JPS63201192A - アルコキシシランの残留塩化物水準の低減方法 - Google Patents

アルコキシシランの残留塩化物水準の低減方法

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JPS63201192A
JPS63201192A JP63027804A JP2780488A JPS63201192A JP S63201192 A JPS63201192 A JP S63201192A JP 63027804 A JP63027804 A JP 63027804A JP 2780488 A JP2780488 A JP 2780488A JP S63201192 A JPS63201192 A JP S63201192A
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    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、得られるアルコキシシランを他の化学化金物
の調製用中間生成物或いは電子産業用としてさらに適切
なものにさせるために、粗アルコキシシラン中の残留塩
化物不純物を減少させる方法に関する。
アルコキシシランは、クロロシラン又ハオルガノクロロ
シランとアルコールとの反応を介して工業的に生産され
ている。他の化学化金物の調製における化学的中間生成
物および電子産業用としてアルコキシシランを使用する
ために必要な性質の1つは、残留塩化物の含量が低いこ
と、すなわち重量全基準にしてlooppm以下の塩化
物に低下させる必要があることである。
〔従来の技術〕
アルコキシシランへの2.5のプロセス手段が技術的に
知らtている。アルコキシシランへの既知手段は、例え
ば1974年2月12B付米国特許第5.792.07
3.号にN1tzscheら81977年8月2日付は
米国特許第’J、 059.567号にKotzsah
ら;  1980年】0月il1日付は米国特許第4゜
228.092号にKotzschら;および1981
年11月5日付は米国特許第u298,753号に5c
hinabeokらによって開示されている。
クロロシランとアルコールからアルコキシシランを製造
する別の方法は連続法であり、その方法は5(a)蒸留
塔型の反応器内を液体反応物、中間生成物および生成物
が下向きに流れ、蒸気反応物、中間生成物および副生の
塩化水素ガスが液体と向流で上向きに流れる:(b)ク
ロロシラン又はオルガノクロロシランとアルコール反応
体の一部が塔の上部へ液体フィードとして供給される;
(C)アルコール反応体の要部は反応器の下部へ蒸気と
して供給される;(a)/f成したアルコキシシランは
反応器の底部から散体としてくみ出される;(e)ガス
状の塩化水素および反応物および中間生成物の蒸気は反
応器からガスと蒸気を液体の塩化メチルと接触させる装
置へ送られる。塩化メチルは気化し、冷却され、反応物
および中間生成物の蒸気を凝縮させ、ガス状塩化水素を
塩化メチルと共にガスとして凝縮した反応物および中間
生成物から分離する;(f)混合さハた塩化水素および
塩化メチル流を副生塩化水素を分離および回収する手段
へ送る;そして(7)反応物および中間生成物の冷却液
体流全供給物入口の下側の地点で反応器へ戻すことから
成る。
この配置の結果として、反応器の上部は反応物の沸点よ
りかなυ下の温度に維持される。
上記プロセスは本質的に全てのクロロシラン材料をアル
コキシシランに反応させるように設計されているが、残
留塩化物は生成されるアルコキシシランの重量を基準に
して500〜1000 ppmも残っている。残留塩化
物は未反応のクロロシラン又は有機塩化物である。これ
ら有機塩化物の源は、オルガノクロロシランを生成する
直接法の反応又は塩化水素とオルガノクロロシランにお
ける不純物であるオレフィン物質との反応からのアルキ
ル塩化物である。塩化物不純物の源が何んであれ、中間
生成物として或いは電子産業用としてアルコキシシラン
の多くの用途は、残留塩化物含量ができる限り低い必要
がある。
極めて低い塩化物含量が必要な例として、ある種のエレ
