JPS63211980A - 記録済記録媒体及びその製作方法 - Google Patents

記録済記録媒体及びその製作方法

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JPS63211980A
JPS63211980A JP62044900A JP4490087A JPS63211980A JP S63211980 A JPS63211980 A JP S63211980A JP 62044900 A JP62044900 A JP 62044900A JP 4490087 A JP4490087 A JP 4490087A JP S63211980 A JPS63211980 A JP S63211980A
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JP
Japan
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signal
pulse
circuit
additional
sad
Prior art date
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Application number
JP62044900A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ichii
一井 豊
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は記録再生の対象にされている複合映像信号に基
づく記録信号が記録されている記録済記録媒体がV T
 Rによって盗録(無権利者によるダビング)された場
合に、VTRで盗録した記録媒体からの再生信号によっ
ては実用的な再生画像が得られないようにさせるための
手段が施こされている記録済記録媒体及びそのような記
録済記録媒体の製作方法に関する。
(従来の技術) 情報信号の高密度記録再生を行うことのできる各種形式
の記録再生装置が実用されるようになったが、記録媒体
として磁気テープを使用する磁気記録再生装置について
は、例えば、特開昭52−48919号公報に詳細に記
載されているようないわゆるフェーズ・シフト方式によ
るカラーVTRが、ホームV T Rとして全世界的に
普及していることは周知のとおりである。
ところで、ホームVTRは録画機能を備えているために
、記録済みの磁気テープ、あるいはビディオディスクな
どの記録済記録媒体から再生された情報信号がホームV
TR自体の有する録画機能の使用により実に手軽に複製
されてしまうということが、ホームVTRの普及に伴っ
て著作権上の問題として新聞紙上でも屡々大きく報じら
れるようになった。
すなわち、ホームVTRにより記録済記録媒体の記録内
容が容易に盗録されて複製物が作成されるという状態が
放置された場合には、記録済記録媒体の製作販売者、著
作者、その他の関係者が大きな打撃を受けることは明ら
かなのであるが、著作権法においては、私的な使用のた
めの複製について「著作権の目的となっている著作物は
、個人的または家庭内、その他これに準する限られた範
囲内において使用することを目的とする場合には。
その使用する者が複製することができる」としており、
私的使用のための使用を禁止してはいないから、ホーム
VTRを用いて記録済みの磁気テープやビディオディス
クなどの記録済記録媒体の記録内容が、小規模な単位で
盗録されることは避けられず、したがって個人の盗録複
製行為によって、著作者、実演者、記録済記録媒体の製
作者、記録済記録媒体の販売者に対して重大な影響を与
えることは明らかである。
このように、記録済記録媒体の記録内容が手軽にホーム
VTRによって盗録されて複製物が作られてしまうこと
は、多くの関連業界、多くの関係者に対して甚大な被害
を与えるのであり、そのため、従来から記録済記録媒体
の記録内容が盗録されても満足なNI製物が作られない
ようにするための有効な手段が強く要望されて来ている
ことも周知のとおりである。
そして、従来から記録済記録媒体の記録内容の盗録を困
難にするために、記録済記録媒体から再生された情報信
号がモニタ受像機へ供給された場合には正常な再生画像
が得られるが、他方、記録済記録媒体から再生された情
報信号を一度VTRで別の磁気テープに記録した後に、
その別の磁気テープに記録された記録内容を再生してモ
ニタ受像機に供給した場合には満足な再生画像が得られ
ないようにする、という観点に立った多くの提案が従来
からなされて来ていることもよく知られている。
従来の既提案は、例えば、記録済記録媒体で記録再生の
対象にされるべき複合映像信号として、積分値が正規の
垂直同期信号の積分値よりも小さくなるように変形され
た垂直同期信号を備えているものを用いるなどして、V
TRによって盗録された複合映像信号中の垂直同期信号
がモニタ受像機での再生動作に役立たぬようにしようと
したり、あるいは、盗録に用いたVTRのドラムサーボ
の動作が乱されるようにしたり、また、例えば、VTR
の記録系で広く採用されている第19図示のような構成
の自動利得制御回路(AGC回路)、すなわち、自動利
得制御の対象にされている複合映像信号Si(第20図
の(a)参照)における水平同期信号Sh(第20図の
(a)参照)の近傍に、自動利得制御の基準レベルの設
定に用いられるような波高値で白レベルの方向に突出す
るようなパルスSp(第20図の(b)参照)を、入力
端子1を介してAGC回路に供給される複合映像信号S
i中の水平同期信号shに基づいて作り(第19図中で
は前記のパルスSpが端子3に供給されるものとして示
されている)、可変増幅器VAからの出力信号Soと前
記したパルスSpとを加算器ADDで加算して、前記の
加算器ADDから第20図の(c)で例示されているよ
うな信号がピーク検出回路PDCに与えられるようにし
、前記のピーク検出回路PDCにおいては、それに供給
された信号のピーク値Vc(水平同期信号shの先端か
ら前記したパルスSPの先端までの電圧で、第20図の
(c)にVCで例示している)に応じた制御電圧を発生
してそれを可変増幅WVAに制御信号として与え、可変
増幅器VAから出力端子2に送出される出力信号Soが
常に適正な信号レベルの複合映像信号となるような動作
を行うように構成されているAGC回路の動作を利用し
て、記録済記録媒体から再生された複合映像信号をVT
Rで盗録しても、その盗録した記録内容では満足な状態
の再生画像が得られないようにしたものなどを代表的な
ものとして挙げられる。
代表例として挙げた既提案の内の後者形式の盗録防止手
段について、それの−例を具体的に説明すると次のとお
りである。記録済記録媒体によって記録再生の対象にさ
れる複合映像信号における水平同期(I! ’)の近傍
に、第20図の(d)に例示されているように白レベル
の方向に突出している状態のパルスSsを予め挿入して
おき、その複合映像信号がVTRによって記録される際
に、VTRのAGC回路における前述のような回路動作
によすAGC回路で付加される第20図の(b)で示さ
れるパルスSpが、記録済記録媒体から再生された複合
映像(it号に才?ける水平同期信号の近傍に挿入しで
ある前記のパルスSsに加算されるようにして、加算器
ADDからピーク検出回路PDCに与えられる信号が第
20図の(,3)で示されるようなものとするのである
ピーク検出回路PDCでは、それに供給された信号のピ
ーク値VcQ(水平同期信号Shの先端から前記したパ
ルスSpの先端までの電圧で、第20図の(6)中のV
cffi)に応じて発生した制御電圧を可変増幅器VA
へ制御信号として与えるから、可変増幅器VAの利得が
大巾に低下してAGC回路からの出力信号SOの信号レ
ベルが正常の場合に比べて大巾に低下した状態になされ
て、その記録媒体からの再生信号によっては満足な状態
の再生画像が映出され得ないようにしようとするのであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記した既提案の盗録防止手段を適用した記
録済記録媒体についての盗録防止効果を実験によって確
かめたところ、盗録に使用されるVTRや、再生画像を
映出するのに用いられるモニタ受像機などの回路定数の
選定の如何によっては、予期した盗録防止効果が殆んど
得られなかったり、あるいは予期した盗録防止効果が全
く得られない場合のあることが判かった。
例えば、前述した後者形式の盗録防止手段が記録済記録
媒体に記録されるべき複合映像信号に適用されていた場
合についていえば、記録済記録媒体からの再生信号をV
TRによって盗録した記録媒体からの再生信号による再
生画像の映出に当って、その再生信号における信号レベ
ルの低下を補うように、関連する機器における輝度調節
つまみ等の調節つまみを一度調節するだけで、大した支
障もなく視聴が可能となるなどのように、常に必らずし
も良好な盗録防止の効果が得られるものとは限らないこ
とが明らかにされた。
前記の点は、VTRやモニタ受像機などが、それぞれの
メーカ毎に、それぞれ独自な回路定数を採用して作られ
ているという実情からすれば当然のことであるが、既述
もしたように、記録済記録媒体からの盗録防止が良好に
行われるようにすることは、多くの関係業界における多
くの関係者の情実な願いであるために、より一層良好な
盗録防止効果の得られる解決策が求められた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、擬似水平同期パルスと前記した擬似水平同期
パルスに後続する時間位置で白レベル方向に突出してい
る如き形態を有するパルスとの組合わせにより構成され
る付加信号として、前記の付加信号における白レベル方
向に突出している如き形態を有するパルスをそれぞれ異
なる大きさに設定させてなる複数種類のものを用意し、
前記の用意された複数種類の付加<8号の内から選択さ
れたものが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた2つの水
平走査期間のそれぞれに挿入付加されている状態の複合
映像信号に基づいて形成させた記録信号を記録媒体に記
録してなる記録済記録媒体、及び略々水平同期パルスの
パルス形状を有する第1のパルスと、前記した第1のパ
ルスの後縁の時間位置か、それよりも遅れた時間位置に
前縁が位置し、かつ、前記した第1のパルスの極性とは
逆極性を有する第2のパルスとが組合わされた状態の複
合パルスを発生させる複合パルスの発生手段により前記
した第2のパルスの波高値がそれぞれ異になされている
如き複数種類の複合パルスを得る手段と、前記した複数
種類の複合パルスの内から付加信号として使用されるべ
き複合パルスを選択し、その選択された付加信号を複合
映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除
く部分における予め定められた2つの水平走査期間にそ
れぞれ挿入付加する手段と、前記のようにして付加信号
が挿入された複合映像信号に基づいて記録信号を形成し
て記録媒体に記録するようにした記録済記録媒体の製作
方法を提供し、前記した従来の問題点を解決しようとす
るものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の記録済記録媒体
と記録済記録媒体の製作方法との具体的な内容について
詳細に説明する。
第1図は本発明の記録済記録媒体の製作方法を適用して
本発明の記録済記録媒体を製作する際に使用される記録
装置の一例構成を示すブロック図であり、また、第2図
は複合映像信号における垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた水平走査期
間中に挿入付加された状態の付加信号、その他の信号を
例示している波形図、第3図乃至第6図は第2図示の波
形を有する信号を発生させるための信号発生部分の構成
例を含んで構成されている構成部分のブロック図、第7
図は第4図及び第6図示の回路配置の動作を説明するた
めの波形図、第8図乃至第11図及び第13図乃至第1
5図は記録装置の一部の構成部分の構成例を示すブロッ
ク図、第12図及び第16図及び第18図ならびに第2
0図は説明用波形図、第19図はVTRに一般的に使用
されているAGC回路のブロック図である。
第1図に示す記録装置は、入力端子4に対して供給され
る複合映像信号の久方信号Siが、輝度信号の帯域内で
輝度信号と色信号とが帯域共有多重化されている信号形
態の複合映像信号(複合カラー映像信号)である場合の
構成例を示しており、この第1図示の記録装置では六方
された複合映像信号中の搬送色信号をYc分離回路Yc
sによって分離して得た搬送色信号S’cを1図中の一
点鎖線枠内に示されている周知構成の低域変換色信号処
理回路によって、よく知られているフェーズシフト方式
の適用により低域変換搬送色信号に変換するようにして
いる。なお、第1図中に一点鎖線枠で示されている低域
変換色信号処理回路の動作は周知であるから、それの詳
細な説明は省略する。
前記したYC分離回回路C8がら出力された輝度信号S
yは自動利得制御回路AGCにおいて利得制御が行われ
た後に、付加信号付加挿入回路APACに供給される。
前記した自動制御回路AGCとしては、第19図を参照
して既述した周知構成の自動利得制御回路が使用できる
。なお、この自動利得制御回路AGCは必要に応じて設
けられてもよいものであり、自動利得制御回路AGCが
設けられない場合には1手動の利得制御回路によって利
得が設定されるようになされる。
5EPaは同期分離回路であり、この同期分離回路”S
 E P aによって輝度信号Syから分離された複合
同期信号は、自動利得制御回路AGCとハーフ[■パル
スキラー回路H/2PKCIと、垂直同期信号分離回路
5EPvとに供給される。
前記した垂直同期信号分離回路5EPvによって分離さ
れた垂直同期信号Svは、増幅器A1と位相比較器PC
OMPとに供給されるが、前記の増幅器AIで増幅され
た垂直同期信号はコントロールヘッドHcに供給されて
磁気テープTにコントロール信号として記録され、また
、前記した位相比較器PCOMPに供給された垂直同期
信号は。
回転ドラムの駆動モータRDMの回転位相の基準位相(
回転ドラムの回転位相の基準位相)と対応するパルスを
発生するパルス発生器PGからのパルスと位相比較され
る。
□ 前記した位相比較器PCOMPから出力された誤差
信号は加算器ADD2に供給されるが、この加算器AD
D2には周波数ゼネレータFGによって発生された信号
が増幅器A2で増幅された後に周波数−電圧変換器FV
Cにより変換された電圧も供給されているから、前記し
た加算器ADD2からは前記した両信号の和信号が出力
される。
前記した加算器ADD2の出力信号は増幅器A3によっ
て増幅された後に回転ドラムの駆動モータRDMに駆動
