JPS6320423B2 - - Google Patents

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JPS6320423B2
JPS6320423B2 JP56018189A JP1818981A JPS6320423B2 JP S6320423 B2 JPS6320423 B2 JP S6320423B2 JP 56018189 A JP56018189 A JP 56018189A JP 1818981 A JP1818981 A JP 1818981A JP S6320423 B2 JPS6320423 B2 JP S6320423B2
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JP
Japan
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formula
spp
general formula
trifluoromethylbenzyl
active compound
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Application number
JP56018189A
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English (en)
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JPS56128734A (en
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Maruhoruto Aruburehito
Nauman Kurausu
Futsukusu Rainaa
Hanman Ingeboruku
Beerentsu Uorufugangu
Homeiyaa Berunharuto
Shutenderu Uiruherumu
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
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Publication of JPS6320423B2 publication Critical patent/JPS6320423B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C25/00Compounds containing at least one halogen atom bound to a six-membered aromatic ring
    • C07C25/02Monocyclic aromatic halogenated hydrocarbons
    • C07C25/13Monocyclic aromatic halogenated hydrocarbons containing fluorine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N53/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing cyclopropane carboxylic acids or derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/10Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms
    • C07C17/14Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms in the side-chain of aromatic compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ある種の新規トリフルオロメチルベ
ンジルエステル類、それらの製造方法および有害
生物(pests)を防除するための薬剤として、特
に殺虫剤(insecticides)および殺ダニ剤
(acaricides)としてのそれらの使用に関するも
のである。 ある種のフルオロベンジルエステル類、たとえ
ば3−シクロプロピリデンメチル−および3−シ
クロブチリデンメチル−2,2−ジメチル−シク
ロプロパン−1−カルボン酸ベンタフルオロベン
ジルエステル、は殺虫および殺ダニ性を有してい
ることが公知である(たとえば西ドイツ特許出願
公開明細書2810634号参照)。 しかしながら、これらの化合物の作用は、特に
低濃度の活性化合物の場合および少量を使用する
場合に、必ずしも満足できるものではない。 本発明がここに提供するものは、以下のもので
ある: (1) 新規化合物としての、一般式 式中で Rは式 の基を表わし、 Xは塩素を表し、 mは1を表わし、 nは4を表わす、 のトリフルオロメチルベンジルエステル; (2) 一般式 R−COOH () 式中で Rは前記の意味を有する、 のカルボン酸またはその反応性誘導体を、必要
に応じ酸受容体の存在において且つ必要に応じ
希釈剤の存在において、一般式 式中で X,mおよびnは前記の意味を有する、 のトリフルオロメチルベンジルアルコールまた
はその反応性誘導体と反応させることを特徴と
する、式()の化合物の製造方法; 本発明の式()の化合物製造に関連する中
間体及びその製法も以下に参考として提供され
る: (3) 新規化合物としての、一般式 式中で Zはヒドロキシル、塩素または臭素を表わし、 Xは塩素を表わし、 mは1を表わし、 nは4を表わす、 のトリフルオロベンジルアルコールおよびその
反応性誘導体、および (4) (a)式(a)中でZがヒドロキシルを表わし