クトロエックスの用途は、アルコキシシラン材料が約5
〜10マイクロオーム/儂の電気伝導率をもつこと全要
求している。電気伝導率値と残留塩化物含量間の相関は
完全に明確ではないが、電気伝導率は塩化物含蓄の低下
と共に低下する。
極低塩化物含量の必要な別の例は、化学的中間生成物と
してのアルコキシシランの使用である。
中間生成物としてアルコキシシランの特定使用例は極め
て着色されやすい化学物質の調製である。
この化学物質の最終用途は低カラーの必要性全指令して
いる。アルコキシシランの塩化物含量はこの化学物質の
最終の色に著しい影響を与えることがわかった。この関
係は後で記載する実施例で説明する。
1968年5月22日付は英国特許第1..115.O
52号においてBur zynskiおよびMarti
n は、不純なアルコキシシランが、粗アルコキシシラ
ンと酸性又は潜在的に酸性の物質全非酸性、非揮発性化
合物に転化させる試薬の混合体から、必要なアルコキシ
シランを蒸留することによって「本質的に零の酸含量」
へ精製される方法を開示している。
Bur zynskiおよびMartinは処理された
アルコキシシランの塩化物濃度がippmと低いことを
報告している。Bur znskiおよびMartin
の特許請求の範囲は蒸留を大気圧下で行うか否かについ
て言及していない。しかしながら、開示されている実施
例は全て大気圧である。この方法で精製された特定の物
質はメチルトリメトキシシランを含み、その大気圧の沸
点が約100℃である、BurzynslciおよびM
artin によって開示された試薬はLiAJH4、
ナトリウム・メトキシド、水性炭酸ナトリウム、水性水
酸化ナトリウム、および弱有機酸のアルカリ金属塩のよ
うな物質である。
彼等によって開示された分析試験は、残留のクロロシラ
ンおよび試薬のアルコールを水酸化カリウムで滴定して
いる。本発明の発明者は、彼等は未反応のクロロシラン
の分析ができるのみであって、かかる方法を用いて有機
塩化物を検出できなかったことを提起している。さらに
、本願の発明者は、Bur zynskiおよびMar
tin は本発明のように有機塩化物の存在を認識しな
かったのみならず、約150℃以下の大気圧の沸点でメ
チルトリメトキシシラン又はアルコキシシランの有機塩
化物含量を低減させなかったことを提起している。彼等
による実施例12において、上記方法によって決定され
た20ppmの塩化物含量をもったメチルトリメトキシ
シランは処理剤の不在下で蒸留された。
その結果は、彼等の分析法によって分析さねた約150
 ppmの塩化物を含有する留出物であった。
本願の発明者は、Bur znskiおよびMarti
nの実施例12における有機塩化物はメチル) IJメ
トキシシラン試料には存在せず、彼等の分析試験によっ
て検出さtなかつたこと全提起している。加熱すると、
有機塩化物は分解して塩化水素を生成する、その塩化水
素は彼等の試験によって検出できた。その結論は、彼等
はイオン又は加水分解性塩化物の物質以外の塩化物不純
物の存在を知らなかったということである。彼等は、約
130℃以下の沸点でアルコキシシランからイオン塩化
物を除去する方法を開示すると共に特許請求している。
本発明によって教示されるような残留塩化物の除去に関
する教示はない。
1975年4月28日付は浅野らによる特公昭50−1
17951号は、還流および蒸留によってトリエトキシ
シランの精製および不活性ガス・パージの使用を開示し
ている。間物の主不純物は、未反応のエタノール、他の
エトキシシラン、炭化水素、エチル・エーテル、および
塩化エチルである。塩化エチルは特記さり、た唯一の有
機塩化物である。この方法は、不純物を従来の蒸留で得
られたイNよりも低い水準に下げることに!求している
しかしながら、この方法の欠点は不活性ガスと共に使用
できない生成物の潜在的損失である。前記不純物の多く
は生成物のトリエトキシシランの沸点て近い沸点を有す
る。従って、粗トリエトキシシランを通って発泡する不
活性ガスが蒸留容器からかなりの量のトリエトキシシラ
ンを運び出すことが考えられる。彼等はこの潜在的な間
