JPS63201908A - 薄膜磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents
薄膜磁気ヘツドの製造方法Info
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- JPS63201908A JPS63201908A JP3379887A JP3379887A JPS63201908A JP S63201908 A JPS63201908 A JP S63201908A JP 3379887 A JP3379887 A JP 3379887A JP 3379887 A JP3379887 A JP 3379887A JP S63201908 A JPS63201908 A JP S63201908A
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は磁気記録再生装置における磁気ヘッドに係り、
特に、記録密度の高密度化を目指した薄膜磁気ヘッドの
製造方法に関する。
特に、記録密度の高密度化を目指した薄膜磁気ヘッドの
製造方法に関する。
(従来技術と問題点)
近年、デジタル磁気記録再生システムの高密度化の要請
に沿って、従来のICプロセス技術、特に蒸着、スパッ
タCVD (ケミカル・ペーパー・デポジション)など
のWIII!形成技術とドライエツチングなどの微細加
工技術を用いた薄膜磁気ヘッドが注目され一部は実用化
されている。この薄膜磁気ヘッドは、従来のモノシリツ
ク型磁気ヘッドに比して狭トラツク化、多トラツク化が
可能であり、また、磁気ギャップからの記録漏洩磁束が
急峻で短波長の記録特性に優れているため、短波長の記
録特性に適している。また、製造面においては、ウェハ
ープロセスを用いることが可能なため、量産性に優れ、
しかも均質な磁気ヘッドを得ることが出来る。
に沿って、従来のICプロセス技術、特に蒸着、スパッ
タCVD (ケミカル・ペーパー・デポジション)など
のWIII!形成技術とドライエツチングなどの微細加
工技術を用いた薄膜磁気ヘッドが注目され一部は実用化
されている。この薄膜磁気ヘッドは、従来のモノシリツ
ク型磁気ヘッドに比して狭トラツク化、多トラツク化が
可能であり、また、磁気ギャップからの記録漏洩磁束が
急峻で短波長の記録特性に優れているため、短波長の記
録特性に適している。また、製造面においては、ウェハ
ープロセスを用いることが可能なため、量産性に優れ、
しかも均質な磁気ヘッドを得ることが出来る。
上記の理由から、Willl磁気ヘッドは、ビデオフO
ツビー、ハードディスク等の短波長記録用の磁気ヘッド
に利用されようとしている。第10図は従来の薄膜磁気
ヘッド10の平面図であり、第11図は第10図に示す
l躾磁気ヘッド10のニーI断面図である。第10図及
び第11図において、11は例えば、磁性フェライト材
からなる磁性基板であり、12は磁性基板11と共に磁
気コア半休を構成する磁性膜であり、図示しない非磁性
膜を介して磁性基板と共にテープ摺動面13上に磁気ギ
ャップGを形成している。
ツビー、ハードディスク等の短波長記録用の磁気ヘッド
に利用されようとしている。第10図は従来の薄膜磁気
ヘッド10の平面図であり、第11図は第10図に示す
l躾磁気ヘッド10のニーI断面図である。第10図及
び第11図において、11は例えば、磁性フェライト材
からなる磁性基板であり、12は磁性基板11と共に磁
気コア半休を構成する磁性膜であり、図示しない非磁性
膜を介して磁性基板と共にテープ摺動面13上に磁気ギ
ャップGを形成している。
14は磁性基板11に形成された巻線溝であり、この巻
線溝14には、例えば、ガラス等の非磁性材15が充填
され、この非磁性材15を介してスパイラル状の金属膜
が巻線溝14の後部の磁性基板11と磁性1!112と
の接合部を取り巻くようにパターンニングされた、いわ
ゆる、平面スパイラルコイル16が形成されている。
線溝14には、例えば、ガラス等の非磁性材15が充填
され、この非磁性材15を介してスパイラル状の金属膜
が巻線溝14の後部の磁性基板11と磁性1!112と
の接合部を取り巻くようにパターンニングされた、いわ
ゆる、平面スパイラルコイル16が形成されている。
この平面スパイラルコイル16を使用した薄膜磁気ヘッ
