JP2008304097A - アキュムレータ - Google Patents

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Hiroki Yoshioka
宏起 吉岡
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Abstract

【課題】 耐熱容器内下部に溜まったオイルをオイル吸入管から排出管へ良好に吸入できるアキュムレータの提供。
【解決手段】 気液二相冷媒が流入する流入管6と、気体冷媒が排出する排出管4を有する耐圧容器2と、耐圧容器2内に収容され、且つ、上端部5aが排出管4に連通する一方、下端部5bが該耐圧容器内下部R2に連通するオイル吸入管5を備えるアキュムレータ1において、耐圧容器内上部R1に排出管4を連通し、耐圧容器内下部R2に流入管6を連通し、耐圧容器内上部R1と耐圧容器内下部R2との間に抵抗体3を介装した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アキュムレータに関する。
従来、気液二相冷媒が流入する流入管と、気体冷媒が排出する排出管を有する耐圧容器と、耐圧容器内に収容され、且つ、上端部が排出管に連通する一方、下端部が該耐圧容器内下部に連通し、冷媒と共に冷凍サイクル内を循環するコンプレッサのオイルを吸入するオイル吸入管とを備えるアキュムレータの技術が公知になっている(特許文献1参照)。
特開2000−356439号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、流入管と排出管が共に耐圧容器内上部に連通され、気体冷媒が排出管を通過するときの圧力損失により生じる圧力差のみを利用して耐圧容器内下部に溜まったオイルをオイル吸入管から排出管へ吸入していたため、吸入力が不十分でオイルを良好に吸入できないという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、耐熱容器内下部に溜まったオイルをオイル吸入管から排出管へ良好に吸入できるアキュムレータを提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、気液二相冷媒が流入する流入管と、気体冷媒が排出する排出管を有する耐圧容器と、前記耐圧容器内に収容され、且つ、上端部が排出管に連通する一方、下端部が該耐圧容器内下部に連通するオイル吸入管を備えるアキュムレータにおいて、前記耐圧容器内上部に前記排出管を連通し、前記耐圧容器内下部に前記流入管を連通し、前記耐圧容器内上部と耐圧容器内下部との間に抵抗体を介装したことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、気液二相冷媒が流入する流入管と、気体冷媒が排出する排出管を有する耐圧容器と、前記耐圧容器内に収容され、且つ、上端部が排出管に連通する一方、下端部が該耐圧容器内下部に連通するオイル吸入管を備えるアキュムレータにおいて、前記耐圧容器内上部に前記排出管を連通し、前記耐圧容器内下部に前記流入管を連通し、前記耐圧容器内上部と耐圧容器内下部との間に抵抗体を介装したため、耐熱容器内下部に溜まったオイルをオイル吸入管から排出管へ良好に吸入できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1のアキュムレータを示す断面図、図2は図1のS2−S2線における断面図、図3は本実施例1のアキュムレータが採用される冷凍サイクルを示す図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1のアキュムレータ1は、耐圧容器2と、この耐圧容器2の中途部に設けられた抵抗体3等が備えられている。
抵抗体3は、それぞれ複数の連通孔3a(図2参照)を有する上下一対の多孔板3b,3cと、これら両者の間に収容された粒状の乾燥剤3dで構成される他、該抵抗体によって、耐圧容器2内が耐圧容器内上部R1と耐圧容器内下部R2に区分けされている。
耐圧容器2は、円筒状の筒状部2aと、筒状部2aの上部の内側に嵌合された状態で図外の溶接、ろう付け等により固定された上側閉塞部2bと、筒状部2aの下部の内側に嵌合された状態で図外の溶接、ろう付け等により固定された略碗状の下側閉塞部2cとから構成され、これら三者は金属製(例えばアルミニウム製)となっている。
上側閉塞部2bの中心位置には、後述する内部熱交換器A3側の接続管を連通接続するための排出口2dが貫通形成されると共に、この排出口2dには排出管4の上端部が挿入固定された状態で連通接続されている。
