JPS63203075A - 記録済記録媒体及びその製作方法 - Google Patents

記録済記録媒体及びその製作方法

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JPS63203075A
JPS63203075A JP62035370A JP3537087A JPS63203075A JP S63203075 A JPS63203075 A JP S63203075A JP 62035370 A JP62035370 A JP 62035370A JP 3537087 A JP3537087 A JP 3537087A JP S63203075 A JPS63203075 A JP S63203075A
Authority
JP
Japan
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signal
pulse
additional
circuit
period
Prior art date
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Pending
Application number
JP62035370A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ichii
一井 豊
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は記録再生の対象にされている複合映像信号に基
づく記録信号が記録されている記録済記録媒体がVTR
によって盗録(無権利者によるダビング)された場合に
、VTRで盗録した記録媒体からの再生信号によっては
実用的な再生画像が得られないようにさせるための手段
が施こされている記録済記録媒体及びそのような記録済
記録媒体の製作方法に関する。
(従来の技術) 情報信号の高密度記録再生を行うことのできる各種形式
の記録再生装置が実用されるようになったが、記録媒体
として磁気テープを使用する磁気記録再生装置について
は1例えば、特開昭52−48919号公報に詳細に記
載されているようないわゆるフェーズ・シフト方式によ
るカラーVTRが、ホームVTRとして全世界的に普及
していることは周知のとおりである。
ところで、ホームVTRは録画機能を備えているために
、記録済みの磁気テープ、あるいはビディオディスクな
どの記録済記録媒体から再生された情報信号がホームV
TRホームVTR自体の有する録画機能の使用により実
に手軽に複製されてしまうということが、ホームVTR
の普及に伴って著作権上の問題として新聞紙上でも屡々
大きく報じられるようになった。
すなわち、ホームVTRにより記録済記録媒体の記録内
容が容易に盗録されて複製物が作成されるという状態が
放置された場合には、記録済記録媒体の製作販売者、著
作者、その他の関係者が大きな打撃を受けることは明ら
かなのであるが、著作権法においては、私的な使用のた
めの複製について「著作権の目的となっている著作物は
、個人的または家庭内、その他これに準する限られた範
囲内において使用することを目的とする場合には、その
使用する者が複製することができる」としており、私的
使用のための使用を禁止してはいないから、ホームVT
Rを用いて記録済みの磁気テープやビディオディスクな
どの記録済記録媒体の記録内容が、小規模な単位で盗録
されることは避けられず、したがって個人の盗録複製行
為によって、著作者、実演者、記録済記録媒体の製作者
、記録済記録媒体の販売者に対して重大な影響を与える
ことは明らかである。
このように、記録済記録媒体の記録内容が手軽にホーム
VTRによって盗録されて複製物が作られてしまうこと
は、多くの関連業界、多くの関係者に対して甚大な被害
を与えるのであり、そのため、従来から記録済記録媒体
の記録内容が盗録されても満足な複製物が作られないよ
うにするための有効な手段が強く要望されて来ているこ
とも周知のとおりである。
そして、従来から記録済記録媒体の記録内容の盗録を困
難にするために、記録済記録媒体から再生された情報信
号がモニタ受像機へ供給された場合には正常な再生画像
が得られるが、他方、記録済記録媒体から再生された情
報信号を一度VTRで別の磁気テープに記録した後に、
その別の磁気テープに記録された記録内容を再生してモ
ニタ受像機に供給した場合には満足な再生画像が得られ
ないようにする、という観点に立った多くの提案が従来
からなされて来ていることもよく知られている。
従来の既提案は、例えば、記録済記録媒体で記録再生の
対象にされるべき複合映像信号として、積分値が正規の
垂直同期信号の積分値よりも小さくなるように変形され
た垂直同信号を備えているものを用いるなどして、VT
Rによって盗録された複合映像信号中の垂直同期信号が
モニタ受像機での再生動作に役立たぬようにしようとし
たり、あるいは、盗録に用いたVTRのドラムサーボの
動作が乱されるようにしたり、また、例えば、VTRの
記録系で広く採用されている第18図示のような構成の
自動利得制御回路(AGC回路)、すなわち、自動利得
制御の対象にされている複合映像信号Si(第19図の
(a)参照)における水平同期信号sh(第19図の(
a)参照)の近傍に、自動利得制御の基準レベルの設定
に用いられるような波高値で白レベルの方向に突出する
ようなパルスSp(第19図の(b)参照)を、入力端
子1を介してAGC回路に供給される複合映像信号Si
中の水平同期信号shに基づいて作り(第18図中では
前記のパルスSpが端子3に供給されるものとして示さ
れている)、可変増幅器VAからの出力信号Soと前記
したパルスSpとを加算器ADDで加算して、前記の加
算器ADDから第19図の(c)で例示されているよう
な信号がピーク検出回路PDCに与えられるようにし、
前記のピーク検出回路PDCにおいては、それに供給さ
れた信号のピーク値V c (水平同期信号shの先端
から前記したパルスSpの先端までの電圧で、第19図
の(Q)にvcで例示している)に応じた制御電圧を発
生してそれを可変増幅器VAに制御信号として与え、可
変増幅器VAから出力端子2に送出される出力信号So
が常に適正な信号レベルの複合映像信号となるような動
作を行うように構成されているAGC回路の動作を利用
して、記録済記録媒体から再生された複合映像信号をV
TRで盗録しても、その盗録した記録内容では満足な状
態の再生画像が得られないようにしたものなどを代表的
なものとして挙げられる。
代表例として挙げた既提案の内の後者形式の盗録防止手
段について、それの−例を具体的に説明すると次のとお
りである。記録済記録媒体によって記録再生の対象にさ
れる複合映像信号における水平同期信号の近傍に、第1
9図の(d)に例示されているように白レベルの方向に
突出している状態のパルスSsを予め挿入しておき、そ
の複合映像信号がVTRによって記録される際に、VT
RのAGC回路における前述のような回路動作によりA
GC回路で付加される第19図の(b)で示されるパル
スSpが、記録済記録媒体から再生された複合映像信号
における水平同期信号の近傍に挿入しである前記のパル
スS8に加算されるようにして、加算器ADDからピー
ク検出回路PDCに与えられる信号が第19図の(e)
で示されるようなものとするのである。
ピーク検出回路PDCでは、それに供給された信号のピ
ーク値Vcn(水平同期信号shの先端から前記したパ
ルスSpの先端までの電圧で、第19図の(8)中のv
cQ )に応じて発生した制御電圧を可変増幅器VAへ
制御信号として与えるから、可変増幅器VAの利得が大
巾に低下してAGC回路からの出力信号Soの信号レベ
ルが正常の場合に比べて大巾に低下した状態になされて
、その記録媒体からの再生信号によっては満足な状態の
再生画像が映出され得ないようにしようとするのである
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記した既提案の盗録防止手段を適用した記
録済記録媒体についての盗録防止効果を実験によって確
かめたところ、盗録に使用されるVTRや、再生画像を
映出するのに用いられるモニタ受像機などの回路定数の
選定の如何によっては、予期した盗録防止効果が殆んど
得られなかったり、あるいは予期した盗録防止効果が全
く得られない場合のあることが判かった。
例えば、前述した後者形式の盗録防止手段が記録済記録
媒体に記録されるべき複合映像信号に適用されていた場
合についていえば、記録済記録媒体からの再生信号をV
TRによって盗録した記録媒体からの再生信号による再
生画像の映出に当って、その再生信号における信号レベ
ルの低下を補うように、関連する機器における輝度調節
つまみ等の調節つまみを一度調節するだけで、大した支
障もなく視聴が可能となるなどのように、常に必らずし
も良好な盗録防止の効果が得られるものとは限らないこ
とが明らかにされた。
前記の点は、VTRやモニタ受像機などが、それぞれの
メーカ毎に、それぞれ独自な回路定数を採用して作られ
ているという実情からすれば当然のことであるが、既述
もしたように、記録済記録媒体からの盗録防止が良好に
行われるようにすることは、多くの関係業界における多
くの関係者の情実な願いであるために、より一層良好な
盗録防止効果の得られる解決策が求められた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、擬似水平同期パルスと前記した擬似水平同期
パルスに後続する時間位置で白レベル方向に突出してい
る如き形態を有するパルスとの組合わせにより構成され
る付加信号として、前記の付加信号における白レベル方
向に突出している如き形態を有するパルスをそれぞれ異
なる大きさに設定させてなる複数種類のものを用意し、
前記の用意された複数種類の付加信号の内から選択され
たものが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間中に挿入付加されている状態の複合映像信号に基づい
て形成させた記録信号を記録媒体に記録してなる記録済
記録媒体、及び略々水平同期パルスのパルス形状を有す
る第1のパルスと、前記した第1のパルスの後縁の時間
位置か、それよりも遅れた時間位置に前縁が位置し、か
つ、前記した第1のパルスの極性とは逆極性を有する第
2のパルスとが組合わされた状態の複合パルスを発生さ
せる複合パルスの発生手段により前記した第2のパルス
の波高値がそれぞれ異になされている如き複数種類の複
合パルスを得る手段と、前記した複数種類の複合パルス
の内から付加信号として使用されるべき複合パルスを選
択し、その選択された付加信号を複合映像信号の垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予
め定められた水平走査期間中に挿入付加する手段と、前
記のようにして付加信号が挿入された複合映像信号に基
づいて記録信号を形成して記録媒体に記録するようにし
た記録済記録媒体の製作方法を提供し、前記した従来の
問題点を解決しようとするものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の記録済記録媒体
と記録済記録媒体の製作方法との具体的な内容について
詳細に説明する。
第1図は本発明の記録済記録媒体の製作方法を適用して
本発明の記録済記録媒体を製作する際に使用される記録
装置の一例構成を示すブロック図であり、また、第2図
は複合映像信号における垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間中に挿入付加された状態の付加信号、その他の信号を
例示している波形図、第3図及び第4図は第2図示の波
形を有する信号を発生させるための信号発生部分の構成
例を含んで構成されている構成部分のブロック図、第5
図は第4図示の回路配置の動作を説明するための波形図
、第6図乃至第9図及び第11図乃至第13図は記録装
置の一部の構成部分の=11− 構成例を示すブロック図、第10図及び第14図乃至第
17図ならびに第19図は説明用波形図。
第18図はVTRに一般的に使用されているAGC回路
のブロック図である。
第1図に示す記録装置は、入力端子4に対して供給され
る複合映像信号の入力信号Siが、輝度信号の帯域内で
輝度信号と色信号とが帯域共有多重化されている信号形
態の複合映像信号(複合カラー映像信号)である場合の
構成例を示しており、この第1図示の記録装置では入力
された複合映像信号中の搬送色信号をYC分離回回路C
8によって分離して得た搬送色信号Scを、図中の一点
鎖線枠内に示されている周知構成の低域変換色信号処理
回路によって、よく知られているフェーズシフト方式の
適用により低域変換搬送色信号に変換するようにしてい
る。なお、第1図中に一点鎖線枠で示されている低域変