ドにおいては、薄膜磁気ヘーツドの特徴を生かしたトラ
ックピッチの狭い多トラツクを構成する場合、トラック
ピッチが狭くなると巻線回数のスペースが狭くなる結果
、充分な巻線回数を有する平面スパイラルコイル16を
形成することが出来ず、再生時にコイル16に誘起され
る電圧は小となり充分な再生出力が得られず、また、録
音時には大きな記録電流をこのコイル16に流す必要が
あるため発熱量は大となり、磁気ヘッドにとって極めて
不都合なことであった。そのため、トラックピッチを狭
めても巻線回数を大とすることの可能なラダー型コイル
を有する*mm気ヘッド・が開発されている。
ドにおいては、薄膜磁気ヘーツドの特徴を生かしたトラ
ックピッチの狭い多トラツクを構成する場合、トラック
ピッチが狭くなると巻線回数のスペースが狭くなる結果
、充分な巻線回数を有する平面スパイラルコイル16を
形成することが出来ず、再生時にコイル16に誘起され
る電圧は小となり充分な再生出力が得られず、また、録
音時には大きな記録電流をこのコイル16に流す必要が
あるため発熱量は大となり、磁気ヘッドにとって極めて
不都合なことであった。そのため、トラックピッチを狭
めても巻線回数を大とすることの可能なラダー型コイル
を有する*mm気ヘッド・が開発されている。
第12図は、ラダー型1tl!磁気ヘツド20の斜視図
であり、第13図は第12図に示すラダー型の薄膜磁気
ヘッド20の■−■断面図である。第12図及び第13
図において、21は、例えばフェライト磁性材等からな
る磁性基板であり、22は磁性基板21と共に磁気コア
半休を構成する磁性膜であり、図示しない非磁性材を介
して基板21上に形成され、前記同様テープ摺動面23
上に磁気ギャップGを形成している。24はこの磁性膜
22を取りま(ように形成した、いわゆるラダー型コイ
ルであり巻線溝25の中に充填された非磁性材26を介
して形成された複数の金属膜の列からなる下コイル24
aと交差するように磁性膜22を基板21上に形成し、
更に、複数の列からなる上コイル24bを磁性JI12
1にまたがる様に、かつ、隣接する下コイル24aの端
部間を接続するように形成されている。
であり、第13図は第12図に示すラダー型の薄膜磁気
ヘッド20の■−■断面図である。第12図及び第13
図において、21は、例えばフェライト磁性材等からな
る磁性基板であり、22は磁性基板21と共に磁気コア
半休を構成する磁性膜であり、図示しない非磁性材を介
して基板21上に形成され、前記同様テープ摺動面23
上に磁気ギャップGを形成している。24はこの磁性膜
22を取りま(ように形成した、いわゆるラダー型コイ
ルであり巻線溝25の中に充填された非磁性材26を介
して形成された複数の金属膜の列からなる下コイル24
aと交差するように磁性膜22を基板21上に形成し、
更に、複数の列からなる上コイル24bを磁性JI12
1にまたがる様に、かつ、隣接する下コイル24aの端
部間を接続するように形成されている。
このラダー型コイル24においては、平面スパイラルコ
イルと異なり、コイルの巻線回数はトラックピッチには
ほとんど制限されることはなく、磁性1122の長手方
向のスペースが許す限り巻線回数を増せる利点があるた
め、微小記録電流で記録出来、しかも、再生出力の大き
な薄膜磁気ヘッドが可能となる。
イルと異なり、コイルの巻線回数はトラックピッチには
ほとんど制限されることはなく、磁性1122の長手方
向のスペースが許す限り巻線回数を増せる利点があるた
め、微小記録電流で記録出来、しかも、再生出力の大き
な薄膜磁気ヘッドが可能となる。
しかし、このようなラダー型コイルを有する薄膜磁気ヘ
ッドの製造に際して、次のような問題があった。
ッドの製造に際して、次のような問題があった。
すなわち、上述のように、ラダー型コイル24の構造に
おいては、上コイル24bの列を磁性膜22にまたがる
ように形成すると共に、下コイル24aの列の端部を接
続する構成となっているが、従来の微細加工技術では5
μm程度の段差配線はほとんど限界に近く、従来の薄膜
体積技術を用いたとしてもステップカバレジが悪く断線
することがあり、信頼性のあるラダー型コイルの形成は
困難であった。また、段差部では、フォトレジスト 、
の膜厚が異なるため、露光時の露光量が部分的に異なり
