JPS63201632A - 弾性表面波の光軸平行移動装置 - Google Patents

弾性表面波の光軸平行移動装置

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JPS63201632A
JPS63201632A JP3342987A JP3342987A JPS63201632A JP S63201632 A JPS63201632 A JP S63201632A JP 3342987 A JP3342987 A JP 3342987A JP 3342987 A JP3342987 A JP 3342987A JP S63201632 A JPS63201632 A JP S63201632A
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JP
Japan
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surface acoustic
acoustic wave
optical axis
interdigital
interdigital electrodes
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Application number
JP3342987A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Gunji
康弘 郡司
Masahiko Ibamoto
正彦 射場本
Teigo Okada
岡田 定五
Nobuyoshi Tsuboi
坪井 信義
Hiroyuki Minemura
浩行 峯邑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜光導波路上における弾性表面波を用い、
導波光の光軸を移動させる装置に係り、特に、光ディス
ク等の光学的情報処理装置における集積化光ヘッドの光
ビームトラッキング装置に好適な光軸移動装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
光デイスク用光ヘツド技術においては、構成部品である
レンズ、プリズム、回折格子などのアライメント法の簡
略化、及び、アライメント精度の向上や大量生産による
低コスト化のために、薄膜先導波路を用いた集積化光ヘ
ツド技術が特開昭60−129938において提案され
ている。
第2図は上記公知の従来技術を示す説明用の図であり、
(a)は平面図、(b)は側面図である。
第2図において、9はLiNb0a結晶のごとき強誘電
性結晶であり、結晶表面6はTi拡散を施こし周囲の屈
折率よりもわずかに高い屈折率を有しているため、光導
波層として働く。
半導体レーザ1からの光は端面結合により上記の先導波
層6に導かれ、カップリングレンズ2゜オブジェクティ
ブレンズ5によりディスク7上に微小スポットを形成す
る。カップリングレンズ2は光知のジオデシックレンズ
、あるいは回折格子等の導波路レンズであってよい。オ
ブジェクティブレンズ5は公知の回折格子からなるレン
ズである。4は弾性表面波を励振するための電極であり
、弾性表面波10の周波数を変化させることにより弾性
表面波で回折し、ディスク上で形成された微小スポット
がディスク7上のトラックを追随するようにしている。
ディスク7から反射した光は、オブジェクティブレンズ
5を通過し1回折格子3で反射し、直線配置型2分割光
検知器8に入射する。
以上のような技術の中で、電極4から励振される弾性表
面波を用いたトラッキング技術、所謂光偏向技術は特公
昭55−18885において提案されている。
第3図は、その光偏向装置の構成図、第4図は光偏向の
原理図を示す。
第3図(a)において弾性表面波および光導波表面波の
伝搬媒体表面31の一部の圧電物質に可変ピッチで円弧
状に湾曲したすだれ状電極(本第3図(b)について詳
細後述)が設けられた変換器32が形成されている。入
力端子33に電気信号が印加されると湾曲型波面群35
から成る表面波が励振され矢印34の方向に伝搬される
。波面群35に入射した光ビーム36は回折されて透過
光37および回折光38を生じる。
上に述べた変換器32の詳細パターンは、第3図(b)
に示すように、各すだれの素子は円弧状にわん曲し、且
つ各すだれの繰返しピッチは前記円弧の円周に沿って連
続的に変化させて設けである。これは必ずしも連続であ
る必要はなく断続であってもよい、同図において高周波
および低周波の表面波はそれぞれ39.40の部分で発
生し、矢印41.42の方向に最も強く伝搬する。第4
図は、前述したすだれ状電極よりなる変換器32により
発生した表面波と光との相互作用を説明するための原理
図である。矢印51乃至57は光もしくは表面波の波数
ベクトルを表わす、入射光ビーム51は異なった周波数
の、従って異なった波数ベクトルの表面波52,53.