辿点、このガス流からトリエトキシシランを回収する手
段、トリエトキシシランの全回収効率、等について言及
していない。
1981年8月7日付はソビエト連邦第854714号
にBe z l yudny iらは、100〜111
0℃の高度において次亜塩素酸カルシウムで処理するこ
とによるアルコキシシラン化合物の精In開示している
。彼等は、アルコキシシランに色を与えると思われるク
ロトン酸アルデヒドの酸化を意図している。アルコキシ
シランから塩化物を除去することには言及していない。
CihungおよびHayesは、J、Organom
etallicChemistry、  265 (i
9B +4) r pp、135−139に、メトキシ
シランを会所ナトリムで還流することによってメトキシ
シランの塩化物汚染が著しく低域できる方法を開示して
いる。彼等は、塩化物の除去の間物はアルキル塩化物を
除去できないと開示している。彼等は、イオン塩化物、
残留塩化物およびメトキシシランの加水分解後の酸性度
を決定するために5つの異なる分析試験方法を開示して
いる。彼等は塩化物低[−測定するための基準として残
留塩化物試験法を用いた。金属ナトリウムによる粗メチ
ルトリメトキシシランの還流はメチルトリメトキシシラ
ンの残留塩化物含量をLIooから5ppmの塩化物に
下げることがわかった。また、OhungおよびHay
esは他の試薬によるメチルトリメトキシシランの還流
を研究したが、残留塩化物含量の著しい低下には成功し
なかった。研究した他の試薬はL i A J、、テト
ラメチルグアニジン、メタノール溶液におけるナトリウ
ム・メトキシド、メタノール溶液における水酸化カリウ
ム、(C4H(i) S nHlおよび酸化マグネシム
であった。
彼等によって研究された試薬は、す) IJウム金属を
除いて、粗メチルトリメトキシシランの非イオン塩化物
水準を下げるのに効果がなかった。これら結果は前記彼
等の刊行物の第1表に要約されている。従って、Qhu
ngおよびHayesは前記Burzynskiおよび
Martin の開示とは別の教示をしており、彼等は
本発明とは異なる教示をしている。彼等の開示の欠点は
、工業的規模での金属ナトリウムの取扱いおよび処理に
おける安全性の間即である。
1985年11月il1日付けの杉原らによる特開昭6
0−2551469号は、炭素が結合した塩素のような
源から、アルコキシシランの非加水分解性塩化物含量を
下げる方法を開示している。杉原らは、粗アルコキシシ
ランが(a)アルコキシシランの還流温度において酸で
処理した粘土又は金属のハロゲン化物で処理され、(b
)中和剤で処理され、そして(0)ろ過または蒸留して
中和からの固体分を除去する方法を開示している。彼等
は、彼等の方法は酸処理粘土又は金属のハロゲン化物で
の粗アルコキシシランの熱処理なしでは、中和剤での処
理で低塩化物の水準を達成できないことを開示している
。従って杉原らは本発明とは異なることを教示している
〔発明が解決しようとする評萌〕
本発明は、粗アルコキシシランの残留塩化物含量を安全
かつ効果的に低減させる方法を提供することを目的とし
ている。さらに、本発明は化学的中間生成物として又は
エレクトロエックス産業用として適当な性質をもったア
ルコキシシランを提供することを目的としている。
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化カルシウ
ム、水酸化カルシウム、および酸化亜鉛のようなアルカ
リ金属の酸化物およびアルカリ金属の水酸化物は、それ
らがアルコキシシランの大気圧沸点において環流条件下
でアルコキシシランと接触されたときメチルトリメトキ
シシランのような低沸点のアルコキシシランの残留塩化
物含量を下げるのに効果がないことがわかった。しかし
ながら、アルカリ金属の酸化物又はアルカリ金属の水酸
化物の存在下で低沸点のアルコキシシランの沸点を約1
30℃以上の温度に上げるための圧力を用いることによ
って、粗アルコキシシランの残留塩化物含量を著しく下
げれることが発見された。本発明のための用語「著しく
下げる」とは、アルコキシシランの残留塩化物をアルコ
キシシランにおけるそれらの初水準のy6以上下げうろ