ている化合物の製造のために、一般式 式中で X,mおよびnは前記の意味を有し且つ Yは水素、フツ素または塩素を表わす、 のトリフルオロメチルベンゼンカルボニル化合
物を、必要に応じ希釈剤の存在において、ナト
リウムボラナート(四水素化ホウ素ナトリウム
(sodiumtetrahydridoborate))またはリチウ
ムアラナート(四水素化アルミニウムリチウム
(lithium tetrahydridaluminate))と反応さ
せ、あるいは (b)式(a)中でZが塩素または臭素を表わし
ている化合物を製造するために、一般式 式中で X,mおよびnは前記の意味を有する、 のトリフルオロメチルトルエン誘導体を、必要
に応じ希釈剤の存在において且つ必要に応じ触
媒の存在において、塩素または臭素と反応させ
ることを特徴とする、式(a)の化合物の製
造方法。 式()の新規トリフルオロメチルベンジルエ
ステルは高い殺虫活性、特に高い殺昆虫および殺
ダニ活性によつて顕著である。 驚くべきことに、式()の化合物は、従来か
ら公知の、類似の構造と同種の作用を有する化合
物よりもかなり強力な殺昆虫および殺ダニ活性を
表わす。 式()の化合物の製造のための(2)において記
した方法の中の好適実施形態(a)においては、一般
式 R−CO−Cl (a) 式中で Rは前記の意味を有する、 のカルボン酸クロリドを、必要に応じ酸受容体お
よび希釈剤の存在において、前記式()のトリ
フルオロメチルベンジルアルコールと反応させ
る。 方法(2)の中のもう一つの好適実施形態(b)におい
ては、一般式 R−COOM (b) 式中で Rは前記の意味を有し且 Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属または
アンモニウムの1当量を表わす、 のカルボン酸塩を、必要に応じ酸受容体および希
釈剤の存在において、式()のトリフルオロメ
チルベンジルアルコールの反応性誘導体として
の、前記式(a)中でZが塩素または臭素を表
わしているトリフルオロメチルベンジルハロゲン
化物と、反応させる。 たとえば、方法(2)の実施形態(a)における出発物
質として、3−(2,2−ジクロロビニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパン−1−カルボン酸ク
ロリドと3−トリフルオロメチル−2,4,5,
6−テトラフルオロベンジルアルコールを使用
し、且つ実施形態(b)における出発物質として、3
−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル
−シクロプロパン−1−カルボン酸のカリウム塩
と3−トリフルオロメチル−2,4,5,6−テ
トラフルオロベンジルクロリドを用いる場合に
は、これらの化合物の反応は、下式によつて概略
的に示すことができる: 式()は出発物質として使用すべきカルボン
酸の定義を与え、式(a)は相当する酸塩化物
の定義を与え、且つ式(b)は塩の定義を与え
る。 式()のカルボン酸と、たとえば酸塩化物、
塩およびエステルのような、その反応性誘導体は
公知である(アメリカ合衆国特許3996244号、
4157447号、3962458号および3835176号;並びに
イギリス特許1413491号および2000764号参照)。 式(b)の塩について挙げることができ例は
次のものである: 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメ
チル−シクロプロパン−カルボン酸のナトリウ
ム、カリウム及びアンモニウム塩。 式()および(a)は、同じく出発物質と
して使用することができるトリフルオロメチルベ
ンジルアルコールおよびその反応性誘導体の定義
を与える。これらの式中で、記号X,mおよびn
は式()の化合物の定義において先に記した意
味を有し、且つZはヒドロキシルまたは塩素を表
わすことが好ましい。 挙げることができる例は次のものである:3−
トリフルオロメチル−2,4,5,6−テトラフ
ルオロ−ベンジル−アルコール、2−トリフルオ
ロメチル−3,4,5,6−テトラフルオロ−ベ
ンジル−アルコール、4−トリフルオロメチル−
2,3,5,6−テトラクロロ−ベンジルクロリ
ド、3−トリフルオロメチル−2,4,5,6−
テトラクロロ−ベンジルクロリドおよび2−トリ
フルオロメチル−3,4,5,6−テトラクロロ
−ベンジルクロリド。 式(a)の新規トリフルオロメチルベンジル
アルコールは、(4a)下に記したように、前記式
()のトリフルオロメチルベンゼン−カルボニ
ル化合物、たとえば2−トリフルオロメチル−テ
トラフルオロベンゾイルフルオリドまたはクロリ
ドあるいは2−トリフルオロメチル−テトラフル
オロベンズアルデヒドを、必要に応じ、たとえば
イソプロパノール、テトラヒドロフランまたはジ
オキサンのような、希釈剤の存在において、たと
えば、ナトリウムボラナートと、10〜100゜の温度
において反応させることによつて、取得すること
ができる。反応が終了したときに、反応混合物を
氷水で希釈したのち、酸性とする。次いでそれを
水と混合しない溶媒、たとえば塩化メチレンを用
いて抽出し、抽出物を乾燥し、過し、液を蒸
留する。 式(a)の新規トリフルオロメチルベンジル
ハロゲン化物(塩化物および臭化物)は、(4b)
下に記したように、前記式()のトリフルオロ
メチルトルエン誘導体、たとえば2−トリフルオ
ロメチル−テトラクロロ−トルエンを、必要に応
じ触媒、たとえば硫化鉄()の存在において、
好ましくは希釈剤を使用せずに、20゜〜150℃、好
ましくは50〜120℃の温度において、塩素または
臭素と反応させ且つ生成物を蒸留によつて単離す
ることにより、取得することができる。 適当ならば、(2)において記した製造方法は希釈
剤を用いて行なうことができる。考慮することが
できる希釈剤は、ほとんどあらゆる不活性有機溶
剤である。これらは、好適なものとして、脂肪族
および芳香族の、場合によつてはハロゲン化した
