JP2570277B2 - 記録済記録媒体及びその製作方法 - Google Patents
記録済記録媒体及びその製作方法Info
- Publication number
- JP2570277B2 JP2570277B2 JP62044901A JP4490187A JP2570277B2 JP 2570277 B2 JP2570277 B2 JP 2570277B2 JP 62044901 A JP62044901 A JP 62044901A JP 4490187 A JP4490187 A JP 4490187A JP 2570277 B2 JP2570277 B2 JP 2570277B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- pulse
- additional
- circuit
- period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は記録再生の対象にされている複合映像信号に
基づく記録信号が記録されている記録済記録媒体がVTR
によって盗録(無権利者によるダビング)された場合
に、VTRで盗録した記録媒体からの再生信号によっては
実用的な再生画像が得られないようにさせるための手段
が施こされている記録済記録媒体及びそのような記録済
記録媒体の製作方法に関する。
基づく記録信号が記録されている記録済記録媒体がVTR
によって盗録(無権利者によるダビング)された場合
に、VTRで盗録した記録媒体からの再生信号によっては
実用的な再生画像が得られないようにさせるための手段
が施こされている記録済記録媒体及びそのような記録済
記録媒体の製作方法に関する。
(従来の技術) 情報信号の高密度記録再生を行うことのできる各種形
式の記録再生装置が実用されるようになったが、記録媒
体として磁気テープを使用する磁気記録再生装置につい
ては、例えば、特開昭52−48919号公報に詳細に記載さ
れているようないわゆるフェーズ・シフト方式によるカ
ラーVTRが、ホームVTRとして全世界的に普及しているこ
とは周知のとおりである。
式の記録再生装置が実用されるようになったが、記録媒
体として磁気テープを使用する磁気記録再生装置につい
ては、例えば、特開昭52−48919号公報に詳細に記載さ
れているようないわゆるフェーズ・シフト方式によるカ
ラーVTRが、ホームVTRとして全世界的に普及しているこ
とは周知のとおりである。
ところで、ホームVTRは録画機能を備えているため
に、記録済みの磁気テープ、あるいはビディオディスク
などの記録済記録媒体から再生された情報信号がホーム
VTR自体の有する録画機能の使用により実に手軽に複製
されてしまうということが、ホームVTRの普及に伴って
著作権上の問題として新聞紙上でも屡々大きく報じられ
るようになった。
に、記録済みの磁気テープ、あるいはビディオディスク
などの記録済記録媒体から再生された情報信号がホーム
VTR自体の有する録画機能の使用により実に手軽に複製
されてしまうということが、ホームVTRの普及に伴って
著作権上の問題として新聞紙上でも屡々大きく報じられ
るようになった。
すなわち、ホームVTRにより記録済記録媒体の記録内
容が容易に盗録されて複製物が作成されるという状態が
放置された場合には、記録済記録媒体の製作販売者、著
作者、その他の関係者が大きな打撃を受けることは明ら
かなのであるが、著作権法においては、私的な使用のた
めの複製について「著作権の目的となっている著作物
は、個人的または家庭内、その他これに準ずる限られた
範囲内において使用することを目的とする場合には、そ
の使用する者が複製することができる」としており、私
的使用のための使用を禁止してはいないから、ホームVT
Rを用いて記録済みの磁気テープやビディオディスクな
どの記録済記録媒体の記録内容が、小規模な単位で盗録
されることは避けられず、したがって個人の盗録複製行
為によって、著作者、実演者、記録済記録媒体の製作
者、記録済記録媒体の販売者に対して重大な影響を与え
ることは明らかである。
容が容易に盗録されて複製物が作成されるという状態が
放置された場合には、記録済記録媒体の製作販売者、著
作者、その他の関係者が大きな打撃を受けることは明ら
かなのであるが、著作権法においては、私的な使用のた
めの複製について「著作権の目的となっている著作物
は、個人的または家庭内、その他これに準ずる限られた
範囲内において使用することを目的とする場合には、そ
の使用する者が複製することができる」としており、私
的使用のための使用を禁止してはいないから、ホームVT
Rを用いて記録済みの磁気テープやビディオディスクな
どの記録済記録媒体の記録内容が、小規模な単位で盗録
されることは避けられず、したがって個人の盗録複製行
為によって、著作者、実演者、記録済記録媒体の製作
者、記録済記録媒体の販売者に対して重大な影響を与え
ることは明らかである。
このように、記録済記録媒体の記録内容が手軽にホー
ムVTRによって盗録されて複製物が作られてしまうこと
は、多くの関連業界、多くの関係者に対して甚大な被害
を与えるのであり、そのため、従来から記録済記録媒体
の記録内容が盗録されても満足な複製物が作られないよ
うにするための有効な手段が強く要望されて来ているこ
とも周知のとおりである。
ムVTRによって盗録されて複製物が作られてしまうこと
は、多くの関連業界、多くの関係者に対して甚大な被害
を与えるのであり、そのため、従来から記録済記録媒体
の記録内容が盗録されても満足な複製物が作られないよ
うにするための有効な手段が強く要望されて来ているこ
とも周知のとおりである。
そして、従来から記録済記録媒体の記録内容の盗録を
困難にするために、記録済記録媒体から再生された情報
信号がモニタ受像機へ供給された場合には正常な再生画
像が得られるが、他方、記録済記録媒体から再生された
情報信号を一度VTRで別の磁気テープに記録した後に、
その別の磁気テープに記録された記録内容を再生してモ
ニタ受像機に供給した場合には満足な再生画像が得られ
ないようにする、という観点に立った多くの提案が従来
からなされて来ていることももく知られている。
困難にするために、記録済記録媒体から再生された情報
信号がモニタ受像機へ供給された場合には正常な再生画
像が得られるが、他方、記録済記録媒体から再生された
情報信号を一度VTRで別の磁気テープに記録した後に、
その別の磁気テープに記録された記録内容を再生してモ
ニタ受像機に供給した場合には満足な再生画像が得られ
ないようにする、という観点に立った多くの提案が従来
からなされて来ていることももく知られている。
従来の既提案は、例えば、記録済記録媒体で記録再生
の対象にされるべき複合映像信号として、積分値が正規
の垂直同期信号の積分値よりも小さくなるように変形さ
れた垂直同期信号を備えているものを用いるなどして、
VTRによって盗録された複合映像信号中の垂直同期信号
がモニタ受像機での再生動作に役立たぬようにしようと
したり、あるいは、盗録に用いたVTRのドラムサーボの
動作が乱されるようにしたり、また、例えば、VTRの記
録系で広く採用されている第18図示のような構成の自動
利得制御回路(AGC回路)、すなわち、自動利得制御の
対象にされている複合映像信号Si{第19図の(a)参
照}における水平同期信号Sh{第19図の(a)参照}の
近傍に、自動利得制御の基準レベルの設定に用いられる
ような波高値で白レベルの方向に突出するようなパルス
Sp{第19図の(b)参照}を、入力端子1を介してAGC
回路に供給される複合映像信号Si中の水平同期信号Shに
基づいて作り(第18図中では前記のパルスSpが端子3に
供給されるものとして示されている)、可変増幅器VAか
らの出力信号Soと前記したパルスSpとを加算気ADDで加
算して、前記の加算器ADDから第19図の(c)で例示さ
れているような信号がピーク検出回路PDCに与えられる
ようにし、前記のピーク検出回路PDCにおいては、それ
に供給された信号のピーク値Vc(水平同期信号Shの先端
から前記したパルスSpの先端までの電圧で、第19図の
(c)にVcで例示している)に応じた制御電圧を発生し
てそれを可変増幅器VAに制御信号として与え、可変増幅
器VAから出力端子2に送出される出力信号Soが常に適正
な信号レベルの複合映像信号となるような動作を行うよ
うに構成されているAGC回路の動作を利用して、記録済
記録媒体から再生された複合映像信号をVTRで盗録して
も、その盗録した記録内容では満足な状態の再生映像が
得られないようにしたものなどを代表的なものとして挙
げられる。
の対象にされるべき複合映像信号として、積分値が正規
の垂直同期信号の積分値よりも小さくなるように変形さ
れた垂直同期信号を備えているものを用いるなどして、
VTRによって盗録された複合映像信号中の垂直同期信号
がモニタ受像機での再生動作に役立たぬようにしようと
したり、あるいは、盗録に用いたVTRのドラムサーボの
動作が乱されるようにしたり、また、例えば、VTRの記
録系で広く採用されている第18図示のような構成の自動
利得制御回路(AGC回路)、すなわち、自動利得制御の
対象にされている複合映像信号Si{第19図の(a)参
照}における水平同期信号Sh{第19図の(a)参照}の
近傍に、自動利得制御の基準レベルの設定に用いられる
ような波高値で白レベルの方向に突出するようなパルス
Sp{第19図の(b)参照}を、入力端子1を介してAGC
回路に供給される複合映像信号Si中の水平同期信号Shに
基づいて作り(第18図中では前記のパルスSpが端子3に
供給されるものとして示されている)、可変増幅器VAか
らの出力信号Soと前記したパルスSpとを加算気ADDで加
算して、前記の加算器ADDから第19図の(c)で例示さ
れているような信号がピーク検出回路PDCに与えられる
ようにし、前記のピーク検出回路PDCにおいては、それ
に供給された信号のピーク値Vc(水平同期信号Shの先端
から前記したパルスSpの先端までの電圧で、第19図の
(c)にVcで例示している)に応じた制御電圧を発生し
てそれを可変増幅器VAに制御信号として与え、可変増幅
器VAから出力端子2に送出される出力信号Soが常に適正
な信号レベルの複合映像信号となるような動作を行うよ
うに構成されているAGC回路の動作を利用して、記録済
記録媒体から再生された複合映像信号をVTRで盗録して
も、その盗録した記録内容では満足な状態の再生映像が
得られないようにしたものなどを代表的なものとして挙
げられる。
代表例として挙げた既提案の内の後者形式の盗録防止
手段について、それの一例を具体的に説明すると次のと
おりである。記録済記録媒体によって記録再生の対象に
される複合映像信号における水平同期信号の近傍に、第
19図の(d)に例示されているように白レベルの方向に
突出している状態のパルスSsを予め挿入しておき、その
複合映像信号がVTRによって記録される際に、VTRのAGC
回路における前述のような回路動作によりAGC回路で付
加される第19図の(b)で示されるパルスSpが、記録済
記録媒体から再生された複合映像信号における水平同期
信号の近傍に挿入してある前記のパルスSsに加算される
ようにして、加算器ADDからピーク検出回路PDCに与えら
れる信号が第19図の(e)で示されるようなものとする
のである。
手段について、それの一例を具体的に説明すると次のと
おりである。記録済記録媒体によって記録再生の対象に
される複合映像信号における水平同期信号の近傍に、第
19図の(d)に例示されているように白レベルの方向に
突出している状態のパルスSsを予め挿入しておき、その
複合映像信号がVTRによって記録される際に、VTRのAGC
回路における前述のような回路動作によりAGC回路で付
加される第19図の(b)で示されるパルスSpが、記録済
記録媒体から再生された複合映像信号における水平同期
信号の近傍に挿入してある前記のパルスSsに加算される
ようにして、加算器ADDからピーク検出回路PDCに与えら
れる信号が第19図の(e)で示されるようなものとする
のである。
ピーク検出回路PDCでは、それに供給された信号のピ
ーク値Vcl(水平同期信号Shの先端から前記したパルスS
pの先端までの電圧で、第19図の(e)中のVcl)に応じ
て発生した制御電圧を可変増幅器VAへ制御信号として与
えるから、可変増幅器VAの利得が大巾に低下してAGC回
路からの出力信号Soの信号レベルが正常の場合に比べて
大巾に低下した状態になされて、その記録媒体からの再
生信号によっては満足な状態の再生画像が映出され得な
いようにしようとするのである。
ーク値Vcl(水平同期信号Shの先端から前記したパルスS
pの先端までの電圧で、第19図の(e)中のVcl)に応じ
て発生した制御電圧を可変増幅器VAへ制御信号として与
えるから、可変増幅器VAの利得が大巾に低下してAGC回
路からの出力信号Soの信号レベルが正常の場合に比べて
大巾に低下した状態になされて、その記録媒体からの再
生信号によっては満足な状態の再生画像が映出され得な
いようにしようとするのである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記した既提案の盗録防止手段を適用した
記録済記録媒体についての盗録防止効果を実験によって
確かめたところ、盗録に使用されるVTRや、再生画像を
映出するのに用いられるモニタ受像機などの回路定数の
選定の如何によっては、予期した盗録防止効果が殆んど
得られなかったり、あるいは予期した盗録防止効果が全
く得られない場合のあることが判かった。
記録済記録媒体についての盗録防止効果を実験によって
確かめたところ、盗録に使用されるVTRや、再生画像を
映出するのに用いられるモニタ受像機などの回路定数の
選定の如何によっては、予期した盗録防止効果が殆んど
得られなかったり、あるいは予期した盗録防止効果が全
く得られない場合のあることが判かった。
例えば、前述した後者形式の盗録防止手段が記録済記
録媒体に記録されるべき複合映像信号に適用されていた
場合についていえば、記録済記録媒体からの再生信号を
VTRによって盗録した記録媒体からの再生信号による再
生画像の映出に当って、その再生信号における信号レベ
ルの低下を補うように、関連する機器における輝度調節
つまみ等の調節つまみを一度調節するだけで、大した支
障もなく視聴が可能となるなどのように、常に必らずし
も良好な登録防止の効果が得られるものとは限らないこ
とが明らかにされた。
録媒体に記録されるべき複合映像信号に適用されていた
場合についていえば、記録済記録媒体からの再生信号を
VTRによって盗録した記録媒体からの再生信号による再
生画像の映出に当って、その再生信号における信号レベ
ルの低下を補うように、関連する機器における輝度調節
つまみ等の調節つまみを一度調節するだけで、大した支
障もなく視聴が可能となるなどのように、常に必らずし
も良好な登録防止の効果が得られるものとは限らないこ
とが明らかにされた。
前記の点は、VTRやモニタ受像機などが、それぞれの
メーカ毎に、それぞれ独自な回路定数を採用して作られ
ているという実情からすれば当然のことであるが、既述
もしたように、記録済記録媒体からの盗録防止が良好に
行われるようにすることは、多くの関係業界における多
くの関係者の切実な願いであるために、より一層良好な
盗録防止効果の得られる解決策が求められた。
メーカ毎に、それぞれ独自な回路定数を採用して作られ
ているという実情からすれば当然のことであるが、既述
もしたように、記録済記録媒体からの盗録防止が良好に
行われるようにすることは、多くの関係業界における多
くの関係者の切実な願いであるために、より一層良好な
盗録防止効果の得られる解決策が求められた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、複合映像信号における水平同期信号に比較
して波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水
平同期パルスと前記した擬似水平同期パルスに後続する
時間位置で白レベル方向に突出している如き形態を有す
るパルスとの組合わせにより構成される付加信号とし
て、前記の付加信号における白レベル方向に突出してい
る如き形態を有するパルスをそれぞれ異なる大きさに設
定させてなる複数種類のものを用意し、前記の用意され
た複数種類の付加信号の内から選択されたものが複合映
像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分における予め定められた水平走査期間中に挿入付加
されている状態の複合映像信号に基づいて形成させた記
録信号を記録媒体に記録してなる記録済記録媒体、及び
複合映像信号における水平同期信号に比較して波高値が
大でパルス巾の狭いパルスを有する第1のパルスと、前
記した第1のパルスの後縁の時間位置か、それよりも遅
れた時間位置に前縁が位置し、かつ、前記した第1のパ
ルスの極性とは逆極性を有する第2のパルスとが組合わ
された状態の複合パルスを発生させる複合パルスの発生
手段により前記した第2のパルスの波高値がそれぞれ異
になされている如き複数種類の複合パルスを得る手段
と、前記した複数種類の複合パルスの内から付加信号と
して使用されるべき複合パルスを選択し、その選択され
た付加信号を複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直
同期信号期間を除く部分における予め定められた水平走
査期間中に挿入付加する手段と、前記のようにして付加
信号が挿入された複合映像信号に基づいて記録信号を形
成して記録媒体に記録するようにした記録済記録媒体の
製作方法を提供し、前記した従来の問題点を解決しよう
とするものである。
して波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水
平同期パルスと前記した擬似水平同期パルスに後続する
時間位置で白レベル方向に突出している如き形態を有す
るパルスとの組合わせにより構成される付加信号とし
て、前記の付加信号における白レベル方向に突出してい
る如き形態を有するパルスをそれぞれ異なる大きさに設
定させてなる複数種類のものを用意し、前記の用意され
た複数種類の付加信号の内から選択されたものが複合映
像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分における予め定められた水平走査期間中に挿入付加
されている状態の複合映像信号に基づいて形成させた記
録信号を記録媒体に記録してなる記録済記録媒体、及び
複合映像信号における水平同期信号に比較して波高値が
大でパルス巾の狭いパルスを有する第1のパルスと、前
記した第1のパルスの後縁の時間位置か、それよりも遅
れた時間位置に前縁が位置し、かつ、前記した第1のパ
ルスの極性とは逆極性を有する第2のパルスとが組合わ
された状態の複合パルスを発生させる複合パルスの発生
手段により前記した第2のパルスの波高値がそれぞれ異
になされている如き複数種類の複合パルスを得る手段
と、前記した複数種類の複合パルスの内から付加信号と
して使用されるべき複合パルスを選択し、その選択され
た付加信号を複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直
同期信号期間を除く部分における予め定められた水平走
査期間中に挿入付加する手段と、前記のようにして付加
信号が挿入された複合映像信号に基づいて記録信号を形
成して記録媒体に記録するようにした記録済記録媒体の
製作方法を提供し、前記した従来の問題点を解決しよう
とするものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の記録済記録媒
体と記録済記録媒体の製作方法との具体的な内容につい
て詳細に説明する。
体と記録済記録媒体の製作方法との具体的な内容につい
て詳細に説明する。
第1図は本発明の記録済記録媒体の製作方法を適用し
て本発明の記録済記録媒体を製作する際に使用される記
録装置の一例構成を示すブロック図であり、また、第2
図は複合映像信号における垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間中に挿入付加された状態の付加信号、その他の信号
を例示している波形図、第3図及び第4図は第2図示の
波形を有する信号を発生させるための信号発生部分の構
成例を含んで構成されている構成部分のブロック図、第
5図は第4図示の回路配置の動作を説明するための波形
図、第6図乃至第9図及び第11図乃至第13図は記録装置
の一部の構成部分の構成例を示すブロック図、第10図及
び第14図乃至第17図ならびに第19図は説明用波形図、第
18図はVTRに一般的に使用されているAGC回路のブロック
図である。
て本発明の記録済記録媒体を製作する際に使用される記
録装置の一例構成を示すブロック図であり、また、第2
図は複合映像信号における垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間中に挿入付加された状態の付加信号、その他の信号
を例示している波形図、第3図及び第4図は第2図示の
波形を有する信号を発生させるための信号発生部分の構
成例を含んで構成されている構成部分のブロック図、第
5図は第4図示の回路配置の動作を説明するための波形
図、第6図乃至第9図及び第11図乃至第13図は記録装置
の一部の構成部分の構成例を示すブロック図、第10図及
び第14図乃至第17図ならびに第19図は説明用波形図、第
18図はVTRに一般的に使用されているAGC回路のブロック
図である。
第1図に示す記録装置は、入力端子4に対して供給さ
れる複合映像信号の入力信号Siが、輝度信号の帯域内で
輝度信号と色信号とが帯域共有多重化されている信号形
態の複合映像信号(複合カラー映像信号)である場合の
構成例を示しており、この第1図示の記録装置では入力
された複合映像信号中の搬送色信号をYC分離回路YCSに
よって分離して得た搬送色信号Scを、図中の一点鎖線枠
内に示されている周知構成の低域変換色信号処理回路に
よって、よく知られているフェーズシフト方式の適用に
より低域変換搬送色信号に変換するようにしている。な
お、第1図中に一点鎖線枠で示されている低域変換色信
号処理回路の動作は周知であるから、それの詳細な説明
は省略する。
れる複合映像信号の入力信号Siが、輝度信号の帯域内で
輝度信号と色信号とが帯域共有多重化されている信号形
態の複合映像信号(複合カラー映像信号)である場合の
構成例を示しており、この第1図示の記録装置では入力
された複合映像信号中の搬送色信号をYC分離回路YCSに
よって分離して得た搬送色信号Scを、図中の一点鎖線枠
内に示されている周知構成の低域変換色信号処理回路に
よって、よく知られているフェーズシフト方式の適用に
より低域変換搬送色信号に変換するようにしている。な
お、第1図中に一点鎖線枠で示されている低域変換色信
号処理回路の動作は周知であるから、それの詳細な説明
は省略する。
前記したYC分離回路YCSから出力された輝度信号Syは
自動利得制御回路AGCにおいて利得制御が行われた後
