JPS63201700A - 音声・楽音の帯域分割符号化装置 - Google Patents

音声・楽音の帯域分割符号化装置

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JPS63201700A
JPS63201700A JP62036193A JP3619387A JPS63201700A JP S63201700 A JPS63201700 A JP S63201700A JP 62036193 A JP62036193 A JP 62036193A JP 3619387 A JP3619387 A JP 3619387A JP S63201700 A JPS63201700 A JP S63201700A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、音声・楽音の帯域分割符号化方式に関する。
〈従来の技術〉 従来、7kl−[z帯域の音声・楽音を高能率で符号化
、復号化する方式として、第3図(a) 、 (b)に
示す帯域フィルタとADPCM(適応差分PCM)符号
化器、復号化器を用いてサブバンドコーディングする方
式が知られている。この方式の符号化(第3図(a)参
照)において、音声・楽音を表わす入力ディジタル信号
は、低域フィルタ41および高域フィルタ42を経て2
つの帯域に分けられた後、夫々ダウンサンプラ43,4
4で2=1にダウンサンプリングされ、ダウンサンプリ
ングされた信号は各ΔDPCM符号化器45.45でA
DPCM信号に符号化された後、再びマルチプレクサ4
7によって複合され、伝送チャンネルに送り出される。
また、この方式の復号化(第3図(b)参照)において
、伝送チャンネルから入力された上記信号は、デマルチ
プレクサ48を経て高、低2つの帯域に分けられた後、
夫々ADPCM復号器49゜50で復号化され、続いて
各アップサンプラ51゜52で1点毎に“0”を付加し
て1:2にアップサンプリングされ、夫々高域フィルタ
53.低域フィルタ54を経た後、再び加算器55で複
合されて再生信号が得られる。そして、このサブバンド
コーディング方式は、上記ADPCM符号化が、隣接す
る標本値の差を符号化する際、量子化幅を最適に変化さ
せるというものであるため、音声エネルギの大きい帯域
や明瞭度が要求される帯域により多くの情報を割り当て
ることができるという利点を有する。
しかし、近年、上記サブバンドコーディング(SBC)
方式よりも有利ではるかに自由度の高い第4図(a) 
、 (b)に示すような適応変換符号化(ATC)方式
が現われるに至った。
この方式の符号化(第4図(a)参照)において、音声
・楽音を表わす入力ディジタル信号は、信号が略定常な
短時間(20〜30 m5ec)ごとをlブロックとし
てバッファ60に蓄えられ、次いでDCT演算器61に
よって周波数領域に離散余弦変換(DC’r )され、
変換係数(周波数成分)は量子化・符号化器62で量子
化され符号化される。その際、補助情報算出・量子化器
63は、DCT演算器61から出力される上記変換係数
をいくつかの帯域に分け、各帯域毎の平均パワーを求め
、これを補助情報として符号化して補助情報補間器64
へ出カケる。そして、補助情報補間器64は、上記補助
情報を補間してスペクトル包絡情報を求めて、これをビ
ット割り当て・ステップ幅算出器65へ出力し、このビ
ット割り当て・ステップ幅算出器65は、上記スペクト
ル包絡情報に基づいて量子化・符号化器62に制御信号
を出力し、この制御信号によって量子化・符号化器62
における量子化幅の適応制御および各変換係数への最適
童子化ビット数の割り当てが行なわれる。次に、量子化
、符号化されたデータ信号は、マルチプレクサ66によ
って上記補助情報と複合され、伝送チャンネルに送出さ
れる。このような量子化、符号化で得られる伝送ディジ
タル信号は、その量子化雑音が周波数軸上で均一となり
、入力ディジタル信号に対する歪が最小となるのである
また、上記ATC方式の復号化(第4図(b)参照)に
おいて、伝送チャンネルからの伝送ディジタル信号は、
デマルチプレクサ67を経てデータ信号と補助情報に分
けられ、補助情報は補助情報補間器68でスペクトル包
絡が求められてビット割り当て・ステップ幅算出器69
に人力される一方、データ信号は、復号化器70に人力