炭化水素、たとえばペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、シクロヘキサン、石油エーテル、ベンジン、
リグロイン、ベンゼン、トルエン、キシレン、塩
化メチレン、塩化エチレン、クロロホルム、四塩
化炭素、クロロベンゼンおよびo−ジクロロベン
ゼン;たとえばジエチルエーテル、ジブチルエー
テル、グリコールジメチルエーテル、ジグリコー
ルジメチルエーテル、テトラヒドロフランおよび
ジオキサンのようなエーテル類;たとえばアセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソプロピルケ
トンおよびメチルイソブチルケトンのようなケト
ン類;たとえば酢酸メチルおよび酢酸エチルのよ
うなエステル類;たとえばアセトニトリルおよび
プロピオニトリルのようなニトリル類;たとえば
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドお
よびN−メチル−ピロリドンのようなアミド類;
並びにジメチルスルホキシド、テトラメチレンス
ルホンおよびヘキサメチルリン酸トリアミドを包
含する。 慣例的な酸結合剤の何れをも、酸受容剤として
使用することができる。特に適当であることが認
められている酸結合剤は、アルカリ金属炭酸塩お
よびアルコラート類、たとえば炭酸ナトリウムと
炭酸カリウムおよびナトリウムメチラートまたは
エチラート並びにカリウムメチラートまたはエチ
ラート、および脂肪族、芳香族または複素環式ア
ミン類、たとえばトリエチルアミン、トリメチル
アミン、ジメチルアニリン、ジメチルベンジルア
ミン、ジアサビシクロウンデセン、テトラメチル
エチレンジアミンおよびピリジンである。 反応温度は広い範囲内で変えることができる。
一般に、反応は0〜150℃、好ましくは20〜100℃
において行なう。 本発明による方法は一般に常圧下で行なう。 出発物質は通常は、本発明による方法の遂行に
対して等モル量で使用する。1方または他方の反
応物を過剰に使用しても、実質的な利点は全くな
い。方法形態(2a)の好適実施形態においては、
反応物を気体の発生が止むまで加熱したのち、生
成物を高真空下の蒸留によつて単離する。 方法形態(2b)は、シンセシス1975、805頁に
記すようにして行なわれる。後処理のためには、
混合物を濃縮し、残留物を希塩酸とジエチルエー
テルと共に振とうする。エーテル相を濃縮し、残
留物を高真空下で蒸留することによつて、生成物
を単離する。 製造実施例及び製造参考例 参考例 1 0.1モルの3−(2,2−ジクロロ−ビニル)−
2,2−ジメチル−シクロプロパン−1−カルボ
ン酸クロリドと0.1モルの4−トリフルオロメチ
ル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジルア
ルコールを一諸に100℃に加熱する。気体の発生
が止んだときに、残留物を高真空下に蒸留する。
沸点:150℃/0.15ミリバール。 実施例 1 100mlのアセトニトリル中の0.1モルの3−(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル−シク
ロプロパン−1−カルボン酸のカリウム塩と0.1
モルの4−トリフルオロメチル−2,3,5,6
−テトラクロロ−ベンジルクロリドを、5mlのテ
トラメチルエチレンジアミンの添加後に、70℃に
15時間加熱する。反応混合物を濃縮し、残留物を
希塩酸とジエチルエーテルと共に振とうする。エ
ーテル相を濃縮し、残留物をバルブチユーブを使
用して蒸留する。沸点:200℃/0.15ミリバール。 以下に述べる化合物は、上記の製造例と同様な
方法で調製されることが出来る。 実施例 2 沸点:200℃/0.15ミリバール。 実施例 3 沸点:160℃/0.15ミリバール。 本発明における出発化合物に近似の化合物の製
造の参考例: 350gの2−クロロ−4−メチル−ベンゾ−ト
リフルオリドと3gの硫化鉄()を最初に50℃
において反応器中に入れ、次いで塩素を流入させ
る。塩素の吸収が低下するにつれて、温度を段階
的に120℃まで上げる。反応生成物の重量が520g
となつたときに、それを蒸留する。沸点110〜112
℃/0.15ミリバールの250gの4−トリフルオロ
メチル−2,3,5,6−テトラクロロ−ベンジ
ルクロリドを取得する。 同様にして下記の化合物を取得することができ
る: 活性化合物は植物によりよく耐容性であり、温
血動物に対する好都合な程度の毒性を有するのみ
であり且つ節足類の害虫、特に農業、林業、貯蔵
製品および材料の保護、並びに衛生の分野におい
て遭遇する昆虫またはダニ類と戦かうために使用
することができる。本発明の活性化合物は、通常
は感受性および耐性の種に対して、且つ発生の全
段階または一部の段階に対して、活性である。上
記の害虫は次のものを包含する:等脚目
(Isopoda)のもの、たとえばオニスカス・アセ
ルス(Oniscus asellus)、オカダンゴムシ
(Armandillidium vulgare)、およびポルセリ
オ・スカバー(Porcellio scabar);倍脚網
(Diplopoda)のもの、たとえば、ブラニウルス
グツトラタス(Blaniulus guttulatus);チロポ
ダ目(Chilopoda)のもの、たとえば、ゲオフイ
ルス・カルポフアグス(Geophilus
carpophagus)およびスカチゲラ(Scutigera
spp.);シムフイラ目(Symphyla)のもの、たと
えばスカチゲレラ・イマキユラタ(Scutigerella
immaculata);シミ目(Thysanura)のもの、
たとえばレプシマ・サツカリナ(Lepisma
saccharina);トビムシ目(Collembola)のも
の、たとえばオニチウルス・アルマツス
(Onychiurus armatus);直翅目(Orthoptera)
