JPS6320073Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320073Y2 JPS6320073Y2 JP12468880U JP12468880U JPS6320073Y2 JP S6320073 Y2 JPS6320073 Y2 JP S6320073Y2 JP 12468880 U JP12468880 U JP 12468880U JP 12468880 U JP12468880 U JP 12468880U JP S6320073 Y2 JPS6320073 Y2 JP S6320073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- protrusion
- ceramic material
- infrared heater
- shaped ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 14
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 claims description 12
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は盤状セラミツク材に金属抵抗発熱体を
埋設するとともに温度検出用熱電対を装着した赤
外線ヒーターに関するものである。
埋設するとともに温度検出用熱電対を装着した赤
外線ヒーターに関するものである。
輻射面側に凹凸条を形成するとともに非輻射面
側のほぼ中央にリード線引出用の隆起部を設けた
盤状セラミツク材の凸条部分に金属抵抗発熱体を
埋設してそのリード線を該リード線引出用の隆起
部を通じ引き出した赤外線ヒーターは広く使用さ
れているが、この種の赤外線ヒーターにおいて、
温度検出用熱電体を装着したものとしては第5図
に示すように、盤状セラミツク材12の非輻射面
側のほぼ中央にあるリード線引出用の隆起部15
のリード線14,14間に温度検出用熱電対18
をその測温接点18aが輻射面12aに近くある
ように挿着している。ところが、このような赤外
線ヒーターにおいては盤状セラミツク材12のほ
ぼ中央部分が金属抵抗発熱体11が埋設されてい
ないために他の部分と比べてその温度が低いうえ
中央の隆起部15が金属抵抗発熱体11を埋設し
ている部分より肉厚で体積が大であることによつ
て前記測温接点18aが位置する部分は熱容量が
大きく、温度検出速度が遅延するという欠点があ
つた。
側のほぼ中央にリード線引出用の隆起部を設けた
盤状セラミツク材の凸条部分に金属抵抗発熱体を
埋設してそのリード線を該リード線引出用の隆起
部を通じ引き出した赤外線ヒーターは広く使用さ
れているが、この種の赤外線ヒーターにおいて、
温度検出用熱電体を装着したものとしては第5図
に示すように、盤状セラミツク材12の非輻射面
側のほぼ中央にあるリード線引出用の隆起部15
のリード線14,14間に温度検出用熱電対18
をその測温接点18aが輻射面12aに近くある
ように挿着している。ところが、このような赤外
線ヒーターにおいては盤状セラミツク材12のほ
ぼ中央部分が金属抵抗発熱体11が埋設されてい
ないために他の部分と比べてその温度が低いうえ
中央の隆起部15が金属抵抗発熱体11を埋設し
ている部分より肉厚で体積が大であることによつ
て前記測温接点18aが位置する部分は熱容量が
大きく、温度検出速度が遅延するという欠点があ
つた。
本考案は前記のような欠点のない赤外線ヒータ
ーを目的として完成されたもので、以下、本考案
を第1図から第4図に示す実施例により詳細に説
明する。
ーを目的として完成されたもので、以下、本考案
を第1図から第4図に示す実施例により詳細に説
明する。
第1図、第2図、第3図に示す第1の実施例に
おいて、1はコイル状ニクロム線などの金属抵抗
発熱体で、該金属抵抗発熱体1は発熱量に対応し
た線径、コイル径、コイル長などが設定されて耐
熱衝撃性大な盤状セラミツク材2の輻射面2a側
に輻射面積を増すために形成された凸条3の内部
に埋設され、該凸条3は凹条3と並行して6本の
直進部が形成されるように蛇行させて形成され
る。また、前記金属抵抗発熱体1の端末は盤状セ
ラミツク材2のほぼ中央で一定距離を保つて対峙
させ、該盤状セラミツク材2の非輻射面側のほぼ
中央に設けたリード線引出用の隆起部5を通じリ
ード線4,4に接続させている。そして、このリ
ード線引出用の隆起部5は金属抵抗発熱体1を凸
条3に埋設している輻射面2a側の肉厚よりも厚
くし、また、公知の取付具にピンなどで取付ける
ための溝7を両側に設けている。なお、輻射面2
aの面形状は第2図に示すような彎曲形状に限定
されるものではなく、ほぼ平らな平面形状として
もよく、また、凹条3および凸条3の肉厚は放熱
特性上薄いのが望ましい。8は公知のクロメル−
アルメル線などの熱起電材料を耐熱材で絶縁被覆
した温度検出用熱電対であつて、該温度検出用熱
電対8はその一端の測温接点8aを露出して輻射
面2aの凹条3内に固定して位置させたものとし
