JPS6320873Y2 - - Google Patents

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JPS6320873Y2
JPS6320873Y2 JP10324883U JP10324883U JPS6320873Y2 JP S6320873 Y2 JPS6320873 Y2 JP S6320873Y2 JP 10324883 U JP10324883 U JP 10324883U JP 10324883 U JP10324883 U JP 10324883U JP S6320873 Y2 JPS6320873 Y2 JP S6320873Y2
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JP
Japan
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refrigerant
level sensor
gas
liquid
liquid level
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JP10324883U
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JPS6010887U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、冷媒の過充填を検出する液レベル
センサを備えたレシーバータンクに関するもので
ある。
冷房サイクル内の冷媒量が多いとコンプレツサ
が必要以上の冷媒を圧縮して異常高圧となり、冷
凍サイクル部品の耐圧性に悪影響を及ぼし、また
冷房不良や動力増大を招く。さらにコンプレツサ
で液圧縮する恐れがあるので、レシーバータンク
内の冷媒量から冷媒の過充填を検出するため、レ
シーバータンクの気液分離室に液レベルセンサを
設けることが知られている(例えば実開昭55−
130175号公報)。
しかしながら、従来のレシーバータンクは、タ
ンク本体の上方開口部にヘツダが固着されて気液
分離室が構成されていると共に、前記ヘツダに冷
媒入口通路が形成され、冷媒が上方から落下する
ようにして気液分離室に流入するようになつてい
るので、コンプレツサの始動時・停止時などのよ
うに冷媒が急激に気液分離室に流入すると、冷媒
が泡立ち、この泡のため液レベルセンサが誤作動
を起こすといつた欠点があつた。
そこで、この考案は液レベルセンサの誤作動を
防止することを課題とし、その要旨とするところ
は、気液分離室の上部に冷媒の過充填を検出する
液レベルセンサを設けたレシーバータンクにおい
て、前記液レベルセンサの下方に冷媒入口通路の
下端を位置させると共に、該冷媒入口通路の下端
と前記液レベルセンサとの間にバツフルを設けた
レシーバータンクにある。したがつて、冷媒が冷
媒入口通路から勢いよく気液分離室に流入し冷媒
が泡立つても、この泡の膨れ上がりがバツフルに
よつて阻止され、上方にある液レベルセンサには
泡の影響がなく、そのため、上記課題を達成でき
るものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図において、レシーバータンクが示され、
タンク本体1の上端開口部にヘツダ2が固着され
て、内部に気液分離室3が構成されている。
この気液分離室3のほぼ中央には、乾燥材4が
バツフル5とフイルタ6とにより上下に挟まれて
設けられており、気液分離室3が上部室3aと下
部室3bとに分けられている。
液レベルセンサ7は、前記ヘツダ2に固定され
て前記気液分離室3の上部に配され、気液分離室
3に溜まる冷媒量が所定量以上に多くなると出力
し、冷媒の過充填を検出するものである。この実
施例においては、液レベルセンサ7は、液位によ
つてフロート7aが上下動する公知のものが用い
られている。
前記ヘツダ2には入口継手8と出口継手9とが
接続され、ヘツダ2及び出口継手9に形成された
冷媒出口通路10の一方には膨張弁側の配管(図
示せず)が、他方には吸上管11がそれぞれ接続
されている。この吸上管11は、前記乾燥材4を
貫通し、気液分離室3の底部付近に開口してい
る。また、ヘツダ2及び入口継手8に形成された
冷媒入口通路13の一方にはコンデンサ側の配管
(図示せず)が、他方には冷媒導入管14がそれ
ぞれ接続されて、該冷媒入口通路13の下端が前
記液レベルセンサ7の下方に位置している。
この冷媒入口通路13の下端と液レベルセンサ
7との間にはバツフル16が設けられている。こ
のバツフル16は、第2図にも示すように、前記
吸上管11と冷媒導入管14とがそれぞれ貫通す
る貫通孔17,17が中央付近に形成されている
と共に、多数の小孔18が形成されて成り、該小
孔18を介してバツフルによつて区分される気液
分離室3を連通している。尚、バツフル16は金
網などの網目状のもので構成してもよい。
また、この実施例においては、該バツフル16
と前記乾燥材4の上面を支持するバツフル5との
間にも、複数の中間バツフル19,19が設けら
