JPS63206087A - Y/c分離装置 - Google Patents
Y/c分離装置Info
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- JPS63206087A JPS63206087A JP3864487A JP3864487A JPS63206087A JP S63206087 A JPS63206087 A JP S63206087A JP 3864487 A JP3864487 A JP 3864487A JP 3864487 A JP3864487 A JP 3864487A JP S63206087 A JPS63206087 A JP S63206087A
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Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はY/C分離装置に関し、斜め方向の相関を検出
して分離信号を切り換えるものに適用して好適なもので
ある。
して分離信号を切り換えるものに適用して好適なもので
ある。
[従来の技術]
従来、Y/C分離方式としては、コンポジットビデオ信
号の周波数スペクトラムを利用してバンドパスフィルタ
及びローパスフィルタによって周波数軸上で輝度信号及
び色信号を分離する周波数分離方式と、ビデオ信号のラ
イン間の相関を利用して輝度信号及び色信号を分離する
櫛形フィルタ分離方式とがある。
号の周波数スペクトラムを利用してバンドパスフィルタ
及びローパスフィルタによって周波数軸上で輝度信号及
び色信号を分離する周波数分離方式と、ビデオ信号のラ
イン間の相関を利用して輝度信号及び色信号を分離する
櫛形フィルタ分離方式とがある。
これら両分敵方式はそれぞれ、周波数分離方式は輝度信
号にカラーサブキャリア周波数近傍の高域成分が含まれ
る画面状態では、色信号と輝度信号相互間に漏れが生じ
ていわゆるクロスカラーという画質の劣化等が生じると
いう欠点を有し、櫛形フィルタ分離方式はその前提とな
る相関の崩れに伴い分離が不十分となって画像のエツジ
部においてドツトが流れるいわゆるドツトクロールとい
う画質の劣化等が生じるという欠点を有する。
号にカラーサブキャリア周波数近傍の高域成分が含まれ
る画面状態では、色信号と輝度信号相互間に漏れが生じ
ていわゆるクロスカラーという画質の劣化等が生じると
いう欠点を有し、櫛形フィルタ分離方式はその前提とな
る相関の崩れに伴い分離が不十分となって画像のエツジ
部においてドツトが流れるいわゆるドツトクロールとい
う画質の劣化等が生じるという欠点を有する。
そこで、従来、両方式のY/C分離回路を並列的に設け
、主として周波数分離方式より画質劣化が生じることの
少ない櫛形フィルタ分離方式によるY/C分離信号を選
択し、櫛形フィルタ分離方式によるY/C分離信号を選
択した場合に例えば水平方向に流れるドツトクロール等
が生ずるときに周波数分離方式のY/C分離を選択する
ようになされていた。このような分離方式間の切換えは
、従来、水平相関検出回路または垂直相関検出回路の相
関検出出力に基づき行われていた。
、主として周波数分離方式より画質劣化が生じることの
少ない櫛形フィルタ分離方式によるY/C分離信号を選
択し、櫛形フィルタ分離方式によるY/C分離信号を選
択した場合に例えば水平方向に流れるドツトクロール等
が生ずるときに周波数分離方式のY/C分離を選択する
ようになされていた。このような分離方式間の切換えは
、従来、水平相関検出回路または垂直相関検出回路の相
関検出出力に基づき行われていた。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来の装置によれば、水平相関または垂
直相関に応じて出力信号を切り換えているため、斜め方
向にエツジを有する画像に対しては、斜め方向にクロス
カラーやドツトクロールが発生することを避は得なかっ
た。
直相関に応じて出力信号を切り換えているため、斜め方
向にエツジを有する画像に対しては、斜め方向にクロス
カラーやドツトクロールが発生することを避は得なかっ
た。
また、仮に斜め方向の相関を検出し得たとしても、Y/
C分離が垂直相関性を利用する櫛形フィルタ分離方式及
び周波数軸を利用した周波数分離方式に従うため、斜め
方向のビデオ信号を用いて分離しておらず、斜め方向に
ついて相関のないビデオ信号を用いて分離していること
になり、斜め相関に応じて切り換えたとしても分離が不
十分となって斜め方向にクロスカラーやドツトクロール
が発生することを避は得なかった。
C分離が垂直相関性を利用する櫛形フィルタ分離方式及
び周波数軸を利用した周波数分離方式に従うため、斜め
方向のビデオ信号を用いて分離しておらず、斜め方向に
ついて相関のないビデオ信号を用いて分離していること
になり、斜め相関に応じて切り換えたとしても分離が不
十分となって斜め方向にクロスカラーやドツトクロール
が発生することを避は得なかった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、斜め方向
のビデオ信号のデータを利用してY/C分離できるよう
にすると共に、斜め方向の相関を検出して、その分離さ
れた分離信号を切り換えるようにしたY/C分離装置を
提供しようとするものである。
のビデオ信号のデータを利用してY/C分離できるよう
にすると共に、斜め方向の相関を検出して、その分離さ
れた分離信号を切り換えるようにしたY/C分離装置を
提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段]
かかる問題点を解決するため、本発明においては、一方