また、排出管4の下端部は、オイル吸入管5の上端部が挿入された状態で閉塞される他、その側方には該オイル吸入管5の上端部に近接して開口部4aが形成され、これによって、排出管4は開口部4aを介して耐圧容器内上部R1と連通されている。
上側閉塞部2bの排出口2dと近接した位置には、後述するエバポレータA5側の接続管を連通接続するための流入口2eが貫通形成されると共に、この流入口2eには流入管6の上端部が挿入固定された状態で連通接続されている。
また、流入管6の下端部は、抵抗体3を貫通して耐圧容器内下部R2に所定位置まで延設されている。
さらに、オイル吸入管5の下端部は、抵抗体3を貫通して下側閉塞部2cの底部中心に近接する位置まで延設されている。
なお、本実施例1の抵抗体3の多孔板3b,3c、排出管4、オイル吸入管5、流入管6はそれぞれ樹脂製であり、これらは図外の溶着等により共に固定されている。
従って、本実施例1のアキュムレータ1では、耐圧容器内上部R1に排出管4が連通される一方、耐圧容器内下部R2に流入管6が連通される。
また、耐圧容器内上部R1と耐圧容器内下部R2との間に抵抗体3が介装されることとなる。
次に、作用を説明する。
図3に示すように、このように構成されたアキュムレータ1は、コンプレッサA1、ガスクーラA2、内部熱交換器A3、膨張弁A4、及びエバポレータA5、アキュムレータ1が連結された一般的な車両空調用の冷凍サイクルに採用される。
また、本実施例1の冷凍サイクルは二酸化炭素を冷媒として高圧側が超臨界域(例えば冷媒温度:30℃以上、冷媒圧力:7.4MPa以上)となる所謂超臨界蒸気圧縮式冷凍サイクルであり、コンプレッサA1を駆動させる際に用いるオイルが冷媒と共に循環している。
コンプレッサA1は、エンジン等の駆動装置によって駆動し、冷媒を超臨界域まで圧縮するものである。
ガスクーラA2(外部熱交換器)は、コンプレッサA1から吐出された高圧の気体冷媒を冷却するものである。
内部熱交換器A3は、エバポレータA5で蒸発した後でアキュムレータ1からコンプレッサA1へ送られる比較的低温の冷媒と、ガスクーラA2から膨張弁A4へ送られる冷媒との間で熱交換を行い熱交換率を向上させるものである。
膨張弁A4は、ガスクーラA2から送出された冷媒を減圧するものである。
エバポレータA5は、膨張弁A4を通過して減圧された冷媒と該エバポレータA5のコア部を通過する図外のブロアにより送られる空気を熱交換させて、空気から吸熱して空気を冷却するものである。
アキュムレータ1は、エバポレータA5において蒸発しきれなかった液冷媒を含む気液混合冷媒を気体と液体に分離して気体冷媒を内部熱交換器A4へ送る一方、エバポレータA5の熱負荷に応じて液冷媒を溜めておくものである。
以下、アキュムレータ1の作動を詳細に説明する。
先ず、図1に示すように、エバポレータA5側の接続管から耐圧容器2の流入口2e及び流入管6を介して耐圧容器内下部R2に流入した気液二相冷媒(図中冷媒の流れを破線矢印で図示)は気液分離する。
この際、耐圧容器内下部R2には、冷媒よりも比重の大きいオイル7が液冷媒8の下方に層を成して溜まる。
次に、気液分離された気体冷媒は、抵抗体3の多孔板3b,3cの連通孔3aを介して耐熱容器2内上部に移動した後、排出管4の開口部4aへ流入する。
この際、気体冷媒に含まれる水分を抵抗体3の乾燥剤3dで吸水でき、これにより、冷凍サイクル内に侵入した水分を除去することができる。
次に、排出管4の開口部4aから排出管4に流入した気体冷媒は排出口2dから内部熱交換器A3側の接続管へ排出される。
この際、排出管4の下端部には、オイル吸入管5との間に所定長さL1の絞り通路9が形成されているため、この絞り通路9を気体冷媒が通過するときに流速が増大することにより、絞り通路9下流の圧力が耐圧容器内上部R1の圧力より低くなって、これら両者の間に所定の圧力差が生じる。
この結果、耐圧容器内下部R2に溜まったオイル7をオイル吸入管5の下端部5bから排出管4へ良好に吸入することができ、気体冷媒と共に内部熱交換器A3側の接続管へ排出できる。
ここで、本実施例1では、耐圧容器内上部R1と耐圧容器内下部R2との間に抵抗体3を介装しているため、気液二相冷媒が流入管6から耐圧容器内下部R2へ流入すると、耐圧容器内下部R2の圧力が耐圧容器内上部R1の圧力よりも高くなる。
この結果、耐圧容器内下部R2に溜まったオイル7をオイル吸入管5を介して排出管4の上端部側(絞り通路9下流)へ押し出すように作用し、オイル7を良好に吸入することができる。
