JP5074801B2 - オイルセパレータ - Google Patents

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Description

本発明は、空調装置に用いられるオイルセパレータに関するものである。
一般に、空調装置において、圧縮機で使用されるコンプレッサーオイルは、冷媒に混じって吐出されるため、圧縮機の吐出側に設けたオイルセパレータで、冷媒から分離して圧縮機へと戻すようになされている。そして、このコンプレッサーオイルを分離した冷媒は、四方弁へと供給するようになされている。
従来より、冷媒の圧縮機吐出側への逆流を防止すべく、このオイルセパレータと四方弁との間に逆止弁を設けた空調装置の冷媒回路は存在していた(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3291357号公報
しかし、上記従来の場合、オイルセパレータと四方弁との間に逆止弁を設けているため、室外機内の設置スペースが嵩むといった不都合を生じていた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、室外機内の設置スペースの節約を図ることができる逆止弁の配置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための本発明のオイルセパレータは、圧縮機の吐出口と連通する入口管と、四方弁に連通する出口管とを有するオイルセパレータにおいて、入口管および出口管を、オイルセパレータの内部に挿入し、このオイルセパレータ本体内において、入口管先端にオイルエレメントをオイルセパレータ軸線方向に沿って設け、出口管に、流れ方向が四方弁へと向かう逆止弁をオイルセパレータ軸線方向に沿って設けて入口管から出口管に到る冷媒の流れ方向で逆止弁をオイルエレメントの下流側に設け、逆止弁の一部がオイルセパレータ軸線方向でオイルエレメントと重なる位置に配置したものである。
また、上記オイルセパレータにおいて、オイルセパレータ本体内の前記出口管をU字状に形成し、この出口管の直管部分に、流れ方向が四方弁へと向かう逆止弁を設けたものである。また、このオイルセパレータにおいて、前記出口管の2つの直管部を反折返し側で支持部材で連結したものである。
以上述べたように、本発明のオイルセパレータによると、オイルセパレータと四方弁との間から逆止弁を無くしたので、室外機内の設置スペースの節約を図ることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1ないし図3は、本発明に係るオイルセパレータ1を示し、図4は同オイルセパレータ1を空調装置(図示省略)の圧縮機10aと四方弁10bとの間に取り付けた状態を示している。
すなわち、このオイルセパレータ1は、オイルセパレータ本体11に入口管2と出口管3とを有し、出口管3に逆止弁31を設けて構成されている。
オイルセパレータ本体11は、円筒状となった胴部11aの両端に下側鏡板11b、上側鏡板11cを接続して高圧密閉容器を構成するようになされている。
下側鏡板11bの底面には、オイル回収管4を接続するようになされている。オイルセパレータ本体11の底部から所定高さに相当する胴部11aの側面にもオイル回収管4を接続するようになされている。これらのオイル回収管4,4は、オイルセパレータ本体11内に溜まったコンプレッサーオイルを圧縮機10aへと戻る冷媒管10c、10dに接続されるが、このうち、胴部11aの側面に接続されたオイル回収管4は、オイル不足時などに隣接する室外機(図示省略)へと送ることができるように室外機同士を接続する連絡管10eに分岐接続するようになされている。
上側鏡板13の頂部には、入口管2と出口管3とが設けられている。
入口管2は、上側鏡板11cの頂部から突設された接続口20に、圧縮機10aの吐出口からの冷媒管10fを接続するようになされている。この入口管2は、オイルセパレータ本体11内に延出した部分に、オイルエレメント21が設けられている。
このオイルエレメント21は、その下端部21aが平滑に潰されて両側に形成された平坦面21bに複数の通気孔(図示省略)が形成されている。そして、このオイルエレメント21は、これらの平坦面21bの通気孔から冷媒ガスを拡散させるとともに、オイルを捕集する。すなわち、冷媒ガス中に、コンプレッサーオイルがミスト状になって分散しており、冷媒が通過するオイルエレメント21に障壁を設けることで、冷媒ガスは気体のまま通過するが、分散していたコンプレッサーオイルのミスト粒子は、障壁に衝突して油滴となって捕集されることとなる。
オイルエレメント21は、上記したように冷媒ガスに分散しているミスト状のコンプレッサーオイルを捕集することができる程度の障壁となるように、平坦面21bの通気孔の開口具合が調整されており、下端部21aからは、捕集したオイルが滴下し、平坦面21bの通気孔からは略冷媒ガスのみが拡散することとなる。
なお、通気孔のみで調整できない場合には、このオイルエレメント21内に、連続気泡の多孔質体や繊維などの充填材を設けてコンプレッサーオイルの捕集を補助してもよい。