ことを意味する。さらに一般的には、本発明の方法によ
って残留塩化物をアルコキシシランにおける初水準の1
0%以下に下げることを意味する。
〔評−を解決するための手段〕
本発明によって、以下に記載する低沸点アルコキシシラ
ンの残留塩化物水準を低減させる方法が提供される。従
って、記載することは、大気圧において約130℃以下
の沸点を有するアルコキシシランにおける残留塩化物水
準を低下させる方法である、そして該方法は、 (蜀 大気団以上の圧力および約130℃の心変におい
て、アルコキシシランと、(i)アルカリ金属の酸化物
および(i1)アルカリ金座の水酸化物から成る群から
選んだアルカリ金座の化合物を接解させる工程; ′(B)かく接触させた材料を冷却する工程;および (C1少なくとも未反応のアルカリ金属の化合物、およ
びアルカリ金属の化合物と残留塩化物との反応から生じ
た塩類から成る残留固体分をアルコキシシランから分離
する工程; から成る。
〔作用〕
本発明に有用なアルコキシシランは、大気圧において1
50℃以下の沸点を有するものであって、トリメトキシ
シン、テトラメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラ
ン、メチルトリメトキシシラン、ジメチルジェトキシシ
ランおよびエチルトリメトキシシランから成る群から選
ぶ。
本発明に用いる用語アルコキシシランの「残留塩化物水
準」はイオンおよび非イオンの塩化物物質の組合せであ
る。イオン塩化物物質は遊離塩化水素および未反応のク
ロロシランを含む。これらのイオン物質は既知の中和剤
での処理によって容易に低減される。非イオン物質は有
機塩化物物質を含む。これらの有機塩化物は出発のクロ
ロシラン中間生成物によってアルコキシシランに導入さ
れた不純物と考えられる。これらの有機塩化物はアルコ
キシシラン法の副産物である。非イオン物質、本発明に
開示されるように処理温度が約130’c以上でない限
り単−剤での直接処理によって効果的に除去されない。
アルコキシシランの処理をするのに必要な温度は、密閉
系内の必要な粗アルコキシシランヲ大気圧以上の圧力下
で加熱することによって得られる。
大気圧以上の圧力は必要なアルコキシシランの沸点を上
げる。例えば、II5 psl(3,15Kg/ ca
 )におけるメチルトリメトキシシランの沸点は約13
0℃である。メタノールを含有する粗メチルトリメトキ
シシランは約30〜ヰ5 psl、9(2,1〜5,1
5Kg / ct )の圧力下で約120〜155℃の
沸点範囲を有した。
本発明に利用したアルカリ金庫の酸化物は酸化マグネシ
ウム、酸化カルシウムおよび酸化亜鉛から成る群から選
ぶ。アルカリ金属の水酸化物は水酸化マグネシウム、水
酸化カルシウム、水酸化亜よびアルカリ金属の水酸化物
は、それらが粗アルコキシシランに対して少なくとも0
.25重量%の1度で存在するとき、約130’C以上
の温度においてアルコキシシランの残留塩化物水準な著
しく低下させるのに有効であることがわかった。アルカ
リ金属の酸化物又はアルカリ金属の水酸化物は粉末、粒
剤、ベレット、ビーズおよび塊から成る群から選んだ形
態にする。
粗アルコキシシランとアルカリ金庫の化合物との接触は
バッチ又は連続方式で行うことができる。
バッチ方式における粗アルコキシシランとアルカリ金属
の化合物はバッチ反応器へ添加する、そしてこの反応混
合体は圧力下で制御された大気圧以上の圧力におけるア
ルコキシシランの沸点に加熱する。利用する装置および
方法は、かかるバッチ装置の設計および操作技術におい
て既知のものである。
連続方式において、非常に過剰のアルカル金属の酸化物
又はアルカリ金属の水酸化物を連続反応器の設計技術に
おいて既知のタンク、塔、等のような容器に入れる。連
続反応器の出口は反応器系に必要な圧力を維持するため
の手段を備える。その系は、粗アルコキシシランを予熱
し、アルカリ金属の化合物が入っている容器又はその両
方を加熱することによって必要な処理高度に維持される
予熱又は加熱又は加熱する手段は技術的に既知の手段に
よって行うことができる。
150℃以上の温度においてアルコキシシランの浸留塩