の色差信号成分軸に位相を合わせられ、カラーサブキャ
リア周波数の4倍の周波数でサンプリングされたコンポ
ジットビデオ信号のデータを入力し、着目点を通る斜め
方向について、当該斜め方向上のデータからその方向の
相関を検出するそれぞれ斜め方向の傾斜角が異なる複数
の斜め相関検出部と、データを入力し、着目点を通る斜
め方向について、当該斜め方向上のデータから着目点の
輝度信号を得ると共に、得られた当該輝度信号をコンポ
ジットビデオ信号から減算してクロマ信号を得るそれぞ
れ斜め方向の傾斜角が異なる複数の斜め相間利用Y/C
分離部と、データを入力し、櫛形フィルタ分離方式に従
い、輝度信号及びクロマ信号を分離する櫛形フィルタ分
離部と、各斜め相関検出部の検出出力に基づいて斜め相
関の有無を判別し、相関がない場合に、櫛形フィルタ分
離部の分離信号を出力信号として選択させ、相関がある
場合に相関がある斜め方向を決定していずれかの斜め相
関利用Y/C分離部の分離信号を出力信号として選択さ
せるY/C分離部還択手段とを備えた。
の色差信号成分軸に位相を合わせられ、カラーサブキャ
リア周波数の4倍の周波数でサンプリングされたコンポ
ジットビデオ信号のデータを入力し、着目点を通る斜め
方向について、当該斜め方向上のデータからその方向の
相関を検出するそれぞれ斜め方向の傾斜角が異なる複数
の斜め相関検出部と、データを入力し、着目点を通る斜
め方向について、当該斜め方向上のデータから着目点の
輝度信号を得ると共に、得られた当該輝度信号をコンポ
ジットビデオ信号から減算してクロマ信号を得るそれぞ
れ斜め方向の傾斜角が異なる複数の斜め相間利用Y/C
分離部と、データを入力し、櫛形フィルタ分離方式に従
い、輝度信号及びクロマ信号を分離する櫛形フィルタ分
離部と、各斜め相関検出部の検出出力に基づいて斜め相
関の有無を判別し、相関がない場合に、櫛形フィルタ分
離部の分離信号を出力信号として選択させ、相関がある
場合に相関がある斜め方向を決定していずれかの斜め相
関利用Y/C分離部の分離信号を出力信号として選択さ
せるY/C分離部還択手段とを備えた。
[作用]
各斜め相関検出部は、所定の傾斜角を有する斜め方向に
ついてその方向上のデータを用いて斜め相関を検出し、
各斜め相関利用Y/CJA−離部は、所定の傾斜角を有
する斜め方向についてその方向上のデータを用いてY/
C分離を行い、また、櫛形フィルタ分離部は、櫛形フィ
ルタ分離方式に従いY/C分離を行い、Y/C分離部選
択手段は、各斜め相関検出部の検出出力に基づき、相関
がない場合に、櫛形フィルタ分離部の分離信号を選択し
、相関がある場合に相関がある一つの斜め方向を決定し
てその方向のデータを用いた斜め相関利用Y/C分離部
の分離信号を選択するようにした。
ついてその方向上のデータを用いて斜め相関を検出し、
各斜め相関利用Y/CJA−離部は、所定の傾斜角を有
する斜め方向についてその方向上のデータを用いてY/
C分離を行い、また、櫛形フィルタ分離部は、櫛形フィ
ルタ分離方式に従いY/C分離を行い、Y/C分離部選
択手段は、各斜め相関検出部の検出出力に基づき、相関
がない場合に、櫛形フィルタ分離部の分離信号を選択し
、相関がある場合に相関がある一つの斜め方向を決定し
てその方向のデータを用いた斜め相関利用Y/C分離部
の分離信号を選択するようにした。
その結果、斜め方向の相関がある場合にその方向のデー
タを用いて得たY/C分離信号を出力でき、斜め方向の
ドツトクロールやクロスカラー等の画質劣化を低減させ
ることができ、斜め方向に相関がない場合に櫛形フィル
タ分離方式により得たY/C分離信号を出力でき、クロ
スカラー等の画質劣化を低減させることができる。
タを用いて得たY/C分離信号を出力でき、斜め方向の
ドツトクロールやクロスカラー等の画質劣化を低減させ
ることができ、斜め方向に相関がない場合に櫛形フィル
タ分離方式により得たY/C分離信号を出力でき、クロ
スカラー等の画質劣化を低減させることができる。
[実施例]
以下、本発明によるY/C分離装置の一実施例を図面を
参照しながら詳述する。
参照しながら詳述する。
(実施例の全体構成)
第1図はY/C分離装置の全体構成を示し、カラーサブ
キャリア周波数fSCの4倍の周波数で、一方の色差信
号成分軸に位相が合わせられてサンプリングされたコン
ポジットビデオ信号COMPが与えられる。このコンポ
ジットビデオ信号COMPは、第2図に詳、tifiI
!成を示す斜め相関利用Y/C分離部1に与えられると
共に、4サンプリング周期遅延回路2を介して櫛形フィ
ルタ分離部3に与えられる。なお、遅延回路2は斜め相
関利用Y/C分離部1と櫛形フィルタ分離部3との処理
の同期を得るために設けられたものである。
キャリア周波数fSCの4倍の周波数で、一方の色差信
号成分軸に位相が合わせられてサンプリングされたコン
ポジットビデオ信号COMPが与えられる。このコンポ
ジットビデオ信号COMPは、第2図に詳、tifiI
!成を示す斜め相関利用Y/C分離部1に与えられると
共に、4サンプリング周期遅延回路2を介して櫛形フィ
ルタ分離部3に与えられる。なお、遅延回路2は斜め相
関利用Y/C分離部1と櫛形フィルタ分離部3との処理
の同期を得るために設けられたものである。
櫛形フィルタ分離部3により分離された輝度信号Y1及
びクロマ信号C1はスイッチ回路4に与えられ、斜め相
関利用Y/C分離部1により分離された輝度信号Y2及
びクロマ信号C2もスイッチ回路4に与えられる。スイ
ッチ回路4は第3図に詳細構成を示す斜め相関検出回路
5から与えられる相関フラグFLGI〜FLG3に基づ
き、斜め方向の相関がないとき、櫛形フィルタ分離部3
によって分離された輝度信号Y1及びクロマ信号C1を
選択し、他方、斜め方向の相関があるとき、斜め相関利
