であり、芳香性
物質、防虫忌避剤、誘引剤などが例示される。 芳香性
物質とは香料または香料を含む混合物を指し、視覚的な
面白さを演出させるためには液体香料がよく、液状以外
の香料物質を用いる場合は、常温で液状である調合香料
の形で用いることが好ましい。 香料としては植物性お
よび動物性の天然香料;テルペン系、アルコール系、ア
ルデヒド系、ケトン系、エステル系、フェノール系、ラ
クトン系など、広範囲の合成香料;ならびにそれらの混
合物を用いることができる。
防虫忌避剤としては塩素化炭化水素、ナフタレン、樟脳
、ニーム抽出物、1,8−シネオール、フタル酸エステ
ルなど、昆虫その他に対して忌避効果のある揮散性化合
物が例示される。
誘引剤としてはアルケニルアルコール系、アルケニルア
ルデヒド系、アルケニル脂肪酸エステル系のようなフェ
ロモン類=フラノン誘導体:植物性アルコール、アルデ
ヒド、ラクトン類など、昆虫に対して誘引効果のある揮
散性化合物が例示される。
本発明に用いられるシリコーンゴムまたはシリコーンゲ
ルの成形体とは、流動性ポリオルガノシロキサンをペー
スポリマーとして、成形後、硬化反応によってゴム状ま
たはゲル状に硬化したものである。 この流動性ポリオ
ルガノシロキサンは、分子の末端および/′または中間
のシロキサン単位に反応性基を持つもので、主として直
鎖状であるが、一部に分岐状または環状構造が存在して
も差支えない。 該シロキサンの粘度は25℃において
100〜500,000cP 1好ましくは1,000
〜200,000cPの間で選ばれる。 1000P未
満では十分な機械的強度が得られず、500,000c
Pを超えると好みの形状に成形しにくい。 また、成形
体を得るには、かかる流動性ポリオルガノシロキサンを
架橋剤および/または触媒の存在下、あるいは紫外線、
電子線の照射などによって架橋して得られる。
このような硬化には、主として次のような反応が・用い
られる。
■ ビニル基をもつポリオルガノシロキサンをベースポ
リマーとし、架橋剤としてポリオルガノハイドロジエン
シロキサンを用いる付加反応■ シラノール基もしくは
ケイ素官能性基をもつポリオルガノシロキサンとケイ素
官能性基をもつシランまたはシロキサン系架橋剤との間
の縮合反応 ■ シラノール基をもつポリオルガノシロキサンの脱水
縮合反応 ■ 紫外線または電子線によって励起される反応上記の
反応機構のうち、格別な装置を必要とせず、かつ揮散性
物質の分解や蒸発を伴わない比較的低温の加熱で短時間
に硬化でき、かつ透明性と機械的強度の優れた成形体を
得やすい点で、■の付加反応によってシリコーンゴム成
形体を得ることが特に好ましい。
次に成形体は、それが美観的効果、とくに内部空洞の形
状、内部空洞形状と外部成形体形状との組合せ、または
空洞中に装入する揮散性物質の着色によってその効果を
もつようにする場合には、透明ないし半透明であること
が必要であり、とくに光の透過率が80%/1C−以上
の光学的に透明なシリコーンゴムまたはシリコーンゲル
によって成形体を得ることが好ましい。 また透明なシ
リコーンゴムまたはシリコーンゲルを用いると、揮散性
物質の減少の度合を観察して、注射針などを用いそれを
補充することができる。 このような透明なシリコーン
ゴムまたはシリコーンゲルは、充填剤や顔料を配合しな
いか、配合する充填剤とポリオルガノシロキサンとの屈
折率を一致させることによって得ることができる。 こ
の場合、成形体は透明または半透明であれば、着色して
も差支えない。 また、配合する充填剤の屈折率をポリ
オルガノシロキサンの屈折率と僅に相違させることによ
って半透明のシリコーン成形体を作り、それを通して着
色した揮散性物質を見ることにより、ボンポリ状効果を
得ることができる。
本発明の揮散物封入体は、たとえば第1図工面図および
第2図側面図で概念的に示すことができる。 それぞれ