に、付加信号付加挿入回路APACに供給される。前記した
自動制御回路AGCとしては、第18図を参照して既述した
周知構成の自動利得制御回路が使用できる。なお、この
自動利得制御回路AGCは必要に応じて設けられてもよい
ものであり、自動利得制御回路AGCが設けられない場合
には、手動の利得制御回路によって利得が設定されるよ
うになされる。
自動利得制御回路AGCにおいて利得制御が行われた後
に、付加信号付加挿入回路APACに供給される。前記した
自動制御回路AGCとしては、第18図を参照して既述した
周知構成の自動利得制御回路が使用できる。なお、この
自動利得制御回路AGCは必要に応じて設けられてもよい
ものであり、自動利得制御回路AGCが設けられない場合
には、手動の利得制御回路によって利得が設定されるよ
うになされる。
SEPaは同期分離回路であり、この同期分離回路SEPaに
よって輝度信号Syから分離された複合同期信号は、自動
利得制御回路AGCとハーフHパルスキラー回路H/2PKC1
と、垂直同期信号分離回路SEPvとに供給される。
よって輝度信号Syから分離された複合同期信号は、自動
利得制御回路AGCとハーフHパルスキラー回路H/2PKC1
と、垂直同期信号分離回路SEPvとに供給される。
前記した垂直同期信号分離回路SEPvによって分離され
た垂直同期信号Svは、増幅器A1と位相比較器PCOMPとに
供給されるが、前記の増幅器A1で増幅された垂直同期信
号はコントロールヘッドHcに供給されて磁気テープTに
コントロール信号として記録され、また、前記した位相
比較器PCOMPに供給された垂直同期信号は、回転ドラム
の駆動モータRDMの回転位相の基準位相(回転ドラムの
回転位相の基準位相)と対応するパルスを発生するパル
ス発生器PGからのパルスと位相比較される。
た垂直同期信号Svは、増幅器A1と位相比較器PCOMPとに
供給されるが、前記の増幅器A1で増幅された垂直同期信
号はコントロールヘッドHcに供給されて磁気テープTに
コントロール信号として記録され、また、前記した位相
比較器PCOMPに供給された垂直同期信号は、回転ドラム
の駆動モータRDMの回転位相の基準位相(回転ドラムの
回転位相の基準位相)と対応するパルスを発生するパル
ス発生器PGからのパルスと位相比較される。
前記した位相比較器PCOMPから出力された誤差信号は
加算器ADD2に供給されるが、この加算器ADD2には周波数
ゼネレータFGによって発生された信号が増幅器A2で増幅
された後に周波数−電圧変換器FVCにより変換された電
圧も供給されているから、前記した加算器ADD2からは前
記した両信号の和信号が出力される。
加算器ADD2に供給されるが、この加算器ADD2には周波数
ゼネレータFGによって発生された信号が増幅器A2で増幅
された後に周波数−電圧変換器FVCにより変換された電
圧も供給されているから、前記した加算器ADD2からは前
記した両信号の和信号が出力される。
前記した加算器ADD2の出力信号は増幅器A3によって増
幅された後に回転ドラムの駆動モータRDMに駆動電力と
して供給されるから、前記のようなドラムサーボ系の動
作によって回転ドラムの駆動モータRDM(回転ドラム)
は、記録の対象にされている複合映像信号中の垂直同期
信号に位相同期した状態で所定の回転数で駆動回転され
る。
幅された後に回転ドラムの駆動モータRDMに駆動電力と
して供給されるから、前記のようなドラムサーボ系の動
作によって回転ドラムの駆動モータRDM(回転ドラム)
は、記録の対象にされている複合映像信号中の垂直同期
信号に位相同期した状態で所定の回転数で駆動回転され
る。
前記のように自動利得制御回路AGCにおいて利得制御
が行われた後に、付加信号付加挿入回路APACに供給され
た輝度信号には、他の図面を参照して後述されている付
加信号付加挿入回路APACの動作によって、擬似水平同期
パルスと前記した擬似水平同期パルスに後続する時間位
置で白レベル方向に突出している如き形態を有するパル
スとの組合わせにより構成されている付加信号が、後述
されているような多様な付加態様で輝度信号の垂直帰線
消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め
定められた推定走査期間中に挿入付加される。
が行われた後に、付加信号付加挿入回路APACに供給され
た輝度信号には、他の図面を参照して後述されている付
加信号付加挿入回路APACの動作によって、擬似水平同期
パルスと前記した擬似水平同期パルスに後続する時間位
置で白レベル方向に突出している如き形態を有するパル
スとの組合わせにより構成されている付加信号が、後述
されているような多様な付加態様で輝度信号の垂直帰線
消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め
定められた推定走査期間中に挿入付加される。
前記した付加信号付加挿入回路APACからの出力信号
は、プリエンファシス回路PECにおいてプリエンファシ
スされた後に、周波数変調器FMODに信号波として供給さ
れ、周波数変調器FMODでは所定の周波数を有する搬送波
が前記した信号波によって周波数変調されている周波数
変調波信号を出力して、それを加算器ADD1に供給する。
は、プリエンファシス回路PECにおいてプリエンファシ
スされた後に、周波数変調器FMODに信号波として供給さ
れ、周波数変調器FMODでは所定の周波数を有する搬送波
が前記した信号波によって周波数変調されている周波数
変調波信号を出力して、それを加算器ADD1に供給する。
前記の加算器ADD1では前記した周波数変調波信号と、
既述した低域変換色信号処理回路から出力された低域変
換搬送色信号との加算を行って、それからの出力信号を
記録増幅器RAに供給する。前記した記録増幅器RAからの
出力信号は、磁気テープTに記録されるべき記録信号で
あり、それは磁気ヘッドHv(回転磁気ヘッドHv)によっ
て磁気テープTに記録され、記録済記録媒体が作成され
るのである。
既述した低域変換色信号処理回路から出力された低域変
換搬送色信号との加算を行って、それからの出力信号を
記録増幅器RAに供給する。前記した記録増幅器RAからの
出力信号は、磁気テープTに記録されるべき記録信号で
あり、それは磁気ヘッドHv(回転磁気ヘッドHv)によっ
て磁気テープTに記録され、記録済記録媒体が作成され
るのである。
次に、第1図を参照して既述した付加信号付加挿入回
路APACにおいて複合映像信号における垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中に挿入付加される付加信号について第
2図、その他の図面を参照して説明する。
路APACにおいて複合映像信号における垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中に挿入付加される付加信号について第
2図、その他の図面を参照して説明する。
第2図の(a)〜(h)は複合映像信号における垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間中に挿入付加された状態の
付加信号、その他の信号を例示している波形図であっ
て、第2図においてShは水平同期信号、1Hは1水平走査
期間、Cbはカラーバースト信号、Sdはデジタルデータ、
Slはランプ信号、Swlは白100%に対応する信号レベルを
有する信号、Sh′は複合映像信号における水平同期信号
に比較して波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる
擬似水平同期パルス、Paは前記の擬似水平同期パルスPh
に後続する時間位置で白レベル方向に突出している如き
形態を有するパルスであり、複合映像信号における水平
同期信号に比較して波高値が大でパルス巾の狭いパルス
からなる擬似水平同期パルスSh′とパルスPaとの組合わ
せによって構成される信号が付加信号Sadである。
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間中に挿入付加された状態の
付加信号、その他の信号を例示している波形図であっ
て、第2図においてShは水平同期信号、1Hは1水平走査
期間、Cbはカラーバースト信号、Sdはデジタルデータ、
Slはランプ信号、Swlは白100%に対応する信号レベルを
有する信号、Sh′は複合映像信号における水平同期信号
に比較して波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる
擬似水平同期パルス、Paは前記の擬似水平同期パルスPh
に後続する時間位置で白レベル方向に突出している如き
形態を有するパルスであり、複合映像信号における水平
同期信号に比較して波高値が大でパルス巾の狭いパルス
からなる擬似水平同期パルスSh′とパルスPaとの組合わ
せによって構成される信号が付加信号Sadである。
第2図の(a)〜(h)の各波形図の記載から明らか
なように、付加信号Sadは水平同期信号Shと同一の極性
で、かつ、複合映像信号における水平同期信号に比較し
て波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水平
同期パルスSh′と、水平同期信号Shとは反対極性のパル
スPaとが組になって構成されているものであるから、そ
れが1水平走査期間の全期間にわたって存在するような
状態で挿入付加された場合には、記録再生の対象にされ
ている複合映像信号が複合カラー映像信号のときの色信
号の処理動作に対して不都合を生じさせることも起き
る。
なように、付加信号Sadは水平同期信号Shと同一の極性
で、かつ、複合映像信号における水平同期信号に比較し
て波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水平
同期パルスSh′と、水平同期信号Shとは反対極性のパル
スPaとが組になって構成されているものであるから、そ
れが1水平走査期間の全期間にわたって存在するような
状態で挿入付加された場合には、記録再生の対象にされ
ている複合映像信号が複合カラー映像信号のときの色信
号の処理動作に対して不都合を生じさせることも起き
る。
すなわち、記録再生の対象にされている複合映像信号
が複合カラー映像信号のときの色信号の処理が、複合映
像信号中に含まれている水平同期信号に基づいて発生さ
せた信号を用いて行われるようになされている色信号処
理回路によって、色信号の処理が行われる場合には、色
信号処理回路中にH/2パルスキラー回路を設けて、複合
映像信号の垂直帰線消去期間中に存在している等価パル
スが除去されるようにしているが、第2図に示されてい
るように、水平同期信号Shと同じ極性で、かつ、複合映
像信号における水平同期信号に比較して波高値が大でパ
ルス巾の狭いパルスからなる擬似水平同期パルスSh′を
有する付加信号が水平走査期間内に付加挿入されたと
き、付加信号の一部を構成している擬似水平同期パルス
Sh′が色信号処理回路中に設けられているH/2パルスキ
ラー回路によって除去され得ないような信号部分にも存
在する場合には、当然のことながら色信号処理回路にお
ける色信号処理動作が不満足なものになって、再生画像
の色に乱れが生じることになるからである。
が複合カラー映像信号のときの色信号の処理が、複合映
像信号中に含まれている水平同期信号に基づいて発生さ
せた信号を用いて行われるようになされている色信号処
理回路によって、色信号の処理が行われる場合には、色
信号処理回路中にH/2パルスキラー回路を設けて、複合
映像信号の垂直帰線消去期間中に存在している等価パル
スが除去されるようにしているが、第2図に示されてい
るように、水平同期信号Shと同じ極性で、かつ、複合映
像信号における水平同期信号に比較して波高値が大でパ
ルス巾の狭いパルスからなる擬似水平同期パルスSh′を
有する付加信号が水平走査期間内に付加挿入されたと
き、付加信号の一部を構成している擬似水平同期パルス
Sh′が色信号処理回路中に設けられているH/2パルスキ
ラー回路によって除去され得ないような信号部分にも存
在する場合には、当然のことながら色信号処理回路にお
ける色信号処理動作が不満足なものになって、再生画像
の色に乱れが生じることになるからである。
それで、複合映像信号の垂直帰線消去期間中の選択さ
れた部分に挿入されるされるべき付加信号Sadは、それ
の擬似水平同期パルスSh′がH/2パルスキラー回路の動
作によって良好に除去され得るような信号部分に付加挿
入されていることが必要とされる。そして、通常H/2パ
ルスキラー回路としては、1水平走査期間の80%の期間
内のパルスが除去できるような機能を備えているものが
使用されていることが多いから、前記した付加信号Sad
が例えば1水平走査期間の略々80%以内の部分に付加挿
入されるような実施の態様とされてもよい。
れた部分に挿入されるされるべき付加信号Sadは、それ
の擬似水平同期パルスSh′がH/2パルスキラー回路の動
作によって良好に除去され得るような信号部分に付加挿
入されていることが必要とされる。そして、通常H/2パ
ルスキラー回路としては、1水平走査期間の80%の期間
内のパルスが除去できるような機能を備えているものが
使用されていることが多いから、前記した付加信号Sad
が例えば1水平走査期間の略々80%以内の部分に付加挿
入されるような実施の態様とされてもよい。
前記のように、色信号処理回路中に設けられているH/
2パルスキラー回路の存在によって付加信号Sadが付加挿
入されるべき信号部分に制約が生じるのは、付加信号Sa
dの構成の一部分に水平同期信号Shと同じ極性を有する
擬似水平同期パルスSh′があるためであって、水平同期
信号Shとは逆極性の信号、すなわち、白レベル方向に突
出する如き極性の他の信号が付加されるようにしても、
前記した他の信号の存在が色信号処理回路における色信
号処理に際して支障を与えるようなことは起こらない。
2パルスキラー回路の存在によって付加信号Sadが付加挿
入されるべき信号部分に制約が生じるのは、付加信号Sa
dの構成の一部分に水平同期信号Shと同じ極性を有する
擬似水平同期パルスSh′があるためであって、水平同期
信号Shとは逆極性の信号、すなわち、白レベル方向に突
出する如き極性の他の信号が付加されるようにしても、
前記した他の信号の存在が色信号処理回路における色信
号処理に際して支障を与えるようなことは起こらない。
それで、付加信号Sadが付加挿入される1水平走査期
間における付加信号Sadが付加挿入された期間以外の部
分に対して、第2図の(d)に示されているようにラン
プ信号Slを挿入したり、第2図の(e)に示されている
ようにデジタルデータ信号Sdを挿入したり、第2図の
(f)に示されているように白100%に対応する信号レ
ベルを有する信号Swlを挿入したりすることができるの
である。
間における付加信号Sadが付加挿入された期間以外の部
分に対して、第2図の(d)に示されているようにラン
プ信号Slを挿入したり、第2図の(e)に示されている
ようにデジタルデータ信号Sdを挿入したり、第2図の
(f)に示されているように白100%に対応する信号レ
ベルを有する信号Swlを挿入したりすることができるの
である。
なお、前記した第2図の(d)中に示されているラン
プ信号Slは、例えば、記録再生動作に伴ってチャンネル
毎に受けたDCオフセット、ゲイン差、非直線歪に起因し
て生じる波形歪を自動的に除去するための基準信号とし
て用いられる信号である。
プ信号Slは、例えば、記録再生動作に伴ってチャンネル
毎に受けたDCオフセット、ゲイン差、非直線歪に起因し
て生じる波形歪を自動的に除去するための基準信号とし
て用いられる信号である。
複合映像信号における垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間中に挿入付加されるべき付加信号Sadの付加の態様
は、後述の本発明の実施の態様に関する記述中でも詳細
に説明されるように種々雑多な形式のものとして実施可
能なものであり、例えば、複合映像信号における垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予
め定められた水平走査期間中に挿入付加されるべき付加
信号Sadが、第2図の(a)〜(f)に例示されている
もののように、時間軸上で隣接する付加信号Sadが時間
軸上で等間隔に配置されるようになされたり、あるいは
第2図の(g),(h)に例示されているもののよう
に、時間軸上で隣接する付加信号Sadが時間軸上で等間
隔でないように配置されるようになされたりしてもよい
から、第2図の(g),(h)に例示されているものの
ように、時間軸上で隣接する付加信号Sadが時間軸上で
等間隔でないように配置される場合には、隣接する付加
信号Sadにおける擬似水平同期パルスSh′の時間間隔に
よって、他の情報例えば記録内容に関する情報(チャプ
ターナンバー、プログラムコード、ページナンバー)が
示されるようにすることもできる。
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間中に挿入付加されるべき付加信号Sadの付加の態様
は、後述の本発明の実施の態様に関する記述中でも詳細
に説明されるように種々雑多な形式のものとして実施可
能なものであり、例えば、複合映像信号における垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予
め定められた水平走査期間中に挿入付加されるべき付加
信号Sadが、第2図の(a)〜(f)に例示されている
もののように、時間軸上で隣接する付加信号Sadが時間
軸上で等間隔に配置されるようになされたり、あるいは
第2図の(g),(h)に例示されているもののよう
に、時間軸上で隣接する付加信号Sadが時間軸上で等間
隔でないように配置されるようになされたりしてもよい
から、第2図の(g),(h)に例示されているものの
ように、時間軸上で隣接する付加信号Sadが時間軸上で
等間隔でないように配置される場合には、隣接する付加
信号Sadにおける擬似水平同期パルスSh′の時間間隔に
よって、他の情報例えば記録内容に関する情報(チャプ
ターナンバー、プログラムコード、ページナンバー)が
示されるようにすることもできる。
第2図の(g),(h)中の「1」「0」などの表示
は、隣接する付加信号Sadにおける擬似水平同期パルスS
h′の時間間隔が他の情報を示していることを例示した
ものである。
は、隣接する付加信号Sadにおける擬似水平同期パルスS
h′の時間間隔が他の情報を示していることを例示した
ものである。
本発明において複合映像信号に付加挿入される付加信
号Sadは、複合映像信号における水平同期信号Shに比較
して波高値が大でパルス巾が狭い擬似水平同期パルスS
h′と時間軸上で前記の擬似水平同期パルスに後続する
時間位置に前記の擬似水平同期パルスSh′とは逆極性を
有して白レベル方向に突出する如き形態のパルスPaの対
によって構成されたものになされているが、前記のよう
に擬似水平同期パルスSh′の波高値を水平同期信号Shの
波高値よりも大きくしているのは、周波数特性の悪いVT
Rに狭いパルス巾の擬似水平同期パルスSh′を有する付
加信号SadがVTRの記録系の自動利得制御回路AGCに供給
された場合であっても、前記の付加信号Sadによって確
実な盗録防止効果が得られるようにするためである。
号Sadは、複合映像信号における水平同期信号Shに比較
して波高値が大でパルス巾が狭い擬似水平同期パルスS
h′と時間軸上で前記の擬似水平同期パルスに後続する
時間位置に前記の擬似水平同期パルスSh′とは逆極性を
有して白レベル方向に突出する如き形態のパルスPaの対
によって構成されたものになされているが、前記のよう
に擬似水平同期パルスSh′の波高値を水平同期信号Shの
波高値よりも大きくしているのは、周波数特性の悪いVT
Rに狭いパルス巾の擬似水平同期パルスSh′を有する付
加信号SadがVTRの記録系の自動利得制御回路AGCに供給
された場合であっても、前記の付加信号Sadによって確
実な盗録防止効果が得られるようにするためである。
すなわち、パルス巾が水平同期信号Shのパルス巾より
も狭い擬似水平同期パルスSh′と時間軸上で前記の擬似
水平同期パルスに後続する時間位置に前記の擬似水平同
期パルスSh′とは逆極性を有して白レベル方向に突出す
る如き形態のパルスPaの対によって構成される付加信号
Sadにおける擬似水平同期パルスSh′の波高値が複合映
像信号の水平同期信号Shの波高値と同じ場合に、その付
加信号Sadが付加挿入されている複合映像信号が周波数
特性の悪いVTRに供給されたときは、付加信号Sadにおけ
る擬似水平同期パルスSh′が複合映像信号の水平同期信
号よりも波高値の小さなものになり、VTRの自動利得制
御回路における既述のような動作に基づく盗録防止効果
が得られないことも起こる可能性もあるが、本発明のよ
うに複合映像信号における水平同期信号Shに比較して波
高値が大でパルス巾が狭い擬似水平同期パルスSh′と時
間軸上で前記の擬似水平同期パルスに後続する時間位置
に前記の擬似水平同期パルスSh′とは逆極性を有して白
レベル方向に突出する如き形態のパルスPaの対によって
構成させた付加信号Sadを複合映像信号に付加挿入する
ことにより、盗録に使用されるVTRが、たとえ周波数特
性の悪いVTRであったとしても前記の付加信号Sadの存在
により確実な盗録防止効果が得られるようにすることが
できるのである。
も狭い擬似水平同期パルスSh′と時間軸上で前記の擬似
水平同期パルスに後続する時間位置に前記の擬似水平同
期パルスSh′とは逆極性を有して白レベル方向に突出す
る如き形態のパルスPaの対によって構成される付加信号
Sadにおける擬似水平同期パルスSh′の波高値が複合映
像信号の水平同期信号Shの波高値と同じ場合に、その付
加信号Sadが付加挿入されている複合映像信号が周波数
特性の悪いVTRに供給されたときは、付加信号Sadにおけ
る擬似水平同期パルスSh′が複合映像信号の水平同期信
号よりも波高値の小さなものになり、VTRの自動利得制
御回路における既述のような動作に基づく盗録防止効果
が得られないことも起こる可能性もあるが、本発明のよ
うに複合映像信号における水平同期信号Shに比較して波
高値が大でパルス巾が狭い擬似水平同期パルスSh′と時
間軸上で前記の擬似水平同期パルスに後続する時間位置
に前記の擬似水平同期パルスSh′とは逆極性を有して白
レベル方向に突出する如き形態のパルスPaの対によって
構成させた付加信号Sadを複合映像信号に付加挿入する
ことにより、盗録に使用されるVTRが、たとえ周波数特
性の悪いVTRであったとしても前記の付加信号Sadの存在
により確実な盗録防止効果が得られるようにすることが
できるのである。
また、前記した第2図の(a)〜(c)に示されてい
る付加信号Sadは、複合映像信号における垂直帰線消去
期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定め
られた水平走査期間中に挿入付加されるべき付加信号Sa
dが、擬似水平同期パルスSh′と対をなして付加信号Sad