精度のよいパターンニングが出来ないこと及び従来のフ
ォトリソ技術と微細加工技術では、高い段差の上下で均
一にエツチングが出来ないこと等からIIr!Lと信頼
性に優れたラダー型コイルが得られないという問題があ
った。
おいては、上コイル24bの列を磁性膜22にまたがる
ように形成すると共に、下コイル24aの列の端部を接
続する構成となっているが、従来の微細加工技術では5
μm程度の段差配線はほとんど限界に近く、従来の薄膜
体積技術を用いたとしてもステップカバレジが悪く断線
することがあり、信頼性のあるラダー型コイルの形成は
困難であった。また、段差部では、フォトレジスト 、
の膜厚が異なるため、露光時の露光量が部分的に異なり
精度のよいパターンニングが出来ないこと及び従来のフ
ォトリソ技術と微細加工技術では、高い段差の上下で均
一にエツチングが出来ないこと等からIIr!Lと信頼
性に優れたラダー型コイルが得られないという問題があ
った。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記問題点を解決されるためになされたもので
あり、磁性層を有する基板上に磁性材料。
あり、磁性層を有する基板上に磁性材料。
導電材料及び絶縁材料等の薄膜を堆積させることにより
、磁気コア、導体部及び絶縁膜等を段差部を有する如く
形成してなる薄m磁気ヘッドの製造方法において、前記
段差部に段差を緩和させる充填材を塗布することにより
平坦面を形成し、この平坦面に前記導体部を形成するた
めのパターンニングを行い、このパターンニングによっ
て前記充部材の部分に生じた溝の中にメッキ手段によっ
て導電部材を堆積させ、前記導体部を段差部を乗り越え
る如く形成したことを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造
方法を提供しようとするものである。
、磁気コア、導体部及び絶縁膜等を段差部を有する如く
形成してなる薄m磁気ヘッドの製造方法において、前記
段差部に段差を緩和させる充填材を塗布することにより
平坦面を形成し、この平坦面に前記導体部を形成するた
めのパターンニングを行い、このパターンニングによっ
て前記充部材の部分に生じた溝の中にメッキ手段によっ
て導電部材を堆積させ、前記導体部を段差部を乗り越え
る如く形成したことを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造
方法を提供しようとするものである。
(実施例)
第1図〜第9図は、第12図に示すラダー型薄膜磁気ヘ
ッド20の本発明になる製造方法の1実施例を示す主要
工程説明図であり、以下、各図を用いて説明するが、第
12図に示すラダー型薄膜磁気ヘッド20に用いられて
いる構成要素と同一構成要素には同一符号を付し説明を
省略する。
ッド20の本発明になる製造方法の1実施例を示す主要
工程説明図であり、以下、各図を用いて説明するが、第
12図に示すラダー型薄膜磁気ヘッド20に用いられて
いる構成要素と同一構成要素には同一符号を付し説明を
省略する。
第1の工程は以下に述べる通りであり、第1図に示すよ
うに、例えば、単結晶フェライト等から゛なる矩形状の
磁性基板21を用意し、この基板21に巻線溝25をダ
イシングマシン等の研削手段によって形成する。第2の
工程は、以下の述べる通りであり、第2図に示すように
、第1の工程で得られた磁性基板21の巻線溝25の中
に、例えば、ガラス等の非磁性絶縁材料26を溶融充填
したのち、この面を平坦に研磨する。
うに、例えば、単結晶フェライト等から゛なる矩形状の
磁性基板21を用意し、この基板21に巻線溝25をダ
イシングマシン等の研削手段によって形成する。第2の
工程は、以下の述べる通りであり、第2図に示すように
、第1の工程で得られた磁性基板21の巻線溝25の中
に、例えば、ガラス等の非磁性絶縁材料26を溶融充填
したのち、この面を平坦に研磨する。
第3の工程は以下に述べる通りであり、第3図及び第4
図(A)に示すようにこの非磁性絶縁層に所望の巻線回
数に応じた下コイル24aを形成するためのパターンを
既知のフォトリソ技術とエツチング技術によりパターン
ニングし、更に、このパターンニング部に既知の薄膜堆
積技術により金属導体を堆積させ、下コイル24を形成
した磁性基板21を得る。
図(A)に示すようにこの非磁性絶縁層に所望の巻線回