のもの、たとえばブラツタ・オリエンタリス
(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ
(Periplaneta americana)、ロイコフアエ・マデ
ラエ(Leucophaea maderae)、チヤバネ、ゴキ
ブリ(Blattella germanica)、アチータ・ドメス
チクス(Acheta domesticus)、ケラ
(Gryllotalpa spp.)、トノサマバツタ(Locusta
migratoria migratorioides)、メラノプルス・ジ
フエレンチアリス(Melanoplus differentialis)
およびシストセルカ・グレガリア(Schistocerca
gregaria);ハサミムシ目(Dermaptera)のも
の、たとえばホルフイキユラ・アウリリラリア
(Forficula auricularia);シロアリ目
(Isoptera)のもの、たとえばレチキユリテルメ
ス(Reticulitermes spp.);シラミ目
(Anoplura)のもの、たとえばフイロクセラ・バ
スタリクス(Phylloxera vastarix)、ベンフイグ
ス(Pemphigus spp.)およびヒトジラミ
(Pediculushumanus corporis)、ケモノジラミ
(Haematopinus spp.)およびケモノホソジラミ
(Linognathus spp.);ハジラミ目
(Mallophaga)のもの、たとえばケモノハジラ
ミ(Trichodectes spp.)およびダマリネア
(Damalinea spp.);アザミウマ目
(Thysanoptera)のもの、たとえばクリバネアザ
ミウマ(Hercinothrips femoralis)およびネギ
アザミウマ(Thrips tabaci);半翅目
(Heteroptera)のもの、たとえばチヤイロカメ
ムシ(Eurygaster spp.)、ジスデルクス・インテ
ルメジウス(Dysdercus intermedius)、ピエス
マ・クワドラタ(Piesma quadrata)、ナンキン
ムシ(Cimex lectularius)、ロドニウス・プロリ
クス(Rho‐dnius prolixus)およびトリアトマ
(Triatoma spp.);同翅目(Homoptera)のも
の、たとえばアレウロデス・ブラシカエ
(Aleurodes brassicae)、ワタコナジラミ
(Bemisia tabaci)、トリアレウロデス・バポラ
リオルム(Trialeurodes vaporariorum)、ワタ
アブラムシ(Aphis gossypii)、ダイコンアブラ
ムシ(Breviocoryne brassicae)、クリプトミズ
ス・リビス(Cryptomyzus ribis)、ドラリス・
フアバエ(Doraiis fabae)、ドラリス・ポミ
(Doralis pomi)、リンゴワタムシ(Eriosoma
lanigerum)、モモコフキアブラムシ
(Hyalopterus arundinis)、ムギヒゲナガアブラ
ムシ(Macrosiphum avenae)、コブアブラムシ
(Myzus spp.)、ホツプイボアブラムシ
(Phorodon humuli)、ムギクビレアブラムシ
(Rhopalosiphum padi)、ヒメヨコバイ
(Empoasca spp.)、ユースセリス・ビロバツス
(Euscelis bilobatus)、ツマグロヨコバイ
(Nephotettix cincticeps)、ミズキカタカイガラ
ムシ(Lecanium corni)、オリーブカタカイガラ
ムシ(Saissetia oleae)、ヒメトビウンカ
(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ
(Nilaparvate lugens)、アカマルカイガラムシ
(Aonidiella aurantii)、シロマルカイガラムシ
(Aspidiotus hederae)、プシユードコツカス
(Pseudococcus spp.)およびキジラミ(Psylla
spp.);鱗翅目(Lepidoptera)のもの、たとえば
ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiella)、
ブパルス・ピニアリウス(Bupalus piniarius)、
ケイマトビア・ブルマタ(Cheimatobia
brumata)、リソコレチス・ブランカルデラ
(Lithocolletis blancardella)、ヒポノミユウ
タ・パデラ(Hyponomeuta padella)、コナガ
(Plutella maculipennis)、ウメケムシ
(Malacosoma neustria)、クワノキンケムシ
(Euproctis chrysorrhoea)、マイマイガ
(Lymantria spp.)、ブツカラトリツクス・スル
ベリエラ(Buccalatrix thurberiella)、ミカンハ
モグリガ(Phyllocnistis citrella)、ヤガ
(Agrotis spp.)、ユークソア(Euxoa spp.)、フ
エルチア(Feltia spp.)、エアリアス・インスラ
ナ(Earias insulana)、ヘリオチス(Heliothis
spp.)、ヒロイチモジヨトウ(Laphygma
exigua)、ヨトウムシ(Mamestra brassicae)、
パノリス・フラメア(Panolis flammea)、ハス
モンヨトウ(Prodenia litura)、シロナヨトウ
(Spodoptera spp.)、トリコプルシア・ニ
(Trichoplusia ni)、カルポカプサ・ポモネラ
(Carpocapsa pomonella)、アオムシ(Pieris
spp.)、ニカメイチユウ(Chilo spp.)、アワノメ
イガ(Pyrausta nubilalis)、スジコナマダラメ