を構成しているパルスPa、すなわち、擬似水平同期パル
スSh′とは逆極性を有して白レベル方向に突出する如き
形態のパルスPaが、それぞれ異なる波高値を有するよう
なものとされている場合を例示しているものであり、第
2図の(a)は擬似水平同期パルスSh′と対をなして付
加信号Sadを構成しているパルスPaが白100%の信号レベ
ルを有するものとなされている場合を示し、第2図の
(b)は擬似水平同期パルスSh′と対をなして付加信号
Sadを構成しているパルスPaが白60%の信号レベルを有
するものとなされている場合を示し、第2図の(c)は
擬似水平同期パルスSh′と対をなして付加信号Sadを構
成しているパルスPaが白20%の信号レベルを有するもの
となされている場合を示している。
る付加信号Sadは、複合映像信号における垂直帰線消去
期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定め
られた水平走査期間中に挿入付加されるべき付加信号Sa
dが、擬似水平同期パルスSh′と対をなして付加信号Sad
を構成しているパルスPa、すなわち、擬似水平同期パル
スSh′とは逆極性を有して白レベル方向に突出する如き
形態のパルスPaが、それぞれ異なる波高値を有するよう
なものとされている場合を例示しているものであり、第
2図の(a)は擬似水平同期パルスSh′と対をなして付
加信号Sadを構成しているパルスPaが白100%の信号レベ
ルを有するものとなされている場合を示し、第2図の
(b)は擬似水平同期パルスSh′と対をなして付加信号
Sadを構成しているパルスPaが白60%の信号レベルを有
するものとなされている場合を示し、第2図の(c)は
擬似水平同期パルスSh′と対をなして付加信号Sadを構
成しているパルスPaが白20%の信号レベルを有するもの
となされている場合を示している。
なお、擬似水平同期パルスSh′と対をなして付加信号
Sadを構成するパルスPaが、どのような波高値のものに
設定されるべきかは任意である。
Sadを構成するパルスPaが、どのような波高値のものに
設定されるべきかは任意である。
擬似水平同期パルスSh′に後続する時間位置で、白レ
ベル方向に突出している如き形態を有するパルスPaとの
組合わせにより構成されている付加信号Sadを例示した
第2図においては、例示されている何れのものでも、あ
る1水平走査期間内においては同一信号形態の付加信号
Sadが時間軸上に配置されているものとして示されてい
るが、実施に当って、1水平走査期間内に複数種類の付
加信号Sadが時間軸上に配置されるようになされてもよ
い。
ベル方向に突出している如き形態を有するパルスPaとの
組合わせにより構成されている付加信号Sadを例示した
第2図においては、例示されている何れのものでも、あ
る1水平走査期間内においては同一信号形態の付加信号
Sadが時間軸上に配置されているものとして示されてい
るが、実施に当って、1水平走査期間内に複数種類の付
加信号Sadが時間軸上に配置されるようになされてもよ
い。
前記した付加信号Sadは第1図に関する説明中で述べ
たように、付加信号付加挿入回路APACにおいて、輝度信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間中に挿入付加され
るのであるが、付加信号付加挿入回路APACにおける輝度
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分の予め定められた水平走査期間としては、付加信号Sa
dの付加挿入によってもVTRにおける再生動作に悪影響を
与えることがなく、また、垂直帰線消去期間内に既に挿
入されている他の信号の情報内容にも支障を与えること
がないような水平走査期間が選択使用されるのである。
たように、付加信号付加挿入回路APACにおいて、輝度信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間中に挿入付加され
るのであるが、付加信号付加挿入回路APACにおける輝度
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分の予め定められた水平走査期間としては、付加信号Sa
dの付加挿入によってもVTRにおける再生動作に悪影響を
与えることがなく、また、垂直帰線消去期間内に既に挿
入されている他の信号の情報内容にも支障を与えること
がないような水平走査期間が選択使用されるのである。
前記した付加信号付加挿入回路APACで行われる輝度信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間に対する付加信号
Sadの付加挿入の態様は、既述もしたように種々雑多な
ものとして実施されうるのであるが、以下、付加信号付
加挿入回路APACで行われる輝度信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間に対する付加信号Sadの付加挿入の態様
の代表例について述べる。
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間に対する付加信号
Sadの付加挿入の態様は、既述もしたように種々雑多な
ものとして実施されうるのであるが、以下、付加信号付
加挿入回路APACで行われる輝度信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間に対する付加信号Sadの付加挿入の態様
の代表例について述べる。
1.予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対してTa
〈Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設定し(以下の
設例ではTa=0.5秒、Tb=45秒として説明されてい
る)、時間軸上で相次ぐ順次のTbの時間における最初の
Tbにおいては、その時間中の順次のTaの時間毎に、輝度
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた水平走査期間に付加挿入され
るべき付加信号Sadが、それぞれ異なった2種類のもの
に順次交互に変更されるようにし、前記した最初のTbの
時間に引続くTbの時間中においては、前記した最初のTb
の時間中で選択使用された付加信号Sadとは異なる他の
1種類の付加信号Sadだけが選択使用されるようにす
る、という付加信号Sadの選択使用態様が、時間軸上で
連続する相次ぐTbの時間について順次交互に繰返され
て、付加信号付加挿入回路APACにおける輝度信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分の予め定
められた水平走査期間に対する付加信号Sadの付加挿入
が行われるようにする。
〈Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設定し(以下の
設例ではTa=0.5秒、Tb=45秒として説明されてい
る)、時間軸上で相次ぐ順次のTbの時間における最初の
Tbにおいては、その時間中の順次のTaの時間毎に、輝度
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた水平走査期間に付加挿入され
るべき付加信号Sadが、それぞれ異なった2種類のもの
に順次交互に変更されるようにし、前記した最初のTbの
時間に引続くTbの時間中においては、前記した最初のTb
の時間中で選択使用された付加信号Sadとは異なる他の
1種類の付加信号Sadだけが選択使用されるようにす
る、という付加信号Sadの選択使用態様が、時間軸上で
連続する相次ぐTbの時間について順次交互に繰返され
て、付加信号付加挿入回路APACにおける輝度信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分の予め定
められた水平走査期間に対する付加信号Sadの付加挿入
が行われるようにする。
前記のようにして付加信号付加挿入回路APACにおいて
行われる輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分における予め定められた水平走査期間に
対する付加信号Sadの付加挿入の態様について第2図に
例示されている付加信号Sadを参照し、かつ、具体的な
数値を入れて説明すると次のとおりである。
行われる輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分における予め定められた水平走査期間に
対する付加信号Sadの付加挿入の態様について第2図に
例示されている付加信号Sadを参照し、かつ、具体的な
数値を入れて説明すると次のとおりである。
時間軸上で相次ぐ順次の45秒毎に区切った時間を設定
し、また、前記した各45秒の時間中でさらに0.5秒毎に
区切った時間を設定し、まず、最初の45秒間において
は、その時間中における順次の0.5秒間の時間中に輝度
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた水平走査期間に付加挿入され
るべき付加信号Sadとして、最初の0.5秒間には第2図の
(b)に示されているものが選択使用され、また、次の
0.5秒間においては第2図の(c)に示されているもの
が選択使用され、さらに次の0.5秒間においては第2図
の(b)に示されているものが選択使用される、という
ように、時間軸上で相続く順次の0.5秒間毎に、第2図
の(b)に示されている付加信号Sadと、第2図の
(c)に示されている付加信号Sadとが順次交互に選択
使用されるようにし、次に、前記した最初の45秒間に引
続く次の45秒間においては、その時間中における輝度信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間に付加挿入される
べき付加信号Sadとして、第2図の(a)に示されてい
るものが選択使用されるようにする、というような付加
信号Sadの選択使用態様が、相続く順次の45秒間につい
て順次交互に繰返されるようにするのである。
し、また、前記した各45秒の時間中でさらに0.5秒毎に
区切った時間を設定し、まず、最初の45秒間において
は、その時間中における順次の0.5秒間の時間中に輝度
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた水平走査期間に付加挿入され
るべき付加信号Sadとして、最初の0.5秒間には第2図の
(b)に示されているものが選択使用され、また、次の
0.5秒間においては第2図の(c)に示されているもの
が選択使用され、さらに次の0.5秒間においては第2図
の(b)に示されているものが選択使用される、という
ように、時間軸上で相続く順次の0.5秒間毎に、第2図
の(b)に示されている付加信号Sadと、第2図の
(c)に示されている付加信号Sadとが順次交互に選択
使用されるようにし、次に、前記した最初の45秒間に引
続く次の45秒間においては、その時間中における輝度信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間に付加挿入される
べき付加信号Sadとして、第2図の(a)に示されてい
るものが選択使用されるようにする、というような付加
信号Sadの選択使用態様が、相続く順次の45秒間につい
て順次交互に繰返されるようにするのである。
2.予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対してTa
〈Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設定し(以下の
設例ではTa=0.5秒、Tb=45秒として説明されてい
る)、時間軸上で相次ぐ順次のTbの時間中における順次
のTaの時間毎に、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直
同期信号期間を除く部分における予め定められた水平走
査期間に付加挿入されるべき付加信号Sadが、それぞれ
異なった2種類のものに順次交互に変更されるようにす
るとともに、前記のように相次ぐTaの時間毎にそれぞれ
異なった2種類のものに順次交互に変更される異なった
2種類のものの組合わせが、順次のTbの時間毎に変更さ
れるようにして、付加信号付加挿入回路APACにおいて輝
度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分における予め定められた水平走査期間に対して付加
信号Sadの付加挿入が行われるようにする。
〈Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設定し(以下の
設例ではTa=0.5秒、Tb=45秒として説明されてい
る)、時間軸上で相次ぐ順次のTbの時間中における順次
のTaの時間毎に、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直
同期信号期間を除く部分における予め定められた水平走
査期間に付加挿入されるべき付加信号Sadが、それぞれ
異なった2種類のものに順次交互に変更されるようにす
るとともに、前記のように相次ぐTaの時間毎にそれぞれ
異なった2種類のものに順次交互に変更される異なった
2種類のものの組合わせが、順次のTbの時間毎に変更さ
れるようにして、付加信号付加挿入回路APACにおいて輝
度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分における予め定められた水平走査期間に対して付加
信号Sadの付加挿入が行われるようにする。
前記のようにして付加信号付加挿入回路APACにおいて
行われる輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分における予め定められた水平走査期間に
対する付加信号Sadの付加挿入の態様について第2図に
例示されている付加信号Sadを参照し、かつ、具体的な
数値を入れて説明すると次のとおりである。
行われる輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分における予め定められた水平走査期間に
対する付加信号Sadの付加挿入の態様について第2図に
例示されている付加信号Sadを参照し、かつ、具体的な
数値を入れて説明すると次のとおりである。
時間軸上で相次ぐ順次の45秒毎に区切った時間を設定
し、また、前記した各45秒の時間中でさらに0.5秒毎に
区切った時間を設定し、まず、最初の45秒間において
は、その時間中における順次の0.5秒間の時間中に輝度
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた水平走査期間に付加挿入され
るべき付加信号Sadとして、最初の0.5秒間には第2図の
(a)に示されているものが選択使用され、また、次の
0.5秒間においては第2図の(b)に示されているもの
が選択使用され、さらに次の0.5秒間においては第2図
の(a)に示されているものが選択使用される、という
ように、時間軸上で相続く順次の0.5秒間毎に、第2図
の(a)に示されている付加信号Sadと、第2図の
(b)に示されている付加信号Sadとが順次交互に選択
使用されるようにし、次に、前記した最初の45秒間に引
続く次の45秒間においては、その時間中における輝度信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間に付加挿入される
べき付加信号Sadとして、その時間中における順次の0.5
秒間の時間中に輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間に付加挿入されるべき付加信号Sadとして、最初の
0.5秒間には第2図の(a)に示されているものが選択
使用され、また、次の0.5秒間においては第2図の
(c)に示されているものが選択使用され、さらに次の
0.5秒間においては第2図の(a)に示されているもの
が選択使用される、というように、時間軸上で相続く順
次の0.5秒間毎に、第2図の(a)に示されている付加
信号Sadと、第2図の(c)に示されている付加信号Sad
とが順次交互に選択使用されるようにする、というよう
な付加信号Sadの選択使用態様が、相続く順次の45秒間
について順次交互に繰返されるようにするのである。
し、また、前記した各45秒の時間中でさらに0.5秒毎に
区切った時間を設定し、まず、最初の45秒間において
は、その時間中における順次の0.5秒間の時間中に輝度
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた水平走査期間に付加挿入され
るべき付加信号Sadとして、最初の0.5秒間には第2図の
(a)に示されているものが選択使用され、また、次の
0.5秒間においては第2図の(b)に示されているもの
が選択使用され、さらに次の0.5秒間においては第2図
の(a)に示されているものが選択使用される、という
ように、時間軸上で相続く順次の0.5秒間毎に、第2図
の(a)に示されている付加信号Sadと、第2図の
(b)に示されている付加信号Sadとが順次交互に選択
使用されるようにし、次に、前記した最初の45秒間に引
続く次の45秒間においては、その時間中における輝度信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間に付加挿入される
べき付加信号Sadとして、その時間中における順次の0.5
秒間の時間中に輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間に付加挿入されるべき付加信号Sadとして、最初の
0.5秒間には第2図の(a)に示されているものが選択
使用され、また、次の0.5秒間においては第2図の
(c)に示されているものが選択使用され、さらに次の
0.5秒間においては第2図の(a)に示されているもの
が選択使用される、というように、時間軸上で相続く順
次の0.5秒間毎に、第2図の(a)に示されている付加
信号Sadと、第2図の(c)に示されている付加信号Sad
とが順次交互に選択使用されるようにする、というよう
な付加信号Sadの選択使用態様が、相続く順次の45秒間
について順次交互に繰返されるようにするのである。
3.前述の2つの例では、時間軸上で設定されるTa,Tbの
時間長が、それぞれ固定的なものとしていたが、前記し
た時間Ta,Tbが周期的、あるいはランダムに変化される
ようにして、前記した1.2.で説明したような付加信号Sa
dの選択使用態様を、相続く順次のTb,Taで順次交互に繰
返されるようにする。
時間長が、それぞれ固定的なものとしていたが、前記し
た時間Ta,Tbが周期的、あるいはランダムに変化される
ようにして、前記した1.2.で説明したような付加信号Sa
dの選択使用態様を、相続く順次のTb,Taで順次交互に繰
返されるようにする。
4.前記した1.2.の場合には、選択使用される付加信号の
種類の変更態様が周期的であったが、選択使用される付
加信号の種類の変更態様をランダムにする。
種類の変更態様が周期的であったが、選択使用される付
加信号の種類の変更態様をランダムにする。
5.前記した1.〜4.の場合には、複合映像信号のどの垂直
帰線消去期間中についても付加信号Sadが付加挿入され
るようにしていたが、付加信号Sadが複合映像信号の垂
直帰線消去期間中に付加挿入されない状態の時間Tbを周
期的あるいはランダムに設けるようにする。
帰線消去期間中についても付加信号Sadが付加挿入され
るようにしていたが、付加信号Sadが複合映像信号の垂
直帰線消去期間中に付加挿入されない状態の時間Tbを周
期的あるいはランダムに設けるようにする。
付加信号Sadの選択使用の態様としては、1.〜5.に例
示して説明したような選択使用態様の他に幾多の変形態
様による付加信号Sadの付加挿入態様が採用できること
はいうまでもない。
示して説明したような選択使用態様の他に幾多の変形態
様による付加信号Sadの付加挿入態様が採用できること
はいうまでもない。
次に、前記のように時間軸上で切換変更されて選択使
用される付加信号Sadが、どのようにして発生されるの
かについて第3図〜第13図等を参照して説明する。第3
図及び第4図は付加信号付加挿入回路APACの構成例を示
すブロック図であり、各図において5は複合映像信号の
入力端子、6は輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間中に付加信号Sadが挿入付加された状態の複合映像
信号の出力端子であり、第1図中に示されている付加信
号付加挿入回路APACにおける端子5,6は前記した第3図
及び第4図に例示している付加信号付加挿入回路APACに
おける端子5,6に対応しているものである(なお、第1
図中に示されている付加信号付加挿入回路APACには、垂
直同期信号Sv、その他の信号が他の回路部分から供給さ
れてもよいということを点線図示の接続線で示してい
る)。
用される付加信号Sadが、どのようにして発生されるの
かについて第3図〜第13図等を参照して説明する。第3
図及び第4図は付加信号付加挿入回路APACの構成例を示
すブロック図であり、各図において5は複合映像信号の
入力端子、6は輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間中に付加信号Sadが挿入付加された状態の複合映像
信号の出力端子であり、第1図中に示されている付加信
号付加挿入回路APACにおける端子5,6は前記した第3図
及び第4図に例示している付加信号付加挿入回路APACに
おける端子5,6に対応しているものである(なお、第1
図中に示されている付加信号付加挿入回路APACには、垂
直同期信号Sv、その他の信号が他の回路部分から供給さ
れてもよいということを点線図示の接続線で示してい
る)。
第3図は入力端子5に供給される複合映像信号が輝度
信号Syである場合の付加信号付加挿入回路APACの一例構
成を示すブロック図、第4図は入力端子5に供給される
複合映像信号が複合カラー映像信号輝度信号である場合
の付加信号付加挿入回路APACの一例構成を示すブロック
図であって、まず、第3図示の付加信号付加挿入回路AP
ACでは、入力端子5に供給された輝度信号Syはクランプ
回路7と同期分離回路SEPa1とに与えられる。前記の輝
度信号Syはクランプ回路7によってそれの同期信号の先
端部が所定の電位にクランプされた後に、切換スイッチ
SWにおける固定接点aに供給される。また同期分離回路
SEPa1から出力された複合同期信号は垂直同期分離回路S
EPv1とH/2パルスキラー回路H/2PKC1とに供給される。
信号Syである場合の付加信号付加挿入回路APACの一例構
成を示すブロック図、第4図は入力端子5に供給される
複合映像信号が複合カラー映像信号輝度信号である場合
の付加信号付加挿入回路APACの一例構成を示すブロック
図であって、まず、第3図示の付加信号付加挿入回路AP
ACでは、入力端子5に供給された輝度信号Syはクランプ