換色信号処理回路の動作は周知であるから、それの詳細
な説明は省略する。
前記したYC分離回回路C8から出力された輝度信号s
yは自動利得制御回路AGCにおいて利得制御が行われ
た後に、付加信号付加挿入回路APACに供給される。
前記した自動制御回路AGCとしては、第18図を参照
して既述した周知構成の自動利得制御回路が使用できる
。なお、この自動利得制御回路AGCは必要に応じて設
けられてもよいものであり、自動利得制御回路AGCが
設けられない場合には、手動の利得制御回路によって利
得が設定されるようになされる。
5EPaは同期分離回路であり、この同期分離回路5E
Paによって輝度信号Syから分離された複合同期信号
は、自動利得制御回路AGCとハーフHパルスキラー回
路H/2PKC1と、垂直同期信号分離回路5EPvと
に供給される。
前記した垂直同期信号分離回路5EPvによって分離さ
れた垂直同期信号Svは、増幅器A1と位相比較器PC
OMPとに供給されるが、前記の増幅器A1で増幅され
た垂直同期信号はコントロールヘッドHeに供給されて
磁気テープTにコントロール信号として記録され、また
、前記した位相比較器PCOMPに供給された垂直同期
信号は。
回転ドラムの駆動モータRDMの回転位相の基準位相(
回転ドラムの回転位相の基準位相)と対応するパルスを
発生するパルス発生器PGからのパルスと位相比較され
る。
前記した位相比較器PCOMPから出力された誤差信号
は加算器ADD2に供給されるが、この加算器ADD2
には周波数ゼネレータFGによって発生された信号が増
幅器A2で増幅された後に周波数−電圧変換器FVCに
より変換された電圧も供給されているから、前記した加
算器ADD2からは前記した両信号の和信号が出力され
る。
前記した加算器ADD2の出力信号は増幅器A3によっ
て増幅された後に回転ドラムの駆動モータRDMに駆動
電力として供給されるから、前記のようなドラムサーボ
系の動作によって回転ドラムの駆動モータRDM(回転
ドラム)は、記録の対象にされている複合映像信号中の
垂直同期信号に位相同期した状態で所定の回転数で駆動
回転される。
前記のように自動利得制御回路AGCにおいて利得制御
が行われた後に、付加信号付加挿入回路APACに供給
された輝度信号には、他の図面を参照して後述されてい
る付加信号付加挿入回路APACの動作によって、擬似
水平同期パルスと前記した擬似水平同期パルスに後続す
る時間位置で白レベル方向に突出している如き形態を有
するパルスとの組合わせにより構成されている付加信号
が、後述されているような多様な付加態様で輝度信号の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間中に挿入付加される。
前記した付加信号付加挿入回路APACからの出力信号
は、プリエンファシス回路PECにおいてプリエンファ
シスされた後に、周波数変調器FMODに信号波として
供給され、周波数変調器FMODでは所定の周波数を有
する搬送波が前記した信号波によって周波数変調されて
いる周波数変調波信号を出力して、それを加算器ADD
Iに供給する。
前記の加算器ADDIでは前記した周波数変調波信号と
、既述した低域変換色信号処理回路から出力された低域
変換搬送色信号との加算を行って、それからの出力信号
を記録増幅器RAに供給する6前記した記録増幅器RA
からの出力信号は、磁気テープTに記録されるべき記録
信号であり、それは磁気ヘッドHv (回転磁気ヘッド
Hv )によって磁気テープTに記録され、記録済記録
媒体が作成されるのである。
次に、第1図を参照して既述した付加信号付加挿入回路
APACにおいて複合映像信号における垂直帰線消去期
間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定めら
れた水平走査期間中に挿入付加される付加信号について
第2図、その他の図面を参照して説明する。
第2図の(a)〜(i)は複合映像信号における垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予
め定められた水平走査期間中に挿入付加された状態の付
加信号、その他の信号を例示している波形図であって、
第2図においてshは水平同期信号、IHは1水平走査
期間、cbはカラーバースト信号、Sdはデジタルデー
タ、SQはランプ信号、Swfiは白100%に対応す
る信号レベルを有する信号、Sb2は擬似水平同期パル
ス、Paは前記の擬似水平同期パルスphに後続する時
間位置で白レベル方向に突出している如き形態を有する
パルスであり、擬似水平同期パルスSh′とパルスPa
との組合わせによって構成される信号が付加信号Sad
である。
第2図の(a)〜(i)の各波形図の記載から明らかな
ように、付加信号Sadは水平同期信号shと同一の極
性の擬似水平同期パルスSh′と、水平同期信号shと
は反対極性のパルスPaとが組になって構成されている
ものであるから、それが1水平走査期間の全期間にわた
って存在するような状態で挿入付加された場合には、記
録再生の対象にされている複合映像信号が複合カラー映
像信号のときの色信号の処理動作に対して不都合を生じ
させることも起きる。
すなわち、記録再生の対象にされている複合映像信号が
複合カラー映像信号のときの色信号の処理が、複合映像
信号中に含まれている水平同期信号に基づいて発生させ
た信号を用いて行われるようになされている色信号処理
回路によって、色信号の処理が行われる場合には、色信
号処理回路中にH/2パルスキラー回路を設けて、複合
映像信号の垂直帰線消去期間中に存在している等価パル
スが除去されるようにしているが、第2図に示されてい
るように、水平同期信号shと同じ極性の擬似水平同期
パルスsh″を有する付加信号が水平走査期間内に付加
挿入されたときに、付加信号の一部を構成している擬似
水平同期パルスSh′が色信号処理回路中に設けられて
いるH/2パルスキラー回路によって除去され得ないよ
うな信号部分にも存在する場合には、当然のことながら
色信号処理回路における色信号処理動作が不満足なもの
になって、再生画像の色に乱れが生じることになるから
である。
それで、複合映像信号の垂直帰線消去期間中の選択され
た部分に挿入されるされるべき付加信号Sadは、それ
の擬似水平同期パルスSh′がH/2パルスキラー回路
の動作によって良好に除去され得るような信号部分に付
加挿入されることが必要とされる。そして1通常H/2
パルスキラー回路としては、1水平走査期間の80%の
期間内のパルスが除去できるような機能を備えているも
のが使用されていることが多いから、前記した付加信号
Sadが例えば1水平走査期間の略々80%以内の部分
に付加挿入されるような実施の態様とされてもよい。
前記のように、色信号処理回路中に設けられているH/
2パルスキラー回路の存在によって付加信号Sadが付
加挿入されるべき信号部分に制約が生じるのは、付加信
号Sadの構成の一部分に水平同期信号shと同じ極性
を有する擬似水平同期パルスSh′があるためであって
、水平同期信号shとは逆極性の信号、すなわち、白レ
ベル方向に突出する如き極性の他の信号が付加されるよ
うにしても、前記した他の信号の存在が色信号処理回路
における色信号処理に際して支障を与えるようなことは
起こらない。
それで、付加信号Sadが付加挿入される1水=19− 平走査期間における付加信号Sadが付加挿入された期
間以外の部分に対して、第2図の(d)に示されている
ようにランプ信号SQを挿入したり、第2図の(e)に
示されているようにデジタルデータ信号Sdを挿入した
り、第2図の(f)に示されているように白100%に
対応する信号レベルを有する信号Swを挿入したりする
ことができるのである。
なお、前記した第2図の(d)中に示されているランプ
信号Snは、例えば、記録再生動作に伴ってチャンネル
毎に受けたDCオフセット、ゲイン差、非直線歪に起因
して生じる波形歪を自動的に除去するための基準信号と
して用いられる信号である。
複合映像信号における垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた水平走査期間
中に挿入付加されるべき付加信号Sadの付加の態様は
、後述の本発明の実施の態様に関する記述中でも詳細に
説明されるように種々雑多な形式のものとして実施可能
なものであり、例えば、複合映像信号における垂直帰線
消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め
定められた水平走査期間中に挿入付加されるべき付加信
号Sadが、第2図の(a)〜(f)に例示されている
もののように、時間軸上で隣接する付加信号Sadが時
間軸上で等間隔に配置されるようになされたり、あるい
は第2図の(g)、(h)に例示されているもののよう
に、時間軸上で隣接する付加信号Sadが時間軸上で等
間隔でないように配置されるようになされたりしてもよ
いから、第2図の(g)、 (h)に例示されているも
ののように、時間軸上で隣接する付加信号Sadが時間
軸上で等間隔でないように配置される場合には、隣接す
る付加信号Sadにおける擬似水平同期パルスSh′の
時間間隔によって、他の情報が示されるようにすること
もできる。
第2図の(g)、(h)中のrlJ  rOJなどの表
示は、隣接する付加信号Sadにおける擬似水平同期パ
ルスSh′の時間間隔が他の情報を示していることを例
示したものである。
第2図の(i)に示されている付加信号Sadは、擬似
水平同期パルスSh′の波高値を水平同期信号shの波
高値よりも大きくしている場合の例を示している。この
ように擬似水平同期パルスSh′の波高値を水平同期信
号shの波高値よりも大きくしておけば、擬似水平同期
パルスSh′のパルス巾が水平同期信号shのパルス巾
よりも狭いものであって、VTRの周波特性が悪くて狭
いパルス巾の擬似水平同期パルスSh′が小さな波高値
のものとしてVTRの記録系の自動利得制御回路AGC
に供給されるようなことがあっても、第2図の(i)に
示されている付加信号Sadにおける擬似水平同期パル
スsh″のように、その波高値が予め水平同期信号sh
の波高値よりも大きくされていれば、VTRの記録系の
自動利得制御回路AGCに供給される擬似水平同期パル
スSh′を水平同期信号shと同じ波高値のパルスとし
て供給することができる。
また、前記した第2図の(、)〜(Q)に示されている
付加信号Sadは、複合映像信号における垂直帰線消去
期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定め
られた水平走査期間中に挿入付加されるべき付加信号S
adが、擬似水平同期パルスSh′と対をなして付加信
号Sadを構成しているパルスPa、すなわち、擬似水
平同期パルスSh′とは逆極性を有して白レベル方向に
突出する如き形態のパルスPaが、それぞれ異なる波高
値を有するようなものとされている場合を例示している
ものであり、第2図の(a)は擬似水平同期パルスSh
′と対をなして付加信号Sadを構成しているパルスP
aが白100%の信号レベルを有するものとなされてい
る場合を示し、第2図の(b’)は擬似水平同期パルス
Sh′と対をなして付加信号Sadを構成しているパル
スPaが白60%の信号レベルを有するものとなされて
いる場合を示し、第2図の(c)は擬似水平同期パルス
sh″と対をなして付加信号Sadを構成しているパル
スPaが白20%の信号レベルを有するものとなされて
いる場合を示している。
なお、擬似水平同期パルスsh″と対をなして付加信号
Sadを構成するパルスPaが、どのような波高値のも
のに設定されるべきかは任意で゛ある。
擬似水平同期パルスSh′に後続する時間位置で、白レ
ベル方向に突出している如き形態を有するパルスPaと
の組合わせにより構成されている付加信号Sadを例示
した第2図においては、例示されている何れのものでも
、ある1水平走査期間内においては同一信号形態の付加
信号5aclが時間軸上に配置されているものとして示
されているが、実施に当って、1水平走査期間内に複数
種類の付加信号Sadが時間軸上に配置されるようにな
されてもよい。
前記した付加信号Sadは第1図に関する説明中で述べ
たように、付加信号付加挿入回路APACにおいて、輝
度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分における予め定められた水平走査期間中に挿入付加
されるのであるが、付加信号付加挿入回路APACにお
ける輝度信号、の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期
間を除く部分の予め定められた水平走査期間としては、
付加信号Sadの付加挿入によってもVTRにおける再
生動作に悪影響を与えることがなく、また、垂直帰線消
去期間内に既に挿入されている他の信号の情報内容にも