、1はシリコーン成形体、2はその内部に存在する空洞
、3は空洞内に封じこめられた揮散性物質を示す。 な
お、4は揮散性物質装入口であるが、開口として残され
てはいない。
成形体1と空洞2の形状はこれらの図に限定されず、任
意に選ぶことができる。 また、揮散性物質3は空洞2
いっばいに満たしても、空間を残して装入してもよく、
また当初は完全に空洞2を満たしていたものが、揮故に
よって空間が形成されたものでもよい。
シリコーン成形体は気体透過性に優れているので、空洞
2中の揮散性物質3は、成形体1の外壁を通して揮散し
ていく。 揮散速度や有効揮散期間は、揮散性物質3の
量、その中の香料などの有効成分の種類と濃度、成形体
1の外壁の〃さと表面積、および成形体1中の充填剤の
量と種類によって調整することができる。 揮散性物質
が透過する成形体外壁の厚さは、1〜10mmが適して
いる。
また、本発明の揮散物封入体は、汚れを防止するために
、外表面の一部分ないし大部分を、外表面に密着させあ
るいは空隙を介した、他の透明な樹脂またはフィルムで
覆っても差支えない。 またシリコーン成形体には、文
字や模様を印刷してもよい。
本発明の揮散物封入体は、たとえば次のようにして製造
することができるが、製法はこれらに限定されるもので
はない。
(1)母型溶解法(第1図、第2図参照)(A)  常
温ないし150℃の融点等をもち、かつポリオルガノシ
ロキサンに浸透して濁りを生じさせない易液化性物質を
、その融点等以下の温度で成形して本発明の空洞2の二
次母型とする。 この成形はたとえば型取り用シリコー
ンゴムを用いた原型の凹形−取出型で得るなど、公知の
方法で行うことができる。 型取り用シリコーンゴムと
しては、付加反応、縮合反応のいずれで硬化するもので
もよい。
易液化性物質としては、上記の温度範囲の融点等をもつ
界面活性剤やゼラチン水溶液が例示されるが、液化した
状態で取出しやすいことから、界面活性剤が好ましく、
とくにポリシロキサンに浸透して濁りを生じさせない点
で、ポリオキシエチレンセグメントをもつHLB(親水
性−親油性比)が12以上のノニオン型界面活性剤が好
ましく、また広範囲の揮散性物質に濁りなどの影響を及
ぼさないことから、前述の融点等およびHLBの範囲で
、アルキル基の炭素数8〜13のポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル、アルキル基が直鎖状で炭素数
12〜18のポリオキシエチレンアルコールエーテル、
ポリオキシエチレンステアレートが特に好ましい。
<8)  次に、該易液化性物質の融点等以下の温度に
、保ちながら、シリコーン成形体1の形状と位置を規定
する外枠の中に二次母型を位置せしめ、二次母型を包み
こむように未硬化の流動性ポリオルガノシロキサン組成
物を注入する。 この流動性ポリオルガノシロキサン組
成物は、ベースポリマーの25℃における粘度がioo
〜soo、 oooc pのものである。
(C)  流動性ポリオルガノシロキサン組成物を硬化
して透明ないし半透明のシリコーンゴムまたはシリコー
ンゲルの成形体1を得る。 この硬化反応は、該組成物
の種類によって異なるが、常温で行っても、二次母型の
形状が崩れない程度に加熱してもよい。 もちろん、こ
の二次母型である易液化性物質の融点等より低い温度で
ある程度の硬化を行ったのち、次の(D)工程を兼ねて
、該融点等以上に昇温して硬化を完成せしめてもよい。
(D)  易液化性物質の融点等以上に加熱して、二次
母型を完全に液化せしめる。
(E)  シリコーン成形体の細管挿入口4を通して注
射針のような細管を挿入し、液化した易液化性物質を、
該細管をによって取り出して空洞2を得る。 さらに必
要に応じて、水のような洗浄剤を該細管から注入して洗
浄してのち、洗浄剤を細管より扱き出してもよい。
(F)   (E)によって形成した空洞2に、細管を