てリード線引出用の隆起部5のほぼ中央の貫通孔
9を通して耐熱性接着剤により固着一体化され、
他端は開放して図示しない温度調節計や温度計に
接続される。しかして、前記温度検出用熱電対8
の測温接点8aの位置する凹条3は隆起部5の外
郭外であり、かつこれと並行する前記凸条3に囲
まれた外部への熱放散の少ない内側寄りの高温域
の凹条3である。なお、温度検出用熱電対8は第
1の実施例においては隆起部5のほぼ中央を通し
ているが、第4図に示す第2の実施例のものにお
いては、隆起部5の上面から側面に通したうえ盤
状セラミツク材2の非輻射面側より輻射面2aに
貫通したものとしている。
おいて、1はコイル状ニクロム線などの金属抵抗
発熱体で、該金属抵抗発熱体1は発熱量に対応し
た線径、コイル径、コイル長などが設定されて耐
熱衝撃性大な盤状セラミツク材2の輻射面2a側
に輻射面積を増すために形成された凸条3の内部
に埋設され、該凸条3は凹条3と並行して6本の
直進部が形成されるように蛇行させて形成され
る。また、前記金属抵抗発熱体1の端末は盤状セ
ラミツク材2のほぼ中央で一定距離を保つて対峙
させ、該盤状セラミツク材2の非輻射面側のほぼ
中央に設けたリード線引出用の隆起部5を通じリ
ード線4,4に接続させている。そして、このリ
ード線引出用の隆起部5は金属抵抗発熱体1を凸
条3に埋設している輻射面2a側の肉厚よりも厚
くし、また、公知の取付具にピンなどで取付ける
ための溝7を両側に設けている。なお、輻射面2
aの面形状は第2図に示すような彎曲形状に限定
されるものではなく、ほぼ平らな平面形状として
もよく、また、凹条3および凸条3の肉厚は放熱
特性上薄いのが望ましい。8は公知のクロメル−
アルメル線などの熱起電材料を耐熱材で絶縁被覆
した温度検出用熱電対であつて、該温度検出用熱
電対8はその一端の測温接点8aを露出して輻射
面2aの凹条3内に固定して位置させたものとし
てリード線引出用の隆起部5のほぼ中央の貫通孔
9を通して耐熱性接着剤により固着一体化され、
他端は開放して図示しない温度調節計や温度計に
接続される。しかして、前記温度検出用熱電対8
の測温接点8aの位置する凹条3は隆起部5の外
郭外であり、かつこれと並行する前記凸条3に囲
まれた外部への熱放散の少ない内側寄りの高温域
の凹条3である。なお、温度検出用熱電対8は第
1の実施例においては隆起部5のほぼ中央を通し
ているが、第4図に示す第2の実施例のものにお
いては、隆起部5の上面から側面に通したうえ盤
状セラミツク材2の非輻射面側より輻射面2aに
貫通したものとしている。
このように構成されたものは、リード線4に通
電することによつて輻射面2a側に凹条3と並行
して6本の直進部が形成されるように蛇行させて
形成された凸条3に埋設する金属抵抗発熱体1は
発熱し、輻射面2aから放射する赤外線の熱は凹
条3内に一端の測温接点8aを固定して位置させ
ている温度検出用熱電対8によつて温度として検
知でき、設定温度を調整できるものであるが、こ
の際、前記温度検出用熱電対8の一端の測温接点
8aは熱容量の大きい隆起部5の外郭外であつて
凸条3に囲まれた外部への熱放散の少ない比較的
高温域の凹条3内に位置しているため、該測温接
点8aと輻射面2aとの温度差はほとんどなく、
温度検出速度の遲延は解消され、設定温度への到
達時間の短縮ができるとともに、高温域の温度が
設定値を越えないように制御できるからヒーター
の熱劣化を防止するうえでも好ましいものであ
る。また、温度検出用熱電対8は盤状セラミツク
材2のほぼ中央にあるリード線引出用の隆起部5
に挿着されているから、機械的振動に対し安全性
の高いものとなり、また、測温接点8aが凹条3
内にあつて輻射面2aに露出しているので、装着
状態の点検も容易に行える利点がある。さらにま
た、製造面においては、温度検出用熱電対8はそ
の測温接点8aを所定の凹条3に位置させて挿着
すればよいので、一旦金属抵抗発熱体1の埋設パ
ターンを決めて凹条3および凸条3を形成すれ
ば、その都度挿着位置を確認しなくても済むので
取付ミスがなくなり、そのまま孔明け加工と固着
のための耐熱性接着剤の充填により容易に実施で
き、安直に量産することができるものである。
電することによつて輻射面2a側に凹条3と並行
して6本の直進部が形成されるように蛇行させて
形成された凸条3に埋設する金属抵抗発熱体1は
発熱し、輻射面2aから放射する赤外線の熱は凹
条3内に一端の測温接点8aを固定して位置させ
ている温度検出用熱電対8によつて温度として検
知でき、設定温度を調整できるものであるが、こ
の際、前記温度検出用熱電対8の一端の測温接点
8aは熱容量の大きい隆起部5の外郭外であつて
凸条3に囲まれた外部への熱放散の少ない比較的
高温域の凹条3内に位置しているため、該測温接
点8aと輻射面2aとの温度差はほとんどなく、
温度検出速度の遲延は解消され、設定温度への到
達時間の短縮ができるとともに、高温域の温度が
設定値を越えないように制御できるからヒーター
の熱劣化を防止するうえでも好ましいものであ
る。また、温度検出用熱電対8は盤状セラミツク
