JPS63204812A - 選局装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の受信周波数帯のプリセット順次選局に
好適な選局装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明は、複数の受信周波数帯の複数の局の各選局デー
タがランダムにプリセットされたメモリから各プリセッ
ト選局データを順次読み出すようにした選局装置におい
て、現受信周波数帯のプリセット選局データのみを転送
することにより、現受信周波数帯内のみのプリセット順
次選局を可能として、所要時間を短縮し、より便利に使
用し得るようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来のプリセット式ＦＭ−ＡＭ受信機においては、５３
０〜１６０５ＫＨｚのＡＭ放送周波数帝及び７６〜９０
ＭＨｚのＦＭ放送周波数帯がそれぞれ受信周波数帯（受
信バンド）とされ、そのプリセットメモリの複数の記憶
領域（アドレス）には、受信機の設置地域で良好に受信
し得る、各受信バンド内の複数の放送局の各選局データ
が任意の順序でそれぞれ格納される。なお、テレビジョ
ン放送の音声信号をも受信することができるものもある
。

そして、プリセットメモリの複数のアドレスにそれぞれ
対応して複数のプリセットキーが設けられており、任意
のプリセットキーの押圧によって、このキーに対応する
メモリのアドレスから選局データが読み出されて、所望
の放送局が受信される。

また、メモリに格納された各選局データを順次読み出し
て、各局の番組の内容を知るため、例えば局ごとに数秒
づつ受信するプリセット順次選局、所謂メモリスキャン
を行なうこともできる。このだめの「メモリスキャン装
置」は、例えば本出願人による特願昭５３−９２，８２
０号（特公昭６１−２０，９５２号）において既に提案
されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、現在受信中の放送局の所望の番組が終了する
と、通常、聴取者は同一受信バンドの他の放送局の類似
の番組を探して、これに切り換えようとする。これは、
同一バンドの放送局同士では、類似の番組が放送される
ことが多いためである。

ところが、前述のように、プリセットメモリにＡＭバｙ
　）”、　ＦＭバンド及びＴＶバンドの各放送局の選局
データが任意の順序で格納されている場合、プリセット
順次選局を行なうと、ＡＭ、ＦＭ及びＴＶバンドの各放
送局が入り乱れて選局されて、現に受信していたバンド
内の各放送局を順次選局し終るまでに時間を要し、使い
勝手が悪いという問題があった。

かかる点に鑑み、本発明の目的は、現受信バンド内のプ
リセット局だけを順次選局することのできる選局装置を
提供するところにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、複数の受信周波数帯の複数の局の各選局デー
タが任意の順序で複数の記憶領域にそれぞれ格納された
プリセットメモリ手段５１１と、このプリセットメモリ
手段の複数の記憶領域から複数の局の各選局データを順
次読み出す順次読出手段５２１とを有する選局装置にお
いて、現に受信中の局の属する現受信周波数帯を判別す
る第１の判別手段６４）と、プリセットメモリ手段５１
１から読み出された各選局データの属するプリセット受
信周波数帯と現受信周波数帯との異同を判別する第２の
判別手段１５５）とを設け、プリセット受信周波数帯が
現受信周波数帯と同じであるときに、プリセットメモリ
手段から読み出された選局データを転送するようにした
選局装置である。

〔作用〕

かかる構成によれば、現受信周波数帯内の局だけが順次
にプリセット選局されて、所要時間が短縮される。

〔実施例〕

以下、第１図〜第３図を参照しながら、本発明の選局装
置について説明する。

本発明の一実施例の具体的構成を第１図に示す。

この第１図において、　［１０はＦＭ、ＴＶフロントエ
ンドであって、ＦＭ放送及びＶＨＦ帯の＃１〜＃１２チ
ャンネルのテレビジョン音声放送を受信することができ
る。アンテナ（１１の出力がフロントエンドＵαの入力
端子ｔｔＵから、同調回路（１２１及び図示を省略した
高周波増幅器を介して、周波数変換器（乗算器）　（１
３）に供給される。選局制御回′＃！ｒ■の可変電圧源
６Ｄから、同調制御電圧が同調回路Ｃ１ｚの可変容ｉダ
イオードに供給されると共に、　ＰＬＬ構成の局部発振
器（３２の発振出力が周波数変換器（１３１に供給され
る。周波数変換器（１３から出力される１０．７　ＭＨ
ｚのＦＭ中間周波信号が、中間周波増幅器（１４１を介
して、ＦＭ復調器α９に供給される。ＦＭ復調器時の出
力がステレオ多重復調器（ｌｅに供給され、この復調器
（１６１からステレオ和信号（Ｌ＋Ｒ）及びステレオ和
信号（Ｌ−Ｒ）がマトリクス、回路（１７）に供給され
る。マトリクス回路αηからの左チャンネル信号り及び
右チャンネル信号Ｒが、それぞれ音声信号増幅器（１８
Ｌ）及び（１８Ｒ）を介して、１対のスピーカ（１９Ｌ
）及び（１９ＦＬ）に供給される。