電力として供給されるから、前記のようなドラムサーボ
系の動作によって回転ドラム、の駆動モータRDM(回
転ドラム)i、記録の対象にされている複合映像信号中
の垂直同期信号に位相同期した状態で所定の回転数で駆
動回転される。
前記のように自動利得制御回路AGCにおいて利得制御
が行われた後に、付加信号付加挿入−回路APACに供
給された輝度信号には、他の図面を参照して後述されて
いる付加信号付加挿入回路APACの動作によって、擬
似水平同期パルスと前記した擬似水平同期パルスに後続
する時間位置で自レベル方向に突出している如き形態を
有するパルスとの組合わせにより構成されている付加信
号が、後述されているような多様な付加態様で輝度信号
の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分に
おける予め定められた2つの水平走査期間中に挿入付加
される。
前記した付加信号付加挿入回路APACからの出力信号
は、プリエンファシス回路PEGにおいてプリエンファ
シスされた後に、周波数変調器FMODに信号波として
供給され、周波数変調器FMODでは所定の周波数を有
する搬送波が前記した信号波によって周波数変調されて
いる周波数変調波信号を出力して、それを加算器ADD
Iに供給する。
前記の加算器ADDIでは前記した周波数変調波信号と
、既述した低域変換色信号処理回路から出力された低域
変換搬送色信号との加算を行って。
それからの出力信号を記録増幅器RAに供給する。
前記した記録増幅器RΔからの出力信号は、磁気テープ
Tに記録されるべき記録信号であり、それは磁気ヘッド
Hv (回転磁気ヘッドHv)によって磁気テープTに
記録され、記録済記録媒体が作成されるのである。
次に、第1図を参照して既述した付加信号付加挿入回路
APΔCにおいて複合映像信号における垂直帰線消去期
間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定めら
れた2つの水平走査期間中に挿入付加されるべき付加信
号について第2図。
その他の図面を参照して説明する。
第2図の(a)〜(i)は複合映像信号における垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予
め定められた水平走査期間中に挿入付加された状態の付
加信号、その他の信号を例示している波形図であって、
第2図においてshは水平同期信号、LHは1水平走査
期間、cbはカラーバースト信号、Sdはデジタルデー
タ、SQはランプ信号、SwQは白100%に対応する
信号レベルを有する信号、sh″は擬似水平同期パルス
、Paは前記の擬似水平同期パルスphに後続する時間
位置で白レベル方向に突出している如き形態を有するパ
ルスであり、擬似水平同期パルスSh′とパルスP’a
との組合わせによって構成される信号が付加信号Sad
である。
第2図の(a)〜(i)の各波形図の記載から明らかな
ように、付加信号Sadは水平同期信号shと同一の極
性の擬似水平同期パルスSh’と、水平同期信号shと
は反対極性のパルスPaとが組になって構成されている
ものであるから、それが1水平走査期間の全期間にわた
って存在するような状態で挿入付加された揚台には、記
録再生の対象にされている複合映像信号が複合カラー映
像信号のときの色信号の処理動作に対して不都合を生じ
させることも起きる。
すなわち、記録再生の対象にされている複合映像信号が
複合カラー映像信号のときの色信号の処理が、複合映像
信号中に含まれている水平同期信号に基づいて発生させ
た信号を用いて行われるようになされている色信号処理
回路によって1色信号の処理が行われる場合には、色信
号処理回路中にII/2パルスキラー回路を設けて、複
合映像信号の垂直帰線消去期間中に存在している等価パ
ルスが除去されるようにしているが、第2図に示されて
いるように、水平同期信号shと同じ極性の擬似水平同
期パルスSh′を有する付加信号が水平走査期間内に付
加挿入されたときに、付加信号の一部を構成している擬
似水平同期パルスsh″が色信号処理回路中に設けられ
ているI(/2パルスキラー回路によって除去され得な
いような信号部分にも存在する場合には、当然のことな
がら色信号処理回路における色信号処理動作が不満足な
ものになって、再生画像の色に乱れが生じることになる
からである。
それで、複合映像信号の垂直帰線消去期間中の選択され
た部分に挿入されるされるべき付加信号Sadは、それ
の擬似水平同期パルスSh′がI(/2パルスキラー回
路の動作によって良好に除去され得るような信号部分に
付加挿入されることが必要とされる。そして、通常II
/2パルスキラー回路としては、1水平走査期間の80
%の期間内のパルスが除去できるような機能を備えてい
るものが使用されていることが多いから、前記した付加
信号Sadが例えば1水平走査期間の略々80%以内の
部分に付加挿入されるような実施の態様とされるとよい
前記のように1色付号処理回路中に設けられているH/
2パルスキラー回路の存在によって付加信号Sadが付
加挿入されるべき信号部分に制約が生じるのは、付加信
号Sadの構成の一部分に水平同期信号shと同じ極性
を有する擬似水平同期パルスSh′があるためであって
、水平同期信号shとは逆極性の信号、すなわち、白レ
ベル方向に突出する如き極性の他の信号が付加されるよ
うにしても、前記した他の信号の存在が色信号処理回路
における色信号処理に際して支障を与えるようなことは
起こらない。
それで、付加信号Sadが付加挿入される1水平走査期
間における付加信号Sadが付加挿入された期間以外の
部分に対して、第2図の(d)に示されているようにラ
ンプ信号SQを挿入したり。
第2図の(e)に示されているようにデジタルデータ信
号Sdを挿入したり、第2図の(f)に示されているよ
うに白100%に対応する信号レベルを有する信号Sw
Qを挿入したりすることができるのである。
なお、前記した第2図の(d)中に示されているランプ
信号SQは、例えば、記録再生動作に伴ってチャンネル
毎に受けたDCオフセット、ゲイン差、非直線歪に起因
して生じ゛る波形歪を自動的に除去するための基準信号
として用いられる信号である。
本発明において、複合映像信号における垂直帰線消去期
間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定めら
れた2つの水平走査期間中に挿入付加される付加信号S
adの付加態様は、第17図及び第18図の波形図に例
示されている他、各種の付加態様による本発明の実施の
態様については詳細に後述されている。
また1本発明の実施に際して複合映像信号における垂直
帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における
予め定められた2つの水平走査期間中に挿入付加される
べき付加信号Sadは、第2図の(a)〜(f)に例示
されているもののように、時間軸上で隣接する付加信号
Sadが時間軸上で等間隔に配置されるようになされた
り、あるいは第2図の(g)、(h)に例示されている
もののように1時間軸上で隣接する付加信号Sadが時
間軸上で等間隔でないように配置されるようになされた
りしてもよいのであり、第2図の(g)、(h)に例示
されているもののように時間軸上で隣接する付加信号S
adが時間軸上で等間隔でないように配置される場合に
は、隣接する付加信号Sadにおける擬似水平同期パル
スsh″の時間々隔の違いの組合わせによって他の情報
を表示させるようにすることもできる。
第2図の(g)、(h)中のrlJ  rOJなどの表
示は、隣接する付加信号Sadにおける擬似水平同期パ
ルスSh′の時間々隔の違いの組合わせによって他の情
報を示している状態を例示したものである。
第2図の(i)に示されている付加信号Sadは。
擬似水平同期パルスSh′の波高値を水平同期信号sh
の波高値よりも大きくしている場合の例を示している。
このように擬似水平同期パルスSh′の波高値を水平同
期信号shの波高値よりも大きくしておけば、擬似水平
同期パルスSh′のパルス中が水平同期信号shのパル
ス中よりも狭いものであって、VTRの周波数特性が悪
くて狭いパルス中の擬似水平同期パルスSh′が小さな
波高値のものとしてVTRの記録系の自動利得制御回路
AGCに供給されるようなことがあっても、第2図の(
i)に示されている付加信号Sadにおける擬似水平同
期パルスSh′のように、その波高値が予め水平同期信
号shの波高値よりも大きくされていれば、VTRの記
録系の自動利得制御回路へGCに供給される擬似水平同
期パルスSh′を水平同期信号shと同じ波高値のパル
スとして供給することができる。
また、前記した第2図の(a)〜(C)に示されている
付加信号Sadは、複合映像信号における垂直帰線消去
期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定め
られた2つの水平走査期間中に挿入付加されるべき付加
信号Sadが、擬似水平同期パルスSh′と対をなして
付加信号Sadを構成しているパルスPa、すなわち、
擬似水平同期パルスSh1とは逆極性を有して白レベル
方向に突出する如き形態のパルスPaが、それぞれ異な
る波高値を有するようなものとされている場合を例示し
ているものであり、第2図の(a)は擬似水平同期パル
スSh′と対をなして付加信号Sadを構成しているパ
ルスPaが自100%の信号レベルを有するものとなさ
れている場合を示し、また、第2図の(b)は擬似水平
同期パルスSh′と対をなして付加信号Sadを構成し
ているパルスPaが白60%の信号レベルを有するもの
となされている場合を示し、さらに第2図の(c)は擬
似水平同期パルスSh′と対をなして付加信号Sadを
構成してい□るパルスPaが白20%の信号レベルを有
するものとなされている場合を示している。
なお、擬似水平同期パルスSh′と対をなして付加信号
Sadを構成するのに用いられるパルスPaが、どのよ
うな波高値のものに設定されるべきかは任意である。
擬似水平同期パルスSh′に後続する時間位置で。
白レベル方向に突出している如き形態を有するパルスP
aとの組合わせにより構成されている付加信号Sadを
例示した第2図においては1例示されている何れのもの
でも、ある1水平走査期間内においては同一信号形態の
付加信号Sadが時間軸」〕に配置されているものとし
て示されているが。
実施に当って、1水平走査期間内に複数種類の付加信号
Sadが時間軸上に配置されるようになされてもよい。
前記した付加信号Sadは第1図に関する説明中で述べ
たように、付加信号付加挿入回路APACにおいて、輝
度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分における予め定められた2つの水平走査期間中に挿
入付加されるのであるが、付加信号付加挿入回路APA
Cにおける輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分の予め定められた2つの水平走査期間
としては、付加信号Sadの付加挿入によってもVTR
における再生動作に悪影響を与えることがなく、また、
垂直帰線消去期間内に既に挿入されている他の信号の情
報内容にも支障を与えることがないような垂直帰線消去
期間内の部分における2つの水平走査期間が選択使用さ
れることが必要である。
そして、前記した垂直帰線消去期間内の部分において選
択使用されるべき前記した2つの水平走査期間としては
、その2つの水平走査期間が時間軸上で連続している状
態(付加信号Sadが付加挿入されている2水平走査期
間が第17図の波形図に例示されているような状態)と
なされていても、あるいは、前記の2つの水平走査期間
が時間軸上で離隔している状態(付加信号Sadが付加
挿入されている2水平走査期間が第18図′の波形図に
例示されているような状態)となされていてもよい。
前記した付加信号付加挿入回路APACで行われる輝度
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた2つの水平走査期間に対する
付加信号Sadの付加挿入の態様は1種々雑多なものと
して実施されうるのであるが、以下、付加信号付加挿入
回路APACで行われる輝度信号の垂直帰線消去期間内
の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた
2つの水平走査期間に対する付加信号Sadの付加挿入
の態様の代表例について述べる。
1、予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対
してTa(Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設
定しく以下の数例ではTa=0.5秒、Tb245秒と
して説明されている)、時間軸上で相次ぐ順次のTbの
時間における最初のTbにおいては、輝度信号の垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予
め定められた2つの水平走査期間に付加挿入されるべき
付加信号Sadが、前記した時間軸上で相次ぐ順次のT
bの時間中における順次のTaの時間毎に、それぞれ異
なった2種類のものに順次交互に変更されるようにし、
前記した最初のTbの時間に引続<Tbの時間中におい
ては、前記した最初のTbの時間中で選択使用された付
加信号Sadとは異なる他の1種類の付加信号Sadだ
けが選択使用されるようにする、という付加信号Sad
の選択使用態様が1時間軸上で連続する相次ぐ1゛bの
時間について順次交互に繰返されて、付加信号付加挿入
回路APACにおける輝度信号の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分の予め定められた2つの水
平走査期間に対して付加信号Sadの付加挿入が行われ
るようにする。
前記のようにして付加信号付加挿入回路APACで行わ
れる輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間
を除く部分における予め定められた2つの水平走査期間
に対する付加信号Sadの付加挿入の態様について、第
2図に例示されている付加信号Sadを参照し、かつ、
具体的な数値を入れて説明すると次のとおりである。
時間軸上で相次ぐ順次の45秒毎に区切った時間を設定
し、また、前記した各45秒の時間中でさらに0.5秒
毎に区切った時間を設定し、まず、最初の45秒間にお
いては、その時間中における順次の0.5秒間の時間中
に輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を
除く部分における予め定められた2つの水平走査期間に
付加挿入されるべき付加信号Sadとして、最初の0.