材2のほぼ中央にあるリード線引出用の隆起部5
に挿着されているから、機械的振動に対し安全性
の高いものとなり、また、測温接点8aが凹条3
内にあつて輻射面2aに露出しているので、装着
状態の点検も容易に行える利点がある。さらにま
た、製造面においては、温度検出用熱電対8はそ
の測温接点8aを所定の凹条3に位置させて挿着
すればよいので、一旦金属抵抗発熱体1の埋設パ
ターンを決めて凹条3および凸条3を形成すれ
ば、その都度挿着位置を確認しなくても済むので
取付ミスがなくなり、そのまま孔明け加工と固着
のための耐熱性接着剤の充填により容易に実施で
き、安直に量産することができるものである。
本考案は前記実施例による説明によつて明らか
なように、輻射面側に金属抵抗発熱体を埋設して
6本の直進部が形成されるように蛇行させて形成
された凸条に囲まれる比較的高温域の凹条内に温
度検出用熱電対の一端の測温接点を露出して位置
させたものとすることによつて、輻射面側の表面
温度と近似な温度を速やかに感知でき、設定温度
への到達時間が従来に比べて短縮できて被加熱物
をより一層均一に加熱するもので、ヒーターの熱
劣化を防止できて耐久性に優れているうえ簡単な
加工作業により安価に提供できる利点と相まち従
来の赤外線ヒーターの欠点を解消したものとして
実用的価値きわめて大なものである。
なように、輻射面側に金属抵抗発熱体を埋設して
6本の直進部が形成されるように蛇行させて形成
された凸条に囲まれる比較的高温域の凹条内に温
度検出用熱電対の一端の測温接点を露出して位置
させたものとすることによつて、輻射面側の表面
温度と近似な温度を速やかに感知でき、設定温度
への到達時間が従来に比べて短縮できて被加熱物
をより一層均一に加熱するもので、ヒーターの熱
劣化を防止できて耐久性に優れているうえ簡単な
加工作業により安価に提供できる利点と相まち従
来の赤外線ヒーターの欠点を解消したものとして
実用的価値きわめて大なものである。
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠
正面図、第2図は同じく縦断側面図、第3図は同
じく底面図、第4図は本考案の第2の実施例を示
す一部切欠正面図、第5図は従来の赤外線ヒータ
ーの1例を示す一部切欠正面図である。 1:金属抵抗発熱体、2:盤状セラミツク材、
2a:輻射面、3:凹条、3:凸条、4:リード
線、5:リード線引出用の隆起部、8:温度検出
用熱電対、8a:測温接点。
正面図、第2図は同じく縦断側面図、第3図は同
じく底面図、第4図は本考案の第2の実施例を示
す一部切欠正面図、第5図は従来の赤外線ヒータ
ーの1例を示す一部切欠正面図である。 1:金属抵抗発熱体、2:盤状セラミツク材、
2a:輻射面、3:凹条、3:凸条、4:リード
線、5:リード線引出用の隆起部、8:温度検出
用熱電対、8a:測温接点。
Claims (1)
- 輻射面側に金属抵抗発熱体を埋設した凸条を6
本の直進部が形成されるように蛇行させて凹条と
並行に形成するとともに非輻射面側のほぼ中央に
リード線引出用の隆起部を設けた盤状セラミツク
材よりなる赤外線ヒーターにおいて、前記リード
線引出用の隆起部を通じ挿着した温度検出用熱電
対の一端の測温接点を隆起部の外郭外で前記凸条
に囲まれる比較的高温域の凹条内に露出して位置
させたことを特徴とする赤外線ヒーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12468880U JPS6320073Y2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12468880U JPS6320073Y2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5748590U JPS5748590U (ja) | 1982-03-18 |
JPS6320073Y2 true JPS6320073Y2 (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=29485211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12468880U Expired JPS6320073Y2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6320073Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0331544Y2 (ja) * | 1985-04-15 | 1991-07-04 |
-
1980
- 1980-09-02 JP JP12468880U patent/JPS6320073Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5748590U (ja) | 1982-03-18 |
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