JPS63206458A - 溶融亜鉛めつき浴のボトムドロス発生防止法 - Google Patents

溶融亜鉛めつき浴のボトムドロス発生防止法

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Publication number
JPS63206458A
JPS63206458A JP62038973A JP3897387A JPS63206458A JP S63206458 A JPS63206458 A JP S63206458A JP 62038973 A JP62038973 A JP 62038973A JP 3897387 A JP3897387 A JP 3897387A JP S63206458 A JPS63206458 A JP S63206458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bath
dross
hot dip
bottom dross
plating
Prior art date
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Pending
Application number
JP62038973A
Other languages
English (en)
Inventor
Takio Nakamura
中村 多喜雄
Atsushi Inoue
淳 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinsei Industries Co Ltd
Shinsei Kogyo KK
Original Assignee
Shinsei Industries Co Ltd
Shinsei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は溶融亜鉛めっき俗におけるボトムドロスの発生
を防止して、長期間連続めっき可能にする方法に関する
(従来技術) 鋼板の溶融亜鉛めっきは^1を0.10〜0.30%添
加しためっき浴に鋼板を浸漬して行うが、めっきを継続
して行くと、めっき浴にFeが溶解し、FeとZnや^
Iとの金属間化合物であるドロスが発生する。
このドロスの主なものは、FeとZnの金属間化合物で
あるFe2^1.と、FeとZnの金属間化合物である
Fe2117とがあるが、前者は比重がZnより軽く(
約4.2)、表面に発生するため、通常トップドロスと
称せられ、また後者は表面がZnより重く(約7.25
)、底に沈降するため、ボトムドロスと称されている。
これらのドロスは浴中^1濃度により発生状態が異なり
、浴中^I濃度が0.14%以上のときトップドロスの
発生が多く、それ以下のときはボトムドロスの発生が多
い。このため溶融亜鉛めっき鋼板のように浴中^1濃度
を通常0.15%以上にしてめっきする場合はトップド
ロスが多く発生し、めっき後加熱合金化処理を行う〃ル
バニール鋼板のように浴中^1濃度を0.14%以下で
めっきする必要がある場合はボトムドロスが多く発生す
る。
一般にトップドロスは発生しても、流動性が良好である
ので、めっき層に付着することがないが、ボトムドロス
が発生すると、めっき層に付着して表面に突出し、品質
欠陥となるので、除去しなければならない。
しかし、ボトムドロスは底部に堆積しているため、めっ
き浴上部に設置しであるめっ!18!やその付帯設備が
障害となり、めっき操業中除去することは困難である。
またボトムドロスをめっき操業中に除去すると、浴全体
に拡散してめっき層に多量に付着し、不良品が多量に発
生するので、除去困難である。このため溶融亜鉛めっき
操業中は、ボトムドロスがめつき浴底部に次第に堆積し
てゆくのを放置していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、ボトムドロスがめつき浴底部に堆積してゆくと
、めっき浴の釜が外部加熱方式の鉄製のものの場合、堆
積した部分は熱伝導が悪くなり、高温になる。しかして
、釜が高温になると釜内部はFeとΔ1との合金化が進
行し、浸食されるので、溶融亜鉛漏れに至る。このため
このような事態に至る前に定期的にめっき操業を停止し
て、ボトムドロスを汲み上げていた。しかし、この汲み
上げ作業を頻繁に実施すると生産性が低下しでしまう。
また浴中へ1濃度管理は浴中亜鉛を所定間隔でサンプリ
ングして分析し、その分析結果に応じて^1−Zn合金
をバッチ式に補給することにより行っているため、浴中
の^1濃度は常に一定でない。また浴中のFe濃度もめ
っき速度や銅帯幅などに変動し、一定ではない。このた
め分析時に浴中^1濃度が0.14%以上であっても、
0.14%以下になったり、Fe11度に対る^1が不
足したりして、ボトムドロスが発生してしまう。この^
1濃度不足によるボトムドロス発生を防止するには、F
e濃度変動に対応して^1を補給するようにすればよい
のであるが、現在のところ連続測定法がないので、実施
は困難である。
このため浴中の^1濃度が0.14%以下でもボトムド