（至）はＡＭ７０ントエンドであって、ＡＭ放送を受信
することができる。アンテナ（２）の出力がフロントエ
ンド（２）の入力端子（２１１から、同調回路の及び図
示を省略した高周波増幅器を介して、周波数変換器（乗
算器）のに供給される。選局制御データの可変電圧源Ｃ
３１１から、同調制御電圧が同調回路−の可変容量ダイ
オードに供給されると共に、　ＰＬＬ構成の局部発振器
Ｃ力の発振出力が周波数変換器（ハ）に供給される。周
波数変換器のから出力される４５５ＫｌｌｚのＡＭ中間
周波信号が、中間周波増幅器０４１を介して、ＡＭ復調
器（ハ）に供給される。ＡＭ復調器四の出力がマトリク
ス回路αＤに供給されて、左チャンネル信号り及び右チ
ャンネル信号Ｒに等分される。

（４Ｇはシステム制御装置（マイクロコンピュータ）で
あって、これにＲＡＭ（４υ及びＲＯＭ（４３が接続さ
れると共に、複数個（図では８個）のプリセットキー（
４３ａ）〜（４３ｈ）及びメモリスキャンキー（４滲が
接続される。このプリセットキー（４３ａ）〜（４３ｈ
）にそれぞれ対応して、ＲＡＭ　（４０，に複数の記憶
領域（アドレス）が設定され、各アドレスには、例えば
、各プリセットキー（４３ａ）〜（４３ｈ）内に図示さ
れたように、ＡＭバンド、ＦＭバンド及びＴＶバンドの
それぞれ複数の放送局の選局データが任意の順序で格納
される。各プリセットキー（４３ａ）〜（４３ｈ）の押
圧に基き、システム制御装置！４Ｇに制御されて、ＲＡ
Ｍ（４υから読み出された選局データは、ＲＯＭ（４々
から読み出されたデータテーブルに基き、ＰＬＬＣ３３
のプログラマブル分周器（図示を省略）の分局比や、可
変電圧源３υの電圧を制御するための選局制御データに
変換されて、選局制御回路（至）に供給される。

同様にして、選局データから変換された表示データが表
示装ａ（ハ）に供給されて、受信周波数またはチャンネ
ル番号が表示される。

次に、第１図及び第２図をもβ照しながら、本発明の一
実施例のプリセット順次選局（メモリスキャン）につい
て説明する。

本発明の一実施例のプリセット順次選局の機能的構成を
第１図に示す。

第１図において、６υはプリセットメモリであって、前
述のように、第３図のプリセットキー（４３ａ）〜（４
３ｈ）に対応して、複数のアドレス（５１ａ）〜（５１
ｈ）が設けられ、この複数のアドレス（５１ａ）〜（５
１ｈ）が、ステップスイッチ（順次読出手段）５２スイ
ツチ（５３ａ）〜（５３ｈ）にそれぞれ接続される。

各スイッチ（５３ａ）〜（５３ｈ）の出力が現受信バン
ド判別手段（５４）に供給され、これの判別出力がプリ
セットバンド比較判別手段（ト）に供給される。ステッ
プスイッチじの可動接点（５２ｋ）の出力がこの比較判
別手段−及びスイッチ艶に共通に供給され、比較判別手
段田の判別出力が、制御信号として、直接にスイッチ（
ト）に供給されると共に、インバータ６η及びオアゲー
ト醤を介して、ステップスイッチ５２１に供給される。