5秒間には第2図の(b)に示されているものが選択使
用され、また1次の0.5秒間においては第2図の(c
)に示されているものが選択使用され、さらに次の0.
5秒間においては第2図の(b)に示されているものが
選択使用される。というように、時間軸上で相続く順次
の0.5秒間毎に、第2図の(b)に示されている付加
信号Sadと、第2図の(c)に示されている付加信号
Sadとが順次交互に選択使用されるようにし、次に、
前記した最初の45秒間に引続く次の45秒間において
は。
その時間中における輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂
直同期信号期間を除く部分における予め定められた2つ
の水平走査期間に付加挿入されるべき付加信号Sadと
して、第2図の(a)に示されているものが選択使用さ
れるようにする、というような付加信号Sadの選択使
用態様が、相続く順次の45秒間について順次交互に繰
返されるようにするのである。
2、予め定められた時間Taと、前記した時間Taに対
してTa(Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設
定しく以下の数例ではT a = 0 、5秒、Tb2
45秒として説明されている)、輝度信号の垂直帰線消
去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定
められた2つの水平走査期間に付加挿入されるべき付加
信号Sadが、前記した時間軸上で相次ぐ順次のTbの
時間中における順次のTaの時間毎に、それぞれ異なっ
た2種類のものに順次交互に変更されるようにするとと
もに、前記のように相次ぐTaの時間毎にそれぞれ異な
った2種類のものに順次交互に変更される異なった2種
類のものの組合わせが、順次の゛rbの時間毎に変更さ
れるようにして、付加信号付加挿入回路APACにおい
て輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を
除く部分における予め定められた2つの水平走査期間に
対して付加信号Sadの付加挿入が行われるようにする
前記のようにして付加信号付加挿入回路APACにおい
て行われる輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた2つの水平走
査期間に対する付加信号Sadの付加挿入の態様につい
て第2図に例示されている付加信号Sadを参照し、か
つ、具体的な数値を入れて説明すると次のとおりである
時間軸上で相次ぐ順次の45秒毎に区切った時間を設定
し、また、前記した各45秒の時間中でさらに0.5秒
毎に区切った時間を設定し、まず、最初の45秒間にお
いては、その時間中における順次の0.5秒間の時間中
に輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を
除く部分における予め定められた2つの水平走査期間に
付加挿入されるべき付加信号Sadとして、最初の0.
5秒間には第2図の(、)に示されているものが選択使
用され、また、次の0.5秒間においては第2図の(b
)に示されているものが選択使用され、さらに次の0.
5秒間においては第2図の(、)に示されているものが
選択使用される。というように、時間軸上で相続く順次
の0.5秒間毎に、第2図の(a)に示されている付加
信号Sadと、第2図の(b)に示されている付加信号
Sadとが順次交互に選択使用されるようにし1次に、
前記した最初の45秒間に引続く次の45秒間において
は、その時間中における輝度信号の垂直帰線消去期間内
の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた
2つの水平走査期間に付加挿入されるべき付加信号Sa
dとして、その時間中における順次の0.5秒間の時間
中に輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間
を除く部分における予め定められた2つの水平走査期間
に付加挿入されるべき付加信号Sadとして、最初の0
.5秒間には第2図の(a)に示されているものが選択
使用され、また1次の0.5秒間においては第2図の(
c)に示されているものが選択使用され、さらに次の0
.5秒間においては第2図の(a)に示されているもの
が選択使用される。というように、時間軸上で相続く順
次の0.5秒間毎に、第2図の(a)に示されている付
加信号Sadと、第2図の(c)に示されている付加信
号Sadとが順次交互に選択使用されるようにする。と
いうよ、うな付加信号Sadの選択使用態様が、相続く
順次の45秒間について順次交互に繰返されるようにす
るのである。
3、前述した2つの例では1時間軸上で設定されるTa
、Tbの時間長が、それぞれ固定的なものとされていた
が、前記した時間Ta、Tbが周期的、あるいはランダ
ムに変化されるようにして、前記した1、2.で説明し
たような付加信号Sadの選択使用態様を、相続く順次
のTb、Taで順次交互に繰返されるようにする。
4、前記した1、2.の場合には1選択使用される付加
信号の種類の変更態様が周期的であったが。
選択使用される付加信号の種類の変更態様がランダムに
行われるようにする。
5、前記した1、〜4.の場合には、複合映像信号のど
の垂直帰線消去期間中についても付加信号Sadが付加
挿入されるようにしていたが、付加信号Sadが複合映
像信号の垂直帰線消去期間中に付加挿入されない状態の
時間Tbを周期的あるいはランダムに設けられているよ
うにする。
なお、付加信号Sadの選択使用の態様としては、1、
〜5.に例示して説明したような選択使用態様の他に幾
多の変形態様による付加信号Sadの付加挿入態様が採
用できることはいうまでもない。
次に、前記のように時間軸上で所要の切換変更態様で選
択使用される付加信号Sadが、どのようにして発生さ
れるのかについて第3図〜第15図等を参照して説明す
る。第3図乃至第6図は付加信号付加挿入回路APAC
の構成例を示すブロック図であり、各回において5は複
合映像信号の入力端子、6は輝度信号の垂直帰線消去期
間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定めら
れた2つの水平走査期間中に付加信号Sadが挿入付加
された状態の複合映像信号の出力端子であって、第1図
中に示されている付加信号付加挿入回路APACにおけ
る端子5,6と前記した第3図乃至第6図に例示されて
いる付加信号付加挿入回路APACにおける端子5,6
とは、互に対応しているものである(なお、第1図にお
いては、図中の付加信号付加挿入回路APACに対して
垂直同期信号Sv、その他の信号が他の回路部分から供
給されるようになされてもよいということを図中の点線
図示の接続線によって表現している)。
第3図及び第5図は入力端子5に供給される複合映像信
号が輝度信号Syである場合の付加信号付加挿入回路A
PACのそれぞれ異なる構成例を示すブロック図であり
、また、第4図及び第6図は入力端子5に供給される複
合映像信号が複合カラー映像信号の輝度信号である場合
の付加信号付加挿入回路APACの一例構成を示すブロ
ック図である。
まず、第3図示の付加信号付加挿入回路APACについ
て説明すると次のとおりである。第3図において入力端
子5に供給された輝度信号Syがクランプ回路7と同期
分離回路S E Palとに与えられると、前記の輝度
信号syはクランプ回路7によってそれの同期信号の先
端部が所定の電位にクランプされた後に、切換スイッチ
SWにおける固定接点aに供給され、また、前記した同
期分離回路S E Palから出力された複合同期信号
は垂直同期分離回路S E PvlとH/2パルスキラ
ー回路H/2PKCIとに供給される。
前記の垂直同期分離回路5EPvlで分離された垂直同
期信号が、直列接続された2個の単安定マルチバイブレ
ータMMI、MM2における単安定マルチバイブレータ
MMI に供給されると、前記した単安定マルチバイブ
レータMM2からは、垂直同期信号に対して所定の時間
位置で始まる連続する2水平走査期間の時間長と対応す
る所定のパルス巾を有している如きスイッチ切換制御信
号が出力されて、それが切換スイッチSWの切換制御端
子に与えられる。
それにより前記した切換スイッチSWの可動接点Cは、
垂直同期信号に対して所定の時間位置で始まる連続する
2水平走査期間の時間長と対応する所定のパルス10を
有しているスイッチ切換制御信号が供給された期間に、
固定接点a側から付加信号発生回路APGで発生された
付加信号Sadが供給されている固定接点す側に切換え
られるから、付加信号発生回路APGで発生された付加
信号Sadは輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた連続する2
つの水平走査期間中にだけ付加挿入されることになる。
それで、第3図に示されているような構成態様の付加信
号付加挿入回路APACの出力端子6から出力される複
合映像信号には、垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期
間を除く部分における予め定められた連続する2つの水
平走査期間中にだけ付加挿入されている状態の複合映像
信号(例えば、第17図参照・・・この第17図は複合
カラー映像信号の波形図を示している)が出力されるこ
とになる。
第3図示の構成態様の付加信号付加挿入回路APACの
出力端子6から出力される複合映像信号における垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における付
加信号Sadが挿入されるべき連続する2つの水平走査
期間の開始位置は、第3図中の単安定マルチバイブレー
タMMIの出力パルスのパルス11によって決定され、
また、前記した2つの連続する水平走査期間は第:3図
中の単安定マルチバイブレータMM2の出力パルスのパ
ルス巾によって決定されるのである。
前記した第3図示の付加信号付加挿入回路APACにお
ける前記した切換スイッチSwの固定接点すには、前述
のように付加信号発生回路APGで発生された付加信号
Sadが供給されるのであるが、第3図中に示されてい
る付加信号発生回路APGは、複合映像信号に付加挿入
されるべき所定の波形を有する付加信号が記憶されてい
るメモリMAを備えているものとして構成されている。
前記したメモリMAに記憶させておくべき付加信号Sa
dは1例えば、第2図に例示されているような各種の信
号態様の1水平走査期間の信号であっても、あるいは他
の信号形状を有する付加信号Sadであってもよい。
前記したメモリMAは、それがリードオンリーメモリで
あっても、あるいはランダムアクセスメモリであっても
よいが、前記したメモリMAとしてランダムアクセスメ
モリが用いられた場合には。
必要に応じ所定の任意の波形の付加信号Sadが輝度信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における水平走査期間中に挿入されうるようにすること
が容易であるから、例えば、付加信号Sadの時間軸上
での配置間隔によって他の情報をも付加しようとするよ
うな場合に、前記の他の情報の変更付加を任意に行うこ
とが容易である点でも有利である。
前記したメモリMAは、前記したH/2パルスキラー回
路H/2PKCIからの出力パルスによってそれに記憶