用Y/C分離部1により分離された輝度信号Y2及びク
ロマ信号C2を選択させる。
びクロマ信号C1はスイッチ回路4に与えられ、斜め相
関利用Y/C分離部1により分離された輝度信号Y2及
びクロマ信号C2もスイッチ回路4に与えられる。スイ
ッチ回路4は第3図に詳細構成を示す斜め相関検出回路
5から与えられる相関フラグFLGI〜FLG3に基づ
き、斜め方向の相関がないとき、櫛形フィルタ分離部3
によって分離された輝度信号Y1及びクロマ信号C1を
選択し、他方、斜め方向の相関があるとき、斜め相関利
用Y/C分離部1により分離された輝度信号Y2及びク
ロマ信号C2を選択させる。
(櫛形フィルタ分離部)
櫛形フィルタ分離部3においては、4サンプリング周期
遅延回路2を介して与えられるコンポジットビデオ信号
COMPを、1水平走査期間だけ遅延する遅延回路6及
び7を縦属接続してなる遅延段を介することによって第
4図に示すように着目点P14及び当該着目点P14に
対して垂直方向に隣接する点P23及びP5のデータD
23、D14、D5を得るようにしている。
遅延回路2を介して与えられるコンポジットビデオ信号
COMPを、1水平走査期間だけ遅延する遅延回路6及
び7を縦属接続してなる遅延段を介することによって第
4図に示すように着目点P14及び当該着目点P14に
対して垂直方向に隣接する点P23及びP5のデータD
23、D14、D5を得るようにしている。
なお、第4図において、丸と三角との違いは色差信号成
分の違いを意味し、白黒の違いは色差信号成分の位相の
反転を意味する。
分の違いを意味し、白黒の違いは色差信号成分の位相の
反転を意味する。
データD5及びD23は加算回路8において加算された
後、1/2逓倍回路9を介して1/2倍されて減算回路
10に減算入力として与えられ、また、データD14は
減算回路10に被減算入力として与えられ、減算回路1
0において減算されて輝度信号成分を相殺して1/2逓
倍回路13を得た後、クロマ信号C1を得るようになさ
れている。このクロマ信号C1は、カラーサブキャリア
周波数fSCを通過中心周波数とするバンドパスフィル
タ11を介して不要成分が除去されてスイッチ回路4に
与えられる。
後、1/2逓倍回路9を介して1/2倍されて減算回路
10に減算入力として与えられ、また、データD14は
減算回路10に被減算入力として与えられ、減算回路1
0において減算されて輝度信号成分を相殺して1/2逓
倍回路13を得た後、クロマ信号C1を得るようになさ
れている。このクロマ信号C1は、カラーサブキャリア
周波数fSCを通過中心周波数とするバンドパスフィル
タ11を介して不要成分が除去されてスイッチ回路4に
与えられる。
また、バンドパスフィルタ11を介したクロマ信号C1
は、減算回路12に減算入力として与えられる。減算回
路12には遅延回路6から着目点P14のデータD14
が与えられ、データD14からクロマ信号C1が減算さ
れて着目点P14の輝度信号Y1が得られ、この輝度信
号Y1がスイッチ回路4に与えられる。
は、減算回路12に減算入力として与えられる。減算回
路12には遅延回路6から着目点P14のデータD14
が与えられ、データD14からクロマ信号C1が減算さ
れて着目点P14の輝度信号Y1が得られ、この輝度信
号Y1がスイッチ回路4に与えられる。
(斜め相関利用Y/C分離部)
斜め相関利用Y/C分離部1においては、コンポジット
ビデオ信号COMPは、第2図に示すように1サンプリ
ング周期だけ遅延させる8個の遅延回路21〜28と、
906サンプリング周期だけ遅延させる2個の遅延回路
29及び30と、1サンプリング周期だけ遅延させる8
個の遅延回路31〜38とを縦属接続した遅延段3つに
与えられる。なお、910サンプリング周期が1水平走
査期間に相当する。
ビデオ信号COMPは、第2図に示すように1サンプリ
ング周期だけ遅延させる8個の遅延回路21〜28と、
906サンプリング周期だけ遅延させる2個の遅延回路
29及び30と、1サンプリング周期だけ遅延させる8
個の遅延回路31〜38とを縦属接続した遅延段3つに
与えられる。なお、910サンプリング周期が1水平走
査期間に相当する。
かくして、第2図に示すように、着目点P14のデータ
D14と、その下方の点P5のデータD5と、点P5の
前後4点P1〜P4、P6〜P9のデータD1〜D4、
D6〜D9と、着目点P14の上方の点P23のデータ
D23と、点P23の前後4点、P19〜P22、P2
4〜P27のデータD19〜D22、D24〜D27と
がこの遅延段39により得られる。
D14と、その下方の点P5のデータD5と、点P5の
前後4点P1〜P4、P6〜P9のデータD1〜D4、
D6〜D9と、着目点P14の上方の点P23のデータ
D23と、点P23の前後4点、P19〜P22、P2
4〜P27のデータD19〜D22、D24〜D27と
がこの遅延段39により得られる。
ここで、着目点P14を通る斜め方向A〜Iについて各
データの色差信号成分を検討してみる。
データの色差信号成分を検討してみる。
斜め方向Aの各データD1、D14、D27については
、同一の色差成分の同相、逆相が交互に現われるように
なっている。従って、これらデータD1、D14、D2
7を適宜加算または減算することにより、輝度信号だけ
を取り出すこともでき、クロマ信号だけを取り出すこと
もできる。斜め方向Bの各データD2、D14、D26
については、データD14の色差成分と異なる色差成分
をデータD2及び26が有し、データD2及びD26の
色差成分が逆相になっている。従って、この場合には、
データD2及びD26を加算または減算することにより
、クロマ信号だけを、また、輝度信号だけを取り出すこ
とができる。しかし、この方向Bについては、取り出し