通して揮散性物質3を装入する。 この場合、揮散性物
質3によって空洞2を完全に満たしてもよく、図示のよ
うに空洞2の一部を残してもよい。
(G)  細管を扱き取る。 細管挿入口4の痕跡は、
シリコーンゴムの弾性、ないしシリコーンゲルの自由流
動性によって塞がれるが、密閉を完全に行うために、さ
らに痕跡部を未硬化の流動性シリコーンゴムまたはシリ
コーンゲル組成物で埋めて、常温または揮散性物質の揮
発や変質を生じない程度の低温加熱によって、該組成物
を硬化せしめてもよい。
(II)割り型注型法(第3図参照) 空洞2を含む一方の成形体5aを、流動性シリコーンゴ
ムまたはシリコーンゲル組成物を外型に注型して硬化さ
せることによって成形する。 空洞2に揮散性物質3を
入れた後、成形体5aと同じくシリコーンゴムまたはシ
リコーンゲルで成形した他方の成形体である基板5bで
空洞3を塞ぎ、両方の成形体5a、5bの接合面に接着
剤層6を形成して接着せしめることにより、揮散物封入
体を完成する。 なお、基板5bを金属、プラスチック
などで作り、接着面にプライマーを用いるか、シリコー
ンゴムまたはシリコーンゲルの一方の成形体5aを未硬
化の状態で基板5bに圧着しつつ完全に硬化させてもよ
い。
(III)固体物質封入法 所望の形状に成形し、または押し固めた固体の揮散性物
質の周囲を未硬化の流動性シリコーンゴムまたはシリコ
ーンゲル組成物で包み、そのままシリコーンゴム組成物
を硬化させて、揮散物封入体を得る。
これらの方法のうち、(II)の割り型注型法は、接着
面を隠すことが困難であり、また、接着が不十分だと接
着面より揮散性材料が漏れやすいし、(III)の固体
物質封入法は最も簡単であるが、揮散性物質が固体に限
定されるなどの問題があるのに対して、(I)の母型溶
解法が、空洞の形状が自由に選べること、液状の揮散性
物質に適用できること、揮散性物質の封入が完全なこと
、透明シリコーンゴムを用いた際に美観上の問題となる
接着面を生じないことから最も好ましい。
[発明の効果] 本発明の揮散物封入体によれば、広範囲の種類と多量の
揮散性物質を封入して、長期間、たとえば1年以上にわ
たり揮散性物質を放出する揮散物封入体が得られる。
本発明の揮散物封入体は、その形状ヤ揮散性物質の種類
により、各種の封入・成形方法が採用できるが、たとえ
揮散性物質を封入してからシリコーンを硬化する方法を
とっても、流動性ポリオルガノシロキサンをベースポリ
マーとして用いるため、常温ないし比較的低温・短時間
の加熱で硬化が可能であり、硬化の際に揮散性物質が蒸
発や変質を起こす心配がない。
また本発明の揮散物封入体は、光学的に透明ないし半透
明のシリコーンゴムまたはシリコーンゲルの成形体を用
いるため、美観的に優れ、また着色も自由で、また成形
体、空洞ともに任意の形状のものが得られ、その結果、
装飾性に富む各種のデザインが可能になる。 さらに、
揮散性物質の着色、成形体と空洞の形状や光屈折のコン
トラストなどから、美観上の効果を増幅したり、揮散物
封入体を揺動させたときの揮散性物質の振動など1、格
別の視覚的効果を演出することが可能である。
そしてまた、透明シリコーン成形体を用いるときは、揮
散性物質の揮故による減少を観察し、注射針によってそ
れを補充することも可能である。
次に、本発明製造方法によれば、シリコーン成形体に浸
透して濁りを生じない、易液化性物質による母型溶解法
を用いることにより、特に清澄な透明ないし半透明の揮
散物封入体を容易に得ることができ、揮散性物質の封入
も完全である。
[実施例]  、 以下、本発明を参考例および実施例によって説明する。
 これらの例中、部は重量部を示す。
また、記述を簡単にするために、有機基について次の略
号を用いる。
Me:メチル基 vi :ビニル基 なお、本発明は以下の参考例および実施例によって限定
されるものではない。
参考例 1 両末端がMe 2 V i S i Oos単位で封鎖