され、上記ビット割り当て・ステップ幅算出器69から
の制御信号に基づいてDCT係数を表わすディジタル信
号に復号される。次に、復号されたディジタル信号は、
逆DCT演算器7Iでスペクトルから波形へ逆変換され
、バッファ72を経てlブロックごとにもとの入力ディ
ジタル信号として再生される。
ところで、上記ATC方式は、通常、最高周波数が4k
Hz以下の音声・楽音信号をサンプリング周波数8kH
zで標本化し、16〜32kbps程度の。
ビットレートで伝送する場合に用いられている。
その場合、DCT変換の1ブロツクを例えば32m5e
cとすれば、N=256の標本値列について離散余弦変
換演算を必要とし、それにはN″=65536回もの複
素乗算と加算が必要となって、演算時間が膨大になる。
そこで、この演算を高速で行なうため高速フーリエ変換
(FFT)が考案され、この手法によれば複素演算回数
を(N/ 2 )logt(N/2)・・・・・・(1
)、即ち896回まで略1/73に減することができる
( J 、Makhoul、“AFastCosine
 Transform in one and two
 diIllensions。
IEEE  A、S、S、P  vol、28.No、
1.、Feb。
1980、pp27〜34)。そのため、このFFTを
第4図に示すATC方式に用いて、DCT演算器61お
よび逆DCT演算器71の規模ひいてはΔ′FC装置の
規模を小さくしている。このようなA ’r C装置は
、変換のための演算を行なうことから第3図に示したサ
ブバンドコーディング装置よりら規模が大きくなるが、
前述のように自由度が高く、16〜32 kbpsのビ
ットレートでは高品質の伝送が行なえるため、近年多用
される傾向にある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、上記従来のATC方式を、7kHz程度の帯
域をもつ音声・楽音信号の符号化に適用しようとすると
、次のような問題点があることが明らかになった。即ち
、このような音声・楽音信号は、サンプリング周波数1
6kHzで標本化する必要があり、DCT変換の1ブロ
ツクを前述と同じ< 32 m5ecとすれば、従来の
2倍のN=512の標本値列についてのDCT変換演算
を必要とする。
そうすると、DCT変換演算にFFTを用いても、その
複素演算量が従来の略2.3倍に達し、演算に長時間を
要するかあるいはDCT演算器61ひいてはATC装置
の規模が極めて大きくなってしまうという問題がある。
そこで、本発明の第1の目的は、7kHz以上の帯域を
もつ音声・楽音信号の符号化を、従来のATC方式より
も高速に、あるいは従来のATC装置よりも小規模な装
置でもって行なえる音声・楽音の帯域分割符号化方式を
提供することである。
また、本発明の第2の目的は、広帯域にわたる音声・楽
音信号の符号化を、従来のSBC方式と同程度の装置規
模およびビットレートでも、より高性能に行なえる音声
・楽音の帯域分割符号化方式を提供することである。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本発明の第1の音声・楽音の
帯域分割符号化方式は、音声・楽音のディジタル信号の
帯域を帯域フィルタ群で複数の帯域に分割し、分割され
た各帯域のディジタル信号をサンプリング周波数がナイ
キストレートになるようにダウンサンプリングした後、
サンプリングされた各帯域のディジタル信号を高速フー
リエ変換演算器を用いて適応変換符号化することを特徴
とする。
また、本発明の第2の音声・楽音の帯域分割符号化方式
は、音声・楽音のディジタル信号の帯域を帯域フィルタ
群で複数の帯域に分割し、分割された各帯域のディジタ
ル信号をサンプリング周波数がナイキストレートになる
ようにダウンサンプリングした後、サンプリングされた
少なくとも1つの帯域のディジタル信号を高速フーリエ
変換演算器を用いて適応変換符号化するとともに、それ
以外の帯域のディジタル信号をAPCM方式またはAD
PCM方式で符号化することを特徴とする。
〈実施例〉 以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図(a) 、 (b)は夫々本発明の第1の音声・
楽音の帯域分割符号化方式に用いる符号化装置および復
号化装置を示すブロック図である。
第1図(a)の符号化装置において、1.2は音声・楽