されている付加信号Sadが読出される0図中の位相比
較回路PCOMPIと電圧制御発振器■COとカウンタ
CUTとからなる一巡の回路配置は、フェーズ・ロック
ド・ループ(PLL)で構成されているクロックパルス
発生回路であり、前記のクロックパルス発生回路で発生
されたクロックパルスはメモリMAからの付加信号Sa
dの読出しのタイミング信号として使用される。
メモリMAから読出された付加信号Sadは、クランプ
回路8によって付加信号Sadにおける擬似水平同期パ
ルスSh′の先端部が所定の電位に固定された後に切換
スイッチs′wの固定接点すに供給される。
次に、第4図に示されている付加信号付加挿入回路AP
ACについて説明する。第4図において。
入力端子5に供給された複合カラー映像信号はクランプ
回路7と、同期分離回路5EPalと、パーストゲート
回路BGCとに与えられる。前記の複合カラー映像信号
はクランプ回路7によってそれの同期信号の先端部が所
定の電位にクランプされた後に、切換スイッチSwにお
ける固定接点aに供給される。また同期分離回路5EP
alがら出力された複合同期信号は垂直同期分離回路5
EPvlと、H/2パルスキラー回路H/2PKCIと
に供給される。
前記した垂直同期分離回路S E Pvlによって分離
された垂直同期信号は、直列接続されている2個の単安
定マルチバイブレータMMI、MM2における単安定マ
ルチバイブレータMMIに供給されることにより、単安
定マルチバイブレータMMIからは、付加信号付加挿入
回路APACの出力端子6から出力される複合映像信号
における垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分における付加信号Sadが挿入されるべき連続する
2つの水平走査期間の開始位置までのパルス巾を有する
出力パルスが発生し、そのパルスの後縁の時間位置で単
安定マルチバイブレータMM2をトリガする。
単安定マルチバイブレータMM2は、連続する2水平走
査期間に対応しているようなパルス巾を有する出力パル
スを発生するが、この単安定マルチバイブレータMM2
からの出力パルスは、複合映像信号の垂直同期信号にお
ける所定の時間位置から開始される連続する2つの水平
走査期間に対応している信号であり、その信号はアンド
回路ANDに一方入力として供給される。
前記したアンド回路ANDには他人力として前記したH
/2パルスキラー回路H/2PKCIの出力パルスが供
給される単安定マルチバイブレータMM3と、前記の単
安定マルチバイブレータMM3の出力パルスが供給され
る単安定マルチバイブレータMM4との直列接続回路の
出力パルスが供給されているが、前記した単安定マルチ
バイブレータMM4からの出力パルスは、各1水平走査
期間内における付加信号Sadの付加挿入区間と対応す
るものになっている。
それで、前記したアンド回路ANDからは、複合映像信
号の垂直同期信号における所定の時間位置から開始され
る連続する2つの水平走査期間に対応している状態の単
安定マルチバイブレータMM2からの出力パルスと、各
1水平走査期間内で付加信号Sadを付加挿入させるべ
き区間と対応しているパルス巾を有する単安定マルチバ
イブレータMM4からの出力パルスとの論理和出力が第
7図の(h)で示されるような切換スイッチ制御信号P
swとして出力されるが、この切換スイッチ制御信号P
swは、複合映像信号における垂直帰線消去期間内の垂
直同期信号期間を除く部分で、付加信号Sadが付加挿
入されるべき所定の連続する2つの水平走査期間におけ
る所定の区間に、切換スイッチSWの可動接点Cを固定
接点す側に切換えるような動作を行う。
それにより前記した切換スイッチSWの可動接点Cは、
垂直同期信号に対して所定の時間位置で始まる連続する
2つの水平走査期間内における各1水平走査期間で付加
信号Sadが付加挿入されるべき区間と対応する所定の
パルス1Jを有する如きスイッチ切換制御信号Pswが
供給された期間に、固定接点a側から付加信号発生回路
APGで発生された付加信号Sadが供給されている固
定接点す側に切換えられるから、付加信号発生回路へP
Gで発生された付加信号Sadは、輝度信号の垂直帰線
消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分の予め定めら
れた連続する2つの水平走査期間における各1水平走査
期間中で付加信号Sadが付加挿入されるべき区間だけ
に付加挿入されることになる。
それで、第4図に示されているような構成態様の付加信
号付加挿入回路APACの出力端子6から出力される複
合映像信号には、垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期
間を除く部分における予め定められた連続する2つの水
平走査期間中だけに付加信号Sadが付加挿入されてい
る状態の複合映像信号(例えば、第17図参照・・・こ
の第17図は複合カラー映像信号の波形図を示している
)が出力されることになる。
第4図示の構成態様の付加信号付加挿入回路APACの
出力端子6から出力される複合映像信号における垂直帰
線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における付
加信号Sadが挿入されるべき連続する2つの水平走査
期間の開始位置は。
第4図中の単安定マルチバイブレータMMIの出力パル
スのパルス111によって決定され、また、前記した2
つの連続する水平走査期間は、第4図中の単安定マルチ
バイブレータMM2の出力パルスのパルス巾によって決
定されるのである。
前記した第4図示の付加信号付加挿入回路APACにお
ける前記した切換スイッチSWの固定接点すには、前述
のように付加信号発生回路APGで発生された付加信号
Sadが供給されるのであるが、第4図中に示されてい
る付加信号発生回路APGは、遅延回路DL、ノア回路
NOR,加算器ADD3で構成されているものとして示
されている。
そして、前記のように遅延回路DLと、ノア回路N0R
1及び、加算器ADD3で構成されている第4図中に示
されている付加信号発生回路APGは、単安定マルチバ
イブレータMM5.MM6、位相比較回路PCOMPI
と電圧制御発振器vCOとカウンタCUTとからなる一
巡の回路配置によるフェーズ・ロックド・ループ(P 
L L)、カウンタCtJT1153、フリップフロッ
プFFなどで構成されている回路配置で発生された第7
図の(d)に示されるような信号P3が供給されること
により、第7図の(g)で示されるような信号P6を発
生して、それを利得調整回路GADJとクランプ回路8
とを介して切換スイッチSWの固定接点すに供給する。
第4図中の各所に記入されている記号P1〜P7゜Ps
wなどは、その各記号が表示されている部分に第7図の
(b)〜(i)(第7図の(j)は第7図の(i)に示
されている信号P7とは異なる波形の信号の波形図であ
る)に示されている各信号が現われていることを示して
いる。
一例として第4図中に示されている回路配置において、
電圧制御発振器■COで色副搬送波の4倍の繰返し周波
数4fscのクロックパルスを発生させ、単安定マルチ
バイブレータMM6から出力される第7図の(b)に示
されているような信号によってリセットされるカウンタ
CUTI153により、前記した電圧制御発振器■CO
で発生させた色副搬送波の4倍の繰返し周波数4fsc
を有する信号を1153にカウントダウンするようにし
た場合には、カウンタCUTI153から出力される第
7図の(c)に示されているような出力信号、P2の繰
返し周期は、色副搬送波の4倍の繰返し周波数4fsc
の信号の繰返し周期69.84ナノ秒の53倍の3.7
マイクロ秒となる。
それで、この場合にフリップフロップFFから出力され
て付加信号発生回路APGに供給される第7図の(d)
に示されるような信号P3のパルス巾は3.7マイクロ
秒となる。そして、付加信号発生回路APGにおける遅
延回路DLが、前記した信号P3に例えば2マイクロ秒
の時間遅延を与えるとすると、遅延回路DLから出力さ
れる第7図の(e)に示されている出力信号P4と、前
記した信号P3とが供給されているノア回路NOHの出
力信号P5は第7図の(f)に示されるものになる。
ノア回路NORの出力信号P5はレベル調整器VRによ
ってレベル調整が行われた後に加算器ADD3において
、前記した遅延回路DLの出力信号P4と加算されるこ
とにより、加算器ADD3からは第7図の(g)に示さ
れるような波形の信号P6が出力され、この信号P6が
付加信号Sadとして利得調整回路GADJとクランプ
回路8とを介して、既述のように切換スイッチSWの固
定接点すに供給されるのである。
第4図中の付加信号発生回路APGにおいて前述のよう
にして発生、される付加信号Sadは、第7図の(g)
で明らかなように各信号間に黒レベルの部分を備えてい
るものであるが、付加48号としては第7図の(j)に
例示されている信号(P7)のように順次の信号間に黒
レベルの部分を備えていない信号波形のものも使用する
ことができる。
そして、第7図の(j)に例示した信号は、第7図の(
d)に示されているフリップフロップFFの出力信号P
3を反転した信号を付加信号Sadとして利得調整回路
GADJとクランプ回路8とを介して、切換スイッチS
Wの固定接点すに供給することによって容易に得られる
ものである。
また、第4図示の付加信号発生回路APGにおいては、
パルスP2の周期を変化させることにより1時間軸上で
順次に発生される付加信号Sadにおける擬似水平同期
パルスSh′の時間々隔を。
れる第6図示の付加信号発生回路APGについても同様
である。
第3図及び第4図を参照して既述した付加信号付加挿入
回路APACは、m金鉄像信号中の垂直帰線消去期間内
の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた
時間位置を開始点とする連続する2水平走査期間中に付
加信号Sadを付加挿入して、例えば第17図の波形図
に示されているような信号形態の複合映像信号を出力端
子6から送出させうるような構成形態のものであったが
、第5図及び第6図に示されている付加信号付加挿入回
路APACは、複合映像信号中の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における予め定められた時
間位置を開始点とする1水平走査期間中に付加信号Sa
dを付加挿入させるとともに、前記の1水平走査期間に
連続していない状態の別の1水平走査期間中にも付加信
号Sadを付加挿入させるようにして、複合映像信号中
の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分に
おける予め定められた2水平走査期間中に付加信号Sa
dが付加挿入されている状態の複合映像信号、例えば第
18図示の波形図に例示されているような状態の複合映
像信号を出力端子6から送出できるように構成にした付
加信号付加挿入回路APACの構成例を例示したもので
ある。
第5図に示されている付加信号付加挿入回路APACと
既述した第3図示の付加信号付加挿入回路APACとの
構成上の相違点は、第5図示の付加信号付加挿入回路A
PACにおいては2個の単安定マルチバイブレータMM
I、MM2の直列接続回路に、2個の単安定マルチバイ
ブレータMMla。
MM2aの直列接続回路が並列接続された構成となされ