出口管3は、上側鏡板11cの頂部から突設された接続口30に、四方弁10bへと延設される冷媒管10gを接続するようになされている。この出口管3は、オイルセパレータ本体11内に延出した部分に、U字状に折り曲げられたU字管32の一端が接続されている。このU字管32は、その一端側の直管部に、流れ方向が他端側から一端側へと向かう逆止弁31が設けられており、他端側から流入したオイルセパレータ本体10内の冷媒ガスを、出口管3から外部の方向にのみ流すようになされている。また、U字管31の端部同士間は、鋼製の棒材33で溶接固定されている。
出口管3の流入口34となるU字管31の他端部は、オイルセパレータ本体10内において、上側鏡板11cの部分に位置することとなるので、前記した入口管2のオイルエレメント21と離隔されている。したがって、この入口管2のオイルエレメント21から拡散される冷媒ガスにオイルミストが含まれていたとしても、この流入口34の位置からは流入され難くなる。
このようにして構成されるオイルセパレータ1は、冷媒ガスと、この冷媒ガスに混入したコンプレッサーオイルとを、オイルセパレータ本体11内に拡散される前のオイルエレメント21で分離し、冷媒ガスのみを拡散させて捕集したオイルはオイルエレメント21の下端部21aから滴下させて回収することができるので、オイルセパレータ本体11内に逆止弁31を内蔵しても何ら問題なく冷媒ガスのみを出口管3から流出させることができる。
また、出口管3の流入口34は、上側鏡板11cの部分に位置することとなるので、万が一オイルセパレータ本体11の内部に、大量のコンプレッサーオイルが回収された場合でも、コンプレッサーオイルが流入することを防止できる。したがって、安定した運転が可能となり、しかもオイルセパレータ本体11の胴部11aを短くしてコンパクトなオイルセパレータ1を構成した場合であっても、流入口34からのコンプレッサーオイルの流入を防止することができる。
このオイルセパレータ1は、図4に示すように、入口管2を圧縮機10aからの冷媒管10fと接続し、出口管3を四方弁10bからの冷媒管10gと接続することによって、空調装置(図示省略)に組み込まれる。このようにして取り付けられたオイルセパレータ1は、逆止弁31を内蔵しているので、四方弁10bとの間に逆止弁を別途設ける必要が無くなる。したがって、空調装置(図示省略)の室外機(図示省略)内の設置スペースの節約を図ることができる。したがって、室外機の小型化を図ったり、オイルセパレータ1と四方弁10bとの間に他の冷媒管やバルブなどを接続して多機能化を図る場合などに有効である。
また、入口管2および出口管3を上側鏡板11cに設けられた接続口20および30に接続する構成であるので、オイルセパレータ本体11には穴あけ加工が不要となる。従って、オイルセパレータ本体11として、例えば、中空円筒管を流用することが容易となる。この場合、胴部11aの側面に接続されたオイル回収管4も、下側鏡板11bから挿入して所定高さ位置で開口する構成とすれば、なお良い。オイルセパレータ本体11の穴あけ加工が全く不要になるからである。
なお、本実施の形態では、オイルセパレータ1の出口管3は、オイルセパレータ本体11内に延出した部分に、U字状に折り曲げられたU字管32の一端を接続し、この一端側の直管部に逆止弁31を設けた構成となっているが、このU字管32に換えて、直管(図示省略)を接続し、この直管部に逆止弁31を設けた構成としてもよい。ただし、この場合、出口管3の流入口34の位置が、オイルエレメント21と近接することとなるので、冷媒ガスを拡散させる平坦面21bは、この流入口34を避ける構成とすることが好ましい。
空調装置のオイルセパレータとして利用できる。
本発明に係るオイルセパレータの全体構成の概略を示す内部構造の正面図である。 本発明に係るオイルセパレータの全体構成の概略を示す内部構造の側面図である。 (a)は本発明に係るオイルセパレータの出口管を示す正面図、(b)は同図(a)のI-I 線断面図である。 本発明に係るオイルセパレータの施工状態を示す冷媒回路図である。
符号の説明
1 オイルセパレータ
11 オイルセパレータ本体
11c 上側鏡板(頂部)
2 入口管
3 出口管
31 逆止弁
32 U字管
33 棒材(支持部材)
10a 圧縮機
10b 四方弁

Claims (3)

  1. 圧縮機の吐出口と連通する入口管と、四方弁に連通する出口管とを有するオイルセパレータにおいて、
    入口管および出口管を、オイルセパレータの内部に挿入し、このオイルセパレータ本体内において、入口管先端にオイルエレメントをオイルセパレータ軸線方向に沿って設け、出口管に、流れ方向が四方弁へと向かう逆止弁をオイルセパレータ軸線方向に沿って設けて入口管から出口管に到る冷媒の流れ方向で逆止弁をオイルエレメントの下流側に設け、逆止弁の一部がオイルセパレータ軸線方向でオイルエレメントと重なる位置に配置したことを特徴とするオイルセパレータ。
  2. オイルセパレータ本体内の前記出口管をU字状に形成し、この出口管の直管部分に、流れ方向が四方弁へと向かう逆止弁を設けた請求項1記載のオイルセパレータ。
  3. 前記出口管の2つの直管部を反折返し側で支持部材で連結した請求項2記載のオイルセパレータ。
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