JPS6320098Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320098Y2 JPS6320098Y2 JP1981037159U JP3715981U JPS6320098Y2 JP S6320098 Y2 JPS6320098 Y2 JP S6320098Y2 JP 1981037159 U JP1981037159 U JP 1981037159U JP 3715981 U JP3715981 U JP 3715981U JP S6320098 Y2 JPS6320098 Y2 JP S6320098Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- turns
- terminal
- primary conductor
- current transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 39
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、取付方向が限定され、かつ変流比変
更用の中間タツプを有する貫通形変流器に関する
ものである。
更用の中間タツプを有する貫通形変流器に関する
ものである。
変成器においては高圧巻線と低圧巻線の巻き方
向を同一にしなければ変成器としての特性を得る
ことができないため、取付面が一方向に限定され
た中間端子付の貫通形変流器では、貫通する高圧
(1次)導体の電源側が左右どちらになつてもそ
れに対処できるように2種類のものが製作されて
いる。
向を同一にしなければ変成器としての特性を得る
ことができないため、取付面が一方向に限定され
た中間端子付の貫通形変流器では、貫通する高圧
(1次)導体の電源側が左右どちらになつてもそ
れに対処できるように2種類のものが製作されて
いる。
それは、所定の特性を得るためには1次、2次
電流比により2次巻線の巻数を決めるが、通常、
鉄心の特性などを考慮して1次、2次電流比で決
まつた巻数より1ターン程度少なく巻いているか
らである。例えば、1200(600)/5Aの貫通形変
流器の場合、電流比によると240(120)ターンで
あるが、実際の巻数は1200/5Aでは239ターン、
600/5Aでは119ターンとし、第1図に示すよう
に1次導体1が貫通する環状鉄心2にまず120タ
ーン巻いて中間端子k2を出し、次いで119ターン
巻いて2次巻線3を形成している。2次巻線3の
両端には端子k1,lを設けているが、この例は1
次導体1の図示左方向が電源側となる場合で、端
子lが基点端子となる。結線図は第2図に示すよ
うになる。図示例のものは電源側が図示左方向の
接続では1200/5A、600/5Aのいずれも所定の
特性が得られるが、電源側が図示右方向の接続と
なつた場合(端子は図示括弧内のようになる)に
は、1200/5Aのときは問題ないとしても600/
5Aのときは120ターンとなつて所定の特性が得ら
れなくなり、その接続状態での使用は不可能であ
るので、接続方向に応じたものが必要となる。
電流比により2次巻線の巻数を決めるが、通常、
鉄心の特性などを考慮して1次、2次電流比で決
まつた巻数より1ターン程度少なく巻いているか
らである。例えば、1200(600)/5Aの貫通形変
流器の場合、電流比によると240(120)ターンで
あるが、実際の巻数は1200/5Aでは239ターン、
600/5Aでは119ターンとし、第1図に示すよう
に1次導体1が貫通する環状鉄心2にまず120タ
ーン巻いて中間端子k2を出し、次いで119ターン
巻いて2次巻線3を形成している。2次巻線3の
両端には端子k1,lを設けているが、この例は1
次導体1の図示左方向が電源側となる場合で、端
子lが基点端子となる。結線図は第2図に示すよ
うになる。図示例のものは電源側が図示左方向の
接続では1200/5A、600/5Aのいずれも所定の
特性が得られるが、電源側が図示右方向の接続と
なつた場合(端子は図示括弧内のようになる)に
は、1200/5Aのときは問題ないとしても600/
5Aのときは120ターンとなつて所定の特性が得ら
れなくなり、その接続状態での使用は不可能であ
るので、接続方向に応じたものが必要となる。
本考案は上記のような点に鑑みてなされたもの
で、同巻数の2個の主巻線とこれら主巻線間に接
続された所要巻数の補助巻線とで2次巻線を形成
し、1次導体の電源接続方向に応じて補助巻線と
主巻線との接続点のいずれかを中間端子として選
択することにより、1次導体の接続方向に拘らず
一種類で対処できる貫通形変流器を提供すること
を目的とする。
で、同巻数の2個の主巻線とこれら主巻線間に接
続された所要巻数の補助巻線とで2次巻線を形成
し、1次導体の電源接続方向に応じて補助巻線と
主巻線との接続点のいずれかを中間端子として選
択することにより、1次導体の接続方向に拘らず
一種類で対処できる貫通形変流器を提供すること
を目的とする。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第3図及び第4図a,bは本考案の一実施例を
示すもので、1は1次導体(高圧導体)、2は環
状鉄心、3は2次巻線である。この2次巻線3は
同巻数(例えば先に例示した1200(600)/5Aの
場合には119ターン)2個の主巻線31,32と
所要の巻数(この例では、239−2×119=1ター
ン)の補助巻線33とで形成し、各巻線31,3