され、中間単位がMeaSiO単位から成り、25℃に
おける粘度が80.000 cpの直鎖状ポリメチルビ
ニルシロキサン100部、5iOa単位、 Me 3 S i Oo、s単位およびMe Vi S
i O単位から成り、25℃における粘度が200.0
00cPの分岐状ポリメチルビニルシロキサン23部、
5i02単位およびMe 2 H8i Oo、単位から
成り、25℃における粘度が27cStである分岐状ポ
リメチルハイドロジエンシロキサン6部、および白金−
ポリメチルごニルシロキサン錯体を白金原子としてポリ
メチルビニルシロキサンの合計に対して121)I)I
Iを均一に混合して、流動性の組成物を調製した。
この組成物は常温で放置または150℃以下の温度で短
時間の加−熱を行うことにより、硬化して透明なシリコ
ーンゴムを得ることができ、そのJIS  K6301
による硬さは44であった。
参考例 2 平衡化反応によって得られ、末端基の半数がMe 、V
i Si Oo、s単位で残余がMe s S ! O
o、s単位であり、中間単位がMe 2 S i Q単
位から成り、25℃における粘度が750CPである直
鎖状ポリメチルビニルシロキサン100部、両末端がM
eiViSiQ。、単位で封鎖され、中間単位がMe2
SiO単位から成り、25℃における粘度が100.0
00cPの直鎖状ポリメチルビニルシロキサン5部、両
末端がve3sio。、単位で封鎖され、中間単位が6
0%のMe H8i O単位と残余のMe2SiO単位
から成り、25℃における粘度が65C3tであるポリ
メチルハイドロジエンシロキサン1.7部、および参考
例1で用いたのと同じ白金錯体を白金原子としてポリメ
チルビニルシロキサンの合計に対して6 ppmを均一
に混合して、流動性の組成物を調製した。
この組成物は常温で放置または150℃以下の温度で短
時間の加熱を行うことにより、硬化して透明なシリコー
ンゲルを得ることができた。
参考例 3 参考例1で用いたのと同様の分子構造で、25℃におけ
る粘度がs、ooocpの直鎖状ポリメチルビニルシロ
キサン100部、参考例1で用いた分岐状ポリメチルビ
ニルシロキサン5部、両末端がMe x S i Oo
、s単位で封鎖され、中間単位が60%のMe H8i
 O単位と40%のMe2SiO単位から成り、25℃
における粘度が35(jstである直鎖状ポリメチルハ
イドロジエンシロキサフ16部、表面をヘキサメチルジ
シラザンで処理された煙霧質シリカ9部、および参考例
1で用いた白金錯体を参考例1と同じ計算方法で10 
ppmを混合して、流動性の組成物をm製した。
この組成物は常温で放置または150℃以下の温度で短
時間の加熱を行うことにより、硬化して半透明のシリコ
ーンゴムを得ることができ、そのJIS  K6301
による硬さは41であった。
実施例 1 容積501、開口面積1GCI’の透明ガラス瓶を50
℃に保ちながら、エマルゲン920(ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル、凝固点28℃、HL B 
14,4、花王■製)を注入し、15℃に冷却して20
分間保持し、エマルゲン920を固化せしめた。 その
上に参考例1で調製した流動性の未硬化シリコーンゴム
組成物を流し込み、約1時間その温度に保ったのち、8
0℃に昇温して1時間加熱し、それぞれ厚さ1〜6II
I11のシリコーンゴム層を得るとともに、エマルゲン
920の液化を行った。
注射器によって液化したエマルゲン920を抜き出し、
ついで第1表に示す物質それぞれ20 gを注射器によ
ってシリコーンゴム層を通して注入し、さらに注射針の
痕を実施例2で調製した未硬化シリコーンゲル組成物で
塞いで放置し、シリコーンゲルを硬化せしめた。
基礎実験として、このようにして得られた実験試料を2
5℃に10日間または20日間放置して、揮散量を測定