イガ(Ephestia kuehniella)、ハチミツガ
(Galleria mellonella)、カコエシア・ポダナ
(Cacoecia podana)、カプア・レチクラナ
(Capua reticulana)、クリストネウラ・フミフ
エラナ(Choristoneura fumiferana)、クリシ
ア・アンビグエラ(Clysia ambiguella)、チヤ
ハマキ(Homona magnanima)およびトルトリ
クス・ビリダナ(Tortrix viridana):鞘翅目
(Coleoptera)のもの、たとえばアノビウム・プ
ンクタツム(Anobium punctatum)、コナナガ
シンクイムシ(Rhizopertha dominica)、ブルキ
ジウス・オブテクツス(Bruchidius obtectus)、
インゲンマメゾウムシ(Acanthoscelides
obtectus)、ヒロトルペス・バジユルス
(Hylotrupea bajulus)、アゲラスチカ・アルニ
(Agelastica alni)、レプチノタルサ・デセムリ
ネアタ(Leptinotarsa decemlineata)、フエド
ン・コクレアリアエ(Phaedon cochleariae)、
ジアブロチカ(Diabrotica spp.)、プシリオデ
ス・クリソセフアラ(Psylliodes
chrysocephala)、ニジユウヤホシテントウ
(Epilachna varivestis)、アトマリア
(Atomaria spp.)、ノコギリヒラタムシ
(Oryzaephilus surinamensis)、ハナゾウムシ
(Anthonomus spp.)、コクゾウムシ(Sitophilus
spp.)、オチオリンクス・スルカツス
(Otiorrhynchus sulcatus)、バシヨウゾウムシ
(Cosmopolites sordidus)、シユートリンクス・
アシミリス(Ceuthorrhynchus assimilis)、ヒペ
ラ・ポスチカ(Hypera postica)、カツオブシム
シ(Dermestes spp.)、トロゴデルマ
(Trogoderma spp.)、アントレヌス
(Anthrenus spp.)、アタゲヌス(Attagenus
spp.)、ヒラタキクイムシ(Lyctus spp.)、メリ
ゲテス・アエネウス(Meligethes seneus)、ヒ
ヨウホンムシ(Ptinus spp.)、ニプツス・ホロレ
ウカス(Niptus hololeucus)、セマルヒヨウホ
ンムシ(Gibbium psylloides)、コクヌストモド
キ(Tribolium spp.)、チヤイロコメノゴミムシ
ダマシ(Tenebrio molitor)、コメツキムシ
(Agriotes spp.)、コノデルス(Conoderus
spp.)、メロロンサ・メロロンサ(Melolontha
melolontha)、アムフイマロン・ソルスチチアリ
ス(Amphimallon solstitialis)およびコステリ
トラ・ゼアランジカ(Costelytra zealandica);
膜翅目(Hymenoptera)のもの、たとえばマツ
ハバチ(Diprion spp.)、ホプロカムバ
(Hoplocampa spp.)、ラシウス(Lasius spp.)、
イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)およ
びスズメバチ(Vespa spp.)、双翅目(Diptera)
のもの、たとえばヤブカ(A¨edes spp.)、ハマダ
ラカ(Anopheles spp.)、イエカ(Culex spp.)、
キイロシヨウジヨウバエ(Drosophila
melanogaster)、イエバエ(Musca spp.)、ヒメ
イエバエ(Fannia spp.)、クロバエ・エリスロ
セフアラ(Calliphora erythrocephala)、キンバ
エ(Lucilia spp.)、オビキンバエ(Chrysomya
spp.)、クテレブラ(Cuterebra spp.)、ウマバエ
(Gastrophilus spp.)、ヒツポボスカ
(Hyppobosca spp.)、サシバエ(Stomoxys
spp.)、ヒツジバエ(Oestrus spp.)、ウシバエ
(Hypoderma spp.)、アブ(Tabanus spp.)、タ
ニア(Tannia spp.)、ケバエ(Bibio
hortulanus)、オスシネラ・フリト(Oscinella
frit)、クロキンバエ(Phorbia spp.)、アカザモ
グリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、セラチ
チス・キヤピタータ(Ceratitis capitata)、ミバ
エオレアエ(Dacus oleae)およびガガンボ・パ
ルドーサ(Tipula paludosa);ノミ目
(Siphonaptera)のもの、たとえばケオプスネズ
ミノミ(Xenopsylla cheopis)およびナガノミ
(Ceratophyllus spp.)、蜘形綱(Arachnida)の
もの、たとえばスコルピオ・マウルス(Scorpio
maurus)およびラトロデクタス・マクタンス
(Letrodectus mactans);ダニ目(Acarina)の
もの、たとえばアシブトコナダニ(Acarus
siro)、ヒメダニ(Argas spp.)、カズキダニ
(Ornithodoros spp.)、ワクモ(Dermanyssus
gallinae)、エリオフイエス・リビス(Eriophyes
ribis)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta
oleivora)、オウシマダニ(Boophilus spp.)、コ
イタマダニ(Rhipicephalus spp.)、アンブリオ
マ(Amblyomma spp.)、イボマダニ