ている点であり、また、第6図に示されている付加信号
付加挿入回路APACと既述した第4図示の付加信号付
加挿入回路APACとの構成上の相違点は、第6図示の
付加信号付加挿入回路APACにおいては2個の単安定
マルチバイブレータMMI、MM2の直列接続回路に、
2個の単安定マルチバイブレータMM1a、MM2aの
直列接続信号付加挿入回路APACでは、オア回路OR
によって単安定マルチバイブレータM M 2 、 M
 M 2 aの出力側を並列接続させている。
そして、第5図及び第6図に示されているそれぞれの付
加信号付加挿入回路APACにおいてはそれぞれ複合映
像信号中の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除
く部分の水平走査期間の内で、それぞれ異なる時間位置
から始まる1水平走査期間の始点までの時間長と対応す
るパルス[11の出力パルスが発生できるような単安定
マルチバイブレータMMI、MM2を用い、また、単安
定マルチバイブレータM M 2 、 M M 2 a
としては、それぞれ1水平走査期間に対応するパルス1
1の出力パルスが発生できるようなものを用いている。
それで、第5図及び第6図に示されているそれぞれの付
加信号付加挿入回路APACでは、複合映像(4号中の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた時間位置を開始点とする1水平走査
期間中に付加信号Sadが付加挿入されているとともに
、前記の1水平走査期間に連続していない状態の別の1
水平走査期間中にも付加信号Sadが付加挿入されてい
る状態1例えば第18図示の波形図に例示されているよ
うな状!llの複合映像信号を出力端子6から送出でき
るのである。
複合映像信号に対する前記のような付加信号Sadの付
加挿入の態様は1例えば、第18図示の波形図に示され
ているように、第17番目の水平走査期間と第180の
水平走査期間と第20番目の水平走査期間に、既に他の
情報信号(チャプターナンバー、プログラムコード、ペ
ージナンバー)が存在している状態の場合に、第16番
目の水平走査期間と第19番目の水平走査期間との2水
平走査期間に付加信号Sadを付加挿入させるようにす
る場合などに有効である。
なお、第17図に示されている波形図において。
第17図の(a)に示されている奇数フィールドの垂直
帰線消去期間については、第14番目の水平走査期間と
第15番目の水平走査期間との2水平走査期間に付加信
号Sadが付加挿入されており。
また、第17図の(b)に示されている偶数フィールド
の垂直帰線消去期間については、第13番目の水平走査
期間と第14番[1の水平走査期間との2水平走査期間
に付加信号Sadが付加挿入されている状態の複合映像
信号が図示されているが、このように異なる垂直走査期
間について付加信号Sadが付加挿入されている水平走
査期間を異ならせるのには、第5図及び第6図示の付加
信号付加挿入回路APAC中に並設されている2個の単
安定マルチバイブレータMMI、MM2の直列接続回路
と2個の単安定マルチバイブレータMM1a。
M M 2 aの直列接続回路との他に、2個の単安定
マルチバイブレータの直列接続回路を必要な数だけさら
に並設し、前記の値設されたすべての直列接続回路にお
けるそれぞれの直列接続回路の出力側を、第5図及び第
6図中に示されているオア回路ORの代わりに設けた切
換スイッチにより切換えて、前記した各直列接続回路の
出力信号の内の所要のものだけが選択して取出せるよう
にすればよい。
第3図乃至第6図を参照して説明した付加信号付加挿入
回路APACは、第2図を参照して説明した付加信号S
ad、すなわち擬似水平同期パルスと前記した擬似水平
同期パルスに後続する時間位置で白レベル方向に突出し
ている如き形態を有するパルスとの組合ねせにより構成
される付加信号Sadの1種類のものが複合映像信号に
付加挿入されるような構成のものであったが、本発明は
擬似水平同期パルスSh′とともに付加信号Sadの一
部を構成している白レベル方向に突出している如き形態
を有するパルスPaの大きさがそれぞれ異なる複数種類
の付加信号Sadの内から選択されたものが、複合映像
信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた2つの水平走査期間中に挿入
付加されている状態の複合映像信号に基づいて形成させ
た記録信号を記録媒体に記録してなる記録済記録媒体及
びその製作方法であるため、記録媒体で記録の対象にし
ている複合映像信号には擬似水平同期パルスSh′とと
もに付加信号Sadの一部を構成している白レベル方向
に突出している如き形態を有するパルスPaの大きさが
それぞれ異なる複数種類の付加信号Sadの内から選択
されたものを複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直
同期信号期間を除く部分における予め定められた2つの
水平走査期間中に挿入付加させることが必要である。
第8図、第9図及び第11図ならびに第13図は、前記
のように擬似水平同期パルスSh′とともに付加信号S
adの一部を構成し七いる白レベル方向に突出している
如き形態を有するパルスPaの大きさがそれぞれ異なる
複数種類の付加信号Sadの内から選択されたものが複
合映像信号の垂直4’tl線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分における予め定められた2つの水平走査
期間中に挿入付加されている状態の複合映像信号を得る
のに使用される回路配置の構成例を示すブロック図であ
る。
第8図及び第9図に示されている回路配置において、9
は複数種類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付
加挿入されるべき複合映像信号の入力端子、10は複数
種類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付加挿入
されるべき複合映像信号の出力端子である。
前記した入力端子9に供給された複合映像信号は、それ
ぞれ信号形態の異なる付加信号Sadを複合映像信号の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた2つの水平走査期間中に挿入付加さ
せうるように構成されている複数個の付加信号付加挿入
回路APACa ” A P A Ccに与えられる。
以下の数例において、前記した複数個の付加信号付加挿
入回路A P A Ca ” A P A Ccにおけ
る付加信号付加挿入回路A P A Caでは、入力端
子9に供給された複合映像信号の垂直帰線消去期間内の
垂直同期信号期間を除く部分における予め定、められた
2つの水平走査期間中に、第2図の(b)に示されてい
るような付加信号Sadが付加挿入された状態の複合映
像信号を出力して信号選択切換スイッチSWwの対応す
る固定接点に供給し。
また、付加信号付加挿入回路APACbでは、入力端子
9に供給された複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂
直同期信号期間を除く部分における予め定められた2つ
の水平走査期間中に、第2図の(c)に示されているよ
うな付加信号Sadが付加挿入された状態の複合映像信
号を出力して信号選択切換スイッチS W wの対応す
る固定接点に供給し、さらに、付加信号付加挿入回路A
PACcでは、入力端子9に供給された複合映像信号の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた2つの水平走査期間中に、第2図の
(a)に示されているような付加信号Sadが付加挿入
された状態の複合映像信号を出力して信号選択切換スイ
ッチSWwの対応する固定接点に供給するものとして説
明されている。
前記した信号選択切換スイッチS W wは、それの可
動接点が切換制御入力端子■、[相]に供給された制御
信号に従って、?![数の固定接点におけるそれぞれ選
択されたものに切換えられるような切換動作を行って、
出力信号を増幅器A4を介して出力端子10に送出する
前記した信号選択切換スイッチS W wにおける切換
動作の一例を、第8図及び第9図示の回路配置によって
行われる複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期
信号期間を除く部分における予め定められた2つの水平
走査期間に対する付加信号Sadの付加挿入の態様が、
既述した付加態様例の1.の場合、すなおち、予め定め
られた時間Taと、前記した時間Taに対してTa(T
bの関係で予め定められた時間Tbとを設定し、時間軸
上で相次ぐ順次のTbの時間における最初のTbにおい
ては、その時間中の順次のTaの時間毎に、輝度信号の
垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
ける予め定められた2つの水平走査期間に付加挿入され
るべき付加信号Sadが、それぞれ異なった2種類のも
のに順次交互に変更されるようにし、前記した最初の1
゛bの時間に男子< T bの時間中においては、前記
した最初のT少の時間中で選択使用された付加信号Sa
dとは異なる他の1種類の付加信号Sadだけが選択使
用されるようにする、という付加信号Sadの選択使用
態様が1時間軸上で連続する相次ぐTbの時間について
順次交互に繰返されて、付加信号付加挿入回路APAC
における輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号
期間を除く部分の予め定められた2つの水平走査期間に
対する付加信号Sadの付加挿入が行われる場合をとり
、かつTa = 0 、5秒、Tb=45秒とした場合
を例にして説明すると次のとおりである。
この数例の場合には、前記した信号選択切換スイッチS
 W wの切換制御入力端子[相]にはTa=0゜5秒
毎に切換制御信号が後述されている切換制御信号発生回
路から供給され、また信号選択切換スイッチS W w
の切換制御入力端子■にはTb=45秒毎に切換制御信
号が後述されている切換制御信号発生回路から供給され
ることにより、信号選択切換スイッチS W wの可動
接点は、最初の45秒間においては、その時間中におけ
る順次の0゜5秒間の時間毎に付加信号付加挿入回路A
PACaからの出力信号が供給されている固定接点と。
付加信号付加挿入回路APACbからの出力(77号が
供給されている固定接点とに順次交互に切換えられるよ
うに制御され、また、前記した最初の45秒間に引続く
次の45秒間における順次の0゜5秒間には、信号選択
切換スイッチS W wの可動接点が付加信号付加挿入
回路A P A Ccからの出力信号が供給されている
固定接点に切換えられるようになされ、このような切換
態様での切換動作が、相続く順次の45秒間について順
次交互に繰返されて行われる。
信号選択切換スイッチS W wの可動接点の前述のよ
うな切換動作により、第8図及び第9図示の回路配置の
出力端子10からは、最初の45秒間における最初の0
.5秒間には第2図の(b)に示されている付加信号S
adが垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた2つの水平走査期間に付加挿
入されている複合映像信号が出力され、また、次の0.