回路7と同期分離回路SEPa1とに与えられる。前記の輝
度信号Syはクランプ回路7によってそれの同期信号の先
端部が所定の電位にクランプされた後に、切換スイッチ
SWにおける固定接点aに供給される。また同期分離回路
SEPa1から出力された複合同期信号は垂直同期分離回路S
EPv1とH/2パルスキラー回路H/2PKC1とに供給される。
前記の垂直同期分離回路SEPv1で分離された垂直同期
信号が、直列接続された2個の単安定マルチバイブレー
タMM1,MM2における単安定マルチバイブレータMM1に供給
されて、前記した単安定マルチバイブレータMM2から垂
直同期信号に対して所定の時間位置で所定のパルス巾を
有するスイッチ切換制御信号が出力され、それが切換ス
イッチSWの切換制御端子に与えられると、前記した切換
スイッチSWの可動接点cは、垂直同期信号に対して所定
の時間位置で所定のパルス巾のスイッチ切換制御信号が
供給された期間に、固定接点a側から固定接点b側に切
換えられる。
信号が、直列接続された2個の単安定マルチバイブレー
タMM1,MM2における単安定マルチバイブレータMM1に供給
されて、前記した単安定マルチバイブレータMM2から垂
直同期信号に対して所定の時間位置で所定のパルス巾を
有するスイッチ切換制御信号が出力され、それが切換ス
イッチSWの切換制御端子に与えられると、前記した切換
スイッチSWの可動接点cは、垂直同期信号に対して所定
の時間位置で所定のパルス巾のスイッチ切換制御信号が
供給された期間に、固定接点a側から固定接点b側に切
換えられる。
そして、前記した切換スイッチSWの切換制御端子に供
給される切換制御信号が、輝度信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中に切換スイッチSWの可動接点cが固定
接点a側から固定接点b側に切換えられるようなものと
されることにより、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂
直同期信号期間を除く部分における予め定められた水平
走査期間中にだけ、固定接点bに供給されている付加信
号Sadが輝度信号中に付加挿入されることになる。
給される切換制御信号が、輝度信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中に切換スイッチSWの可動接点cが固定
接点a側から固定接点b側に切換えられるようなものと
されることにより、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂
直同期信号期間を除く部分における予め定められた水平
走査期間中にだけ、固定接点bに供給されている付加信
号Sadが輝度信号中に付加挿入されることになる。
なお、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分における複数個所の予め定められた水平
走査期間中に付加信号Sadが挿入されるようにするに
は、前記した垂直同期分離回路SEPv1によって分離され
た垂直同期信号の時間位置に基づいて、それぞれ異なる
所定の時間位置に、それぞれ所定のパルス巾のスイッチ
切換制御信号が出力されるようにすればよいのであり、
それは例えば、第3図中における垂直同期分離回路SEPv
1の出力端子と切換スイッチSWのスイッチ切換制御信号
の供給端子との間に、図中の2個の単安定マルチバイブ
レータMM1,MM2の直列接続回路と同様な2個の単安定マ
ルチバイブレータの直列接続回路(ただし、出力パルス
の時間位置を設定するための単安定マルチバイブレータ
の時定数は、それぞれ所定のように設定される必要があ
る)を所要の数だけ設ければよい。
期間を除く部分における複数個所の予め定められた水平
走査期間中に付加信号Sadが挿入されるようにするに
は、前記した垂直同期分離回路SEPv1によって分離され
た垂直同期信号の時間位置に基づいて、それぞれ異なる
所定の時間位置に、それぞれ所定のパルス巾のスイッチ
切換制御信号が出力されるようにすればよいのであり、
それは例えば、第3図中における垂直同期分離回路SEPv
1の出力端子と切換スイッチSWのスイッチ切換制御信号
の供給端子との間に、図中の2個の単安定マルチバイブ
レータMM1,MM2の直列接続回路と同様な2個の単安定マ
ルチバイブレータの直列接続回路(ただし、出力パルス
の時間位置を設定するための単安定マルチバイブレータ
の時定数は、それぞれ所定のように設定される必要があ
る)を所要の数だけ設ければよい。
さて、第3図示の付加信号付加挿入回路APACにおい
て、前記した切換スイッチSWの固定接点bには、付加信
号発生回路APGで発生された付加信号Sadが供給されるの
であるが、第3図中に示されている付加信号発生回路AP
Gは、使用されるべき所定の波形を有する付加信号が記
憶されているメモリMAを備えているものとして構成され
ている。
て、前記した切換スイッチSWの固定接点bには、付加信
号発生回路APGで発生された付加信号Sadが供給されるの
であるが、第3図中に示されている付加信号発生回路AP
Gは、使用されるべき所定の波形を有する付加信号が記
憶されているメモリMAを備えているものとして構成され
ている。
前記したメモリMAは、それがリードオンリーメモリで
あっても、あるいはランダムアクセスメモリであっても
よい。前記したメモリMAとしてランダムアクセスメモリ
が用いられた場合には、必要に応じ所定の任意の時間位
置に、所定の任意の波形の付加信号Sadが輝度信号の垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る水平走査期間中に挿入されるようにすることが可能と
なる。
あっても、あるいはランダムアクセスメモリであっても
よい。前記したメモリMAとしてランダムアクセスメモリ
が用いられた場合には、必要に応じ所定の任意の時間位
置に、所定の任意の波形の付加信号Sadが輝度信号の垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る水平走査期間中に挿入されるようにすることが可能と
なる。
前記したメモリMAは、前記したH/2パルスキラー回路H
/2PKC1からの出力パルスによってそれに記憶されている
付加信号Sadが読出される。図中の位相比較回路PCOMP1
と電圧制御発振器VCOとカウンタCUTとからなる一巡の回
路配置は、フェーズ・ロックド・ループ(PLL)で構成
されているクロックパルス発生回路であり、前記のクロ
ックパルス発生回路で発生されたクロックパルスはメモ
リMAからの付加信号Sadの読出しのタイミング信号とし
て使用される。
/2PKC1からの出力パルスによってそれに記憶されている
付加信号Sadが読出される。図中の位相比較回路PCOMP1
と電圧制御発振器VCOとカウンタCUTとからなる一巡の回
路配置は、フェーズ・ロックド・ループ(PLL)で構成
されているクロックパルス発生回路であり、前記のクロ
ックパルス発生回路で発生されたクロックパルスはメモ
リMAからの付加信号Sadの読出しのタイミング信号とし
て使用される。
メモリMAから読出された付加信号Sadは、クランプ回
路8によって付加信号Sadにおける擬似水平同期パルスS
h′の先端部が所定の電位に固定された後に切換スイッ
チSWの固定接点bに供給される。
路8によって付加信号Sadにおける擬似水平同期パルスS
h′の先端部が所定の電位に固定された後に切換スイッ
チSWの固定接点bに供給される。
次に、第4図に示されている付加信号付加挿入回路AP
ACにおいて、入力端子5に供給された複合カラー映像信
号はクランプ回路7と、同期分離回路SEPa1と、バース
トゲート回路BGCとに与えられる。前記の複合カラー映
像信号はクランプ回路7によってそれの同期信号の先端
部が所定の電位にクランプされた後に、切換スイッチSW
における固定接点aに供給される。また同期分離回路SE
Pa1から出力された複合同期信号は垂直同期分離回路SEP
v1と、H/2パルスキラー回路H/2PKC1とに供給される。
ACにおいて、入力端子5に供給された複合カラー映像信
号はクランプ回路7と、同期分離回路SEPa1と、バース
トゲート回路BGCとに与えられる。前記の複合カラー映
像信号はクランプ回路7によってそれの同期信号の先端
部が所定の電位にクランプされた後に、切換スイッチSW
における固定接点aに供給される。また同期分離回路SE
Pa1から出力された複合同期信号は垂直同期分離回路SEP
v1と、H/2パルスキラー回路H/2PKC1とに供給される。
前記した垂直同期分離回路SEPv1によって分離された
垂直同期信号は、直列接続されている2個の単安定マル
チバイブレータMM1,MM2における単安定マルチバイブレ
ータMM1に供給されることにより、前記した単安定マル
チバイブレータMM2からは、垂直同期信号に対して所定
の時間位置に所定のパルス巾を有するスイッチ切換制御
信号が出力されて、それがアンド回路ANDに一方入力と
して供給される。
垂直同期信号は、直列接続されている2個の単安定マル
チバイブレータMM1,MM2における単安定マルチバイブレ
ータMM1に供給されることにより、前記した単安定マル
チバイブレータMM2からは、垂直同期信号に対して所定
の時間位置に所定のパルス巾を有するスイッチ切換制御
信号が出力されて、それがアンド回路ANDに一方入力と
して供給される。
前記したアンド回路ANDには他入力として前記したH/2
パルスキラー回路H/2PKC1の出力パルスが供給される単
安定マルチバイブレータMM3と、前記の単安定マルチバ
イブレータMM3の出力パルスが供給される単安定マルチ
バイブレータMM4との直列接続回路の出力パルスが供給
されていて、アンド回路ANDからは第5図の(h)で示
されるような切換スイッチ制御信号Psw、すなわち、複
合カラー映像信号における垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分において、付加信号Sadが付加挿
入されるべき所定の水平走査期間を含む期間に切換スイ
ッチSWの可動接点cを固定接点b側に切換えるようにす
る切換スイッチ制御信号Pswが出力される。
パルスキラー回路H/2PKC1の出力パルスが供給される単
安定マルチバイブレータMM3と、前記の単安定マルチバ
イブレータMM3の出力パルスが供給される単安定マルチ
バイブレータMM4との直列接続回路の出力パルスが供給
されていて、アンド回路ANDからは第5図の(h)で示
されるような切換スイッチ制御信号Psw、すなわち、複
合カラー映像信号における垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分において、付加信号Sadが付加挿
入されるべき所定の水平走査期間を含む期間に切換スイ
ッチSWの可動接点cを固定接点b側に切換えるようにす
る切換スイッチ制御信号Pswが出力される。
それにより前記した切換スイッチSWの可動接点cは、
それの切換制御端子に前記のように垂直同期信号に対し
た所定の時間位置に所定のパルス巾を有するスイッチ切
換制御信号が供給された期間に、固定接点a側から固定
接点b側に切換えられる。
それの切換制御端子に前記のように垂直同期信号に対し
た所定の時間位置に所定のパルス巾を有するスイッチ切
換制御信号が供給された期間に、固定接点a側から固定
接点b側に切換えられる。
そして、前記した切換スイッチSWの切換制御端子に供
給される切換制御信号Pswによって切換スイッチSWの可
動接点cが固定接点a側から固定接点b側に切換えられ
ることにより、複合カラー映像信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中にだけ、固定接点bに供給されている
付加信号Sadが付加挿入されることになる。
給される切換制御信号Pswによって切換スイッチSWの可
動接点cが固定接点a側から固定接点b側に切換えられ
ることにより、複合カラー映像信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中にだけ、固定接点bに供給されている
付加信号Sadが付加挿入されることになる。
さて、第4図示の付加信号付加挿入回路APACにおい
て、前記した切換スイッチSWの固定接点bには、付加信
号発生回路APGで発生された付加信号Sadが利得調整回路
GADJを介して供給されるのであるが、第4図中に示され
ている付加信号発生回路APGは、遅延回路DL、ノア回路N
OR、加算聞ADD3で構成されているものとして示されてい
る。
て、前記した切換スイッチSWの固定接点bには、付加信
号発生回路APGで発生された付加信号Sadが利得調整回路
GADJを介して供給されるのであるが、第4図中に示され
ている付加信号発生回路APGは、遅延回路DL、ノア回路N
OR、加算聞ADD3で構成されているものとして示されてい
る。
そして、前記のように遅延回路DLと、ノア回路NOR、
及び、加算器ADD3で構成されている第4図中に示されて
いる付加信号発生回路APGは、単安定マルチバイブレー
タMM5,MM6、位相比較回路PCOMP1と電圧制御発振器VCOと
カウンタCUTとからなる一巡の回路配置によるフェーズ
・ロックド・ループ(PLL)、カウンタCUT1/53、フリッ
プフロップFFなどで構成されている回路配置で発生され
た第5図の(d)に示されるような信号P3が供給される
ことにより、第5図の(g)で示されるような信号P6を
発生して、それを利得調整回路GADJとクランプ回路8と
を介して切換スイッチSWの固定接点bに供給する。
及び、加算器ADD3で構成されている第4図中に示されて
いる付加信号発生回路APGは、単安定マルチバイブレー
タMM5,MM6、位相比較回路PCOMP1と電圧制御発振器VCOと
カウンタCUTとからなる一巡の回路配置によるフェーズ
・ロックド・ループ(PLL)、カウンタCUT1/53、フリッ
プフロップFFなどで構成されている回路配置で発生され
た第5図の(d)に示されるような信号P3が供給される
ことにより、第5図の(g)で示されるような信号P6を
発生して、それを利得調整回路GADJとクランプ回路8と
を介して切換スイッチSWの固定接点bに供給する。
第4図中の各所に記入されている記号P1〜P7,Pswなど
は、その各記号が表示されている部分に第5図の(b)
〜(i){第5図の(j)は第5図の(i)に示されて
いる信号P7とは異なる波形の信号の波形図である}に示
されている各信号が現われていることを示している。
は、その各記号が表示されている部分に第5図の(b)
〜(i){第5図の(j)は第5図の(i)に示されて
いる信号P7とは異なる波形の信号の波形図である}に示
されている各信号が現われていることを示している。
一例として第4図中に示されている回路配置におい
て、電圧制御発振器VCOで色副搬送波の4倍の繰返し周
波数4fscのクロックパルスを発生させ、単安定マルチバ
イブレータMM6から出力される第5図の(b)に示され
ているような信号によってリセットされるカウンタCUT1
/53により、前記した電圧制御発振器VCOで発生させた色
副搬送波の4倍の繰返し周波数4fscを有する信号を1/53
にカウントダウンするようにした場合には、カウンタCU
T1/53から出力される第5図の(c)に示されているよ
うな出力信号P2の繰返し周期は、色副搬送波の4倍の繰
返し周波数4fscの信号の繰返し周期69.84ナノ秒の53倍
の3.7マイクロ秒となる。
て、電圧制御発振器VCOで色副搬送波の4倍の繰返し周
波数4fscのクロックパルスを発生させ、単安定マルチバ
イブレータMM6から出力される第5図の(b)に示され
ているような信号によってリセットされるカウンタCUT1
/53により、前記した電圧制御発振器VCOで発生させた色
副搬送波の4倍の繰返し周波数4fscを有する信号を1/53
にカウントダウンするようにした場合には、カウンタCU
T1/53から出力される第5図の(c)に示されているよ
うな出力信号P2の繰返し周期は、色副搬送波の4倍の繰
返し周波数4fscの信号の繰返し周期69.84ナノ秒の53倍
の3.7マイクロ秒となる。
それで、この場合にフリップフロップFFから出力され
て付加信号発生回路APGに供給される第5図の(d)に
示されるような信号P3のパルス巾は3.7マイクロ秒とな
る。そして、付加信号発生回路APGにおける遅延回路DL
が、前記した信号P3に例えば2マイクロ秒の時間遅延を
与えるとすると、遅延回路DLから出力される第5図の
(e)に示されている出力信号P4と、前記した信号P3と
が供給されているノア回路NORの出力信号P5は第5図の
(f)に示されるものになる。
て付加信号発生回路APGに供給される第5図の(d)に
示されるような信号P3のパルス巾は3.7マイクロ秒とな
る。そして、付加信号発生回路APGにおける遅延回路DL
が、前記した信号P3に例えば2マイクロ秒の時間遅延を
与えるとすると、遅延回路DLから出力される第5図の
(e)に示されている出力信号P4と、前記した信号P3と
が供給されているノア回路NORの出力信号P5は第5図の
(f)に示されるものになる。
ノア回路NORの出力信号P5はレベル調整器VRによって
レベル調整が行われた後に加算器ADD3において、前記し
た遅延回路DLの出力信号P4と加算されることにより、加
算器ADD3からは第5図の(g)に示されるような波形の
信号P6が出力され、この信号P6が付加信号Sadとして利
得調整回路GADJとクランプ回路8とを介して、既述のよ
うに切換スイッチSWの固定接点bに供給されるのであ
る。
レベル調整が行われた後に加算器ADD3において、前記し
た遅延回路DLの出力信号P4と加算されることにより、加
算器ADD3からは第5図の(g)に示されるような波形の
信号P6が出力され、この信号P6が付加信号Sadとして利
得調整回路GADJとクランプ回路8とを介して、既述のよ
うに切換スイッチSWの固定接点bに供給されるのであ
る。
第4図中の付加信号発生回路APGにおいて前述のよう
にして発生される付加信号Sadは、第5図の(g)で明
らかなように各信号間に黒レベルの部分を備えているも
のであるが、付加信号としては第5図の(j)に例示さ
れている信号(P7)のように順次の信号間に黒レベルの
部分を備えていない信号波形のものも使用することがで
きる。
にして発生される付加信号Sadは、第5図の(g)で明
らかなように各信号間に黒レベルの部分を備えているも
のであるが、付加信号としては第5図の(j)に例示さ
れている信号(P7)のように順次の信号間に黒レベルの
部分を備えていない信号波形のものも使用することがで
きる。
そして、第5図の(j)に例示した信号は、第5図の
(d)に示されているフリップフロップFFの出力信号P3
を反転した信号を付加信号Sadとして利得調整回路GADJ
とクランプ回路8とを介して、切換スイッチSWの固定接
点bに供給することによって容易に得られるものであ
る。
(d)に示されているフリップフロップFFの出力信号P3
を反転した信号を付加信号Sadとして利得調整回路GADJ
とクランプ回路8とを介して、切換スイッチSWの固定接
点bに供給することによって容易に得られるものであ
る。
なお、複合カラー映像信号の垂直帰線消去期間内の垂
直同期信号期間を除く部分におけるとびとびの複数個所
の予め定められた水平走査期間中に付加信号Sadが挿入
されるようにするのには、前記した垂直同期分離回路SE
Pv1によって分離された垂直同期信号の時間位置に基づ
いて、前記のとびとびの所定の時間位置に、それぞれ所
定のパルス巾のスイッチ切換制御信号が出力されるよう
にすればよいのであり、それは例えば、第4図中におけ
る垂直同期分離回路SEPv1の出力端子と単安定マルチバ
イブレータMM2の出力端子との間に、図中の2個の単安
定マルチバイブレータMM1,MM2の直列接続回路と同様な
2個の単安定マルチバイブレータの直列接続回路(ただ
し、出力パルスの時間位置を設定するための単安定マル
チバイブレータの時定数は、それぞれ所定のように設定
される必要がある)を所要する数だけ設ければよい。
直同期信号期間を除く部分におけるとびとびの複数個所
の予め定められた水平走査期間中に付加信号Sadが挿入
されるようにするのには、前記した垂直同期分離回路SE
Pv1によって分離された垂直同期信号の時間位置に基づ
いて、前記のとびとびの所定の時間位置に、それぞれ所
定のパルス巾のスイッチ切換制御信号が出力されるよう
にすればよいのであり、それは例えば、第4図中におけ
る垂直同期分離回路SEPv1の出力端子と単安定マルチバ
イブレータMM2の出力端子との間に、図中の2個の単安
定マルチバイブレータMM1,MM2の直列接続回路と同様な
2個の単安定マルチバイブレータの直列接続回路(ただ
し、出力パルスの時間位置を設定するための単安定マル
チバイブレータの時定数は、それぞれ所定のように設定
される必要がある)を所要する数だけ設ければよい。
第3図及び第4図を参照して説明した付加信号付加挿
入回路APACは、第2図を参照して説明した付加信号Sa
d、すなわち擬似水平同期パルスと前記した擬似水平同
期パルスに後続する時間位置で白レベル方向に突出して
いる如き形態を有するパルスとの組合わせにより構成さ
れる付加信号Sadの1種類のものが複合映像信号に付加
挿入されるような構成のものであったが、本発明は複合
映像信号における水平同期信号に比較して波高値が大で
パルス巾の狭いパルスからなる擬似水平同期パルスSh′
とともに付加信号Sadの一部を構成している白レベル方
向に突出している如き形態を有するパルスPaの大きさが
それぞれ異なる複数種類の付加信号Sadの内から選択さ
れたものが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間中に挿入付加されている状態の複合映像信号に基づ
いて形成させた記録信号を記録媒体に記録してなる記録
済記録媒体及びその製作方法であるため、記録媒体で記
録の対象にしている複合映像信号には複合映像信号にお
ける水平同期信号に比較して波高値が大でパルス巾の狭
いパルスからなる擬似水平同期パルスSh′とともに付加
信号Sadの一部を構成している白レベル方向に突出して
いる如き形態を有するパルスPaの大きさがそれぞれ異な
る複数種類の付加信号Sadの内から選択されたものを複
合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を
除く部分における予め定められた水平走査期間中に挿入
付加されることが必要とされる。
入回路APACは、第2図を参照して説明した付加信号Sa
d、すなわち擬似水平同期パルスと前記した擬似水平同
期パルスに後続する時間位置で白レベル方向に突出して
いる如き形態を有するパルスとの組合わせにより構成さ
れる付加信号Sadの1種類のものが複合映像信号に付加
挿入されるような構成のものであったが、本発明は複合
映像信号における水平同期信号に比較して波高値が大で
パルス巾の狭いパルスからなる擬似水平同期パルスSh′
とともに付加信号Sadの一部を構成している白レベル方