(Hyalomma spp.)、マダニ(Ixodes spp.)、キ
ユウセンヒゼンダニ(Psoroptes spp.)、シヨク
ヒヒゼンダニ(Chorioptes spp.)、ヒゼンダニ
(Sarcoptes spp.)、ホコリダニ(Tarsonemus
spp.)、クローバハダニ(Bryobia praetiosa)、
ミカンリンゴハダニ(Panonychus spp.)および
ナミハダニ(Tetranychus spp.)。 活性化合物は、たとえば液剤、乳剤、懸濁剤、
粉剤、フオーム、ペースト、粒剤、エーロゾル、
活性化合物を含浸させた天然および合成材料、種
子用の重合体物質およびコーテイング組成物中の
極微細カプセル剤、および燃焼装置を用いて使用
する配合剤、たとえば燻蒸カートリツジ、燻蒸か
ん、燻蒸コイルなど、更にはULV冷ミストおよ
び温ミスト配合剤のような常用の配合剤に転換さ
せることができる。 これらの配合剤は、公知の方法によつて、たと
えば活性化合物を増量剤、すなわち液体または液
化ガス状あるいは固体希釈剤または担体と共に、
場合によつては界面活性剤、すなわち、乳化剤お
よび/または分散剤および/または泡生成剤の使
用のもとで、混合することによつて、製造するこ
とができる。増量剤として水を使用する場合に
は、たとえば有機溶剤をも補助溶剤として使用す
ることができる。 液体希釈剤または担体、特に溶剤としては、主
として、たとえばキシレン、トルエンまたはアル
キルナフタレン類のような芳香族炭化水素、たと
えばクロロベンゼン、クロロエチレン類または塩
化メチレンのような塩素化芳香族または塩素化脂
肪族炭化水素、たとえばシクロヘキサンまたはパ
ラフイン類、たとえば鉱油留分のような脂肪族ま
たは脂環族炭化水素、たとえばブタノールまたは
クリコールのようなアルコール類並びにそれらの
エーテルおよびエステル、たとえばアセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトンまた
はシクロヘキサノンのようなケトン類、あるい
は、たとえばジメチルホルムアミドおよびジメチ
ルスルホキシドのような強度に極性の溶剤、更に
は水が適当である。 液化ガス状希釈剤または担体とは、常温常圧下
に気体である液体、たとえばエーロゾル推進薬、
たとえばハロゲン化炭化水素およびブタン、プロ
パン、窒素および二酸化炭素を意味する。 固体担体としては、たとえばカオリン、クレ
ー、タルク、チヨーク、石英、アタパルジヤイ
ト、モンモリロナイトまたは珪藻土のような、粉
砕した天然鉱物、および、たとえば高度に分散し
た珪酸、アルミナおよび珪酸塩のような、粉砕し
た合成鉱物を使用することができる。粒剤用の固
体担体としては、粉砕し且つ分級した天然岩石、
たとえば方解石、大理石、軽石、海泡石;ドロマ
イトおよび無機及び有機合成ミール(meal)の
粒子;並びに、たとえばおがくず、やしがら、と
うもろこし穂軸およびタバコの茎のような、有機
材料の粒子を使用することができる。 乳化および/または泡生成剤としては、たとえ
ばポリオキシエチレン−脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレン−脂肪アルコールエーテル、たとえ
ばアルキルアリールポリグリコールエーテル、ア
ルキルスルホナート、硫酸アルキル、アリールス
ルホナートおよびアルブミン加水分解物のよう
な、非イオンおよび陰イオン乳化剤を用いること
ができる。分散剤は、たとえばリグニン亜硫酸パ
ルプ廃液およびメチルセルロースを包含する。 カルボキシメチルセルロースおよび粉末、粒子
またはラテツクスの形態にある天然および合成重
合体、たとえばアラビアゴム、ポリビニルアルコ
ールおよびポリ酢酸ビニルのような接着剤を、配
合剤中で使用することができる。 たとえば無機顔料、たとえば酸化鉄、二酸化チ
タンおよびプルシアンブルー、並びに有機染料、
たとえばアリザリン染料、アゾ染料または金属フ
タロシアニン染料のような着色剤、および痕跡の
栄養剤、たとえば鉄、マンガン、ホウ素、銅、コ
バルト、モリブデンおよび亜鉛の塩類を、使用す
ることが可能である。 配合剤は一般に、0.1〜95重量%、好ましくは
0.5〜90重量%の活性化合物を含有する。 本発明による活性化合物は、商業的に入手する
ことができる種類の配合剤の形態で、またはこれ
らの配合剤から調製した使用形態で、使用するこ
とができる。 商業的に入手できる種類の配合剤から調製した
使用形態の活性化合物含量は、広い範囲内で変え
ることができる。使用形態の活性化合物濃度は、
0.0000001〜100重量%、好ましくは0.0001〜1重
量%の活性化合物とすることができる。 本発明の化合物は、特定の使用形態に対して適
する慣例的な方式で、使用することができる。 衛生的に有害な害虫および貯蔵製品の害虫に対
して使用する場合には、活性化合物は、木および
粘土上での優れた残留活性、並びに石灰処理物質
上のアルカリに対する良好な安定性によつて、際
立つている。 本発明による活性化合物は、獣医学の分野にお
いて、外部寄生虫と内部寄生虫の駆除に対しても
また、適している。 獣医学分野においては、本発明の活性化合物
は、公知のようにして、たとえば、錠剤、カプセ
ル剤、飲薬および粒剤の形態で経口的に;たとえ
ば、浸漬、噴霧、注下、滴下および散粉によつて
皮膚上に;更には、たとえば注射によつて非経口
的に、使用することができる。 また本発明は、活性化合物として、固体または
液化ガス状希釈剤または担体と混合した、あるい
は界面活性剤を含有する液体希釈剤または担体と
混合した、本発明の化合物を含有する殺虫組成物
をも提供する。 更に本発明は、害虫に対して、またはその生育
地に対して、本発明の化合物を単独で、あるいは
希釈剤または担体と混合した本発明の化合物を活
性成分として含有する組成物の形態で、施用する
ことから成る害虫(特に節足動物、ことに昆虫ま
たはダニ類)と戦かうための方法を提供する。 また本発明は、飼育動物に対して、希釈剤また