ロスの発生を減少させて、その汲み上げまでの期間を長
くし、かつFe濃度変動に対応してAIを補給できるよ
うにする必要があった。
(間M魚を解決するための手段) 本発明は、溶融亜鉛めっき浴の表面にアルミニウム塊を
浮かべることによりボトムドロスの発生を防止し、また
Fe濃度変動に対応して^1を補給するようにした。こ
こでアルミニウム塊は、工業的に生産されている^1イ
ンゴットで十分で、若干の不純物を含有していても問題
ない。
またアルミニウム塊の浮かべ方は、めっき浴全面に敷き
詰める必要はなく、分散した状態で十分である。
(作用) 本発明でボトムドロスが発生しなくなるのは、アルミニ
ウム塊をめっき浴表面に浮かべておくと、Znとの合金
化が徐々に進行して溶融し、その溶融したアルミニウム
が洛中のFeと選択的に結合して^1−Zn會属開化合
物、すなわちトップドロスとなり、めっき浴表面に浮遊
してしまうためである。
まためっき浴には常に^!が供給されるため、浴中のF
e濃度変動に対応できる。
なおめっき浴に^1を補給するために、Al−Zn合金
を使用するが、この合金は溶解速度が速いため、めっき
浴に浮かべても短時間に溶解してしまい、ボトムドロス
発生を防止できない。
(実施例) 連続乾式溶融亜鉛めっきライン(タック7−トマン方式
)のめっき浴のボトムドロスをほぼ完全に鵬みトげで、
Fl 埋0−25111m−#ii l1g 762 
lIa+の鋼帯を浴温460±5℃、^1濃度0.15
5〜0.165%(めっき開始時)の溶融亜鉛めっき浴
で連続めっきし、めっき浴にアルミニウム塊を浮かべる
本発明法と浮かべない従来法のボトムドロス発生状態、
製品表面に付着してくるドロス状態を調査した。この結
果を第1表に示す。
@1表より明らかなごとく、本発明法の場合、浴中の^
1濃度が0.14%以下であっても、ボトムドロスの発
生は認められず、ドロスによる製品表面欠陥も発生しな
い。これに対して、従来法の場合は、ボトムドロスの発
生が24時間経過した時点から認められ、それに伴って
ドロスによる製品表面欠陥も発生してくる。
また本発明法の場合、浴中のFe濃度変動に対応して^
1が供給され、Feはトップドロスになって除去される
ため、浴中のFeは常にほぼ一定になる。
(発明の効果) 以上のように、本発明法によれば、ボトムドロスの発生
を防止することができ、連続めっき操業期間を長くする
ことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶融亜鉛めっき浴の表面にアルミニウム塊を浮かべるこ
    とを特徴とする溶融亜鉛めっき浴のボトムドロス発生防
    止法。
JP62038973A 1987-02-21 1987-02-21 溶融亜鉛めつき浴のボトムドロス発生防止法 Pending JPS63206458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62038973A JPS63206458A (ja) 1987-02-21 1987-02-21 溶融亜鉛めつき浴のボトムドロス発生防止法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62038973A JPS63206458A (ja) 1987-02-21 1987-02-21 溶融亜鉛めつき浴のボトムドロス発生防止法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63206458A true JPS63206458A (ja) 1988-08-25

Family

ID=12540098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62038973A Pending JPS63206458A (ja) 1987-02-21 1987-02-21 溶融亜鉛めつき浴のボトムドロス発生防止法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63206458A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518642A (en) * 1978-07-27 1980-02-08 Janome Seiki Kk Production of high illuminance concave screen
JPS55133435U (ja) * 1979-03-13 1980-09-22

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518642A (en) * 1978-07-27 1980-02-08 Janome Seiki Kk Production of high illuminance concave screen
JPS55133435U (ja) * 1979-03-13 1980-09-22

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