向に突出している如き形態を有するパルスPaの大きさが
それぞれ異なる複数種類の付加信号Sadの内から選択さ
れたものが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間中に挿入付加されている状態の複合映像信号に基づ
いて形成させた記録信号を記録媒体に記録してなる記録
済記録媒体及びその製作方法であるため、記録媒体で記
録の対象にしている複合映像信号には複合映像信号にお
ける水平同期信号に比較して波高値が大でパルス巾の狭
いパルスからなる擬似水平同期パルスSh′とともに付加
信号Sadの一部を構成している白レベル方向に突出して
いる如き形態を有するパルスPaの大きさがそれぞれ異な
る複数種類の付加信号Sadの内から選択されたものを複
合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を
除く部分における予め定められた水平走査期間中に挿入
付加されることが必要とされる。
第6図、第7図及び第9図ならびに第11図は、前記の
ように複合映像信号における水平同期信号に比較して波
高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水平同期
パルスSh′とともに付加信号Sadの一部を構成している
白レベル方向に突出している如き形態を有するパルスPa
の大きさがそれぞれ異なる複数種類の付加信号Sadの内
から選択されたものを複合映像信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中に挿入付加されている状態の複合映像
信号を得るのに使用される回路配置の構成例を示すブロ
ック図である。
ように複合映像信号における水平同期信号に比較して波
高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水平同期
パルスSh′とともに付加信号Sadの一部を構成している
白レベル方向に突出している如き形態を有するパルスPa
の大きさがそれぞれ異なる複数種類の付加信号Sadの内
から選択されたものを複合映像信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中に挿入付加されている状態の複合映像
信号を得るのに使用される回路配置の構成例を示すブロ
ック図である。
第6図及び第7図に示されている回路配置において、
9は複数種類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付
加挿入されるべき複合映像信号の入力端子、10は複数種
類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付加挿入され
るべき複合映像信号の出力端子である。
9は複数種類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付
加挿入されるべき複合映像信号の入力端子、10は複数種
類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付加挿入され
るべき複合映像信号の出力端子である。
前記した入力端子9に供給された複合映像信号は、そ
れぞれ信号形態の異なる付加信号Sadを複合映像信号の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間中に挿入付加させうる
ように構成されている複数個の付加信号付加挿入回路AP
ACa〜APACcに与えられる。
れぞれ信号形態の異なる付加信号Sadを複合映像信号の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間中に挿入付加させうる
ように構成されている複数個の付加信号付加挿入回路AP
ACa〜APACcに与えられる。
以下の設例においては、前記した複数個の付加信号付
加挿入回路APACa〜APACcにおける付加信号付加挿入回路
APACaでは、入力端子9に供給された複合映像信号の垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る予め定められた水平走査期間中に、第2図の(b)に
示されているような付加信号Sadが付加挿入された状態
の複合映像信号を出力して信号選択切換スイッチSWwの
対応する固定接点に供給し、また、付加信号付加挿入回
路APACbでは、入力端子9に供給された複合映像信号の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間中に、第2図の(c)
に示されているような付加信号Sadが付加挿入された状
態の複合映像信号を出力して信号選択切換スイッチSWw
の対応する固定接点に供給し、さらに、付加信号付加挿
入回路APACcでは、入力端子9に供給された複合映像信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間中に、第2図の
(a)に示されているような付加信号Sadが付加挿入さ
れた状態の複合映像信号を出力して信号選択切換スイッ
チSWwの対応する固定接点に供給するものとして説明さ
れている。
加挿入回路APACa〜APACcにおける付加信号付加挿入回路
APACaでは、入力端子9に供給された複合映像信号の垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る予め定められた水平走査期間中に、第2図の(b)に
示されているような付加信号Sadが付加挿入された状態
の複合映像信号を出力して信号選択切換スイッチSWwの
対応する固定接点に供給し、また、付加信号付加挿入回
路APACbでは、入力端子9に供給された複合映像信号の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間中に、第2図の(c)
に示されているような付加信号Sadが付加挿入された状
態の複合映像信号を出力して信号選択切換スイッチSWw
の対応する固定接点に供給し、さらに、付加信号付加挿
入回路APACcでは、入力端子9に供給された複合映像信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた水平走査期間中に、第2図の
(a)に示されているような付加信号Sadが付加挿入さ
れた状態の複合映像信号を出力して信号選択切換スイッ
チSWwの対応する固定接点に供給するものとして説明さ
れている。
前記した信号選択切換スイッチSWwは、それの可動接
点が切換制御入力端子,に供給された制御信号に従
って、複数の固定接点におけるそれぞれ選択されたもの
に切換えられるような切換動作を行って、出力信号を増
幅器A4を介して出力端子10に送出する。
点が切換制御入力端子,に供給された制御信号に従
って、複数の固定接点におけるそれぞれ選択されたもの
に切換えられるような切換動作を行って、出力信号を増
幅器A4を介して出力端子10に送出する。
前記した信号選択切換スイッチSWwにおける切換え動
作の一例を、第6図及び第7図示の回路配置によって行
われる複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた水平走査期間
に対する付加信号Sadの付加挿入の態様が、既述した付
加態様例の1.の場合、すなわち、予め定められた時間Ta
と、前記した時間Taに対してTa〈Tbの関係で予め定めら
れた時間Tbとを設定し、時間軸上で相次ぐ順次のTbの時
間における最初のTbにおいては、その時間中の順次のTa
の時間毎に、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間に付加挿入されるべき付加信号Sadが、それぞれ異な
った2種類のものに順次交互に変更されるようにし、前
記した最初のTbの時間に引続くTbの時間中においては、
前記した最初のTbの時間中で選択使用された付加信号Sa
dとは異なる他の1種類の付加信号Sadだけが選択使用さ
れるようにする、という付加信号Sadの選択使用態様
が、時間軸上で連続する相次ぐTbの時間について順次交
互に繰返されて、付加信号付加挿入回路APACにおける輝
度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分の予め定められた水平走査期間に対する付加信号Sa
dの付加挿入が行われる場合をとり、かつTa=0.5秒、Tb
=45秒とした場合を例にして説明すると次のとおりであ
る。
作の一例を、第6図及び第7図示の回路配置によって行
われる複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた水平走査期間
に対する付加信号Sadの付加挿入の態様が、既述した付
加態様例の1.の場合、すなわち、予め定められた時間Ta
と、前記した時間Taに対してTa〈Tbの関係で予め定めら
れた時間Tbとを設定し、時間軸上で相次ぐ順次のTbの時
間における最初のTbにおいては、その時間中の順次のTa
の時間毎に、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間に付加挿入されるべき付加信号Sadが、それぞれ異な
った2種類のものに順次交互に変更されるようにし、前
記した最初のTbの時間に引続くTbの時間中においては、
前記した最初のTbの時間中で選択使用された付加信号Sa
dとは異なる他の1種類の付加信号Sadだけが選択使用さ
れるようにする、という付加信号Sadの選択使用態様
が、時間軸上で連続する相次ぐTbの時間について順次交
互に繰返されて、付加信号付加挿入回路APACにおける輝
度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分の予め定められた水平走査期間に対する付加信号Sa
dの付加挿入が行われる場合をとり、かつTa=0.5秒、Tb
=45秒とした場合を例にして説明すると次のとおりであ
る。
この設例の場合には、前記した信号選択切換スイッチ
SWwの切換制御入力端子にはTa=0.5秒毎に切換制御信
号が後述されている切換制御信号発生回路から供給さ
れ、また信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力端子
にはTb=45秒毎に切換制御信号が後述されている切換
制御信号発生回路から供給されることにより、信号選択
切換スイッチSWwの可動接点は、最初の45秒間において
は、その時間中における順次の0.5秒間の時間毎に付加
信号付加挿入回路APACaからの出力信号が供給されてい
る固定接点と、付加信号付加挿入回路APACbからの出力
信号が供給されている固定接点とに順次交互に切換えら
れるように制御され、また、前記した最初の45秒間に引
続く次の45秒間における順次の0.5秒間には、信号選択
切換スイッチSWwの可動接点が付加信号付加挿入回路APA
Ccからの出力信号が供給されている固定接点に切換えら
れるようになされ、このような切換態様での切換動作
が、相続く順次の45秒間について順次交互に繰返されて
行われる。
SWwの切換制御入力端子にはTa=0.5秒毎に切換制御信
号が後述されている切換制御信号発生回路から供給さ
れ、また信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力端子
にはTb=45秒毎に切換制御信号が後述されている切換
制御信号発生回路から供給されることにより、信号選択
切換スイッチSWwの可動接点は、最初の45秒間において
は、その時間中における順次の0.5秒間の時間毎に付加
信号付加挿入回路APACaからの出力信号が供給されてい
る固定接点と、付加信号付加挿入回路APACbからの出力
信号が供給されている固定接点とに順次交互に切換えら
れるように制御され、また、前記した最初の45秒間に引
続く次の45秒間における順次の0.5秒間には、信号選択
切換スイッチSWwの可動接点が付加信号付加挿入回路APA
Ccからの出力信号が供給されている固定接点に切換えら
れるようになされ、このような切換態様での切換動作
が、相続く順次の45秒間について順次交互に繰返されて
行われる。
信号選択切換スイッチSWwの可動接点の前述のような
切換動作により、第6図及び第7図示の回路配置の出力
端子10からは、最初の45秒間における最初の0.5秒間に
は第2図の(b)に示されている付加信号Sadが垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予
め定められた水平走査期間に付加挿入されている複合映
像信号が出力され、また、次の0.5秒間においては第2
図の(c)に示されている付加信号Sadが垂直帰線消去
期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定め
られた水平走査期間に付加挿入されている複合映像信号
が出力され、さらに次の0.5秒間においては第2図の
(b)に示されている付加信号Sadが垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間に付加挿入されている複合映像信号が出
力されている、というように、時間軸上で相続く順次の
0.5秒間毎に、第2図の(b)に示されている付加信号S
adと、第2図の(c)に示されている付加信号Sadとが
順次交互に選択使用されている複合映像信号が出力さ
れ、前記した最初の45秒間に引続く次の45秒間に第6図
及び第7図示の回路配置の出力端子10から出力される複
合映像信号は、その時間中で選択されたどの0.5秒間に
ついても第2図の(a)に示されている付加信号Sadが
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間に付加挿入されている
複合映像信号が出力される、というような状態が相続く
順次の45秒間について順次交互に繰返されているような
出力信号が出力端子10に現われる。
切換動作により、第6図及び第7図示の回路配置の出力
端子10からは、最初の45秒間における最初の0.5秒間に
は第2図の(b)に示されている付加信号Sadが垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予
め定められた水平走査期間に付加挿入されている複合映
像信号が出力され、また、次の0.5秒間においては第2
図の(c)に示されている付加信号Sadが垂直帰線消去
期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定め
られた水平走査期間に付加挿入されている複合映像信号
が出力され、さらに次の0.5秒間においては第2図の
(b)に示されている付加信号Sadが垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間に付加挿入されている複合映像信号が出
力されている、というように、時間軸上で相続く順次の
0.5秒間毎に、第2図の(b)に示されている付加信号S
adと、第2図の(c)に示されている付加信号Sadとが
順次交互に選択使用されている複合映像信号が出力さ
れ、前記した最初の45秒間に引続く次の45秒間に第6図
及び第7図示の回路配置の出力端子10から出力される複
合映像信号は、その時間中で選択されたどの0.5秒間に
ついても第2図の(a)に示されている付加信号Sadが
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間に付加挿入されている
複合映像信号が出力される、というような状態が相続く
順次の45秒間について順次交互に繰返されているような
出力信号が出力端子10に現われる。
前記したような切換動作を行うことのできる信号選択
切換スイッチSWwとしては、第8図に示されているCMOS4
052Bを用いることができる。第6図及び第7図中の信号
選択切換スイッチSWwの部分に示されている,,
,,,などは、第8図に示されているCMOS4052
Bにおける端子番号1〜5,9,10にそれぞれ対応させてあ
るものである。
切換スイッチSWwとしては、第8図に示されているCMOS4
052Bを用いることができる。第6図及び第7図中の信号
選択切換スイッチSWwの部分に示されている,,
,,,などは、第8図に示されているCMOS4052
Bにおける端子番号1〜5,9,10にそれぞれ対応させてあ
るものである。
前記した信号選択切換スイッチSWwの可動接点の切換
えの状態を制御するために、それの切換制御入力端子
,に供給される切換制御信号は、第6図示の回路配
置においては、入力端子9に供給された複合映像信号中
の垂直同期信号に基づいて作られるようになされてお
り、また、第7図示の回路配置においては、別に設けら
れている発振器OSCで発生された信号に基づいて作られ
るようにされている。
えの状態を制御するために、それの切換制御入力端子
,に供給される切換制御信号は、第6図示の回路配
置においては、入力端子9に供給された複合映像信号中
の垂直同期信号に基づいて作られるようになされてお
り、また、第7図示の回路配置においては、別に設けら
れている発振器OSCで発生された信号に基づいて作られ
るようにされている。
すなわち、第6図に示されている回路配置において、
入力端子9を介して複合映像信号が供給されている同期
分離回路SEPa2では、複合映像信号中の複合同期信号を
分離して垂直同期分離回路SEPv2に供給する。前記した
垂直同期分離回路SEPv2から出力された垂直同期信号
は、カウンタCUT1によりカウントダウンされた後にフリ
ップフロップFF1に供給される。
入力端子9を介して複合映像信号が供給されている同期
分離回路SEPa2では、複合映像信号中の複合同期信号を
分離して垂直同期分離回路SEPv2に供給する。前記した
垂直同期分離回路SEPv2から出力された垂直同期信号
は、カウンタCUT1によりカウントダウンされた後にフリ
ップフロップFF1に供給される。
それにより、前記したフリップフロップFF1からは繰
返し周期がTaのパルスが出力され、それが切換制御信号
として信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力端子
に供給され、また、前記したフリップフロップFF1から
の繰返し周期がTaのパルスは、カウンタCUT2によりカウ
ントダウンされた後にフリップフロップFF2に供給され
て、前記したフリップフロップFF2からは繰返し周期がT
bのパルスが出力され、それが切換制御信号として信号
選択切換スイッチSWwの切換制御入力端子に供給され
る。
返し周期がTaのパルスが出力され、それが切換制御信号
として信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力端子
に供給され、また、前記したフリップフロップFF1から
の繰返し周期がTaのパルスは、カウンタCUT2によりカウ
ントダウンされた後にフリップフロップFF2に供給され
て、前記したフリップフロップFF2からは繰返し周期がT
bのパルスが出力され、それが切換制御信号として信号
選択切換スイッチSWwの切換制御入力端子に供給され
る。
また、第7図示の回路配置においては、発振器(例え
ば、水晶発振器)OSCからの発振波がカウンタCUT1によ
りカウントダウンされた後にフリップフロップFF1に供
給されることにより、前記したフリップフロップFF1か
らは繰返し周期がTaのパルスが出力され、それが切換制
御信号として信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力
端子に供給される。
ば、水晶発振器)OSCからの発振波がカウンタCUT1によ
りカウントダウンされた後にフリップフロップFF1に供
給されることにより、前記したフリップフロップFF1か
らは繰返し周期がTaのパルスが出力され、それが切換制
御信号として信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力
端子に供給される。
そして、前記したフリップフロップFF1からの繰返し
周期がTaのパルスは、カウンタCUT2によりカウントダウ
ンされた後にフリップフロップFF2に供給されることに
より、前記したフリップフロップFF2からは繰返し周期
がTbのパルスが出力されて、それが切換制御信号として
信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力端子に供給
される。
周期がTaのパルスは、カウンタCUT2によりカウントダウ
ンされた後にフリップフロップFF2に供給されることに
より、前記したフリップフロップFF2からは繰返し周期
がTbのパルスが出力されて、それが切換制御信号として
信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力端子に供給
される。
前記した第6図及び第7図に示されている回路配置に
おいては、複合映像信号における水平同期信号に比較し
て波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水平
同期パルスSh′とともに付加信号Sadの一部を構成して
いる白レベル方向に突出している如き形態を有するパル
スPaの大きさがそれぞれ異なっている複数種類の付加信
号Sadの内から選択されたものが、複合映像信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間中に挿入付加されている状
態の複合映像信号を得るのに、それぞれ信号形態の異な
る付加信号Sadを複合映像信号の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた水
平走査期間中に挿入付加させるように構成されている複
数個の付加信号付加挿入回路APACa〜APACcを用いるよう
にしていたが、第9図示の回路配置は、1個の付加信号
発生回路APGで発生された1種類の付加信号Sadにおける
複合映像信号における水平同期信号に比較して波高値が
大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水平同期パルス
Sh′とともに付加信号Sadの一部を構成している白レベ
ル方向に突出している如き形態を有するパルスPaの大き
さを、振幅制限レベルが可変になるように構成されてい
るリミッタによって変化させることにより、1個の付加
信号発生回路APGで発生された1種類の付加信号Sadが複
数種類の付加信号Sadとして用いられるように構成され
たものの一例を示したものである。
おいては、複合映像信号における水平同期信号に比較し
て波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水平
同期パルスSh′とともに付加信号Sadの一部を構成して
いる白レベル方向に突出している如き形態を有するパル
スPaの大きさがそれぞれ異なっている複数種類の付加信
号Sadの内から選択されたものが、複合映像信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間中に挿入付加されている状