音を表わす入力ディジタル信号の帯域を夫々低周波帯域
、高周波帯域に分割する低域フィルタおよび高域フィル
タ、3.4は各フィルタで濾波されたディジタル信号を
サンプリング周波数がナイキストレート1こなるよう(
こ2二l でダウンサンプリングするダウンサンプラ、
5.6はダウンサンプリングされた各ディジタル信号を
1ブロツク(N個)ずつ蓄えるバッファ、7.8は蓄え
られた各ディジタル信号を1ブロツク毎に離散余弦変換
(DC’r)l、て適応変換符号化するATC符号化器
、9はこれらATC符号化器7.8のDCTを高速フー
リエ変換で演算するFFT演算器、IOはこのF F 
’r演算器9が算出した変換係数をいくつかのスペクト
ル帯域に分け、各帯域毎の平均パワーを求め、この平均
パワーから求めた補助情報に基づいて上記ATC符号化
器7.8における量子化幅の適応制御および各変換係数
への最適量子化ビット数の割り当てを行なうビット割り
当て演算器、11はATC符号化器7.8でm子化、符
号化された低域、高域のデータ信号と上記補助情報を複
合して伝送チャンネルに送出するマルチプレクサである
また、第1図(b)の復号化装置において、14は伝送
チャンネルからのデータ信号を低周波帯域と高周波帯域
に分けるデマルチプレクサ、15゜16はこのデマルチ
プレクサで分けられた各デー夕信号を夫々逆離散余弦変
換(逆DCT)l、て適応変換復号化するATC復号化
器、17はこれらATC復号化器15.16の逆DCT
を高速フーリエ変換で演算するFFT演算器、I8は上
記データ信号に含まれる補助情報に基づく量子化幅およ
び各変換係数の量子化ビット数に従って上記ATC復号
化器15.16における復号化を制御するビット割り当
て演算器、19.20は復号化された各データ信号を1
ブロツクずつ蓄えるバッファ、21.22は各バッファ
のデータ信号を1:2でアップサンプリングするアップ
サンプラ、23.24はアップサンプリングされた各デ
ータ信号を夫々濾波する低域フィルタおよび高域フィル
タ、25は両フィルタを通った信号を複合して再生信号
として出力する加算器である。
第1図に示した符号化および復号化装置は、高低2帯域
分割で充分な7kHz程度の音声・楽音信号を対象とし
たものである。上記低域フィルタl。
23および高域フィルタ2.24には、分析・合成で量
子化がなければ折り返しひずみを生じないQ M F 
(Q uadrature M 1rror F 1l
Ler)を用い、さらにダウンサンプリングやアップサ
ンプリングの演算量を低域できる多相構造(polyp
hase 5truc−ture)のものとしている(
“AppriCation or quadra−tu
re m1rror rilters to 5pli
t band voice sche−mas”、Pr
oc、  I EEE  Int、 Conf、 Ac
oust、 。
5peech、Signal  Processing
、HarLrord、CT。
pp、 191〜195:1977)。
上記構成の符号化装置(第1図(a)参照)を用いて、
音声・楽音の帯域分割符号化が次のように行なわれる。
16kHzの標本化周波数でサンプリングされた音声・
楽音信号は、ディジタル信号となって入力され、低域フ
ィルタ1および高域フィルタ2によって2つの帯域に分
割され、分割された各ディジタル信号はダウンサンプラ
3,4で夫々2:1にダウンサンプリングされて8kH
zのサンプリング信号となる。各サンプリング信号は、
32m5ecずつを1ブロツク(N=256個)として
各バッファ5゜6に蓄えられ、続いて各ATC符号化器
7.8で適応変換符号化される。即ち、FFT演算器9
は、両ATC符号化器7.8からの上記サンプリング信
号をFF’Tで離散余弦変換して変換係数を算出し、ビ
ット割り当て演算器10は、上記変換係数をいくつかの
スペクトル帯域に分けて各帯域毎の平均パワーを求め、
この平均パワーから求めた補助情報に基づき、低域と高
域のスペクトル包絡を両方考慮して、上記ATC符号化
器7.8における量子化幅の適応制御および各変換係数
への最適量子化ビット数の割り当てを行なう。こうして
ATC符号化器7.8で量子化、符号化された低域。
高域のデータ信号と上記補助情報は、マルチプレクサ1
1で複合されて、伝送チャンネルに送出される。
上記帯域分割符号化では、入力ディジタル信号の帯域を