たクロマ信号の色差信号成分が着目点P14の色差信号
成分に対応していないので分離信号として用いることは
好ましくない。斜め方向Cの各データD3、D14、D
25については、全ての色差信号成分が同相であり、加
算または減算した場合に色差信号成分も輝度信号成分も
相殺されてしまうので、この場合には輝度信号もクロマ
信号も取り出すことができない。
、同一の色差成分の同相、逆相が交互に現われるように
なっている。従って、これらデータD1、D14、D2
7を適宜加算または減算することにより、輝度信号だけ
を取り出すこともでき、クロマ信号だけを取り出すこと
もできる。斜め方向Bの各データD2、D14、D26
については、データD14の色差成分と異なる色差成分
をデータD2及び26が有し、データD2及びD26の
色差成分が逆相になっている。従って、この場合には、
データD2及びD26を加算または減算することにより
、クロマ信号だけを、また、輝度信号だけを取り出すこ
とができる。しかし、この方向Bについては、取り出し
たクロマ信号の色差信号成分が着目点P14の色差信号
成分に対応していないので分離信号として用いることは
好ましくない。斜め方向Cの各データD3、D14、D
25については、全ての色差信号成分が同相であり、加
算または減算した場合に色差信号成分も輝度信号成分も
相殺されてしまうので、この場合には輝度信号もクロマ
信号も取り出すことができない。
同様に検討していき整理すると、斜め方向A、B、D、
F、H,Iはそのデータを用いて輝度信号を分離でき、
斜め方向A、Iはそのデータを用いてクロマ信号を分離
できる。従って、輝度信号を分離できる斜め方向の方が
多いので、斜め方向の相関に応じた選択の種類を多くす
るように、この実施例においては、まず、輝度信号を分
離し、その輝度信号をコンポジットビデオ信号から減算
してクロマ信号を得るように構成した。
F、H,Iはそのデータを用いて輝度信号を分離でき、
斜め方向A、Iはそのデータを用いてクロマ信号を分離
できる。従って、輝度信号を分離できる斜め方向の方が
多いので、斜め方向の相関に応じた選択の種類を多くす
るように、この実施例においては、まず、輝度信号を分
離し、その輝度信号をコンポジットビデオ信号から減算
してクロマ信号を得るように構成した。
斜め方向A上のデータD1及びD27は加算回路40に
与えられて加算された後、1/2逓倍回路41を介して
1/2倍され、さらに、加算回路42においてデータD
14と加算され、相間ある場合に色差信号成分が相殺さ
れてこの方向における輝度信号YAを得てデータセレク
タ43に与えられる。
与えられて加算された後、1/2逓倍回路41を介して
1/2倍され、さらに、加算回路42においてデータD
14と加算され、相間ある場合に色差信号成分が相殺さ
れてこの方向における輝度信号YAを得てデータセレク
タ43に与えられる。
斜め方向B上のデータD2及びD26は加算回路44に
与えられ、加算されて相間がある場合に色差信号成分が
相殺されてこの方向における輝度信号YBを得てデータ
セレクタ43に与えられる。
与えられ、加算されて相間がある場合に色差信号成分が
相殺されてこの方向における輝度信号YBを得てデータ
セレクタ43に与えられる。
斜め方向り上のデータD4及びD24は加算回路45に
与えられ、加算されて相関がある場合に色差信号成分が
相殺されてこの方向における輝度信号YDを得てデータ
セレクタ43に与えられる。
与えられ、加算されて相関がある場合に色差信号成分が
相殺されてこの方向における輝度信号YDを得てデータ
セレクタ43に与えられる。
これら斜め方向A、B、Dと対称関係にある斜め方向I
、H,Fについても、同様にして、加算回路46.1/
2逓倍回路47、加算回路48を用いて輝度信号YIを
得、また、加算回路49を用いて輝度信号YHを得、さ
らに、加算回路50を用いて輝度信号YFを得てデータ
セレクタ43に与えられる。
、H,Fについても、同様にして、加算回路46.1/
2逓倍回路47、加算回路48を用いて輝度信号YIを
得、また、加算回路49を用いて輝度信号YHを得、さ
らに、加算回路50を用いて輝度信号YFを得てデータ
セレクタ43に与えられる。
データセレクタ43は、第3図に詳細構成を示す斜め相
関検出回路5から与えられる相関フラグFLGI〜FL
G3に基づき、相関がある斜め方向のデータから得られ
た輝度信号を選択し、1/2逓倍回路51を介して1/
2倍して出力輝度信号Y2として送出する。この輝度信
号Y2はまた、減算回路52に減算入力として与えられ
る。減算回路52には、この輝度信号Y2と位相が一致
しているコンポジットビデオ信号、すなわち、着目点P
14のデータD14が被減算入力として与えられ、デー
タD14から輝度信号¥2を減算してクロマ信号C2を
得てバンドパスフィルタ53を介して不要成分を除去し
た後出力クロマ信号として送出する。
関検出回路5から与えられる相関フラグFLGI〜FL
G3に基づき、相関がある斜め方向のデータから得られ
た輝度信号を選択し、1/2逓倍回路51を介して1/
2倍して出力輝度信号Y2として送出する。この輝度信
号Y2はまた、減算回路52に減算入力として与えられ
る。減算回路52には、この輝度信号Y2と位相が一致
しているコンポジットビデオ信号、すなわち、着目点P
14のデータD14が被減算入力として与えられ、デー
タD14から輝度信号¥2を減算してクロマ信号C2を
得てバンドパスフィルタ53を介して不要成分を除去し
た後出力クロマ信号として送出する。
(斜め相関検出回路5)
この実施例において、斜め相関検出回路5は第3図に示
すように構成されている。
すように構成されている。
この斜め相関検出回路5も上述の遅延段39を用いてお
