JPS59184829A - 温度計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 温度などを計測する温度計の改良に関するものである。

一般に温度計は，温度を受ける感温部と，この感温部の
温度を計測する手段とからなるもので，温度の計測手段
としては，熱電対型・抵抗線型・サーミスタ型などが使
用され，夫々計器にて温度か表示されるようになってい
る。

第１図には，熱電対を用いた従来の接触型の表面温度計
を示しである。１は筒状の本体で。

その先端にバネ２を介して板状の感温部３か取り付けで
ある。感温部３の裏面には，熱電対素線４・５か温接点
を形成するようにして配設されていて，また、熱電対素
線４・５の他端（よ。

本体１内を通って図示しない計器などに接続されている
。なお、６は感温部３と／〈ネ２との間に介装される断
熱材である。

このようにしてなる接触型表面温度計では。

感温部３を物体の表面に押し当てて計測を行う。

物体表面の正確な温度を計測するためをこは，感温部３
の温度が物体の温度に達すること力≦必要となる。しか
し、温度差が太きし）場合暑こ（よ、感温部３の温度が
上昇するのに時間が掛ること（どなる。

また、感温部３の裏面に断熱材６を取り付け。

感温部３裏面からの放熱を防いでいるものの。

完全とは言い難い。従って，感温部３裏面の温度は物体
温度より５ないし１０％低くなりがちで，真の値より低
いものが表示されてシ）？こ。

これらの不具合は，図に示した接触型の温度計に限らず
、流体温度を計測する温度計などでも生じていた。

本発明の温度計は、感温部と、この感温部の温度を計測
する手段とを有する温度計であって。

感温部を予熱する手段を具備したものであるから高温計
測の場合でも応答性が良く、また、感温部からの放熱を
防げるので高温物体の表面温度も正確に測定できるよう
になる。

以下１本発明を第２図に示す一実施例の温度計について
説明する。この実施例も第１図のものと同様に接触型の
温度計で、符号工ないし６を付したものは第１図のもの
と同一であり説明を省略する。７はヒータで、板状の感
温部３の裏面に取り付けてあり、その端子は本体１内に
配置された電池８およびコントローラ９に接続されてい
る。このコントローラ９は、ヒータ７に流れる電流を調
整するもので、ヒータ７の発熱量が制御できる。

このような予熱手段を有する温度計では、ま′ずヒータ
７に通電し１発熱させることにより感温部３の温度をあ
らかじめ計測対象物体の温度に近づけておく。感温部３
を物体の表面に押し当てると、物体の温度と感温部３と
の温度差が小さくなっているため７両者が同一の温度に
なるまでの時間は僅かである。従って、応答性良く物体
表面温度を計測できるようになる。

また、感温部３は裏面からヒータ７により加熱されてい
るため、感温部３の裏面からの放熱は防止されており、
これによる計測誤差も防止できることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の温度計の図、第２図は本発明の一実施例
を示す温度計の図である。 １：本体、２：バネ、３：感温部、４・５：熱電対素線
、６；断熱材、７：ヒータ、８゛電池、９：コントロー
ラ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感温部と、この感温部の温度を計測する手段とを有する
   温度計において、感温部を予熱する手段を具備したこと
   を特徴とする温度計。