化物水準を著しく低下させるために、粗アルコキシシラ
ンとアルカリ金属の化合物は少なくとも1時間接輪させ
なければならない。
一旦粗アルコキシシランを約150℃以上の温度におい
てアルカリ金属の化合物で処理したら、アルコキシシラ
ンとアルカリ金属の化合物の混合体は冷却して安全な取
扱いを促進する必要がある。
冷却は液体処理技術において既知の手段によって行うこ
とができる。
アルコキシシランと固体分の混合体が一旦冷却さhたら
、処理したアルコキシシランは、残留固体分、未反応ア
ルカリ金属の化合物および処理の結果もたらされるアル
コキシシラン中の塩化物不純物とアルカリ金属の一化物
の反応の塩類から分離しなければならない。ろ過手段は
フィルター・プレス、バッグ・フィルター、カートリッ
ジ・フィルター、等のような全て周知の手段にすること
ができる。処理されたアルコキシシランは、技術的に周
知の加熱および蒸留によって残留固体分から処理された
アルコキシシランをストリッピングすることによって固
体分から除去することもできる。
本発明に望ましいアルコキシシランはメチルトリメトキ
シシランである。
アルコキシシランの重責に対するアルカリ金属の化合物
の望ましい濃度は約0.25〜約LO重量%の範囲内に
ある。
望ましい処理条件は約150℃以上の処理温度;約50
〜l OOpslF(3,5〜7)f/crI)の範囲
内の処理圧力;および約1〜4時間の範囲内の接触時間
である。
望ましいアルカリ金属の酸化物は酸化マグネシウムであ
る。
望ましいアルカリ合奏の水酸化物は水酸化マグネシウム
である。
粗アルコキシシランとアルカリ金属の酸化物を接触させ
る望ましい方式はバッチ方式である。
処理されたアルコキシシランから残留固体分を除去する
望ましい手段はろ過である。
〔実施例〕
次の実施例は説明のためのものであって、特許請求の範
囲に記載されている本発明を限定するものではない。
MTMの重量を基準にして16 Fl ppmの残留塩
化物含量を有するメチルトリメトキシシラン(以下MT
Mと記す)を、その塩化物含量を下げる試みとして酸化
マグネシウム(Mho)で処理した。
試料の残留塩化物含量を決定するために利用した試験は
次のように行った=(i)ポリエチレンのびんにloo
#のMTMと1lQceの温水fr、2つの液相が混和
して熱の放出が止まるまで撮とうした;(2)混和性を
確実にするために1011のエタノールを添加した;(
3)次に水性試料を過剰のナトリウム・メトキシドと反
応させて遊離塩化物イオンを遊離させた; (i1+試
料は、硝酸銀の電位差滴定によって試験して最初のMT
Mの残留塩化物含量を決定した。
液体試料を加熱および還流するのに適当な実験室のガラ
ス容器へ2001のMTM’i添加した。
そのMTMに固体MjlOLOj’を添加した。MII
Oは全チャージの0.5重量%であった。IJjlOの
装入量は、MTMの残留塩化物含量168 ppmと反
応するのに必要なMIIoの理論lの約51i倍であっ
た。
そのMTIJは一*goの存在下で90℃の温度におい
て2時間環流した。その試料は冷却し、処理したMTM
は最初にろ紙を通してろ過して、MIIOおよび他の固
体分を除去した。処理したMTMは、次にろ過助剤に2
回通してろ過して、液体から濁りを除去した。処理した
MTMは前述のように残留塩化物含量を分析した。MT
Mの最終塩化物含量は1 u llppmであった。
以上の結果は、大気圧の沸点90℃の温度におけるMT
Mの酸化マグネシウムでの処理は残留塩化物含量の低下
に効果がないことを示している。
実施例2 残留塩化物含量を低下さす試みにおいてMTMをMJI
Oで処理した。利用したMTMは実施例1で使用したも
のと同一であった。試料の残留塩化物含量は168 p
pmであった。
試験に利用した反応器は高圧で操作できる実験室の反応
器であった。利用した反応器はバー(parr)反応器
(実験的反応技術において既知の実験装置である)であ
った。MTMの温度を約150℃に維持することを容易
にするために、それぞれ75psi#(4,5即/−)
と97 psll(Fz 8即/−)の圧力で2つの実
験をした。バー反応器の加熱は空気循環炉で行った。こ