支障を与えることがないような水平走査期間が選択使用
されるのである。
前記した付加信号付加挿入回路APACで行われる輝度
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた水平走査期間に対する付加信
号Sadの付加挿入の態様は、既述もしたように種々雑
多なものとして実施されうるのであるが、以下、付加信
号付加挿入回路APACで行われる輝度信号の垂直帰線
消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め
定められた水平走査期間に対する付加信号Sadの付加
挿入の態様の代表例について述べる。
1、予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対
してTa(Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設
定しく以下の設例ではT a = 0 、5秒、Tb=
45秒として説明されている)、時間軸上で相次ぐ順次
のTbの時間における最初のTbにおいては、その時間
中の順次のTaの時間毎に、輝度信号の垂直帰線消去期
間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定めら
れた水平走査期間に付加挿入されるべき付加信号Sad
が、それぞれ異なった2種類のものに順次交互に変更さ
れるようにし、前記した最初のTbの時間に引続くTb
の時間中においては、前記した最初のTbの時間中で選
択使用された付加信号Sadとは異なる他の1種類の付
加信号Sadだけが選択使用されるようにする、という
付加信号Sadの選択使用態様が、時間軸上で連続する
相次ぐTbの時間について順次交互に繰返されて、付加
信号付加挿入回路APACにおける輝度信号の垂直帰線
消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分の予め定めら
れた水平走査期間に対する付加信号Sadの付加挿入が
行われるようにする。
前記のようにして付加信号付加挿入回路APACにおい
て行われる輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた水平走査期間
に対する付加信号Sadの付加挿入の態様について第2
図に例示されている付加信号Sadを参照し、がっ、具
体的な数値を入れて説明すると次のとおりである。
時間軸上で相次ぐ順次の45秒毎に区切った時間を設定
し、また、前記した各45秒の時間中でさらに0.5秒
毎に区切った時間を設定し、まず、最初の45秒間にお
いては、その時間中における順次の0.5秒間の時間中
に輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を
除く部分における予め定められた水平走査期間に付加挿
入されるべき付加信号Sadとして、最初の0.5秒間
には第2図の(b)に示されているものが選択使用され
、また、次の0.5秒間においては第2図の(c)に示
されているものが選択使用され、さらに次の0.5秒間
においては第2図の(b)に示゛されているものが選択
使用される、というように、時間軸上で相続く順次の0
.5秒間毎に、第2図の(b)に示されている付加信号
Sadと、第2図の(c)に示されている付加信号Sa
dとが順次交互に選択使用されるようにし、次に、前記
した最初の45秒間に引続く次の45秒間においては、
その時間中における輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂
直同期信号期間を除く部分における予め定められた水平
走査期間に付加挿入されるべき付加信号Sadとして、
第2図の(、)に示されているものが選択使用されるよ
うにする、というような付加信号Sadの選択使用態様
が、相続く順次の45秒間について順次交互に繰返され
るようにするのである。
2、予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対
してTa(Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設
定しく以下の数例ではTa=0.5秒、Tb=45秒と
して説明されている)、時間軸上で相次ぐ順次のTbの
時間中における順次のTaの時間毎に、輝度信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間に付加挿入されるべき付加
信号Sadが、それぞれ異なった2種類のものに順次交
互に変更されるようにするともに、前記のように相次ぐ
Taの時間毎にそれぞれ異なった2種−路一 類のものに順次交互に変更される異なった2種類のもの
の組合わせが、順次のTbの時間毎に変更されるように
して、付加信号付加挿入回路APACにおいて輝度信号
の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分に
おける予め定められた水平走査期間に対して付加信号S
adの付加挿入が行われるようにする。
前記のようにして付加信号付加挿入回路A・PACにお
いて行われる輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間に対する付加信号Sadの付加挿入の態様について第
2図に例示されている付加信号Sadを参照し、かつ、
具体的な数値を入れて説明すると次のとおりである。
時間軸上で相次ぐ順次の45秒毎に区切った時間を設定
し、また、前記した各45秒の時間中でさらに0.5秒
毎に区切った時間を設定し、まず。
最初の45秒間においては、その時間中における順次の
0.5秒間の時間中に輝度信号の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた水
平走査期間に付加挿入されるべき付加信号Sadとして
、最初の0.5秒間には第2図の(、)に示されている
ものが選択使用され、また、次の0.5秒間においては
第2図の(b)に示されているものが選択使用され、さ
らに次の0.5秒間においては第2図の(a)に示され
ているものが選択使用される、というように、時間軸上
で相続く順次の0.5秒間毎に、第2図の(a)に示さ
れている付加信号Sadと、第2図の(b)に示されて
いる付加信号Sadとが順次交互に選択使用されるよう
にし1次に、前記した最初の45秒間に引続く次の45
秒間においては、その時間中における輝度信号の垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予
め定められた水平走査期間に付加挿入されるべき付加信
号Sadとして、その時間中における順次の0.5秒間
の時間中に輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた水平走査期間
に付加挿入されるべき付加信号Sadとして、最初の0
.5秒間には第2図の(a)に示されているものが選択
使用され、また、次の0.5秒間においては第2図の(
a)に示されているものが選択使用され、さらに次の0
.5秒間においては第2図の(c)に示されているもの
が選択使用される、というように、時間軸上で相続く順
次の0.5秒間毎に、第2図の(a)に示されている付
加信号Sadと、第2図の(b)に示されている付加信
号Sadとが順次交互に選択使用されるようにする。と
いうような付加信号Sadの選択使用態様が、相続く順
次の45秒間について順次交互に繰返されるようにする
のである。
3、前述の2つの例では、時間軸上で設定されるTa、
Tbの時間長が、それぞれ固定的なものとしていたが、
前記した時間Ta、Tbが周期的、あるいはランダムに
変化されるようにして、前記した1、2.で説明したよ
うな付加信号Sadの選択使用態様を、相続く順次のT
b、Taで順次交互に繰返されるようにする。
4、前記した1、2.の場合には、選択使用される付加
信号の種類の変更態様が周期的であったが、選択使用さ
れる付加信号の種類の変更態様をランダムにする。
5、前記した1、〜4.の場合には、複合映像信号のど
の垂直帰線消去期間中についても付加信号Sadが付加
挿入されるようにしていたが、付加信号Sadが複合映
像信号の垂直帰線消去期間中に付加挿入されない状態の
時間Tbを周期的あるいはランダムに設ける。
付加信号Sdの選択使用の態様としては、1゜〜5.に
例示して説明したような選択使用態様の他に幾多の変形
態様による付加信号Sadの付加挿入態様が採用できる
ことはいうまでもない。
次に、前記のように時間軸上で切換変更されて択択使用
される付加信号Sadが、どのようにして発生されるの
かについて第3図〜第13図等を参照して説明する。第
3図及び第4図は付加信号付加挿入回路APACの構成
例を示すブロック図であり、各回において5は複合映像
信号の入力端子、6は輝度信号の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における茅め定められた水
平走査期間中に付加信号Sadが挿入付加された状態の
複合映像信号の出力端子であり、第1図中に示されてい
る付加信号付加挿入回路APACにおける端子5,6は
前記した第3図及び第4図に例示している付加信号付加
挿入回路APACにおける端子5,6に対応しているも
のである(なお、第1図中に示されている付加信号付加
挿入回路APACには、垂直同期信号Sv、その他の信
号が他の回路部分から供給されてもよいということを点
線図示の接続線で示している)。
第3図は入力端子5に供給される複合映像信号が輝度信
号syである場合の付加信号付加挿入回路APACの一
例構成を示すブロック図、第4図は入力端子5に供給さ
れる複合映像信号が複合カラー映像信号輝度信号である
場合の付加信号付加挿入回路APACの一例構成を示す
ブロック図であって、まず、第3図示の付加信号付加挿
入回路APACでは、入力端子5に供給された輝度信号
syはクランプ回路7と同期分離回路5EPalとに与
えられる。前記の輝度信号syはクランプ回路7によっ
てそれの同期信号の先端部が所定の電位にクランプされ
た後に、切換スイッチSWにおける固定接点aに供給さ
れる。また同期分離回路S E Palから出力された
複合同期信号は垂直同期分離回路5EPvlとH/2パ
ルスキラー回路H/2PKCLとに供給される。
前記の垂直同期分離回路5EPvlで分離された垂直同
期信号が、直列接続された2個の単安定マルチバイブレ
ータMMI、MM2における単安定マルチバイブレータ
MMIに供給されて、前記した単安定マルチバイブレー
タMM2から垂直同期信号に対して所定の時間位置で所
定のパルス巾を有するスイッチ切換制御信号が出力され
、それが切換スイッチSWの切換制御端子に与えられる
と、前記した切換スイッチSWの可動接点Cは、垂直同
期信号に対して所定の時間位置で所定のパルス+11の
スイッチ切換制御信号が供給された期間に、固定接点a
側から固定接点す側に切換えられる。
そして、前記した切換スイッチSWの切換制御端子に供
給される切換制御信号が、輝度信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中に切換スイッチSWの可動接点Cが固
定接点a側から固定接点す側に切換えられるようなもの
とされることにより、輝度信号の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた水
平走査期間中にだけ、固定接点すに供給されている付加
信号Sadが輝度信号中に付加挿入されることになる。
なお、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期
間を除く部分における複数個所の予め定められた水平走
査期間中に付加信号Sadが挿入されるようにするのに
は、前記した垂直同期分離回路5EPvlによって分離
された垂直同期信号の時間位置に基づいて、それぞれ異
なる所定の時間位置に、それぞれ所定のパルス巾のスイ
ッチ切換制御信号が出力されるようにすればよいのであ
り、それは例えば、第3図中における垂直同期分離回路
S E Pvlの出力端子と切換スイッチswのスイッ
チ切換制御信号の供給端子との間に1図中の2個の単安
定マルチバイブレータMMI、MM2の直列接続回路と
同様な2個の単安定マルチバイブレータの直列接続回路
(ただし、出力パルスの時間位置を設定するための単安
定マルチバイブレータの時定数は、それぞれ所定のよう
に設定される必要がある)を所要の数だけ設ければよい
さて、第3図示の付加信号付加挿入回路APACにおい
て、前記した切換スイッチswの固定接点すには、付加
信号発生回路APGで発生された付加信号Sadが供給
されるのであるが、第3図中に示されている付加信号発
生回路APGは、使用されるべき所定の波形を有する付