数に応じた下コイル24aを形成するためのパターンを
既知のフォトリソ技術とエツチング技術によりパターン
ニングし、更に、このパターンニング部に既知の薄膜堆
積技術により金属導体を堆積させ、下コイル24を形成
した磁性基板21を得る。
第4の工程は以下に述べる通りであり、第4図(B)に
示す様に、前記下コイル24aを形成した磁性基板21
上に磁気ギヤツブG相当の厚さを有する非磁性絶縁層2
7を形成したのち、磁性膜22をIII堆積技術により
堆積させ、既知の7オトリソ技術とエツチング技術によ
り所定のトラック幅を有する磁気コア半休を形成したの
ち、更に、第4図に示すように磁性膜22の上に非磁性
膜29を形成し、その後、下コイル24aの一部を接続
するためのスルーホール28を形成する。
示す様に、前記下コイル24aを形成した磁性基板21
上に磁気ギヤツブG相当の厚さを有する非磁性絶縁層2
7を形成したのち、磁性膜22をIII堆積技術により
堆積させ、既知の7オトリソ技術とエツチング技術によ
り所定のトラック幅を有する磁気コア半休を形成したの
ち、更に、第4図に示すように磁性膜22の上に非磁性
膜29を形成し、その後、下コイル24aの一部を接続
するためのスルーホール28を形成する。
第5の工程は以下に述べる通りであり、第5図に示す様
に、磁性膜22が完全に隠れるように、スピンコード法
等の手段を用いて、フォトレジストやポリイミド等の有
機1130を磁性基板21の上に塗布する。これは、磁
性[1122と下コイル24aとの段差を緩和すること
が目的なので、このような機能を有する材料であれば無
機材料でもかまわない。また、この有1lIIII30
は粘度の高い方が高い段差を緩和する際に平坦になりや
すいため有利となる。
に、磁性膜22が完全に隠れるように、スピンコード法
等の手段を用いて、フォトレジストやポリイミド等の有
機1130を磁性基板21の上に塗布する。これは、磁
性[1122と下コイル24aとの段差を緩和すること
が目的なので、このような機能を有する材料であれば無
機材料でもかまわない。また、この有1lIIII30
は粘度の高い方が高い段差を緩和する際に平坦になりや
すいため有利となる。
第6の工程は以下の述べる通りであり、第6図(A)〜
(G)の模式図に示す通り、第5図の工程で形成した有
111I30を利用して、磁性基板21の上に上コイル
24b用のパターンニングを行うものであり、以下、第
6図(A)〜(G)を用いて説明する。
(G)の模式図に示す通り、第5図の工程で形成した有
111I30を利用して、磁性基板21の上に上コイル
24b用のパターンニングを行うものであり、以下、第
6図(A)〜(G)を用いて説明する。
同図(A)に示すようにスピンコード等によって得られ
た有機膜30の上に同図(B)に示すように有機WA3
0のパターンニングを行うための、例えばNi等からな
るマスク材31をスパッタ、蒸着等の薄膜堆積技術によ
り堆積する。これは有機膜30のエツチング時に必要な
選択比が取れる程度の厚さを必要とする。更に、同図(
C)に示す様に、マスク材31の上にこのマスク材31
をエツチングするためのフォトレジスト32をスピンコ
ードする。
た有機膜30の上に同図(B)に示すように有機WA3
0のパターンニングを行うための、例えばNi等からな
るマスク材31をスパッタ、蒸着等の薄膜堆積技術によ
り堆積する。これは有機膜30のエツチング時に必要な
選択比が取れる程度の厚さを必要とする。更に、同図(
C)に示す様に、マスク材31の上にこのマスク材31
をエツチングするためのフォトレジスト32をスピンコ
ードする。
次に同図(D)に示すように、この際上層の7オトレジ
スト32を通常のフォトリソグラフィ技術によりパター
ンニングする。この時点では、フォトレジスト32は磁
性1122の存在によって高い段差が形成されることは
ないので、精度よくパターンニングすることが可能とな
る。
スト32を通常のフォトリソグラフィ技術によりパター
ンニングする。この時点では、フォトレジスト32は磁
性1122の存在によって高い段差が形成されることは
ないので、精度よくパターンニングすることが可能とな
る。
次に、同図(E)に示す如く、フォトレジスト32をマ
スクとしてマスク材31をエツチングすることにより、