した。 その結果を第1表に示す。 なお、第1表にお
いて20日間後の比較実験とあるのは、前述のシリコー
ンゴム層を形成しない容器による比較データである。 
この結果は、揮散性物質によりそのガス透過性にかなり
の差異がみられ、従って徐放性をもたせるためには連敗
性物質の配合にも十分な配慮が必要なことを示している
第1表 実施例 2 付加反応で硬化する型取り用の液状シリコーンゴムTS
E3451 (東芝シリコーン■製)を用いてハート型
原型から凹型の一次母型を型取りした。 この−次母型
の凹部にノニボール130(ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル、融点15℃、HL B 14,5、
三洋化成■製)を注入し、5℃に冷却して20分間保持
することにより、二次母型を得た。 低温を維持しなが
ら、−次母型を割いて二次母型を取り出し、この二次母
型を取り囲むように、内表面にセッケン水を塗布したア
クリル板の外枠をつくり、外枠と二次母型の間の空間に
参考例1で調製したaf7I性の未硬化シリコーンゴム
組成物を流し込み、約1時間その温度に保ったのち80
℃まで昇温しで1時間加熱し、シリコーンゴムの硬化と
二次母型の液化を行なった。
注射器によって液化したノニボール130(前述)を抜
き出して容積12.5a+Iの空洞を形成した。
シリコーンゴム成形体の側面外壁と空洞との距離は31
1Ilであった。 ついで前述の注射器をそのまま用い
て、黄色に着色した約10gのレモン系調合香料(高砂
香料工業謹製)を注入して、第1図のような正面と第2
図のような側面をもつ直方体の透明シリコーンゴム芳香
器を得た。
この芳香器は優れた芳香性を示し、また注射針の跡から
香料の流出は認められなかった。
実施例 3 二次母型を包んで硬化させるシリコーンとして、参考例
2で調製した流動性の未硬化シリコーンゲル組成物を用
いる以外は、実施例2と同様にして、内部の空洞にフロ
ーラル系調合香料(高砂香料工業謹製)を封入した透明
シリコーンゲル成形体を得た。 成形体の外壁から約2
mmの間隔があり、かつ成形体の空洞に対応したハート
型の窓のある透明アクリル板から成るケースに収容して
、芳香器とした。
芳香器は優れた芳香性を示し、芳香は1年後も持続して
いた。
実施例 4 注射器によって、液化したノニボール130(前述)を
抜き出したあとの空洞に、香料として約10 (Jのグ
リーン系調合香料(高砂香料工業■製)を注射器によっ
て注入したのち、注射針によって生じた孔を参考例2で
調製した流動性の未硬化シリコーンゲル組成物を注入し
て塞ぎ、放置して硬化させる以外は実施例3と同様にし
て、透明シリコーンゴム芳香器を得た。
芳香器は優れた芳香性を示し、芳香は1年後も持続して
いた。
実施例 5 縮合反応で硬化する型取り用の液状シリコーンゴムTS
E3562 (東芝シリコーン■製)を用いて、バラの
花の形の一次母型を型取りした。
この−次母型の凹部に、加熱して溶かしたエマルゲン1
23P (ポリオキシエチレンラウリルアルコールエー
テル、流動点36〜40℃、HL B 16.9、花王
■製)を注入し、成形作業温度を15℃として固化せし
め、芳香性物質として赤色に着色したローズ系調合香料
(高砂香料工業@製)を用いた以外は実施例4と同様に
して透明シリコーンゴム芳香器を得た。
芳香器は優れた芳香性を示し、芳香は1年後も持続して
いた。
実施例 6 付加反応で硬化する型取り用液状シリコーンゴムTSE
3454 (東芝シリコーン■製)を用いて球形の一次
母型を型取りした。 この−次母型の凹部に、加熱して
溶かしたMYS−25(ポリオキシエチレンステアレー
ト、日光ケミカルズ■製、凝固点34〜39℃、HL 
B Is、2)を注入し、室温まで冷却して二次母型を
得た。 成形体の外表面に相当する形のアクリル板製の
外枠を作り、その内表面にセッケン水を塗布し、二次母