加信号が記憶されているメモリMAを備えているものと
して構成されている。
前記したメモリMAは、それがリードオンリーメモリで
あっても、あるいはランダムアクセスメモリであっても
よい。前記したメモリMAとしてランダムアクセスメモ
リが用いられた場合には、必要に応じ所定の任意の時間
位置に、所定の任意の波形の付加信号Sadが輝度信号
の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分に
おける水平走査期間中に挿入されるようにすることが可
能となる。
前記したメモリMAは、前記したH/2パルスキラー回
路H/2PKC:1がらの出力パルスによってそれに記
憶されている付加信号Sadが読出される。図中の位相
比較回路PCOMPIと電圧制御発振器vCOとカウン
タCUTとからなる一巡の回路配置は、フェーズ・ロッ
クド・ループ(PLL)で構成されているクロックパル
ス発生回路であり、前記のクロックパルス発生回路で発
生されたクロックパルスはメモリMAからの付加信号S
adの読出しのタイミング信号として使用される。
メモリMAから読出された付加信号Sadは、クランプ
回路8によって付加信号Sadにおける擬似水平同期パ
ルスsh″の先端部が所定の電位に固定された後に切換
スイッチSWの固定接点すに供給される。
次に、第4図に示されている付加信号付加挿入回路AP
Acにおいて、入力端子5に供給された複合カラー映像
信号はクランプ回路7と、同期分111回路S E P
alと、パーストゲート回路BGCとに与えられる。前
記の複合カラー映像信号はクランプ回路7によってそれ
の同期信号の先端部が所定の電位にクランプされた後に
、切換スイッチSWにおける固定接点aに供給される。
また同期分離回路5EPalから出力された複合同期信
号は垂直同期分離回路5EPvlと、H/2パルスキラ
ー回路H/2PKC1とに供給される。
前記した垂直同期分離回路5EPv1によって分離され
た垂直同期信号は、直列接続されている2個の単安定マ
ルチバイブレータMMI、MM2における単安定マルチ
バイブレータMMIに供給されることにより、前記した
単安定マルチバイブレータMM2からは、垂直同期信号
に対して所定の時間位置に所定のパルス巾を有するスイ
ッチ切換制御信号が出力されて、それがアンド回路AN
Dに一方入力として供給される。
前記したアンド回路ANDには他入力として前記したH
/2パルスキラー回路H/2PKC1の出力パルスが供
給される単安定マルチバイブレータMM3と、前記の単
安定マルチバイブレータMM3の出力パルスが供給され
る単安定マルチバイブレータMM4との直列接続回路の
出力パルスが供給されていて、アンド回路ANDからは
第5図の(h)で示されるような切換スイッチ制御信号
Psw、すなわち、複合カラー映像信号における垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分において、
付加信号Sadが付加挿入されるべき所定の水平走査期
間を含む期間に切換スイッチSWの可動接点Cを固定接
点す側に切換えるようにする切換スイッチ制御信号Ps
vが出力される。
それにより前記した切換スイッチSWの可動接点Cは、
それの切換制御端子に前記のように垂直同期信号に対し
た所定の時間位置に所定のパルス巾を有するスイッチ切
換制御信号が供給された期間に、固定接点a側から固定
接点す側に切換えられる。
そして、前記した切換スイッチSWの切換制御−開一 端子に供給される切換制御信号Pswによって切換スイ
ッチSWの可動接点Cが固定接点a側から固定接点す側
に切換えられることにより、複合カラー映像信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間中にだけ、固定接点すに供
給されている付加信号Sadが付加挿入されることにな
る。
さて、第4図示の付加信号付加挿入回路APACにおい
て、前記した切換スイッチSWの固定接点すには、付加
信号発生回路APGで発生された付加信号Sadが利得
調整回路GADJを介して供給されるのであるが、第4
図中に示されている付加信号発生回路APGは、遅延回
路DL、ノア回路N0R1加算器ADD3で構成されて
いるものとして示されている。
そして、前記のように遅延回路DLと、ノア回路NOR
,及び、加算器ADD3で構成されている第4図中に示
されている付加信号発生回路APGは、単安定マルチバ
イブレータMM5.MM6、位相比較回路PCOMPI
と電圧制御発振器vC0とカウンタCUTとからなる一
巡の回路配置によるフェーズ・ロックド・ループ(P 
L L)、カウンタCU T 1 / 53、フリップ
フロップFFなどで構成されている回路配置で発生され
た第5図の(d)に示されるような信号P3が供給され
ることにより、第5図の(g)で示されるような信号P
6を発生して、それを利得調整回路GADJとクランプ
回路8とを介して切換スイッチSWの固定接点すに供給
する。
第4図中の各所に記入されている記号P1〜P7゜Ps
wなどは、その各記号が表示されている部分に第5図の
(b)〜(i)(第5図の(j)は第5図の(i)に示
されている信号P7とは異なる波形の信号7の波形図で
ある)に示されている各信号が現われていることを示し
ている。
一例として第4図中に示されている回路配置において、
電圧制御発振器vCOで色副搬送波の4倍の繰返し周波
数4fscのクロックパルスを発生させ、単安定マルチ
バイブレータMM6から出力される第5図の(b)に示
されているような信号によってリセットされるカウンタ
CUT1153により、前記した電圧制御発振器vCo
で発生させた色副搬送波の4倍の繰返し周波数4fse
を有する信号を1753にカウントダウンするようにし
た場合には、カウンタCUT1153から出力される第
5図の(Q)に示されているような出力信号P2の繰返
し周期は、色副搬送波の4倍の繰返し周波数4fseの
信号の繰返し周期69.84ナノ秒の53倍の3.7マ
イクロ秒となる。
それで、この場合にフリップフロップFFから出力され
て付加信号発生回路A P Gに供給される第5図の(
d)に示されるような信号P3のパルス巾は3.7マイ
クロ秒となる。そして、付加信号発生回路APGにおけ
る遅延回路DLが、前記した信号P3に例えば2マイク
ロ秒の時間遅延を与えるとすると、遅延回路DLから出
力される第5図の(e)に示されている出力信号P4と
、前記した信号P3とが供給されているノア回路NOR
の出力信号P5は第5図の(f)に示されるものになる
ノア回路NORの出力信号P5はレベル調整器VRによ
ってレベル調整が行われた後に加算器ADD3において
、前記した遅延回路DLの出力信号P4と加算されるこ
とにより、加算器ADD3からは第5図の(g)に示さ
れるような波形の信号P6が出力され、この信号P6が
付加信号Sadとして利得調整回路GADJとクランプ
回路8とを介して、既述のように切換スイッチSWの固
定接点すに供給されるのである。
第4図中の付加信号発生回路APGにおいて前述のよう
にして発生される付加信号Sadは、第・′5図の(g
)で明らかなように各信号間に黒レベルの部分を備えて
いるものであるが、付加信号としては第5図の(j)に
例示されている信号(P7)のように順次の信号間に黒
レベルの部分を備えていない信号波形のものも使用する
ことができる。
そして、第5図の(j)に例示した信号は、第5図の(
d)に示されているブリップフロップFFの出力信号P
3を反転した信号を付加信号Sadとして利得調整回路
GADJとクランプ回路8とを介して、切換スイッチS
Wの固定接点すに供給することによって容易に得られる
ものである。
なお、複合カラー映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直
同期信号期間を除く部分におけるとびとびの複数個所の
予め定められた水平走査期間中に付加信号Sadが挿入
されるようにするのには、前記した垂直同期分離回路5
EPvlによって分離された垂直同期信号の時間位置に
基づいて、前記のとびとびの所定の時間位置に、それぞ
れ所定のパルス巾のスイッチ切換制御信号が出力される
ようにすればよいのであり、それは例えば、第4図中に
おける垂直同期分離回路5EPvlの出力端子と単安定
マルチバイブレータMM2の出力端子との間に、図中の
2個の単安定マルチバイブレータMMl、MM2の直列
接続回路と同様な2個の単安定マルチバイブレータの直
列接続回路(ただし、出力パルスの時間位置を設定する
ための単安定マルチバイブレータの時定数は、それぞれ
所定のように設定される必要がある)を所要の数だけ設
ければよい。
一躬一 第3図及び第4図を参照して説明した付加信号付加挿入
回路APACは、第2図を参照して説明した付加信号S
ad、すなわち擬似水平同期パルスと前記した擬似水平
同期パルスに後続する時間位置で白レベル方向に突出し
ている如き形態を有するパルスとの組合わせにより構成
される付加信号Sadの1種類のものが複合映像信号に
付加挿入されるような構成のものであったが、本発明は
擬似水平同期パルスSh′とともに付加信号Sadの一
部を構成している白レベル方向に突出している如き形態
を有するパルスPaの大きさがそれぞれ異なる複数種類
の付加信号Sadの内から選択されたものが複合映像信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間中に挿入付加され
ている状態の複合映像信号に基づいて形成させた記録信
号を記録媒体に記録してなる記録済記録媒体及びその製
作方法であるため、記録媒体で記録の対象にしている複
合映像信号には擬似水平同期パルスSh′とともに付加
信号Sadの一部を構成している白レベル方向に突出し
ている如き形態を有するパルスPaの大きさがそれぞれ
異なる複数種類の付加信号Sadの内から選択されたも
のを複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分における予め定められた水平走査期間中
に挿入付加されることが必要とされる。
第6図、第7図及び第9図ならびに第11図は、前記の
ように擬似水平同期パルスSh′とともに付加信号Sa
dの一部を構成している白レベル方向に突出している如
き形態を有するパルスPaの大きさがそれぞれ異なる複
数種類の付加信号Sadの内から選択されたものを複合
映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除
く部分における予め定められた水平走査期間中に挿入付
加されている状態の複合映像信号を得るのに使用される
回路配置の構成例を示すブロック図である。
第6図及び第7図に示されている回路配置において、9
は複数種類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付
加挿入されるべき複合映像信号の入力端子、10は複数
種類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付加挿入
されるべき複合映像信号の出力端子である。
前記した入力端子9に供給された複合映像信号は、それ
ぞれ信号形態の異なる付加信号Sadを複合映像信号の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間中に挿入付加させうる
ように構成されている複数個の付加信号付加挿入回路A
 P A Ca ” APACcに与えられる。
以下の数例においては、前記した複数個の付加信号付加
挿入回路A P A Ca ” A P A Ccにお
ける付加信号付加挿入回路A P A Caでは、入力
端子9に供給された複合映像信号の垂直帰線消去期間内
の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた
水平走査期間中に、第2図の(b)に示されているよう
な付加信号Sadが付加挿入された状態の複合映像信号
を出力して信号選択切換スイッチSWwの対応する固定
接点に供給し、また、付加信号付加挿入回路APACb
では、入力端子9に供給された複合映像信号の垂直帰線
消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め
定められた水平走査期間中に、第2図の(Q)に示され
ているような付加信号Sadが付加挿入された状態の複
合映像信号を出力して信号選択切換スイッチSWwの対
応する固定接点に供給し、さらに、付加信号付加挿入回
路A P A Caでは、入力端子9に供給された複合
映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除
く部分における予め定められた水平走査期間中に、第2
図の(a)に示されているような付加信号Sadが付加
挿入された状態の複合映像信号を出力して信号選択切換