態の複合映像信号を得るのに、それぞれ信号形態の異な
る付加信号Sadを複合映像信号の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた水
平走査期間中に挿入付加させるように構成されている複
数個の付加信号付加挿入回路APACa〜APACcを用いるよう
にしていたが、第9図示の回路配置は、1個の付加信号
発生回路APGで発生された1種類の付加信号Sadにおける
複合映像信号における水平同期信号に比較して波高値が
大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水平同期パルス
Sh′とともに付加信号Sadの一部を構成している白レベ
ル方向に突出している如き形態を有するパルスPaの大き
さを、振幅制限レベルが可変になるように構成されてい
るリミッタによって変化させることにより、1個の付加
信号発生回路APGで発生された1種類の付加信号Sadが複
数種類の付加信号Sadとして用いられるように構成され
たものの一例を示したものである。
第9図において、APACは付加信号付加挿入回路、Q1〜
Q3はトランジスタR1〜R6は抵抗、GADJは利得調整回路で
あり、また、クランプ回路7,8と切換スイッチSWとは既
述した第3図及び第4図中に示されているクランプ回路
7,8と切換スイッチSWとに対応しているものであり、さ
らに、第9図中の切換スイッチSWwは、第6図及び第7
図についての説明中において説明したような機能を有す
る切換スイッチである。
Q3はトランジスタR1〜R6は抵抗、GADJは利得調整回路で
あり、また、クランプ回路7,8と切換スイッチSWとは既
述した第3図及び第4図中に示されているクランプ回路
7,8と切換スイッチSWとに対応しているものであり、さ
らに、第9図中の切換スイッチSWwは、第6図及び第7
図についての説明中において説明したような機能を有す
る切換スイッチである。
第9図中に示されている切換スイッチSWwにおける複
数個の固定接点には、電源Vccと接地間に設けられてい
る抵抗R1〜R4による分圧回路から、それぞれ異なる電圧
が与えられている。既述したような切換態様での切換動
作を行う機能を備えている切換スイッチSWwの切換制御
入力端子,に対して、予め定められた時間Taと、前
記した時間Taに対してTa〈Tbの関係で予め定められた時
間Tbとにそれぞれ対応して変化するような制御信号を供
給すると、切換スイッチSWwの可動接点にベースが接続
されているエミッタフォロア回路を構成しているトラン
ジスタQ3のベース電圧は、前記した分圧回路に設定され
ている複数の電圧値の内から、前記した時間Ta,Tbと対
応して切換スイッチSWwによって選択された電圧値とな
されるから、前記したトランジスタQ3のエミッタにベー
スが接続されているトランジスタQ2と、前記のトランジ
スタQ2にエミッタとコレクタとが並列的に接続されてい
るトランジスタQ1とによって構成されているリミッタ回
路の振幅制限レベルは、前記した切換スイッチSWwの切
換態様に従ってそれの可変接点に現われる電圧により例
えば第10図中のレベルL1−L1,L2−L2,L3−L3のように変
化する。
数個の固定接点には、電源Vccと接地間に設けられてい
る抵抗R1〜R4による分圧回路から、それぞれ異なる電圧
が与えられている。既述したような切換態様での切換動
作を行う機能を備えている切換スイッチSWwの切換制御
入力端子,に対して、予め定められた時間Taと、前
記した時間Taに対してTa〈Tbの関係で予め定められた時
間Tbとにそれぞれ対応して変化するような制御信号を供
給すると、切換スイッチSWwの可動接点にベースが接続
されているエミッタフォロア回路を構成しているトラン
ジスタQ3のベース電圧は、前記した分圧回路に設定され
ている複数の電圧値の内から、前記した時間Ta,Tbと対
応して切換スイッチSWwによって選択された電圧値とな
されるから、前記したトランジスタQ3のエミッタにベー
スが接続されているトランジスタQ2と、前記のトランジ
スタQ2にエミッタとコレクタとが並列的に接続されてい
るトランジスタQ1とによって構成されているリミッタ回
路の振幅制限レベルは、前記した切換スイッチSWwの切
換態様に従ってそれの可変接点に現われる電圧により例
えば第10図中のレベルL1−L1,L2−L2,L3−L3のように変
化する。
第10図中のレベルL1−L1は切換スイッチSWwの可動接
点が、分圧回路の抵抗R1とR2との接続点に接続されてい
る固定端子に切換えられた状態に対応して設定され、ま
た、第10図中のレベルL2−L2は切換切換スイッチSWwの
可動接点が、分圧回路の抵抗R2とR3との接続点に接続さ
れている固定端子に切換えられた状態に対応して設定さ
れ、さらに、第10図中のレベルL3−L3は切換スイッチSW
wの可動接点が、分圧回路の抵抗R3とR4との接続点に接
続されている固定端子に切換えられた状態に対応して設
定される。
点が、分圧回路の抵抗R1とR2との接続点に接続されてい
る固定端子に切換えられた状態に対応して設定され、ま
た、第10図中のレベルL2−L2は切換切換スイッチSWwの
可動接点が、分圧回路の抵抗R2とR3との接続点に接続さ
れている固定端子に切換えられた状態に対応して設定さ
れ、さらに、第10図中のレベルL3−L3は切換スイッチSW
wの可動接点が、分圧回路の抵抗R3とR4との接続点に接
続されている固定端子に切換えられた状態に対応して設
定される。
前記の説明から明らかなように第9図示の回路配置に
よれば、1個の付加信号発生回路APGから発生された1
種類の付加信号Sadによって、既述した第6図及び第7
図を参照して説明した回路配置の場合と同様に時間軸上
で複数種類の付加信号Sadが選択使用されている状態の
複合映像信号が得られるのである。
よれば、1個の付加信号発生回路APGから発生された1
種類の付加信号Sadによって、既述した第6図及び第7
図を参照して説明した回路配置の場合と同様に時間軸上
で複数種類の付加信号Sadが選択使用されている状態の
複合映像信号が得られるのである。
第11図は1個の付加信号発生回路APGで発生された1
種類の付加信号Sadにおける複合映像信号における水平
同期信号に比較して波高値が大でパルス巾の狭いパルス
からなる擬似水平同期パルスでSh′とともに付加信号Sa
dの一部を構成している白レベル方向に突出している如
き形態を有するパルスPaの大きさを、振幅制限レベルが
可変になるように構成されているリミッタによって変化
させることにより、1個の付加信号発生回路APGで発生
された1種類の付加信号Sadが複数種類の付加信号Sadと
して用いられるようにした前述の第9図示の回路配置に
おける振幅制限レベルの変化の態様が極めて多い状態に
なるようにさせた場合の一例構成を示したものである。
種類の付加信号Sadにおける複合映像信号における水平
同期信号に比較して波高値が大でパルス巾の狭いパルス
からなる擬似水平同期パルスでSh′とともに付加信号Sa
dの一部を構成している白レベル方向に突出している如
き形態を有するパルスPaの大きさを、振幅制限レベルが
可変になるように構成されているリミッタによって変化
させることにより、1個の付加信号発生回路APGで発生
された1種類の付加信号Sadが複数種類の付加信号Sadと
して用いられるようにした前述の第9図示の回路配置に
おける振幅制限レベルの変化の態様が極めて多い状態に
なるようにさせた場合の一例構成を示したものである。
第11図において、APACは付加信号付加挿入回路、Q1〜
Q5はトランジスタR5〜R6,R8〜R10は抵抗、GADJは利得調
整回路であり、また、クランプ回路7,8と切換スイッチS
Wとは既述した第3図及び第4図中に示されているクラ
ンプ回路7,8と切換スイッチSWとに対応しているもので
ある。また、第11図中のSGは変化信号発生用の信号源で
あり、この変化信号発生用の信号源SGとしては、例えば
第12図の(a)〜(c)にそれぞれ例示されているよう
な構成のものが使用できる。
Q5はトランジスタR5〜R6,R8〜R10は抵抗、GADJは利得調
整回路であり、また、クランプ回路7,8と切換スイッチS
Wとは既述した第3図及び第4図中に示されているクラ
ンプ回路7,8と切換スイッチSWとに対応しているもので
ある。また、第11図中のSGは変化信号発生用の信号源で
あり、この変化信号発生用の信号源SGとしては、例えば
第12図の(a)〜(c)にそれぞれ例示されているよう
な構成のものが使用できる。
第12図の(a)に示されている信号源SGは、雑音発生
器Sngから発生させた雑音電圧を低減通過濾波器LPFに通
過させて出力端子11から切換信号として送出されるよう
にしたものであり、また、第12図の(b)に示されてい
る信号源SGは、正弦波電圧発生器Sswから発生された正
弦波電圧が出力端子11から変化信号として送出されるよ
うにしたものであり、さらに、第12図の(c)に示され
ている信号源SGは、雑音発生器Sngから発生させた雑音
電圧をアナログデジタル変換器によってデジタル信号に
変換してラッチ回路に与え、ラッチ回路では入力端子14
に対して供給された信号がカウンタでカウントダウンさ
れた信号が与えられる毎に、前記したアナログデジタル
変換器によってデジタル信号に変換されたデジタル信号
をラッチし、前記のラッチ回路に記憶されたデジタル信
号をデジタルアナログ変換器によってアナログ信号に変
換した信号が変化信号として出力端子11に送出されるよ
うにしたものである。前記した入力端子14に供給される
信号は、例えば垂直走査周期の信号であってもよいが、
他の任意の信号源で発生された信号であってもよい。
器Sngから発生させた雑音電圧を低減通過濾波器LPFに通
過させて出力端子11から切換信号として送出されるよう
にしたものであり、また、第12図の(b)に示されてい
る信号源SGは、正弦波電圧発生器Sswから発生された正
弦波電圧が出力端子11から変化信号として送出されるよ
うにしたものであり、さらに、第12図の(c)に示され
ている信号源SGは、雑音発生器Sngから発生させた雑音
電圧をアナログデジタル変換器によってデジタル信号に
変換してラッチ回路に与え、ラッチ回路では入力端子14
に対して供給された信号がカウンタでカウントダウンさ
れた信号が与えられる毎に、前記したアナログデジタル
変換器によってデジタル信号に変換されたデジタル信号
をラッチし、前記のラッチ回路に記憶されたデジタル信
号をデジタルアナログ変換器によってアナログ信号に変
換した信号が変化信号として出力端子11に送出されるよ
うにしたものである。前記した入力端子14に供給される
信号は、例えば垂直走査周期の信号であってもよいが、
他の任意の信号源で発生された信号であってもよい。
第11図においてトランジスタQ4,Q5と抵抗R9,R10とに
よって構成されている回路は、前記した信号源SGで発生
された信号における負方向の振幅を所定値に制限するた
めのリミッタである。
よって構成されている回路は、前記した信号源SGで発生
された信号における負方向の振幅を所定値に制限するた
めのリミッタである。
前記した第11図示の回路構成では、トランジスタQ5の
ベースに接続されている信号源SGで発生された信号の大
きさに応じ振幅制限レベルが可変になされるリミッタに
よって、1個の付加信号発生回路APGで発生された1種
類の付加信号Sad、すなわち、複合映像信号における水
平同期信号に比較して波高値が大でパルス巾の狭いパル
スからなる擬似水平同期パルスSh′と白レベル方向に突
出している如き形態を有するパルスPaによって構成され
ている付加信号Sadにおいて、それのパルスPaの大きさ
が変化されている状態の付加信号Sadが発生できるの
で、信号源SGから発生される信号がランダムであれば、
前記した複合映像信号における水平同期信号に比較して
波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水平同
期パルスSh′とともに付加信号Sadの一部を構成してい
る白レベル方向に突出している如き形態を有するPaの大
きさがランダムに変化している状態の付加信号Sadも容
易に得られることになる。
ベースに接続されている信号源SGで発生された信号の大
きさに応じ振幅制限レベルが可変になされるリミッタに
よって、1個の付加信号発生回路APGで発生された1種
類の付加信号Sad、すなわち、複合映像信号における水
平同期信号に比較して波高値が大でパルス巾の狭いパル
スからなる擬似水平同期パルスSh′と白レベル方向に突
出している如き形態を有するパルスPaによって構成され
ている付加信号Sadにおいて、それのパルスPaの大きさ
が変化されている状態の付加信号Sadが発生できるの
で、信号源SGから発生される信号がランダムであれば、
前記した複合映像信号における水平同期信号に比較して
波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水平同
期パルスSh′とともに付加信号Sadの一部を構成してい
る白レベル方向に突出している如き形態を有するPaの大
きさがランダムに変化している状態の付加信号Sadも容
易に得られることになる。
これまでの説明は複合映像信号の垂直帰線消去期間内
の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた
水平走査期間に対して付加挿入される付加信号Sadの付
加挿入の態様が、時間軸上で設定されるTa,Tbの時間長
をそれぞれ固定的なものとして設定されている場合に対
応するものであったが、時間軸上で設定されるTa,Tbの
時間長を周期的、あるいはランダムに変化させた状態と
して、本発明が実施されてもよいのであり、第13図は時
間軸上で設定される時間長Ta,Tbを可変にさせるために
用いられる切換制御信号の発生回路の構成例を示すブロ
ック図である。第13図においてSngは雑音発生器、DLcは
遅延回路、SH1,SH2はサンプルホールド回路、COMP1,COM
P2は電圧比較回路、V1,V2は基準電圧、12,13はタイミン
グ信号の入力端子であり、前記した端子12には比較的に
短い周期のタイミング信号を供給し、また、端子13には
比較的に周期の長いタイミング信号を供給する。例え
ば、端子12に垂直同期信号を供給し、また、端子13には
垂直同期信号を分周した信号を供給するようにしてもよ
い。
の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた
水平走査期間に対して付加挿入される付加信号Sadの付
加挿入の態様が、時間軸上で設定されるTa,Tbの時間長
をそれぞれ固定的なものとして設定されている場合に対
応するものであったが、時間軸上で設定されるTa,Tbの
時間長を周期的、あるいはランダムに変化させた状態と
して、本発明が実施されてもよいのであり、第13図は時
間軸上で設定される時間長Ta,Tbを可変にさせるために
用いられる切換制御信号の発生回路の構成例を示すブロ
ック図である。第13図においてSngは雑音発生器、DLcは
遅延回路、SH1,SH2はサンプルホールド回路、COMP1,COM
P2は電圧比較回路、V1,V2は基準電圧、12,13はタイミン
グ信号の入力端子であり、前記した端子12には比較的に
短い周期のタイミング信号を供給し、また、端子13には
比較的に周期の長いタイミング信号を供給する。例え
ば、端子12に垂直同期信号を供給し、また、端子13には
垂直同期信号を分周した信号を供給するようにしてもよ
い。
第13図示の回路配置において雑音発生器Sngから発生
された雑音電圧は、サンプルホールド回路SH1に供給さ
れるとともに、遅延回路DLcによって時間遅延が与えら
れた状態でサンプルホールト回路SH2に供給される。
された雑音電圧は、サンプルホールド回路SH1に供給さ
れるとともに、遅延回路DLcによって時間遅延が与えら
れた状態でサンプルホールト回路SH2に供給される。
サンプルホールド回路SH1では、それに端子12を介し
て与えられたタイミングパルスの時点の雑音電圧をサン
プルホールドし、また、サンプルホールド回路SH2で
は、それに端子13を介して与えられたタイミングパルス
の時点の雑音電圧をサンプルホールドする。
て与えられたタイミングパルスの時点の雑音電圧をサン
プルホールドし、また、サンプルホールド回路SH2で
は、それに端子13を介して与えられたタイミングパルス
の時点の雑音電圧をサンプルホールドする。
前記したサンプルホールド回路SH1によってサンプル
ホールドされた電圧は、電圧比較回路COMP1において基
準電圧V1と比較されて、電圧比較回路COMP1からは前記
した両電圧の比較結果に応じて、ローレベル、またはハ
イレベルの電圧を出力し、また、前記したサンプルホー
ルド回路SH2によってサンプルホールドされた電圧は、
電圧比較回路COMP2において基準電圧V2と比較されて、
電圧比較回路COMP2からは前記した両電圧の比較結果に
応じて、ローレベル、またはハイレベルの電圧を出力す
る。前記のようにして電圧比較回路COMP1と電圧比較回
路COMP2から出力される電圧の電圧値は時間軸上でラン
ダムなものである。
ホールドされた電圧は、電圧比較回路COMP1において基
準電圧V1と比較されて、電圧比較回路COMP1からは前記
した両電圧の比較結果に応じて、ローレベル、またはハ
イレベルの電圧を出力し、また、前記したサンプルホー
ルド回路SH2によってサンプルホールドされた電圧は、
電圧比較回路COMP2において基準電圧V2と比較されて、
電圧比較回路COMP2からは前記した両電圧の比較結果に
応じて、ローレベル、またはハイレベルの電圧を出力す
る。前記のようにして電圧比較回路COMP1と電圧比較回
路COMP2から出力される電圧の電圧値は時間軸上でラン
ダムなものである。
したがって、前記した電圧比較回路COMP1の出力電圧
を既述した第6図、第7図または第9図に示されている
ような回路配置中に設けられている信号選択切換スイッ
チSWwの切換制御入力端子に供給し、また電圧比較回
路COMP2から出力される電圧を信号選択切換スイッチSWw
の切換制御入力端子に供給すると、前記した各回路配
置からは、時間軸上で設定されるTa,Tbの時間長がラン
ダムに変化している状態で、複合映像信号の垂直帰線消
去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定
められた水平走査期間に対して付加信号Sadが付加挿入
されている複合映像信号が得られることになる。
を既述した第6図、第7図または第9図に示されている
ような回路配置中に設けられている信号選択切換スイッ
チSWwの切換制御入力端子に供給し、また電圧比較回
路COMP2から出力される電圧を信号選択切換スイッチSWw
の切換制御入力端子に供給すると、前記した各回路配
置からは、時間軸上で設定されるTa,Tbの時間長がラン
ダムに変化している状態で、複合映像信号の垂直帰線消
去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定
められた水平走査期間に対して付加信号Sadが付加挿入
されている複合映像信号が得られることになる。
複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期
間を除く部分における予め定められた水平走査期間に対
して付加挿入される付加信号Sadの付加挿入の態様を、
時間軸上で設定されるTa,Tbの時間長がそれぞれ周期的
に変化している状態のものとして本発明を実施するに
は、第6図、第7図または第9図に示されているような
回路配置中に設けられている信号選択切換スイッチSWw
の切換制御入力端子に供給される切換制御信号の周期
と、信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力端子に
供給される切換制御信号の周期とが、時間軸上で周期的
に変更されるようにすれば容易に実現できる。
間を除く部分における予め定められた水平走査期間に対
して付加挿入される付加信号Sadの付加挿入の態様を、
時間軸上で設定されるTa,Tbの時間長がそれぞれ周期的
に変化している状態のものとして本発明を実施するに
は、第6図、第7図または第9図に示されているような
回路配置中に設けられている信号選択切換スイッチSWw
の切換制御入力端子に供給される切換制御信号の周期
と、信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力端子に
供給される切換制御信号の周期とが、時間軸上で周期的
に変更されるようにすれば容易に実現できる。
また、複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間に対して付加挿入される付加信号Sadの付加挿入の態
様として、付加信号Sadが周期的あるいは非周期的に付
加されないようにするには、例えば第6図、第7図また
は第9図に示されているような回路配置中における付加
信号Sadの伝送路中にゲート回路を設けて、そのゲート
回路が周期的あるいは非周期的にオフとなるように開閉
制御すればよい。
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間に対して付加挿入される付加信号Sadの付加挿入の態
様として、付加信号Sadが周期的あるいは非周期的に付
加されないようにするには、例えば第6図、第7図また
は第9図に示されているような回路配置中における付加
信号Sadの伝送路中にゲート回路を設けて、そのゲート
回路が周期的あるいは非周期的にオフとなるように開閉
制御すればよい。
第15図至乃第17図は複合映像信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間に対して付加挿入される付加信号Sadが
付加挿入されている状態を例示した波形図であり、第15
図には複合映像信号の奇数フィールドの垂直帰線消去期
間における第14番目の水平走査期間と第15番目の水平走
査期間とに付加信号Sadが付加挿入され、また、複合映
像信号の偶数フィールドの垂直帰線消去期間における第
13番目の水平走査期間と第14番目の水平走査期間とに付
加信号Sadが付加挿入されている状態の場合が例示され
ており、第16図には複合映像信号の奇数フィールドの垂
直帰線消去期間における第14番目の水平走査期間から第
19番目の水平走査期間までに付加信号Sadが付加挿入さ
れ、また、複合映像信号の偶数フィールドの垂直帰線消
去期間における第13番目の水平走査期間から第18番目の
水平走査期間とに付加信号Sadが付加挿入されている状
態の場合が例示されており、第17図には垂直帰線消去期
間における第16番目の水平走査期間と第19番目の水平走
査期間とに付加信号Sadが付加挿入されている他、第17
番目の水平走査期間と第18番目の水平走査期間及び第20
番目の水平走査期間には、他の情報信号(シャプターナ
ンバー、プログラムコード、ページナンバー)が白レベ
ルの方向に突出するような極性で挿入されているている
場合の例が示されている。