型を包みこむように参考例3で調製した流動性の未硬化
シリコーンゴム組成物を外枠と二次母型の間の空間に注
入して室温で12時間放置し、半透明シリコーンゴム成
形体を得た。 90℃に加熱して二次母型を液化し、シ
リコーンゴム層を通して注射針を挿入し、液化したMY
S−25を抜き出Cたのち、温水による洗浄を行った。
 ついで、芳香性物質として赤色に着色したバニリン(
高砂香料工業■製)の5%エチルカルピトール溶液を注
射器によって封入し、前述の未硬化シリコーンゴム組成
物で注射針の痕を封じて室温で12時間放置することに
より、芳香器を得た。
芳香器は優れた芳香性を示し、また着色した芳香性物質
が半透明のシリコーンゴム成形体を通してボンポリ状に
見えた。 芳香は1年後も持続していた。
実施例 7 参考例1で調製した流動性の未硬化シリコーンゴム組成
物を用いて、注型および80℃、1時間の加熱により、
円錐形の側面ならびに互いに平行な円形の上面および下
面から成る外表面をもち、上面の中心に容積12.5+
alの円錐形の凹部をもつシリコーンゴム成形体を得た
。 側壁の厚さは511!Iであった。 この凹部に約
109の紅色に着色したアップル系調合香料(高砂香料
工業@製)を入れた。
上面に、あらかじめ40℃で1時間加熱することにによ
り半硬化状にした上記のシリコーンゴム組成物のキシレ
ン溶液を塗布し、キシレンを揮散させたのち、別に上記
のシリコーンゴム組成物から硬化して得た厚さ6IIl
の透明シリコーンゴム板をその上にのせ、そのまま室温
に12時間放置して半硬化層を便化せしめ、上下を逆に
して、円錐形の空洞に香料を封入した透明なシリコーン
ゴム芳香器を得た。
芳香器は優れた芳香性を示し、芳香は1年後も持続して
いた。
実施例 8 100の結晶状局方1−メントールJP(高砂香料工業
IIjiJ製)を球状に押し固め、それが正12面体の
ほぼ中心に来るようにアクリル板で設けた外枠により、
参考例1でII製した流動性の未硬化シリコーンゴム組
成物で1−メントール球を包み、35℃で8時間加熱し
て硬化せしめ、透明なシリコーンゴム成形体を得た。
優れた芳香性を示した。
実施例 9 還流管をつけた抽出装置に乾燥して細断した二−ムの果
実20部を入れ、200部の局方エタノールを用いて加
熱還流を4時間行い、抽出液を得た。
抽出残渣に再び200部の局方エタノールを加え、同様
の操作を3回繰返して、エタノール抽出液を合わせ、濃
縮して赤褐色の液体1.86部を得た。
これをイソプロパツールで10倍に希釈し、赤色に着色
してゴキブリ忌避剤液を得た。
実施例2と同様の方法で、容積81の円錐形の空洞をも
つ透明シリコーンゴム成形体を得た。
この空洞に上記のゴキブリ忌避剤液51を入れて実施例
2と同様にして忌避剤封入体を得た。 シリコーンゴム
層の最短透過距離は9mmであった。
720mX 41011高さ226紅■のプラスチック
ケースの一方の短辺に接して上記の忌避剤封入体を1個
を置き、容器の中央部にチャバネゴキブリ10匹を放ち
、人工飼料を与えつつ5日問3回ずつその位置を観察し
たところ、5日間にわたり、チャバネゴキブリが忌避剤
封入体を置いた反対側の端から18QI1以内のところ
にいた件数は127件であった。
忌避剤封入体を作成してから6力月後に同様の実験を行
ったところ、同じ範囲内にいた件数は113件であった
実施例 10 1重量%の3−ヒドロキシ−4−メチル−2(5H)−
フラノンを含むベンジルベンゾエート溶液を調製して誘
引剤とした。 実施例9と同様にして、誘引剤5mlを
封入した誘引剤封入体を得た。
実施例9と同様のプラスチックケース中に捕集器を2個
置き、そのうちの1個の中に上記に誘引剤封入体を入れ
た。 オス、メス815匹のチャバネゴキブリをケース
に入れ、1時間後に捕集器に入ったチャバネゴキブリの
数を調べた。 誘引剤封入体を入れた捕集器には21匹