れら2つの実験において、MTMとそれぞれo、 gと
0.11重量%の装てんを与えるのに適当な重量のMI
Ofその反応器に装入した。利用したMhoは焼成した
マグネシアであつた。
それらの試料は所定の温度および圧力下に4時間以上保
持した。両方の実験において、処理されたMTMはろ過
助剤の床を介してろ迦して固体分を除去した。標準の実
験室用吸収フィルターを利用した。第1表は、2つの実
験(AとBと記す)で観察された処理結果の要約である
A、B これらの結果は、MTMの残留塩化物含量を高温及び高
圧下において酸化マグネシウムで処理することによって
著しく低下させうろことを示す。
実施例う 高温および高圧力下でMTM′f、MlOで処理するこ
と全評価するために、別の一連の実験を行つた。反応器
及び実験方法は実施例2で使用したものに類似した。
出発のMTMの残留塩化物含量を分析した。この場合の
残留塩化物含■は塩化カルシウム分解法によって分析し
た。この分解法において、5 mlMTM、Bldエタ
ノール、4個の水酸カカソウム・ペレットおよび10滴
の水を圧力ボンベに添加した。そのボンベおよび内容物
を120〜125℃に2時間加熱した。ボンベからの溶
液は硫酸10重量%で中和し、硫酸銀溶液で電位差滴定
をした。
この系列の実験用反応器の圧力と温度はそれぞれ5.5
 Kg/iと150℃に保った。M、90の装てんはM
TMの0〜LO重量の範囲内であった。反応時間は1〜
14時間であった。第2表はこの系列の実験の結果の要
約である。それぞれの実験は試料0.D、J F、()
、Hおよび工として示した。
第2表において、MjlOの装てんは「重量%」と、l
I81 ppmの残留塩化物と反応する理論量の倍数、
「X過剰」の両方で示されている。反応時間は(hr 
)そして最終の残留塩化物含量はrppm CJJで示
す。
第   2   表 MjlO装℃ん 試料   %  X過剰    時間(hr)  pp
m atl     0、u    8     11
      12上記の結果は、酸化マグネシウムの理
論量の僅か8倍および2時間と短い反応時間で、メチル
トリメトキシシランの大気圧沸点より著しく高い圧力お
よび温度の使用によってメチルトリメトキシシランの残
留塩化物含量が著しく減少することを示す。
実施例4 実施例5と同一の実験方法を用いてさらに2つの実験を
した。しかしながら、MTMの残留塩化物は別の方法で
分析した。この分析法では、試料を水酸化カリウムおよ
びエタノールを還流することにより処理する。反応後、
試料は酢酸で酸性にして、硝酸銀溶液で電位差滴定金す
る。出発のMTMは2 Hu ppmの残留塩化物含量
を有した。
第5表はこれら2つの実験結果を示す。第5表に用いた
称呼は実施例うの第2表で用いたものと同一である。2
つの実験は試料JとKで示す。
MlO装てん 試料 % X過II   暇(hr)  1)I)m 
c!:Jo、25  9’     L5     3
3K    O,259乙513 上記の結果はさらに、高温および高圧における酸化マグ
ネシウムによってメチルトリメトキシシランの残留塩化
物含量が著しく低減されることを示す。
実施例5 MTMの塩化物含量を下げるために、MJIOによるM
TMの処理に及はす温度および圧力の影響を研究する一
連の実験を行った。反応器系および実験方法は実施例)
と4で用いたものと本質的に同一であった。
さらに、MTM試料の残留塩化物とイオン塩化物、そし
て差によって有機塩化物と見なされる非イオン塩化物を
分析した。残留塩化物の分析は実施例4で用いたもので
あった。イオン塩化物又は酸性は次の方法によって決定
した:(i)トルエン25m1にブロモクレゾール・パ
ープルのO,OU重量%メタノール溶液15滴を添加し
た;(2)得られた混合体を0.02 Nの水酸化カリ
ウムで!−紫の終点に滴定した;(3)MTMの10t
/試料をピペットでかく得られた溶液に移した;(i1
)MTMのトルエン溶液’i 0.02 Nの水酸化カ
リウムで同じ實−紫の終点に滴定した。この滴定から、
イオン塩化物含量がイオン塩化物のppm又は酸性とし
て計算した。