同図(F)に示す有機膜30用のマスク材31が完成す
る。マスク材31のエツチングに際して、従来の微細加
工技術が使えるので、ウェットエツチング、ドライエツ
チングのいずれでも使用出来るが、更に下層の有lll
!I30までエツチングしてしまうような方法は許され
ない。
スクとしてマスク材31をエツチングすることにより、
同図(F)に示す有機膜30用のマスク材31が完成す
る。マスク材31のエツチングに際して、従来の微細加
工技術が使えるので、ウェットエツチング、ドライエツ
チングのいずれでも使用出来るが、更に下層の有lll
!I30までエツチングしてしまうような方法は許され
ない。
次に同図(G)に示す如く、同図(F)で得られたマス
ク材31を用いて有t11130をエツチングしてやる
と、磁性膜22による段差部があるにもかかわらず精度
の良いパターンニング33を第7図に示す如く得ること
が出来る。
ク材31を用いて有t11130をエツチングしてやる
と、磁性膜22による段差部があるにもかかわらず精度
の良いパターンニング33を第7図に示す如く得ること
が出来る。
第7の工程は以下に述べる通りであり、第8図に示す様
に、パターンニング33の溝の中にメッキ法により、例
えば、Cr等の導体材料を堆積させることにより上コイ
ル24bを非磁性膜29を介して磁性膜22上に形成し
たのち、不必要な有機膜30を取り除けば、第9図に示
す様に磁性膜22よって形成された段差を乗り越えて、
かつ、スルーホール28.28’を通して下コイル24
aと接合した上コイル24aを精度よく得ることが出来
る。
に、パターンニング33の溝の中にメッキ法により、例
えば、Cr等の導体材料を堆積させることにより上コイ
ル24bを非磁性膜29を介して磁性膜22上に形成し
たのち、不必要な有機膜30を取り除けば、第9図に示
す様に磁性膜22よって形成された段差を乗り越えて、
かつ、スルーホール28.28’を通して下コイル24
aと接合した上コイル24aを精度よく得ることが出来
る。
本発明の他の応用例としては、前記第4の工程が終了後
、従来の薄膜体積法等によって、例えば、Cr等からな
る上コイル24bを形成したのち、引続き、前記第5の
工程のスピンコーティングを行ってもよい。
、従来の薄膜体積法等によって、例えば、Cr等からな
る上コイル24bを形成したのち、引続き、前記第5の
工程のスピンコーティングを行ってもよい。
この場合、Crによる上コイル24bが、たとえ、不完
全なステップカバレジのため断線を生じていたとしても
前記第7の工程でメッキを行うため、断線部をカバーす
る形でメッキが進行する結果、良好な上コイル24bが
得られるものである。
全なステップカバレジのため断線を生じていたとしても
前記第7の工程でメッキを行うため、断線部をカバーす
る形でメッキが進行する結果、良好な上コイル24bが
得られるものである。
(発明の効果)
上述の如く、本発明の製造方法によれば、Il!磁気ヘ
ッドの基板上に段差が存在する場合でも、この段差を乗
り越えて信頼性の高い配線が実現出来るため、ラダー型
のコイルを有する薄膜磁気ヘッドの製造を実現出来る。
ッドの基板上に段差が存在する場合でも、この段差を乗
り越えて信頼性の高い配線が実現出来るため、ラダー型
のコイルを有する薄膜磁気ヘッドの製造を実現出来る。
また、薄膜磁気ヘッドに限らず、半導体製造技術におい
て、基板上に段差のある箇所を配線する際にも広く応用
出来る等の特長を有するものである。
て、基板上に段差のある箇所を配線する際にも広く応用
出来る等の特長を有するものである。
第1図〜第9図は第12図に示すラダー型の薄膜磁気ヘ
ッドの本発明になる製造方法の一実施例を示す主要工程
説明図、第10打は従来の薄膜磁気ヘツドの平面図、第
11図は第10図に示す薄膜磁気ヘッドのI−I断面図
、第12図はラダー型のWIII!磁気ヘッドの斜視図
、第13図は第12図に示すラダー型のR膜磁気ヘッド
のII−It断面図である。 20・・・ラダー型の薄膜磁気ヘッド、21・・・磁性
基板、22・・・磁性膜、23・・・テープ摺動面、G
・・・磁気ギャップ、24・・・ラダー型コイル、24
a・・・下コイル、24b・・・上コイル、25・・・
巻線溝、26・・・非磁性材、28・・・スルーホール
、3o・・・有機膜、31・・・マスク材、32・・・