2,33に各々端子t1〜t6を設けて、第4図a,
bに示すように補助巻線33が両主巻線31,3
2間に接続されるよう直列に接続する。
示すもので、1は1次導体(高圧導体)、2は環
状鉄心、3は2次巻線である。この2次巻線3は
同巻数(例えば先に例示した1200(600)/5Aの
場合には119ターン)2個の主巻線31,32と
所要の巻数(この例では、239−2×119=1ター
ン)の補助巻線33とで形成し、各巻線31,3
2,33に各々端子t1〜t6を設けて、第4図a,
bに示すように補助巻線33が両主巻線31,3
2間に接続されるよう直列に接続する。
このような構成とすると、例えば第4図aのよ
うに1次導体1が図示左方向に電源のある接続状
態となる場合は主巻線32の端子t4を基点端子
l、主巻線31の端子t1を接続端子k1、主巻線3
2の端子t3または補助巻線33の端子t6を中間端
子k2とし、また第4図bのように1次導体1が図
示右方向に電源のある接続状態となる場合は基点
端子lと接続端子k1とを置換するとともに、主巻
線31の端子t2または補助巻線33の端子t5を中
間端子k2とすれば、取付面が一定でも配線は支障
なく行える。
うに1次導体1が図示左方向に電源のある接続状
態となる場合は主巻線32の端子t4を基点端子
l、主巻線31の端子t1を接続端子k1、主巻線3
2の端子t3または補助巻線33の端子t6を中間端
子k2とし、また第4図bのように1次導体1が図
示右方向に電源のある接続状態となる場合は基点
端子lと接続端子k1とを置換するとともに、主巻
線31の端子t2または補助巻線33の端子t5を中
間端子k2とすれば、取付面が一定でも配線は支障
なく行える。
以上のように本考案によれば、2次巻線を所定
の関係の巻数の3個の巻線で形成し、1次導体の
電源接続方向に応じて2次巻線の端子位置を変更
するようにしたので、1次導体の電源接続方向に
拘束されることがなくなり、その接続方向に応じ
た配線変更ですむことになる。従つて、1種類製
作すればよく、製作工程の単純化、生産性の向上
等によつてコスト低減が図れる。
の関係の巻数の3個の巻線で形成し、1次導体の
電源接続方向に応じて2次巻線の端子位置を変更
するようにしたので、1次導体の電源接続方向に
拘束されることがなくなり、その接続方向に応じ
た配線変更ですむことになる。従つて、1種類製
作すればよく、製作工程の単純化、生産性の向上
等によつてコスト低減が図れる。
第1図は従来の中間端子付貫通形変流器の構成
を示す斜視図、第2図は同変流器の結線図、第3
図は本考案に係る貫通形変流器の一実施例を示す
斜視図、第4図a,bは同結線図である。 1…1次導体、2…環状鉄心、3…2次巻線、
31及び32…主巻線、33…補助巻線、t1〜t6
…端子、l…基点端子、k1…接続端子、k2…中間
端子。
を示す斜視図、第2図は同変流器の結線図、第3
図は本考案に係る貫通形変流器の一実施例を示す
斜視図、第4図a,bは同結線図である。 1…1次導体、2…環状鉄心、3…2次巻線、
31及び32…主巻線、33…補助巻線、t1〜t6
…端子、l…基点端子、k1…接続端子、k2…中間
端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 環状鉄心を貫通する1次導体の電源接続方向に
応じて中間端子を有する2次巻線の基点端子の位
置を定める貫通形変流器において、 前記環状鉄心に巻回された同巻数の2個の主巻
線と、これら2個の主巻線の間に介挿されて前記
環状鉄心に巻回され、かつ主巻線を間に挟んで直
列接続された補助巻線とで2次巻線を形成し、中
間端子の必要なときには1次導体の電源接続方向
に応じて補助巻線と両主巻線との接続点のいずれ
かを選択するようにしたことを特徴とする貫通形
変流器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981037159U JPS6320098Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981037159U JPS6320098Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57150930U JPS57150930U (ja) | 1982-09-22 |
JPS6320098Y2 true JPS6320098Y2 (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=29834364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981037159U Expired JPS6320098Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6320098Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55156418U (ja) * | 1979-04-26 | 1980-11-11 |
-
1981
- 1981-03-17 JP JP1981037159U patent/JPS6320098Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57150930U (ja) | 1982-09-22 |
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