プリセットキー（４３及びメモリスキャンキー（４４（
第３図参照）の出力がスイッチ群邸及びオアグー１５Ｅ
９にそれぞれ供給される。

本実施例の動作は次の通りである。

例えば、プリセットキー（４３ｈ）が押圧されると、こ
れに対応するスイッチ（５３ｈ）が閉成され、プリセッ
トメモリ５Ｂのアドレス（５１ｈ）に格納されたＴＶバ
ンドの選局データが読み出され、前述のようにして、　
ＴＶバンドのへプリセットチャンネルの音声が受信され
る（ステップ■）。

ステップ■においてメモリスキャンキー（財）が押圧さ
れると、現受信バンド判別手段６４）によって現に受信
している局がＡＭ、　ＦＭ、　ＴＶの各バンドのいずれ
に属するかが判別される（ステップ■）。この判別は、
例えば選局データ中の２ビツトのバンドデータによる。

そして、ステップスイッチ（＋＠次読主手段）５２の可
動接点（５２ｋ）が１番目の固定接点（５１ａ）に接続
されて、プリセットメモリ口の１番目のアドレス（５１
ａ）に格納されているプリセット選局データが読み出さ
れ、そのバンドが現受信バンドと同じであるか否かがプ
リセットバンド比較判別手段（ト）により判別される（
ステップ■、■）。

プリセットバンドと現受信バンドとが異なる場合、比較
判別手段（５５１のＬＯ″の判別出力がインバータロη
で反転され、オアゲート５１１０を介して、ステップス
イッチ５２に供給され℃、ステップスイッチ５２１の可
動接点（５２ｋ）は２番目の固定接点（ｓ２ｂ）に接続
され（ステップ■）、以下、同様にして、各プリセット
選局データが順次読み出される。

前述のように、本実施例においては、プリセットメモリ
５Ｄの例えば３番目のアドレスにＴＶバンドの選局デー
タが格納されており、この選局データが読み出された場
合にはプリセットバンドと現受信バンドとが同じになる
。この場合、比較判別手段６Ｓの判別出力が′Ｈ１″と
なり、これがインバータ６ηで反転されて、制御出力が
”ＬＯ”となるため、ステップスイッチ５ｚの可動接点
（５２ｋ）は停止スル。

同時にスイッチ（ト）が比較判別手段６９のＨｉ”の判
別出力により閉成されて、現受信バンドと同じバンドの
プリセットデータが転送される（ステップ■）。

図示を省略した停止スイッチの抑圧等による適宜の停止
命令が出されるまで、上述のような動作が繰返されて、
プリセットメモリ６υの５番目及び８番目のアドレスか
らＴＶバンドの選局データだけが順次読み出され℃、他
の２つのプリセットチャンネルのＴＶ音声が受信される
。

以上、ＴＶバンドを受信していた場合について説明した
が、言うまでもな（、ＡＭ）くンドまたはＦＭバンドを
受信していた場合にも、同一の受信バンドのみがプリセ
ット順次選局される。

〔発明の効果〕

て、その所要時間が短縮され、より便利に使用すること
ができる選局装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による選局装置の一実施例の機能的構成
を示す機能ブロック図、第２図は本発明の一実施例の動
作を説明するための流れ図、第３図は本発明の一実施例
の構成を示すブロック図である。 （１（ｌはＦＭ−ＴＶフロントエンド、■はＡＭフロン
トエンド、■は選局制御回路、ｔ４０に一１システム制
御装置（マイクロコンピュータ）、（４３ａ）〜（４３
ｈ）はプリセットキー、（４力はメモリスキャンキー、
　５１）はプリセットメモリ、６２はＩ［次読出手段、
−）は現受信周波数帯判別手段、６９はプリセット受信
周波数帯比較判別手段である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の受信周波数帯の複数の局の各選局データが任意の
   順序で複数の記憶領域にそれぞれ格納されたプリセット
   メモリ手段と、該プリセットメモリ手段の複数の記憶領
   域から上記複数の局の各選局データを順次読み出す順次
   読出手段とを有する選局装置において、 現に受信中の局の属する現受信周波数帯を判別する第１
   の判別手段と、 上記プリセットメモリ手段から読み出された上記各選局
   データの属するプリセット受信周波数帯と上記現受信周
   波数帯との異同を判別する第２の判別手段とを設け、 上記プリセット受信周波数帯が上記現受信周波数帯と同
   じであるときに、上記プリセットメモリ手段から読み出
   された選局データを転送するようにしたことを特徴とす
   る選局装置。