フォトレジスト、33・・・パターンニング。 茎4を図 Z7 ¥F図 :J0 請デ図
ッドの本発明になる製造方法の一実施例を示す主要工程
説明図、第10打は従来の薄膜磁気ヘツドの平面図、第
11図は第10図に示す薄膜磁気ヘッドのI−I断面図
、第12図はラダー型のWIII!磁気ヘッドの斜視図
、第13図は第12図に示すラダー型のR膜磁気ヘッド
のII−It断面図である。 20・・・ラダー型の薄膜磁気ヘッド、21・・・磁性
基板、22・・・磁性膜、23・・・テープ摺動面、G
・・・磁気ギャップ、24・・・ラダー型コイル、24
a・・・下コイル、24b・・・上コイル、25・・・
巻線溝、26・・・非磁性材、28・・・スルーホール
、3o・・・有機膜、31・・・マスク材、32・・・
フォトレジスト、33・・・パターンニング。 茎4を図 Z7 ¥F図 :J0 請デ図
Claims (1)
- 磁性層を有する基板上に磁性材料、導電材料及び絶縁材
料等の薄膜を堆積させることにより、磁気コア、導体部
及び絶縁膜等を段差部を有する如く形成してなる薄膜磁
気ヘッドの製造方法において、前記段差部に段差を緩和
させる充填材を塗布することにより平坦面を形成し、こ
の平坦面に前記導体部を形成するためのパターンニング
を行い、このパターンニングによって前記充填材の部分
に生じた溝の中にメッキ手段によって導電部材を堆積さ
せ、前記導体部を段差部を乗り越える如く形成したこと
を特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3379887A JPS63201908A (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 | 薄膜磁気ヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3379887A JPS63201908A (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 | 薄膜磁気ヘツドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63201908A true JPS63201908A (ja) | 1988-08-22 |
Family
ID=12396492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3379887A Pending JPS63201908A (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 | 薄膜磁気ヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63201908A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6459543B1 (en) | 1999-09-07 | 2002-10-01 | Tdk Corporation | Thin-film magnetic head with helical wound coil |
US6729012B1 (en) | 1999-04-28 | 2004-05-04 | Tdk Corporation | Method of manufacturing a thin-film magnetic head |
-
1987
- 1987-02-17 JP JP3379887A patent/JPS63201908A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6729012B1 (en) | 1999-04-28 | 2004-05-04 | Tdk Corporation | Method of manufacturing a thin-film magnetic head |
US6459543B1 (en) | 1999-09-07 | 2002-10-01 | Tdk Corporation | Thin-film magnetic head with helical wound coil |
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