れている。
尚、20は冷媒の状態を観るためのサイトグラ
スである。
上記構成において、図示しないコンプレツサを
作動すると、コンデンサ(図示せず)にて凝縮さ
れた気液混合冷媒が冷媒入口通路13を介して気
液分離室3の上部室3aに流入する。上部室3a
に流入した冷媒は、ガス冷媒と液冷媒とに分離さ
れ、その液冷媒のみが中間バツフル19,19の
小孔18、乾燥材4等を通過して下部室3bに溜
まり、この下部室3bに溜まつた液冷媒が吸上管
11にて吸い上げられて膨張弁側へと流出する。
今、冷房サイクル内の冷媒の流速が変動し、冷
媒が勢いよく気液分離室3に流入すると、冷媒が
上部室3aで泡立ち、この泡が上方に膨れ上がろ
うとする。しかし、中間バツフル19,19及び
最上方のバツフル16によつて泡の上方への膨れ
上がりが阻止されるため、最上方のバツフル5よ
り上方にはほとんど泡が膨れ上がらない。
尚、コンプレツサが停止している際に、コンデ
ンサ内で冷媒が凝縮し気液分離室3内の冷媒がコ
ンデンサ内に逆流しても、この実施例において
は、中間バツフル19,19が設けられているた
め上部室3a下方に溜まつているゴミの逆流を中
間バツフル19,19によつて阻止できる。
また、この実施例においては、冷媒入口15か
ら流入する冷媒は、中間バツフル19,19の小
孔18を通つて流下するので、気液の分離が促進
されるものである。
以上述べたように、この考案によれば、液レベ
ルセンサより下方に冷媒入口通路の下端を位置さ
せると共に、冷媒入口通路の下端と液レベルセン
サとの間にバツフルを設けたので、冷媒入口から
流入した冷媒が泡立つても、泡の膨れ上がりがバ
ツフルによつて阻止されるため、泡による液レベ
ルセンサの誤作動を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はレシー
バータンクの断面図、第2図はバツフルの斜視図
である。 3……気液分離室、5,16……バツフル、7
……液レベルセンサ、13……冷媒入口通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気液分離室の上部に冷媒の過充填を検出する液
    レベルセンサを設けたレシーバータンクにおい
    て、前記液レベルセンサの下方に冷媒入口通路の
    下端を位置させると共に、該冷媒入口通路の下端
    と前記液レベルセンサとの間にバツフルを設けた
    ことを特徴とするレシーバータンク。
JP10324883U 1983-07-02 1983-07-02 レシ−バ−タンク Granted JPS6010887U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10324883U JPS6010887U (ja) 1983-07-02 1983-07-02 レシ−バ−タンク

Applications Claiming Priority (1)

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JP10324883U JPS6010887U (ja) 1983-07-02 1983-07-02 レシ−バ−タンク

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Publication Number Publication Date
JPS6010887U JPS6010887U (ja) 1985-01-25
JPS6320873Y2 true JPS6320873Y2 (ja) 1988-06-09

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ID=30242995

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JP10324883U Granted JPS6010887U (ja) 1983-07-02 1983-07-02 レシ−バ−タンク

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2665790B2 (ja) * 1989-02-14 1997-10-22 株式会社ゼクセル レシーバタンク
JP2582800Y2 (ja) * 1992-06-26 1998-10-08 カルソニック株式会社 リキッドタンク
JPH11273431A (ja) 1998-03-25 1999-10-08 Ose Kk 照明機器用反射体基材および照明機器用反射体
KR20040046536A (ko) * 2002-11-27 2004-06-05 대우조선해양 주식회사 고압 공기압축기용 소음기

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JPS6010887U (ja) 1985-01-25

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