低域と高域に2分割し、分割された各ディジタル信号を
、2:1 にダウンサンプリングした後車−かつ共用の
F’FT演算器9でDCT演算しているので、■ブロッ
クの複素演算点が、16kHzサンプリングの場合の2
N=512個からN=256個に半減し、従ってIブロ
ックの複素演算m(式(1)参照)らNlogtNから
2X (N/ 2)logt(N/2)に低減でき、換
言すればN(=256)だけ演算mを減少でき、演算時
間を短縮あるいはF1?T演算器ひいては符号化装置の
規模を縮小することができるのである。
次に、上記符号化装置によって伝送チャンネルに送出さ
れた信号の復号化は、第1図(b)に示す既述の構成の
復号化装置で行なわれる。この復号化は、上述の符号化
と逆の手順で同様に行なわれ、この場合も単一のF F
 T演算器を低域、高域のA′1゛C復号化器15.1
6で共用しているので、複素演算量をNだけ減少でき、
演算時間の短縮あるいは装置規模の縮小を図ることがで
き、この効果は1ブロツクの時間が長くなってNが増大
した場合など特に苫しくなる。
第2図(a) 、 (b)は夫々本発明の第2の音声・
楽音の帯域分割符号化方式に用いる符号化装置および復
号化装置を示すブロック図である。
第2図(a)の符号化装置において、1.2は夫々低域
フィルタおよび高域フィルタ、3,4はダウンサンプラ
、6はバッファ、30は上記ダウンサンプラ3でサンプ
リングされた低域信号を適応差分PCM方式で符号化す
る公知のADPCM符号化器、31は上記ダウンサンプ
ラ4でサップリングされバッファ6でlブロック(N個
)ずつ蓄えられた高域信号を、FFTによる離散余弦変
換で適応変換符号化するATC符号化器、32は上記A
DPCM符号化器30およびATC符号化器31からの
符号化された信号を複合して伝送チャンネルに送出する
マルチプレクサである。
また、第2図(b)の復号化装置において、23は伝送
チャンネルからのデータ信号を低周波帯域と高周波帯域
に分けるデマルチプレクサ、34は分けられた低域デー
タ信号を適応差分PCM方式で復号化する公知のADP
CM復号化器、35は高域データ信号を後述の補助情報
に基づいてFT”Tによる逆離散余弦変換で適応変換復
号化するATC復号化器、20はバッファ、21.22
はアップサンプラ、23.24は夫々低域フィルタおよ
び高域フィルタ、36はこれらフィルタ23.24で濾
波された信号を複合して再生信号として出力する加算器
である。
上記低域フィルタ1.23、高域フィルタ2.24、ダ
ウンサンプラ3.4、アップサンプラ21.22および
バッファ6.20は、第1図中のものと同一であり、A
DPCM符号化器30およびADPCM復号化器34は
、第3図中の従来のものと同じである。上記ATC符号
化器3!は、第1図に示したFFT演算器9とビット割
り当て演算器IOを内蔵したものであり、量子化幅の適
応制御および各変換係数への最適量子化ビット数の割り
当てをそれ自身で行ない、その除用いた補助情報を、量
子化、符号化された高域データ信号と共にマルチプレク
サ32へ出力するようになっている。このように、低域
と高域で符号化方式を変えたのは、低域の信号は相関が
強いためこれに有効なADPCM方式を適用し、高域の
信号は相関が強くなく、変換した周波数領域でスペクト
ル包絡に応じて符号化するATC方式が有効だからであ
る。また、低域と高域へのビット割り当ては、低域側の
ビット数を多くした不変固定的なもので、これによって
パワーの強い低域がADPCM方式にて、高域が動的な
ATC方式にて夫々高能率に符号化されるようになって
いる。
上記構成の符号化装置(第2図(a)参照)を用いて、
音声・楽音の帯域分割符号化が次のように行なわれる。
16kHzでサンプリングされた入力ディジタル信号が
、高、低2帯域に分割され、2:lにダウンサンプリン
グされて8kHzのサンプリング信号となるまでは、第
1図(a)で述べたとおりである。
次いで、低域のサンプリング信号は、ADPCM符号化
器30でADPCM信号に符号化される一方、高域のサ
ンプリング信号は、バッファ6で32 m5ecごとに
lブロック(N=256個)として蓄えられ、続いてA
TC符号化器31でATC信号に適応変換符号化される
。符号化されたADPCM信号とATC信号および補助
情報は、マルチプレクサ32で複合されて、伝送チャン