5秒間においては第2図の(c)に示されている付加信
号Sadが垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除
く部分における予め定められた2つの水平走査期間に付
加挿入されている複合映像信号が出力され、さらに次の
0.5秒間においては第2図の(b)に示されている付
加信号Sadが垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間
を除く部分における予め定められた2つの水平走査期間
に付加挿入されている複合映像信号が出力されている、
というように、時間軸上で相続く順次の0.5秒間毎に
、第2図の(b)に示されている付加信号Sadと、第
2図の(c)に示されている付加信号Sadとが順次交
互に選択使用されている複合映像信号が出力され、前記
した最初の45秒間に引続く次の45秒間に第8図及び
第9図示の回路配置の出力端子10から出力される複合
映像信号は、その時間中で選択されたどの0.5秒間に
ついても第2図の(a)に示されている付加信号Sad
が垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分に
おける予め定められた2つの水平走査期間に付加挿入さ
れている複合映像信号が出力される、というような状態
が相続く順次の45秒間について順次交互に繰返されて
いるような出力信号が出力端子10に現われる。
前記したような切換動作を行うことのできる信号選択切
換スイッチS W wとしては、第10図に示されてい
るCMO84052Bを用いることができる。第8図及
び第9図中の信号選択切換スイッチSWwの部分に示さ
れている■、■、■、■。
■、@1などは、第10図に示されているCMOS40
52 B ニおける端子番号1〜5,9.10にそれぞ
れ対応させであるものである。
前記した信号選択切換スイッチS W wの可動接点の
切換えの状態を制御するために、それの切換制御入力端
子■、[相]に供給される切換制御信号は、第8図示の
回路配置においては、入力端子9に供給された複合映像
信号中の垂直同期信号に基づ1為で作られるようになさ
れており、また、第9図示の回路配置においては、別に
設けられてtする発振器O8Cで発生された信号に基づ
いて作られるようにされている。
すなわち、第8図に示されている回路配置において、入
力端子9を介して複合映像信号が供給されている同期分
離回路5EPa2では、複合映像信号中の複合同期信号
を分離して垂直同期分離回路5EPv2に供給する。前
記した垂直同期分離回路5EPv2から出力された垂直
同期信号は、カウンタcu’rtによりカウントダウン
された後にフリップフロップFFIに供給される。
それにより、前記したフリップフロップFFIからは繰
返し周期がTaのパルスが出力され、それが切換制御信
号として信号選択切換スイッチSWwの切換制御入力端
子[株]に供給され、また、前記したフリップフロップ
FFIからの繰返し周期がTaのパルスは、カウンタC
UT2によりカウントダウンされた後にフリップフロッ
プFF2Lこ供給されて、前記したフリップフロップF
F2からは繰返し周期がTbのパルスが出力され、それ
が切換制御信号として信号選択切換スイッチSWWの切
換制御入力端子■に供給される。
また、第9図示の回路配置においては1発振器(例えば
、水晶発振器)OSCからの発振波がカウンタCUTI
によりカウントダウンされた後にフリップフロップFF
Iに供給されることにより。
前記したフリップフロップFFIからは繰返し周期がT
aのパルスが出力され、それが切換制御信号として信号
選択切換スイッチS W wの切換制御入力端子[相]
に供給される。
そして、前記したフリップフロップFFIからの繰返し
周期がTaのパルスは、カウンタCUT2によりカウン
トダウンされた後にフリップフロップFF2に供給され
ることにより、前記したフリップフロップFF2からは
繰返し周期がTbのパルスが出力されて、それが切換制
御信号として信号選択切換スイッチSWwの切換制御入
力端子■に供給される。
前記した第8図及び第9図に示されている回路配置にお
いては、*似水平同期パルスsh″とともに付加信号S
adの一部を構成している白レベル方向に突出している
如き形態を有するパルスPaの大きさがそれぞれ異なっ
ている複数種類の付加信号Sadの内から選択されたも
のが、複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた2つの水平走
査期間中に挿入付加されている状態の複合映像信号を得
るのに、それぞれ信号形態の異なる付加信号Sadを複
合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を
除く部分における予め定められた2つの水平走査期間中
に挿入付加させうるように構成されている複数個の付加
信号付加挿入回路A P A Ca = A P A 
Ccを用いるようにしていたが、第11図示の回路配置
は、1個の付加信号発生回路APGで発生された1種類
の付加信号Sadにおける擬似水平同期パルスSh′と
ともに付加信号Sadの一部を構成している白レベル方
向に突出している如き形態を有するパルスPaの大きさ
を、振幅制限レベルが可変になるように構成されている
リミッタによって変化させることにより、1個の付加信
号発生回路APGで発生された1種類の付加信号Sad
が複数種類の付加信号Sadとして用いられるように構
成されたものの一例を示したものである。
第11図において、APGは付加信号発生回路、Q1〜
Q3はトランジスタR1−R6は抵抗、GADJは利得
調整回路であり、また、クランプ回路7.8と切換スイ
ッチSWとは゛既述した第3図乃 ′至第6図中に示さ
れているクランプ回路7.8と切換スイッチSWとに対
応しているものであり、さらに、第11図中の切換スイ
ッチS W wは、第8図及び第9図についての説明中
において説明したような機能を有する切換スイッチであ
る。
第11図中に示されている切換スイッチS W wにお
ける複数個の固定接点には、電源V c cと接地との
間に設けられている抵抗R1〜R4による分圧回路から
、それぞれ異なる電圧が与えられている。
既述したような切換態様での切換動作を行う機能を備え
ている切換スイッチSWwの切換制御入力端子■、[相
]に対して、予め定められた時間Taと、前記した時間
Taに対してra(Tbの関係で予め定められた時間T
bとにそれぞれ対応して変化するような制御信号を供給
すると、切換スイッチS W wの可動接点にベースが
接続されているエミッタフォロア回路を構成しているト
ランジスタQ3のベース電圧は、前記した分圧回路に設
定されている複数の電圧値の内から、前記した時間T 
a 。
Tbと対応して切換スイッチS W wによって選択さ
れた電圧値となされるから、前記したトランジスタQ3
のエミッタにベースが接続されているトランジスタQ2
と、前記のトランジスタQ2にエミッタとコレクタとが
並列的に接続されているトランジスタQ1とによって構
成されているリミッタ回路の振幅制限レベルは、前記し
た切換スイッチSWwの切換態様に従ってそれの可変接
点に現われる電圧により例えば第12図中のレベルLl
−LL、L2−L2.L3−L3のように変化する。
第12図中のレベルLl−Llは切換スイッチSWwの
可a接点が1分圧回路の抵抗R1とR2どの接続点に接
続されている固定端子に切換えられた状態に対応して設
定され、また、第12図中のレベルL2−L2は切換ス
イッチS W wの可動接点が、分圧回路の抵抗R2と
R3との接続点に接続されている固定端子に切換えられ
た状態に対応して設定され、さらに、第12図中のレベ
ルL3−L3は切換スイッチS W wの可動接点が、
分圧回路の抵抗R3とR4との接続点に接続されている
固定端子に切換えられた状態に対応して設定される。
前記の説明から明らかなように第11図示の回路配置に
よれば、1個の付加信号発生回路AI) Gから発生さ
れた1種類の付加信号Sadによって、既述した第8図
及び第9図を参照して説明した回路配置の場合と同様に
時間軸上で複数種類の付加信号Sadが選択使用されて
いる状態の複合映像信号が得られるのである。
第13図は1個の付加信号発生回路APGで発生された
1種類の付加信号Sadにおける擬似水平同期パルスS
h゛とともに付加信号Sadの一部を構成している白レ
ベル方向に突出している如き形態を有するパルスPaの
大きさを、振幅制限レベルが可変になるように構成され
ているリミッタによって変化させることにより、1個の
付加信号発生回路APGで発生された1種類の付加信号
Sadが複数種類の付加信号Sadとして用いられるよ
うにした前述の第11図示の回路配置における振幅制限
レベルの変化の態様が極めて多い状態になるようにさせ
た場合の一例構成を示したものである。
第13図において、APACは付加信号付加挿入回路、
Ql〜Q5はトランジスタR5〜R6,R8〜RIOは
抵抗、GADJは利得調整回路であり、また、クランプ
回路7,8と切換スイッチSWとは既述した第3図及び
第4図中に示されているクランプ回路7,8と切換スイ
ッチSWとに対応しているものである。また、第13図
中のSGは変化信号発生用の信号源であり、この変化信
号発生用の信号源SGとしては、例えば第14図の(、
)〜(c)にそれぞれ例示されているような構成のもの
が使用できる。
第14図の(a)に示されている信号源SGは、雑音発
生器Sngから発生させた雑音電圧を低域通過濾波器L
PFに通過させて出力端子11から切換信号として送出
されるようにしたものであり、また、第14図の(b)
に示されている(n S>源SGは、正弦波電圧発生器
Sswから発生された正弦波電圧が出力端子・11から
変化信号として送出されるようにしたものであり、さら
に、第14図の(c)に示されている信号gSGは、雑
音発生器Sngから発生させた雑音電圧をアナログデジ
タル変換器によってデジタル信号に変換してラッチ回路
に与え、ラッチ回路では入力端子14に対して供給され
た信号がカウンタでカウントダウンされた信号が与えら
れる毎に、前記したアナログデジタル変換器によってデ
ジタル信号に変換されたデジタル信号をラッチし、前記
のラッチ回路に記憶されたデジタル信号をデジタルアナ
ログ変換器によってアナログ信号に変換した信号が変化
信+3.として出力端子11に送出されるようにしたも
のである。前記した入力端子14に供給される信号は。
例えば垂直走査周期の信号であってもよいが、他の任意
の信号源で発生された信号であってもよい。
第13図においてトランジスタQ4.Q5と抵抗R9,
RIOとによって構成されている回路は、前記した信号
源SGで発生された信号における負方向の振幅を所定値
に制限するためのリミッタである。
前記した第13図示の回路配置では、トランジスタQ5
のベースに接続されている信号源SGで発生された信号
の大きさに応じて振幅制限レベルが可変になされるリミ
ッタによって、1個の付加信号発生回路APGで発生さ
れた1種類の付加信号Sadにおける擬似水平同期パル
スSh′とともに付加信号Sadの一部を構成している
白レベル方向に突出している如き形態を有するパルスP
aの大きさが変化されている状態の付加信号Sadが発
生できるので、信号源SGから発生される信号がランダ
ムであれば、前記した擬似水平同期パルスSh’ とと
もに付加信号Sadの一部を構成している白レベル方向
に突出している如き形態を有するパルスPaの大きさが
ランダムに変化している状態の付加信号Sadも容易に
得られることになる。
これまでの説明は複合映像信号の垂直帰線消去期j1u
内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定められ
た2つの水平走査期間に対して付加挿入される付加信号
Sadの付加挿入の態様が1時間軸上で設定されるTa
、Tbの時間長をそれぞれ固定的なものとして設定され
ている場合に対応するものであったが1時間軸上で設定
されるT a 。
Tbの時間長を周期的、あるいはランダムに変化させた
状態として1本発明が実施されてもよいのであり、第1
5図は時間軸上で設定される時間長Ta、Tbを可変に
させるために用いられる切換制御信号の発生回路の構成
例を示すブロック図である。
第15図においてSngは雑音発生器、DLcは遅延回
路、5ill、SH2はサンプルホールド回路。
COMPI、GOMP2は電圧比較回路、 Vl、 V
2は基準電圧、12.13はタイミング信号の入力端子
であり、前記した端子12には比較的に短い周期のタイ
ミング信号を供給し、また、端子13には比較的に周期
の長いタイミング信号を供給する。例えば、端子12に
垂直同期信号を供給し、また、端子13には垂直同期信
号を分周した信号を供給するようにしてもよい。
第15図示の回路配置において雑音発生器SrIgから
発生された雑音電圧は、サンプルホールド回路SHIに
供給されるとともに、遅延回路DLcによって時間遅延
が与えられた状態でサンプルホールド回路SH2に供給
される。
サンプルホールド回路SHIでは、それに端子12を介
して与えられたタイミングパルスの時点の雑音電圧をサ
ンプルホールドし、また、サンプルホールド回路SH2
では、それに端子13を介して与えられたタイミングパ
ルスの時点の雑音電圧をサンプルホールドする。
前記したサンプルホールド回路5I11によってサンプ
ルホールドされた電圧は、電圧比較回路COMPIにお
いて基準電圧Vtと比較されて、電圧比較回路COMP
Iからは前記した両型圧の比較結果に応じて、ローレベ
ル、またはハイレベルの電圧を出力し、また、前記した
サンプルホールド回路SH2によってサンプルホールド
された電圧は、電圧比較回路COMP2において基準電
圧v2と比較されて、電圧比較回路COM I) 2か
らは前記したg4電圧の比較結果に応じて、ローレベル
、またはハイレベルの電圧を出力する。前記のようにし