スイッチSWwの対応する固定接点に供給するものとし
て説明されている。
前記した信号選択切換スイッチSWwは、それの可動接
点が切換制御入力端子■、@lに供給された制御信号に
従って、複数の固定接点におけるそれぞれ選択されたも
のに切換えられるような切換動作を行って、出力信号を
増幅器A4を介して出力端子10に送出する。
前記した信号選択切換スイッチSWwにおける切換え動
作の一例を、第6図及び第7図示の回路配置によって行
われる複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた水平走査期間
に対する付加信号Sadの付加挿入の態様が、既述した
付加態様例の1、の揚台、すなわち、予め定められた時
間Ta・と、前記した時間Taに対してTa(Tbの関
係で予め定められた時間Tbとを設定し、時間軸上で相
次ぐ順次のTbの時間における最初のTbにおいては、
その時間中の順次のTaの時間毎に、輝度信号の垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予
め定められた水平走査期間に付加挿入されるべき付加信
号Sadが、それぞれ異なった2種類のものに順次交互
に変更されるようにし、前記した最初のTbの時間に引
続くTbの時間中においては、前記した最初のTbの時
間中で選択使用された付加信号Sadとは異なる他の1
種類の付加信号Sadだけが選択使用されるようにする
、という付加信号Sadの選択使用態様が、時間軸上で
連続する相次ぐT)+の時間について順次交互に繰返さ
れて、付加信号付加挿入回路APACにおける輝度信号
の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分の
予め定められた水平走査期間に対する付加信号Sadの
付加挿入が行われる場合をとり、かつT a = 0 
、5秒、Tb=45秒とした場合を例にして説明すると
次のとおりである。
この数例の場合には1.前記した信号選択切換スイッチ
SWwの切換制御入力端子[相]にはT a =0.5
秒毎に切換制御信号が後述されている切換制御信号発生
回路から供給され、また信号選択切換スイッチSWwの
切換制御入力端子■にはTb=45秒毎に切換制御信号
が後述されている切換制御信号発生回路から供給される
ことにより、信号選択切換スイッチSWwの可動接点は
、最初の45秒間においては、その時間中における順次
の0.5秒間の時間毎に付加信号付加挿入回路APA 
Caからの出力信号が供給されている固定接点と、付加
信号付加挿入回路APACbからの出力信号が供給され
ている固定接点とに順次交互に切換えられるように制御
され、また、前記した最初の45秒間に引続く次の45
秒間における順次の0.5秒間には、信号選択切換スイ
ッチSWwの可動接点が付加信号付加挿入回路A P 
A Ccからの出力信号が供給されている固定接点に切
換えられるようになされ、このような切換態様での切換
動作が、相続く順次の45秒間について順次交互に繰返
されて行われる。
信号選択切換スイッチSWwの可動接点の前述のような
切換動作により、第6図及び第7図示の回路配置の出力
端子10からは、最初の45秒間における最初の0.5
秒間には第2図の(b)に示されている付加信号Sad
が垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分に
おける予め定められた水平走査期間に付加挿入されてい
る複合映像信号が出力され、また、次の0.5秒間にお
いては第2図の(Q)に示されている付加信号Sadが
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間に付加挿入されている
複合映像信号が出力され、さらに次の0.5秒間におい
ては第2図の(b)に示されている付加信号Sadが垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る予め定められた水平走査期間に付加挿入されている複
合映像信号が出力されている、というように、時間軸上
で相続く順次の0.5秒間毎に、第2図の(b)に示さ
れている付加信号Sadと、第2図の(c)に示されて
いる付加信号Sadとが順次交互に選択使用されている
複合映像信号が出力され、前記した最初の45秒間に引
続く次の45秒間に第6図及び第7図示の回路配置の出
力端子10から出力される複合映像信号は、その時間中
で選択されたどの0.5秒間についても第2図の(a)
に示されている付加信号Sadが垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた水
平走査期間に付加挿入されている複合映像信号が出力さ
れる、というような状態が相続く順次の45秒間につい
て順次交互に繰返されているような出力信号が出力端子
10に現われる。
前記したような切換動作を行うことのできる信号選択切
換スイッチSWwとしては、第8図に示されているCM
O84052Bを用いることができる。第6図及び第7
図中の信号選択切換スイッチSWwの部分に示されてい
る■、■、■、■。
■、[相]などは、第8図に示されているCMOS 4
052Bにおける端子番号1〜5,9.10にそれぞれ
対応させであるものである。
前記した信号選択切換スイッチSWwの可動接点の切換
えの状態を制御するために、それの切換制御入力端子■
、aiIlに供給される切換制御信号は、第6図示の回
路配置においては、入力端子9に供給された複合映像信
号中の垂直同期信号に基づいて作られるようになされて
おり、また、第7図示の回路配置においては、別に設け
られている発振器O8Cで発生された信号に基づいて作
られるようにされている。
すなわち、第6図に示されている回路配置において、入
力端子9を介して複合映像信号が供給されている同期分
離回路5EPa2では、複合映像信号中の複合同期信号
を分離して垂直同期分離回路5EPv2に供給する。前
記した垂直同期分離回路5EPv2から出力された垂直
同期信号は、カウンタCUTIによりカウントダウンさ
れた後にフリップフロップFFIに供給される。
それにより、前記したフリッププロップFFIからは繰
返し周期がTaのパルスが出力され、それが切換制御信
号として信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力端
子[相]に供給され、また、前記したフリップフロップ
FFIがらの繰返し周期がTaのパルスは、カウンタC
UT2によりカウントダウンされた後にブリップフロッ
プFF2に供給されて、前記したフリップフロップFF
2からは繰返し周期がTbのパルスが出力され、それが
切換制御信号として信号選択切換スイッチSWWの切換
制御入力端子■に供給される。
また、第7図示の回路配置においては、発振器(例えば
、水晶発振器)OSCからの発振波がカウンタCUTI
によりカウントダウンされた後にフッリップフロップF
FIに供給されることにより、前記したフリップフロッ
プFFIからは繰返し周期がTaのパルスが出力され、
それが切換制御信号として信号選択切換スイッチSWw
の切換制御入力端子[相]に供給される。
そして、前記したフリップフロップFFIからの繰返し
周期がTaのパルスは、カウンタCUT2によりカウン
トダウンされた後にフリップフロップFF2に供給され
ることにより、前記したフリップフロップFF2からは
繰返し周期がTbのパルスが出力されて、それが切換制
御信号として信号選択切換スイッチSWwの切換制御入
力端子■に供給される。
前記した第6図及び第7図に示されている回路配置にお
いては、擬似水平同期パルスSh′とともに付加信号S
adの一部を構成している自レベル方向に突出している
如き形態を有するパルスPaの大きさがそれぞれ異なっ
ている複数種類の付加信号Sadの内から選択されたも
のが、複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた水平走査期間
中に挿入付加されている状態の複合映像信号を得る一団
一 のに、それぞれ信号形態の異なる付加信号Sadを複合
映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除
く部分における予め定められた水平走査期間中に挿入付
加させうるように構成されている複数個の付加信号付加
挿入回路A P A Ca〜A P A Ccを用いる
ようにしていたが、第9図示の回路配置は、1個の付加
信号付加挿入回路APACで発生された1種類の付加信
号Sadにおける擬似水平同期パルスSh′とともに付
加信号Sadの一部を構成している白レベル方向に突出
している如き形態を有するパルスPaの大きさを、振幅
制限レベルが可変になるように構成されているリミッタ
によって変化させることにより、1個の付加信号付加挿
入回路APACで発生された1種類の付加信号Sadが
複数種類の付加信号Sadとして用いられるように構成
されたものの一例を示したものである。
第9図において、APACは付加信号付加挿入回路、Q
1〜Q3はトランジスタR1〜R6は抵抗、GADJは
利得調整回路であり、また、クランプ=56− 回路7,8と切換スイッチSwとは既述した第3図及び
第4図中に示されているクランプ回路7゜8と切換スイ
ッチSWとに対応しているものであり、さらに、第9図
中の切換スイッチswwは。
第6図及び第7図についての説明中において説明したよ
うな機能を有する切換スイッチである。
第9図中に示されている切換スイッチSWwにおける複
数個の固定接点には、電源Vccと接地間に設けられて
いる抵抗R1〜R4による分圧回路から、それぞれ異な
る電圧が与えられている。既述したような切換態様での
切換動作を行う機能を備えている切換スイッチSWwの
切換制御入力端子■、@lに対して、予め定められた時
間Taと、前記した時間Taに対してTa(Tbの関係
で予め定められた時間Tbとにそれぞれ対応して変化す
るような制御信号を供給すると、切換スイッチSWwの
可動接点にベースが接続されているエミッタフォロア回
路を構成しているトランジスタQ3のベース電圧は、前
記した分圧回路に設定されている複数の電圧値の内から
、前記した時間T a 。
Tbと対応して切換スイッチSWwによって選択された
電圧値となされるから、前記したトランジスタQ3のエ
ミッタにベースが接続されているトランジスタQ2と、
前記のトランジスタQ2にエミッタとコレクタとが並列
的に接続されているトランジスタQ1とによって構成さ
れているリミッタ回路の振幅制限レベルは、前記した切
換スイッチSWwの切換態様に従ってそれの可変接点に
現われる電圧により例えば第10図中のレベルLl−L
l、L2−L2.L3−L3のように変化する。
第10図中のレベルLl−Llは切換スイッチSWwの
可動接点が、分圧回路の抵抗R1とR2との接続点に接
続されている固定端子に切換えられた状態に対応して設
定され、また、第10図中のレベルL2−L2は切換ス
イッチSWwの可動接点が、分圧回路の抵抗R2とR3
との接続点に接続されている固定端子に切換えられた状
態に対応して設定され、さらに、第10図中のレベルL
3−L3は切換スイッチSWwの可動接点が、分圧回路
の抵抗R3とR4との接続点に接続されている固定端子
に切換えられた状態に対応して設定される。
前記の説明から明らかなように第9図示の回路配置によ
れば、1個の付加信号付加挿入回路APACから発生さ
れた1種類の付加信号Sadによって、既述した第6図
及び第7図を参照して説明した回路配置の場合と同様に
時間軸上で複数種類の付加信号Sadが選択使用されて
いる状態の複合映像信号が得られるのである。
第11図は1個の付加信号付加挿入回路APACで発生
された1種類の付加信号Sadにおける擬似水平同期パ
ルスSh′とともに付加信号Sadの一部を構成してい
る白レベル方向に突出している如き形態を有するパルス
Paの大きさを、振幅制限レベルが可変になるように構
成されているリミッタによって変化させることにより、
1個の付加信号付加挿入回路APACで発生された1種
類の付加信号Sadが複数種類の付加信号Sadとして
用いられるようにした前述の第9図示の回路配置におけ
る振幅制限レベルの変化の態様が極めて多い状態になる
ようにさせた場合の一例構成を示したものである。
第11図において、APACは付加信号付加挿入回路、
Q1〜Q5はトランジスタR5〜R6,R8〜RIOは
抵抗、GADJは利得調整回路であり、また、クランプ
回路7,8と切換スイッチSWとは既述した第3図及び
第4図中に示されているクランプ回路7,8と切換スイ
ッチSWとに対応しているものである。また、第11図
中のSGは変化信号発生用の信号源であり、この変化信
号発生用の信号源SGとしては1例えば第12図の(a
)〜(c)にそれぞれ例示されているような構成のもの
が使用できる。