が入っており、他方にはまったく入っていなかった。
誘引剤封入体を作成してから6力月後に同様の実験を行
ったところ、捕集器には19匹が入っていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は母型溶解法実施例による本発明の揮散物封入体
の正面図、第2図は第1図揮散物封入体の側面図、第3
図は割り型注型法実施例による本発明の揮散物封入体の
正面図である。 1・・・シリコーン成形体、 2・・・空洞、 3・・
・揮散性物質、 4・・・注射針挿入口、 5a・・・
一方の成形体、 5b・・・他方の成形体(基板)、 
6・・・接着剤層。 特許出願人 東芝シリコーン株式会社 同上    高砂香料工業株式会社 第1図  第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に空洞を有し、該空洞に揮散性物質を封入した
    、ベースポリマーの25℃における粘度が100〜50
    0,000cPである流動性ポリオルガノシロキサン組
    成物を硬化して得られた透明ないし半透明のシリコーン
    ゴムまたはシリコーンゲルの成形体から成る揮散物封入
    体。 2 揮散性物質が芳香性物質である特許請求の範囲第1
    項記載の揮散物封入体。 3 揮散性物質が防虫忌避剤である特許請求の範囲第1
    項記載の揮散物封入体。 4 揮散性物質が誘引剤である特許請求の範囲第1項記
    載の揮散物封入体。 5 芳香性物質が常温で液体である特許請求の範囲第2
    項記載の揮散物封入体。 6 シリコーンゴム成形体が付加反応によつて硬化させ
    て得たものである特許請求の範囲第1項記載の揮散物封
    入体。 7 (A)常温ないし150℃の融点、凝固点もしくは
    流動点をもち、かつポリオルガノ シロキサンに濁りを生じさせない易液化 性物質を、その融点、凝固点もしくは流 動点以下の温度で成形する工程、 (B)ベースポリマーの25℃における粘度が100〜
    500,000cPである流動性ポリオルガノシロキサ
    ン組成物で、融点、凝固 点もしくは流動点以下の温度の易液化性 物質を包みこむ工程、 (C)流動性ポリオルガノシロキサン組成 物を硬化して透明ないし半透明のシリコ ーンゴムまたはシリコーンゲルの成形体 を得る工程、 (D)易液化性物質を加熱して液化する工 程、 (E)液化した易液化性物質を、シリコー ンゴムまたはシリコーンゲルの層を通し て挿入した細管によって取り出して空洞 を得る工程、 (F)細管を通して該空洞に揮散性物質を 装入する工程、および (G)細管を抜き取る工程 から成る、内部に空洞を有し、該空洞に揮散性物質を封
    入した、ベースポリマーの25℃における粘度が100
    〜500,000cPである流動性ポリオルガノシロキ
    サン組成物を硬化して得られた透明ないし半透明のシリ
    コーンゴムまたはシリコーンゲルの成形体から成る揮散
    物封入体の製造方法。 8 易液化性物質が界面活性剤である特許請求の範囲第
    7項記載の揮散物封入体の製造方法。 9 界面活性剤が、アルキル基の炭素数8〜13のポリ
    オキシエチレンアルキルフェニルエーテルである特許請
    求の範囲第8項記載の揮散物封入体の製造方法。 10 界面活性剤が、アルキル基が直鎖状で炭素数12
    〜18のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
    である特許請求の範囲第8項記載の揮散物封入体の製造
    方法。 11 界面活性剤が、ポリオキシエチレンステアレート
    である特許請求の範囲第8項記載の揮散物封入体の製造
    方法。
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