て電圧比較回路GOMPIと電圧比較回路COMP2か
ら出力される電圧の電圧値は時間軸−1;でランダムな
ものである。
したがって、前記した電圧比較回路COM I) 1の
出力電圧を既述した第8図、第9図または第11図に示
されているような回路配置中に設けられている信号選択
切換スイッチSWwの切換制御入力端子[相]に供給し
、また電圧比較回路COM I) 2から出力される電
圧を信号選択切換スイッチswWの切換制御入力端子■
に供給すると、前記した各回路配置からは、時間軸上で
設定されるT a 。
Tbの時間長がランダムに変化している状態で、複合映
像信号の垂直+a、W+消去期間内の垂直同期信号期間
を除く部分における予め定められた2つの水平走査期間
に対して付加信号Sadが付加挿入されている複合映像
信号が11)られることになる。
複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間
を除く部分における予め定められた2つの水平走査期間
に対して付加挿入される付加信号Sadの付加挿入の態
様を1時間軸上で設定されるTa、Tbの時間長がそれ
ぞれ周期的に変化している状態のものとして本発明を実
施するには、第8図、第9図または第11図に示されて
いるような回路配置中に設けられている信号選択切換ス
イッチS W wの切換制御入力端子[相]に供給され
る切換制御信号の周期と、信号選択切換スイッチSWw
の切換制御入力端子■に供給される切換制御信号の周期
とが1時間軸上で周期的に変更されるようにすれば容易
に実現できる。
また、複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信
号期間を除く部分における予め定められた2つの水平走
査期間に対して付加挿入される付加信号Sadの付加挿
入の態様として、付加信号5−adが周期的あるいは非
周期的に付加されないようにするには1例えば第8図、
第9図または第11図に示されているような回路配置中
における付加信号Sadの伝送路中にゲート回路を設け
て、そのゲート回路が周期的あるいは非周期的にオフと
なるように開閉制御すればよい。
これまでの説明から明らかなように本発明の記録済記録
媒体は、擬似水平同期パルスS h’ と前記した擬似
水平同期パルスSb’に後続する時間位置で白レベル方
向に突出している如き形mを有するパルスPaとの組合
わせにより構成される付加信号Sadとして、前記の付
加信号Sadにおける白レベル方向に突出している如き
形態を有するパルスPaをそれぞれ異なる大きさに設定
させてなる複数種類のものを用意し、前記の用意された
複数種類の付加信号Sadの内から選択されたものが複
合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を
除く部分における予め定められた2つの水平走査期間中
に挿入付加されている状態の複合映像信号に基づいて形
成させた記録信号を・記録媒体に記録して、優れた盗録
防止効果を備えた記録済記録媒体を構成させたものであ
るが、次に、前記した構成を有する本発明の記録済記録
媒体がどのようにして優れた盗録防止効果を発揮できる
のかの理由について説明する。
本発明の記録済記録媒体は、記録済記録媒体から再生さ
れた情報信号がモニタ受像機へ供給された場合には正常
な再生画像が得られるが、他方。
記録済記録媒体から再生された情報信号を一度VTRで
別の磁気テープに記録した後に、その別の磁気テープに
記録された記録内容を再生してモニタ受像機に供給され
た場合には満足な再生画像が得られないようにする、と
いう観点に立ち、かつ、自動利得制御の対象にされてい
る複合゛映像信号における水平同期信号の近傍に、自動
利得制御の基準レベルの設定に用いられるような波高値
で自レベルの方向に突出するようなパルスを、自動利得
制御回路CAGC回路)に供給される複合映像信号中の
水平同期信号にJ&づいて作り、それを自動利得制御回
路(AGC回路)の出力側の信号に加算して↑!)た信
号のピーク値に応じて、記録の対象にされている複合映
像信号に対する自動利得制御を行って、常に適正な信号
レベルの複合映像信号を出力しつるような動作を行うこ
とができるように構成されているVTRの記録系で広く
採用されている構成の自動利得制御回路(AGC回路)
の動作を利用して、盗録防止手段が施こされている記録
済記録媒体の記録内容がVTRによって記録されるとき
には、良好な再生画像を映出することができないような
信号レベルでの記録が行われるようにすることにより、
記録済記録媒体からの盗録が防止できるようにした形式
に屈する盗録防止手段を備えている記録済記録媒体であ
り、この形式の盗録防止手段の動作例については、第1
9図及び第20図を参照して既述した従来例の説明でも
明らかにされている。
第16図の(8)〜(d)は、前記のような自動利得制
御動作を行うように構成されている自動利得制御回路(
A G C)の動作説明のための波形図であり、第16
図の(a)が第20図の(a)に対応し。
また、第16図の(Q)が第20図の(b)に対応し。
また、第16図の(d)が第20図の(、)に対応して
いる。
第16図の(b)に示されているパルスShaは第16
図の(c)に示されているパルスSpを作るために、第
20図の(a)に示されている入力複合同期信号Si中
の水平同期信号shを同期分離したものを増幅して位相
反転して得たパルスであり、このパルスShaは第20
図中には記載が省略されている。
第16図の(e)は本発明の記録済記録媒体に記録され
るべき複合映像信号の一部、すなわち複合映像信号の垂
直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分におけ
る予め定められた水平走査期間(図はある1つの水平走
査期間について示されている)に対して付加信号Sad
が付加挿入されている状態の複合映像信号の一部の波形
図である。
さて、第16図の(a)に示されている複合同期信号が
供給された場合に、それの水平同期信号に基づいて第1
6図の(c)に示されるようなパルスSpが、水平同期
信号の近傍の後続する時間位置に挿入されるような動作
を行う自動利得制御回路に対して、第16図の(e)に
示されているように擬似水平同期パルスSh’ と前記
の擬似水平同期パルスSh′に後続する時間位置で白方
向に突出する極性を有するパルスPaとからなる付加信
号Sadが複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同
期信号期間を除く部分における予め定められた2つの水
平走査期間に付加挿入されている状態の複合映像信号が
同期分離回路を介して供給された場合には、自動利得制
御回路では第16図の(e)中に示されている水平同期
信号shと擬似水平同期パルスSh′とが反転増幅され
た状態の信号。
すなわち第16図の(f)に示されるようなパルスSp
を発生する。
自動利得制御回路では、第19図と第20図とを参照し
て既述したように、自動利得制御回路からの出力信号と
前記した16図の(f)に示されるようなパルスSpと
を加算して16図の(g)に示されるような波形の信号
を発生させ、その信号から検出された信号のピーク値V
anにしたがって自動利得制御電圧を発生し、それによ
り出力信号Soが常に適正な信号レベルの複合映像信号
となるような動作を行なう。
前記した16図の(g)に示されるように付加信号Sa
dが付加挿入されている状態の複合映像信号について自
動利得制御回路で検出される信号のピーク値の電圧値V
cQは、第16図の(d)に示されている信号のピーク
値Vc、すなわち、付加信号Sadが付加されていない
状態の複合映像信号について自動利得制御回路で検出さ
れる信号のピーク値の電圧値Vcに比べて非常に大きな
ものになっているから、付加信号Sadが付加挿入され
ている状態の複合映像信号について自動利得制御回路で
検出される16図の(g)に示されるような(i号のピ
ーク値の電圧値VcQに基づいて利得制御が行なわれた
結果として得られる複合映像信号の信号レベルは、正常
な再生画像を映出させ得ない程に低下している状態のも
のになる。
このように付加信号Sadが付加挿入された複合映像信
()とすれば、VTRによって盗録したところで実用に
なる再生画像の再生が困難な記録状態しか行われないよ
うになるが、本発明の記録済記録媒体では、既述もした
ように付加信号付加挿入回路APACで行われる輝度信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた2つの水平走査期間に対する付
加信号Sadの付加挿入の態様が、例えば、1、予め定
められた時間Taと、前記した時間Taに対してTa(
Tbの関係で予め定められた時間Tbとを設定し、時間
軸」〕で相次ぐ順次のTbの時間における最初のTbに
おいては、その時間中の順次のTaの時間毎に、輝度信
号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分
における予め定められた2つの水平走査期間に付加挿入
されるべき付加信号Sadが、それぞれ異なった2種類
のものに順次交互に変更されるようにし、前記した最初
のTbの時間に引続<Tbの時間中においては、前記し
た最初のTbの時間中で選択使用された付加信号Sad
とは異なる他の1種類の付加信号Sadだけが選択使用
されるようにする。という付加信号Sadの選択使用態
様が1時間軸上で連続する相次ぐTbの時間について順
次交互に繰返されて、付加信号付加挿入回路APACに
おける輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期(n好
期間を除く部分の予め定められた2つの水平走査期間に
対する付加信号Sadの付加挿入が行われるようにされ
る。
2、予め定められた時間Taと、I]77記した時間′
raに対してTa(Tbの関係で予め定められた時間T
bとを設定し、時間軸上で相次ぐ順次のTbの時間中に
おける順次のTaの時間毎に、輝度信号の垂直帰線消去
期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定め
られた2つの水平走査期間に付加挿入されるべき付加信
号Sadが、それぞれ異なった2種類のものに順次交互
に変更されるようにするともに、前記のように相次ぐT
aの時間毎にそれぞれ異なった2種類のものに順次交互
に変更される異なった2種類のものの組合わせが、順次
の′rbの時間毎に変更されるようにして、付加信号付
加挿入回路APACにおいて輝度信号の垂直帰線消去期
間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定めら
れた2つの水平走査期間に対して付加信号Sadの付加
挿入が行われるようにされる。
3、前述の2つの例では、時間軸上で設定されるTa、
Tbの時間長が、それぞれ固定的なものとしていたが、
前記した時間Ta、Tbが周期的。
あるいはランダムに変化されるようにして、前記した1
、2.で説明したような付加信号Sadの選択使用態様
が、相続く順次のTb、Taで順次交互に繰返されるよ
うにする。
4、前記した1、2.の場合には、選択使用される付加
信号の種類の変更態様が周期的であったが、選択使用さ
れる付加信号の種類の変更態様がランダムに行われるよ
うにする。
5、前記した1、〜4.の場合には、複合映像信号のど
の垂直帰線消去期間中についても付加信号Sadが付加
挿入されるようにしていたが、付加18号Sadが複合
映像信号の垂直帰線消去期間中に付加挿入されない状態
の時間Tbが周期的あるいはランダムに設けられるよう
にする。
6、付加信号Sadのその他の選択使用態様、というよ
うに、複合映像信号に対する付加信号Sadの選択使用
態様が変化されていることにより、本発明の記録済記録
媒体をVTRによって盗録しても、記録済記録媒体から
の再生信号をVTRによって盗録した記録媒体からの再
生信号による再生画像の映出に当って、その再生信号に
■ける信号レベルの低下を補うように、関連する機器に
おける輝度調節つまみ等の調節つまみを調節したところ
で再生画像の状態が周期的あるいはランダムに変化する
ために、良好な盗録防止の効果が得られるのである。
さて、前記したように自動利得制御の対象にされている
複合映像信号における水平同期信号の近傍に、自動利得
制御の基準レベルの設定に用いられるような波高値で白
レベルの方向に突出するようなパルスを、自動利得制御
回路(AGC回路)に供給される複合映像信号中の水平
同期信号に基づいて作り、それを自動利得制御回路(A
GC回路)の出力側の信号に加算して得た信号のピーク
値に応じて、記録の対象にされている複合映像信号に対
する自動利得制御を行って、常に適正な信号レベルの複
合映像信号を出力しうるような動作を行うことができる
ように構成されているVTRの記録系で広く採用されて
いる構成の自動利得制御回路(AGC回路)の動作を利
用して行う盗録防止が、複合映像信号の垂直帰線消去期
間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め定めら
れた水平走査期間に対する付加信号Sadの付加挿入に
よって行われるようにされる場合には、その動作原理か
らみて、垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く
部分における予め定められた水平走査期間に付加挿入さ
れるべき付加信号Sadの波高値が大きな程良好な盗録
防止効果を得ることができるが、自動利得制御回路(A
GC回路)におけろピーク検出回路(第19図のPDC
)には、雑音人力に対して応答しないようにするために
適当な時定数をもたせであるから、波高値の大きな単1
のパルスが与えられたとしても、ピーク検出回路におけ
る検出結果は低いピーク値として表われる。
それで、ピーク検出回路から高いピーク値の検出結果が
確実に得られるようにするためには、多数の付加信号S
