JPS63204366A

JPS63204366A - 自動二輪車のメータ装置

Info

Publication number: JPS63204366A
Application number: JP62036685A
Authority: JP
Inventors: Ryoji Sawada; 澤田　良治; Tomoji Nakamura; 友治中村
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1987-02-19
Filing date: 1987-02-19
Publication date: 1988-08-24
Anticipated expiration: 2012-02-19
Also published as: JP2582253B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は運転情報を表示するとともに、暗証情報の入
力で車載機器の電源を入力する車両のメータ装置に関す
る。

（従来の技術）例えば、自動二輪車にメータ装置を備え、このメータ装
置で走行速度、内燃機関の回転速度、燃料残量、走行距
離などの運転情報を表示するものがある。

また、近年、車載機器の電源を入力キーによる暗証情報
の入力で駆動するものがあり、この出願人は先に特願昭
６０−２４０８１１号に開示されるように、入力キーの
操作性等を考慮して、ハンドル中央部に配置されるメー
タ装置のキーボードに入力キーを備えるものを提案した
。

（発明が解決しようとする問題点）ところが、例えば暗証情報としての暗証番号を入力キー
としてテンキーを用い、この操作で入力すると、暗証番
号を入力する毎に同じ番号のテンキーを繰返して操作す
ることになる。このため、頻繁に使用されるテンキーが
他のテンキーと比較して汚れがひどくなり、汚れの差で
暗証番号が解るおそれがある。また、他人に操作位置を
見られることがあると、この操作位置から暗証番号が容
易にわかってしまう可能性がある。

従って、テンキーを拭き、汚れを落しているが、テンキ
ーは、例えばキーボードにそれぞれ出没可能に設けられ
ているため、キーの周囲の出没部まで丁寧に清掃するに
は手数を要する。さらに、常に他人に操作位置を見られ
ないようにして操作する必要があり、操作が面倒である
。

この発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、暗証情
報を入力する入力キーの操作汚れを防止するとともに、
その操作位置を変更して他人に暗証番号が知れることを
防止する車両のメータ装置を提供することを目的として
いる。

（問題点を解決量るための手段）この発明では前記の問題点を解決するために、車載機器
の電源を駆動する暗証情報を入力するために欧文字、数
字等の異なった文字を表示する多数個の入力キーと、運
転情報を表示する表示部とを備える車両のメータ装置に
おいて、前記多数個の入力キーの表面を透明体にて覆い
、この透明体の表面側から操作される入力キーから暗証
情報を人力するようになすとともに、多数個の入力キー
に表示される前記文字の表示位置を各入力キーの文字表
示を変えることで適宜変更可能になしたことを特徴とし
ている。

（作用）この発明では、メータ装置に設けられた透明体の表示側
から透明体の被表示側に配置された文字を表示する多数
個の入力キーから、暗証番号に対応する入力キーを選択
して操作し、この操作された入力キーにより暗証情報が
入力され、電源が駆動される。このように入力キーは透
明体を介して操作され、直接子で操作されることがない
ため、透明体が汚れることがあっても、入力キー自体が
汚れることがなく、しかもこの透明体の汚れは布等で容
易に落とすことができる。

また、多数個の入力キーで表示される文字の表示位置が
、各入力キーの文字表示を変えることで適宜変更される
ため、他人に容易に暗証番号が知られることを防止でき
る。

（実施例）以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。

第２図及び第３図において符号１は自動二輪車の車体で
、その前側には前輪２が、後側には後輪３がそれぞれ懸
架され、この前輪２と後輪３との間にはライダーを乗車
させるステップ４とシート５とが設けられている。前輪
１を操作するハンドル６はカウリング７で覆われ、この
ハンドル６にはメータ装置８がライダーの方向へ向くよ
うに配置されている。

メータ装置８は第１図に示すように、液晶表示部９とキ
ーボード１０とが一体に備えられ、液晶表示部９は走行
速度表示部１１、燃料残量表示部１２、切替式のトリッ
プメータ・時刻表示部１３とで構成されている。キーボ
ードｌＯには照明式キースイッチが設けられ、このキー
スイッチはオンオフキー１４、モードキー１５、セット
キー１６及びリセットキー１７で構成され、さらにキー
ボード１０の右側には各種の表示ランプ１８が、左側に
は電気式積算距離計１９が配置されている。

前記液晶表示部９はガラス、樹脂等の透明体２０で覆わ
れており、この液晶表示部９の下方位置には入力キーで
あるテンキー２１が透明体２０の被表示但１、即ち裏側
に配置されている。このテンキー２１は７セグメントの
液晶表示装置で構成され、θ〜９の数字がランダムに表
示されており、キー操作は透明体２０の表示側から手を
所定の数字部分に接触することにより行なう。

テンキー２１の数字は液晶駆動手段２２によって変更可
能になっており、液晶駆動手段２２は乱数割当手段２３
の乱数割当信号で駆動される。この乱数割当信号はオン
オフキー１４を操作する毎に出力され、テンキー２１の
所定位置に割当てるべきθ〜９の数字がランダムに変更
されるようになっている。なお、オンオフキー１４の操
作は１回でも、多数回毎でも所定の回数毎に自動的に行
なうようにすることができ、さらに特定の数字または別
途に設けたスイッチを押すことによって操作するように
してもよい。

また、この乱数割当信号は暗証番号読取手段２４に入力
さね、この暗証番号読取手段２４では操作キー位置検出
手段２５からのキー位置情報と割当情報とから、人力さ
れた暗証番号を読取るようになっている。なお、操作キ
ー位置検出手段２５は、例えば手で透明体２０を押圧す
る圧力を検出して、或いは手が光を遮断することを検出
して、操作されたテンキー２１の番号部分の位置を知る
ようになワている。

暗証番号情報は暗証番号判定手段２６で、暗証番号記憶
手段２７に予め登録されている暗証番号と照合され、設
定の暗証番号が入力されたとき、電源入力手段２８を駆
動して車載機器の電源を入力させるようになっている。

次に、この実施例の作用について説明する。

車両を運転する場合には、まずオンオフキー１４を操作
すると、乱数割当手段２３が作動して乱数割当信号を出
力し、液晶駆動手段２２及び暗証番号読取手段２４に入
力される。液晶駆動手段２２ではこの乱数割当信号に基
づいて、テンキー２１の０〜９の数字表示を行なう。こ
のテンキー２１のＯ〜９の数字の位置は、オンオフキー
１４か操作される毎に、ランダムにその位置が変わる。

次いで、手で透明体２０の表示側からテンキー２１の暗
証番号に応じた数字部分を押すと、操作キー位置検出手
段２５が操作された位置情報を暗証番号読取手段２４に
入力する。この暗証番号は暗証番号判定手段２６で暗証
番号記憶手段２７に登録されている登録情報と照合され
、電源入力手段２日を駆動させる。

この操作は車両を運転する毎に行なわれるが、テンキー
２１はオンオフキー１４が操作される毎に、０〜９の数
字部分がランダムにその位置を変更するため、所定の決
った暗証番号を入力しても、手が接触する位置が変り、
所定の部分が特に汚れることが防止される。また、透明
体２０が汚れることがあっても、ガラスや樹脂等で構成
され、装置に固定されているため、操作により出没する
入力キー等に比較して簡単に汚れを拭取ることができる
。

なお、前記実施例では暗証情報を数字としたが、暗証情
報は番号に限定されず、欧文字、符号、記号等であって
もよい。

また、テンキー２１の所定位置に割当てるべき０〜９の
数字がランダムに変更されるようになっているが、個別
でなく、行単位或いは列単位で変更することが可能であ
る。即ち、これらは多数個の入力キーに表示される文字
の表示位置を各入力キーの文字表示を変えることで適宜
変更可能に構成される。

さらに、テンキー２１をキーボード１０に透明体を設け
、この透明体の被表示側に設けて構成してもよい。

（発明の効果）この発明は、多数個の入力キーの表面を透明体にて覆い
、この透明体の表面側から操作される入力キーからｆｆ
＃証情報を入力するとともに、多数個の入力キーに表示
される前記文字の表示位置を各入力キーの文字表示を変
えることで適宜変更可能になしたから、入力キーは透明
体を介して操作され、直接子で操作されることがない。

従って、透明体が汚れることがあっても、入力キー自体
が汚れることがなく、しかもこの透明体の汚れは布等で
容易に落とすことができ作業性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は発明を適用したメータ装置の構成図、第２図は
この発明のメータ装置を搭載した自動二輪車の側面図、
第２図はその平面図である。図中符号８はメータ装置、９は液晶表示部、１０はキー
ボード、２０は透明体、２１はテンキーである。特　許　出　願　人　　　ヤマハ発動機株式会社手続補
正書（方式）　　　　　　明ｌ　事件の表示　　昭和６２年特許願第０３６６８５２
　発明の名称　　車両のメータ装置３　補正をする者事件との関係　　　特許出願人住所　静岡県磐田市新貝２５００番地氏名　（ＡＯ７）ヤマハ発動機株式会社４　代理人〒１
５１住所　東京都渋谷区代々木２丁目２３番１号■書第１０
頁第１２行の「第２図」を「第３に訂正する。以上

Claims

【特許請求の範囲】

車載機器の電源を駆動する暗証情報を入力するために欧
文字、数字等の異なった文字を表示する多数個の入力キ
ーと、運転情報を表示する表示部とを備える車両のメー
タ装置において、前記多数個の入力キーの表面を透明体
にて覆い、この透明体の表面側から操作される入力キー
から暗証情報を入力するようになすとともに、多数個の
入力キーに表示される前記文字の表示位置を各入力キー
の文字表示を変えることで適宜変更可能になした車両の
メータ装置。