54により回折され、回折光55,56.57をそれぞ
れ生ずる。
このとき変換器32(第3図(a)について既述)は平
坦な周波数選択性を有するため異なる周波数の波52,
53.54はその振幅強度64゜65.66をほぼ一定
となし得る。このため、回折光55,56.57の強度
67.68.69はほぼ一定となり、明るさの均一な光
偏向が得られる。さらに、変換器32は表面波の大きな
広がり59をもっており、従って偏向角60を増大させ
ることか可能である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来技術、すなわち、第2図の電極4
による光偏向技術及び第3図の技術においては、光の回
折方向のみを変化させるものであり、この機能だけでは
、第2図のオブジェクティブレンズ5を通したディスク
7上でのトラッキングとしては十分に働かないという欠
点があった。
すなわち、光デイスク用ヘッドにおいては、ディスク表
面の記録ピットによる回折光を用いるため。
ディスク表面への光の入射角はトラッキング前後におい
て一定の角度に保たれていなければならない。このため
には第3図のような弾性表面波を用いた一偏向装置にお
いて、回折方向は一定のまま光軸が平行移動させる装置
が必要である。
本発明の目的は、第3図に示したような回折方向が大き
く変化可能でしかも回折光強度が大きくかつ均一である
光偏向技術を用いて、これらの優れた特性を損なうこと
なしに出射方向は一定のまま光軸のみを大きく平行移動
せしめ揚装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、同一面上を弾性表面波および光導波表面波
が伝搬する光偏向媒体の一部に圧電物質が設けられ、か
つ前記圧電物質が設けられた領域に円弧状にわん曲した
すだれ状電極を設け、なおかつ前記すだれの配列間隔(
繰り返しピッチ)が前記円弧の円周に沿って連続もしく
は断続的に変化してなる弾性表面波光偏向変調装置にお
いて、前記すだれ状電極を同一面上に複数個配置して、
各々の弾性表面波により光導波表面波を複数回光回折さ
せることにより達成される。ただし、本発明を実施する
場合、上記配列間隔の変化は連続的であることが望まし
い。
〔作用〕
第4図の従来技術の原理図を用いて本発明の基本原理を
説明する。
従来技術においては、入射光の波数ベクトル51に弾性
表面波の波数ベクトル52,53゜54を作用させ、各
々回折光55,56.57を得ていた0本発明の原理は
まずこの回折方向の違いをなくすことにある。そのため
には、この得られた回折光55,56.57に対して、
各々52゜53.54の逆ベクトルの弾性表面波を再び
作用させればよい。その結果、すべての回折光が、入射
光51と等しい波数ベクトルをもった回折光に変換され
1回折方向は一致する。さらに、この逆ベクトルの弾性
表面波を再作用させる際に、各々の弾性表面波の作用位
置を空間的にずらすことにより、同じ回折方向でしかも
回折位置の異なる、所謂光軸の平行移動が実現できる。
〔実施例〕
第5図は、本発明の第1の実施例の構成図であり、光導
波表面波の伝搬媒体表面31の平面図を描いたものであ
る。
これは、伝搬媒体(例えばTi拡散のLiNb0a等の
平板表面)31に、第3図に示した可変ピッチで円弧状
に湾曲した2個のすだれ状電極32a。
同32b(同一形状2寸法)を、点対称に配置し、入射
光36を2度回折させるように構成した一例である。
変換器を構成している円弧形すだれ状電極32a及び3
2b(第5図参照)は、各々の入力端子33a、及び3
3bに同じ電気信号を入力して駆動される。この駆動周
波数に応じた種々の弾性表面波が湾曲状電極の各部分か
ら発生する。すなわち、低周波駆動に対しては、ピッチ
の大きい電極部分から各々101a及び101bの弾性
表面波が、高周波駆動に対しては、ピッチの小さい部分
から、102a及び102bの弾性表面波が発生する。
第5図には、最大、最小の2種類の弾性表面波のみ示し
たが、その間の駆動周波数に対しては、それに対応した
ピッチ間隔の部分で弾性表面波が発生する。
第6図は1円弧形すだれ状電極の一例16について、そ
の作用の詳細を説明する図である。
本例のすだれ状電極16は、その円弧状電極素子の配列
間隔(繰返しピッチ)を、円周に沿った方向に連続的に
変化させた例である。即ち、図において間隔pz=pz
=pa=p番である。
而して、設計的に想定した基準点がらの距離Qに比例し
て変化している0本第6図において、低周波および高周
波の弾性表面波はそれぞれ16a。
16bの部分で発生し1弾性表面波17a、17bの方
向に最も強く伝搬する。また、81は発振器である。
上記発振器81の周波数を可変することにより、湾曲し
た弾性表面波デバイス16から弾性表面波が17aの方
向から17bのように、その向きと、周波数を変化させ
ることができる。この場合、表面波の波長もλs1から
λs2のように可変することができる。つぎに光ビーム
のブラッグ回折について説明する。一般に、ブラッグ回
折は1次の式で表わされる。
ここで、θは弾性表面波によるブラッグ回折角度、λ0
は光の波長、λSは弾性表面波の波長である。いま、第
6図において、入射光ビームAが低周波の弾性表面波1
7aに入ったとき、入射光Aと表面波17aとのなす角
度θlとすると、ここでブラッグ回折による反射角はθ
1で光ビームBzの方向に偏向される。また、高周波の
弾性表面波17bに入った入射光ビームAは、弾性表面
波17bとのなす角θ2で光ビームB2の方向に出射さ
れる。ところで、弾性表面波17a、17bに対する波
長をそれぞれλs!、λs2とすると、低周波の波長は