adが用いられた方が良い。
ところが、複合映像信号に付加される付加信号Sadと
してそれの自レベル方向に突出するパルスPaの振幅が
大きなものを使用し、また、垂直帰線消去期間において
付加信号Sadが付加挿入される水平走査期間の数が多
い場合には、再生時に使用される機器の特性によっては
、APLが変動して再生画像の画質を悪化させることが
起きる。
前記の問題点が生じないようにする条件を求めるために
本発明者は各種の多くのVTRを用いて実験を繰返した
結果として、再生時には何らの支障をも生じさせること
がなく、かつ、良好な盗録効果が得られるようにするの
には、垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部
分における予め定められた2つの水平走査期間に対して
付加411号Sadを付加挿入すれば良いことを確める
ことができたのであり、本発明は前記の事実に基づ11
てなされたのである。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の記録済記録媒体は、記録済記録媒体から再生された
情報信号がモニタ受像機へ供給された場合には正常な再
生画像が得られるが、他方。
記録済記録媒体から再生された情報信号を一度VTRで
別の磁気テープに記録した後に、その別の磁気テープに
記録された記録内容を再生してモニタ受像機に供給され
た場合には満足な再生画像が得られないようにする。と
いう観点に立ち、かつ、自動利得制御の対象にされてい
る複合映像信号中こおける水平同期信号の近傍に、自動
利得制御の基準レベルの設定に用いられるような波高値
で白レベルの方向に突出するようなパルスを、自動利得
制御回路(A G C回路)に供給される複合映像信号
中の水平同期信号に基づいて作り、それを自動利得制御
回路(AGC回路)の出力側の信号に加算して得た信号
のピーク値に応じて、記録の対象にされている複合映像
信号に対する自動利得制御を行って、常に適正な信号レ
ベルの複合映像信号を出力しうるような動作を行うこと
ができるように構成されているV ’r Rの記録系で
広く採用されている構成の自動利得制御回路(AGC回
路)の動作を利用して、盗録防止手段が施こされている
記録済記録媒体の記録内容がVTRによって記録される
とき↓こは、良好な再生画像を映出することができない
ような信号レベルでの記録が行われるようにすることに
より、記録済記録媒体からの盗録が防止できるようにし
た形式に属する盗録防止手段を備えている記録済記録媒
体及びその製作方法、すなわち、擬似水平同期パルスと
前記した擬似水平同期パルスに後続する時間位置で白レ
ベル方向に突出している如き形態を有するパルスとの組
合わせにより構成される付加信号として、前記の付加信
号における白レベル方向に突出している如き形態を有す
るパルスをそれぞれ異なる大きさに設定させてなる複数
種類のものを用意し、前記の用意された複数種類の付加
信号の内から選択されたものが複合映像信号の垂直帰線
消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分における予め
定められた2つの水平走査期間中に挿入付加されている
状態の複合映像信号に基づいて形成させた記録信号を記
録媒体に記録してなる記録済記録媒体、及び+’+f記
した記録済記録媒体を、略々水平同期パルスのパルス形
状を有する第1のパルスと、前記した第1のパルスの後
縁の時間位置か、それよりも遅れた時間位置に前縁が位
置し、かつ、前記した第1のパルスの極性とは逆極性を
有する第2のパルスとが組合わされた状態の複合パルス
を発生させる複合パルスの発生手段により前記した第2
のパルスの波高値がそれぞれ異になされている如き複数
種類の複合パルスを得る手段と、前記した複数種類の複
合パルスの内から付加信号として使用されるべき複合パ
ルスを選択し、その選択された付加信号を複合映像信号
の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分に
おける予め定められた2つの水平走査期間中に挿入付加
する手段と、前記のようにして付加信号が挿入された複
合映像信号に基づいて記録信号を形成して記録媒体に記
録する手段とからなる製作方法に関するものであって、
本発明の記録済記録媒体では、付加信号Sadが付加挿
入されている状態の複合映像信号について自動利得制御
回路で検出される信号のピーク値の電圧値が、付加信号
Sadが付加されていない状態の複合映像信号について
自動利得、制御回路で検出される信号のピーク値の電圧
値に比べて非常に大きなものになり、付加信号Sadが
付加挿入されている状態の複合映像信号について自動利
得制御回路で検出される信号のピーク値の電圧値に基づ
いて利得制御が行なわれた結果として得られる複合映像
信号の信号レベルは、正常な再生画像を映出させ得ない
程に低下している状態のものにさせるとともに、本発明
の記録済記録媒体では付加信号付加挿入回路で行われる
輝度信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期イ、1号期間
を除く部分における予め定められた2つの水平走査期間
に対する付加信号Sadの付加挿入の態様が、既述のよ
うに各種の態様で周期的あるいはランダムに変更される
ことにより、本発明の記録済記録媒体をVTRによって
盗録しても、記録済記録媒体からの再生信号をVTRに
よって盗録した記録媒体からの再生信号による再生画像
の映出に当って、その再生信号における信号レベルの低
下を補うように、関連する機器における輝度調節つまみ
等の調節つまみを調節したところで再生画像の状態が周
期的あるいはランダムに変化するために良好な盗録防止
の効果が得られるのであり、また、本発明では擬似水平
同期パルスと1ffl記した擬似水平同期パルスに後続
する時間位置で白レベル方向に突出している如き形態を
有するパルスとの組合わせにより構成される付加信号を
、複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期
間を除く部分における予め定められた2つの水平走査期
間中に挿入付加したことにより、付加信号として充分に
波高値の大きなものを用いて盗録効果が良好に得られる
ようにしても、通常の再生に際しては付加信号の存在が
再生画像に何らの支障をも生じさせることがないように
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録済記録媒体の製作方法を適用して
本発明の記録済記録媒体を製作する際に使用される記録
装置の一例構成を示すブロック図、第2図は本発明の記
録済記録媒体に記録されるべき信号を説明するための波
形図、第3図乃至第6図は第2図示の波形を有する信号
を発生させるための信号発生部分の構成例を含んで構成
されている部分のブロック図、第7図は第4図及び第6
図示の回路配置の動作を説明するための波形図、第8図
乃至第11図及び第13図乃至第15図は記録装置の一
部の構成部分の構成例を示すブロック図、第12図及び
第16図乃至第18図ならびに第20図は説明用波形図
、第19図はVTRに一般的に使用されているAGC回
路のブロック図である。 4・・入力端子、7,8・・・クランプ回路、9・・・
複数種類の付加(it号Sadが所要の選択使用態様で
付加挿入されるべき複合映像信号の入力端子、10・・
・複数種類の付加信号Sadが所要の選択使用態様で付
加挿入されている複合映像信号の出力端子、11・・・
変化信号の出力端子、12.13・・・タイミング信号
の入力端子、YO2・・・YC分離回路、AGC・・・
自動利得制御回路、A P A Ca ”−AP A 
Cc 、 A P A C・・・付加信号付加挿入回路
、SEP、5EPa−同期分離回路、5EPv、SF:
Pvl、S E Pv2. S E P v a −垂
直同期信号分離回路、H/2PKC,H/2PKC1・
・・ハーフHパルスキラー回路、A1−A4・・・増幅
器、PCOMP・・・位相比較器、Inc・・・コント
ロールヘッド、T・・・磁気テープ、RDM・・・回転
ドラムの駆動モータ、PG・・・回転位相の基準位相(
回転ドラムの回転位相の基準位相)と対応するパルスを
発生するパルス発生器、AND・・・アンド回路、AD
DI。 ADD2・・・加算器、FG・・・周波数ゼネレータ、
FVC・・・周波数−電圧変換器、PEC・・・プリエ
ンファシス回路、FMOD・・・周波数変調′A:+、
RA・・・記録増幅器、IIv・・・磁気ヘッドHv 
(回転磁気へラドHv)、sh・・・水平同期信号、L
H・・・1水平走査期間、Sd・・・デジタルデータ、
SwQ・・・白100%に対応する信号レベルを有する
信号、Sb2・・・擬似水平同期パルス、Pa・・・擬
似水平同期パルスphに後続する時間位置で自レベル方
向に突出している如き形態を有するパルス、Sad・・
・付加信号、SW・・・切換スイッチ、MMI−MM6
.MMla、 MM2a・・・単安定マルチバイブレー
タ、SWw・・・信号選択切換スイッチ、■、@l・・
・切換制御入力端子、CUTI、CUT2・・・カウン
タ、FF、FFI。 FF2・・・フリップフロップ、OSC・・・発振器(
例えば、水晶発振器)、Ql−Q5・・・トランジスタ
、 R1〜RIG・・・抵抗、GADJ・・・利得調整
回路Sa・・・変化(d号発生用の信号源、Sng・・
・雑音発生器、LPF・・・低域通過濾波器、Ssw・
・・正弦波電圧発生器、DLc・・・遅延回路、SHI
、SH2・・・サンプルホールド回路、GOMPI、C
OMP2・・・電圧比較回路、 Vl、 V2・・・基
準電圧、OR・・・オア回路。 特許出願人  日本ビクター株式会社 ad (a)               (b)甲―喘陽
−――−響響一―−1−一−・−一一喝+++−−−−
垢14 図 一15図 箔16図 手M2辛市正書(自発) 昭和62年特許願第1ALA’?Oo  号2、発明の
名称 記録済記録媒体及びその製作方法 3、補正をする者 事件との関係    特 許 出願人 化 所 神奈川県横浜市神奈用区守屋町3丁目12番地
名称(432)  日本ビクター株式会社4、代理人 住 所 東京部品用区東品用3丁目4番19−915号
5、補正命令の日付(自発) 昭和 年 月 日(発送日 昭和 年 月 日)6、補
正の対象 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄(2)
添付図面(第16図) 7、補正の内容 (1)明細書第80頁第17行rspJをrS ha、
S h’aJに補正する。 (2)明細書第81第1行rSpJをrS kla、S
 h’aJに補正する。 (3)添付図面(第16図)を別紙のように補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、擬似水平同期パルスと前記した擬似水平同期パルス
    に後続する時間位置で白レベル方向に突出している如き
    形態を有するパルスとの組合わせにより構成される付加
    信号として、前記の付加信号における白レベル方向に突
    出している如き形態を有するパルスをそれぞれ異なる大
    きさに設定させてなる複数種類のものを用意し、前記の
    用意された複数種類の付加信号の内から選択されたもの
    が複合映像信号の垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期
    間を除く部分における予め定められた2つの水平走査期
    間のそれぞれに挿入付加されている状態の複合映像信号
    に基づいて形成させた記録信号を記録媒体に記録してな
    る記録済記録媒体2、略々水平同期パルスのパルス形状
    を有する第1のパルスと、前記した第1のパルスの後縁
    の時間位置か、それよりも遅れた時間位置に前縁が位置
    し、かつ、前記した第1のパルスの極性とは逆極性を有
    する第2のパルスとが組合わされた状態の複合パルスを
    発生させる複合パルスの発生手段により前記した第2の
    パルスの波高値がそれぞれ異になされている如き複数種
    類の複合パルスを得る手段と、前記した複数種類の複合
    パルスの内から付加信号として使用されるべき複合パル
    スを選択し、その選択された付加信号を複合映像信号の
    垂直帰線消去期間内の垂直同期信号期間を除く部分にお
    ける予め定められた2つの水平走査期間にそれぞれ挿入
    付加する手段と、前記のようにして付加信号が挿入され
    た複合映像信号に基づいて記録信号を形成して記録媒体
    に記録するようにした記録済記録媒体の製作方法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0704840A3 (en) * 1994-09-29 1996-08-21 Victor Company Of Japan Method and apparatus for copying tape and inserting a copy protection signal

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0704840A3 (en) * 1994-09-29 1996-08-21 Victor Company Of Japan Method and apparatus for copying tape and inserting a copy protection signal
US5815630A (en) * 1994-09-29 1998-09-29 Victor Company Of Japan, Ltd. Tape dubbing and copy guard signal inserting method and apparatus

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