り、コンポジットビデオ信号COMPを遅延段3つに入
力して第4図に示すように、着目点P14のデータD1
4と、その下方の点P5のデータD5と、点P5の前後
4点P1〜P4、P6〜P9のデータD1〜D4、D6
〜D9と、着目点P14の上方の点P23のデータD2
3と、点P23の前後4点P19〜P22、P24〜P
27のデータD19〜D22、D24〜D27とを得て
いる。
り、コンポジットビデオ信号COMPを遅延段3つに入
力して第4図に示すように、着目点P14のデータD1
4と、その下方の点P5のデータD5と、点P5の前後
4点P1〜P4、P6〜P9のデータD1〜D4、D6
〜D9と、着目点P14の上方の点P23のデータD2
3と、点P23の前後4点P19〜P22、P24〜P
27のデータD19〜D22、D24〜D27とを得て
いる。
ここで、輝度信号成分または色差信号成分を得ることな
くデータ間のレベルの差を検出して相関を検出しようと
すると、加算または減算した場合に色差成分及び輝度信
号成分が残るようなデータの間では相関を検出できない
。従って、斜め方向の相関を斜め方向のデータから直接
検出するためには、その斜め方向に色差信号成分が同相
のデータを2個以上有することが必要となる。
くデータ間のレベルの差を検出して相関を検出しようと
すると、加算または減算した場合に色差成分及び輝度信
号成分が残るようなデータの間では相関を検出できない
。従って、斜め方向の相関を斜め方向のデータから直接
検出するためには、その斜め方向に色差信号成分が同相
のデータを2個以上有することが必要となる。
この観点から各斜め方向A〜■について検討してみると
、第4図から明らかなように斜め方向A、C,E、G、
■について相関を検出し得ることが分かる。そこで、こ
の実施例においては、これら斜め方向A、C,E、G、
■について相関を検出して相関フラグFLGI〜FLG
3を得るようにした。
、第4図から明らかなように斜め方向A、C,E、G、
■について相関を検出し得ることが分かる。そこで、こ
の実施例においては、これら斜め方向A、C,E、G、
■について相関を検出して相関フラグFLGI〜FLG
3を得るようにした。
第3図において、斜め方向A上の色差信号成分が同相の
データD1及びD27は、減算回路60を介して減算さ
れた後、絶対値回路61を介して絶対値化され、相関が
ある場合にほぼ0レベルを取る差信号SAに変換されて
最小値回路62及び比較回路63に与えられる。この斜
め方向Aと対称関係にある斜め方向■のデータD9及び
D19は、減算回路64を介して減算された後、絶対値
回路65を介して絶対値化され、相関がある場合にほぼ
0レベルを取る差信号SIに変換されて最小値回路62
及び比較回路63に与えられる。
データD1及びD27は、減算回路60を介して減算さ
れた後、絶対値回路61を介して絶対値化され、相関が
ある場合にほぼ0レベルを取る差信号SAに変換されて
最小値回路62及び比較回路63に与えられる。この斜
め方向Aと対称関係にある斜め方向■のデータD9及び
D19は、減算回路64を介して減算された後、絶対値
回路65を介して絶対値化され、相関がある場合にほぼ
0レベルを取る差信号SIに変換されて最小値回路62
及び比較回路63に与えられる。
比較回路63は到来する差信号SA及びSIを比較し、
差信号SAが小さい場合に斜め方向Iより斜め方向Aの
相関が強いことを指示する論理「0」を取り、逆に、差
信号SIが小さい場合に斜め方向Aより斜め方向Iの相
関が強いことを指示する論理「1」を取る斜め傾向指示
信号AIをデコーダ66に出力する。
差信号SAが小さい場合に斜め方向Iより斜め方向Aの
相関が強いことを指示する論理「0」を取り、逆に、差
信号SIが小さい場合に斜め方向Aより斜め方向Iの相
関が強いことを指示する論理「1」を取る斜め傾向指示
信号AIをデコーダ66に出力する。
最小値回路62は到来する差信号SA及びSIの小さい
方を選択し、すなわち、相関が強い方向の差信号を選択
して比較回路67に与える。また、比較回路67には基
準信号REF1が与えられており、比較回路67は基準
信号REFIより差信号が小さい場合に相関ありを指示
する論理「1」を取り、基準信号REF1より差信号が
大きい場合に相関なしを指示する論理「0」を取る第1
の相関信号CO1をデコーダ66に与える。
方を選択し、すなわち、相関が強い方向の差信号を選択
して比較回路67に与える。また、比較回路67には基
準信号REF1が与えられており、比較回路67は基準
信号REFIより差信号が小さい場合に相関ありを指示
する論理「1」を取り、基準信号REF1より差信号が
大きい場合に相関なしを指示する論理「0」を取る第1
の相関信号CO1をデコーダ66に与える。
斜め方向Cについて、色差信号成分が同相のデータD3
、D14、D25は、減算回路68.6つ、70におい
て相互の差が演算され、その後、その差分がそれぞれ絶
対値回路71.72.73を介して絶対値化されて相関
がある場合にほぼOレベルを取る差信号SC1、SC2
、SC3に変換されて平均値回路74に与えられる。平
均値回路74はこれら差信号SC1、SC2、SC3の
平均を得て斜め方向Cについてのデータのレベル差を示
す差信号SCを得て最小値回路75及び比較回路76の
出力する。
、D14、D25は、減算回路68.6つ、70におい
て相互の差が演算され、その後、その差分がそれぞれ絶
対値回路71.72.73を介して絶対値化されて相関
がある場合にほぼOレベルを取る差信号SC1、SC2
、SC3に変換されて平均値回路74に与えられる。平
均値回路74はこれら差信号SC1、SC2、SC3の
平均を得て斜め方向Cについてのデータのレベル差を示
す差信号SCを得て最小値回路75及び比較回路76の
出力する。
斜め方向Cに対称な斜め方向G上の色差信号成分が同一
のデータD7、D14、D21は、減算回路77〜79
、絶対値回路80〜82、平均値回路83によって斜め
方向Cについてなされた変換処理と同様に処理されてそ
の斜め方向Gについての差信号SGを得て最小値回路7
5及び比較回路76に与えられる。
のデータD7、D14、D21は、減算回路77〜79
、絶対値回路80〜82、平均値回路83によって斜め
方向Cについてなされた変換処理と同様に処理されてそ
の斜め方向Gについての差信号SGを得て最小値回路7
5及び比較回路76に与えられる。
比較回路76は到来する差信号sc及びSGを比較し、
差信号SBが小さい場合に斜め方向Gより斜め方向Cの
相関が強いことを指示する論理「0」を取り、逆に、差
信号SGが小さい場合に斜め方向Cより斜め方向Gの相
関が強いことを指示する論理「1」を取る斜め傾向指示
信号CGをデコーダ66に出力する。
差信号SBが小さい場合に斜め方向Gより斜め方向Cの
相関が強いことを指示する論理「0」を取り、逆に、差
信号SGが小さい場合に斜め方向Cより斜め方向Gの相
関が強いことを指示する論理「1」を取る斜め傾向指示
信号CGをデコーダ66に出力する。
最小値回路75は到来する差信号SC及びSGの小さい
方を選択し、すなわち、相関が強い方向の差信号を選択
して比較回路84に与える。また、比較回路84には基
準信号REF2が与えられており、比較回路84は基準
信号REF2より差信号が小さい場合に相関ありを指示
する論理「1」を取り、基準信号REF2より差信号が
大きい場合に相関なしを指示する論理「0」を取る第2
の相関信号CO2をデコーダ66に与える。
方を選択し、すなわち、相関が強い方向の差信号を選択
して比較回路84に与える。また、比較回路84には基
準信号REF2が与えられており、比較回路84は基準
信号REF2より差信号が小さい場合に相関ありを指示
する論理「1」を取り、基準信号REF2より差信号が
大きい場合に相関なしを指示する論理「0」を取る第2
の相関信号CO2をデコーダ66に与える。
また、斜め方向E(厳密には垂直方向)の色差信号成分
が同相のデータD5及びD23は、減算回路85に与え
られ、減算されて相関がある場合にほぼ0レベルを取る
差信号SEに変換されて絶対値回路86を介して比較回
路87に与えられる。
が同相のデータD5及びD23は、減算回路85に与え
られ、減算されて相関がある場合にほぼ0レベルを取る
差信号SEに変換されて絶対値回路86を介して比較回
路87に与えられる。
比較回路87にはまた、基準信号REF3が与えられて
おり、比較回路87は基準信号REF3より差信号SE
が小さい場合に相関ありを指示する論理「1」を取り、
基準信号REF3より差信号SEが大きい場合に相関な
しを指示する論理「0」を取る第3の相関信号C03を
デコーダ66に与える。
おり、比較回路87は基準信号REF3より差信号SE
が小さい場合に相関ありを指示する論理「1」を取り、
基準信号REF3より差信号SEが大きい場合に相関な
しを指示する論理「0」を取る第3の相関信号C03を
デコーダ66に与える。
デコーダ66は第5図に示す変換テーブルTABに従い
変換動作して相関フラグFLGI〜FLG3を得て斜め
相関利用Y/C分離部雌部データセレクタ43及びスイ
ッチ回路4に与える。ここで、デコーダ66の変換は、
以下のような変換思想に基づいてなされる。
変換動作して相関フラグFLGI〜FLG3を得て斜め
相関利用Y/C分離部雌部データセレクタ43及びスイ
ッチ回路4に与える。ここで、デコーダ66の変換は、
以下のような変換思想に基づいてなされる。
(1)傾斜が緩やかな斜め方向A及びIについても、ま
た、傾斜が急な斜め方向C及びGについても相関がない
場合(C01及びCO2共に「0」)には、斜め方向の
相関がないとして櫛形フィルタ分 −雌部3からの輝度
信号Y1及びクロマ信号C1を選択させる。従って、こ
の場合には、データセレクタ43にデータセレクト動作
を実行させないと共に、スイッチ回路4に櫛形フィルタ
分離部3の信号を選択させることを内容とする相関フラ
グFLGI〜FLG3を出力する。なお、テーブルTA
Bの横方向の欄L4及びL5がこの場合に相当する。
た、傾斜が急な斜め方向C及びGについても相関がない
場合(C01及びCO2共に「0」)には、斜め方向の
相関がないとして櫛形フィルタ分 −雌部3からの輝度
信号Y1及びクロマ信号C1を選択させる。従って、こ
の場合には、データセレクタ43にデータセレクト動作
を実行させないと共に、スイッチ回路4に櫛形フィルタ
分離部3の信号を選択させることを内容とする相関フラ
グFLGI〜FLG3を出力する。なお、テーブルTA
Bの横方向の欄L4及びL5がこの場合に相当する。
(2)傾斜が緩やかな斜め方向A、Iまたは傾斜が急な
斜め方向C,Gの少なくとも一方に相関がある場合には
(COlまたはCO2の少なくとも一方が「1」)、斜
め相関利用Y/C分離部雌部分離信号Y2及びC2を選
択させる。テーブルTABの横方向の欄L1〜L3、L
6〜L8がこの場合に相当する。
斜め方向C,Gの少なくとも一方に相関がある場合には
(COlまたはCO2の少なくとも一方が「1」)、斜
め相関利用Y/C分離部雌部分離信号Y2及びC2を選
択させる。テーブルTABの横方向の欄L1〜L3、L
6〜L8がこの場合に相当する。
(21)この場合において、輝度信号の分離に供する斜
め方向と相関検出に用いる斜め方向とが一致する斜め方
向、すなわち、斜め方向A及び工について、その方向に
相関があるときには(C01が「1」)、他の斜め方向
の相間の有無に関係なく、当該斜め方向上のデータによ