は担体と混合した、本発明の化合物を適用するこ
とから成る、該動物から寄生虫を駆除し、または
該動物を寄生虫から保護するための方法をも提供
する。更に本発明は、そのようにして寄生虫を駆
除し且つ寄生虫より保護された飼育動物を提供す
る。 更に本発明は、生長の直前および/または生長
の期間中に、本発明の化合物を単独でまたは希釈
剤あるいは担体と混合して施用した区域中で生長
せしめることによつて、害虫による損害から保護
した植物を提供する。 収獲した作物を提供するための通常の方法は本
発明によつて改良することができるということが
判るであろう。 本発明の化合物の殺虫活性を以下の生体実験例
によつて例証する。 これらの実施例において、本発明による化合物
は、それぞれ、相当する製造実施例の番号(かつ
こ内に示す)によつて表わす。 実施例 A アブラムシ(Myzus)試験(接触作用) 溶剤:3重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリ
コールエーテル 活性化合物の適当な調製剤を製造するために、
1重量部の活性化合物を、上記の量の乳化剤を含
有する上記の量の溶剤と混合し、その濃厚液を所
望の濃度に水で希釈する。 モモアブラムシ(Myzus persicae)によつて
激しく侵されているキヤベツの苗(Brassica
oleracea)を、望ましい濃度の活性化合物の調製
剤中に浸漬することによつて、処理する。 規定時間後に、死滅の程度を百分率として決定
する:100%は全部のアブラムシが死滅したこと
を表わすのに対して、0%はアブラムシが全く死
ななかつたことを意味する。 この試験において、たとえば、(2)および(3)の化
合物は、従来からのものと比較して、優れた活性
を示す。結果を表Aに示した。 実施例 B ハダニ属(Tetranychus)試験(耐性) 溶剤:3重量部のアセトン 乳化剤1重量部のアルキルアリールポリグリコ
ールエーテル 活性化合物の適当な調製剤を製造するために、
1重量部の活性化合物を、上記の量の溶剤と上記
の量の乳化剤と混合し、その濃厚液を水で希釈し
て所望の濃度とする。 発育の全段階において2群の斑状のクモダニ
(Tetranychus urticae)により激しく侵されて
いるマメ(Phaseolus vnlgaris)を活性化合物の
調製剤中に浸漬することによつて処理した。 規定時間後に、死滅の程度を百分率として決定
する:100%は全部のクモダニが死滅したことを
意味するのに対して、0%はクモダニが全く死な
なかつたことを意味する。 この試験において、たとえば(2)および(3)の化合
物が、従来のものと比較して優れた活性を示す。
結果は表Bに示した。 実施例 C 限界濃度試験/土壌昆虫 試験昆虫:土中のフオルビアアンチ力
(Forbiaantiqua)ウジ 溶剤:3重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリ
コールエーテル 活性化合物の適当な調製剤を製造するために、
1重量部の活性化合物を上記の量の溶剤と混合
し、上記の量の乳化剤を加えたのち、その濃厚液
を水で希釈して所望の濃度とする。 活性化合物の調製剤を土と緊密に混合する。調
製剤中の活性化合物の濃度は、実際上重要でな
く、唯一の決定的な因子は単位容積の土について
の活性化合物の重量であり、以下にはこれをppm
(=mg/)で示す。処理した土を植木ばちに詰
め、その植木ばちを室温で放置する。 24時間後に、処理した土中に試験昆虫を入れ、
更に2〜7日後に、活性化合物の有効度を、死ん
だ昆虫と生きている昆虫を数えることによつて、
百分率で表わす。全試験昆虫が死んだ場合には有
効度を100%とし、未処理の対照の場合の数と正
確に同じ数の試験昆虫が生存している場合には0
%とする。 この試験において、たとえば、(2)および(3)の化
合物は、従来からのものと比較して優れた作用を
示した。結果を表Cに示した。 実施例 D 限界濃度試験/土壌昆虫 試験昆虫:アグロチスセゲタム
(Agrotissegetum)幼虫(土中) 溶剤:3重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリ
コールエーテル 活性化合物の適当な調整剤を製造するために、
1重量部の活性化合物を上記の量の溶剤と混合
し、上記の量の乳化剤を加え、その濃厚液を水で
希釈して所望の濃度とする。 活性化合物の調製剤を土と緊密に混合する。調
製剤中の活性化合物の濃度は実際上重要ではな
く、唯一の決定的な因子は単位容積の土について
の活性化合物の重量であつて、それを以下にppm
(=mg/)で表わす。処理した土を植木ばち中
に入れ、そのはちを室温で放置する。 24時間後に試験昆虫を処理した土中に入れ、更
に2〜7日後に活性化合物の有効性の程度を、死
滅および生存試験昆虫を数えることによつて百分
率で表わす。全試験昆虫が死んだ場合には有効度
を100%とし、未処理対照の場合と正確に同数の
試験昆虫がなお生存しているときには0%とす
る。 この試験において、たとえば、(2)および(3)の化
合物は、従来からのものと比較して優れた作用を
示す。結果を表Dに示した。 実施例 E LD100試験 試験動物:コバネゴキブリ(Blatta
orientalis) 試験動物数:10 溶剤:アセトン 活性化合物を、1当り2gの割合で、溶剤中
に入れる。かくして得た溶液を更に溶剤で希釈し
て、所望の濃度とする。 2.5mlの活性化合物の溶液を、ペトリざら中に
ピペツトで入れる。ペトリざらの底には直径約
9.5cmの紙が入れてある。溶剤が完全に蒸発し
てしまうまでは、ペトリざらにふたをしないでお
く。紙1m2当りの活性化合物の量は、活性化合
物の溶液の濃度によつて異なる。次いで上記の数
の試験動物をペトリざら中に入れ、そのさらをガ
ラスのふたでおおう。 試験動物の状態を実験の開始の3日後に観察す
る。死滅の百分率を調べる。100%は全試験動物