前記の分析方法を使用して、MTM試料は残留塩化物含
!178ppmおよびイオン塩化物含量251)I)m
を有した。従って有機塩化物含量153ppmが算出さ
れた。
実施例うと4に記載した方法を用いて、圧力を大気圧か
ら2.Fi即/洲(i10psi#)以上まで変化させ
た。温度は種々の圧力におけるMTMのはソ沸点に制御
した。処理した生成物はろ過助剤でろ過した。
第4表はこれら一連の実験結果の要約である。
4つの実験を行ったが、それらの実験はそれぞれ試料り
、M、Nおよび0で示す。圧力は、r psi#(即)
」;温度はr’cにuyoの装てんはr ug。
装てん」と記載した。最終の残留塩化物およびイオン塩
化物のppmは「C1rJおよびrojiJと記載した
MIIO装てん 試料 % xM41psil Wd  ℃ C1r  
(Ji上記の結果は、約2.1 Kf/cPIi越える
圧力および120℃越える温度がメチルトリメトキシシ
ランの非イオン又は有機塩化物含量における著しい低減
を得るのに必要であることを示す。これらの結果は、イ
オン塩化物は容易に減少するが、非イオン塩化物の減少
はかなりの困詐を伴うことを示す。
実施例6 MTMの残留塩化物含fを下げるために、一連の実験を
行って他のアルカリ金庫の酸化物とアルカリ金属の水酸
化物の使用を評価した。評価した処理剤は、lJJ’o
の外に、酸化カルシウム(Cao)、酸化亜鉛(ZnO
)、水酸化マグネシウム[My(OH* )]、および
水酸化カルシウム[Ca(OH* ))であった。
用いた実験および分析方法は実施例2〜うで利用したも
のに類似する。出発のMTM試料はMTMに対してI 
I47 ppmの残留塩化物含量を有した。
本質的に、2001のMTMと化学的当量の0.25重
重量の1ljlo’i実験用圧力反応器へ添加した。
その反応器および内容物を加熱し、反応器内の温度が1
50℃に維持されるように反応器の圧力を制御した。M
TMおよび処理剤は150℃にヰ時間保持した。次に反
応器を冷却し、処理されたMTMはケイソウ土ろ過助剤
を含有する実験用フィルターに達した。
第5表はこれらの評価実験の結果の要約である。
それらの実験は、それぞれ試料P−0,、J Sおよび
Tと称呼する。個々の処理剤は、MTMに添加した処理
剤の重量と共に同定した。それらの結果は第5表に残留
塩化物(ppm)として[ppm C1rjで示されて
いる。
試 料   処理剤   重量(#)    CA!r
上記の結果は、アルカリ金属の酸化物が酸化マグネシウ
ムおよびアルカリ金属の水酸化物以上にメチルトリメト
キシシランの残留塩化物含量の低減に効果があることを
示している。
実施例7 3021LJ(800ガロン)のかくはんバッチ反応器
に粗MTM1760冷(35g5/b)を装入した。そ
の粗MTMは397ppmの残留塩化物含量を有した。
塩化物の含量は実施例4に記載の方法によって測定した
。MTMの品質をさらに評価する試験として、その材料
の水溶液の電久伝導率をチェックした。21のMTM試
料を蒸留水9g9に溶解させる方法を用いて、このMT
M溶液を電気伝導率のプローブで試験した結果は70マ
イクロオ一ム/cmであった。
粗MTMと共に約7.2即(i6zb)のMh。
を添加した。このMIIOは、全チャージの0.115
重量%、又は397ppmの残留塩化物と反応するのに
必要な理論量の約11倍であった。
その反応器および内容物は3.7〜4.IKp/1(5
5〜59 psi#)の圧力に維付された。一旦温度が
」50℃に達したら、反応器およびその内容物は150
℃に6時間保った。次に反応器の内容物を冷却した。処
理されたMTMにろ過助剤を添力0して、その混合体を
順次プレートおよびフレーム・フィルター・プレスに通
してMgOおよび他の固体分を除去した。
最終生成物の残留塩化物含量は60ppmであった。そ
してその電気伝導率は7マイクロオ一ム/cmであった
。さらに、処理されたMTM’iさらに反応させて、本
発明において「化合物X」と呼ぶ専有の化学物質(この
物質は非常に着色されやすい)を生成した。処理したM
TMから化合物Xの2つのバンチを調製した。最終の化
合物Xの色はそれぞれガードナーの合評g5値ヰと2を