第12図の(a)に示されている信号源SGは。
雑音発生器Sngから発生させた雑音電圧を低域通過濾
波器LPFに通過させて出力端子11から切換信号とし
て送出されるようにしたものであり、また、第12図の
(b)に示されている信号源SGは、正弦波電圧発生器
Sswから発生された正弦波電圧が出力端子11から変
化信号として送出されるようにしたものであり、さらに
、第12図の6O− (Q)に示されている信号源SGは、雑音発生器Sng
から発生させた雑音電圧をアナログデジタル゛ 変換器
によってデジタル信号に変換してラッチ回路に与え、ラ
ッチ回路では入力端子14に対して供給された信号がカ
ウンタでカウントダウンされた信号が与えられる毎に、
前記したアナログデジタル変換器によってデジタル信号
に変換されたデジタル信号をラッチし、前記のラッチ回
路に記憶されたデジタル信号をデジタルアナログ変換器
によってアナログ信号に変換した信号が変化信号として
出力端子11に送出されるようにしたものである。前記
した入力端子14に供給される信号は、例えば垂直走査
周期の信号であってもよいが、他の任意の信号源で発生
された信号であってもよい。
第11図においてトランジスタQ5.Q6と抵抗R9,
RIOとによって構成されている回路は、前記した信号
源SGで発生された信号における負方向の振幅を所定値
に制限するためのリミッタである。
前記した第11図示の回路配置では、トランジスタQ5
のベースに接続されている信号源SGで発生された信号
の大きさに応じて振幅制限レベルが可変になされるリミ
ッタによって、1個の付加信号付加挿入回路APACで
発生された1種類の付加信号Sadにおける擬似水平同
期パルスSh′とともに付加信号Sadの一部を構成し
ている白レベル方向に突出している如き形態を有するパ
ルスPaの大きさが変化されている状態の付加信号Sa
dが発生できるので、信号源SGから発生される信号が
ランダムであれば、前記した擬似水平同期パルスSh′
とともに付加信号Sadの一部を構成している自レベル
方向に突出している如き形態を有するパルスPaの大き
さがランダムに変化している状態の付加信号Sadも容
易に得られることになる。
これまでの説明は複合映像信号の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた水
平走査期間に対して付加挿入される付加信号Sadの付
加挿入の態様が、時間軸上で設定されるTa、Tbの時
間長をそれぞれ固定的なものとして設定されている場合
に対応するものであったが、時間軸上で設定されるTa
、Tbの時間長を周期的、あるいはランダムに変化させ
た状態として、本発明が実施されてもよいのであり、第
13図は時間軸上で設定される時間長Ta。
Tbを可変にさせるために用いられる切換制御信号の発
生回路の構成例を示すブロック図である。
第13図においてSngは雑音発生器、DLcは遅延回
路、SHI、SH2はサンプルホールド回路、COMP
I、COMP2は電圧比較回路、Vl、 V2は基準電
圧、12.13はタイミング信号の入力端子であり、前
記した端子12には比較的に短い周期のタイミング信号
を供給し、また、端子13には比較的に周期の長いタイ
ミング信号を供給する0例えば、端子12に垂直同期信
号を供給し、また、端子13には垂直同期信号を分周し
た信号を供給するようにしてもよい。
第13図示の回路配置において雑音発生器Sngから発
生された雑音電圧は、サンプルホールド回路SHIに供
給されるとともに、遅延回路DLcによって時間遅延が
与えられた状態でサンプル水一ルト回路SH2に供給さ
れる。
サンプルホールド回路SHIでは、それに端子1.2を
介して与えられたタイミングパルスの時点の雑音電圧を
サンプルホールドし、また、サンプルホールド回路8H
2では、それに端子13を介して与えられたタイミング
パルスの時点の雑音電圧をサンプルホールドする。
前記したサンプルホールド回路SHIによってサンプル
ホールドされた電圧は、電圧比較回路COMPIにおい
て基準電圧■1と比較されて、電圧比較回路GOMPI
からは前記した両電圧の比較結果に応じて、ローレベル
、またはハイレベルの電圧を出力し、また、前記したサ
ンプルホールド回路SH2によってサンプルホールドさ
れた電圧は、電圧比較回路C:OMP2において基準電
圧v2と比較されて、電圧比較回路GOMP2からは前
記した両電圧の比較結果に応じて、ローレベル、または
ハイレベルの電圧を出力する。前記のようにして電圧比
較回路COMPIと電圧比較回路COMP2から出力さ
れる電圧の電圧値は時間軸上−開− でランダムなものである。
したがって、前記した電圧比較回路GOMPIの出力電
圧を既述した第6図、第7図または第9図に示されてい
るような回路配置中に設けられている信号選択切換スイ
ッチSWwの切換制御入力端子[相]に供給し、また電
圧比較回路GOMP2から出力される電圧を信号選択切
換スイッチS W wの切換制御入力端子■に供給する
と、前記した各回路配置からは、時間軸上で設定される
Ta、Tbの時間長がランダムに変化している状態で、
複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間
を除く部分における予め定められた水平走査期間に対し
て付加信号Sadが付加挿入されている複合映像信号が
得ら熟ることになる。
複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間
を除く部分における予め定められた水平走査期間に対し
て付加挿入される付加信号Sadの付加挿入の態様を1
時間軸上で設定されるTa。
Tbの時間長がそれぞれ周期的に変化している状態のも
のとして本発明を実施するには、第6図、第7図または
第9図に示されているような回路配置中に設けられてい
る信号選択切換スイッチSWWの切換制御入力端子[相
]に供給される切換制御信号の周期と、信号選択切換ス
イッチSWwの切換制御入力端子■に供給される切換制
御信号の周期とが、時間軸上で周期的に変更されるよう
にすれば容易に実現できる。
また、複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた水平走査期間
に対して付加挿入される付加信号Sadの付加挿入の態
様として、付加信号Sadが周期的あるいは非周期的に
付加されないようにするには、例えば第6図、第7図ま
たは第9図に示されているような回路配置中における付
加信号Sadの伝送路中にゲート回路を設けて、そのゲ
ート回路が周期的あるいは非周期的にオフとなるように
開閉制御すればよい。
第15図至乃第17図は複合映像信号の垂直帰線消去期
間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定めら
れた水平走査期間に対して付加挿入される付加信号Sa
dが付加挿入されている状態を例示した波形図であり、
第15図には複合映像信号の奇数フィールドの垂直帰線
消去期間における第14番目の水平走査期間と第15番
目の水平走査期間とに付加信号Sadが付加挿入され、
また、複合映像信号の偶数フィールドの垂直帰線消去期
間における第13番目の水平走査期間と第14番目の水
平走査期間とに付加信号Sadが付加挿入されている状
態の場合が例示されており、第16図には複合映像信号
の奇数フィールドの垂直帰線消去期間における第14番
目の水平走査期間から第19番目の水平走査期間までに
付加信号Sadが付加挿入され、また、複合映像信号の
偶数フィールドの垂直帰線消去期間における第13番目
の水平走査期間から第18番目の水平走査期間とに付加
信号Sadが付加挿入されている状態の場合が例示され
ており、第17図には垂直帰線消去期間における第16
番目の水平走査期間と第19番目の水平走査期間とに付
加信号Sadが付加挿入されている他、第17番目の水
平走査期間と第18番目の水平走査期間及び第20番目
の水平走査期間には、他の情報信号(チャプターナンバ
ー、プログニムコード、ページナンバー)が白レベルの
方向に突出するような極性で挿入されているでいる場合
の例が示されている。
前記した第15図乃至第17図に示されている波形図に
は、垂直帰線消去期間において付加信号Sadが付加挿
入される水平走査期間の数が少ない場合には、複合映像
信号に付加される付加信号Sadとしてそれの自レベル
方向に突出するパルスPaの振幅が大きなものが使用さ
れ、また、垂直帰線消去期間において付加信号Sadが
付加挿入される水平走査期間の数が多い場合には、複合
映像信号に付加される付加信号Sadとしてそれの白レ
ベル方向に突出するパルスPaの振幅が小さいものが使
用されているものとして示されているが、垂直帰線消去
期間において付加信号Sadが付加挿入される水平走査
期間の数が多い場合に、複合映像信号に付加される付加
信号Sadとしてそれの白レベル方向に突出するパルス
Paの振幅の大きなものが使用された場合には、再生時
に使用される機器の特性によっては、APLが変動して
再生画像の画質を悪化させることが起きるからである。
第2図に例示されている付加信号Sadは、第3図中に
示されているようにメモリMAを用いた付加信号発生回
路APGで発生させたり、あるいは第4図中に示されて
いるようにパルス回路を用いた付加信号発生回路APG
で発生させたりすることにより、所要な波形のものを容
易に発生できるのであるが、例えば、第2図の(g)、
(h)のように、付加信号Sadの一部を構成している
擬似水平同期パルスSh′の時間々隔によってデジタル
信号の情報を伝送しようとするような場合には、メモリ
MAとしてランダムアクセスメモリを用い、伝送しよう
とするデジタル信号の情報も複合映像信号中に含んでい
るものになるように、ユーザーが付加信号Sadの一部
を構成している擬似水平同期パルスSh′の時間々隔を
自分で変化させうるようにすることは望ましい実施例で
ある。
これまでの説明から明らかなように本発明の記録済記録
媒体は、擬似水平同期パルスSh′と前記した擬似水平
同期パルスSh′に後続する時間位置で白レベル方向に
突出している如き形態を有するパルスPaとの組合わせ
により構成される付加信号Sadとして、前記の付加信
号Sadにおける白レベル方向に突出している如き形態
を有するパルスPaをそれぞれ異なる大きさに設定させ
てなる複数種類のものを用意し、前記の用意された複数
種類の付加信号Sadの内から選択されたものが複合映
像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分における予め定められた水平走査期間中に挿入付加
されている状態の複合映像信号に基づいて形成させた記
録信号を記録媒体に記録して、優れた盗録防止効果を備
えた記録済記録媒体を構成させたものであるが、次に、
前記した構成を有する本発明の記録済記録媒体がどのよ
うにして優れた盗録防止効果を発揮できるのかの理由に
ついて説明する。
本発明の記録済記録媒体は、記録済記録媒体から再生さ
れた情報信号がモニタ受像機へ供給された場合には正常
な再生画像が得られるが、他方、記録済記録媒体から再
生された情報信号を一度VTRで別の磁気テープに記録
した後に、その別の磁気テープに記録された記録内容を
再生してモニタ受像機に供給された場合には満足な再生
画像が得られないようにする、という観点に立ち、かつ
、自動利得制御の対象にされている複合映像信号におけ
る水平同期信号の近傍に、自動利得制御の基準レベルの
設定に用いられるような波高値で自レベルの方向に突出
するようなパルスを、自動利得制御回路(AGC回路)
に供給される複合映像信号中の水平同期信号に基づいて
作り、それを自動利得制御回路(AGC回路)の出力側
の信号に加算して得た信号のピーク値に応じて、記録の
対象にされている複合映像信号に対する自動利得制御を
行って、常に適正な信号レベルの複合映像信号を出力し
うるような動作を行うことができるように構成されてい
るVTRの記録系で広く採用されている構成の自動利得
制御回路(AGC回路)の動作を利用して、盗録防止手
段が施こされている記録済記録媒体の記録内容がVTR
によって記録されるときには、良好な再生画像を映出す
ることができないような信号レベルでの記録が行われる
ようにすることにより、記録済記録媒体からの盗録が防
止できるようにした形式に属する盗録防止手段を備えて
いる記録済記録媒体であり、この形式の盗録防止手段の
動作例については、第18図及び第19図を参照して既
述した従来例の説明でも明らかにされている。
第14図の(a)〜(d)は、前記のような自動利得制
御動作を行うように構成されている自動利得制御回路(
AGC)の動作説明のための波形図であり、第14図の
(a)が第19図の(a)に対応し、また、第14図の
(Q)が第19図の(b)に対応し、また、第14図の
(d)が第19図の(Q)に対応している。
第14図の(b)に示されているパルスShaは第14