り求めた輝度信号YAまたはYIを選択させるように相
関フラグFLG1〜FLG3の内容を決定する。テーブ
ルTABの横方向の欄L1及びL8がこの場合に相当す
る。
め方向と相関検出に用いる斜め方向とが一致する斜め方
向、すなわち、斜め方向A及び工について、その方向に
相関があるときには(C01が「1」)、他の斜め方向
の相間の有無に関係なく、当該斜め方向上のデータによ
り求めた輝度信号YAまたはYIを選択させるように相
関フラグFLG1〜FLG3の内容を決定する。テーブ
ルTABの横方向の欄L1及びL8がこの場合に相当す
る。
(22)斜め方向に相関がある場合において、輝度信号
を分離できない斜め方向CまたはGだけに相関があると
きには(CO2が「1」)、この方向については輝度信
号を分離できないので、当該斜め方向CまたはGより傾
斜が緩やかな隣接する斜め方向BまなはH上のデータを
用いて分離された輝度信号YBまたはYHを選択させる
ように相関フラグFLGI〜FLG3の内容を決定する
。テーブルTABの横方向の欄L2及びL7がこの場合
に相当する。
を分離できない斜め方向CまたはGだけに相関があると
きには(CO2が「1」)、この方向については輝度信
号を分離できないので、当該斜め方向CまたはGより傾
斜が緩やかな隣接する斜め方向BまなはH上のデータを
用いて分離された輝度信号YBまたはYHを選択させる
ように相関フラグFLGI〜FLG3の内容を決定する
。テーブルTABの横方向の欄L2及びL7がこの場合
に相当する。
(23)斜め相関がある場合において、輝度信号を分離
できない斜め方向CまたはGに相関があり(C02が「
1」)、かつ垂直方向Eに相関がある(CO3が「1」
)場合には、当該斜め方向CまたはGと垂直方向Eとの
中間の斜め方向りまなはF上のデータにより求めた輝度
信号YDまたはYFを選択させるように相関フラグFL
GI〜FLG3の内容を決定する。テーブルTABの横
方向の欄L3及びL6がこの場合に相当する。
できない斜め方向CまたはGに相関があり(C02が「
1」)、かつ垂直方向Eに相関がある(CO3が「1」
)場合には、当該斜め方向CまたはGと垂直方向Eとの
中間の斜め方向りまなはF上のデータにより求めた輝度
信号YDまたはYFを選択させるように相関フラグFL
GI〜FLG3の内容を決定する。テーブルTABの横
方向の欄L3及びL6がこの場合に相当する。
従って、以上のように変換動作するデコーダ66からの
相関フラグFLGI〜FLG3に基づいてデータセレク
タ43及びスイッチ回路4が選択動作することにより、
斜め相関がない場合には、櫛形フィルタ分離部3の出力
Y1及びC1を選択させることができ、斜め相関がある
場合には相関がある斜め方向のデータから得た輝度信号
Y2及びその輝度信号Y2に基づき得られたクロマ信号
C2を選択させることができる。
相関フラグFLGI〜FLG3に基づいてデータセレク
タ43及びスイッチ回路4が選択動作することにより、
斜め相関がない場合には、櫛形フィルタ分離部3の出力
Y1及びC1を選択させることができ、斜め相関がある
場合には相関がある斜め方向のデータから得た輝度信号
Y2及びその輝度信号Y2に基づき得られたクロマ信号
C2を選択させることができる。
(実施例の効果)
従って、上述の実施例によれば、斜め方向の複数のデー
タを用いて相関のある斜め方向を検出することができ、
その方向と同一または近似の傾斜角を有する斜め方向の
データから分離されたY/C分離信号を選択させること
ができて斜め方向のドツトクロールやクロスカラーを一
段と低減することができる。
タを用いて相関のある斜め方向を検出することができ、
その方向と同一または近似の傾斜角を有する斜め方向の
データから分離されたY/C分離信号を選択させること
ができて斜め方向のドツトクロールやクロスカラーを一
段と低減することができる。
また、斜め方向に相間ない場合には、櫛形フィルタ分離
部3の出力を選択するようにしたので、クロスカラー等
を低減することができる。
部3の出力を選択するようにしたので、クロスカラー等
を低減することができる。
(他の実施例)
なお、上述の実施例においては、着目点を中心とした3
×9の計27点のデータを用いて斜め方向の相関検出及
び輝度信号の取り出しを行うものを示したが、本発明は
これに限らず、これより多くの点のデータを用いて相関
検出及び輝度信号の分離を実行させるようにしても良い
。
×9の計27点のデータを用いて斜め方向の相関検出及
び輝度信号の取り出しを行うものを示したが、本発明は
これに限らず、これより多くの点のデータを用いて相関
検出及び輝度信号の分離を実行させるようにしても良い
。
また、上述の実施例においては、対称な斜め方向につい
てデコーダ66に入力する前に相関の強い方向を選択さ
せてからデコーダ66に入力するようにしたものを示し
たが、各斜め方向の相関信号を全てデコーダ66に直接
入力させるようにしても良い。
てデコーダ66に入力する前に相関の強い方向を選択さ
せてからデコーダ66に入力するようにしたものを示し
たが、各斜め方向の相関信号を全てデコーダ66に直接
入力させるようにしても良い。
さらに、上述の実施例においては、データのレベル差に
基づいて各斜め方向の相関を検出するものを示したが、
検出できる斜め方向の数は減少するが、データから一旦
輝度信号成分を取り出して斜め方向の相関を検出するよ
うにしても良い。
基づいて各斜め方向の相関を検出するものを示したが、
検出できる斜め方向の数は減少するが、データから一旦
輝度信号成分を取り出して斜め方向の相関を検出するよ
うにしても良い。
さらにまた、上述の実施例においては、櫛形フィルタ分
離部としていわゆる2H型のものを適用したものを示し