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間に対して付加挿入される付加信号Sadが
付加挿入されている状態を例示した波形図であり、第15
図には複合映像信号の奇数フィールドの垂直帰線消去期
間における第14番目の水平走査期間と第15番目の水平走
査期間とに付加信号Sadが付加挿入され、また、複合映
像信号の偶数フィールドの垂直帰線消去期間における第
13番目の水平走査期間と第14番目の水平走査期間とに付
加信号Sadが付加挿入されている状態の場合が例示され
ており、第16図には複合映像信号の奇数フィールドの垂
直帰線消去期間における第14番目の水平走査期間から第
19番目の水平走査期間までに付加信号Sadが付加挿入さ
れ、また、複合映像信号の偶数フィールドの垂直帰線消
去期間における第13番目の水平走査期間から第18番目の
水平走査期間とに付加信号Sadが付加挿入されている状
態の場合が例示されており、第17図には垂直帰線消去期
間における第16番目の水平走査期間と第19番目の水平走
査期間とに付加信号Sadが付加挿入されている他、第17
番目の水平走査期間と第18番目の水平走査期間及び第20
番目の水平走査期間には、他の情報信号(シャプターナ
ンバー、プログラムコード、ページナンバー)が白レベ
ルの方向に突出するような極性で挿入されているている
場合の例が示されている。
前記した第15図乃至第17図に示されている波形図に
は、垂直帰線消去期間において付加信号Sadが付加挿入
される水平走査期間の数が少ない場合には、複合映像信
号に付加される付加信号Sadとしてそれの白レベル方向
に突出するパルスPaの振幅が大きなものが使用され、ま
た、垂直帰線消去期間において付加信号Sadが付加挿入
される水平走査期間の数が多い場合には、複合映像信号
に付加される付加信号Sadとしてそれの白レベル方向に
突出するパルスPaの振幅が小さいものが使用されている
ものとして示されているが、垂直帰線消去期間において
付加信号Sadが付加挿入される水平走査期間の数が多い
場合に、複合映像信号に付加される付加信号Sadとして
それの白レベル方向に突出するパルスPaの振幅の大きな
ものが使用された場合には、再生時に使用される機器の
特性によっては、APLが変動して再生画像の画質を悪化
させることが起きるからである。
は、垂直帰線消去期間において付加信号Sadが付加挿入
される水平走査期間の数が少ない場合には、複合映像信
号に付加される付加信号Sadとしてそれの白レベル方向
に突出するパルスPaの振幅が大きなものが使用され、ま
た、垂直帰線消去期間において付加信号Sadが付加挿入
される水平走査期間の数が多い場合には、複合映像信号
に付加される付加信号Sadとしてそれの白レベル方向に
突出するパルスPaの振幅が小さいものが使用されている
ものとして示されているが、垂直帰線消去期間において
付加信号Sadが付加挿入される水平走査期間の数が多い
場合に、複合映像信号に付加される付加信号Sadとして
それの白レベル方向に突出するパルスPaの振幅の大きな
ものが使用された場合には、再生時に使用される機器の
特性によっては、APLが変動して再生画像の画質を悪化
させることが起きるからである。
第2図に例示されている付加信号Sadは、第3図中に
示されているようにメモリMAを用いた付加信号発生回路
APGで発生させたり、あるいは第4図中に示されている
ようにパルス回路を用いた付加信号発生回路APGで発生
させたりすることにより、所要な波形のものを容易に発
生できるのであるが、例えば、第2図の(g),(h)
のように、付加信号Sadの一部を構成している擬似水平
同期パルスSh′の時間々隔によってデジタル信号に情報
を伝送しようとする場合には、メモリMAとしてランダム
アクセスメモリを用い、伝送しようとするデジタル信号
の情報も複合映像信号中に含んでいるものになるよう
に、ユーザーが付加信号Sadの一部を構成している擬似
水平同期パルスSh′の時間々隔を自分で変化させうるよ
うにすることは望ましい実施例である。
示されているようにメモリMAを用いた付加信号発生回路
APGで発生させたり、あるいは第4図中に示されている
ようにパルス回路を用いた付加信号発生回路APGで発生
させたりすることにより、所要な波形のものを容易に発
生できるのであるが、例えば、第2図の(g),(h)
のように、付加信号Sadの一部を構成している擬似水平
同期パルスSh′の時間々隔によってデジタル信号に情報
を伝送しようとする場合には、メモリMAとしてランダム
アクセスメモリを用い、伝送しようとするデジタル信号
の情報も複合映像信号中に含んでいるものになるよう
に、ユーザーが付加信号Sadの一部を構成している擬似
水平同期パルスSh′の時間々隔を自分で変化させうるよ
うにすることは望ましい実施例である。
また、付加信号Sadの一部を構成している擬似水平同
期パルスSh′の時間々隔によってデジタル信号の情報を
伝送しようとするような場合には、例えば第4図中にお
けるパルスP2の周期を伝送しようとするデジタル信号の
情報に従って変化させるようにしてもよい。
期パルスSh′の時間々隔によってデジタル信号の情報を
伝送しようとするような場合には、例えば第4図中にお
けるパルスP2の周期を伝送しようとするデジタル信号の
情報に従って変化させるようにしてもよい。
これまでの説明から明らかなように本発明の記録済記
録媒体は、複合映像信号における水平同期信号Shに比べ
て波高値が大きく、かつ、パルス巾の小さな擬似水平同
期パルスSh′と前記した擬似水平同期パルスSh′に後続
する時間位置で白レベル方向に突出している如き形態を
有するパルスPaとの組合わせにより構成される付加信号
Sadとして、前記の付加信号Sadにおける白レベル方向に
突出している如き形態を有するパルスPaをそれぞれ異な
る大きさに設定させてなる複数種類のものを用意し、前
記の用意された複数種類の付加信号Sadの内から選択さ
れたものが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間中に挿入付加されている状態の複合映像信号に基づ
いて形成させた記録信号を記録媒体に記録して、優れた
盗録防止効果を備えた記録済記録媒体を構成させたもの
であるが、次に、前記した構成を有する本発明の記録済
記録媒体がどのようにして優れた盗録防止効果を発揮で
きるのかの理由について説明する。
録媒体は、複合映像信号における水平同期信号Shに比べ
て波高値が大きく、かつ、パルス巾の小さな擬似水平同
期パルスSh′と前記した擬似水平同期パルスSh′に後続
する時間位置で白レベル方向に突出している如き形態を
有するパルスPaとの組合わせにより構成される付加信号
Sadとして、前記の付加信号Sadにおける白レベル方向に
突出している如き形態を有するパルスPaをそれぞれ異な
る大きさに設定させてなる複数種類のものを用意し、前
記の用意された複数種類の付加信号Sadの内から選択さ
れたものが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた水平走査
期間中に挿入付加されている状態の複合映像信号に基づ
いて形成させた記録信号を記録媒体に記録して、優れた
盗録防止効果を備えた記録済記録媒体を構成させたもの
であるが、次に、前記した構成を有する本発明の記録済
記録媒体がどのようにして優れた盗録防止効果を発揮で
きるのかの理由について説明する。
本発明の記録済記録媒体は、記録済記録媒体から再生
された情報信号がモニタ受像機へ供給された場合には正
常な再生画像が得られるが、他方、記録済記録媒体から
再生された情報信号を一度VTRで別の磁気テープに記録
した後、その別の磁気テープに記録された記録内容を再
生してモニタ受像機に供給された場合には満足な再生画
像が得られないようにする、という観点に立つ、かつ、
自動利得制御の対象にされている複合映像信号における
水平同期信号の近傍に、自動利得制御の基準レベルの設
定に用いられるような波高値で白レベルの方向に突出す
るようなパネルを、自動利得制御回路(AGC回路)に供
給される複合映像信号中の水平同期信号に基づいて作
り、それを自動利得制御回路(AGC回路)の出力側の信
号に加算して得た信号のピーク値に応じて、記録の対象
にされている複合映像信号に対する自動利得制御を行っ
て、常に適正な信号レベルの複合映像信号を出力しうる
ような動作を行うことができるように構成されているVT
Rの記録系で広く採用されている構成の自動利得制御回
路(AGC回路)の動作を利用して、盗録防止手段が施こ
されている記録済記録媒体の記録内容がVTRによって記
録されるときには、良好な再生画像を映出することがで
きないような信号レベルでの記録が行われるようにする
ことにより、記録済記録媒体からの盗録が防止できるよ
うにした形式に属する盗録防止手段を備えている記録済
記録媒体であり、この形式の盗録防止手段の動作例につ
いては、第18図及び第19図を参照して既述した従来例の
説明でも明らかにされている。
された情報信号がモニタ受像機へ供給された場合には正
常な再生画像が得られるが、他方、記録済記録媒体から
再生された情報信号を一度VTRで別の磁気テープに記録
した後、その別の磁気テープに記録された記録内容を再
生してモニタ受像機に供給された場合には満足な再生画
像が得られないようにする、という観点に立つ、かつ、
自動利得制御の対象にされている複合映像信号における
水平同期信号の近傍に、自動利得制御の基準レベルの設
定に用いられるような波高値で白レベルの方向に突出す
るようなパネルを、自動利得制御回路(AGC回路)に供
給される複合映像信号中の水平同期信号に基づいて作
り、それを自動利得制御回路(AGC回路)の出力側の信
号に加算して得た信号のピーク値に応じて、記録の対象
にされている複合映像信号に対する自動利得制御を行っ
て、常に適正な信号レベルの複合映像信号を出力しうる
ような動作を行うことができるように構成されているVT
Rの記録系で広く採用されている構成の自動利得制御回
路(AGC回路)の動作を利用して、盗録防止手段が施こ
されている記録済記録媒体の記録内容がVTRによって記
録されるときには、良好な再生画像を映出することがで
きないような信号レベルでの記録が行われるようにする
ことにより、記録済記録媒体からの盗録が防止できるよ
うにした形式に属する盗録防止手段を備えている記録済
記録媒体であり、この形式の盗録防止手段の動作例につ
いては、第18図及び第19図を参照して既述した従来例の
説明でも明らかにされている。
第14図の(a)〜(d)は、前記のような自動利得制
御動作を行うように構成されている自動利得制御回路
(AGC)の動作説明のための波形図であり、第14図の
(a)が第19図の(a)に対応し、また、第14図の
(c)が第19図の(b)に対応し、また、第14図の
(d)が第19図の(c)に対応している。
御動作を行うように構成されている自動利得制御回路
(AGC)の動作説明のための波形図であり、第14図の
(a)が第19図の(a)に対応し、また、第14図の
(c)が第19図の(b)に対応し、また、第14図の
(d)が第19図の(c)に対応している。
第14図の(b)に示されているパルスShaは第14図の
(c)に示されているパルスSpを作るために、第19図の
(a)に示されている入力複合同期信号Si中の水平同期
信号Shを同期分離したものを増幅して位相反転して得た
パルスであり、このパルスShaは第19図中には記載が省
略されている。
(c)に示されているパルスSpを作るために、第19図の
(a)に示されている入力複合同期信号Si中の水平同期
信号Shを同期分離したものを増幅して位相反転して得た
パルスであり、このパルスShaは第19図中には記載が省
略されている。
第14図の(e)は本発明の記録済記録媒体に記録され
るべき複合映像信号の一部、すなわち複合映像信号の垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る予め定められた水平走査期間に対して付加信号Sadが
付加挿入されている状態の複合映像信号の一部の波形図
である。
るべき複合映像信号の一部、すなわち複合映像信号の垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る予め定められた水平走査期間に対して付加信号Sadが
付加挿入されている状態の複合映像信号の一部の波形図
である。
さて、第14図の(a)に示されている複合同期信号が
供給された場合に、それの水平同期信号に基づいて第14
図の(c)に示されるようなパルスSpが、水平同期信号
の近傍の後続する時間位置に挿入されるような動作を行
う自動利得制御回路に対して、第14図の(e)に示され
ているように複合映像信号における水平同期信号Shに比
べて波高値が大きく、かつ、パルス巾の小さな擬似水平
同期パルスSh′と前記の擬似水平同期パルスSh′に後続
する時間位置で白方向に突出する極性を有するパルスPa
とからなる付加信号Sadが複合映像信号の垂直帰線消去
期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定め
られた水平走査期間に付加挿入されている状態の複合映
像信号が同期分離回路を介して供給された場合には、自
動利得制御回路では第14図の(e)中に示されている水
平同期信号Shと擬似水平同期パルスSh′とが反転増幅さ
れた状態の信号、すなわち第14図の(f)に示されるよ
うなパルスSha,Sh′aを発生する。
供給された場合に、それの水平同期信号に基づいて第14
図の(c)に示されるようなパルスSpが、水平同期信号
の近傍の後続する時間位置に挿入されるような動作を行
う自動利得制御回路に対して、第14図の(e)に示され
ているように複合映像信号における水平同期信号Shに比
べて波高値が大きく、かつ、パルス巾の小さな擬似水平
同期パルスSh′と前記の擬似水平同期パルスSh′に後続
する時間位置で白方向に突出する極性を有するパルスPa
とからなる付加信号Sadが複合映像信号の垂直帰線消去
期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定め
られた水平走査期間に付加挿入されている状態の複合映
像信号が同期分離回路を介して供給された場合には、自
動利得制御回路では第14図の(e)中に示されている水
平同期信号Shと擬似水平同期パルスSh′とが反転増幅さ
れた状態の信号、すなわち第14図の(f)に示されるよ
うなパルスSha,Sh′aを発生する。
そして、本発明では複合映像信号における水平同期信
号Shに比べて波高値が大きく、かつ、パルス巾の小さな
擬似水平同期パルスSh′と前記の擬似水平同期パルスS
h′に後続する時間位置で白方向に突出する極性を有す
るパルスPaとからなる付加信号Sadが複合映像信号の垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る予め定められた水平走査期間に付加挿入されているか
ら、周波数特性が悪いVTRにおいても複合映像信号が同
期分離回路を介して供給された場合でも、複合映像信号
における水平同期信号Shに比べて波高値が大きく、かつ
パルス巾の小さな擬似水平同期パルスSh′に基づいて、
第14図の(f)に示されるようなパルスSh′aが発生さ
れる。
号Shに比べて波高値が大きく、かつ、パルス巾の小さな
擬似水平同期パルスSh′と前記の擬似水平同期パルスS
h′に後続する時間位置で白方向に突出する極性を有す
るパルスPaとからなる付加信号Sadが複合映像信号の垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る予め定められた水平走査期間に付加挿入されているか
ら、周波数特性が悪いVTRにおいても複合映像信号が同
期分離回路を介して供給された場合でも、複合映像信号
における水平同期信号Shに比べて波高値が大きく、かつ
パルス巾の小さな擬似水平同期パルスSh′に基づいて、
第14図の(f)に示されるようなパルスSh′aが発生さ
れる。
自動利得制御回路では、第18図と第19図とを参照して
既述したように、自動利得制御回路からの出力信号と前
記した14図の(f)に示されるようなパルスSh′aとを
加算して14図の(g)に示されるような波形の信号を発
生させ、その信号から検出された信号のピーク値Vclに
したがって自動利得制御電圧を発生し、それにより出力
信号Soが常に適正な信号レベルの複合映像信号となるよ
うな動作を行なう。
既述したように、自動利得制御回路からの出力信号と前
記した14図の(f)に示されるようなパルスSh′aとを
加算して14図の(g)に示されるような波形の信号を発
生させ、その信号から検出された信号のピーク値Vclに
したがって自動利得制御電圧を発生し、それにより出力
信号Soが常に適正な信号レベルの複合映像信号となるよ
うな動作を行なう。
前記した14図の(g)に示されるように付加信号Sad
が付加挿入されている状態の複合映像信号について自動
利得制御回路で検出される信号のピーク値の電圧値Vcl
は、第14図の(d)に示されている信号のピーク値Vc、
すなわち、付加信号Sadが付加されていない状態の複合
映像信号について自動利得制御回路で検出される信号の
ピーク値の電圧値Vcに比べて非常に大きなものになって
いるから、付加信号Sadが付加挿入されている状態の複
合映像信号について自動利得制御回路で検出される14図
の(g)に示されるような信号のピーク値の電圧値Vcl
に基づいて利得制御が行なわれた結果として得られる複
合映像信号の信号レベルは、正常な再生画像を映出させ
得ない程に低下している状態のものになる。
が付加挿入されている状態の複合映像信号について自動
利得制御回路で検出される信号のピーク値の電圧値Vcl
は、第14図の(d)に示されている信号のピーク値Vc、
すなわち、付加信号Sadが付加されていない状態の複合
映像信号について自動利得制御回路で検出される信号の
ピーク値の電圧値Vcに比べて非常に大きなものになって
いるから、付加信号Sadが付加挿入されている状態の複
合映像信号について自動利得制御回路で検出される14図
の(g)に示されるような信号のピーク値の電圧値Vcl
に基づいて利得制御が行なわれた結果として得られる複
合映像信号の信号レベルは、正常な再生画像を映出させ
得ない程に低下している状態のものになる。
このように付加信号Sadが付加挿入された複合映像信
号とすれば、VTRによって盗録したところで実用になる
再生画像の再生が困難な記録状態しか行われないように
なるが、本発明の記録済記録媒体では、既述もしたよう
に付加信号付加挿入回路APACで行われる輝度信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間に対する付加信号Sadの付
加挿入の態様が、例えば、 1.予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対してTa
〈Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設定し、時間軸
上で相次ぐ順次のTbの時間における最初のTbにおいて
は、その時間中の順次のTaの時間毎に、輝度信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間に付加挿入されるべき付加
信号Sadが、それぞれ異なった2種類のものに順次交互
に変更されるようにし、前記した最初のTbの時間に引続
くTbの時間中においては、前記した最初のTbの時間中で
選択使用された付加信号Sadとは異なる他の1種類の付
加信号Sadだけが選択使用されるようにする、という付
加信号Sadの選択使用態様が、時間軸上で連続する相次
ぐTbの時間について順次交互に繰返されて、付加信号付
加挿入回路APACにおける輝度信号の垂直帰線消去期間内
の垂直同期信号期間を除く部分の予め定められた水平走
査期間に対する付加信号Sadの付加挿入が行われるよう
にする。
号とすれば、VTRによって盗録したところで実用になる
再生画像の再生が困難な記録状態しか行われないように
なるが、本発明の記録済記録媒体では、既述もしたよう
に付加信号付加挿入回路APACで行われる輝度信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間に対する付加信号Sadの付
加挿入の態様が、例えば、 1.予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対してTa
〈Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設定し、時間軸
上で相次ぐ順次のTbの時間における最初のTbにおいて
は、その時間中の順次のTaの時間毎に、輝度信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間に付加挿入されるべき付加
信号Sadが、それぞれ異なった2種類のものに順次交互
に変更されるようにし、前記した最初のTbの時間に引続
くTbの時間中においては、前記した最初のTbの時間中で
選択使用された付加信号Sadとは異なる他の1種類の付
加信号Sadだけが選択使用されるようにする、という付
加信号Sadの選択使用態様が、時間軸上で連続する相次
ぐTbの時間について順次交互に繰返されて、付加信号付
加挿入回路APACにおける輝度信号の垂直帰線消去期間内
の垂直同期信号期間を除く部分の予め定められた水平走
査期間に対する付加信号Sadの付加挿入が行われるよう
にする。
2.予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対してTa
〈Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設定し、時間軸
上で相次ぐ順次のTbの時間中における順次のTaの時間毎
に、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間
を除く部分における予め定められた水平走査期間に付加
挿入されるべき付加信号Sadが、それぞれ異なった2種
類のものに順次交互に変更されるようにするとともに、
前記のように相次ぐTaの時間毎にそれぞれ異なった2種
類のものに順次交互に変更される異なった2種類のもの
の組合わせが、順次のTbの時間毎に変更されるようにし
て、付加信号付加挿入回路APACにおいて輝度信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間に対して付加信号Sadの付
加挿入が行われるようにするのである。
〈Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設定し、時間軸
上で相次ぐ順次のTbの時間中における順次のTaの時間毎
に、輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間
を除く部分における予め定められた水平走査期間に付加
挿入されるべき付加信号Sadが、それぞれ異なった2種
類のものに順次交互に変更されるようにするとともに、