図の(Q)に示されているパルスSpを作るために、第
19図の(a)に示されている入力複合同期信号Si中
の水平同期信号shを同期分離したものを増幅して位相
反転して得たパルスであり、このパルスShaは第19
図中には記載が省略されている。
第14図の(e)は本発明の記録済記録媒体に記録され
るべき複合映像信号の一部、すなわち複合映像信号の垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る予め定められた水平走査期間に対して付加信号Sad
が付加挿入されている状態の複合映像信号の一部の波形
図である。
さて、第14図の(a)に示されている複合同期信号が
供給された場合に、それの水平同期信号に基づいて第1
4図の(c)に示されるようなパルスSpが、水平同期
信号の近傍の後続する時間位置に挿入されるような動作
を行う自動利得制御回路に対して、第14図の(e)に
示されているように擬似水平同期パルスsh″と前記の
擬似水平同期パルスsh’ に後続する時間位置で白方
向に突出する極性を有するパルスPaとからなる付加信
号Sadが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間に付加挿入されている状態の複合映像信号が同期分
能回路を介して供給された場合には、自動利得制御回路
では第14図の(e)中に示されている水平同期信号s
hと擬似水平同期パルスSh′とが反転増幅された状態
の信号、すなわち第14図の(f)に示されるようなパ
ルスSpを発生する。
自動利得制御回路では、第18図と第19図とを参照し
て既述したように、自動利得制御回路からの出力信号と
前記した14図の(f)に示されるようなパルスSPと
を加算して14図の(g)に示されるような波形の信号
を発生させ、その信号から検出された信号のピーク値v
CQにしたがって自動利得制御電圧を発生し、それによ
り出力信号SOが常に適正な信号レベルの複合映像信号
となるような動作を行なう。
前記した14図の(g)に示されるように付加信号Sa
dが付加挿入されている状態の複合映像信号について自
動利得制御回路で検出される信号のピーク値の電圧値V
cfiは、第14図の(d)に示されている信号のピー
ク値Vc、すなわち、付加信号Sadが付加されていな
い状態の複合映像信号について自動利得制御回路で検出
される信号のピーク値の電圧値Vcに比べて非常に大き
なものになっているから、付加信号Sadが付加挿入さ
れている状態の複合映像信号について自動利得制御回路
で検出される14図の(g)に示されるような信号のピ
ーク値の電圧値vcQに基づいて利得制御が行なわれた
結果として得られる複合映像信号の信号レベルは、正常
な再生画像を映出させ得ない程に低下している状態のも
のになる。
このように付加信号Sadが付加挿入された複合映像信
号とすれば、VTRによって盗録したところで実用にな
る再生画像の再生が困難な記録状態しか行われないよう
になるが、本発明の記録済記録媒体では、既述もしたよ
うに付加信号付加挿入回路APACで行われる輝度信号
の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分に
おける予め定められた水平走査期間に対する付加信号5
=75− adの付加挿入の態様が、例えば、 1、予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対
してTa(Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設
定し、時間軸上で相次ぐ順次のTbの時間における最初
のTbにおいては、その時間中の順次のTaの時間毎に
、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を
除く部分における予め定められた水平走査期間に付加挿
入されるべき付加信号Sadが、それぞれ異なった2種
類のものに順次交互に変更されるようにし、前記した最
初のTbの時間に引続<Tbの時間中においては、前記
した最初のTbの時間中で選択使用された付加信号Sa
dとは異なる他の1種類の付加信号Sadだけが選択使
用されるようにする、という付加信号Sadの選択使用
態様が、時間軸上で連続する相次ぐTbの時間について
順次交互に繰返されて、付加信号付加挿入回路APAC
における輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分の予め定められた水平走査期間に対する
付加信号Sadの付加挿入が行われるようにする。
2、予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対
してTa(Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設
定し、時間軸上で相次ぐ順次のTbの時間中における順
次のTaの時間毎に、輝度信号の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた水
平走査期間に付加挿入されるべき付加信号Sadが、そ
れぞれ異なった2種類のものに順次交互に変更されるよ
うにするともに、前記のように相次ぐTaの時間毎にそ
れぞれ異なった2種類のものに順次交互に変更される異
なった2種類のものの組合わせが、順次のTbの時間毎
に変更されるようにして、付加信号付加挿入回路APA
Cにおいて輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた水平走査期間
に対して付加信号Sadの付加挿入が行われるようにす
る。
3、前述の2つの例では、時間軸上で設定されるTa、
Tbの時間長が、それぞれ固定的なものとしていたが、
前記した時間Ta、Tbが周期的、あるいはランダムに
変化されるようにして、前記した1、2.で説明したよ
うな付加信号Sadの選択使用態様を、相続く順次のT
b、Taで順次交互に繰返されるようにする。
4、前記した1、2.の場合には、選択使用される付加
信号の種類の変更態様が周期的であったが、選択使用さ
れる付加信号の種類の変更態様をランダムにする。
5、前記した1、〜4.の場合には、複合映像信号のど
の垂直帰線消去期間中についても付加信号Sadが付加
挿入されるようにしていたが、付加信号Sadが複合映
像信号の垂直帰線消去期間中に付加挿入されない状態の
時間Tbを周期的あるいはランダムに設ける。
6、付加信号Sadのその他の選択使用態様、というよ
うに、複合映像信号に対する付加信号Sadの選択使用
態様が変化されていることにより、本発明の記録済記録
媒体をVTRによって盗録しても、記録済記録媒体から
の再生信号をVTRによって盗録した記録媒体からの再
生信号による再生画像の映出に当って、その再生信号に
おける信号レベルの低下を補うように、関連する機器に
おける輝度調節つまみ等の調節つまみを調節したところ
で再生画像の状態が周期的あるいはランダムに変化する
ために、良好な盗録防止の効果が得られるのである。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の記録済記録媒体は、記録済記録媒体から再生された
情報信号がモニタ受像機へ供給された場合には正常な再
生画像が得られるが、他方、記録済記録媒体から再生さ
れた情報信号を一度VTRで別の磁気テープに記録した
後に、その別の磁気テープに記録された記録内容を再生
してモニタ受像機に供給された場合には満足な再生画像
が得られないようにする、という観点に立ち、かつ、自
動利得制御の対象にされている複合映像信号における水
平同期信号の近傍に、自動利得制御の基準レベルの設定
に用いられるような波高値で白しフ9− ベルの方向に突出するようなパルスを、自動利得制御回
路(AGC回路)に供給される複合映像信号中の水平同
期信号に基づいて作り、それを自動利得制御回路(AG
C回路)の出力側の信号に加算して得た信号のピーク値
に応じて、記録の対象にされている複合映像信号に対す
る自動利得制御を行って、常に適正な信号レベルの複合
映像信号を出力しうるような動作を行うことができるよ
うに構成されているVTRの記録系で広く採用されてい
る構成の自動利得制御回路(AGC回路)の動作を利用
して、盗録防止手段が施こされている記録済記録媒体の
記録内容がVTRによって記録されるときには、良好な
再生画像を映出することができないような信号レベルで
の記録が行われるようにすることにより、記録済記録媒
体からの盗録が防止できるようにした形式に属する盗録
防止手段を備えている記録済記録媒体及びその製作方法
、すなわち、擬似水平同期パルスと前記した擬似水平同
期パルスに後続する時間位置で白レベル方向に突出して
いる如き形態を有するパルスとの組合わせにより構成さ
れる付加信号として、前記の付加信号における白レベル
方向に突出している如き形態を有するパルスをそれぞれ
異なる大きさに設定させてなる複数種類のものを用意し
、前記の用意された複数種類の付加信号の内から選択さ
れたものが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間中に挿入付加されている状態の複合映像信号に基づ
いて形成させた記録信号を記録媒体に記録してなる記録
済記録媒体、及び前記した記録済記録媒体を、略々水平
同期パルスのパルス形状を有する第1のパルスと、前記
した第1のパルスの後縁の時間位置か、それよりも遅れ
た時間位置に前縁が位置し、かつ、前記した第1のパル
スの極性とは逆極性を有する第2のパルスとが組合わさ
れた状態の複合パルスを発生させる複合パルスの発生手
段により前記した第2のパルスの波高値がそれぞれ異に
なされている如き複数種類の複合パルスを得る手段と、
前記した複数種類の複合パルスの内から付加信号として
使用されるべき複合パルスを選択し、その選択された付
加信号を複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間中に挿入付加する手段と、前記のようにして付加信号
が挿入された複合映像信号に基づいて記録信号を形成し
て記録媒体に記録する手段とからなる製作方法に関する
ものであって、本発明の記録済記録媒体では、付加信号
Sadが付加挿入されている状態の複合映像信号につい
て自動利得制御回路で検出される信号のピーク値の電圧
値が。
付加信号Sadが付加されていない状態の複合映像信号
について自動利得制御回路で検出される信号のピーク値
の電圧値に比べて非常に大きなものになり、付加信号S
adが付加挿入されている状態の複合映像信号について
自動利得制御回路で検出される信号のピーク値の電圧値
に基づいて利得制御が行なわれた結果として得られる複
合映像信号の信号レベルは、正常な再生画像を映出させ
得ない程に低下している状態のものにさせるとともに、
本発明の記録済記録媒体では付加信号付加挿入回路で行
われる輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期
間を除く部分における予め定められた水平走査期間に対
する付加信号Sadの付加挿入の態様が、例えば、 1、予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対
してTa(Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設
定し、時間軸上で相次ぐ順次の丁すの時間における最初
のTbにおいては、その時間中の順次のTaの時間毎に
、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を
除く部分における予め定められた水平走査期間に付加挿
入されるべき付加信号Sadが、それぞれ異なった2種
類のものに順次交互に変更されるようにし、前記した最
初のTbの時間に引続<Tbの時間中においては、前記
した最初のTbの時間中で選択使用された付加信号Sa
dとは異なる他の1種類の付加信号Sadだけが選択使
用されるようにする、という付加信号Sadの選択使用
態様が1時間軸上で連続する相次ぐTb−の時間につい
て順次交互に繰返されて、付加信号付加挿入回路APA
Cにお一羽一 ける輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間
を除く部分の予め定められた水平走査期間に対する付加
信号Sadの付加挿入が行われるようにする。
2、予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対
してTa(Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設
定し、時間軸上で相次ぐ順次のTbの時間中における順