ネルに送出される。
上記帯域分割符号化では、従来のADPCMを用いたサ
ブバンドコーディング(S B c)方式(第3図(a
)参照)の高域信号の符号化を、この方式よりもはるか
に自由度が高くかつ高能率なA T C方式を用いて行
なっているので、SBC方式と同程度のビットレートで
より良い品質の伝送が可能になり、また、本発明の第1
図に示すATC方式に比べれば、伝送の性能はやや劣る
ものの装置が小規模になるという利点がある。
次に、上記符号化装置によって送出された信号の復号化
は、第2図(b)に示す既述の構成の復号化装置で行な
われる。この復号化は、上述の符号化と逆の手順で同様
に行なわれ、この場合も低域信号の復号化に従来のAD
PCM方式を、高域信号の復号化にA T C方式を夫
々用いているので、前述と同様の利点がある。
なお、上記2つの実施例では、入力ディジタル信号の帯
域を高低2帯域に分割する場合を述べたが、この分割を
2:I の帯域分割を組合せるなどして数帯域とするこ
ともでき、分割された帯域の全であるいは高帯域のみを
ATC方式で符号化するようにしてもよい。また、本発
明の第2の実施例におけるADPCM方式をAPCM(
適応PCM)方式とすることもできる。
〈発明の効果〉 以上の説明で明らかなよう(こ、第1の発明の帯域分割
符号化方式は、音声・楽音のディジタル信号を帯域フィ
ルタ群で複数の帯域に分割し、分割された各帯域のディ
ジタル信号をナイキストレートでダウンサンプリングし
た後、サンプリング信号を高速フーリエ変換演算器を用
いて適応変換符号化しているので、従来の適応変換符号
化方式よりも高速フーリエ変換の演算量を相当低減でき
、音声・楽音信号の符号化を従来よりも高速に、あるい
は従来よりも小規模な装置でもって行なうことができる
。また、第2の発明の帯域分割符号化方式は、上記第1
の方式に邦ける少なくとも1つの帯域のサンプリング信
号を高速フーリエ変換演算器を用いて適応変換符号化す
るとともに、それ以外の帯域のサンプリング信号をAP
CM方式またはADPCM方式で符号化しているので、
適応変換符号化が従来のSBC方式による符号化よりも
高能率、高性能であることから、従来と同程度のビット
レートでもより高品質の信号処理と伝送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の音声・楽音の帯域分割符号化方
式を示すブロック図、第2図は本発明の第2の音声・楽
音の帯域分割符号化方式を示すブロック図、第3図は従
来のSBC方式を示すブロック図、第4図は従来のAT
C方式を示すブロック図である。 l、23・・・低域フィルタ、 2.24・・・高域フィルタ、3.4・・・ダウンサン
プラ、5.6.19.20・・・バッファ、 7.8.31・・・ATC符号化器、 9、I7・・・FFT演算器、 10.18・・・ビット割り当て演算器、11.32,
47.66・・・マルチプレクサ、+ 4.33,48
.67・・・デマルチプレクサ、15.16.35・・
・ATC復号化器、21.22,51.52・・・アッ
プサンプラ、25.36.55・・・加算器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音声・楽音のディジタル信号の帯域を帯域フィル
    タ群で複数の帯域に分割し、分割された各帯域のディジ
    タル信号をサンプリング周波数がナイキストレートにな
    るようにダウンサンプリングした後、サンプリングされ
    た各帯域のディジタル信号を高速フーリエ変換演算器を
    用いて適応変換符号化することを特徴とする音声・楽音
    の帯域分割符号化方式。
  2. (2)音声・楽音のディジタル信号の帯域を帯域フィル
    タ群で複数の帯域に分割し、分割された各帯域のディジ
    タル信号をサンプリング周波数がナイキストレートにな
    るようにダウンサンプリングした後、サンプリングされ
    た少なくとも1つの帯域のディジタル信号を高速フーリ
    エ変換演算器を用いて適応変換符号化するとともに、そ
    れ以外の帯域のディジタル信号をAPCM方式またはA
    DPCM方式で符号化することを特徴とする音声・楽音
    の帯域分割符号化方式。
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