高周波の波長に比べて大きい。つまり λ51>  λs2                
        ・・・(2)であるので、(1)式か
られかるように同じ光ビームに対しては、ブラッグ回折
の角度θl、θ2はθlくθ2           
・・・(3)となる、したがって、同じ入射光ビームA
に対して、ブラッグ回折された光ビームは、Bl 、 
13zのように大幅に偏向を行なうことができる。
また1本実施例の弾性表面波デバイス16′のその他パ
ターンは第7図に示すように、上に凸形の円弧状に湾曲
させてもよい、この場合には、前第6図のパターンとは
逆に、左側は高周波で右側が低周波となるようなすだれ
状のピッチにする必要がある。この場合にも、入射光ビ
ームAは、低周波及び高周波の弾性表面波17a’ 、
17b’に対してそれぞれブラッグ回折された光ビーム
B 、/ 、 B 2/  のように大きく偏向させる
ことが出来る。
(第5図参照)伝搬媒体表面31に入射光36を伝搬さ
せると、まず入力端子33a及び33bに低周波の電気
信号が印加された場合は、 101a及び101bの表
面弾性波が発生し、入射光36は伝搬ルート151を経
由して出射光201となる。
そして次に高周波の電気信号が印加された場合は、10
2a及び102bの表面弾性波が発生し、入射光36は
伝搬ルート152を経由して出射光202となる。すな
おち、101aと101bとの組、並びに102aと1
02bとの組のような周波数が等しくなおかつ表面波の
波面の発生角度が等しい2つの弾性表面波をペアにして
用いるため、201及び202のようなほぼ平行な出射
光を得ることができる。そして入力端子33a及び同3
3bに印加する周波数を変化させることにより、出射光
の光軸を、矢印201と同202との間で平行に移動さ
せることができる。
第1図に本発明の第2の実施例を示す、これは前述した
第5図とほぼ同様の構成である。異なるところは、出射
光矢印201と同202との間隔、所謂ビームスキャン
幅を広げるために、出射側にすだれの長さの長い電極3
2cを設けたことである。この際、ピッチの円弧に沿っ
た変化率は、前出の電極32bの変化率を相似的に減少
させ、なおかつ、すだれ両端からの波面発生角度を一致
させたものである。
以上の如く、第1図にはすだれ状電極を2つ用いた実施
例を示したが、これを複数個、多段に組み合わせても同
様な効果が得られることは言うまでもない。
また、これらの実施例では2つのすだれ状電極を対向さ
せて配置したが、2つ並べて同じ向きに配置させたとし
ても、弾性表面波の伝搬速度は光のそれに比較して著し
く遅いために同じような効果を得ることが可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、可変ピッチで円弧状に湾曲したすだれ
状電極により、偏向角度大、高回折効率の光偏向装置構
成し、これを複数個多段に組み合わせて用いることによ
り、出射方向が一定のまま光軸のみを平行移動させるこ
とができるので、光ディスク等の光ビームトラッキング
などに利用し得るという実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第2の実施例の構成を示す平面図、第
2図は従来の光デイスク用集積化ヘッドの構成を示す説
明図、第3図は従来の光偏向装置の構成を示す説明図、
第4図は第3図に示した光偏向装置の原理を示す図表、
第5図は本発明の第1の実施例の構成を示す平面図であ
る。第6図および第7図はそれぞれ円弧形すだれ状電極
の実施例を示す図である。 4・・・すだれ状電極(直線型)、6.31・・・表面
波伝搬媒体、32a、32b、32c・・・すだれ状電
極(円弧型)、33a、33b−入力端子、55゜56
,57・・・回折光、151,152・・・1回目の回
折光、201,202・・・2回目の回折光。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同一面上を弾性表面波が伝搬する光偏向媒体の一部
    に圧電物質を設けるとともに、上記圧電物質が設けられ
    た領域内に、円弧形に湾曲したすだれ状電極を設け、か
    つ、上記すだれ状電極を構成する各素子の間隔が該円弧
    に沿つて変化している弾性表面波光偏向装置において、
    弾性表面波が伝搬する同一面上に、前記すだれ状電極を
    複数個配置するとともに、これら複数個のすだれ状電極
    からそれぞれ発生する弾性表面波によつて、光導波表面
    波を複数回光回折させる構造としたことを特徴とする弾
    性表面波の光軸平行移動装置。 2、前記複数個のすだれ状電極のそれぞれは、各すだれ
    状素子の配列間隔が、該円弧の円周に沿つた方向に連続
    的に変化しているものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載した弾性表面波の光軸平行移動装置
    。 3、前記の複数個のすだれ状電極の内の少なくとも1個
    は、他の何れかのすだれ状電極に比して、すだれ状電極
    素子の配列間隔の変化率と異なるように構成したもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項、若しくは
    同第2項に記載した弾性表面波の光軸平行移動装置。
JP3342987A 1987-02-18 1987-02-18 弾性表面波の光軸平行移動装置 Pending JPS63201632A (ja)

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