たが、いわゆるIH型のものを適用するようにしても良
い。
離部としていわゆる2H型のものを適用したものを示し
たが、いわゆるIH型のものを適用するようにしても良
い。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、斜め方向の複数のデー
タを用いて斜め方向の相関の有無及び相関がある斜め方
向を検出すると共に、相関がない場合には櫛形フィルタ
分離方式に従うY/C分離信号を選択し、相関がある場
合には、傾斜角が異なる斜め方向のついてその斜め方向
上のデータから得られたY/C分離信号を検出された相
関出力に応じて選択させるようにしたので、斜め方向及
び垂直方向ののドツトクロールやクロスカラーを一段と
低減することができるY/C分離装置を得ることができ
る。
タを用いて斜め方向の相関の有無及び相関がある斜め方
向を検出すると共に、相関がない場合には櫛形フィルタ
分離方式に従うY/C分離信号を選択し、相関がある場
合には、傾斜角が異なる斜め方向のついてその斜め方向
上のデータから得られたY/C分離信号を検出された相
関出力に応じて選択させるようにしたので、斜め方向及
び垂直方向ののドツトクロールやクロスカラーを一段と
低減することができるY/C分離装置を得ることができ
る。
第1図は本発明によるY/C分離装置の一実施例を示す
ブロック図、第2図は斜め相関利用Y/C分離部を示す
ブロック図、第3図は斜め相関検出回路を示すブロック
図、第4図はサンプリングデータの2次元データ配列を
示す路線図、第5図はデコーダの入出力を示す図表であ
る。 1・・・斜め相関利用Y/C分離部、3・・・櫛形フィ
ルタ分離部、4・・・スイッチ回路、5・・・斜め相関
検出回路。
ブロック図、第2図は斜め相関利用Y/C分離部を示す
ブロック図、第3図は斜め相関検出回路を示すブロック
図、第4図はサンプリングデータの2次元データ配列を
示す路線図、第5図はデコーダの入出力を示す図表であ
る。 1・・・斜め相関利用Y/C分離部、3・・・櫛形フィ
ルタ分離部、4・・・スイッチ回路、5・・・斜め相関
検出回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一方の色差信号成分軸に位相を合わせ、カラーサブキャ
リア周波数の4倍の周波数でサンプリングされたコンポ
ジットビデオ信号のデータを入力し、着目点を通る斜め
方向について、当該斜め方向上の上記データからその方
向の相関を検出するそれぞれ斜め方向の傾斜角が異なる
複数の斜め相関検出部と、 上記データを入力し、上記着目点を通る斜め方向につい
て、当該斜め方向上の上記データから上記着目点の輝度
信号を得ると共に、得られた当該輝度信号を上記コンポ
ジットビデオ信号から減算してクロマ信号を得るそれぞ
れ斜め方向の傾斜角が異なる複数の斜め相関利用Y/C
分離部と、上記データを入力し、櫛形フィルタ分離方式
に従い、輝度信号及びクロマ信号を分離する櫛型フィル
タ分離部と、 上記各斜め相関検出部の検出出力に基づいて斜め相関の
有無を判別し、相関がない場合に、上記櫛形フィルタ分
離部の分離信号を出力信号として選択させ、相関がある
場合に相関がある斜め方向を決定していずれかの上記斜
め相関利用Y/C分離部の分離信号を出力信号として選
択させるY/C分離部選択手段と を備えたことを特徴とするY/C分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3864487A JPS63206087A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | Y/c分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3864487A JPS63206087A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | Y/c分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63206087A true JPS63206087A (ja) | 1988-08-25 |
Family
ID=12530956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3864487A Pending JPS63206087A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | Y/c分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63206087A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61159891A (ja) * | 1985-01-07 | 1986-07-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 輝度信号色信号分離装置 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP3864487A patent/JPS63206087A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61159891A (ja) * | 1985-01-07 | 1986-07-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 輝度信号色信号分離装置 |
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