有した。
歴史的には、化合物Xの色値は6〜15の範囲であった
前記の結果は、メチルトリメトキシシランの品質が高温
、高圧において酸化マグネシウムで処理することによっ
て著しく改善されることを示す。
塩化物含量の著しい低減の外に、生成物は電気伝導率を
著しく下げ、最終製品の色が極めて少なくなった。
実施例8 残留塩化物言ilを下げるために、実験用反応器系を操
作してMI90によるMTMの連続処理を評価した。利
用した分析方法は、前記実施例ろ、U、5および7の方
法に類似した。出発のMTMは残留塩化物言f1465
ppmを有した。さらに、出発のMTMは電気伝導率5
9マイクロオーム/crILを有した。
反応器は直径11n(2,5crn)x長さ12 in
(30cIrL)のステンレス−カラム(塔)であった
その塔にM、90のビーズを充てんした。Mhoのビー
ズは6/16メツシユの寸法を有した。そのビーズはM
artin Marietta社から商品名rMayO
hemlOJで購入した。反応器には、72m1の自由
な容積が液体に利用できるようにMIFOを充てんした
。MTMは従来の供給装置でこの充てん反応器へ連続的
に供給された。反応器は4.2即/ctd (60ps
i#)以上の圧力が反応器内に維持できるように背圧弁
を備えた。液体の供給速度は、それぞれlJOと90分
の滞留時間が評価できるように制御した。
この連続方式では別なるうつの実験を行った。
これらの実験はそれぞわ試料U、V、およびWと呼んだ
。第6表にこねらの実験結果の要約を示す。
試料は、実験に利用した滞留時間および残留塩化物並び
に電気伝導率の分析によって同定される。
第6表において、滞留時間(分)はr RT J ;残
留塩化物言f (p p m )はrctrJそして電
気伝導率はIF2aJ(マイクロオーム/m)で示す。
W       90         11g   
     11これらの結果は、全塩化物含量および電
気伝導率を下げるための酸化マグネシウムによるメチル
トリメトキシシランの処理を高圧、高温’を用いて連続
的に行えることを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)大気圧以上の圧力および約130℃以上の温
    度において、アルコキシシランと、 (i)アルカリ金属の酸化物および(ii)アルカリ金
    属の水酸化物から成る群から選んだ アルカリ金属の化合物を接触させる工程 (B)かく接触させた材料を冷却する工程;および (C)少なくとも未反応のアルカリ金属の化合物、およ
    びアルカリ金属の化合物と残 留塩化物との反応から生じた塩類から成 る残留固体分をアルコキシシランから分 離する工程; から成ることを特徴とする、大気圧において約130℃
    以下の沸点を有するアルコキシシランの残留塩化物水準
    の低減方法。 2、アルコキシシランは、トリメトキシシラン、テトラ
    メトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、メチルト
    リメトキシシラン、ジメチルジエトキシシランおよびエ
    チルトリメトキシシランから成る群から選ぶ請求項1記
    載の方法。 3、アルコキシシランがメチルトリメトキシシランであ
    る請求項2記載の方法。 4、アルコキシシランをアルカリ金属の酸化物と接触さ
    せる工程が約150℃又はそれ以上の温度で実施される
    請求項1記載の方法。 5、アルコキシシランとアルカリ金属の化合物が、密閉
    系内で加熱される圧力が少なくとも30psig(2.
    1Kg/cm^2)である請求項1記載の方法。 6、アルコキシシランとアルカリ金属の酸化物が、密閉
    系で加熱される圧力が約50〜100psig(3.5
    〜7Kg/cm^2)の範囲内である請求項5記載の方
    法。 7、アルコキシシランをアルカリ金属の化合物と接触さ
    せる工程が連続方式で行われる請求項1記載の方法。
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