次のTaの時間毎に、輝度信号の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた水
平走査期間に付加挿入されるべき付加信号Sadが、そ
れぞれ異なった2種類のものに順次交互に変更されるよ
うにするともに、前記のように相次ぐTaの時間毎にそ
れぞれ異なった2種類のものに順次交互に変更される異
なった2種類のものの組合わせが、順次のTbの時間毎
に変更されるようにして、付加信号付加挿入回路APA
Cにおいて輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた水平走査期間
に対して付加信号Sadの付加挿入が行われるようにす
る。
−閘− 3、前述の2つの例では、時間軸上で設定されるTa、
Tbの時間長が、それぞれ固定的なものとしていたが、
前記した時間Ta、Tbが周期的、あるいはランダムに
変化されるようにして、前記した1、2.で説明したよ
うな付加信号Sadの選択使用態様を、相続く順次のT
b、Taで順次交互に繰返されるようにする。
4、前記した1、2.の場合には、選択使用される付加
信号の種類の変更態様が周期的であ〕たが、選択使用さ
れる付加信号の種類の変更態様をランダムにする。
5、前記した1、〜4.の場合には、複合映像信号のど
の垂直帰線消去期間中についても付加信号Sadが付加
挿入されるようにしていたが、付加信号Sadが複合映
像信号の垂直帰線消去期間中に付加挿入されない状態の
時間Tbを周期的あるいはランダムに設ける。
6、付加信号Sadのその他の選択使用態様、というよ
うに、複合映像信号に対する付加信号Sadの選択使用
態様が変化されていることにより、本発明の記録済記録
媒体をVTRによって盗録しても、記録済記録媒体から
の再生信号をVTRによって盗録した記録媒体からの再
生信号による再生画像の映出に当って、その再生信号に
おける信号レベルの低下を補うように、関連する機器に
おける輝度調節つまみ等の調節つまみを調節したところ
で再生画像の状態が周期的あるいはランダムに変化する
ために良好な盗録防止の効果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録済記録媒体の製作方法を適用して
本発明の記録済記録媒体を製作する際に使用される記録
装置の一例構成を示すブロック図、第2図は本発明の記
録済記録媒体に記録されるべき信号を説明するための波
形図、第3図及び第4図は第2図示の波形を有する信号
を発生させるための信号発生部分の構成例を含んで構成
部分のブロック図、第5図は第4図示の回路配置の動作
を説明するための波形図、第6図乃至第9図及び第11
図乃至第13図は記録装置の一部の構成部分の構成例を
示すブロック図、第10図及び第14図乃至第17図な
らびに第19図は説明用波形図。 第18図はVTRに一般的に使用されているAGC回路
のブロック図である。 4・・・入力端子、7,8・・・クランプ回路、9・・
・複数種類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付
加挿入されるべき複合映像信号の入力端子、10・・・
複数種類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付加
挿入されている複合映像信号の出力端子、11・・・変
化信号の出力端子、12.13・・・タイミング信号の
入力端子、YO2・・・YC分離回路、AGC・・・自
動利得制御回路、A P A Ca = AP A C
c 、 A P A C・・・付加信号付加挿入回路、
S E P 、 S E P a−同期分離回路、5E
Pv、5EPvl、5EPv2,5EPva−垂直同期
信号分離回路、H/2PKC,H/2PKC1・・・ハ
ーフHパルスキラー回路、A1−A4・・・増幅器、P
CoMP・・・位相比較器、He・・・コントロールヘ
ッド、T・・・磁気テープ、RDM・・・回転ドラムの
駆動モータ、PG・・・回転位相の基準位相(回転ドラ
ムの回転位相の基準位相)と対応するパルスを発生する
パルス発生器、AND・・・アンド回路、A D DI
。 ADD2・・・加算器、FG・・・周波数ゼネレータ、
FvC・・・周波数−電圧変換器、PEC・・・プリエ
ンファシス回路、FMOD・・・周波数変調器、RA・
・・記録増幅器、Hv・・・磁気ヘッドHv (回転磁
気ヘッドHv)、sh・・・水平同期信号、IH・・・
1水平走査期間、cb・・・カラーバースト信号、Sd
・・・デジタルデータ、SQ・・・ランプ信号、swト
・・白1゜0%に対応する信号レベルを有する信号、s
h’・・・擬似水平同期パルス、Pa・・・前記の擬似
水平同期パルスphに後続する時間位置で白レベル方向
に突出している如き形態を有するパルス、Sad・・・
付加信号、SW・・・切換スイッチ、MMI〜MM6・
・・単安定マルチバイブレータ、SWw・・・信号選択
切換スイッチ、■、[相]・・・切換制御入力端子、C
UTI、CUT2・・・カウンタ、FF、FFI、FF
2・・・ブリップフロップ、oSC・・・発振器(例え
ば、水晶発振器)、Q1〜Q5・・・トランジスタ、R
1−R10・・・抵抗、GADJ・・・利得調整回路S
G・・・変化信号発生用の信号源、Sng・・・雑音発
生器、LPF・・・低域通過濾波器、Ssy・・・正弦
波電圧発生器、DLc・・・遅延回路、SHI、SW2
・・・サンプルホールド回路、GOMPI、COMP2
・・・電圧比較回路。 Vl、 V2・・・基準電圧、 手続補正書(自発) 昭和62年3月ノ9日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 2、発明の名称 記録済記録媒体及びその製作方法 3、補正をする者 事件との関係    特 許 出願人 柱 所 神奈川県横浜市神奈用区守屋町3丁目12番地
名称(432)  日本ビクター株式会社4、代理人 5、補正命令の日付 (自発) 6、補正の対象 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 (2)明細書の図面の簡単な説明の欄 (3)添付図面(第9図乃至第11図及び第14図)7
、補正の内容 (1)明細書第3頁第17行「ホーAVTRホームVT
RJを[ホーAVTRJ&、−補正する。 (2)明細書第6頁第2行「同信号」を「同期信号」に
補正する。 (3)明細書第21頁第7行「信号SwJを「信号Sw
Ω」に補正する。 (4)明細書第23頁第8行「周波時」を「周波数時」
に補正する。 (5)明細書第21頁第79行「ともに」を「とともに
」に補正する。 (6)明細書第32頁第2行「第2図の(a)」を「第
2図の(C)」に補正する。 (7)明細書第32頁第4行「第2図の(C)」を「第
2図の(a)」に補正する。 (8)明細書第32頁第7行「第2図の(b)」を「第
2図の(C)」に補正する。 (9)明細書第33頁第9行「信号SdJを「信号Sa
d」に補正する。 (10)明細書第33頁第14行「択択使用」を「選択
使用」に補正する。 (11)明細書第42頁第14行「号7の」を「号の」
に補正する。 (12)明細書第49頁第6行r A P A Ca 
JをI’APACc」に補正する。 (13)明細書第57頁第7行〜同頁8行「付加信号付
加挿入回路APACJを「付加信号発生回路APG」に
補正する。 (14)明細書第57頁第14行「付加信号付加挿入回
路APACJを「付加信号発生回路APGJに補正する
。 (15)明細書第57頁第18行〜同頁19行rA P
 A Cは付加信号付加挿入回路」をrAPGは付加信
号発生回路」に補正する。(16)明細書第60頁第3
行〜同頁第4行「付加信号付加挿入回路APACJを「
付加信号発生回路APGJに補正する。 (17)明細書第60頁第9行〜同頁第10行「付加信
号付加挿入回路APACJを[付加信号発生回路APG
Jに補正する。 (18)明細書第60頁第16行「付加信号付加挿入回
路−3= APACJを[付加信号発生回路APGJに補正する。 (19)明細書第61頁第2行〜同頁3行rAPACは
付加信号付加挿入回路」をrAPGは付加信号発生回路
」に補正する。 (20)明細書筒62頁第15行rQ5.Q6JをrQ
4.Q5Jに補正する。 (21)明細書第63頁第2行〜同頁第3行「付加信号
付加挿入回路APACJを「付加信号発生回路APGJ
に補正する。 (22)明細書第69頁第3行「プログニム」を「プロ
グラム」に補正する。 (23)明細書第49頁第6行rspJをrSha、S
h’aJに補正する。 (24)明細書第75頁第12行rSpJをrsh’ 
aJに補正する。 (25)明細書第78頁第10行「ともに」を「ととも
に」に補正する。 (26)明細書第42頁第14行「ともに」を「ととも
に」に補正する。 (27)添付図面第9図乃至第11図及び第14図を別
紙のように補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、擬似水平同期パルスと前記した擬似水平同期パルス
    に後続する時間位置で白レベル方向に突出している如き
    形態を有するパルスとの組合わせにより構成される付加
    信号として、前記の付加信号における白レベル方向に突
    出している如き形態を有するパルスをそれぞれ異なる大
    きさに設定させてなる複数種類のものを用意し、前記の
    用意された複数種類の付加信号の内から選択されたもの
    が複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期
    間を除く部分における予め定められた水平走査期間中に
    挿入付加されている状態の複合映像信号に基づいて形成
    させた記録信号を記録媒体に記録してなる記録済記録媒
    体 2、略々水平同期パルスのパルス形状を有する第1のパ
    ルスと、前記した第1のパルスの後縁の時間位置か、そ
    れよりも遅れた時間位置に前縁が位置し、かつ、前記し
    た第1のパルスの極性とは逆極性を有する第2のパルス
    とが組合わされた状態の複合パルスを発生させる複合パ
    ルスの発生手段により前記した第2のパルスの波高値が
    それぞれ異になされている如き複数種類の複合パルスを
    得る手段と、前記した複数種類の複合パルスの内から付
    加信号として使用されるべき複合パルスを選択し、その
    選択された付加信号を複合映像信号の垂直帰線消去期間
    内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
    た水平走査期間中に挿入付加する手段と、前記のように
    して付加信号が挿入された複合映像信号に基づいて記録
    信号を形成して記録媒体に記録するようにした記録済記
    録媒体の製作方法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5513009A (en) * 1993-04-07 1996-04-30 Victor Company Of Japan, Ltd. High-definition picture signal recording/reproducing apparatus for recording and reproducing a high-definition picture signal controlled its amplitude level
US5583648A (en) * 1993-04-07 1996-12-10 Victor Company Of Japan, Ltd. Picture signal recording/reproducing method and apparatus for recording/reproducing a high-definition picture signal and a normal picture signal
US5608535A (en) * 1993-06-25 1997-03-04 Victor Company Of Japan, Ltd. Video signal reproduction or record/reproduction apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5583648A (en) * 1993-04-07 1996-12-10 Victor Company Of Japan, Ltd. Picture signal recording/reproducing method and apparatus for recording/reproducing a high-definition picture signal and a normal picture signal
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