の死滅を表わし、0%は全試験動物が死なないこ
とを意味する。 この試験において、たとえば(4)の化合物が、従
来のものと比較して優れた作用を示す。結果を表
Eに示した。 実施例 F オーストラリヤ産キンバエ(Lucilia cuprina)
耐性幼虫による試験 溶剤:35重量部のエチレングリコールモノメチ
ルエーテル 35重量部のノニルフエノールポリグリコール
エーテル 活性化合物の適当な調製剤を製造するために、
3重量部の活性化合物を7重量部の上記の溶剤混
合物と混合し、かくして得た濃厚液を水で希釈し
て、所望の濃度とする。 約20匹のオーストラリヤ産キンバエ耐性幼虫
を、約1cm3の馬肉と0.5mlの活性化合物調製剤を
含有する試験管中に入れる。24時間後に、死滅の
程度を調べる。 この試験において、たとえば(1),(2)および(3)の
化合物が、従来からのものと比較して優れた作用
を示す。 実施例 G パナマ産耐性ウシダニ(Boophilus microplus
resistaut)による試験 溶剤:35重量部のエチレングリコールモノメチ
ルエーテル 35重量部のノニルフエノールポリグリコール
エーテル 活性化合物の適当な調製剤の製造のために、3
重量部の活性化合物を上記の溶剤混合物の7重量
部と混合し、かくして得た濃厚液を水で希釈し
て、所望の濃度とする。 10匹のパナマ産耐性キンバエ成虫を、試験すべ
き活性化合物調製剤中に1分間浸漬する。プラス
チツクビーカーに移して、気候的に調節した室中
で貯蔵したのち、死滅の程度を調べる。 この試験において、たとえば(1)および(3)の化合
物が、従来のものと比較して優れた作用を示す。 実施例 H アキバエ(Musca autumnalis)による試験 溶剤:35重量部のエチレングリコールモノメチ
ルエーテル 35重量部のノニルフエノールポリグリコール
エーテル 活性化合物の適当な調製剤を製造するために、
3重量部の活性化合物を7重量部の上記の溶剤混
合物と混合し、かくして得た濃厚液を水で希釈し
て、特定の所望濃度とする。 10匹のアキバエ成虫を、実験の開始前に、試験
すべき活性化合物の調製剤1mlにより1日間飽和
させてある適当な大きさの円形紙を含有するペ
トリざら中に入れる。3日後に、死滅の程度を調
べる。 この試験において、たとえば(1)および(4)の化合
物が、従来からのものと比較して優れた作用を示
す。 実施例 1 サシバエ(Stomoxys calcitrans)による試験 溶剤:35重量部のエチレングリコールモノメチ
ルエーテル 35重量部のノニルフエノールポリグリコール
エーテル 活性化合物の適当な調製剤を製造するために、
3重量部の活性化合物を7重量部の上記の溶剤混
合物と混合し、かくして得た濃厚液を水で希釈し
て、所望の濃度とする。 10匹のサシバエの成虫を、実験の開始前に、試
験すべき活性化合物調製剤1mlによつて1日間飽
和させてある適当な大きさの円形紙を入れたペ
トリざら中に入れる。3時間後に、死滅の程度を
調べる。 この試験において、たとえば、(1)の化合物が、
従来からのものと比較して優れた作用を示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中で R′は式 の基を表わすか或いは R′は式【式】または 【式】の基を表わす〕 のトリフルオロメチルベンジルエステル類。 2 一般式 〔式中で R′は式 の基を表わすか或いは R′は式【式】または 【式】の基を表わす〕 のトリフルオロメチルベンジルエステル類を製造
    するに当たり 一般式 のカルボン酸めたはその反応性誘導体を一般式 または式【式】もしくは 【式】のトリフルオロメチル ベンジルアルコールまたはその反応性誘導体と、
    必要に応じ酸受容体の存在において且つ必要に応
    じ希釈剤の存在において、反応させることを特徴
    とする製造方法。 3 一般式 のカルボン酸クロリドをトリフルオロメチルベン
    ジルアルコールと反応させることを特徴とする、
    特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 一般式 〔式中Mアルカリ金属、アルカリ土類金属ま
    たはアンモニウムの1当量を表わす、〕 のカルボン酸塩を一般式 〔式中で Zは塩素または臭素を表わす〕 または式【式】もしくは 【式】 式中Zは上記の意味を有する〕 のトリフルオロメチルベンジルハロゲン化物と反
    応させることを特徴とする、特許請求の範囲第2
    項記載の方法。 5 反応を不活性有機溶剤中で行うことを特徴と
    する、特許請求の範囲第2〜4項の何れかに記載
    の方法。 6 アルカリ金属アルコラート、アルカリ金属炭
    酸塩または脂肪族、芳香族あるいは複素環式アミ
    ンを酸受容剤として使用することを特徴とする特
    許請求の範囲第2〜5項の何れかに記載の方法。 7 反応を0〜150℃において行なうことを特徴
    とする、特許請求の範囲第2〜6項の何れかに記
    載の方法。 8 反応物を等モル量で使用することを特徴とす
    る特許請求の範囲第2〜6項の何れかに記載の方
    法。 9 活性成分として、固体または液化ガス状希釈
    剤あるいは担体と混合した、または界面活性剤を
    含有する液体希釈剤あるいは担体と混合した、一
    般式 〔式中で R′は式 の基を表わすか或いは R′は式【式】または 【式】の基を表わす〕 のトリフルオロメチルベンジルエステル類の化合
    物を含有することを特徴とする、有害生物防除組
    成物。 10 重量で0.1〜95%の活性化合物を含有する
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第9項記載の
    組成物。
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