従って、従来の発明のように、流入管と排出管が同じ圧力の空間に連通されている場合に比べて、本実施例1では、耐圧容器内上部R1と耐圧容器内下部R2の圧力差分だけオイル吸入管5のオイル7の吸入力を増大でき、好適となる。
なお、補足ではあるが、抵抗体3の耐圧容器内下部R2がオイル7と液冷媒8でほぼ満たされても同様の効果を得ることができる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1のアキュムレータにあっては、気液二相冷媒が流入する流入管6と、気体冷媒が排出する排出管4を有する耐圧容器2と、耐圧容器2内に収容され、且つ、上端部5aが排出管4に連通する一方、下端部5bが該耐圧容器内下部R2に連通するオイル吸入管5を備えるアキュムレータ1において、耐圧容器内上部R1に排出管4を連通し、耐圧容器内下部R2に流入管6を連通し、耐圧容器内上部R1と耐圧容器内下部R2との間に抵抗体3を介装したため、耐熱容器内2下部に溜まったオイル7をオイル吸入管5から排出管へ良好に吸入できる。
また、抵抗体3を上下一対の多孔板3b,3cとこれら両者の間に収容される乾燥剤3dで構成したため、耐圧容器内2上部と耐圧容器内下部R2との圧力差ΔP2を生じさせる抵抗体3として機能させることができると同時に、乾燥剤3d間を通過する気体冷媒に含まれる水分を乾燥剤3dで吸水でき、好適となる。
また、耐圧容器2下部を凹曲面形状にし、オイル吸入管5の下端部5bを耐圧容器2下部の底部中心位置に近接して配置したため、耐圧容器2が傾斜状態になった場合でもオイル7を底部中心に集めて溜めることができ、オイル7をオイル吸入管5の下端部5bから安定して吸入できる。
また、オイル7の液面の高さを常にオイル吸入管5の下端部5bより上にしておくことができるため、オイル7をコンプレッサA1へ安定して供給することができる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、本実施例1では、排出管4の側方に開口部4aを形成して絞り通路9を形成したが、従来の発明と同様に排出管の下端を開口して絞り通路を形成しても良い。
また、抵抗体3は耐圧容器内上部R1と耐圧容器内下部R2との間に圧力差を生じさせる構造であれば良く、乾燥剤3dを省略しても抵抗体3として作用する。
さらに、本実施例で説明した各構成部材の固定方法、材質、及び詳細な部位の形状、大きさ、数量、配置等は適宜設定でき、これらを変更したものは全て本発明の範疇となる。
本発明の実施例1のアキュムレータを示す断面図である。 図1のS2−S2線における断面図である。 本実施例1のアキュムレータが採用される冷凍サイクルを示す図である。
符号の説明
A1 コンプレッサ
A2 ガスクーラ
A3 内部熱交換器
A4 膨張弁
A5 エバポレータ
R1 耐圧容器内上部
R2 耐圧容器内下部
1 アキュムレータ
2 耐圧容器
2a 筒状部
2b 上側閉塞部
2c 下側閉塞部
2d 排出口
2e 流入口
3 抵抗体
3a 連通孔
3b、3c 多孔板
3d 乾燥剤
4 排出管
4a 開口部
5 オイル吸入管
5a (オイル吸入管の)上端部
5b (オイル吸入管の)下端部
6 流入管
7 オイル
8 液冷媒
9 絞り通路

Claims (3)

  1. 気液二相冷媒が流入する流入管と、気体冷媒が排出する排出管を有する耐圧容器と、
    前記耐圧容器内に収容され、且つ、上端部が排出管に連通する一方、下端部が該耐圧容器内下部に連通するオイル吸入管を備えるアキュムレータにおいて、
    前記耐圧容器内上部に前記排出管を連通し、
    前記耐圧容器内下部に前記流入管を連通し、
    前記耐圧容器内上部と耐圧容器内下部との間に抵抗体を介装したことを特徴とするアキュムレータ。
  2. 請求項1記載のアキュムレータにおいて、
    前記抵抗体を上下一対の多孔板とこれら両者の間に収容される乾燥剤で構成したことを特徴とするアキュムレータ。
  3. 請求項1または2記載のアキュムレータにおいて、
    前記耐圧容器下部を凹曲面形状にし、
    前記オイル吸入管の下端部を耐圧容器下部の底部中心位置に近接して配置したことを特徴とするアキュムレータ。
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JP2014070869A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Fuji Koki Corp アキュムレータ
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