前記のように相次ぐTaの時間毎にそれぞれ異なった2種
類のものに順次交互に変更される異なった2種類のもの
の組合わせが、順次のTbの時間毎に変更されるようにし
て、付加信号付加挿入回路APACにおいて輝度信号の垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた水平走査期間に対して付加信号Sadの付
加挿入が行われるようにするのである。
3.前述の2つの例では、時間軸上で設定されるTa,Tbの
時間長が、それぞれ固定的なものとしていたが、前記し
た時間Ta,Tbが周期的、あるいはランダムに変化される
ようにして、前記した1.2.で説明したような付加信号Sa
dの選択使用態様を、相続く順次のTb,Taで順次交互に繰
返されるようにする。
時間長が、それぞれ固定的なものとしていたが、前記し
た時間Ta,Tbが周期的、あるいはランダムに変化される
ようにして、前記した1.2.で説明したような付加信号Sa
dの選択使用態様を、相続く順次のTb,Taで順次交互に繰
返されるようにする。
4.前記した1.2.の場合には、選択使用される付加信号の
種類の変更態様が周期的であったが、選択使用される付
加信号の種類の変更態様をランダムにする。
種類の変更態様が周期的であったが、選択使用される付
加信号の種類の変更態様をランダムにする。
5.前記した1.〜4.の場合には、複合映像信号のどの垂直
帰線消去期間中についても付加信号Sadが付加挿入され
るようにしていたが、付加信号Sadが複合映像信号の垂
直帰線消去期間中に付加挿入されない状態の時間Tbを周
期的あるいはランダムに設ける。
帰線消去期間中についても付加信号Sadが付加挿入され
るようにしていたが、付加信号Sadが複合映像信号の垂
直帰線消去期間中に付加挿入されない状態の時間Tbを周
期的あるいはランダムに設ける。
6.付加信号Sadのその他の選択使用態様、というよう
に、複合映像信号に対する付加信号Sadの選択使用態様
が変化されていることにより、本発明の記録済記録媒体
をVTRによって盗録しても、記録済記録媒体からの再生
信号をVTRによって盗録した記録媒体からの再生信号に
よる再生画像の映出に当って、その再生信号における信
号レベルの低下を補うように、関連する機器における輝
度調節つまみ等の調節つまみを調節したところで再生画
像の状態が周期的あるいはランダムに変化するために、
良好な盗録防止の効果が得られるのである。
に、複合映像信号に対する付加信号Sadの選択使用態様
が変化されていることにより、本発明の記録済記録媒体
をVTRによって盗録しても、記録済記録媒体からの再生
信号をVTRによって盗録した記録媒体からの再生信号に
よる再生画像の映出に当って、その再生信号における信
号レベルの低下を補うように、関連する機器における輝
度調節つまみ等の調節つまみを調節したところで再生画
像の状態が周期的あるいはランダムに変化するために、
良好な盗録防止の効果が得られるのである。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本
発明の記録済記録媒体は、複合映像信号における水平同
期信号に比較して波高値が大でパルス巾の狭いパルスか
らなる擬似水平同期パルスと前記した擬似水平同期パル
スに後続する時間位置で白レベル方向に突出している如
き形態を有するパルスとの組合わせにより構成される付
加信号として、前記の付加信号における白レベル方向に
突出している如き形態を有するパルスをそれぞれ異なる
大きさに設定させてなる複数種類のものを用意し、前記
の用意された複数種類の付加信号の内から選択されたも
のが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分における予め定められた水平走査期間中
に挿入付加されている状態の複合映像信号に基づいて形
成させた記録信号を記録媒体に記録してなる記録済記録
媒体、及び複合映像信号における水平同期信号に比較し
て波高値が大でパルス巾の狭いパルスを有する第1のパ
ルスと、前記した第1のパルスの後縁の時間位置か、そ
れよりも遅れた時間位置に前縁が位置し、かつ、前記し
た第1のパルスの極性とは逆極性を有する第2のパルス
とが組合わされた状態の複合パルスを発生させる複合パ
ルスの発生手段により前記した第2のパルスの波高値が
それぞれ異になされている如き複数種類の複合パルスを
得る手段と、前記した複数種類の複合パルスの内から付
加信号として使用されるべき複合パルスを選択し、その
選択された付加信号を複合映像信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中に挿入付加する手段と、前記のように
して付加信号が挿入された複合映像信号に基づいて記録
信号を形成して記録媒体に記録するようにした記録済記
録媒体の製作方法であって、本発明において複合映像信
号に付加挿入される付加信号Sadは、複合映像信号にお
ける水平同期信号Shに比較して波高値が大でパルス巾が
狭い擬似水平同期パルスSh′と時間軸上で前記の擬似水
平同期パルスに後続する時間位置に前記の擬似水平同期
パルスSh′とは逆極性を有して白レベル方向に突出する
如き形態のパルスPaの対によって構成されたものになさ
れているから、本発明のように複合映像信号における水
平同期信号Shに比較して波高値が大でパルス巾が狭い擬
似水平同期パルスSh′と時間軸上で前記の擬似水平同期
パルスに後続する時間位置に前記の擬似水平同期パルス
Sh′とは逆極性を有して白レベル方向に突出する如き形
態のパルスPaの対によって構成させた付加信号sadを複
合映像信号に付加挿入することにより、盗録に使用され
るVTRが、たとえ周波数特性の悪いVTRであったとしても
前記の付加信号Sadの存在により確実な盗録防止効果が
得られるようにすることができるのである。
発明の記録済記録媒体は、複合映像信号における水平同
期信号に比較して波高値が大でパルス巾の狭いパルスか
らなる擬似水平同期パルスと前記した擬似水平同期パル
スに後続する時間位置で白レベル方向に突出している如
き形態を有するパルスとの組合わせにより構成される付
加信号として、前記の付加信号における白レベル方向に
突出している如き形態を有するパルスをそれぞれ異なる
大きさに設定させてなる複数種類のものを用意し、前記
の用意された複数種類の付加信号の内から選択されたも
のが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分における予め定められた水平走査期間中
に挿入付加されている状態の複合映像信号に基づいて形
成させた記録信号を記録媒体に記録してなる記録済記録
媒体、及び複合映像信号における水平同期信号に比較し
て波高値が大でパルス巾の狭いパルスを有する第1のパ
ルスと、前記した第1のパルスの後縁の時間位置か、そ
れよりも遅れた時間位置に前縁が位置し、かつ、前記し
た第1のパルスの極性とは逆極性を有する第2のパルス
とが組合わされた状態の複合パルスを発生させる複合パ
ルスの発生手段により前記した第2のパルスの波高値が
それぞれ異になされている如き複数種類の複合パルスを
得る手段と、前記した複数種類の複合パルスの内から付
加信号として使用されるべき複合パルスを選択し、その
選択された付加信号を複合映像信号の垂直帰線消去期間
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た水平走査期間中に挿入付加する手段と、前記のように
して付加信号が挿入された複合映像信号に基づいて記録
信号を形成して記録媒体に記録するようにした記録済記
録媒体の製作方法であって、本発明において複合映像信
号に付加挿入される付加信号Sadは、複合映像信号にお
ける水平同期信号Shに比較して波高値が大でパルス巾が
狭い擬似水平同期パルスSh′と時間軸上で前記の擬似水
平同期パルスに後続する時間位置に前記の擬似水平同期
パルスSh′とは逆極性を有して白レベル方向に突出する
如き形態のパルスPaの対によって構成されたものになさ
れているから、本発明のように複合映像信号における水
平同期信号Shに比較して波高値が大でパルス巾が狭い擬
似水平同期パルスSh′と時間軸上で前記の擬似水平同期
パルスに後続する時間位置に前記の擬似水平同期パルス
Sh′とは逆極性を有して白レベル方向に突出する如き形
態のパルスPaの対によって構成させた付加信号sadを複
合映像信号に付加挿入することにより、盗録に使用され
るVTRが、たとえ周波数特性の悪いVTRであったとしても
前記の付加信号Sadの存在により確実な盗録防止効果が
得られるようにすることができるのである。
また、本発明の記録済記録媒体では、複合映像信号の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間に対する付加信号Sad
の付加挿入の態様が、各種各様に変更されることによ
り、本発明の記録済記録媒体をVTRによって盗録して
も、記録済記録媒体からの再生信号をVTRによって盗録
した記録媒体からの再生信号による再生画像の映出に当
って、その再生信号における信号レベルの低下を補うよ
うに、関連する機器における輝度調節つまみ等の調節つ
まみを調節したところで再生画像の状態が周期的あるい
はランダムに変化するために良好の盗録防止の効果が得
られるのである。
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた水平走査期間に対する付加信号Sad
の付加挿入の態様が、各種各様に変更されることによ
り、本発明の記録済記録媒体をVTRによって盗録して
も、記録済記録媒体からの再生信号をVTRによって盗録
した記録媒体からの再生信号による再生画像の映出に当
って、その再生信号における信号レベルの低下を補うよ
うに、関連する機器における輝度調節つまみ等の調節つ
まみを調節したところで再生画像の状態が周期的あるい
はランダムに変化するために良好の盗録防止の効果が得
られるのである。
第1図は本発明の記録済記録媒体の製作方法を適用して
本発明の記録済記録媒体を製作する際に使用される記録
装置の一例構成を示すブロック図、第2図は本発明の記
録済記録媒体に記録されるべき信号を説明するための波
形図、第3図及び第4図は第2図示の波形を有する信号
を発生させるための信号発生部分の構成例を含んで構成
部分のブロック図、第5図は第4図示の回路配置の動作
を説明するための波形図、第6図乃至第9図及び第11図
乃至第13図は記録装置の一部の構成部分の構成例を示す
ブロック図、第10図及び第14図乃至第17図ならびに第19
図は説明用波形図、第18図はVTRに一般的に使用されて
いるAGC回路のブロック図である。 4……入力端子、7,8……クランプ回路、9……複数種
類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付加挿入され
るべき複合映像信号の入力端子、10……複数種類の付加
信号Sadが所要の選択使用態様で付加挿入されている複
合映像信号の出力端子、11……変化信号の出力端子、1
2,13……タイミング信号の入力端子、YCS……YC分離回
路、AGC……自動利得制御回路、APACa〜APACc,APAC……
付加信号付加挿入回路、SEP,SEPa……同期分離回路、SE
Pv,SEPv1,SEPv2,SEPva……垂直同期信号分離回路、H/2P
KC,H/2PKC1……ハーフHパルスキラー回路、A1〜A4……
増幅器、PCOMP……位相比較器、Hc……コントロールヘ
ッド、T……磁気テープ、RDM……回転ドラムの駆動モ
ータ、PG……回転位相の基準位相(回転ドラムの回転位
相の基準位相)と対応するパルスを発生するパルス発生
器、AND……アンド回路、ADD1,ADD2……加算器、FG……
周波数ゼネレータ、FVC……周波数−電圧変換器、PEC…
…プリエンファシス回路、FMOD……周波数変調器、RA…
…記録増幅器、Hv……磁気ヘッドHv(回転磁気ヘッドH
v)、Sh……水平同期信号、1H……1水平走査期間、Cb
……カラーバースト信号、Sd……デジタルデータ、Sl…
…ランプ信号、Swl……白100%に対応する信号レベルを
有する信号、Sh′……擬似水平同期パルス、Pa……前記
の擬似水平同期パルスPhに後続する時間位置で白レベル
方向に突出している如き形態を有するパルス、Sad……
付加信号、SW……切換スイッチ、MM1〜MM6……単安定マ
ルチバイブレータ、SWw……信号選択切換スイッチ、
,……切換制御入力端子、CUT1,CUT2……カウン
タ、FF,FF1,FF2……フリップフロップ、OSC……発振器
(例えば、水晶発振器)、Q1〜Q5……トランジスタ、R1
〜R10……抵抗、GADJ……利得調整回路、SG……変化信
号発生用の信号源、Sng……雑音発生器、LPF……低域通
過濾波器、Ssw……正弦波電圧発生器、DLc……遅延回
路、SH1,SH2……サンプルホールド回路、COMP1,COMP2…
…電圧比較回路、V1,V2……基準電圧、
本発明の記録済記録媒体を製作する際に使用される記録
装置の一例構成を示すブロック図、第2図は本発明の記
録済記録媒体に記録されるべき信号を説明するための波
形図、第3図及び第4図は第2図示の波形を有する信号
を発生させるための信号発生部分の構成例を含んで構成
部分のブロック図、第5図は第4図示の回路配置の動作
を説明するための波形図、第6図乃至第9図及び第11図
乃至第13図は記録装置の一部の構成部分の構成例を示す
ブロック図、第10図及び第14図乃至第17図ならびに第19
図は説明用波形図、第18図はVTRに一般的に使用されて
いるAGC回路のブロック図である。 4……入力端子、7,8……クランプ回路、9……複数種
類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付加挿入され
るべき複合映像信号の入力端子、10……複数種類の付加
信号Sadが所要の選択使用態様で付加挿入されている複
合映像信号の出力端子、11……変化信号の出力端子、1
2,13……タイミング信号の入力端子、YCS……YC分離回
路、AGC……自動利得制御回路、APACa〜APACc,APAC……
付加信号付加挿入回路、SEP,SEPa……同期分離回路、SE
Pv,SEPv1,SEPv2,SEPva……垂直同期信号分離回路、H/2P
KC,H/2PKC1……ハーフHパルスキラー回路、A1〜A4……
増幅器、PCOMP……位相比較器、Hc……コントロールヘ
ッド、T……磁気テープ、RDM……回転ドラムの駆動モ
ータ、PG……回転位相の基準位相(回転ドラムの回転位
相の基準位相)と対応するパルスを発生するパルス発生
器、AND……アンド回路、ADD1,ADD2……加算器、FG……
周波数ゼネレータ、FVC……周波数−電圧変換器、PEC…
…プリエンファシス回路、FMOD……周波数変調器、RA…
…記録増幅器、Hv……磁気ヘッドHv(回転磁気ヘッドH
v)、Sh……水平同期信号、1H……1水平走査期間、Cb
……カラーバースト信号、Sd……デジタルデータ、Sl…
…ランプ信号、Swl……白100%に対応する信号レベルを
有する信号、Sh′……擬似水平同期パルス、Pa……前記
の擬似水平同期パルスPhに後続する時間位置で白レベル
方向に突出している如き形態を有するパルス、Sad……
付加信号、SW……切換スイッチ、MM1〜MM6……単安定マ
ルチバイブレータ、SWw……信号選択切換スイッチ、
,……切換制御入力端子、CUT1,CUT2……カウン
タ、FF,FF1,FF2……フリップフロップ、OSC……発振器
(例えば、水晶発振器)、Q1〜Q5……トランジスタ、R1
〜R10……抵抗、GADJ……利得調整回路、SG……変化信
号発生用の信号源、Sng……雑音発生器、LPF……低域通
過濾波器、Ssw……正弦波電圧発生器、DLc……遅延回
路、SH1,SH2……サンプルホールド回路、COMP1,COMP2…
…電圧比較回路、V1,V2……基準電圧、
Claims (2)
- 【請求項1】複合映像信号における水平同期信号に比較
して波高値が大でパルス巾の狭いパルスからなる擬似水
平同期パルスと前記した擬似水平同期パルスに後続する
時間位置で白レベル方向に突出している如き形態を有す
るパルスとの組合わせにより構成される付加信号とし
て、前記の付加信号における白レベル方向に突出してい
る如き形態を有するパルスをそれぞれ異なる大きさに設
定させてなる複数種類のものを用意し、前記の用意され
た複数種類の付加信号の内から選択されたものが複合映
像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分における予め定められた水平走査期間中に挿入付加
されている状態の複合映像信号に基づいて形成させた記
録信号を記録媒体に記録してなる記録済記録媒体 - 【請求項2】複合映像信号における水平同期信号に比較
して波高値が大でパルス巾の狭いパルスを有する第1の
パルスと、前記した第1のパルスの後縁の時間位置か、
それよりも遅れた時間位置に前縁が位置し、かつ、前記
した第1のパルスの極性とは逆極性を有する第2のパル
スとが組合わされた状態の複合パルスを発生させる複合
パルスの発生手段により前記した第2のパルスの波高値
がそれぞれ異になされている如き複数種類の複合パルス
を得る手段と、前記した複数種類の複合パルスの内から
付加信号として使用されるべき複合パルスを選択し、そ
の選択された付加信号を複合映像信号の垂直帰線消去期
間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定めら
れた水平走査期間中に挿入付加する手段と、前記のよう
にして付加信号が挿入された複合映像信号に基づいて記
録信号を形成して記録媒体に記録するようにした記録済
記録媒体の製作方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62044901A JP2570277B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 記録済記録媒体及びその製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62044901A JP2570277B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 記録済記録媒体及びその製作方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62035370A Division JPS63203075A (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | 記録済記録媒体及びその製作方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63211981A JPS63211981A (ja) | 1988-09-05 |
JP2570277B2 true JP2570277B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=12704376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62044901A Expired - Lifetime JP2570277B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 記録済記録媒体及びその製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570277B2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP62044901A patent/JP2570277B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63211981A (ja) | 1988-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6091822A (en) | Method and apparatus for recording scrambled video audio signals and playing back said video signal, descrambled, within a secure environment | |
JPH06501367A (ja) | 不正複写を防止するようビデオ信号を修正する方法及び装置 | |
RU2166238C2 (ru) | Способ и устройство предотвращения удовлетворительного копирования аналоговым видеомагнитофоном аналогового сигнала цветности, защищенная от копирования среда с записанным на ней видеосигналом цветности | |
KR850001655B1 (ko) | 회전기록매체의 기록재생장치 | |
JP2570277B2 (ja) | 記録済記録媒体及びその製作方法 | |
JPS63203075A (ja) | 記録済記録媒体及びその製作方法 | |
JPH0241952B2 (ja) | ||
US5200833A (en) | Signal level clamping apparatus for a CTDM video signal | |
JPS63211980A (ja) | 記録済記録媒体及びその製作方法 | |
JPS6052629B2 (ja) | 記録済記録媒体及びその作製方法 | |
JPS6152096A (ja) | 情報信号記録媒体再生装置 | |
JP3430793B2 (ja) | ビデオ信号のコピーガード装置および方法 | |
JPS63209282A (ja) | 記録済記録媒体及びその製作方法 | |
KR100255234B1 (ko) | 다치신호의 기록 및 재생방법과 다치신호기록용 동기신호발생회로 | |
JP3444078B2 (ja) | ビデオ信号処理装置及びビデオ信号処理方法 | |
JPS6337998B2 (ja) | ||
KR970006794B1 (ko) | 브이씨알(vcr)의 기록 및 재생장치 | |
JP3430792B2 (ja) | ビデオ信号のコピーガード装置および方法 | |
JPS5833379A (ja) | 静止画記録装置 | |
JPS6113666B2 (ja) | ||
JPS63236488A (ja) | 盗録防止機能付複合映像信号記録装置 | |
JPS62114386A (ja) | 映像信号出力装置 | |
JPS59221856A (ja) | 記録再生装置 | |
JPS6052626B2 (ja) | 記録済み記録媒体及びその作製方法 | |
JPH0440778A (ja) | 画像信号記録再生システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |