JP2003260958A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2003260958A
JP2003260958A JP2002062395A JP2002062395A JP2003260958A JP 2003260958 A JP2003260958 A JP 2003260958A JP 2002062395 A JP2002062395 A JP 2002062395A JP 2002062395 A JP2002062395 A JP 2002062395A JP 2003260958 A JP2003260958 A JP 2003260958A
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vehicle
display
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liquid crystal
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JP2002062395A
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Kozo Ono
浩三 小野
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定のメッセージの表示色を、積算走行距離
の表示色とは異なる色調として、特定のメッセージに対
して強いインパクトを与えて、面白味のある斬新な見映
えのコンビネーションメータ1を提供することを目的と
する。 【解決手段】 従来のコンビネーションメータ1におい
て、走行距離積算計30に、積算走行距離の表示色と同
一の表示色(白色)で表示されていた、特定のメッセー
ジ「HELLO」や「SEEYOU」を、積算走行距離
の表示色とは異なる表示色(橙色)で表示した。これに
より、特定のメッセージ「HELLO」や「SEEYO
U」に対して強いインパクトを与え、乗員に対してあた
かも自動車が挨拶したかのように感じさせることができ
るので、面白味のある斬新な見映えのコンビネーション
メータ1を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載されて
車両の走行距離その他の車両に必要な情報を表示するに
適した車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両ユーザの好みの多様化によ
り、車両用表示装置に対しても斬新な見映えの実現に対
する要求が強まっている。この対策として、たとえば特
開2000−335278号公報に開示される車両用表
示装置がある。
【0003】この車両用表示装置は、車両の原動機始動
の際のキースイッチの操作、すなわちON操作や、その
解除、すなわちOFF操作に基づき、車両に必要な情報
の表示に代えてこの情報とは異なるメッセージを表示す
るようにしている。具体的には、車両のエンジン始動の
際のイグニッションスイッチのON操作に連動して、走
行距離積算計の液晶パネルに、積算走行距離に代えて、
特定のメッセージ「HELLO」を7セグメント表示
し、一方、イグニッションスイッチのOFF操作に連動
して、積算走行距離に代えて、他のメッセージ「SEE
YOU」を7セグメント表示している。これにより、車
両の乗員に対して、乗車時、あるいは降車時それぞれに
合致したメッセージを提供して、面白味のある斬新な見
映えの車両用表示装置を提供している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記車両用表
示装置においては、特定のメッセージ「HELLO」お
よび他のメッセージ「SEEYOU」は、車両に必要な
情報である積算走行距離と、同じ色調により表示され
る。このため、特定のメッセージ「HELLO」および
他のメッセージ「SEEYOU」を表示した際に、車両
の乗員がこれらの表示から受ける印象が弱くなる可能性
があるという問題があったそこで、本発明は、このよう
なことに対処するため、特定のメッセージの表示色を、
車両に必要な情報、たとえば積算走行距離の表示色とは
異なる色調として、特定のメッセージに強いインパクト
を与えて、面白味のある斬新な見映えの車両用表示装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。
【0006】本発明の請求項1に記載の車両用表示装置
は、表示手段に表示される特定のメッセージの表示色
を、車両に必要な情報の表示色とは異なる表示色とし
た。これにより、特定のメッセージが表示された際に、
車両の乗員に強い印象を与えることができるので、面白
味のある斬新な見映えの車両用表示装置を実現すること
ができる。
【0007】なお、上記特定のメッセージは、例えば、
挨拶を表すメッセージとか、文字或いは特定のキャラク
ターで表されるメッセージであってもよい。
【0008】本発明の請求項2に記載の車両用表示装置
は、キースイッチのON操作時において表示手段により
表示される特定のメッセージと、キースイッチのOFF
操作時において表示手段により表示される特定のメッセ
ージとは互いに異なる構成とした。これにより、キース
イッチのON操作時、つまり乗車時と、キースイッチの
OFF操作時、つまり降車時とにおいて、乗員に対し
て、それぞれの場合に合致した特定のメッセージを提供
することができ、その結果、面白味のある斬新な見映え
の車両用表示装置を実現することができる。
【0009】本発明の請求項3に記載の車両用表示装置
は、表示手段は、車両に必要な情報を7セグメントによ
り数値表示する表示器を備えており、この表示器は、メ
ッセージデータに基づき7セグメントにより特定のメッ
セージを表示する構成とした。これにより、7セグメン
トで数値表示する表示器を有効に活用しつつ、請求項1
又は2に記載の発明の作用効果を達成することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車両用表示装
置を自動車に搭載されるコンビネーションメータに適用
した場合を例に図面に基づいて説明する。なお、以下に
説明する本発明の一実施形態おける自動車においては、
その原動機は内燃機関、すなわちエンジンである。
【0011】図1は、本発明の一実施形態による車両用
表示装置であるコンビネーションメータ1の正面図であ
り、図2は、本発明の一実施形態によるコンビネーショ
ンメータ1の電気回路構成図である。
【0012】コンビネーションメータ1は、自動車の車
室内において運転席前方の乗員から視認可能な位置に配
設されて、当該自動車の走行速度、当該自動車に関する
各種情報を乗員に対して表示している。
【0013】コンビネーションメータ1は、図1に示す
ように、計器板10上に、当該自動車の走行速度を指示
する車速計20、車両に必要な情報を表示する表示手段
であり当該自動車の走行距離を表示する走行距離積算計
30、変速機(図示せず)のシフトポジションを指示す
るシフトインジケータ40およびエンジン(図示せず)
の回転速度を指示する回転計50を備えている。
【0014】車速計20は、図1に示すように、計器板
10上の左側部分に形成された目盛り盤20aと、計器
板10の裏面側に目盛り盤20aに対応する位置に設け
られた回動内機(図示せず)と、指針20bとを備えて
いる。この指針20bは、上記回動内機から目盛り盤2
0aの表面側へ延出される指針軸の先端部に支持されて
いる。外部からの車速信号に応じて回動内機が駆動され
指針軸が回動すると、指針20bは、目盛り盤20aの
表面に沿い回動して走行速度を指示する。
【0015】シフトインジケータ40は、図1に示すよ
うに、計器板10上の略中央部分に形成された各指示窓
40aと、計器板10の裏面側に各指示窓40aに対応
する位置に設けられた各光源、たとえば発光ダイオード
等を備え、使用中の変速機ポジションに対応する指示窓
40aが発光ダイオードにより発光表示される。
【0016】回転計50は、上述の車速計20の場合と
同様に、回動内機(図示せず)により指針50bを目盛
り盤50aの表面に沿って回動させて、エンジンの回転
速度を指示する。
【0017】車両に必要な情報を表示する表示手段であ
り当該自動車の走行距離を表示する走行距離積算計30
は、図1に示すように、車速計20の目盛り盤20aの
下部に埋め込まれた、車両に必要な情報を7セグメント
により表示する表示器である液晶パネル30aと、計器
板10の裏面側の液晶パネル30aに対応する位置に設
けた液晶パネル駆動部30b(図2参照)とを備えてい
る。ここで、液晶パネル30aは、図3の液晶パネル3
0aの拡大正面図に示すように、6個の7セグメントに
より6桁の数値表示を行えるように構成されている。な
お、図3は、6個の7セグメントの全部を駆動している
状態、つまり6個の7セグメントすべてが視認可能とな
っている状態、を示す。そして、液晶パネル30aが、
上記液晶パネル駆動部30bにより駆動されて、当該自
動車の走行距離を6桁の7セグメント表示でもって数値
表示する。図4に、走行距離積算計30における走行距
離の数値表示の一例を示す。図4においては、3218
5.4を指示している。なお、走行距離積算計30は、
図1に示す計器板10に設けたトリップカウントスイッ
チ30cを操作することにより、後述するように、オド
メータ(当該自動車の累積走行距離を表示)或いはトリ
ップメータ(任意の時点、つまりトリップカウントスイ
ッチ30c操作時点からの走行距離を表示)に切換える
ことができる。また、液晶パネル30aの裏側には、液
晶パネル30aを発光表示させるための光源、いわゆる
バックライトとして、白色発光ダイオード31、および
橙色発光ダイオード32が配設されている。すなわち、
白色発光ダイオード31を点灯させると、図3におい
て、各セグメントは黒色あるいは濃灰色に、それ以外の
背景部は明るい白色に視認される。一方、橙色発光ダイ
オード32を点灯させると、図3において、各セグメン
トは黒色あるいは濃灰色に、それ以外の背景部は明るい
橙色に視認される。
【0018】従来のコンビネーションメータ1において
は、バックライトの発光色は一種類のみが設定されてい
たので、液晶パネル30aの背景部の発光色は常に同じ
で面白味に欠けていた。本発明の一実施形態によるコン
ビネーションメータ1では、バックライトの発光色を二
種類(白色と橙色)設定しているので、液晶パネル30
aの表示内容に応じてバックライトの発光色を切換える
ことにより、面白味のある斬新な見映えのコンビネーシ
ョンメータ1を実現できる。
【0019】以上説明した、車速計20、シフトインジ
ケータ40、回転計50および走行距離積算計30は、
車両に必要な情報を情報データとして出力する出力手段
である制御装置70により、集中的に制御、駆動されて
いる。
【0020】次に、本発明の第1の実施形態によるコン
ビネーションメータ1の電気回路構成について、図2の
電気回路構成図に基づいて説明する。
【0021】車両に必要な情報を情報データとして出力
する出力手段である制御装置70はマイクロコンピュー
タからなるもので、この制御装置70は、バッテリBか
ら常時電力が供給されるように接続されている。また、
制御装置70は、ON操作により車両に搭載される原動
機(本発明の一実施形態においては、エンジン)を非作
動状態から作動状態へ切換え、且つOFF操作により原
動機を作動状態から非作動状態へ切換えるキースイッチ
であるイグニッションスイッチIGに、そのON・OF
Fを検出可能に接続されている。また、制御装置70に
は、車速センサ61、シフトポジションセンサ62、回
転センサ63が接続され、各センサ61、62、63か
らの出力信号に基づいて、制御装置70は、車速情報、
シフトポジション情報、回転速度情報を出力して、所定
の指示を行うように車速計20、シフトインジケータ4
0、回転計50をそれぞれ駆動している。
【0022】また、制御装置70は、車速センサ61か
らの出力信号に基づいて、当該自動車の走行距離を算出
して、液晶パネル駆動部30bに対して走行距離情報を
出力し、液晶パネル駆動部30bは、この走行距離情報
に基づいて、液晶パネル30aに走行距離を表示させて
いる。通常は、走行距離積算計30は、当該自動車の累
積累積走行距離を表示する、つまりオドメータとして機
能しているが、乗員が、制御装置70に接続されている
トリップカウントスイッチ30cを操作すると、走行距
離積算計30は、トリップカウントスイッチ30cを操
作した時点からの当該自動車の走行距離を表示する、つ
まりトリップメータとして機能する。この状態にて、乗
員が再度トリップカウントスイッチ30cを操作する
と、走行距離積算計30は、再び当該自動車の累積累積
走行距離を表示する。
【0023】また、制御装置70は、当該自動車のエン
ジンが非作動状態から作動状態に切換えられた時、すな
わち、当該自動車のイグニッションスイッチIGのON
操作時、および、当該自動車のエンジンが作動状態から
非作動状態に切換えられた時、すなわち、OFF操作時
において、走行距離積算計30に、自動車に必要な情報
である走行距離とは異なる特定のメッセージ、たとえば
「HELLO」あるいは「SEEYOU」等を表示させ
る。すなわち、制御装置70は、走行距離情報データの
代わりに、「HELLO」あるいは「SEEYOU」等
特定のメッセージのメッセージデータを液晶パネル駆動
部30bに対して出力し、液晶パネル駆動部30bは、
このメッセージデータに基づいて液晶パネル30aを駆
動して特定のメッセージ、「HELLO」あるいは「S
EEYOU」等を表示させる。さらに、制御装置70
は、このメッセージデータの出力と連動して、液晶パネ
ル30a照明用バックライトである各発光ダイオード3
1、32の点灯を切換える。すなわち、自動車の通常作
動時においては、白色発光ダイオード31を駆動して点
灯させ、イグニッションスイッチIGのON操作時、お
よびOFF操作時において、メッセージデータを出力し
て液晶パネル30aに特定のメッセージを表示させてい
る間は、橙色発光ダイオード32を駆動して点灯させて
いる。なお、本発明の一実施形態によるコンビネーショ
ンメータ1においては、イグニッションスイッチIGの
ON操作時に表示される特定のメッセージと、イグニッ
ションスイッチIGのOFF操作時に表示される特定の
メッセージとは異なるように設定されている。
【0024】次に、本発明の一実施形態によるコンビネ
ーションメータ1における表示手段である走行距離積算
計30の表示作動について説明する。
【0025】(1) イグニッションスイッチIGのO
N操作時。
【0026】乗員が、当該自動車の原動機(エンジン)
を非作動状態から作動状態とするためにイグニッション
スイッチIGのON操作を行うと、制御装置70はその
ことを検知して、特定のメッセージである「HELL
O」をメッセージデータとして処理し、所定時間(例え
ば、5秒乃至10秒)の間、液晶パネル駆動部30bに
出力すると同時に、橙色発光ダイオード32を駆動し点
灯させる。これにより、液晶パネル30aは、液晶パネ
ル駆動部30bにより駆動されて、図5に示すように、
特定のメッセージ「HELLO」を5個の7セグメント
により英文字にて上記所定時間の間表示すると共に、液
晶パネル30aの背景部は明るい橙色で発光表示され
る。したがって、乗員は、液晶パネル30a上に、明る
い橙色を背景として、図5に示す「HELLO」の英文
字を視認する。また、当該所定時間は適宜変更して実施
してもよい。
【0027】さらに、制御装置70は、当該所定時間経
過後、特定のメッセージ「HELLO」のメッセージデ
ータ出力を停止し、代わりに車速センサ61の検出出力
に応じて当該自動車の積算走行距離を算出し走行距離デ
ータとして液晶パネル駆動部30bに出力する。それと
同時に、橙色発光ダイオード32を消灯させ、その代わ
りに白色発光ダイオード31を駆動して点灯させる。こ
れにより、液晶パネル30aは、液晶パネル駆動部30
bにより駆動されて、図4に示すように、積算走行距離
を6個の7セグメントにより数字にて表示すると共に、
液晶パネル30aの背景部は明るい白色で発光表示され
る。したがって、乗員は、液晶パネル30a上に、明る
い白色を背景として、図4に示すような積算走行距離を
指示する数字を視認する。
【0028】自動車のイグニッションスイッチIGは、
一般に、図6に示すように、OFF(完全な非作動状
態)、ACC(ラジオ等のみ作動可能)、ON(通常作
動状態)、START(エンジン始動用スタータモータ
作動)の4つのポジションを備えている。本発明の一実
施形態によるコンビネーションメータ1において、制御
装置70は、イグニッションスイッチIGが上述のON
ポジションとなったことを検知して、上述の特定のメッ
セージ「HELLO」の表示動作を行っている。この特
定のメッセージ「HELLO」の表示動作中において、
イグニッションスイッチIGが乗員によりさらにSTA
RTポジションに切換えられた場合、制御装置70は、
そのまま特定のメッセージ「HELLO」の表示動作を
続行する。なお、イグニッションスイッチIGがONポ
ジションではなく、ACCポジションとなったことを検
知して、特定のメッセージ「HEL特定のメッセージ
「HELLO」の表示動作中LO」の表示動作を実行し
てもよい。
【0029】(2) イグニッションスイッチIGがO
N状態の時。
【0030】この場合、当該自動車は通常作動中であ
り、制御装置70は、車速センサ61の検出出力に応じ
て当該自動車の積算走行距離を算出し、走行距離データ
として液晶パネル駆動部30bに出力すると同時に、白
色発光ダイオード31を駆動して点灯させる。これによ
り、液晶パネル30aは、液晶パネル駆動部30bによ
り駆動されて、図6に示すように、積算走行距離を6個
の7セグメントにより数字にて表示すると共に、液晶パ
ネル30aの背景部は明るい白色で発光表示される。し
たがって、乗員は、液晶パネル30a上に、明るい白色
を背景として、図4に示すような積算走行距離を指示す
る数字を視認する。なお、制御装置70は、トリップカ
ウンタスイッチ30cの操作に基づき走行距離積算計3
0の機能をオドメータ或いはトリップメータとしての機
能に切換える。
【0031】(3) イグニッションスイッチIGのO
FF操作時。
【0032】乗員が、当該自動車の原動機(エンジン)
を作動状態から非作動状態とするためにイグニッション
スイッチIGのOFF操作を行うと、制御装置70はそ
のことを検知して、特定のメッセージとして、上述の
「HELLO」とは異なる「SEEYOU」をメッセー
ジデータとして処理し、所定時間(例えば、5秒乃至1
0秒)の間、液晶パネル駆動部30bに出力すると同時
に、それまで点灯していた白色発光ダイオード31を消
灯させ、代わりに橙色発光ダイオード32を駆動し点灯
させる。これにより、液晶パネル30aは、液晶パネル
駆動部30bにより駆動されて、図7に示すように、特
定のメッセージ「SEEYOU」を6個の7セグメント
により英文字にて上記所定時間の間表示すると共に、液
晶パネル30aの背景部は明るい橙色で発光表示され
る。したがって、乗員は、液晶パネル30a上に、明る
い橙色を背景として、図7に示すような「SEEYO
U」の英文字を視認する。また、当該所定時間は適宜変
更して実施してもよい。
【0033】さらに、制御装置70は、当該所定時間経
過後、特定のメッセージ「SEEYOU」のメッセージ
データ出力を停止すると共に、橙色発光ダイオード32
を消灯させる。これにより、液晶パネル30aには何も
表示されなくなる。
【0034】以上説明した、本発明の一実施形態による
コンビネーションメータ1においては、表示手段である
走行距離積算計30に表示される特定のメッセージであ
る「HELLO」および「SEEYOU」の表示色、つ
まり液晶パネル30aの背景色を、車両に必要な情報で
ある積算走行距離の表示色である白色とは異なる橙色と
した。すなわち、従来のコンビネーションメータ1にお
いては、特定のメッセージ「HELLO」および「SE
EYOU」は、積算走行距離の表示色と同一色である白
色で表示されていたが、これを、積算走行距離の表示色
とは異なる橙色で表示するようにした。これにより、特
定のメッセージ「HELLO」および「SEEYOU」
が表示された際、それらの表示色が積算走行距離の表示
色と異なるため、あたかも自動車が乗員に対して挨拶し
たかのように感じさせることができ、特定のメッセージ
「HELLO」および「SEEYOU」を乗員に対して
強く印象付けることができるので、面白味のある斬新な
見映えのコンビネーションメータ1を実現することがで
きる。
【0035】なお、イグニッションスイッチIGのOF
F操作時に表示される特定のメッセージ「SEEYO
U」を、図8(a)に示す「SEE YOU」、図8
(b)に示す「GoodbY」、図8(c)に示す「G
ood−bY」、図8(d)に示す「bYEbYE」お
よび図8(e)に示す「bYE bYE」のいずれかに
置換えてもよい。
【0036】また、イグニッションスイッチIGのOF
F操作時において、「SEEYOU」を2秒乃至5秒の
間表示し、然る後、「bYEbYE」を2秒乃至5秒の
間表示するようにしてもよく、また、例えば、今回は
「bYEbYE」を表示し、次回は「SEEYOU」を
表示し、その次は「GoodbY」を表示するというよ
うに、毎回表示を変えるようにしてもよい。
【0037】また、上述の本発明の一実施形態によるコ
ンビネーションメータ1においては、特定のメッセージ
「HELLO」および「SEEYOU」の表示色を橙
色、つまり液晶パネル30aのバックライトを橙色発光
ダイオード32としているが、これを、白色以外の他の
発光色、たとえば、黄色、緑色あるいは青色の発光ダイ
オードに置換えてもよい。
【0038】また、特定のメッセージ「HELLO」の
表示色と、特定のメッセージ「SEEYOU」の表示色
とを互いに異なるものとしてもよい。すなわち、イグニ
ッションスイッチIGのON操作時における特定メッセ
ージの表示色を緑色、イグニッションスイッチIGのO
FF操作時における特定メッセージの表示色を橙色とし
てもよい。
【0039】また、上述の本発明の一実施形態によるコ
ンビネーションメータ1においては、特定のメッセージ
の表示色を一種類の単一色発光ダイオードにより生成し
ているが、発光色の異なる単一色発光ダイオードを複数
設け、それらを個別にデューティ制御により駆動点灯し
混合光により発光色を生成してもよい。これにより、一
種類の発光ダイオードのみを用いる場合と比較して、容
易に任意の発光色を設定することができる。この場合、
発光色が異なる複数の発光部が一体的に組み込まれた複
数色発光ダイオードを用いて、各発光部を個別にデュー
ティ制御により駆動点灯し混合光により発光色を生成し
てもよい。
【0040】また、上述の本発明の一実施形態によるコ
ンビネーションメータ1においては、液晶パネル30a
の7セグメントの個数を6個としているが、それ以外の
個数であっても構わない。
【0041】また、上述の本発明の一実施形態によるコ
ンビネーションメータ1においては、特定メッセージの
表示するための走行距離積算計30として7セグメント
の液晶パネル30aを用いているが、これに代えて、カ
ラー表示可能なマトリクス型表示装置であるTFT型液
晶表示装置やEL表示装置を用いて、特定メッセージ
を、走行距離表示色とは異なる表示色によりマトリクス
表示するようにしてもよく、さらに、VFDやLEDを
用いて、特定メッセージを、ドット表示するようにして
も、上述の本発明の一実施形態によるコンビネーション
メータ1と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0042】また、上述の本発明の一実施形態によるコ
ンビネーションメータ1においては、自動車の原動機を
内燃機関、すなわちエンジンとしているが、他の種類の
原動機、たとえばモータを搭載した、電気自動車であっ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるコンビネーション
メータ1の正面図である。
【図2】上記第1実施形態によるコンビネーションメー
タ1の電気回路構成図である。
【図3】図1の走行距離積算計30における液晶パネル
30aの7セグメント構成図である。
【図4】図1の液晶パネル30aによる、積算走行距離
の表示例示図である。
【図5】図1の液晶パネル30aによる、特定メッセー
ジ「HELLO」の表示例示図である。
【図6】イグニッションスイッチIGの端子構成を説明
する模式図である。
【図7】図1の液晶パネル30aによる、特定メッセー
ジ「SEEYOU」の表示例示図である。
【図8】(a)〜(e)は、図1の液晶パネル30aに
よる、特定メッセージ「SEEYOU」の変形例の表示
例示図である。
【符号の説明】
1 コンビネーションメータ(車両用表示装置) 10 計器板 20 車速計 20a 目盛盤 20b 指針 30 走行距離積算計(表示手段) 30a 液晶パネル(表示器) 30b 液晶パネル駆動部 31 白色発光ダイオード 32 橙色発光ダイオード 40 シフトインジケータ 50 回転計 61 車速センサ 62 シフトポジションセンサ 63 回転センサ 70 制御装置(出力手段) B バッテリ IG イグニッションスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ON操作により車両に搭載される原動機を
    非作動状態から作動状態へ切換え、且つOFF操作によ
    り前記原動機を作動状態から非作動状態へ切換えるキー
    スイッチと、 車両に必要な情報を情報データとして出力する出力手段
    と、 前記情報データに基づき前記車両に必要な情報を表示す
    る表示手段とを備える表示装置であって、 前記出力手段は、前記キースイッチのON操作時および
    OFF操作時の少なくとも一方において、前記車両に必
    要な情報とは異なる特定のメッセージを、前記情報デー
    タに代えて、メッセージデータとして出力し、前記表示
    手段は、前記出力手段からの前記メッセージデータに基
    づき前記特定のメッセージを表示する車両用表示装置に
    おいて、 前記表示手段に表示される前記特定のメッセージの表示
    色を前記車両に必要な情報の表示色とは異なる表示色と
    したことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】前記キースイッチのON操作時において前
    記表示手段により表示される前記特定のメッセージと、
    前記キースイッチのOFF操作時において前記表示手段
    により表示される前記特定のメッセージとは互いに異な
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、前記車両に必要な情報を
    7セグメントにより数値表示する表示器を備えており、
    この表示器は、前記メッセージデータに基づき前記7セ
    グメントにより前記特定のメッセージを表示することを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用表示
    装置。
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